ココア『ラビットハウス、百物語大会へようこそ!』
これからきららキャラたちがラビットハウスで百物語をします。
怪談内容はネタでもコピペでもオリジナルでも構いません。
連続投稿、リレー、安価も使っていいです。
物語が百までいったとき、このスレで何かが起こる…
リゼ「さて、マジックミラー艦隊を殲滅するのだが、バルチック艦隊は、>>486という独特な戦法を取る。軍事機密なので、細かいことまでは言えないが、>>487を>>488して敵艦隊を誘導、隙をついたところで一斉に『>>489』という特殊な魚雷を撃つ。この魚雷は>>490をすることができ、これによって敵艦隊を一隻残らず沈めるのだ。」
たまて「ひぇ…最近の兵器は恐ろしいですな…」
リゼ「魚雷を発射したその時だった。もうすぐ沈むであろう敵艦を潜望鏡(水上の様子を覗く望遠鏡みたいなアレ)を覗いてた司令官が金切り声を上げた。なんと、潜望鏡に映ってたのは、見るも無残な女性の血まみれな顔がドアップで映ってたのだ!」
チノ「突然のホラー!」
たまて「いやこれ百物語ですから」
リゼ「ハメスロドリゲスの奥さんだった、私は助けに向かったが今度は強敵の >>493 と >>494 が立ちふさがって来た、武器をとって戦うことにした」
リゼ「因みにその時のエーリッヒハルトマンはなんと、>>497に乗っていたのだ!」
たまて「最悪の組み合わせじゃないですか!」
かおす「あばばばば、なんでハルトマンもシモヘイヘも生きてるのですか!?」
チノ「…エーリヒさんやシモヘイヘさんも知りませんが、これは百物語です。話の中に死んだはずの人が出て来て当然です」
一同「…」←エーリヒとシモヘイヘとたまてが言ってたルーデルがどれほど恐ろしい存在かわからない。ていうか軍人でもミリオタでもないので話にあまりついていけてない
リゼ「あの時は私も流石に諦めた。『親父…こんな娘ですまなかった…』心の中でそう告げた。」
リゼ「だが!戦場では何が起こるかわからない。私の絶望はとてつもない轟音とともに打ち砕かれ、希望の光が現れた。」
リゼ「私の背後には、超戦艦『>>498』の姿があった…」
リゼ「目の前に宇宙戦艦が現れても、エーリヒとシモヘイヘは動揺しなかった。迷うことなく2人はヱルトリウムに向かっていった。2人には、圧倒的強大な相手に対する恐怖や諦めは無かった。」
リゼ「私は2人の兵士に恐怖した。しかし!その2人の兵士はもっと恐ろしい相手に対して恐怖しなかった!!私は、軍人がどのような者かよくわかった。訓練だけ積んでただけではダメだと私は思った。」
リゼ「私の話は以上だ。」
残り52
ソーニャ「お前の話を聞くと、昔の私を思い出すな…。初めての暗殺は警備システムとかおっさんとかが怖かったな…日頃あんなに訓練したのになぜだ…と1人で悩んでた」
エーリヒ「…俺たちの戦いが1人の少女を成長させたみたいだなシモヘイヘ!」
シモヘイヘ「あぁ…彼女には期待してるぞ…」
たまて「ん?今なんかおっさんの声が二人聞こえたような…」
これはたまたま観測した世界の話なんだけど……
ある高層ビルのエレベーターに定員ぎりぎりまで乗っていてね。
途中でそのエレベーターのワイヤーが切れてしまって一番下まで落下してしまったの。
でもその事故では一人も怪我人はでなかったそうよ。
残り51
ゆずこ「ゆ〜いちゃ〜ん!」ニヤニヤ
唯「……なんすか」
ゆずこ「今日の朝ごはん、何食べたの〜?」ニヤニヤ
唯「別に……普通にパンだけど」
ゆずこ「えっ」
唯「いや、えって言われましても……」
ゆずこ「あの……お味噌汁食べたことにしてもらっても……?」
唯「なんでだよ……じゃあ、お味噌汁ですよ」
ゆずこ「へ〜! それで、具材は!!!」ニヤニヤ
唯「しるかっ! あとその顔やめろっ!」
ゆずこ「あ、はい……その、お麩でお願いします……」
唯「えぇ……まあ、その、お麩でしたけど……」
ゆずこ「今日、お麩のみそしるだったんだねっ! きょう、麩のみそしる……きょうふのみそしる……恐怖の味噌汁」
唯「…………」
ゆずこ「…………」
唯・ゆずこ「「……………………」」
残り50
縁「ゆ〜いちゃ〜ん!」ポヨポヨ
唯「はいはいなんですかー縁さん」
縁「今日のばんごはん、何たべるの〜?」ポヨポヨ
唯「そういうシリーズか……えっと……ゆで卵かな」
縁「へぇ〜そうなんだ〜ゆでたまごおいしいよね〜」ポヨポヨ
唯「……え? あ、うん、そうだな」
縁「…………」ニコポヨニコポヨ
唯「…………」
縁「…………」ニコポヨポヨニコ
ゆずこ「おふたりさん」ヌッ
唯「うわぁ! びっくりさせんな! スッとでてこい、スッと!」
ゆずこ「どうも、こんにちは」スッ
唯「やりなおさんくていいよ……で?」
縁「どうしたの〜?」ポヨポヨ
ゆずこ「今日の唯ちゃんはゆでたまごを食べるそうです……ゆで卵を……ゆでたまごを……茹でた、孫を」
唯「……いや、そうかなとは思ったんだけどさ」
縁「ん〜↑? ん〜↓? ……ああっ! そうだった!! 唯ちゃん! 今日のばんごはん何たべるの!?」
唯「最初からですかっ!?」
残り49
リゼパパ「俺の出番か・・・・」
リゼ「親父、いつからいたんだ!?」
リゼパパ「 >>456 からいたぜ・・・・」
リゼ「私の話聞いてたのか・・・・」
リゼパパ「もっと恐ろしい話を聞かせてやる」
リゼ「なんだと!?」
リゼパパ「あれは、リゼがまだ小さい時だった・・・」
リゼパパ「>>507で>>508に行ったらA10に乗ってるルーデルに出会った」
たまて「聞いただけで恐ろしい組み合わせですね…ていうか天々座家はどうして歴史的チート兵士に会うのですか!?」
リゼパパ「どうやらルーデルは>>510の様だ。そして彼は私に『>>511ァァァ!』と言って、>>512した」
かおす「あばばばば…とんでもない経験ですね…」
リゼ「ルーデルを倒した私はルァブホテルに入った。目的はこのルァブホテルの奥に潜む万能戦艦『轟天号』の設計図を手に入れるのだ。」
かおす「あばばばば、海底軍艦とか懐かしいですぅ…」
リゼ「ルァブホテルのドアを開けると、>>515が現れた。」
たまて「ルーデルの後にその人ですか…」
リゼ「そして彼女から手厚い歓待を受けてこうして設計図を持ち帰ることができたってわけだ」
たまて「なるほど!」
かおす「それであんなにおっきいのがあるんですね……」
リゼ「よーし、みんなでのってみるか!!」
ガヤガヤガヤガヤ…………
━━━━━━━━━
あれ
誰か
いない
残り48
チノ「えぇと…これより、この百物語会場は轟天号の艦内になりました」
たまて「おぉー…これが轟天号の艦内ですか…」
はなこ「へぇー、意外と狭いね!」ポチッ
ゴゴゴゴゴゴゴ…
はなこ「あれ?」
響「ちょっと!勝手に動かしてどうするのよ!」
リゼパパ「大丈夫だ。この艦の動かし方は私とリゼが知ってる。」
リゼ「せっかくだからこの街を一周しようか」
ココア「オジギビト?」
チノ「工事現場の看板の頭下げてる人です」
瑠璃「その、オジギビトが急に動いたの。そして、『いつも僕のことを見ててありがとうございます。』って言ったの」
はなこ「え!?」
牡丹「瑠璃さん、遂に恋が…!」
瑠璃「ちょっ…ちょっと!2人とも…!」
瑠璃「それでね、そのオジギビトが…」
リゼ「親父!」
リゼパパ「今は艦長だ」
リゼ「すいません、艦長、右舷上空に飛行体が高速で接近、数は…10機です!」
チノ「そうでした、今私達は轟天号の艦内にいました。」
たまて「チノさん!それどころではありません!今轟天号に飛行機か何かが10機近づいてるのですよ!ひょっとしたら、私達を攻撃するかもしれませんよ!」
ココア「大丈夫だよ!別に今戦時中じゃないよ!」
瑠璃「なら大丈夫かな?話を続けるわ。あの人が…」
ココア「あの人?」
はなこ「オジギビトの事だよ!ココアちゃん」
牡丹「瑠璃さんはオジギビトに恋心を持ってますのよ」
瑠璃「ちょっ…恥ずかしいよ…」
ココア「大丈夫だよ!相手が看板でもいいじゃない!」
瑠璃「ココアさん…ありがとうございます!話を戻すわ。あの人がそんなことを言ったから、つい『>>522』って言っちゃったの」
リゼ「艦長!飛行体の正体がわかりました!>>523です!」
リゼパパ「なんだと…!」
リゼパパ「対空戦闘用意!」
リゼ「対空戦闘!砲で対処する。目標、照り焼きチキンたまごロール、右舷入力完了、いつでもどうぞ!」
たまて「おぉーっ!これが本番の対空戦闘、これが生で聞けるなんて…!」
瑠璃「でもどうして照り焼きチキンたまごロールを撃とうとするの?」
かおす「あばばばば、照り焼きチキンたまごロールは、>>525という、恐ろしい航空機です!」
秋月「ちょっと待て、そんなのが10機って俺たち結構マズイ状況じゃね?」
リゼパパ「うちー↑かたー↓はじめー→」
たまて「出ました!独特の発音の撃ち方始め」
珠輝「おじ様戦う声が響き渡ります…!」
リゼ「よーい……てーっ!」
リゼ「7機撃墜、残りの3機、撤退していきます。」
瑠璃「終わったみたいね…さて、話の続きをするわ。気を取り直した私はあの人に『どうして話せるの?』って聞いたの。そしたら、『>>527だからさ』って言ったのよ!」
ココア「おぉ〜」
瑠璃「それからたくさんのことを話して……いつのまにかねむってしまっていたわ。目を覚ますと、なぜか家に帰っていて、もう会話はできなくなった……もしかしたら夢だったのかもしれない。それでも私は奇跡がおきたんだって信じているわ」
たまて「ええはなしですねぇ〜」
残り47
シュガー「ねぇねぇソルト! いま、木登りしてたらクロモンがすごい技をあみだしたんだよ!」
ソルト「ソルトは今忙しいので、あとにしてください」
シュガー「えー、ほんとにすごい技なのにー……手も使わずに首のマフラーだけで木からぶらさがってるんだよ」
残り46
ソーニャ「これは同業者から聞いた話なんだが……仕事でとある宗教施設に潜入したとき、晩餐会で焼き肉が出たそうだ。でもそれがなんの肉なのか教えてくれなくてな。人の肉かと思って食べたそうだが全く違ったみたいだ。一体なんの肉だったんだろうな」
残り45
鈴子「そういえば子供の頃誘拐されたことあってねー」
珠子「そんなこともあったねー」
鈴子「『抵抗したら妹をころすぞー!』って!」
珠子「私も『抵抗したら姉をころすぞー!』って言われたよ!」
猫「「めっちゃこわかったねー!」」ニャーン
残り44
椎名「人面犬……というものを知っていますか? 怖いですよね」
残り43
みくにゃん「えっ? ずるくない?」
レンが部屋の物が動いてる気がすると言うのでビデオを回すことにしたのだ
別に他意はない
家に帰って見てみると、やはり知らない女が入ってきていた
そいつはしばらく部屋を物色しているようだったな
その女はクローゼットに入っていったのでいつ出てくるのかと見ているとまた誰かが入ってきたのだ
響とレンだった
残り42
会社までの通勤途中に取り壊し予定の無人マンションの前を通るんだけどさ、そこって飛び降り自殺が多くていわゆる心霊スポット?ってのになってるんだよね。周りに街灯もないし昼でもかなり不気味でさぁ
こないだ遅い時間に帰っててそこ通ったんだけど、一瞬マンションの屋上に人影が見えた気がしたんだ
「!?」
ビビって心臓とまるかと思った
よく見てみたらやっぱ屋上に誰か立ってるんだよ
まさか幽霊……と思った瞬間その人が飛び降りた
コンクリートに打ち付けられる嫌な音がして、女の人が倒れてるのが見えた
慌てて救急車呼んで駆け寄ったけど、血塗れで足は変な方向向いてるし、正直幽霊より怖かったね
落ちた音を聞いてか、マンションのベランダから何人かこっち見てたしな
すぐに救急車が搬送していったけど、家に帰っても全然眠れなくてさ……
次の日聞いたら、重症だけど命に別状はなかったらしい
ほんと未遂でよかったよ……
もし亡くなってたら絶対トラウマになってたね
残り40
ついこの間、散歩をしていると「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえました。
驚いて行ってみると、道路で女性が、
縦2m横2m厚さ50cm程の鉄板らしきものの前に座り込んでいました
女性は驚いたのか話せないようです
作業服を着た人が話をしてくれましたが……
ビルの工事をしているときに落としてしまったそうですね
怪我人はなく、女性は驚いて腰を抜かしただけでした
しかし、赤いタイルの上に黒い鉄板とは不気味です
散歩にも飽き、もう一度その場所に寄ってみました
先ほどの女性がいました
声をかけてみました
女性は
「驚きました。悲鳴を聞いたときはびっくりしました」
と返しました
残り39
シャロ「最近視線を感じるのよね……部屋にいて勉強してた時窓の方から視線を感じたからカーテンを開けてみたら人がうつってて、とてもびっくりしたの」
ココア「えぇ!? だ、大丈夫なの!?」
シャロ「まあよく見てみるとうつってたのは自分だったんだけどね。詳しく言うと、後ろにあった鏡が窓にうつってこっちを向いた自分がこっちを見ていたのよ」
マッチ「なんだ、そんなことだったのか」
シャロ「幽霊の正体見たり……ってやつね。心配して損しちゃった」
残り38
呪い真書を手に入れた。冒頭にこう書いてある。
「これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就しますが、手順を間違えると呪いは自分に返ってきます。あなたはそれでも実行しますか?」
勿論だ。絶対に、絶対絶対絶対許せないやつがいる……
だからこそこれを手に入れた。
はじめるか……
「1、まずはじめに、目を閉じて、呪いたい相手の顔を思い浮かべます」
忘れたくても忘れられるものか……と、やつの顔を思い浮かべた。
よし、次だ……
「2、どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます」
考えつくすべての苦痛を与えてもう二度と近づけないようにしてやる……
よし、次だ
「3、最後に目を開けます」
残り37
こういうの深夜に検索してるとだんだん怖くなってくるわ
なんかかいてくれてええんやで
じゃあ
お風呂に入って頭を洗っているとき、ぜったいに「だる
まさんがころんだ」と口にしてはダメです〜頭の中で考
えてもダメですね〜何故なら〜前かがみで目を閉じて頭
を洗っているすがたが〜これで遊んでいるように見える
のに併せて水場は霊を呼びやすいので〜キッチンやおふ
ろは霊が集まりやすいですね〜さて〜髪を洗うときに〜
いち度ならず〜あたまのなかでなんどか「だるまさんが
ころんだを」反すうしたあなたは気付くでしょ〜あおじ
ろい顔の女が、背後からかた越しにあなたの横顔を血ば
しった目で、じ〜っとみつめていることに〜さて〜あな
たは朝に入浴したりしませんか〜?何度も言いますが〜
いけませんよ〜「だるまさんがころんだ」だけは。
残り36
おぉ、一人はさびしいからな、ありがたい
実はずっと検索してて今からお風呂なんよね
めっちゃタイムリーでこわなってくるわ
こう、うしろむいたらなんかおったりしてな
やべぇなんかすごいこわいぞ
唯(けいおん!)「この間ギー太を弾いてたら、なんか、悲鳴あげてるような声が聞こえたの。でも、楽器店で弦張り替えたら治ったよ」
唯(けいおん!)「そしてその夜、寝てたら、金縛りにあって、『ありがとう…ほんまにヤバかった…』という声が聞こえたんだ」
残り35
>>542
あんたが一番怖いわ
セサミ「最近仕事の方にも余裕が出てきたので、こちらの声をまねしてしゃべる鳥を飼い始めたのですが、だんだん私の挨拶を返してくれるようになりまして。朝はオハヨーと返してくれますし、夜にはオカエリーと挨拶して迎えてくれます。本当に賢い子ですね」
残り34
夢路「こたつで寝てるメリーがいたんだけどさ。
上半身がこたつから出てたからひっぱって中にいれてやろうと足をつかんだんだけど、そしたらすぐにメリーが起きたんだよな。
んで「ドーナツ!!」とか言って飛び出してくもんだからちょっとおもしろいなって思いながら掴んでた足を離したよ」
残り33
店長「ワタシの……誕生日に……ホームパーティを開いた時のことデス
来てくれタ人みんなで……写真をとったノデスが……変なものがうつっていまシテ……
背後のクローゼットから見知らぬ真っ青な顔した真っ赤な目の女性がコチラをにらみつけているのデス……
これはアブナイとエクソシストに鑑定してもらったところ……
「この写真には一切霊的なものを感じない。心霊写真でもなんでもない」だそうデス……
いやはや、とてもビックリしましたが心霊写真でなくてよかったデス」
残り32
千明「椅子がしゃべってるぞ!?」
残り31
夏帆「きゃほ〜! やっぱパズルっていいよね!
最近、エトワリアで一人部屋ってなんか寂しくてさ。
部屋のインテリアとしてパズル飾ることにしたんだよ。
光を浴びて暗くなると光るってやつでその光が儚くていいんだ〜
この前も夜帰ってきたらそのパズルが淡く光っててね。
なんか出迎えてくれてるみたいで癒されたよ
またパズルやりたくなってきちゃった!
今度は2000ピースのやつ買っちゃおうかな?」
残り30
るん「とある女の子の話なんだけど、ある日その女の子は組立式のベッドを買ったの。いろんな部品とたくさんのネジがあって、すごく楽しみながらどんどん組み立てていったんだって。そしてね、ベッドが完成してからふと見渡してみると、あることに気付いちゃったんだ」
るん「余らないはずのネジが一本余っていることに」
残り29
綾「学校の帰り道、影からいきなり人のような形をした何かが出てきてそれに襲われたの。」
綾「それは、私を持ち上げて、『お前には向かうべき二つの道がある!1つは、選ばれるべき者、さもなくば死への道!』と言ったの。」
綾「そしたらその人のような何かの口から矢のようなものが出てきて私の額を突き刺したの!」
たまて「どこかで見たシチュエーション…」
綾「私を突き刺したそれは、『この魂は、選ばれるべき者のものだった!』と言って、消えてしまったわ。突き刺されたはずな額も無傷だったわ」
綾「でもあれ以降!私の近くに私を襲ったのとは違う、人のような何かが時々私の近くに現れるのよ!どうしたらいいの!!」
残り28
僕の友人から聞いた話さ
そいつは高層マンションの14階に住んでてね
エレベーターが必須なんだけど、その日はたまたま帰るのが深夜になったそうだ
エレベーターにのって14階のボタンを押して、ドアが閉まりだしたところ、8階のボタンが点灯したんだって
『あぁ、誰か乗ってくるんだな』
そう思った直後そいつは慌てて2階3階、4階5階とボタンを連打する
エレベーターはどんどん上に上がっていく
4階で止まってくれたので開きかけのドアをこじ開けるほどの勢いで外へ飛び出した!
そのまま階段を駆け下りて朝までコンビニで立ち読みしてたんだと
『まぁ、俺の思い過ごしだと思うけど、万が一ってこともあるしなwww』
そういったあいつは、今でも夜にエレベーターを使うの控えてるんだって
残り27
ある日私は美術室の掃除をしている途中、1枚の絵を見つけました
その絵はとてもきれいな女性の肖像画でしたが、少し不気味で目に特徴があったんです
とっても大きな瞳でこっちを見ている気がしました
なんだか怖くなって急いで掃除を終わらせて帰りました
次の日学校は大騒ぎになっていました
例の絵が盗まれたそうです
最後に絵をみたということで、私は先生に色々聞かれました
「なるほど、掃除をしていたときにはちゃんとあったんですね〜」
「ま、間違いないです。えっと……あの絵って高価なものなんですか?」
「ん〜、あれは『眠りに落ちた美女』といって、私の知人の画家が自分の娘の寝顔を見て描いたものなので、特に価値はありませんよ。まあ、その人も娘さんも、もうお亡くなりになりましたが」
「そうなんですか……」
あの絵は結局見つかりませんでした
不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったそうです
残り26
ある日、葉子・双葉・照の3人は、通ると必ず幽霊が出るという噂のある、今では使われていないトンネルの前にやってきました
夜にいくのは怖かったのでお昼にいきました
お昼に見ても雰囲気があり、とても不気味な感じがしたので、3人手を繋いで走り抜けることにしました
トンネルを抜けたあと、3人は息を切らして言いました
「「「真ん中でよかった」」」
残り25
ムギ「とある海辺のホテルで実際にあった話です」
四人組の男女がそのホテルに泊まっていました
彼らは周辺の観光をして、おいしい料理に舌鼓をうち、暖かな温泉にゆっくりと浸かって、とても良い一日を過ごしたそうです
そしていざ客室に入り
ベッドで眠りにつこうと
掛け布団をあげた瞬間
こんなに大きな蜘蛛が這い出てきたんです
残り24
めっちゃ怖かったんですよ
牡丹「中学生の時、家族と海水浴に行った時、フジツボで足を切っちゃったんですよ」
澪「まて、その話…」
たまて「有名なアレかもしれませんね…」
牡丹「その日はなんてことありませんでしたけど、次の朝、なんだか、足が強くなった感じがしたのですよ」
たまて「あれ?」
牡丹「お父さんに診てもらったらなんと、私の足の骨に大量のフジツボが付いてたのですよ。そのフジツボが、私の足を装甲のように纏ったので、足が強くなった感じがしたのです。」
牡丹「このフジツボのおかげで、それ以降、徒歩の移動距離が伸び、高校生になった時には、徒歩通学もできるようになりました。」
牡丹「あと、それ以降、海ではなく、あのプールで遊んでます。」
はなこ「あのプール、すっごく楽しかったよ!」
杏子「ある日男と女が車に乗ってドライブしててな……そしたら女の方が
『おまえだーーー!!!』って」
残り22
歌夜「最近ルームのリビングにいると時々女の人の低い声で鼻歌が聞こえてくるんだよね。
なんか『ん……ん〜ん〜……』みたいな。
はじめは耳をすまさないと聞こえないんだけど、そのままほっとくとどんどん近づいてくるんだ。
『ん……ん〜ん〜…』
それでもほっておくと意識しなくても聞こえるくらいに近づいてきてね。
『ん……ん〜ん〜』
まあなにもないとは思ってたけど一応心のなかで般若心経唱えてたよねぇ……ほら、ぎゃーてーぎゃーてーってやつ。
それ唱えてると鼻歌はどんどん遠ざかって聞こえなくなるからすぐに唱えるようにしてたんだけどさ。
あれが聞こえるのは完全に不定期だしそのままほっとくと寝室にまでついてくるんだよ
『ん…ん〜ん』
そういえばこの前めちゃくちゃいい閃きがきてすっごい集中して曲つくってたんだけど、テンション上がりまくりで一気に作り終えて、その余韻に浸ってたら耳元で
『んーーーーーーーーーーーーーーー』
って」
残り21
裕美音「とある無人島に攻めが6人受けが1人流れ着きました。
最初こそ協力して生活していたものの、若い男達は夜な夜な男を求めるようになりました。
1日交代制で、男の休みは日曜日のみ。男の疲労はたまっていきました。
そんなある日、島に一人の男が流れ着きました。
『助かった! これで休みが増えるぞ!!』
男の休みはなくなりました」
残り20
きらら「これは私がまだ幼かった頃の話です
私が住んでいた村には共同の墓地がありまして、雰囲気もあってあまり人が近づきたがらない場所でした
私も普段は近づいたりしないのですが、その夜はなぜか誰かに呼ばれた気がして……
今にして思えば、あれは『パス』を感じていたんだと思います
気がつくと、あるお墓の前にいました
それまで感じていたなにかも感じられなくなっていて、だんだん怖くなってきたのでとにかく村へ帰ろうとしました
でも、いくら歩いても、いくら走っても村には帰れなかったんです
そうしているうちに疲れてきて、さっきのお墓の前に座り込んでしまいました
どのくらいそうしていたでしょうか
じっとして、周りを見つめていると、今度は黒い大きななにかが近づいてきているのに気付いたんです
とにかくパニックになってしまいました
逃げなくちゃ、でももう疲れて動けない!
でも逃げなくちゃ!逃げなくちゃ逃げなくちゃ逃げなくちゃ!!!
とうとう『それ』がすぐ近くにきてしまいました
もうダメなのかな……
死んじゃうのかな……
おとうさんとおかあさんに……会えるかな……
そう思った途端に白い光がぱっと煌めいて…………
目を覚ますとそこは村の、私の部屋のなかでした
となりの家のおばあちゃんに話を聞くと、私は村の入り口で眠っていたそうです
あの日近づいてきたものは、そして助けてくれたものはなんだったんでしょうか
今でも時々思い出すんですが、怖くなると同時に、なぜだか暖かい気持ちもわいてくるんです
これで、私の話はおしまいです」
残り19
女の子が2人、心霊スポットで肝試しをしていました
「こ、怖いよぉ〜」「ゆ、幽霊なんているわけないんだから」「でもぉ〜」「ほら、手ぐらい繋いであげるから」「あ、ありがとぉヤヤちゃん!!」
そうしてしばらく周囲を探索したあと
「やっぱりなにもでないじゃない」「そうだね……えへへ」「どうしたのよ?」「ヤヤちゃんのおかげで、怖くなかったなって」「べっ、別に! このくらいなんでもないわよ!」「ありがとうね」「…………こ、この後、うちにくる?」「そうしますね」「え? いいの?」「もう遅いし、今日は泊まっていきなさい」「うん!!」
2人の女の子は心霊スポットを後にしました
残り19(自分で書いたのが1つ被ってたので)
???「ある日、ディーノは高熱が出て、病院を訪れました」
医者「は〜い、じゃあ解熱用座薬をいれますね〜四つん這いになってくださ〜い」
医者「力は、いれないでくださいね」
???「座薬がゆっくり入れられる。その時ディーノは気づいた」
???「医者の両手が彼の腰にあることに」フヘヘェ
椅子「や、やめてくだサイよ!」
「「「椅子が喋った!!?」」」
残り18
これはとある自動販売機の補充員のバイトをしていたときに実際にあった話です
夕方も過ぎていたのに夏のせいか蒸し暑く、ようやく目的の場所についたとき、異様な光景を目撃してしまいました
始めに見たときは3人ほどの人がいる? と普通のことだったのですが、影の形がおかしいですし、逆光でよく見えません
その上微妙に薄暗かった……
まあとりあえず補給するのでどいてもらおうと思い近づいていきました
すると、それがとんでもない異様な状態だったんです
それはどういう風に異様かといいますと、予想したとおり3人組の親子?だったんですが問題はその状態でして……
父親らしき人物は紙コップで出てくる自動販売機に、小銭を入れてボタンを叩き続けている、その横で母親がうつろな目をして何かを抱えている、その抱えているものが子供なんですが、寝巻き姿で母親は足と胴体を抱えて頭をジュースの取り出し口に突っ込んでいるんです
子供の手はダランと下に垂れていて……
その光景を目にした時から喉に酸っぱい煮汁のようなものが引っ掛かって声がだせませんでした
その内父親らしき人物が小銭が切れたのか紙コップを描きだしつつ「ドンッドンッ」と自販機を叩きつけだし、その音にまじって母親がブツブツ言ってる事も耳がなれ聞こえだしました
「おいしい? おいしい?」
確かにそう言っている
それを聞いて背筋に冷たいモノが流れましたよ
その内事の異変に気づいた人が増え、警察が到着、父親を取り押さえて無理矢理パトカーに母親と一緒に押し込んで連れて行ってしまいました
後日近所の話では子供が長い療養生活も虚しく亡くなってしまい、父母は最後に好きだったジュースをたらふく飲ませてやろうと思ってあんな行動を取ってしまったそうです
いやぁ、あの時は怖かったです
しかしですね、これで終わりではありませんでした
そんな騒ぎがあったにも関わらず例の自販機は撤去もされず、相も変わらず私の担当で……
まあ暫くは何事もなく最後の補給場所の補給も終えて帰ることができていたのですが
ある日喉が凄く渇いていまして、丁度最後の補給場所についたので騒ぎもありましたが、過ぎたことですし気にせずにジュースを買う事にしました
そうしてですね、小銭を入れてボタンを押したんです
「カツン、ジョボボボ」
もういいかなと思って手を突っ込んだのですが、握ったものが紙コップでなく何か別のもの
握っただけで全然別のものだと思えるもので取り出してみた瞬間また動けなくなり、少し前にあった騒ぎの事を思い出さざるを得ないものが手の中にありました……それは……
「位牌」
だったのです……ジュースが掛かっているのか湿っていて……
私はそれを放り出して逃げ帰りました
恐らくですがあれは、死んだ子供の位牌で親がおいたのでしょうね
そのバイトは今ではしていません
薫子「これは幼い日の記憶、今にして考えると、当時とは違う、別の意味も見えてきてゾッとする話です」
小夢「か、かおすちゃん?」
薫子「まだ小さかった頃、独りで絵を描くために何を描こうか迷いながら歩いていると、たまたま不法投棄されたゴミの山の近くを通りかかりました」
薫子「近くにマネキンを使う大きいお店があったからでしょうか、そこにはたくさんの捨てマネキンがありました」
薫子「そこで見つけてしまったんです……周りのものとは違って白くきれいな肌をした、とても美しい女性のマネキンを」
流姫「かおすちゃんが、あばあばしてない!?」
薫子「私は一目でそれに魅了されてしまいました。そして、それを描こうと……その一端でも残しておこうと考えたのです」
薫子「あまりの美しさに近付くこともできず、遠くからどうにか少しずつ形にして……」
翼「ど、どこをみているんだ……」
薫子
「毎日通いつめましたが、哀しいことに、日に日に朽ちていくのがわかってきて……
数日も経つと白い肌は薄汚れて変色し、見る影も無くなってきていました
やがて、豊かな頭髪は抜け落ちてまばらに
艶を失った肌は黒くぼこぼこ
鼠に齧られたらしき痕すら見えます
どうしてだか、あんなに気になっていたそれに、最早興味を持てなくなっていました
かろうじてわかる部分も醜く歪んでいて、それは既にただのゴミとしか……
かなりの月日が経ち、もう一度見に行ってみると、彼女の姿はありませんでした
それからその場所には行っていません
こうして思い返してみると、ふと思うんです
マネキンが、あんな朽ち方をするだろうか
あれは、本当にマネキンだったのだろうか
今となっては、本当のことはわかりません」
小夢「……おすちゃん! かおすちゃん!!」
かおす「はぶぁっ!? あ、あれ? ど、どうかしましたか……?」
流姫「よ、よかった! かおすちゃんが帰ってきたわ!」
かおす「あ……あの……?」
翼「よーし、次は誰だっ! どんどん進めていこう!!」
かおす「……? ……なにもしてないけどまあいっか!」
残り16
憂「一人暮らしをはじめてから、家にいたずらされるようになりました
近所の子供達なのかな……?
今日も学校から帰ってくると、外の寒さで曇った窓ガラスに指でなぞった跡が無数についていました
まったくしょうがない子達ですね」
残り15
ひでり
「出かける準備をし終わったとき、顔を洗うことを忘れていたことに気づきました。
いけませんね、いつだってボクは完璧でなければ!
洗面所の水を流しながら、洗顔を始めます
いざ石鹸を洗い流そうと、手探りで水を探して
手に水が当たりません
泡が目に入るのをこらえて、蛇口を探します
やっと見つけることができ、顔を洗い流すことができました
さーて! 今日もボクのかわいさでファンを増やすぞ!!」
残り14
これはまだ私が、きららさんに出会う前に、とある山で夜をあかすことになった日の話です
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「やれやれ……だから街で宿をとろうっていったんだ」
「う、うるさい! 今は一刻を争うの! だいたいマッチは浮いてるんだからいいじゃない!」
神殿を出た私達は、少しでも手がかりがあれば、それを頼りに進んでいました
今手元にあるのは召喚士がいたとされている村があるということだけ……
その情報を得て、いてもたってもいられずに街を出たところ、次の町までは山を越えなければならず、歩き続けているうちに暗くなってきてしまいました
「だからって疲れないわけでもないんだけどね……あ……」
突然の雨でした
「と、とにかく今は雨宿りできるところを探して!」
こうした天候の山中での野宿はとても危険で、なるべく安全な場所にいなければと必死で周囲を見渡していました
と、その時……
「おいランプ! あそこ、あそこに家がある!」
ぽつんとたった一軒家に、明かりが灯っているのを見つけたんです
「とりあえず行ってみよう!!」
それが、私達を襲った、恐ろしい出来事のはじまりでした
「いや〜大変だったねぇ〜」
「山の天気は変わりやすいからのぅ、朝までゆっくりしていきなさい」
「いやぁ、すまないね、お世話になるよ」
私達は運良く、その家に住む老夫婦に泊めてもらえることになりました
「こらマッチ! 本当に感謝しています!!」
「いいんだよ、いいんだよぉ……さあさあ、あったかいご飯をどうぞ」
「ほれほれ、食事が終われば、あったかいお湯も用意してやるからの」
2人はとても親切であったかくて……長く続く旅の疲れも癒えていくような気がしました
「あ、ありがとうございます!!」
「う〜ん、おかわりはあるかな?」
美味しい食べ物、冷えきった身体を温めてくれるお湯、そしてなにより、お2人との楽しくておもしろい会話……
ついつい時間を忘れしまうほど、素敵なひとときでした
そして、しばらくそうしていると、
「ふわぁ……はふぅ……なんだか……ねむくなって……」
「きっと疲れが出たんだろうね。ここのところ動きづめだったから。すまない、寝床を貸してもらえるかな」
とても、とても、とてもねむくて……
「いいよ、いいよぉ……むこうの部屋でねなさいなぁ……」
「そうじゃそうじゃ、ゆっくり、ねむるといい……」
ふかくて、ふかくて、ふかいところに……
「ほら、ランプ……やれやれ、まだまだ子供だね」
私は、すっかり眠り込んでしまいました
「……ンプ……お……ラン……」
あれ……誰かが……呼んでる……?
「……ランプ……起き……ラ……」
誰……? もしかして……召喚……
「起きろって言ってるだろ!」
「はわわわ! え? な、何? ど、どうしたの?」
押さえられながらも鋭い声に驚き、跳ね起きるとそこにはいつも一緒にいる白い生き物……マッチがいます
「いや、僕もさっき気付いたんだけど、どうやら様子がおかしいみたいだ」
思い詰めた表情のマッチに叩き起こされ、頭の中は疑問符でいっぱいでした
「様子が……って……ほんとにどうしたの?」
「静かに……むこうの声に耳をすませて……」
わけもわからず、言う通りにしていると……だんだん、なにか、刃物を研ぐような音と共に、あの優しかった2人の、とても恐ろしい会話が、聞こえてきたんです
「ひぃ〜っひっひ……どうしようか、どうしようかぁ〜」
「半殺しか、皆殺しか……若いから、皆殺しでもええかのぅ……」
あまりにも先程の2人とはかけ離れた会話を、信じることができませんでした
「やれやれ……まあ、世の中そんなにうまい話ばかりでもないってことだね」
「で、でも……でも!」
「でももへちまもないさ……とにかく逃げるよ」
混乱と動揺の中、恐怖を抱えて雨の降る山を走りました
どうして……なぜ……なにもかもがわからない状態で……
そうして決死の思いで山を越え、朝をむかえました
もしもあのまま眠り続けていたら、どうなっていたのか……
今となっては、もう知ることはできないでしょう
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「とまあ、これが私の恐怖体験です! いやぁ、恐ろしいこともあるんですねぇ」
「「「………………………………」」」
「あれ? どうかされましたか?」
「「「…………あははははは!!!」」」
「え、えっと……?」
「あ、あぁいや、ごめんごめん、でも……くっ……」
「いや、こういう話、私達の世界にもあるんだよ」
「そうそう、山の中に迷い混んでーとか、そこで老婆にーとか」
「それで半殺しか皆殺しかってね……どこの世界でも同じなんだな……」
「実はそれ、半殺しとか皆殺しにする……じゃなくて、おはぎだったかぼた餅だったか、つまり、食べ物の呼び方なんだよ」
「えぇ!? じゃ、じゃあつまり……」
「はやとちりで、勘違いだった……ってことだね」
「…………んむむむむ………………マッチ!!!!!!!」
「……ははは、いやぁ、もちろん気付いてたよ? ランプを試したんだ、冷静に対処できるかってね」
「もう! 今度という今度は許さないから! クレアさんに頼んで星彩石の代わりにしてやる!!」
「おっと、まあまあ落ち着きなよ。どんなときも冷静にね」
「もーーーー!!!! マッチのばかぁーー!!!!」
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「…………………………」
「あれ? どうしたの? 青い顔してるけど?」
「……ないんです」
「ん?」
「……ないんですよ」
「なにが?」
「エトワリアには、そんな名前で呼ぶ食べ物は、ないんです」
「………………え?」
残り13
私が小さかった頃の話だ
私の街の外れに廃墟があった
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、この場所に近づく人はいなかった
ある日私は……まあ理由はなんにせよ、この廃墟に行くことにした
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあってな
近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった
私は扉を開けて中に入り、先に進むことにした
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった
少し怖くなったきたんだが、そのまま左に進むことにした
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった
私は右の部屋に行くことにした
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
私は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた
それからはもう、その場所には近づいていない
まあもうその廃墟はいつの間にか無くなってたんだけどな
残り12
ネットでよく目にする話だよー
女の子は学校で毎日ひどいイジメにあっていた
同じクラスの女子生徒に人目につかない所に連れて行かれ
周囲にわからないようにイジメられていた
ある日その女の子は学校のトイレで自殺した
自分で両手両足を切断して死んでいた
死因は出血多量のようだ
近くには彼女が書いたものと思われる遺書が残されていた
「先立つ不幸お許しください私はイジメられていましたが私の自殺とそれは一切関係ありません」
あははっ、こわいねぇ
残り11
これはかなり前の話です
たまたま気が向いたので大掃除をしていたら、手帳が出てきました
それをパラパラめくっていたら、ここをつくる以前に自分が管理人をしていた掲示板のパスワードのメモ書きがありまして
それを見て、前はよく自作の掲示板で色々な人と積極的にやりとりをしていたのを思い出しました
ちょっとアブない感じの人とメル友になりかけて、面倒になって放置していたんですけどね
懐かしくなってアクセスして、パスワードを打ち込むと、無数の書き込みが
私が掲示板を使わなくなってからその日まで、毎日誰かが書き込みをしている
「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」
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:
:
:
そして、その日の前日の日付で書かれた最後の書き込みを読んだ途端、新しい書き込みが投稿されました
「やっと読んでくれたのね」
私の背後で人の気配がしました
残り10
そろそろ寂しくなってきたのであげ
納涼の季節も近づいてきたしちょうどいいよね
美人で妖艶でいい女と知り合いまシタ。あるとき俺の部屋に来る事になり部屋で映画見てたら、女が「トイレ借りていい?」するとトイレに行った彼女が悲鳴をあげたのでかけつけたら、「用をたそうと思って便座上げたら縁にゴギブリがいたの!」Gにこんな悲鳴あげるとは、かわいいやつデスネ。
あるところにたくさんの小鳥を飼っている男が居たそうだ
その男の家には何時ともしらず小鳥が増えたり減ったり
まあその男が小鳥を虐待していたという訳だが
あるとき小鳥が暴れて怪我をしたらしい
その男は逆上して小鳥を踏み潰した
何度も
何度も
何度も
何度も
男の脚には小鳥の血がべっとりとついて
それからだそうだ
男の脚がまるで鳥のように細くなりはじめたのは
これからどうなっていくのかはまだわからないな
残り8
4月××日
かわいいかわいい小鳥を拾った
さっそく鳥籠にいれて飼おうと思う
4月××日
とてもかわいい声で鳴いている
たまには外に出してあげるのもいいかもしれない
4月××日
逃げないでくれと言ったのに
約束は大切だよな
もちろん小鳥が悪いわけじゃない
悪いのはその逃げようとした足だ
そんな足、いらないよな
5月××日
最近元気がないみたいだ
何をしても反応がうすい
寂しいのだろうか
5月××日
友達の猫をつれてきた
今まで元気がなかったのが嘘みたいに鳴いている
やっぱり元気なのが一番だな
5月××日
失敗した
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
猫の足も潰しておくべきだった
6月××日
あのかわいい小鳥にはもう会えなくなる
そんな意味のわからないことを言っていたのは誰だったか
離れることを許すわけがないのにな
永遠に
残り7
ある日の事。私天音月夜は月咲ちゃんと笛の練習した。すると、見知らぬ世界にいた。私は当然、そこにいた月咲ちゃんも困惑していた。
残り6
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