きららBBSでのSS初投稿の求道者と申します、宜しくお願い致します。pixivに現在進行形で執筆中のものをこちらでも消化してきます。
きんいろモザイクはアニメ+映画+10巻まで消化しました、最終回+続編+映画化おめでとうございます。
タイトルから内容を察された方もいらっしゃるかもしれませんが、性格の違うきんモザキャラのいる"鏡の世界"にアリスが飛ばされる、という話です、他にも鏡の世界を題材としたきららSがありそれに触発されて書きました。また以前同じコンセプトのSSを別の作品で行いましたが鏡の設定等はそこからいくつか引き継ぎます。
注意
・キャラ崩壊注意!!(特に鏡シノと鏡カレン)
・独自設定注意
・基本ギャグテイストですが、一か所だけシリアス混ぜる予定でいます
・更新は不定期ですがかなりゆっくり進められる思われます。(大まかなシナリオは完成しています。)
・全ての原作キャラが出て来るとは限りません。
・性格改変・パラレルワールド系等原作改変の要素を好まない方はブラウザバックを推奨されます。
・あまりにも評判が悪い場合はsageて逃亡します。
SS初心者で至らない点至らない点もあるとは思われますがよろしくお願いします。
ちなみに筆者の推しキャラはシノです。
>>401
申し訳ありません、多忙期が終わったので2ヶ月程ぶりに執筆は再開しましたが、それゆえのスランプと、展開をやや変えた事で時間がかかってます
ただし執筆自体は続けているため今週の日曜少し投稿出来ればなぁと感じます
完結は予定より大幅に遅れそうですがします、ご迷惑をおかけし申し訳ありん
作者です、400にメモ置いたのを除けば2か月ぶりの更新となります、今回は雑談+次回のための準備です。
課題とスランプと若干の展開変更で難航しました、申し訳ありません。
最初鏡烏丸先生メインで話し進める予定だったのですが、少し長くなりそうなので、その案を没としました。その為大分後にする予定だった、カレンの悩み(アリスが変わった事)を次回更新で概ね解決させる展開に変えました。
尚不完全燃焼な感じでカラスマ先生退場させましたが、ご安心ください、今の予定だと後最低2回は出番があります。
では更新します。
烏丸『それじゃ失礼するわ、大宮さん、花瓶の水の交換とチョークの補充お願いね!!』
忍『はい、本当にありがとうございます、後はお願いします...』ペコリ
綾『ほっ...これで終わりk』
烏丸『!』ピクッ
烏丸『そうだ!!大宮さんと話してて忘れてたわ!!小路さん!!』チラッ
綾『!!』
烏丸『いいです!!今回は大目に見ますが寝ぼけるのは最後にしてください!!空腹は最大の調味料っていう英語の銘文、ご存じですか!! 休息の時間は大切です!!ですがそれは黙っていても神様は与えます!!空腹後のおにぎりが格別のように、汗を流した後のひとときこそ価値があります!!人生熱くいかないと損ですよぉぉぉぉぉ!!!』ボオオオオオオ!!!!
綾『ひっ、や、やだなぁ...カラスちゃん...分かってますよ..』
カレン『あーあー、このままバイバイしてくれるかと思ったらまだ覚えてやがったデスカ、アヤのヤロー、これクゼハシ来るまで続きマスネ。カレンちゃんしーらない、っと。』
アリス「再発した....ぶ、物理的に、ね、熱気が更に増して...うっ..倒れそう...」クラッ
陽子『アリスちゃーん!!!』
忍『ふりだしに戻ったか... まあ天災だと思って諦めろ、奴には良い薬になる。』
カレン『つーかカラスのヤロー、さっきからカレンちゃんの出番取りやがって、主役のワタシを解説役扱いとは良い度胸してマスね。』
カレン『そうだ、ヨーコ、愛しのアヤヤちゃんが囚われの身なのでぇす、このまま熱気で干からびちゃうのですよぉ、助けに行かないのですかぁ?』ズイッズイッ
陽子『い、愛しだなんて...//っていうか私じゃ無理だよぉ...私そういうの苦手なの分かってるでしょ...』
カレン『まぁ確かにその通りですよねぇー、2人の気迫見てると、猪熊とかという大層な苗字してながらどっちがクマなのか分からないですよぉ。』
陽子『そ、そんな...カレンちゃんそれ結構気にしてるんだからやめてよぉ...私だって好きで猪熊なんて名字欲しかった訳じゃ...』ウルウル
カレン『なっ!!ちょ、ちょっとしたジョーダンですよぉ!!イノシシニイクマ、じゃないデスカ!!いちいち真に受けてたら世の中渡っていけないのですよぉ...変な所でコンプレックス抱えるなヨーコ!!まどろっこしい!!』
烏丸『...人生には勝ち負けなんてないんです!! 負けと言わない人が勝ちです!! 最初から怠けているようでは後悔に苛まされます!!』ボオオオオオオ
綾『ちょっ...熱っ...せめて水を...』チラッ
烏丸『だからよそ見は...! もう!!大宮さん達から何か言ってやって下』チラッ
烏丸⦅...!!?⦆
烏丸『えっ....カータレット...さん...!!...その簪...それって..!!』
烏丸『えっ....カータレット...さん...!!...その簪...それって..!!』
一同「『!?』」
烏丸『』ジーッ
アリス「!!」
アリス『ちょっちよっ、ちょっと!! カラスマ先生目向けてるよ、私なんか....?』ボソッ
忍『...概ね察しはつく、担任変わったとはいえ普段のアリスと過去を知ってるんだ、珍しく簪でも付けていればああもなる。』ボソッ
アリス「...そういえば...あの事知ってるんだよね...だから」
陽子『2人とも何話してるの? あの事って..?』
アリス「...!! ヨ、ヨーコ!! い、いまのき、聞こえてた!!?」
陽子『ちょっと筒抜けだったようn...いや...なんでもないよ...』ボソッ
アリス(....アレ?もしかして....これ不味くない?)
烏丸『...小路さん、もう離れて良いわ。....大宮さん、ちょっと良い...?』チョイチョイ
忍『....はい』コクン
>>408
なぜか文字化けしてるので差し替え
烏丸((...!!?))
廊下
烏丸『大宮さん!あの簪!!ついにやったんですね!!言ったじゃないですか!!百回叩いて壊れない壁があっても、101回叩けば取り壊せるかもしれないと!!』
忍『あ、いえ...違います...今日のアリスは別人です...説明に少し困りますが...』
烏丸『別人...? そういえば瞳の色が違うような...どういうこと?』
忍『実はですn...』
忍(なんと話したものか...いくら烏丸先生相手でも突拍子もない...変な目で見られないだろうか....それに勝手に話したらアリスが何思うか....)
忍『...』
烏丸『...大宮さん...?』
教室
綾『何話してるんだ? プライバシーなんて言葉、辞書になさそうなカラスちゃんが..』
陽子『「教師は教え子と正面から向き合う仕事!!隠し事なんてできると思わないでください!!」って言ってたよね...?正直信じられない....』
陽子『...そういえばさっき忍ちゃんとアリスちゃんが簪?とか言っててね... アリスちゃんがキャラ変えたのと烏丸先生知恵熱出したのって時期被ってたよね...?』
綾『やっぱその事かぁ、あのカラスちゃんが知恵熱って相当だし絶対あんとき何かあったよなぁ アリスはイメチェンだ、とか言ってたけどあれ無理あるよなぁ... 元気だけが取り柄ってカレンも言ってたのにさぁ、ああもキャラ変えられるのは凄いけどさぁ、カレンの演技といい。』
陽子『だよね....英国人って芝居上手な傾向とかあるのかな...』
綾『だけどさ、なんかさぁ、秘密作られると距離感じない? シノっち、態々県外の国際科の高校蹴ってまで来てくれた仲だし、最近では学祭でシナリオ担当にさせられるって私に泣きついて来たじゃん? なのにアリスが性格の事に関しては完全に口閉だすもんなぁ、そんなに頼りにならないか?』
陽子『忍ちゃんも1人の女の子なんだから秘密の1つや2つ持つはずだよ。美月も最近そういう歳になってきて...でも心配だね...アリスちゃんとカレンちゃんが帰省した時とか酷かったよね。普段「金髪は天然由来でなければ価値はない」なんて言ってた忍ちゃんがウィッグ使ったり、勇さんの作った西洋人形に語り掛けてたり...』
綾『それからあの怪力なシノっちが教材運びで腰痛めたり...怒っても迫力無くて...張り合いなかったよなぁ...』
アリス(....うっ...シノ...さっきので怪しまれてるよ...話が頭に入らない....家で簪外すべきだったかな...)
アリス(...こういう時ってどうするべきなんだろう... シノはこっちの私も気にするから、黙っててって言ってたけど...)
アリス(...そういえばさっきからカレン話してないけどどうして...?)
カレン(...てめ、匂わせすぎなんだよ... このカレンちゃん相手ぇら....隠し事とは大層良い身分してやがりますネ...)ギリギリ...)
アリス(.... シノ、こりゃもう時間の問題だよ...)
烏丸『...そうよね、誰だって答えにくいことはあるわよね...ごめんね、解決してないのに勝手に喜んじゃって、とりあえず私が今知ったのは今日のカータレットさんが普段と違う、ってことだけです!!』
忍『お気遣いありがとうございます...気になさらないでください...あのアリスを見ればそうも思われるのも無理もない..』
忍(...それに...私はあのアリスから勇気を貰った....あなたが心配されずともこちらの世界は変わる...)
忍『待たせたな、これで終わりだ。』
一同『』ビクッ
アリス『おかえりシノ?結局呼び出しって何だったの?』
忍『大したことではない、アリスの様子が違う事を怪訝に思われたようだ。まぁ、煙に巻いておいたさ。』
綾『おっ、お疲れしのっち。流石にカラスちゃん相手に交渉が効くのはシノっちしかいないよなぁ。』
忍『誰のせいでこうなったと思っている...』ギロッ
綾『うぅ...ごめん...もう終わった事なんだからよさないか..』
アリス「まあまあシノ...ところで煙に巻いたって...? 鏡の世界のこと、説明しなかったの?」
忍『ああ、そうだ、言い忘れていたが、こちらの君の事は内密とする、口外無用だ。』
アリス「えっ...なんで...!!」
陽子『まあそりゃアリスちゃんの性格だからねー』
綾『うん、あいつ目立つの好きじゃないから言いふらしたりしたら絶対絞られるよ.... まっ、私にはその辺良く分かんないけど。怪談半分実現して、別世界から来た住民がいるなんてワクワクするし、話のネタになるし!!』
陽子『うぅ...それ綾が目立ちたがり屋だから言えるでしょ...? 綾やカレンちゃんはともかく私達には無理だよ... それに異世界人なんて看板立てるの良くないよ... この事最近話題になってるんでしょ...有名になったら研究組織とかカルト教団とか変な人達に目付けられて....』
綾『はは、そんな訳ないじゃん、陽子は考えすぎなんだよ、大体最初陽子やカレンだってアリスの話信じてなかったじゃん、そんなに広がらないって、なa』
アリス「!!」ピシャーン
アリス「そんな...連れていかれるなんてそんなの嫌だよ!! シノ達から離れたくないよ!!」ウルウル
綾(真に受けてる!!!! 普段のアリスなら白い目しながら聞き流すのに!! 無垢か!!本物の天然か!!)
忍『それはともかく、今日帰れるかも確実ではない。状況が変わらないまま別人と発覚したら課題山積だぞ、出席はどうなる、住所は、パスポートや学生証、保険証も本人名義ではない、それから....』
綾『相変わらず硬いなシノっち... それ位誤魔化せるでしょ。まっ、でもアリスの機嫌損ねるのも嫌だし、できるだけフォローするさ。』
忍『ああ、とりあえず休憩時間などでは極力君と多く時間を取る取り図る。』
アリス「あ、うん..ありがとう...気遣ってもらって...」
忍『気にするな、一番大変なのはお前だからな。...初の土地での緊張は留学経験者としてよく知っている。』ポンポン
アリス「シノ....!!」
忍『ただ君にも協力を仰ぎたい、私達以外と話す際こちらのアリスっぽく振舞ってくれないか?無理にとは言わんが...』
アリス「こっちの私っぽく?なんで?」
忍『あぁ、クラスの者を混乱させたくもないしアリスがイメージ変わるのを気にしそうだから...』
アリス「なるほどね...こっちの私...対応がドライで、ポーカーフェイスで、いつもシノの袖を掴んでって感じだったよね... 昨日すぐ顔に出るってトランプの時言われたけど務まるかな...」
綾『んー、確かにあんだけビビってたしアリスの代役にしては頼りないよなぁー、じゃっ無理すんなー、カレンじゃないけど気張るのも疲れるだろー。自然が一番だよ。』
忍『それならば外見を変えてみてはどうだ? いじりようはあると思うが....』
アリス「外見?どうやって?」
陽子『そういやこっちのアリスちゃんって目尻低いよね、それからツインテールじゃなくて、前髪降ろしててしかも長いし...』
綾『なんであんなに伸ばしてるんだろうな、美容室行くのも渋ってるし、窮屈じゃない?』
陽子『私アリスちゃんの気持ち分かるなぁ、ほら、前髪下ろしてれば人の目あまり見なくて済むでしょ...だから真似たい、なぁんて思ったりも...』
アリス(あのコミュ強の陽子が!! 内向的ヨーコ、相変わらず違和感凄い!!)
忍『陽子、それは感心しないな、英語圏におけるアイコンタクトの必要性はレッスンで叩き込んだはずだが...』
陽子『ううっ...忍ちゃん...でも...』
忍『英会話においては多少粗雑な英語でも聞く意志がまみえた方が良い、こいつを見ろ、発音は昨日の有様で簡単な語句さえ覚えないが、いかにも楽しそうだから会話が成立する。大変おめでたい。』
綾『おい、それ絶対褒めてないだろ、しのっち...』
アリス『でもヨーコ!! ファーストインプレッションは大事だよ!! 私の世界のシノなんてHello!!しか言えなったり、dearを名字と勘違いしたりするのにイギリス来たんだよ!!なのに会話は成立したし、それがきっかけで私達親友になれたよ!!大切なのは言葉より心だよ!!』
綾『多分それ成立してない!! 命知らず!!』
忍『身の程を知らぬな、それでおいそれと行けたものだ...とはいえ、向こうの私や綾の直向きさには見所もある。陽子、君もこれを範としたらどうだ。君は堂々としていればいい姐御なのだから。』
陽子『で、でも...いきなりそんな...』
綾『じゃあさ陽子、形から入ったら? 取り敢えず少し伸びた前髪纏めて!! 前に渡したヘアピンあるじゃん?それ使ってさ!!!』
陽子『あっ、いや、それは....』
綾『そういえば折角あげたのにあれ中学以来全然使ってないよな? 忘れちゃったか?』
陽子『え、えっと...』アタフタ
アリス『えっ!!こっちのアヤがヘアピン!!シノ!!女子らしいプレゼント!!どうしちゃったの!!?』ボソッ
忍『図法螺なこいつ一人で選ぶ訳と思うか? まだ陽子が綾に慣れていなかった頃、緊張をほぐす為姉上の助言を得て選んだんだ。』ボソッ
アリス『ほっ... だよね...なら良かった...』
綾『おーい、全部聞こえるぞー。やっぱいさねぇ頼りで選んだものじゃ喜んで貰えるわけないよなー、うん...』ズーン
陽子『ちょっ、違うよ綾!!綾からのプレゼントは全部宝物だよ!!』
陽子(...言えない...)
陽子(綾からのヘアピン..勿体なすぎて後生大事に保管して、たまに付けて鏡の前で付けてるなんて... 空太や美月にも鏡の前での嫌煮やしてるって怪しまれてたし引かれるよ...///)
綾『?』
忍『綾、まあそう責めてやるな、御両親が不在で高熱を患った時看病に回ったのは誰だ?、体力がないのに朝のジョギングに付き添うのは誰だ?、クラス替えで君と一緒になるよう誰よりも願ったのは...』ボソッ
綾『うっ、そうだよな... 陽子なら言いたくない事の一つや二つあるよな...なんかごめんな..』
陽子『う、うん...こっちこそ...』(忍ちゃんナイス!!)コクッ
忍『』コクン
忍『....それより前髪分けるならよりいいものがあるぞ、姉上が君に渡しそびれていたそうだ。』ポイッ
陽子『えっ...勇さんが...? ...リボンローズのカチューシャ.../// こ、こんな女の子っぽいの似合わないよ...!! 勇さんに悪いし...』
忍『そうか?前に姉上の雑誌を興味津々に見ていたじゃないか。100均の品だけで拵えたからコストは問題ないと、流石姉上、器用な物だろう。』
陽子『だ、だからって...こんな派手なの...私に合わないよ...薔薇なんて似合わな過ぎてモザイクかかりそうだy』
アリス『ヨーコ!!向こうのヨーコは花より団子かもしれないけど、こっちはバラが似合うよ!!それに私なんてカラスマ先生によくウサミミ着せられたりペットのウサギに名前つけられたりしたんだよ!!この程度で根を上げてる場合じゃないよ!!不公平だよ!!』
綾『おい教師!! まあでも陽子はスタイル良いんだし何でも似合うよ!!もっと自信持ちなって!!』
陽子『そ、そうかな....じゃ、じゃあ....』
カレン『...』
カレン(...てめぇら...いつまで井戸端会議してやがる...なんで何事もなかったのようにしてられるんデスカ....)
久々の更新ですが以上です、>>403から>>424までが今回の更新です。大体7000字程度ですね、覚えてらっしゃって読んでいただけた方がいれば嬉しいです。
>>403で前述したように、方向転換を行い、最後に纏めるカレンがアリスを気にしていたことについて軽く触れます、そして鏡烏丸先生はまた2〜3回ほど登場します。
ご迷惑をお掛けした矢先申し訳ないのですが、次の更新はいつになるか分かりません。一応後半部分は多少の先取りのメモはありますが、また詰まったら遅れるかもしれません。
しかし、一応完結はさせるつもりです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
乙です
こっそりお洒落して双子に見られる陽子かわいい
じっくり待ちますのでガンバです
>>426
コメント感想毎回誠にありがとうございます。
鏡陽子可愛いですよね、まあ実際お洒落してして赤面したりぎこちない表情するのは原作にもシーンあり、(勇とのデート、カレンとのゲーム対決の罰ゲームなど)、かなり気に入っているのですが、こちらは原作よりファッションとかにも関心があるけど体系等にコンプレックスがある反転世界だからこそ原作とは違ったかわいらしさが引き立っていると思います。
お手数をおかけして申し訳ありません、また色々日常が戻り通ありますが、執筆自体は継続していますし、鏡の世界系SSを書くことは夢だったので、必ず完結して見せます。
今回の内容は大体2週間ほどで完成させる予定です。
よろしくお願いいたします。
後、pixivの更新がこちらと違い3か月以上停止しているので、お知らせを作りました。
概ねこのBBSで申し上げた事ではありますが、キャラクターの設定資料等も貼ってありますので宜しければどうぞ。
また、投稿が遅れたことに対する不満度や閲覧人数等の把握用アンケートを作成いたしましたので、不満等があればそちらにお書き込み下さい。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13877653
https://docs.google.com/forms/d/1Hs5MFim2346WfSmOg0lgOCCOkpNNph47h3z4LQOMDmU/edit#responses
10月中に更新するといったのに申し訳ない...、難しいです...
また伸びます...
一応執筆自体は進んでるので近日公開とだけさせていただきます
流石にまた数ヶ月放置は避けたいので投稿します
11月に出すと言いながらこの始末
渋では後半part2という扱いです、part2〜3にあたるストックは1万字ほどあるのですが、2.8位の部分で停滞しており、出せない状況です、それ以降は書けてますが。
本来一気に出したかったのですが、そうも言ってられないので2.6〜2.7の部分を21〜22時ほどにあげます。
>>431
予告通り投下します。
帰還後やる予定だったシリアスを予定変更し一気に消化、と言っても前の内容程暗くはしませんけど。
綾『おーい、カレン』
カレン『』ビクツ
綾『さっきから黙って、いつものハイテンションどうしたんだ?おめかし得意だろ?アドバイスしてやれよ。』
陽子『ど、どうかな...///』モジモジ
カレン『...あっ、あああ、流石ヨーコでぇす! 気弱なイメージが定着してるからこそ結婚の象徴のバラの華々しさが活きマス!! ギャップ萌え最高!! プロポーションとも相性抜群なのデ花丸200点贈呈しますよぉ☆ 』
陽子『ほ、本当...カレンちゃんがそう言うなら自信持っていいのかな...!!』
カレン『そうですよぉ、折角のツインテと大和撫子ヘアーが死物同然な誰かと違ってぇセンス良いんだからぁ自信持たないとめっ、です★』
綾『おい、誰のこと言ってるんだお前』
カレン『あっ、いっけなーい、そういえば私ィぃ 、日直忘れてたぁ、シノォ、悪いけどおさらばしちゃっていいですかぁ、勉強会参加できなくて本当に残念、でもでもみんなに迷惑掛けたくないしぃ』ウルウル
綾『おまっ...抜け駆け...』
忍『借りがあるか...勝手にしろ。』
カレン『ありがとうごじゃいまーす!!それじゃあバイバイー💫また来週もよろしくm(_ _)m』フリフリ
カレン『....』チラッ
アリス「?」
カレン『... Come to the roof ...』ボソッ
アリス「!?」
カレン『』ダッ
綾以外の一同『...』
綾以外の一同『...』チラッ
陽子『あれ...』
アリス「...空元気だよね...」
綾「えっ? あれ空元気!?そこまで違う..!?』
忍『あれを本調子と言う気か? 芝居が崩れているし、片言も日本語訛り。』
綾『まぁ、言われてみれば、そうなのか...?』
アリス「うん!!きっとそうだよ!!普段の腹黒カレンなら」
『ま、まぁ、アヤヤの介護役なだけあって悪くはですがぁ、髪のメンテナンスに手間暇割いたカレンちゃんに比べれば、ハリウッド女優と幼稚園児の演技位のふかぃ隔たりがあるデェス!!』
『そこ理解してないでワタシと同じ土俵に立とうだなんて100年早いのですよ!!』キャピッ
アリス「こんな所だよ!!」
綾『割とリアル!! 一日でカレンの扱いに慣れるアリスすげぇ!!』
アリス『それにあのカレンが真面目に日直する!理由付けて他の人に押し付けるよ!!』
綾(..うわっ、発想黒っ!!カレンのこと黒いとか言えなくない!?)
アリス「で..原因は...」チラッ
忍『自明だな..烏丸先生が来て話が蒸し返って...』コクッ
アリス「...結局シノどうしたいの...? 昨日はカレンにも謝りたいって言ってたけど」
忍『...然りを残したままイギリスに行きたくない、今が潮時だな....』
アリス「じゃあ行く?さっき小声で英語で場所言ってたけど...聞き取れた?」
忍『容易い、まったく、奴があそこまで頭が回らなくなるとは、通訳者志望の私があの程度聞き取れないと思ったのか』
忍『...の前に』チラッ
陽子『えっと?』ジッ
綾『お取り込み中の所悪いんだけど...』
アリス「!」
綾『状況分かんないんだけど、要はカラスちゃんが秘密にする位に言い出し辛い事あって、カレンも痺れを切らした、で悩んでる感じ?』
忍「お前にしては理解が早く助かる。尤ももう迷いは昨日吹っ切れたが。』
陽子『...その秘密ってアリスちゃんの性格のこと...?』
2人『...』
アリス「シノ!?カレン達に話すんじゃなかったの! 帰ってきた後も考えたら..」
忍『それとこれとはまったくの別問題だ、カレン以外に話さん、アリスにも口止めされている、弱い部分を見せたくないからと、私の一存だけでは決められん。』
アリス「そ、そう..」
忍『カレンに話すのはご両親と私を除けば君の1番の親近者だから。』
忍『...そして君に飛び立たれた後に秘密まで作るのは不憫だと思ったからな。アリス、郷土は大切にしなさい』ジッ
アリス「あぅぅ..それ昨日カレンにも言われた...分かってるけど...」
綾『』シクシク
3人『!!』
綾『およよ、酷い...カレンには言えて私達に言えないのね、6年間の関係なんてこんな物だったのね...』ホロホロ
アリス「アヤ!! そのキャラ似合わないよ!! 変なものでも食べた!?」
綾『ちょっ!!可愛こぶっただけだろ!? 昨日と真逆の反応!!』グサッ
忍『ふん、言える訳なかろう、馬鹿正直なお前し大ぴらにされては困る。』
綾『ウッ』ザクッ
陽子『忍ちゃん!! かわいそうだよ!綾は時々前が見えなk、正直なだけだから!!やめたげてぇ!!』
綾『べぶしっ!!』ドガッ
陽子『あ、綾!! 今私なんか変なこと言っちゃった!? ごめんね!!』
アリス「ヨーコ、最後自分でとどめ刺してる..侮れない...」
忍『...それに...ここまで来れば多少察しないか?普通、誰の影響もなく受けずに1ヶ月程度でアリスがああ内気になるか?』
陽子『...うん... 何となく...カレンちゃん来るまで忍ちゃんと付きっきりで、私達にまで怯えた目して 嫌われる事を怖がってたっていうか...』
綾『最初陽子が2人になったみたいなんて思ったけど笑い事じゃなくなったよな、もはやヤンデレの領域だよ。』
アリス「そ、そこまで...」
綾『トイレに着いてって同じ個室入ろうとするのを止めるのは茶飯事だったな、それかれ掃除で少し離れただけ発作起こしたり。随分シノっち離れしたよなぁ、アレでも。』
アリス「ど、どんな状況?」
綾『..まあそういうのは良いとしてさぁ。』
2人『...』ジッ
シノアリ『..?』
陽子『...アリスちゃん変わってから忍ちゃんも辛そうだった。事情は分からないけど伝わってきたよ、死んでも護らなきゃって感じ、伝わって。』
綾『見てられなかったよ。カレン来てからは 普通に戻ったけどさ、時々何かに怯えた表情してて。』
忍『...』
綾『なぁ、しのっち? 勿論喋れなんて言わないけどさ、たまには私達の事頼って良いんだぜ?』
陽子『話聞いてると、このアリスちゃんに理由言ったんだよね... 』
アリス「う、うん...正確にはイサミを通じてだけど。」
綾『それは良いんだけどさ、中学からの仲なのにアリスに先を越されたの悔しいっていうか...』
陽子『忍ちゃんもアリスちゃんも秘密なんて無くそうよ!! 私なんてあまりにも頼りなすぎて不甲斐ないよ!! 地面に埋められて養分にでなってしまいたい!!』
綾『...そこまで言う..?けど、カレンのとこ行くなら着いててってもいいからな!!』
忍『...今、頼っていいと言ったな。』ジッ
綾『あ、あぁ...』
忍『...なら、早速1つ頼まれてくれ』
綾『えっと、何d』
ドサッバサッ
3人『!!!』
綾『え、えっと...』
陽子『これをどうすれば...』
忍『何でも頼っていいんだろう、イギリス歌謡集5巻分だ、200ページまで和訳して欲しい。次のレッスンの為に訳が必要だ。』
綾『ちょっ!!頼っていいと言ったけど!!こういうのh』
忍『綾、貴様は予習を等閑にしたし、怪談で私を苔にした借りがある。文句ないな。』ギロッ
綾『ヒッ』
忍『仕置きは1ページ毎にくすぐり地獄10秒、または腕立て5回とする。好きな方を選ばせてやろう。』
陽子『あ、あやぁ、わ、私達生きて帰れるかなぁ...』ガダガタ
綾『あ、あれシノっちなりの照れ隠しだよ... 腕立て、陽子の分も変わるからさ..』ガダガタ
アリス(あの量、元の世界のアヤの比じゃない...流石スパルタシノ..)ブルッ
忍『...』
忍『...2人ともありがとう。』クスッ
3人『えっ..』
今回は以上です、展開は決まってますが、この後のセリフがなかなかしっくり来ず停滞している状況です、とはいえ、1,2週間以内にあげたいです、リアルが忙しくなる前に。
既に6000時ほどストックがある為次更新で一気に終わらせます。
毎度投稿遅れ申し訳ありません、ありがとうございました。
おっ!お久しぶりでーす!もう続きないと思ってた……
まあ気長に待つんで、完結楽しみにしてますね。頑張ってください!
>>447
コメントありがとうございます、お久しぶりでございます...
日々少しずつ執筆は続けておりますが、失踪されたと思われた方は多いでしょうね...無理もないことです
私の好きな鏡世界ごちうさのSSの作者が荒らされておまけ部分で逃亡されたりしましたが、こちらはシチュエーションの布教という意味合い含め最後までやらせていただこうと思います。
>>448
コメントありがとうございます。
原作シノは異国の文化に日本語ゴリ押しで適応して、アリスを魅了しましたからね()
3年間過ごしたアリスにもそういう部分は受け継がれてるだろうということです
また鏡世界への適応も確かにありますが原作だとアリス、なんだかんだカレンの幼馴染として行動を熟知してる描写あるので、そういう部分も表現できればと思いました。
https://kirarabbs.com/upl/1607782248-1.jpg
https://kirarabbs.com/upl/1607782248-2.jpg
すみません、明日投稿するか来週投稿するかは、本日の見直し終わってから判断しますが、先週の部分で>>439から>>440にかけて挿入を忘れていたセリフ群があったので、今更ながら載せさせていただきます。見落とし、大変申し訳ございませんでした。
>>439から
2人『...』
綾『その反応...やっぱキャラ変える前におたふくで休んだっての嘘だったんだなぁ。』
アリス「えっ!!高校生でおたふく!? 療養期間の言い訳適当すぎない!?子供扱いして!!」
忍『うっ...あの時は色々立て込んで疲れたんだ、それ位勘弁してくれ...』シュン
陽子『その色々って..? 嫌じゃなかったら聞いていい?』
忍『機は熟していない、断る。』
悩みましたが、投稿します、支部も出します
一気に10000字ほど出します
>>432に2週間前出したのでまだご覧になってない方はそちらからどうぞ
30位を予定します
では上げます、今回話の根幹の続き(もともと最後に触れる予定の)シリアスっぽく進める部分もありますが、別パートと違い普通にギャグも多くゆるく進むのでご安心を
最後に少し解説とある方の鏡SSの宣伝行うかもです
忍『...』
忍『...2人ともありがとう。』クスッ
3人『えっ..』
忍『私はな、アリスの性格が変わった事を全て自分の責任に期してきた...罪滅ぼしと抜かし、卒業後決別すると考えた時期もあった。』
綾『えっ!! 訣別って何言ってんだ!? そういえばアリスがイギリス行くこと分かってから留学辞めるか悩んでたのって..?』
アリス「そうなんだよ!! 私やマムと顔合わせるのが怖いからとかって!! イミフだよ!!』
陽子『クールな忍ちゃんが頓珍漢に...こんな人間らしい一面が...』
忍『...落ち着け、そんな迷いはもう過去の話、私は昨日アリスに腹の内を明かし楽になれた。』
忍『そして同時に気付いた...誰も何も言ってくれないから、あらぬ方向に考えが進んだんだな...』
忍『何でも頼りにしろか...お前らに早めに相談していれば悩まなくて良かったのかもな』
2人『...』
忍『...まあ今になって後悔しても仕方ない、一つ考えがある、聞いてくれるか?』
2人『?』
忍『』ゴニョゴニョ
陽綾『!?』
アリス「えっと何?」
綾『えっ...アリスが...歌のテストでも過呼吸になりかけたのに大丈夫!?』
忍『アリスもあの頃よりは人前に慣れたし、昨年のステージも乗り越えられた。それにアリスは元々目立ちたがり屋だし、昨日のアリスの話のお陰で静かでも大元は変わらないんだと感じた。』
陽子『でも..なんで...?』
忍『実は前にアリスが卒業前に何か形に残したいと呟いていた。私はな、卒業前に自分を出せないアリスを楽にさせてやりたいと思っているが、これが良い機会になると思ってな。』
綾『つまりアリスの情操教育も兼ねてるってこと?』
アリス「情操教育!?子供扱いしないで!! 何の話!?」
綾『..しのっち、これ話さない方がいい?』
忍『』コクッ
アリス「なんで!?私当事者だよ!?」
忍『後ろめたい理由はない、ただこれは厳しい戦になる。事前に戦意喪失させたくない。』
アリス「えっ...戦場...私...戦争にでも駆り出されるの...」ブルッ
綾『字面通り受けてる!? ...しのっちが軍人っぽいから比喩として捉えられてない!』
忍『むっ...私のせい...か..?』
陽子『でも動機は違っても向こうの忍ちゃんも似たこと考えそうだよね。』
忍『ああ、同じ金髪愛好家ならアリスを抜擢する、近日中嫌でも知ることになるからその時向こうと話し合うんだな。』
アリス「..よくわからないけど...わかったよ..」ムスッ
忍『だが、君等が危惧することももっとも、出るには表情は硬いし声も小さい、だがどうしてもアリスの親友として彼女を立ててやりたい。』
忍『私だけで一人で面倒は見切れん。だから、美月や空太の世話をしている君達を頼らせてほしい..』
陽綾『...』
忍『...無駄話が過ぎた、そろそろカレンを追う... 無理強いはしないが、アリスが帰ってきた時、心の片隅にでも置いてくれると嬉しい。』タッ
アリス「2人ともバタバタしてごめんね!! また後でね!!」タッタ
2人『...』ポカーン
綾『...なんかしのっち、前よりアリスの事に前向きになってるな...たった一日で...アリスを学祭の劇の主役に抜擢なんて...』
陽子『あれだけ無理はさせたくないって言ってた忍ちゃんが...』
綾『それにカレンに秘密話すとも言い出してたしさぁ、怪談にはなかったけど、これも鏡の魔力か!? 凄いなぁ..! 私も行ってみたい!!』
陽子『その鏡が体育館の市販品、っていうのは結構滅茶苦茶だけどね...』
陽子『でも私も行ったら変われたのかな、髪伸ばして人の目見るの避けたい、なんて言った私が演劇なんてそれこそ滅茶苦茶だよ...』
綾『...別に無茶苦茶でいいんじゃないか?』
陽子『..えっ?』
綾『さっきしのっち言ってたよな、美月や空太の面倒見てる私達頼りたいって...』
陽子『う、うん..?』
綾『私ガサツで鈍感だろ?で、陽子も人見知りでカレンと同じくツンデレもある、劇には不向きかもしれない。』
綾『でもああ言ってくれたって事はさ、そういう部分も含めて信頼してくれてるって事でしょ』
陽子『...そうかな...私たt、私を慰める優しい嘘なんじゃ...』
綾『おーい、そん中に私入ってんぞー、でも実際昨年もアリスが2年でクラスに馴染めたのは似た悩み持ってる陽子が近くにいたからとか言ってたし! カチューシャ渡したりとかするのも信頼の裏返しだよ』
陽子『...』
綾『昨年もそんな感じで突然なのに陽子もアリスも舞台に立ててたし!! 思い通りに進まないのも私達らしくていいと思う!! 陽子、一緒に無口アリスをチェンジアップして、最高の劇、作ろうな!!』ナデナデ
陽子『...もう...//綾のポジティブには敵わないなぁ...そこまで言うなら私も頑張るよ!! よろしくね!!』
綾『あぁ!!』
陽子『ところで綾..?重要な事忘れてない?』チラッ
綾『?なんだ、ってうわっ、あの英書!? 押し付けられたまま!?』
陽子『...今7時... チャイムまで2時間切ってるよ...この量じゃ半分行けないかも...忍ちゃん、絶対見逃してくれないよね....』ブルブル
綾『ま、まぁ...思い通りいかないのも...私達らs.. でもこれは困るな... 私が腕立て引き受けるとして...半分終わっても...500回超える!!』ゾクッ
陽子『..だ、大丈夫だよ!!綾!! 千○の富士は腹筋500回日課にしても体壊れなかったんだから!! 体力お化けな綾ならいけるよ!!』
綾『酷いな!! なんかカレンの黒さ移ってない!?力士扱い!?』
―――――――――
屋上
カレン(...)
コツコツ
カレン『...』ピクッ
カレン『来た...』
ガチャ
アリス「カレン、待たせてごめんね」タッタッ
カレン『それ位良いデス、来たって事は約束果たしてくれるんだよね...』
アリス『うん.. それにしてもこんな所に呼ぶなんてどっちの世界でも大胆だね...』
カレン『...』
アリス(さっきからカレン、空ばかり見て... そんに思い悩んで...)
カレン『...話の前に、一つイイデス?』
アリス『な、何かな?』
カレン『...意外かもしれませんが、実はワタシぃ、高所恐怖症ですぅ。』
アリス「...えっ..」
カレン『さっきから目瞑って、下見ないようにしてますが限界デス。吐きそうデス...エチケット袋所望しますぅ。』ガクブル
アリス「目瞑ってたのってそういうことだったの!?じゃあ何でこんなとこ!? 降りようよ!!」
カレン『...いやぁ、昔アリスがヒーローに憧れて空飛びたいとか言って、よく木登りや山登りやベランダに駆り出されて...』ガタガタ
カレン『こういう話は思い出に浸れる場所がいいとオモイマシテ... スカイダイビングしたいって言われたこともありましたネ....懐かしい...』クラクラ
アリス「いや懐かしんでる場合じゃないよ!!悪知恵働いてもおバカな所は同じなんだ!!』
カレン『...思い出デスカ...』パチン
アリス「?」
カレン『...アリス、日本来てからさっきみたいなワガママ、減りましたねぇ。』
アリス『!!』
カレン『パパには、日本のビジネス学びたいからなんて理由付けて会いに行ったのに...前は親友だって言ってくれたのに、冷たくなってて、2人っきりの機会減って... 』
カレン『そしてつい最近では卒業したらイギリスにUターンするなんて言いだして...』
カレン『日本に来てから収穫は色々有りましたガ、アイツに関してはもうウンザリです...なんかの嫌がらせですかぁ...』グスッ
アリス『か、カレン...ごめんね...正確には私じゃないけど...』
カレン『...イインデス...高校生なのに、こんな幼稚なワタシが悪いんデス。...それにアリスには未だに感謝してますし。』
アリス「感謝?」
カレン『2人だから言いますけどぉアリスの笑顔を見てると元気付けられてですねぇ』
カレン『アイツに近づきたいと思ってスマイルの練習を続けた結果、みんなのハート鷲掴みにできるようになりましたしぃ。』
カレン『あとぉ、アリスはお人好しで騙されやすいのでぇ、しっかりしなゃと思いましたねぇ。身嗜みに気遣ったりぃ、頭脳派アイドルのキャラ押し通せるのも、アリスの存在あってこそですぅ』キャピッ
アリス(あぁ... 腹黒カレンが生まれたのはそういう背景...)
カレン『まあ...そんなことはイイデス。』
カレン『別にアリスは悪いことしてないし、シノも..嫌いでは無いのに...ヤキモチを焼いてしまう。』
カレン『ワタシ...本当ガキデスヨネ..今回2人の時間を作ったのも、秘密を調べて貰ったのも、ワタシの為。』
カレン『卒業したら離れるし、鏡にいるアリスもシノとイチャイチャしてるし... 放っておいたら取り残されちゃいそうで...』
カレン『こんなのおかしいですよね...向こうのアリスに見られたら嫌われちゃう...』ウルッ
アリス「カレン...」
アリス「...ううん…そんな事ないよ、カレン」
カレン『えっ...』
アリス「私、シノも好きだけど、私もカレンのこと昔からだーいすきだよ、だから泣かないで。」
カレン『ほんとデスカ...社交辞令とかジャナクテ..? マジ黒っ、トカ、あざとくてウゼー、とか思ってません?』グスッ
アリス「ネガティブワードが... 腹黒いのは違和感はあるけど、そんな事ないよ!! じゃなきゃ今回の事調べたり、屋上でこんな話しないよ!!」
カレン『アリス...』
アリス「後」チラッ
カレン『...?』
アリス「カレンがさっき話してた事も恥ずかしくないよ!! 似た事考えてる人も身近にいるよ!!」
カレン『それは...どういu
??『得意の片言は無しか、珍しいな。』
バサッ
カレン『!?』
アリス『流石シノ!!どっちの世界でも気配隠すの得意なんだ!!』
カレン『し、シノ!!なんでここが?どっから降ってきた!!』
忍『先程小声で場所を伝えていたが、私が聞き取れないと思ったか?将来の通訳も舐められた物だ。』
カレン『クッ...キサマ!! 話違うじゃねぇか!!なんで連れてきた!!』クワッ
アリス「ご、ごめんね... 2人っきりの場所が欲しいと言った矢先に』
カレン『ウンザリデス!!シノ連れてきたってことは!! 寄ってたかってを私を除け者n
忍『熱くなりすぎだぞ』ポン
カレン『!!』
忍『芝居が崩れてる、烏丸先生の熱血を貶していた平静はどうした。』
カレン『だってオマエ....!! また邪魔しn
忍『普通に考えろ、事前にお前とアリスで口裏を合わせていて、居場所を決めていれば私は手出しできなかった。本当に隠蔽したいならまず教室から出さん、お前もよく知ってるだろうが、私はそんな甘くない。』
カレン『...あっ...確かに..じゃあなんで...』
カレン『もしかして...シノが...?』
アリス「」コクッ
忍『そうだ、笑顔でロンドンに立つ為...為すべき事を為す。』
忍『気分を害す内容もあるが、あれだけ詮索したんだ、逃げるんじゃないぞ。』
忍『以上がアリスが変わったいきさつだ。』
カレン『クッ...そうデシタカ...あのポーカーフェイス....そんな事ダロウとは思ってマシタガ...』
アリス「カレン...」
カレン『...これだからあいつは気に入らないデス、編入試験の勉強に付き合った時言いましたよね...日本は遠慮の文化があるから最初から飛ばすと痛い目見るッテ...』
カレン『なんデスなんデス、あのバカ!!勝手に日本飛び出した癖に痛い目見て...!!』
アリス(やっぱり怒ってる...私が最初に受けた仕打ちを知ったらそうなるよね...)
忍『なぁ、カレン』
カレン『なんデス...?』
忍『怒ってるか..?』
カレン『...?』
忍『...私はお前に話を振られる度蔑ろにしたな。アリスに口封じを頼まれた事や悪評を避ける狙いはあった』
忍『がそれが全てでは無い...傷ついたアリスが帰るよう命じられること、お前達に嫌われるかもしれないとを恐れたからだ...』
カレン『...』
忍『カレン、済まなかった、話は聴かせて貰った。』
忍『怖かっただろうな...親友に突然旅立たれ、いざ来れば性格が変わり、理由を聞こうとすればはぐらかされ..赦しを乞うつもりはない』
カレン『そうデシタカ...』
カレン『...なんか、拍子抜けデス。』ヤレヤレ
シノアリ『...?』
忍『ど、どういう意味だ...?』
カレン『そのままデスよ、オマエにしては面白味ない理由だっつーの。シノの事だから何したのか身構えてマシタ。これじゃあ恨めないじゃないですかぁ。』
アリス(!! カレンが戻った!!)
忍『ほう...この期に及んで...』
カレン『あらら、そんな目していいんですかぁ?かくしごとされてぇ、ショックなのはぁ事実ですよぉ...』ウルウル
忍『...』ギロッ
カレン『キャー!!こわーい!!眉間に皺寄せちゃぁダメですよぉ?眉間の皺は年を取ると取れにくいのデース、年寄りと間違われること気にしてますよねぇwww』
カレン『あとぉ、向こうのシノ見習いたいんですよねぇ? 笑顔が一番ですよぉ? こ・の!!カレンちゃんのようにwww』ニヤニヤ
アリス(いつもの腹黒カレンだ!! 普段シノに抑え込まれてるから楽しそう!!)
忍『お前、アリスが心配じゃなかったのか! 拍子抜けとは何だ!!』
カレン『あーあ、こわぁい、だってぇ帰国させるなんてお花畑な発想されちゃぁ、お通夜ムードも高所恐怖も台無しですぅ。』
カレン『普通にわかるっしょ、そんなことしたらワタシどうなりマス? 一生恨まれマスヨ? 編入の勉強手伝った借りとかぁ、別荘とかもぉ無駄になりますしぃ』
忍『...』
カレン『後、アリスが日本嫌いになるなんて絶対ないデスヨ、去年帰省した時アリスはマム達にシノ達の事嬉しそうに話してマシタ、夏祭り、学祭、レッスン、それから普段見てる日本のお笑い番組のコトなんカモ。』
忍『!!』
カレン『大体良く私に相談しましてたよねぇ、寝起き悪くて困るとか、授業中の居眠りとか、靴履いたまま上がる習慣抜けてないとか。クールぶっても悪ガキなのはお互いよく分かってるじゃないですかぁ。』
忍『...そこは、アリスのお陰で昨日気付けた』
忍『で、お前はどうなんだ?』
カレン『ト、言いますト?』
忍『2年も隠したこと..陽子や綾、そしてお前に状況を伝えて助けを借りれば円滑に話が進んだ可能性はある。それに先程感情を露にしていたが』
カレン『...』
カレン『えぇ、隠し事はいけませんねぇ、メルヘンな妄想に漬かりワタシを除け者にしたのは絶許デス..』ギロッ
忍『!』
カレン『ったく...随分いい身分してるよなぁ!!』ドン
カレン『偉そうにしながら一番他人に甘えてんのは自分じゃねぇかっつーの。アリス来なきゃ話せなかったチキンがよぉ...』
忍『...』
アリス「か、カレン!!やめなよ...そんな言い方...」
カレン『とはイエ...』チラッ
忍『...?』
カレン『...シノ、アリスに付いた虫を追っ払って、ケアしたんですよネ、たった1人で。』
忍『』コクン
カレン『それからぁ、聞きましたよぉ、ワタシ来ることリサーチしてホノカとカナに手回したって事』
『『お前のクラスに金髪少女が増える、癖が強いが相手をしてやれ』って...』
アリス(!? そうか!!こっちの私と同じヘマしないように!!)
忍『!!』
忍『勘違いするな、奴等に借りを作っただけだ。私の近くだけ金髪少女がいるのは不公平とやかましくてな』
カレン『ねっ⭐︎』
忍『?』
カレン『その顔...鈍感ですねぇ、普段は冷血ですが、私の為に冷血なりに立派に働いたじゃないですかぁ、そこはポイント加算するですぅ。』
忍『...褒められるようなことなどして
カレン『セリフ奪うなぁ!!いいか!!よく聞け鬼軍曹!! ワタシはもえぎ高校を風靡するアイドル!! そして世界を席巻する九条財閥令嬢!!』
カレン『そんなワタシがぁ、しっかり働いたオマエを嫌いになる小物と思いますぅ? 』
忍『お前...』
カレン『大体普段からオマエの鬼畜には引っ張り回されてマスシ今更ですぅ。アリスも一応無事って事はわかりましたしぃ。』
アリス(シノ..!!言ったでしょ!!心配事なんてなかったんだよ!!)
カレン『...』
カレン『...///』カァァァ
カレン『』コホン
2人「『?』」
カレン『まぁ、それでも謝りたいナラいつでもOKですよぉ!! お詫びはぁカレンちゃんに絶対服従!!肩揉めですぅ!! 日直肩代わりしろですぅ!!』ピシィッ
忍『!!』
アリス(!?前言撤回するよ!!照れ隠しだろうけど蛇足だよ!!)
カレン『大体本気で謝るナラスーツ着て菓子折りも持って来たらどうデスww何が"「得意の片言はなしか」"ですかぁwww図が高いわa』
アリス「カレン、シノが...」
カレン『?』
忍『...そうか、では望みをかなえてやる』ゴゴゴ
アリカレ「『ヒッ!!』」
忍『まず肩を揉むんだったな、立ちっぱなしでは凝るだろうな、今楽にしてやろう。』ゴキッグキッ
アリス「こ、この気迫....鬼教官に戻った...あらぬ音が...」ガタガタ
カレン『な、なんでもないですぅ⭐︎力加減効かない脳筋に頼んだのが間違いでした⭐︎』
アリス「ちょっと!!雰囲気台無しだよ!!」
忍『まったく、可愛げがない...空気読まないか?』
カレン『...ふ、フン!! 勘違いしてるミタイデスガ、アリスはともかくシノと友情ごっこはごめんデス! ちゃんと働いてくれたから許すってダケで!!』プイッ
アリス「もぅー、2人とも!!仲良くしなきゃダメだよー!!」プクー
カレン『つーか、 なんかカレンちゃん、シノに感謝してるみたいになってるけど助太刀不要ですよぉ? ワタシのコミュ力舐めすぎデス。ホノカやカナは黙っててもウザ絡みしてきたでしょうし。』
カレン『それに、権力でアリスに手を出した奴はこらしめられマスシ! 大体アリスに手出した奴ら高校に残すとか甘すぎません!?』
忍『交渉に応じないから正当防衛として仕置きをしたが?風の噂によると奴等は改心し毎朝ボランティアで公園の清掃をしてるらしい。』
アリス(...いじめっ子をあっさり改心させるなんて... 本当に何したの...)ブルブル
忍『それにアリスは人を陥れるのは望まん、私が彼女の貞操を任された立場なら、私的な復讐心を持ち組むわけにh
カレン『ハイハイ(*´Д`)、シノの御託、聞き飽きマシタ、普段鬼畜なのに手緩い所やキザな台詞苦手デス、本当昔アリスに聞いたまんまデス。』
忍『...私のイメージ... 初耳だな、中学で私をなんと?』
カレン『そうですねぇ、氷のように冷たくて、凶暴に見せかけて、面倒見よくてハンサムって!!』
カレン『日本の時代劇に出る武人みたい!!身長は高くないけど、日本刀と鎧が似合うって!!最初遠距離恋愛中の彼氏でも出来たのカト思いマシタ!』
忍『!!』
アリス「ちょっとシノが男ってどういう意味!? 大和撫子だよ!?」
カレン『苦情はこっちのアリスへどうぞwwwで、実際会うと見た目"だけ"は大和撫子でおったまげたですぅ!!』
カレン『なのに..どうしてこんな中身に?』ジトー
忍『そこまで変か? 普通の女学生だが』ムッ
カレン『事実いつもアリスの彼氏面してますよねぇ、昨日だって「私は君の味方だよ」でしたっけ? 後普通の女子高生は綾にワザ決めないのですぅ。』ヒューヒュー
忍『...クッ...//』
アリス「でもカレンの話少しわかるかも、昨日口移しとかお風呂入ったりしたけど、異性みたいな感覚で!! 私の世界のアヤがヨーコに赤面する理由、分かったよ!!」
忍『なっ、アリスまで何を!?』
カレン『やっぱり大和撫子なシノは向こう1人で充分ですぅ!! こっちのアリス物分かりがいいですねぇ!! カレンちゃん気に入っちゃいマシタ!!』ナデナデ
アリス「ちょっ...カレン!!そういう意味じゃ!! 子供扱いやめて!!』
カレン『でもー、こっちでは私が姉ポジですよぉ? 郷に従わなきゃ世の中渡ってけないですぅ』
アリス「むぅー!! さっき私の事でヤキモチ妬いてわんわん泣いたじゃない!!私がお姉ちゃん!!」
カレン『うっ... あ、あれは演技ですぅ、それよりホントに大人なら綾のやっつけの怪談でビビらないですぅ』
アリス「」ムー
カレン『...ご機嫌斜めですかぁ? ...そうだシノを丸裸にした褒美に将来困ったらここに来るデース!! コネで会社のマスコットキャr、入れてやるので!!』
アリス「なんかサラッと凄いこと言ってるし!!もう!!抱きつかないで!!」
忍『...』フフッ
忍『1日でここまで仲良くなって、先ほどといい、お前は自然体が一番愛らしいよ。』パチパチ
アリカレ「!?」
カレン『...! ハッ!! 自然体とはどう言うことだ、まるでいつも猫被ってるみたいn
忍『だから熱くなるな』ピツ
カレン『...? 何デs』
コンナノ..オカシイデスヨネ...
ミラレタラキラワレチャウ...
アリカレ『!?』
忍『これが演技、お前は経営より役者向きなんじゃないか?』
カレン『いつの間にボイスレコーダーで...// 汚いぞキサマ!!』ワナワナ
忍『アリスの写真を香奈に売るお前が言うか? 散々私の事を言った借りを返したくてな。』
カレン『ぐぬぬ...』
忍『それに時に打算的に動くのも必要と思ってな、君から学ばせて貰った、処世術を』
カレン『いや、流石にその発想はないですぅ!!ドン引きですぅ!』
アリス(そういや私の世界のシノ、私達の会話盗聴してたよね...こういう所そっくり..)
忍『演技ならば撮られて問題ないだろうが、消して欲しいのであれば一つ頼まれてくれないか』ニヤッ
カレン『クッ...じゃあ...何すればいいんデス?』
アリス「?頼み?それってさっきヨーコとアヤに話した...
忍『...いや...それとは別だ、カレン、卒業旅行の話は前にしたな。』
カレン『え、えぇ...確か...』
アリス『!? イギリスだよね!!私の世界のシノも楽しみにしてるよ!!』
忍『そうだ... 穂乃花達含め全員受験が成功すればだが。私は留学経験者として、彼女達にレッスンで見せている旅番組や、映画鑑賞では得られん感覚を教えてやりたい。』
忍『そして...アリス、カレン...君達と町を散策するのを楽しみにしている。今の君達を作った故郷を肌身に感じたい。』
カレン『...あ、ありがとう//...ってお喋りはいい!!何をすれば消すんダ!? 綾やホノカの教師でも!?』
忍『それは普段から頼んでるだろう、そうではなく...』
忍『皆で笑顔でロンドンに立てるように、手を貸してくれないか?』
カレン『?』
忍『私は今回、君に成り行きを全て告白した、過去に関しての然りを持ち越し向こうに行くのは避けたかったからな、荷の肩が本当降りたよ。』
カレン『...フン!! よかったですねぇ!!』
忍『だが全てが解決した訳ではない、回復途上とはいえ自分を出す事にトラウマを抱えるアリス、性格の変貌の理由に困惑するご両親...問題はある。旅行、留学前に全てを解決し笑顔で旅行を楽しみたい。』
カレン『...要はそれを手伝えと?』
忍『...そうなるな、アリスを知る君にトラウマの克服、そして御両親とお話しする切っ掛けを作って欲しい。』
カレン『...』
忍『まあ私が他人に甘えているという言い分も尤もだし、欺いた私に頼む資格はないとも思う。あの録音は話のきっかけ作りに過ぎないから断ってもどうとはしない。』
カレン『あっ、そうなんデスね、じゃあ消してくれマス?』
忍『...私的に利用したいのd、いや、今すぐ消す..』ポチッ
カレン『おーい、私的に利用って何すかぁ?金髪オタ?』
忍『だが、私で1人での戦いは乗り越えられるか分からない、今回の件で自分に足りないものがよくわかった、君に事実を伝えられたのもこのアリスの後援を受けての事さ。』
忍『私はアリスの悩みをすべて解決し、旅行前に全てを取り返したい...陽子と綾にもある事を頼んだ... 無理強いはしないが、未来をより輝かしい物にする為に君の力を貸してほしい...カレン...』ギュッ
アリス「シノ...」
カレン『...』
カレン『ったく、そういう所気に入りマセン! 隠し事して、アリス誑かして!! カレンちゃんのハートまで掴もうなんて!!』
忍『誑かしたとは遺憾だな、私はアリスが来日しなくても、英語を磨きアリスの手を取りに行った。』
アリス「シノ..!」キュン
カレン『ハイハイタラシ乙、大体、普段からタダ働きさせますよねぇ!! レッスンや家庭教師の手伝いさせたり、イベントの用意丸投げするじゃないですかぁ!!パワハラ反対!!』
忍『むっ、久世橋先生や穂乃花、ファンクラブから菓子を搾取したり仕事押し付けるお前が言うか?』
カレン『それが世渡りデス!!人間が強欲なのはいつの時代も同じデス!! ワタシ黒く無いもん!!』
アリス「あぁ、もう...2人とも素直n」
カレン『...デスガ...』
カレン『...なんていうか、今回新鮮デシタ、少しシノに親近感を持てたって言うか。』
忍『親近感、だと?』
カレン『えぇ、アリス失いたくないから私に黙ってたなんて意外で。無欲ぶってるシノも人間らしい部分が有るんだなって感じて..』
カレン『シノ達に焼き餅焼いてた自分もおかしくないんだなって思えマシタ...』
カレン『...アリス...それを教える為にシノを呼んだんですよね』チラッ
アリス「うん!!」コクッ
カレン『...イイでしょう!! たった1人でアリスを独占されるのも癪に触るのでぇ!!アリスとの関係も、留学も!! ホノカ達のバックアップも任せるでぇす!!』
忍『!!』
カレン『完全にアリスの笑顔を取り戻し、将来もお前の好きな金色に満ちた物にシマショウ!!シノォ、今後ともカレンちゃんの応援よろしくですぅ!! 』ニコッ
忍『...やっと素直になれたか... こちらこそ、本当にありがとう...』フツ
アリス(ほっ...よかった...カレンもシノも吹っ切れたみたいで...)
アリス(そして2人とも素直になれたみたいで... 今後はもっと物柔らかに接するのかn
シノカレ『そんなつもりは毛頭ない(のですぅ)!!』
アリス(!!!)
忍『協力と言っても偶然利害が一致しただけ。カレンは友人ではあるが、我が宿敵穂乃花の一味でもある。容赦せん。』
カレン『そうですよぉ、利用し合ってるだけですぅ、それにぃいつも偉そうだしぃ、アリスを独占するのも癪に障りますしぃ。』
忍『おっ、珍しく意見があったな。』
カレン『ですねぇ』クックックッ
忍『だな』フフッ
アリス「もう!! だから2人とも!!素直になってよー!!」
to be continued....
今回の更新は以上です....(>>452〜)11400字ほどです...ある部分が停滞して更新できていなかったので、そこが埋まると結構進みますね、ここまで数か月もかけて本当に申し訳ない次第です。
次は久世橋、穂乃花、香奈(+ちょくちょく烏丸)パート、そしてお別れとなります。
穂乃花パートはある程度書き溜めありますが投稿間隔は未定です、申し訳ございません。
長文駄文でしたがありがとうございました。
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