きららBBSでのSS初投稿の求道者と申します、宜しくお願い致します。pixivに現在進行形で執筆中のものをこちらでも消化してきます。
きんいろモザイクはアニメ+映画+10巻まで消化しました、最終回+続編+映画化おめでとうございます。
タイトルから内容を察された方もいらっしゃるかもしれませんが、性格の違うきんモザキャラのいる"鏡の世界"にアリスが飛ばされる、という話です、他にも鏡の世界を題材としたきららSがありそれに触発されて書きました。また以前同じコンセプトのSSを別の作品で行いましたが鏡の設定等はそこからいくつか引き継ぎます。
注意
・キャラ崩壊注意!!(特に鏡シノと鏡カレン)
・独自設定注意
・基本ギャグテイストですが、一か所だけシリアス混ぜる予定でいます
・更新は不定期ですがかなりゆっくり進められる思われます。(大まかなシナリオは完成しています。)
・全ての原作キャラが出て来るとは限りません。
・性格改変・パラレルワールド系等原作改変の要素を好まない方はブラウザバックを推奨されます。
・あまりにも評判が悪い場合はsageて逃亡します。
SS初心者で至らない点至らない点もあるとは思われますがよろしくお願いします。
ちなみに筆者の推しキャラはシノです。
アリス「ね、熱気がすごい...」
陽子『始まっちゃった... 香奈ちゃん戻らないうちに終わると良いけど..』
綾『無理だと思うぞ、拮抗してるな... 2人とも私と握力変わらないのに、スイッチ入った時とお仕置きの時怪力になるからな...』
カレン『怪力ってアヤヤも大概ですよねぇ?にしてもはしたないですぅ。アリス、あのシノも大和撫子と呼びますぅ?』
アリス「...大和撫子でも元気があるのっていいよね...」ガタガタ
綾『アリスー、目死んでるぞー』
カレン『流石のアリスもそうなりますかぁ、キャー見てられなーい!(^^)! 私チャイムまで寝てますぅ、ヽ(・∀・)バイバーイ』
綾『ちょっ、困った奴だな...』
アリス「まあカレンも名前呼ばれるの照れ臭いはずだし、寝かせてあげよ?」
綾『アリスがそう言うなら...』
15分後
忍『たぁぁあ!!』ドン!!
穂乃花『そのっ!!』グッ!!
忍『こんのっ!!』ググッ!!
穂乃花『まだまだ!!』グイン!!
ゴッガッ
忍・穂乃花『アリス(カレン)の金髪を誰よりも愛するのは...』
忍・穂乃花『この私だ(ぜ)!!』ゴン!!
カレン『zzzz...』スウスウ
アリス「押して押し返しての繰り返し...』
綾『むっちゃ痛そう..終わりが見えない..』
陽子『...いや、待って、そろそろ終わるかも!!忍ちゃんに動きが!!』
2人「『...えっ?』」
いかがでしたでしょうか、次回鏡シノと穂乃花の秘策が披露されます。そして、それを見たアリスが思い切った行動を起こします。
腕相撲パートが終わったら、帰還編+α+帰還後の話です、こちらはいつ上がるかわかりませんが、まだ春季休業なので前みたいに引き伸ばしたくは無いです。
前回及び今年の更新をまだご覧になられてない方は>>506(鏡久世橋パート)をお願いします。
以前1部のみこのパート先行公開しましたが、そこと同じような部分もあれば大幅に異なる部分もございます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また、蛇足として裏話出します。
前ほのかな出すかというアンケートをとらせていただきましたが、そちらの結果も参考にさせて頂きました。
鏡香奈はオープンオタクというキャラでほぼ決まりでしたが、穂乃花は中々難しいので、アンケでいただいた「引っ込み思案な部分があるので積極的にしてはどうか」という部分を参考にさせて頂きました、本当にありがとうございます。
また、チャラい性格・ナンパシーンは原作で「金髪フェチよりむしろカレンフェチ」という部分の反転(逆にそこは鏡シノに引き継がれてる)と、「メアド教えてyo!」の穂乃花の妄想シーンのを参考にしてます、鏡穂乃花は2期・5巻の妄想の中のチャラい自分が具現化した姿かもしれません。
最後に鏡金髪同盟ですが、同盟などなく、(表向きは険悪だが、1周回って仲良しの)ライバル関係に反転してみました。
鏡シノはアリスを怖がらせない意味とやや恥ずかしがり屋な部分から趣味で暴走する機会は少ないですが鏡穂乃花という宿敵が現れると話は別です。
ちなみに、原作でも金髪同盟崩壊の危機及び戦いは画像の通りありました、鏡ではそれが恒常化してます。
https://kirarabbs.com/upl/1615725590-1.jpg
https://kirarabbs.com/upl/1615725590-2.jpg
https://kirarabbs.com/upl/1615725590-3.jpg
>>605の裏話は今回の話のネタバレですので、>>562以降をご覧になられてから閲覧お願いします。
乙です
ほのか、カレン好きすぎ
ってほのかだし(デジャヴ感想)
確かに鏡ほのかな、アクが強かったですが、ありかと
>>607
毎度コメント誠にありがとうございます。
世界が違っても穂乃花がカレンを好きじゃないわけがありません。
ただ、一応他の子に気持ってる演技やいたずらしたり、ハイテンションだったりで原作より積極的に見えて、好意を包み隠そうとしている感じも表現出来たらなぁ、と思ってます。
来週の腕相撲の続きでは好意がまた書かれます。
ありがとうございます、アクが強すぎてダメかと思いましたが、そうおっしゃっていただけて幸いです。長く休載したのは大変申し訳ございませんが、スランプ期間の副産物でこの2人の設定を煮詰める事が出来た部分もあるのでそれが活きたと思います。
今週も上げます、鏡金髪同盟パート終わりです。>>562〜>>603の続きとなります、よろしくおねがいします。
>>603
穂乃花『....』フウ...フウ...
忍『...』
忍『...おやっ、お得意の高笑いはどうしたんだ、香奈が来ないのが怖いか?』
穂乃花『なっ、そんな事...!?』クグッ
グン
穂乃花『!!?』
忍『肘が曲がっているぞ、そんな力任せな攻撃では私の愛は超えられん。』
穂乃花『ウチが力任せ!?カナナ来ないくらいでチョずくなって!!』
忍『ふっ、感情に任せ勝負を急ぐとは君らしくない。』
忍『普段のテンションと対照に君のメンタルとは実に脆いものだな、君の心の悲鳴が聞こえてくるようだぞ、カレンとアリスの前で情けない姿を晒したくない..とね!!』ニヤッ
穂乃花『そんなこと...ふ、ふぐぅ...』
アリス「凄い...シノが優勢になった!!』
綾『成る程、精神攻撃か...』
陽子『腕相撲はただ力入れれば勝てる訳じゃないって忍ちゃん言ってたからね。自分の有利な方向に手首巻き込めって。』
陽子『今の穂乃花ちゃんはアリスちゃんの存在と、香奈ちゃん来ないプレッシャーで精神的に参ってるからそこ抉ってるね』
アリス「流石シノ、頭いい!!」
綾『あぁ...悪役にしか見えないけどな...』
穂乃花『ハァ...ハァ』
忍『諦めろ、今のお前の精神状態では私には勝てん』
穂乃花『クッ...勝負は終わって...』
忍『カレンへの愛は伝わったが、私のやはりアリス愛が上なようだ。』
忍『...これに懲りればアリスへの浮気は控えてもらうからな。』
穂乃花『...』
忍『終わりだ!!』
グン!!
アリス「シノ、いっけー!!」
綾『やったか!?』
ググッ
穂乃花『...まだまだぁ...』プルプル
忍『...何とか踏みとどまったか、だが次はなi
??『やったか!?、は負けフラグだよ!! 綾ちゃん!!』
一同『!?』
香奈『穂乃花!! 耐えてる!? アレ、持ってきたよ!!』
忍『なっ!!香奈め...遅かったか!!!』
穂乃花『カナナ、流石に遅いぜw まじありえんてぃーwww』
香奈『ヒーローはピンチの時に駆け付ける物でしょ!! その方がムード出るじゃない!! ほら!!』ササッ
穂乃花『おっ、カナナ397!!』
ピカー!!
一同『うっ....』
アリス「ほ、ホノカが眩しい....何w...って」
穂乃花『やっぱ金パ最高ー!! バイブス上がるわぁぁぁぁ!!!!』
パァァァァ....
アリス「...」
アリス「...うぅ...目が痛い...あれは...金髪!? なんで付けたの?」
綾『そりゃあいつら金髪装着すると馬鹿力発揮するからな...シノっち乙...』
アリス「...馬鹿力?はっ、そういえば...!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
回想(原作+映画)
忍「みんな私に力を分けて下さい!!」ババァーン!!
穂乃花「金髪が眩しいよ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
アリス「確か私の世界のシノ、金髪パワーで去年、学祭で破綻した劇巻き返したんだった...まるで別人のようだったよ...」
陽子『そっちの2人もなんだね、こっちの穂乃花ちゃんも金髪被ると凄いよ。形勢逆転したよ。』
忍『うぐぐぐ...』プルプル
穂乃花『wwww』ケラケラ
忍『...』ハァハァ
穂乃花『あらら、さっきウチの事を言ったバイブスはどこへ行ったんだwww』
忍『黙れ!!』
穂乃花『大宮こそ力任せでBMだぜー、大宮ルール決めるか金パ禁止にすりゃよかったのになwwww』
忍『..認めんぞ...』
穂乃花『..?』
忍『お前の金髪、カレンへの愛の強さは認める、それがその力の源になっているんだろう』
忍『...だが、そのウィッグを金髪呼ばわりするか!?金色が燻んでいるし、毛束も安物の人工製!!』
穂乃花『...つまり...なんだ?』キョトン
忍『これを金髪呼ばわりするな!!純正のアリスの金髪を愛する者として偽物の金髪などに負けん!!』グン
穂乃花『』サッ
忍『!?』ググッ
穂乃花『ウチは十分イケてると思うけどなwwwあっ、辛いなら降参していいぜ?』
忍『...断る..!! たぁぁぁ!!』
アリス「金髪パワーすごっ、シノ子ども扱い...」
陽子『穂乃花ちゃん前にも忍ちゃんとのテニスで着用した事あってね、肉眼では捉えられない球撃てる様になったんだけど、威力が高過ぎてラケット壊れて...』
綾『で、試合にならないし、怪我させるかもって使わなくなった。試合は引き分け。』
綾『でも今はカレン、そして別世界のアリスいるから良いとこ見せたくて着けたんだろうな..』
アリス「えっとこれ...勝ち目ないの?」
綾『ないな、万に一つも。』ハッキリ
アリス「...えっ?」
綾『金髪穂乃花が握力計使ったら計測不可能だった、100kg超えはあるし、その気になれば指2本位でも余裕だと思う。まるで超サ〇人だよ...』
アリス「ウソでしょ!!? シノはそんな化け物と戦ってるの!?」
陽子『そうなるね...穂乃花ちゃんがその気になれば一瞬だよ、カレンちゃん起きるの伺って手抜いてるけど。』
アリス「そんな...あれが続くの...シノ可哀想...」
アリス「...いや待って!!」ピーン
2人『?』
アリス『シノも金髪つけたら互角にならない!?鞄に金髪入ってたはずだよ!!』
綾『無駄だぞ』
アリス「...え?」
綾『シノっちもいさねぇ作のウィッグあるけど、自分じゃ似合わないって自覚してるから家の窓辺に飾ってるぞ。』
アリス「そんなぁ...痛そうで見てられないよ!! カナ!!どうにかならない!?』
香奈『...』
アリス「カナ?そういえばさっきから喋ってないけどどうしたn
香奈『...私に聞かないで!!』
アリス「!?」
香奈『だって忍ちゃん、私自作のウィッグああ言って...あれ、穂乃花への誕生日プレゼントなのに、酷いよ!!』プンプン
アリス「そうだったの!?それはシノひどいね...」
香奈『でしょ!? 確かに素材はよくないけど、こっちのお財布事情も考えてほしい!!』
香奈『誕生日1週間前、ぷりずむのイベントとマギ〇コの課金に使いすぎたのに気付いたから、家の布だけで賄ったんだよ!! 低予算でも穂乃花が食いつきそうな物をと..』
アリス「それカナの自業自得だよ!!金遣い荒い!!」
綾『まあ、サイン会チケットの約束もあるみたいだから香奈は頼れないぞ。』
香奈『そういう事、じゃっ終わったら呼んでー』スタスタ
アリス「そんな...どうしたら..」
陽子『どうしようもないよ、諦めよ...』
アリス「そうはいかないよ、シノにケガしてほしくないから...」
綾『アリス...』
綾(...一応はただ腕相撲やってるだけなんだけどなぁ..まあいっか)
アリス(ホノカの弱点...弱点...あのペース崩す方法...)ムムム
アリス(...はっ!! そういえば...)
〜〜〜〜〜〜〜〜
カレン『あー、そういえばパパに旅行に誘われてましたぁ、しばらくバイトシフト入れないかもですが...しょうがないですよねぇー』ニコニコ
穂乃花『!!』ビクッ
穂乃花『ちょっ!!カレン、制服ユニオンジャック柄にリニューアルしたから、それマジ勘弁〜!!』ダキッ!!
〜〜〜〜〜〜〜〜
アリス(さっきホノカ、カレンがバイトシフト切るって言ったら一瞬、すごく怯えた顔してたね...)
アリス(...なら!!)ピーン!!
綾『その顔、なんか閃いたのか!!』
アリス「うん!!もしかしたらシノ勝せられるかも!!」
綾『本当?どうやって!?』
アリス「説明は後!!カレンの協力が必要だから起こしにいくね...」
アリス「」スタスタ
カレン『...zzzz...』
アリス「カレン、寝ぼけてないで起きて!!」
カレン『....!!』
カレン『...あ、アリス...チャイム鳴ってないのになんで起こしちゃったかなぁ☆シノのブラックで睡眠取れなくて苦労してるんですぅ、肌荒れ酷いので寝かせてね☆』
アリス「カレン!!それどころじゃないよ!!」
カレン『!!』ビクッ
アリス「今シノが不良ホノカにやられそうなの!! 親友なら責任とってよ!!」
カレン『し、しらないですぅ、君子危うきに近寄らずですよぉ。』
アリス「」ムゥー
カレン『今お2人さん、いつも以上に頭のネジ外れてマスガ、何できるデス? カレンちゃん、まーったく無関係なのでおねんね...
アリス「カレン!!」
カレン『』ビクッ
アリス「さっきシノのバックアップ頑張るって言ってたよね!! シノが腱鞘炎になりそうだよ!! アイドル自称するなら、気遣い見せなよ!!」
カレン『ヒ、ヒェェェ!!わかりましたぁぁぁぁぁぁ!! 不肖カレン!!シノのサポートを全うシマス!!』ビシッ
陽子『えっ...カレンちゃんを丸め込んだ...逞しいね...』
カレン『で、何すればいいデス?』
アリス「カレン演技上手でしょ!? 一芝居お願い!!」ゴニョゴニョ
〜〜〜〜〜〜〜〜
忍『...』ハァハァ
忍『...腕が重い...こんなこと初めてだ...汗一つかかないとは...』
穂乃花『大宮、楽しかったぜ、カナナ1分遅れてたら負けてたさwww』
忍『...偽物の金髪に負けるとはアリスに申し訳が立たないな...』
アリス「...」ゴニョゴニョ
カレン『...』ウンウン
穂乃花『!!』チラッ
穂乃花『おっ、カレンも起きたし、終わりにすっか、バイビーwww』
グオン!!
忍『...っ...!!』
...ダヨネー!!
穂乃花『!!』ピタッ
穂乃花『声大きいけど...あの2人、話してるんだ?』
忍『...穂乃花?』
アリス「ねぇ、カレン!?こっちのホノカもウェイトレスやってるんだよね!!」
カレン『そ、そうなのですぅ、レストラン松原の看板娘ですぅ!! ワタシもアイドル兼アルバイトとしてぇ、営業スマイルとノウハウ叩き込んでやってるですぅ!!』
アリス「わぁー、すごーい!!でもー!!折角の看板娘で和服が似合うのにー!!あんな腕相撲したら台無しだよねー』
カレン『そうなのですぅ、大人げないし、茶髪ロングが台無しですぅ!! 金髪つけたチンピラですぅ、カレンちゃん的には10点、ってとこかな☆』
穂乃花『...う、ウチの髪が台無し...チンピラ...?』ビクッ
忍(...!!力が緩んだ?)
穂乃花『そ、そんな...10点って...か、カレン、ウチの事嫌いなの...?』ガタッ
アリス「今だよシノ!!』
忍『たあぁぁぁ!!』グン!!
ドゴン!!
穂乃花『!!』
綾『穂乃花の手がついた...しのっちの勝ち!!』
アリス・カレン「『やったぁ!!』」ハイターッチ!!
陽子『忍ちゃん勝った...奇跡みたい...』
綾『手段はゲスいけどな...これでよかったのか...?』
カレン『いやぁ、考えましたねぇ、弱みに漬け込むなんて!! アリスも世渡りが分かってきたですネ☆』
アリス「ありがとう...ホノカが意外とメンタル弱いのと、カレンに嫌われたくない仕草見て思いついて...汚れ役押し付けてごめんね...」
カレン『いいんですよぉ、あっ、デモあくまで協力したのはアリスの為じゃないからネ☆個人的にホノカのこの前のロシアンシュークリームのお返ししたかったので☆』
アリス「はいはい、にしてもシノ勝ってよかったー、怪我しなくて済んでー」
忍『...よくないぞ、アリス...』ゴゴゴ
一同「『!!?』」
忍『あれだけ手を出すなと言ったのに...なぜ横槍を』ギロッ
アリス「ヒッ!! だ、だって...シノ痛そうにしてたし...あのままだと腱鞘炎に...」
忍『ならそれも運命だろう、私はフェアな決着を望んでいたのだが。』
綾『シノっちが穂乃花にした精神攻撃はフェアなのか?』((ボソッ
カレン『わ、ワタシに振るな...』
アリス「そんなのダメ!! シノが苦しむ姿は見たくないよ!!」
忍『....』
アリス「シノが私を愛してるのはよくわかるよ、でもシノが体痛めたら、その私が悲しむよ!!」
アリス「それに、何かを愛することに勝ち負けなんかないと思うの...だから無理はもう...」ウルウル
穂乃花『よぉ、ちびっ子www』ポン
一同『!?』
穂乃花『さっきのちびっ子の差し金だよなー、よくやってくれたなーwwww』プニプニ
アリス「ほ、ホノカ...!?あれは...その...」(めっちゃ頬突っついてきてる...)
穂乃花『勝ち確ムードから萎えたんですけどーカレンがウチの事あんな風に言うとか有り得ないしー』
カレン『そ、そうですよぉ、言わされただけですぅ☆パワフルな看板娘もギャップ萌えで素晴らしいのですぅ、10点というのも10点満点中の話ですぅ☆』
アリス「カレン!?」(変わり身早っ!?)
綾『うわっ、お前ゲスいなー、さっきはしたないって言ってたよな...』
陽子『少しきれいになっても、カレンちゃんはカレンちゃんだね...』
アリス「そ、それはそうと本当にごめんね、2人の邪魔して...シノ見てたら、我慢できなくて...」プルプル
綾『おーい、穂乃花、アリス責めんなよー、悪気はないんだから』
穂乃花『おいおい小路―ちびっ子ー、なんか勘違いしてね?』
アリス「えっ?怒らないの...」
穂乃花『カレンのダチにそんなんする訳ないっしょー、ただちびっ子にバビっただけでさー』
アリス「?」
穂乃花『ウチの弱みサグってカレンまで使って、大宮勝たせようなんてwww ホントどっちの世界でも大宮LOVEなだなーってwww 』
穂乃花『前こっちのちびっ子も同じことしたけど、発想エグいわーwww ちびっ子面白いわwww』ケラケラ
アリス「えっ!!向こうの私も同じことしてたの...?」
綾『あぁ、テニスの時で金髪穂乃花被った時な...』
カレン『ホノカ!!それ言うなデス!!協力したのはアリスの為じゃなく、普段の仕返しで...』
穂乃花『ハイハイ、にしても大宮ー!! 今回ウチの負けだけど、ホントいい金髪少女とLLになったなー、しかもミラーワールド合わせて2人もとか裏山ー!!ちびっ子に感謝しなwww』
アリス「こ、これって褒められてるのかな...」
忍『ふん、お前に言われるようでは終わりだ。世界は違っても私達の仲は健在だ...お前こそカレンを大切にしろ。』
穂乃花『おけ!!』
忍『それにしても無理したばかりに、アリスに心配をかけるとは...』チラッ
アリス「」ムー
忍『...金髪好きが金髪を悲しませてはならん、反省する...』
アリス「シノ!!分かってくれたんだね!!」
綾(ほっ、良かったー、これに懲りたら今より危なくなくなればいいんだけどなー)
忍『あぁ、もう心配はさせん、次からは....』
忍『...姉上作のアリスウィッグで試合に臨む...』
一同『!?』
アリス「えっと...シノ...?」
忍『この事態は、金髪愛好家であるにも関わらず、金髪出し惜しみをした私の落ち度...』
忍『今まで私は金髪と不釣り合いと思ってきたが、青森には純金こけしたるものがあるし、悪くないかもな...』
アリス「...つまり..?」
忍『穂乃花!!今回は引き分けとするが、次はないと思え!! 姉上作のアリスヘアーを用いて私のアリス愛を証明する。 先程の張りぼてヘアーと違い、アリスの輝きが再現された代物だ!!』
穂乃花『おっ、待ってるぜ、大宮!! ウチもカナナにカレンヘアー新調してもらうからwww!! もっとも50勝、49敗、2引でウチ勝ち越してるけどなwww!!』
忍『ふっ、いつまでもお前に遅れを取る私ではない!!世界で最も金髪を愛するのは、お前、そして向こうの穂乃花や私でもなく、この私だ!!』ビシッ!!
一同「『...』」
一同(なにこれ...)
陽子『...何か前より悪化してないかな?』
綾『金髪穂乃花vsシノっち...それこそ誰も止められないし、風景としてくどいわ...』
アリス「...まあ、2人が楽しそうなら、いいのかな...」
to be continued....
香奈『っていうか穂乃花〜!! 金髪付けたのになんで負けてるの!? チケットの約束忘れたとは言わせないよぉぉぉ!!』ダダッ
綾『...って香奈!?すっかり忘れてた!!』
今日は>>610からです、いかがでしたでしょうか。
鏡金髪同盟(正確には非常時以外誕生しませんが)の悪目立ち度とスペックが群を抜いて高い...シノは金髪さえあればなんでもできると原作で言ってますからね。
これで烏丸+久世橋+ほのかなの日常パート終わりで、いよいよ帰還編+その後の話になります。
ただいざ予定していた内容にすると思ったよりグダグダになりそうなので調整入れます、また投稿遅れるかもですがご理解の程お願いします。
3月中(久世橋パートから)の更新ご覧になられてない方は、>>506から、前回のをご覧になってない方は>>562からお願いします。
ここまでありがとうございました。
乙です
それぞれのキャラの中に「譲れない物」があるのですね。
なお、自分としては「付け毛ポニーテール」はポニーテールとは認めてません(関係ねえ)
あと、忍とアリスの間に絆があるように、
忍とほのかの間にも謎の絆が感じられました
きらファンの金髪迷宮シナリオ、早く最後まで読みたい
>>643
コメントありがとうございます。
そうですな、金髪好きと言っても、上述したシノと穂乃花の差の他、エトワリア内で金髪日本人やジンジャーには反応しないのに、ノノには萌えたり、結構好みは複雑な事が伺えます。鏡シノは原作と反転し特に偽物には厳しくなってます。
私もポニテに限らず付け毛は萌えない派だったり
鏡シノ穂乃花、表向きは険悪ですが、実際は仲良しな少年漫画に出て来る関係みたいになってますね、普段趣味を公にしない鏡シノがお互いにオープンになれる相手だったり、、数々の試合を通じたことからむしろ原作の金髪同盟以上の絆になってるかもしれません()
あのシナリオと武器レベルギャップ解放いつになったら進むんでしょうね
申し訳ございません、またリアル忙しくなり中々更新できてません...
書き進めてますので1ヶ月以内にあげたいところですが...宜しくお願い致します。
納得できる内容のストックが溜まったので来週は投稿します、宜しくお願いします。
>>646に書いた通りストックがたまりましたので、あげさせてもらいます。毎度毎度更新が遅く申し訳ございません。
アリス帰還編パートです。よろしくお願いいたします。
前回のパートは>>610〜641までです。
放課後:16:05PM
体育館
忍『綾、アリス、入れ替わりが起きた鏡とはこれで合っているな。』
...キラン✨
綾『あぁ、この前で寝てたからビビったよー、暑さでおかしくなったのかってさー』
陽子『そういえばカレンちゃんは? 15分前なのに...』
忍『さぁな、別れる手前、照れ臭いのではないか。』
忍『...』チラッ
陽子『?』
綾『はぁ、あいつ普段はっちゃけてんのに、しっかりしろよなー』
陽子『それにしてもアリスちゃん...帰っちゃうんだね...』
アリス「...うん、みんな待ってるから...」
綾『...元に戻るだけだけど、寂しくなるなー』
忍『あぁ、長い2日間だった、楽しかったよ。
...忘れる前に渡しておく、私の普段のレッスンのメニューとやり方を纏めたメモだ、これとこちらでの体験を参考に私を夢に近づけてくれ。』サッ
綾『シノっち抜け目ねえなぁ...
アリス、寂しくなったらいつでも遊びに来いよ!!』
陽子『そっちでも元気でねアリスちゃん、体調壊さないでね...』
アリス「う、うん....」
一同『?』
―――――――――
アリス(みんなが心配してくれている...よそ者の私を...)
アリス(...昨日シノは、私がここに来たのはこの世界を変える為に仕向けられた物かも、って言ってたよね...)
アリス(もし...もし本当なら...役目を果たした私が、もうここに来れなくなったら...)
―――――――――
??「」ガタッ
陽子『どうしたの?アリスちゃん?ボーっとして』
綾『おいおい、まだ眠り足りないか?立って寝ると向こうのシノっちみたいになるぞー』ニヤニヤ
忍『お前それはどういう意味だ..』ギロッ
綾『ち、違うんだって...!!向こうのシノっちの眠りのツボが浅いって話でさ
アリス「あの...みんな...?」
一同『?』
アリス「...わたし...」
アリス「わたし、まだここから離れたくないよ!!」
一同『...えっ...』
綾『おまっ、今日帰らなきゃまずいだろ!!』
アリス「そんなこと言ったって...別れるの辛いよ..」
一同『...』
綾『ま、まあ...気持ちは分かるぜ、私達だって寂しいけどさ...』
アリス「...あのね、私..昨日最初来た時は怖かったんだ..知らない世界で1人で....
どうすれば帰れるか分からないし、みんな灰汁強いし...怖くて...」
アリス「でも...実際はみんな...ゴタゴタはあったけど...見ず知らずの私に優しくしてくれて...帰る方法を親身になって探して..
今日だって私が安心して学校過ごせるようにフォローしてくれて...ホノカやカナとも仲良くなれたばかりなのに...離れ離れに...!!」
綾『お、おい、待てって...!! 離れ離れになるって...入れ替わる時間判れば行き来できるぞ!!』
アリス「そういう問題じゃないよ!!」
一同『!!』
アリス「だって...次行けるかなんて分からないよ...!?」
アリス「もし...鏡が壊れたら...壊れなくても使い物にならなくなったら...
何が起こるかなんてわからないよ...」
綾『縁起でもないこと言うなって!!』
アリス「だって...私達を隔ててるのは...国境や教室の壁なんかじゃなくて...鏡だよ...」
アリス「今までの別れとは違うんだよ...
私達が立ってるのは同じ地球じゃないよ...何が起こるかなんてわからないよ...」
陽子『...アリスちゃん...』
忍『...気が済むまでここで生活するか?
向こうの我々も分かってくれるはず。』
アリス「...そ、それも...それも困るの...!!」
一同『?』
アリス「勿論ここにもいたいけど...元の世界も恋しいよ...」
アリス「...わがままかもしれないけど...もし帰る機会を逃して...戻れなくなくなったら...私....」
綾『じ、じゃあ...どうすればいいんだって...』オロオロ
...ポロ.... ...ポロ....
一同『!?』
??『』ガタン
アリス「...そんなの...分からないよ...行き来できなくなるのは嫌だけど...向こうの皆にも会いたいよ...」
アリス「...ねぇ...シノ...アヤ...ヨーコ...わたしどうしたらいいの...」
一同『...』
陽綾『』ヒソヒソ
忍『...』コクッ
アリス「ヒッグッ…エグッ…グスッ」
<ギュッ…
アリス「...えっ...」
忍『...本当に仕方の無いアリスだな、未熟なのはどちらも同じか..』
アリス「...シ、シノ!! それどういう意味!?シノは悲しくないの!?」
忍『...そんな訳なかろう、私とて本当に永別となれば...耐えられないかもな...』
アリス「...じゃあなんで..なんで、こんな顔にいられるのあまり悲しくなさそうだけど...」
アリス「...今までの別れは同じ地球の上だったけど...今回は別々の世界だよ...」
忍『...昨日散々私の事を言っておきながら忘れたか...』
アリス『...何を..?』
忍『異世界がなんだ。鏡の壁が何だというんだ。
私なんてついこないだまでイギリスの事だって異世界のようなものだと思っていたが。御伽噺に出てくるような、幻想郷のようなものだとね...』
アリス「そうだったの...?」
忍『あぁ、アリスを最初見た時だってそうだ...
西洋人形のように整った相貌...煌めく金色...
異国情緒溢れる雰囲気で私とは違う、貴族のような存在かと思っていたさ...』
忍『君も初めて私と会った時身構えて、マムの後ろに隠れたそうだな、それと同じような心境だが。』
アリス「...シノでもそんなことあるんだね...」
>>658
申し訳ございません。訂正します。
忍『世界が違っても本質は変わらない、それを教えてくれたのはお前だろう。』
アリス「えっ...」
忍『異世界がなんだ。鏡の壁が何だというんだ。
私なんてついこないだまでイギリスの事だって異世界のようなものだと思っていたが。御伽噺に出てくるような、幻想郷のようなものだとね...』
アリス「そうだったの...?」
忍『あぁ、アリスを最初見た時だってそうだ...
西洋人形のように整った相貌...煌めく金色...
異国情緒溢れる雰囲気で私とは違う、貴族のような存在かと思っていたさ...』
忍『君も初めて私と会った時身構えて、マムの後ろに隠れたそうだな、それと同じような心境だが。』
アリス「...シノでもそんなことあるんだね...」
忍『だがいざ生活すれば文化や言語の違いはあれど、どこでも楽しく過ごせるのだと思った。』
忍『身構えていたアリスも、言語が違うだけで...いつも明るく、笑顔が素敵で見てるだけで癒される...同い年の女の子だったのだから...
私が勝手に感じた壁なんて立ち消えた。』
忍『...ここまで言えばもうわかるだろう?』フッ
アリス「...そうだったね...忘れるところだったね...」
アリス「前まで日本は遠い遠い不思議の国だったのに、今は距離を感じないのは、みんなに出逢えたから。」
アリス「そしてそれは、鏡でも同じこと...だよね...」
忍『ようやく呑み込めたようだな...
あれだけ遠かったイギリスだって、アリスが来てくれた事で距離があると思わなくなった。』
忍『先ほど、アリスが来日しなくたって手を取りに行ったと言ったな、それは今だって同じだ。
隔てる物が何になろうが、私達を阻むことはできん。』
...ポンポン
忍『...将来の通訳である私がいる以上、永別などありえない。泣くな...』
アリス「...うん。」グスグス
綾『ほっ、良かった...無事に別れられそう...』
陽子『...やっぱりアリスちゃんの相手は忍ちゃんが一番向いてるよね...』
忍『...それよりアリス、今は楽しい事を考えないか?』
アリス「楽しいこと?」
忍『あぁ...例え万が一永別になったとしてもつながる手段もある、そうは思わんか?』
アリス「..えっと...それって...」
綾『あの...しのっち...』
忍『?』
綾『それだけど...あいつ来ないから厳しくない?』
忍『その心配はいらん。』
綾『えっ...?』
忍『...おいカレン、穂乃花、盗み聞きとは趣味が悪い、私相手に気配を隠すなど10年早いんだよ。』
アリス「?」
ヒソヒソ
カレンチャン!!ナニヤッテルノ!!
シ-、バカ、コエダスナツーノ!
マジヤバタンwwwズラカロウゼwww
イヤ...ダカラソノタマガジャマナンダッツーノ...
カレンチャンオサナイデ...
アッ...
ドサッドサッバサッ
一同『!?』
香奈『カレンちゃんビビりすぎ!!忍ちゃんに気付かれるなんて詰みだよ!!』
カレン『お、お前こそ...2人が抱き合ったとこでガッツポーズ決めなきゃ!!』
穂乃花『2人ともマジビビりじゃんwwwあっ、ちびっ子、大宮、おつーwwwww』
アリ陽綾「『えっ...』」
えぇーっ!!
綾『えっ!! さっきからずっと隠れてたのかよ!?しかも穂乃花まで...』
穂乃花『おーす、小路ー、猪熊www もうすぐちびっ子ドロンなんだろー
ウチらだけハブるなんてズルいぜーww』
カレン『いやお前玉乗りしやがりながら待ちやがってさっき滑りましたよね。だから連れて行きたくたかったんデスヨ。』
穂乃花『ウチこんなエモいシーンで、何もしないでバイブス抑えるとか無理なんすわwww』
忍『...そんなことはどうでもいい』
忍『...おいカレン、なぜ遅れた?音頭取りである筈のお前が』ギロッ
カレン『ヒイッ!!そ、そのデスネ...海よりふかぁい...ふかぁい...事情があったのです☆
カッカしちゃメッ、ですよぉ☆』
穂乃花『そうだぜ、おこになんなって大宮ーwww』ポンポン
忍『その海よりふかぁい、ふかぁい事情を聞かせてもらおうか
それにお前らは呼んでないのだが、傍観者気取りとはいい身分だな、穂乃花さんよ。』
穂乃花『おいおいその態度いいのかー?こうしてられんのもウチとカナナのお陰だっつーのにwww』
忍『...何!?』
香奈『いやー、さっき腕相撲したでしょ?その後穂乃花、金髪付けたまま廊下出てー』
香奈『運悪く烏丸先生に鉢合わせたら、職員室に連行されてねー
その時烏丸先生のデスクにあるアレ見つけてー』
カレン『で、中身バレて...グダグダ書かせてたら遅れたデス...』
綾『あぁ、なるほど、でここに集まる事とかもばれて連れてきたのか..』
忍『遅れた経緯は理解した、が、どうお前達の手柄に関係する?』
穂乃花『今日雨だぜー、今日テニス部外練中止でここ占領するぜー?』
忍『!!』
穂乃花『だから部長のウチが入んなって言ってやったわけwww
後ついでにクゼハシとカラスマにも見張り頼んだしーwww
ウチがここ来てなきゃ、横槍入ってめんでぃくなったと思わね?』
忍『...くっ...』
綾『しのっちらしくないな...私らもだけど、アレの事で頭一杯だったんだな..』
忍『...ふん、礼は言わんぞ、盗み聞きの件でおあいこだからな。』
穂乃花『ちぇっ、大宮までツンデレかよーwwwウチらもアレも書いたってのにさー、ぴえん』
アリス「あ、あの...」
一同『?』
アリス「その、さっきから話してる"アレ"って何..?
何が何だかわからないよ...」
忍『...カレン』コホン
カレン『イエッサー!!どうぞデス!!』サッ
アリス「...えっと、これは..!!?」
アリス(...色紙...!? しかも8人分の直筆メッセージ!?)
アリス「...えっと...これ..貰っていいの?」
綾『アリスに渡さなきゃ誰に渡すってんだ。』
陽子『こっちの世界に来た証だよ、アリスちゃん...!!』
アリス「ほ、本当!?」
忍『あぁ、今日決めたことで急な形となったがな。』
忍『...今朝アリスは昨日に比べ表情が強張っていたな、元の世界に戻る算段を持ちかけた時から、か。』
アリス「えっ!!少し考えてたけどそこまで!?」
綾『そりゃそうだよ...私でもわかるぞ...』
陽子『こっちのアリスちゃん本当分かりやすいよね。』クスッ
忍『どうにかアリスを励ませないか、と思っていたんだが、その後綾がアリスをからかった後「記念に残るから」と話した。』
忍『それで、物憂げなアリスを励ますには、色紙の寄せ書きでも渡したらいいのではないか、となった。
確かに綾の言う通り、万が一来れなくなったとしても残せるものはあるからな。先生方にも協力して貰った』
アリス「そうだったんだね...朝ヨーコとアヤにした内緒話ってこの事...」
忍『いや、違うが。』
忍穂乃花以外の一同「『!?』」ガタッ
綾『えっ!!これシノっち考えたんじゃないの!?』
アリス「えっ、じゃあ誰...」
忍『...カレン、隠れたのは私達のやり取りで出辛くなっただけじゃないだろう。』チラッ
カレン『...』
綾『えっ、それって...』
穂乃花『ウチ知ってたぜwwwちびっ子の寄せ書き考えたのカレンだしwww』
綾香奈アリス陽子『えっ』
ええーっ!!
綾『ちょっ!!これカレンの案だったの!!』
香奈『綾ちゃん、このカレンちゃんは偽物だよ!!影武者だよ!!』
カレン『チッ...いらんことを..勘違いするな!!
向こうに帰ってから、ピーピー泣かれたら向こうの私達に迷惑がかかるからデス!!
後、向こうへのわいろ...土産デス!!帰ってから黒いとか言われるの嫌デスし!!』プイッ
穂乃花『おいおいカレン、さっきちびっ子の事書いてる時バリニヤけてたじゃんwww』
カレン『なっ!!...//そんな事でニヤケないデス!!変な事言うな!!』
香奈『っていうか、私と穂乃花よりカレンちゃんの方が書くのに時間かかってたし!!』
穂乃花『さっきウチハメた時だって、ちびっ子とハイタッチしてたしwwかわたんかよwww』
カレン『ぐぬぬぬ...アリスはひよっこだから、書く事多くて大変なだけなんだっつーの!!』ムキー
アリス(て、照れ方がアヤみたい...)
綾『』ポン
カレン『!!』
綾『おいおい、校内アイドルがこんなんでいいのかー、シャキってしろよなー』ツンツン
カレン『!?...余計なお世話デスよ!!』
綾『陽子だってカチューシャ付けたり、アリスの練習に付き合うって変わってるのにさー
素直なアイドルも悪くないと思うんだけどなー、向こうのカレンはそうだし』チラッ
陽子『うん、たまには素直になってもいい事あると思うよ、カレンちゃん』クスッ
カレン『...』
カレン『...陽子まで言うなら...』
アリス「...カレン?」
<ギュウゥッ
アリス「!?」
カレン『アリス!!...2日間本当にありがとうゴザイマシタ!!』
アリス「え、ええっ...!!カレン、どうしちゃったの!!?」
カレン『...さっき、私が私で居られるのは、目標であるアリスが居てこそって言いましたよネ...』
カレン『高校来てからのアリスは冷たいし...秘密作られるし...またイギリス戻るしで...
愛想尽かされたかと思って胸が張り裂けそうデシタ...』
アリス「...」
カレン『デモ今回アリスが来てくれたお陰でその痛みは収まりましタ。』
カレン『生意気で、時々黒くて、押しが強くて、でもお人好しで、いじりがいがあって...
昔のアリス...とは違いますガ、表情豊かで一昔前に戻ったような感じの2日を過ごせましタ。』
アリス「...それ褒めてるの...?」ムー
カレン『そして私が屋上に行っても追っ掛けてくれたし、大好きと言ってくれて...
こっちのアリスは見ない間に変わりましたが、本質は変わった訳ではないと事も分かりマシタ!!』
アリス「...」
カレン『この色紙はそんなアリスへのお礼デス!!
素直でも区r−でもアリスは笑顔が似合いマス!! アリスが悲しそうな顔は見たくないので!!』
カレン『もし、暫く私達が会えなくなってもこの色紙がある限り、繋がりは消えマセン!!私達の6人の仲はダイヤより硬いんデス!!』
カレン『だから安心して、向こうに元気な顔を見せろデス!!
こっちの事は九条財閥令嬢のワタシに、おかませあれ!!』ババーン
アリス「...」
一同『...』
カレン『...』
カレン『...アレ?反応ない..?コレスベッタ...?』
陽綾香奈・アリス『「...」』
陽綾香奈・アリス『「おおっー!!」』パチパチパチ
カレン『!?』
陽子『カレンちゃんがボケなしの真面目なコメントするなんて..意外...』
綾『なんか...すげぇ...最後に「向こうの私の応援よろしくねぇ!!」とか言うと思った...』
カレン『...//...ううっ、こうなる事分かってたから言いたく無かったんだっつーの...//』カァァァ
アリス「カレン、恥ずかしがることないよ!!成長したよね!!
結構、昨日の私の台詞から取ってたところとか、豪快にポーズ決めてたのに最後の最後で噛んで『おかませあれ!!』なんて言ってたのも、微笑ましかったし!!」
カレン『おまえっ...//私をからかって楽しいかぁ!! 空気読めデス!!』
陽子『...私もカレンちゃんのセリフ、気になったんだけど...
さっき"私達6人の仲"って言ってたよ...カレンちゃん、さり気なく綾の事省いてるよ...』
綾『陽子も今くらい空気読んでくれよ!! 今は私のこといいからさ!!』
リス「...でも」
一同『?』
アリス「ありがとう!!シノ、カレン、みんな...本当に嬉しいよ!!
私こっちの世界に来て良かったよ!!
みんなの性格は真逆で、驚きの連続だったけど、優しくしてくれて...
ホノカや香奈まで駆けつけてくれて...
最後の最後で素敵なサプライズを、カレンとみんなでしてくれて...」
アリス「...おかげで向こうへ帰る不安は吹き飛んだよ!!
むしろ向こうのみんなにこの世界で起きたこと、そして私を大事にしてくれたことを話したくなったよ!!」
一同『!!』
アリス「...みんな、これからも私のことよろしくね!!
ちょっと話すのが下手だったり、英語できなかったり、お寝坊さんだったりするみたいだけど...仲良くしてあげて!!」
忍『...言われるまでもない、約束する。』
綾『...当たり前じゃん!!
アリスこそ向こうのシノっちとカレンにしっかりするよう言ってくれよ!!』
陽子『勿論だよ!!今度会った時は空太と美月も紹介するからね..!!』
カレン『アリスの事もみんなの受験もカレンちゃんに任せておけば安泰なのですぅ☆』
香奈『次来た時もっとぷりずむの事話そうね!!
こっちのアリスちゃん向けの衣装も用意しておくから!!』
穂乃花『ウチの店の事もよろしくなwww次来たらゴチるぜwww』
アリス「うん!!」
ピカー!!
一同『「!?」』
綾『なっ!!』
カレン『この光は...!!』
アリス「...入れ替わった時と同じ...!!」
イイイイマ、ヒカリマシタヨネ!!スゴイデース!! ウウウウ、ウソデショ!! シシシ、シッカリシロ!!タテアヤ!! ココココ、ココハフイセカイカナニカデスカー!! ...コシガ...コシガ...
シノブ...シッカリシテヨ...ダカライッタデショ...
一同『!!』
香奈『...この声は...!!』
忍『いつもと雰囲気の違う私達と、テンションの低いアリスの声...間違いない。』
綾『アリスの話した通り、光と声が通り始めたな!!
にしてもよかった!!この生気が感じられない感じ、いつものアリスだよ、元気そうで!』
アリス「そ、そう...」(生気が感じられないのに元気なんだ...)
陽子『私は向こうの綾が気になるかな...オドオドした感じのあや...悪くないかも...///』ポッ
アリス(こっちのヨーコは相変わらずだね...)
忍『おしゃべりは後だ!!各々撤退の準備を...』
香奈『うわ!! 何これなにこれ!!本当に光ってる!!』キラキラ
綾陽子カレン(あっ、この目)イヤナヨカン
香奈『...アリスちゃん...私も連れてって貰っていいかな...!!
私、ぷりずむの漫画書いてるんだけど、別時空からの登場シーン悩んでるの!!だから...』ワクワク
アリス「か、カナ!!ごめんね、これ1人用なの!!だから...」
香奈『そんな硬いこと言わないでさー、私達の仲でしょ〜、ねえねえー』スリスリ
穂乃花『...』ポン
香奈『!!』
穂乃花『おいおい、カナナwww今そういうのマジKYだからなwww
カレンにオタクモード自粛しとけ、つーわれたよなwww
久々にウチと特訓すっかwww?』ゴゴゴゴ
香奈『ハ、ハイッ!!スミマセンデシタ!!』ビシッ!!
アリス「えっ...ホノカ、カナを押さえ込んだ...
伊達にシノとライバルやってる訳じゃないね...」
忍『私が出るまでもなかったか...
綾、半径30m以内に立つと不味いんだったか。』
綾『あぁ、けど入れ替わった時は1人だったみたいだから念の為に全員出た方がいいと思う。』
忍『だな、ではお暇する。騒々しい旅立になって済まなかったな、アリス。』
アリス「気にしないで!!本当にありがとうね!!」
ゾロゾロ...
綾『じゃあな、アリス!!』
陽子『アリスちゃんまたね!』
カレン『カレンちゃん達の事、忘れちゃメッ☆ですぅ!!』
忍『感謝している、達者でな。』
穂乃花『ちびっ子、バイビー!! 』
香奈『今度来たら向こうの私達も誘ってね!!』
アリス「うん!!みんな、またねー!!」
バタン
アリス「...」
アリス「みんな別れの前なのに、明るかったね...」
アリス(間にある物が国境であっても、鏡の壁であっても、私達は変わらないし、いつでも繋がることだってできる...
それをこの世界で確認できたよ。)
アリス(別れるのは寂しいけど...また会える、そんな気がする。
シノが初めて私の家に来た時もこんな感覚だったのかな...)
ピカーッ!!
アリス「!!?この光...!!前と同じ...!!」
アリス(...時間だね、ありがとう鏡の世界...)
...シュン!!
今回の投稿は以上です、アリス帰還編。
今回は>>648から>>691までです、いかがでしたでしょうか?
次の更新からいよいよ元の世界に帰った後の話...の前に、一つ何かが起こります。
と言ってもトラブルではないですし、他の鏡の世界関係のSSをご覧になられれば察しはつくと思います。
これはおそらく来週に出せると思います、それ以降は未定ですが。
構想からここまで書くのに一年以上経ってしまい申し訳ございません。ですが皆様の応援もあり、無事、原作アリスを元の世界に帰すところまで続けることができました。
今はどのくらいの方がご覧になられているかは不明ですが、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
乙です
ついに帰還。そっか作中は2日間だった
683の元の世界のメンバーの半角カタカナの台詞が好き
断片的でも通ずるのが凄い
さて次は幕間というか、この手の反転ものの定番のアレですかね
待ってます
>>693
毎回コメント誠にありがとうございます。
申し訳ございませんね、一応作中は二日間なんですよ、私含め閲覧者の方々にとっては、掲載期間分量ともにとても長い長い二日間になったと思います()鏡SS最長ですな。
原作世界も書く予定ですが、向こうの世界の描写がない以上断片的でもわかるように書いてみました、そうおっしゃっていただけて光栄です。
そうですね、たぶん想像されてるものと同じ感じかと思われます、入れ替わりものの定番ですな、ここら辺も鏡穂乃花パート同様結構前から先書きで構想練ってたので自信あったりします。
尚、今週は投稿するするいいながらできるか正直わかりません(pixiv投稿部分の9割を書いたものの、後一割が...)
万が一来週へ引き延ばしになった場合ご迷惑を犯します。
筆者です。
なんとか今週中に、アリス帰還編の続きに当たる部分まで書き終えることができました、>>692にあるように続き上げようと思います。(pixivにはすでに掲載済み)
...何気にあのキャラが初登場なんですよね、お楽しみくださいませ。
>>691の続きからです
〜???〜
アリス「...う、うーん...」
アリス「....!!?」パチン
アリス「...あれここ、どこ? 元の世界じゃない...?」キョロキョロ
??『...ソノカンザシ...アナタハ...』
アリス「えっ...あれって」バッ
??『...』ジー
アリス(...私が私を見つめてる!!?声も見た目も瓜二つ...!!)
アリス「こ、これって」
アリス・??『「も、もしかして...あなたは..」』
??・アリス『鏡の世界のわたsh』「ドッペルゲンガー!!?」
アリス「えっ!!こんなの聞いてない!!鏡光ったら帰れるんじゃなかったの!!?」
??『...えっ』
アリス「も、もしかして朝アヤが話した事が本当に!!? 私死後の世界に引き摺り込まれたのかな...」ガクガク
??『...あの』
アリス「...」ビクッ
アリス「...ゆ、ユウレイがシャベッタァァァァ!!」
??『アヤが何を吹き込んだのか分からないけど...髪見て...』
アリス「...髪..?...あっ!!」
アリス「瓜二つかと思ってたけど、簪付いてない!!
それに向こうの私、前髪伸ばしてるって...」
アリス「そして...」
??『...』キラキラ...
アリス(どことなく声のトーン低いし、極限まで済ましてる...
同じ私とは思えない、この迸る美少女オーラ!!)
アリス「もしかしてあなたは!」
??『』コクン
アリス「鏡の世界の私!!」
アリス『...気付くの遅すぎ...』ハァ
アリス「本物そっくり!! 鏡映しみたい!! これがもう1人の私かぁ...」キョロッ
アリス『...鏡だし...当然...』
アリス「...あれ、反応薄い?ところで...ここどこ?」
アリス『...私のシノブなら鏡の世界同士の境界、と言いそう...』
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