ココア『ラビットハウス、百物語大会へようこそ!』
これからきららキャラたちがラビットハウスで百物語をします。
怪談内容はネタでもコピペでもオリジナルでも構いません。
連続投稿、リレー、安価も使っていいです。
物語が百までいったとき、このスレで何かが起こる…
幽々子「それじゃあそろそろ帰りるわねぇ。」
かおす「大食い大会はしないのですか?」
幽々子「スレの趣旨から離れていきそうだからやめておくわ。」
リゼ「スレ?、趣旨???」
幽々子「もし書きたい子がいたら専用に立ててねぇ。」
ココア「???」
幽々子「あ、そうそう。胡桃って子は・・・あなたね。」
胡桃「!?」
幽々子「ここから見てもわかるわ。・・・とても危うい子ね。」
胡桃「な、なんだよ。」
幽々子「もし、死にたくなった時は言いなさい。苦しまないように死なせてあげるわ。」
胡桃「へ、そんな事は思わねーよ。私には守りたい人がいるんだ。」
幽々子「そう……。でも忘れては駄目よ。その守るべき人が望んでいるのは、あなた自身の幸せ。それが、あの子からの伝言。」
胡桃「……おい、あの子って誰だよ。」
幽々子「……それじゃあ。皆さん、幻想郷入りした時に会いましょう。」
かおす「……消えてしまいました。」
〜その頃紫は〜
紫『zzzzzzz』
〜百物語会場〜
幽々子『私が勝ったら…そうですね、たまてちゃんか、リゼちゃんをうちの娘にしましょうかね』
たまて『流石百物語、まさか本物の幽々子様を呼び出してしまいますとは…』
リゼ『しかし…スレとは一体なんだろう…』
胡桃『…あの子…ひょっとしたら』ボソッ
ソーニャ『どうした?』
胡桃『いや、なんでもない。百物語の続きしよう。今度は誰が話すのかな?』
ソーニャ『では、私が。あれは、とある暗殺任務で起こったことだが…』←リレー形式 連投の際はIDが変わるまで不可 安価使用可
ソーニャ「あぎりが任務の途中で大怪我をしていた。無理もない。殺し屋が別の殺し屋に狙われるのは良くあることだ。私は同業者として、はてまた一人の友達としてあぎりを手当てすることになった」
春香「優ちゃん?優ちゃんはそんなことしません!」
園田優「春香は黙ってて!ソーニャちゃん、続けていいよ」
ソーニャ『面白かったから写真を撮って、それから手当てした。そしてあぎりを狙った殺し屋だろう人物をに一発撃ったのだが…出て来たのがまさかの>>96だったのさ』
ソーニャ『顔にある目の位置がぐにゃにゃにずれているんだ・・・・・』
やすな「それってこんな感じ?」
ソーニャ「そうそうってなんだこの画像?なんだこれは?」
やすな「え?」
ソーニャ「え?」
ソーニャ「…それで、弾の当たった腹部を左手で抑えて、血を滴らせながら、こちらに顔を向けて言ったんだ…。『お姉ちゃん、お姉ちゃん…』と…」
ソーニャ「そして右手を前へ差し出しながらこちらへ近づいて来たんだ。流石に気味が悪くなって私は再び狙ったんだが、憂なのか化け物なのか分からなかった私は、両足を撃ち抜いて動きを封じようとした…」
ソーニャ「私は見事そいつの両足を撃ち抜くことに成功したんだが、そいつは何故かそれでも歩みを止めずこちらへ向かってきて、『お姉ちゃん』と何度も呟いていた…。普通なら歩けないはずの負傷を負わせたのに歩けたことから、私はそいつを憂ではなく未知の化け物だと判断して、手負いのあぎりを連れながら、どうにかしてその化け物を殺すことにした…」
ソーニャ「あぎりはすごい熱にうなされているようだった」
ソーニャ「尿意を我慢しているかのようにまたをくねらせていて少し怖かった」
ソーニャ『だがあぎりはトイレに行く素振りもみせず私の肩を掴んできた、様子がおかしい』
ソーニャ「私はあぎりに改めて誰にその傷はやられたのかを問い詰めた。そしたらあぎりは先程の憂の化け物のような奴に噛み付かれたと言った。いつもは何を聞いても適当に調弄すあぎりだが、この時は本気の表情をしていたんだ…」
ソーニャ「そして、あの化け物を殺す為、隙を伺って壁伝いに隠れている時に、顔を赤くして酷く苦しそうなあぎりは、足をふらつかせ私に寄りかかってきた。あぎりはその体勢のまま、息を荒らげながら私の耳元でこう言ったんだ…」
──
─
ソーニャ「『お姉ちゃん』と…」
─
──
優「春香っ!!今いいところなんだからちょっとは黙ってて!!」
春香「でも、優ちゃんの形の傷なら私も見たいもん…」グズン
優「ゴメンねソーニャちゃん、続きをどうぞ…」
ソーニャ『私は悟った。これは噛まれたら感染するタイプのやつだ。ホラー映画とかでよく見るけどまさか実在してたとは…』
ソーニャ『このままだと、あぎりもあの憂みたいになってしまう、しかしどうすれば…』
やすな「そこで私が出てごふ」
ソーニャ『悔しいが途中で乱入したやすながあの病気に対して強い免疫を持っていた。やすなが触れたことで園田優の形をした傷口が塞がっていくの見た私は最後の賭けと称したんこぶ生やしながら頭を抱えているやすなを連れて憂の元へ向かった』
やすな『もう、ソーニャちゃんったらー』
ソーニャ『黙れ』
ソーニャ『憂のもとに行って見たのだが、憂には傷がなかった。そして、やすなを憂に触れさせると…』
やすな『お姉さまぁーーーーー!』
ソーニャー「なんでそうなるんだよ」
やすな「あうう、ソーニャちゃん話してる途中で叩かないでよ・・・」
ソーニャ「すまん、やすな」
ソーニャー『それでびっくりした私は狂ったやすなに電気ショックを浴びさせそこらへんにある物干しざおにつるした・・・すると』
ソーニャ『こうなった』
(雑コラですいません)
ソーニャ『で、あの後もう1人憂が出て来て、明らかに本物だったから、あの化け物憂を殺し、あぎりと憂を連れてその場を離れた。
あ、任務ならターゲットのベットの下に爆弾を仕掛けておいたのでそっちも成功。その時やすな置いて行ってしまったけど、後々生還。私の話は以上です。』
残り90
サーニャ『あの化け物は何だったのだろうか…』
春香『優ちゃんの形の傷なら負ってみたいな』
優『春香!話聞いてたの?あの傷負うとバケモノになるよ!』
春香『冗談だよ、それにあの化け物もう殺されたし…て…え?』
『お姉ちゃん…』
一同『!?』
あぎり「ジョークでぇす♪」
一同「「「ぐあああああ」」」ドッシーン
ソーニャ「脅かすなよあぎり、あと怪我はもういいのか」
あぎり「大丈夫、でもほら春香さんこれが園田さん形をした傷ですよぉ」
春香「あんまり似てない・・・・」
あぎり「多分、熱が下がって傷がふさがったのかと」
やすな「もうあぎりさん、こんな時に・・・」
ソーニャ「蝋燭消えるんだっけか」
残り90ナリー
光凪由衣「次、私いいですかっ!?」
野田コトネ「おっと、由衣ちゃんやる気だね〜」
由衣「あれは私が世界の民芸品の集う謎のお店に言った時の話で───」
藤原夢路「入ってすぐの所にデカいトーテムポールが置いてあったってだけだろ…。別に怪談じゃねぇってそれ…」
由衣「な、なんでオチを先に言うんですかっ!!」
烏丸さくら「と、トーテムポールっ!?」ガタッ
野崎奈三子「この人達はスルーした方が良さそうだなー…って茜?どうした、袖なんか引っ張って…」
櫻田茜「あの奈三子ちゃん…、次私が話してみてもいいかな…」
奈三子「茜が?珍しいな、人見知りの茜が人前で話したがるだなんて…」
茜「ほ、ホントに怖い話だったから誰かと共有して安心したくて…」
奈三子「そういうことか…。ほれ、話してごらん?」
茜「では行きます…。あれは私がいつもの様に監視カメラを避けて登校している時のことでした───」
(リレー形式なので同IDによる連投は控えてください。安価可)
茜『その日だけ街の様子が歪んで見えていていつもと違う光景が見えて、気づいたら私は自分が見慣れない場所に来ていたのです』
野崎奈三子「えらいざっくりしてるな〜」
茜『そこでは私の知らない話し声が聞こえてきました、おそるおそるその話を聞くとそれは私たちが普段話している言語とは全く違って聞こえていたのです
いや、それはまったく違う言語そのもので私だけ違う言語を覚えてしまった、そう錯覚するほどでした』
茜『見覚えはないけど、近道になりそうな路地裏をみつけたので入ってみることにしました。もし何かあったら、それ以降入らなければいいですし。』
茜『そこでみたんです、ソーニャさんが言ってた平沢憂とよく似た目の位置がおかしい人が・・・・・』
一同「「「!!??」」」ビクク
>>120
訂正が遅かったから気づかなかったけど
>>115 → >>116 (違和感ない)→ >>118
だと思ってた。まさか5時間後に>>118を出すタイミングで訂正が来るとは思わなかった
では、>>115から続きを書きます。
茜『でも、学校に行かないとだめですし、取り敢えず近くにいた人に話しかけようとしましたが…』
茜「…その人はまるで私に気づいていないかのようで、何の反応もしませんでした。いつもは王族の私が外を歩いていたら望んでなくても声を掛けて来るのに、道行く人は道の真ん中にいた私に見向きもしないで通り過ぎて行くんです…」
茜「とにかく知ってる道へ出なきゃと思った私は、人目を憚って能力を使って空を飛ぼうとしました。ですが、どれだけ高く飛ぼうともビルの6階ぐらいまでの高さまで行くと、逆さになって元いた地上に戻されてしまうのです…」
茜「怖くなった私は低空で大通りのような所を高速で飛んで、この変な場所から一刻も早く出ようとしました。飛び交う知らない言語が風を切る音で聞こえなくなるくらい速く、そしてずっと真っ直ぐ飛んでいたんですが、いつまで経っても出られませんでした。気がつくと、私は何度も同じ場所を通ってたんです」
茜「ホントは知らない人に話しかけるのもあまりしたくない私だったんですけど、こんなよく分からない状況で誰にも気づいてもらえないことの方が段々怖くなっていって、勇気を出して、路傍で私の知らない言語で井戸端会議をしてるおばさんの肩を軽く叩こうとしました。でもその時に私の手は───」
茜「…おばさんの肩をすり抜けてしまったんです」
茜『声は聞こえない、触ることもできない、まるで私はそこにいないような感じがしました。
どうしよう、このままひとりぼっちなのか、なんとしても帰りたいでもなにもできない』
茜『その時、急に雨が降りました、暇なので紙でおられたボートを追っていると排水溝におちてしまいました。
とにかく持っていこうと思い排水溝に手を伸ばしても届かず、あきらめようとした時です
「ハァイ、ジョージィ」
といって禿げたピエロが私に話しかけてきたんです
「私は茜です」
「Aren't you gonna say, hello?」
とにかく怖くて首を振りました
』
─
─
───
櫻田修「…おい、茜」
肩ポンッ
茜「…っ!?な、何、お兄ちゃん…」
修「いや、途中から完全にITの内容になってるぞ。この間、岬と俺とお前で観てたから頭の中でゴッチャになってるんじゃないか?」
茜「あっ…そうだ…。アレも怖かったなぁ…」プルプル…
奈三子「道理で突然デタラメな内容になった訳か…」
櫻田葵「でも、紙で折られた…、そう、手紙がそこから出てくるんじゃなかったかしら?」
茜「そう!お姉ちゃんそれっ!」
───
─
─
茜「…ひとりぼっちで途方に暮れていた私は、宛もなく道を曲がったり、真っ直ぐ進んだりを繰り返していました。もう授業が始まってるだろうな、もうお昼休みかなと思って時計を何度か見ても、時計はいつもデタラメでバラバラの時間しか教えてくれませんでした」
茜「…私が一歩一歩足を進める度に、段々と周囲が暗くなっていって、気がつけば私は周りに何も見えない真っ暗な闇の空間の中にいました」
茜「怖さにずっと耐えていた私はもう我慢の限界で、泣き叫びながら家族の名前を何度も呼びました。でも、その声は何度私の喉奥から発せられても全て闇の中へ消えていくだけでした。泣き叫んで疲れた私は、咽びながらその場に蹲りました──」
茜「…その時に私は、自分の足元に小さな手紙が置いてあるのに気づいたんです」
茜『手紙の内容は…[手を横に、あら危ない、○○○○れば帰れます]でした。どうやら、 この○○に入る動作を行えば帰れるみたいです。』
かおす「あばばばばばばば」
茜「どうしたの?かおすちゃん」
かおす「多分これピタゴラスイッチのアルゴリズム体操ですぅ」
茜「ああ、言われてみれば!」
ココア(ITの影響受けたりピタゴラスイッチになったりこの子の方が凄くカオスだよお)
茜「す、すみません…。さっきから自分で話してて怖くなって、困惑しちゃって…」
ココア「えっ!?あぁ、大丈夫だよっ!落ち着いて続けて!」
───
─
─
茜「…手紙にはただ私の名前と、『保留』とだけ書いてありました。どういう意図なんだろうと考えていたら、段々と周りが明るくなっていって、いつの間にか私は家の前で蹲っていたのです」
茜「暗闇にいた時のまま蹲っていた私が突然のことに驚いて辺りを見回していると、近所のおばさんが、『茜様、どうされたのですか?』と、私の知ってる言語で声を掛けてくれました。私にはちゃんと私のことが見えてくれてる人がいるんだと、そう思って私は安心のあまり再び目から涙を零してしまいました。涙の落ちた自分の手に不意に目を向けると、手に持っていたはずの手紙が無くなってました」
茜「…後で分かったんですけど、変な場所に迷い込んでから家の前に戻ってくるまでほとんど時間は経ってなかったんです。でも、私が迷い込んだ世界は何処だったのか、私は一体何で保留にされたのか、詳しいことは今でも分かりません…」
茜「わ、私の話は以上です…」
かおす『途中いろいろ挟んでたけど結構怖かったです…』
残り89
リゼ『なんらかんらでもう90切ったのか…』
伊御『次は、誰が話す?』
如月『あ、では私が話します。あれは放課後ノダちゃん達と居残りしてた時の話です…』
ナミコ『あーあれは怖かったな』
トモカネ『死ぬと思った…』
リレー形式です。連投はIDが変わるまで控えて下さい。安価は使用可能です
如月『そしたら、急にバスから振動が来ました。そして同時に[ウ"ッ]っと男性の声が聞こえまして…そのあと後ろから
[だからよ、止まるんじゃねぇぞ…。]って聞こえまして…
ハッとなって目が覚めました。すると…』
如月『そう、目が覚めたら勝ち取りたいという言葉が教室中に響き渡ってました…って、誰か言いました?勝ち・・・・・とりたい・・・・って。』
オルバ「悪い、風呂借りてただけだ」
ココア「あ、どーも・・・・」
オルバ「いい風呂だったぜ、ありがとな」
ココア「オルバさん帰ったようなので続けていいよ」
如月「はい」
如月『目が覚めたら、周りから勝ち取りたいという声が聞こえてきました。しかもその声、だんだん近づいてくるのです。』
オルバ『うわぁぁぁ!』←銃声も聞こえる
一同『オルバさあぁぁん!!』
ココア『茜ちゃんの話からどんどんカオスになっていく…』
かおす『その前の段階から幽々子様も来てますし…』
リゼ『これ100話目とかどうなるのだろう…ていうか百話まで持つのかな…』
如月『あの…続けていいですか?』
ココア『どうぞ』
如月『はい、怖くなった私たちは直ぐに教室を出ました。あ、トモカネさんとノダちゃんは乗り気でしたけど』
〜 一方、白玉楼では 〜
花小泉杏「わあ、とっても広い!凄い、こんなところいきたかったんだ♪」
幽々子「ふふふ〜花小泉さんは何して遊びたいですか〜?」
妖夢『幽々子様、生きた人間を簡単に入れては…』
幽々子『大丈夫、大丈夫。お客さんにお茶とお菓子を出しなさい。』
妖夢『かしこまりました。あ、先程新しい霊魂が来ました。』
オルバ『暫くよろしくお願いします』
〜百物語会場〜
如月『教室を出た私達は階段を降りようとしましたが、何故か降りたはずなのに、さっきでた教室のある階に来てしまうのです。だから、私たちは非常階段を使うことにしました。しかし…』
如月『…非常階段も、どれだけ下っても一階には辿り着きませんでした。それに、どこから聞こえて来ているのかも分からない「勝ち取りたい」という怨念のような声も、まだずっと私達5人のいる空間に響き渡っているままでした』
如月『そこで、トモカネさんが窓から脱出しようと提案したんです。けど窓の向こうには木や建物も何も無くなっていて、ただ夕焼けのようなオレンジ色だけが世界を塗り潰したかのように広がっていたんです。これでは外に出て生きて帰れるかも分かりません…』
如月『それを見たキョージュさんがあることを思い出したんです。GAには昔、大きなコンクールで金賞を目指していた女子生徒がコンクール用に長い時間かけて完成させた青空と街の風景の絵が、ペンキ缶が棚から落ちてきてキャンバス全部オレンジ色になってしまって、その女子生徒がそれ以来塞ぎ込んで退学してしまったことがあったと…』
如月『それを聞いたノダちゃんは、「ペンキなら洗剤で落ちる」といって、他の教室にあった洗濯用洗剤を持ってきて窓の外へ放り投げました。すると、外のオレンジ色も、怨念の声もスゥっと消えていきました…』
如月『あの時の出来事は私の見る夢と同じくらい奇妙奇天烈で、今でもそのオレンジ色と怨念の声はハッキリと思い出せます。私の話は以上です…』
ノダミキ『ちなみに私はあの後、窓から洗剤を投げてるのが防犯カメラに映ってたみたいなので、翌日外間先生にめっちゃ怒られました。』
一同『・・・』
残り88
チモシー「みんなーお菓子持ってきたグえええええええ!」
牡丹「大変です、はなこさんが・・・見当たりません」
一同『え!?』
小梅「つ、遂に最初の犠牲者が!?ここから始まる美少女達の連続消失!ワクワクしてきたわ!」
天野咲妃「…で、次は誰が話をするのかしら?」
雪見小梅「ってスルーする気なの!?こんな小説みたいな事件を!?」
咲妃「あのはなこって人、凄く頑丈そうじゃない。ちょっとやそっとの事じゃ死なないだろうし、いずれ帰ってくるわよ」
雲雀丘瑠璃「あまり会ったこともないのに結構はなこの事を分かるだなんて…」
北岡ゆめ「それがウチの代理だからね〜、人を見る目は凄いんだよ〜!」ギュ
咲妃「ちょっと離れなさいよ、ゆめ…」
星川麻冬「…ねぇゆうき、貴女何て顔してるのよ…」
南ゆうき「ユメ…、ユメ…」ゴォォォ…
露理「…じゃあ、私が話しちゃおうかしら。アレは私がまだ駆け出しの同人作家だった頃に、即売会で起こったちょっとエッ…怖い話よ───」
ココア(露理さん、今なんて言いかけたんだろう…)
※リレー形式、安価可、同IDによる連投はお控え下さい
露理『だから、私が駆け出しの同人作家だった時の話よ。美羽にもたまにもまだ会ってない頃よ』
美羽『でも、あの時もエッ…怖いことありましたよね?』
露理『二道さんの服が知らない間にビショビショになってた話よね。確かにそれも怪事件だったわ…』
たまて『やったったでしたね…。でもかねるさんの濡れスケだなんて中々見れるものでもありませんでしたし、私としてはラッキースケベなイベントスチルをゲットで眼福でしたなー!』
露理『でも今回のはそれじゃないわ。アレは私がいつものように自分のサークルのブースで同人誌を売ってた時のこと───』
露理『一人、変な参加者がいたわ。なんていうか、>>153みたいな感じで、とても>>154だったわ。』
露理『…そう、アレはドロンジョ様の格好をしたシャロ…みたいな人だったわ。とにかく、金髪の小さな女の子があのドロンジョ様の露出の多いコスチュームをしてたって訳ね、この時点で一部のマニアには受けそうよね…』
大宮忍『金髪少女…金髪少女…』ハァハァ
西田はるか『幼女…幼女…』ハァハァ
秋月紅葉『おい、既にサカってる奴が2人程いるぞ…』
露理『まぁソーラもよくコスプレしてるし、小さい子が即売会会場にいること自体にはそんなに驚かなかったわ。でも不思議なことに、その子から全くセイキを感じないというか、眼が虚ろというか死んでるというか、要は普通じゃなかったのよ…。あっ、セイキって「生きる気」と書く方ね』
関あやめ『いや分かりますから…。態々説明する方がアレですって』
露理『…で、その子がゆっくりと私のサークルのブースまで歩いてきて、「これください」って言ったの』
露理『それに私は、「悪いけど、この本は18歳以上の人でないと売れないのよ」って返したわ。でもその子は「違うの」って否定したのよ。私が「何が違うの?」って聞いてみたらその子はこう言ったの───』
露理『「私は、貴女の…、貴女の魂が欲しいの…」って…』
忍『金髪少女に魂を奪われる!?最高じゃないですか!私はアリスに奪われたいです!』
アリス『シノ!落ち着いて!』
ココア「んじゃあシャロちゃんと区別付けるために『シャロンジョ様』と命名します!」
チノ「第三者が命名!?」
シャロ「わたしの許可なしにー!」
露理「少し怖くなった私はその幼女に対して『>>159だから、>>160で>>161して』と言ったの。そしたらその幼女は突然私に…』
露理「『今日は私、女の子の日だから私の使ってたブルマであったかくして』と、その幼女に言ったら、突然その幼女が私の背後を回り込み、『そんなものなくてもあったかくできるよ…』と、私に抱きつきました」
露理「その光景を他の参加者が写真を撮ったのですがその写真が…」
露理『首なしの女の子に後ろから抱き着かれている写真だったのです』ススー
ココア「持ってきたの!!」
露理「怖くて、怖くて・・・・・・・」
美雨「なるほど、これは」
たまて「こういう悪戯多いんですよね〜」
露理「え!?」
かおす『聞いたことあります!シャッタースピードが遅い状態で撮影時に動くと、頭が背景の白い光に消されるとかいうやつですか』
露理『…フッ、フフッ』
ココア『ど、どうしたんですか露理さん…』
露理『…貴女達、私がこの程度の心霊写真に恐怖を感じるような女に見えるかしら…?』
なじみ『まぁ…、アンタのその飄々とした性格からして考えにくいわね確かに…』
露理『実はそれは今回の為に用意してもらった合成写真なのよ。ホンモノはこっち…』ピラッ…
美雨『こ、これはエッ…怖いですね、確かに…』
たまて『写真に入り込んでる女の人が全員裸で、写っちゃアウトな所にまるでボカシのような謎の黒い丸状の何かが浮かんじゃってますね…』
ココア『何か、こっちの方が寧ろ合成に見えるよ…』
露理『それは正真正銘、ホンモノなのよ』
露理『…その即売会会場では有名な話なんだけど、5年前くらいに両親とコスプレで参加してた女の子が、会場の中ではぐれていた所を男3人組に車で連れ去られて、山奥で性的暴行をした挙句殺されたって事件があったの…』
たまて『そんな痛ましい事件、私は覚えてないですが…』
美雨『きっとその事件が起きたのは「ドージンワーク」の世界の中ですから、私達は知らないんですよ』
露理『…だからきっとその女の子は事件で殺された子の霊で、会場に来てる女の人全員に自分と同じ辱めを受けさせようとしてたのね…』
ココア(な、なんかホントに怖い話になっちゃったよ…)
露理『…とまあ、私の話はここまでね。ちゃんと怖かったかしら?』
かおす『怖かったというか…』
たまて『心が痛くなりますね、みんなで楽しむイベントでこのようなことが起こることは許せないですね。』
メリー『全く、夢もキボーもありゃしない…』
一同『・・・』
露理『それじゃ、次は誰が話すかな?』
あおい「じゃあ私がいくでー」
あおい「これは私がリンちゃんから聞いた話なんやけど、リンちゃんがなでしこちゃんと一緒に四尾連湖にキャンプに行った時の話や」
リゼ『本人隣で喋るスタイルか…』
〜その頃白玉楼では〜
妖夢「たしか、おっとり鬼畜が出てくる作品ですよね。」
はなこ『映画化もされてたよね』
5人(妖夢 幽々子 はなこ オルバ 紫)でワードウルフ中
お題 4人はごちうさ 1人はきんモザ
─
─
───
はなこ『あ〜、また負けちゃったかぁ〜…』
オルバ『いや、お前30戦全部負けてただろ…。そろそろ帰らないとアモルが心配する、じゃあな…』
〜百物語会場〜
あおい『…てな訳で、リンちゃんから聞いたお化けの話の続きは、「ゆるキャン△」のBlu-rayまたはDVDの2巻に収録されとる7話を観てや〜。原作コミックスも要チェックやで〜』
チノ『サラッと宣伝していきましたね…』
千夜『観て観てココアちゃん!「ゆるキャン△」って凄く面白い作品よ!』
ココア『ち、千夜ちゃん…、今は百物語の途中だから…』
残り86
ココア『えっ!?今のもカウントされるの!?』
冠『ん。動画を貼っつけただけでもカウントされたから、怖いエピソードがあるのを宣伝するのもアリ』
リゼ『でも、折角の百物語なんだし、なるべく話はオリジナルで行きたいところだよな…』
天王寺渚『なら次は私が話すよ。アレは私がユー子と隣町のショッピングモールまで行って、夜に駅から歩いて帰ってる時の不思議な体験だった───』
※同IDによる連投は投稿後3時間経てば1度だけ可、安価不可、最低6レス以上は続けてください。
渚『夜に雨の中ぐねぐねとした道を二人で歩く。異様なことにそれはどんどん山の頂上を進んでいくことに気付いた時にはもう半分まで来てしまっていた。草だらけで整備もされずパイロンだけがたっていた。そして少し遠くには見たことのないトンネルが遠くあったのです』
ナギ『私とユー子は確かに駅から真っ直ぐ家に向かってるつもりだった。だけど気がつけば山道のトンネルの前にいる。それだけで既にユー子はいつものような感じで私の服の裾を掴み、怖がっていた』
ナギ『いつもならここで少しユー子のことをからかってやろうと考える所なんだけど、流石に私もこんな非科学的な出来事に遭遇してまでユー子をからかうことなんてできなかったんだ』
ナギ『だから私達は来た道を戻ろうとした。でも驚くことに、私達の通ってきた道は全て、次元を引き裂いたかのような深い闇の奥へと、境界を曖昧にして消失していたんだ…』
───「ナギ、ウチらどないしたらええの…?」
ナギ『そう言ってユー子は、私の肩に縋りついて啜り泣いてしまったんだ。どないしたらって、それこそこっちが運命様に尋ねてみたいくらいのもんだったけど、どれ程冷静に状況を判断しても、薄暗い中に少しだけ古びた蛍光灯の明かりが鈍く漂っている、私達の目の前のトンネルの中を進む選択肢しか、私達には残されてなかったんだ』
ナギ『私はユー子の頭に軽く手を触れて宥めながら、二人でゆっくりとトンネルの中に入っていった───』
ナギ『私はユー子と手を繋いでトンネルに入った。
トンネルの中は永遠に続きそうな暗闇だった。
歩けば歩くほど疲れてくる…
いや、これは、上から何か力がかかってるような感じがした。
後ろからは[おいで…おいで…]と聞こえた。
焦った私はとにかく前へ走った。
トンネルの先に何があるのかはわからない。
でもこのまま立ってたら多分生きて帰ることはできないと思った。走ってると光が見えてきた。
しかし…
私はいつのまにかユー子の手を離してた。』
ナギ『引き返そうと後ろを振り向くと、トンネルは無く、いつもの帰り道だった。ユー子はその道の真ん中に立っていた。私はユー子に話しかけると…』
ナギ『後ろから[ナギ!それはウチちゃう!]と、ユー子の声が聞こえた。』
ナギ『振り返るとユー子がいて、もう一度振り返ると』
ユー子『がおおおおおおおおおお!』
一同『ぎゃああああああああ』
ナギ『あの時は大変だったね、ユー子』
ユー子『ほんま、怖かったわ〜…』
残り85
〜白玉楼にて〜
はなこ『そろそろみんなが心配になったので帰ります』
幽々子『またね、楽しかったわ』
はなこ『うん!とっても楽しかったです!』
妖夢『帰りは私が送ります。』
はなこ『ありがとう!では、さようならー』
幽々子『また会える日が楽しみね…しかし、不思議だわこの娘。普通の人が不幸だと思うことが多く彼女に起こってるのに、あの娘はいつも楽しそう。』
〜百物語会場〜
はなこ『みんな、ただいま!』
牡丹「はなこさん、おかえりなさい」(泣
雲雀ヶ丘「はなこ、どこ行ってたの?」
はなこ「えへへ、ちょっと遊びに行ってきてたよ」
牡丹と雲雀ヶ丘は変わった帽子を貰った。
中町かな『ほ、ホントに代理の言ってた通り無事でしたね…』
リゼ『…まぁとにかく次だ。まだ話してない人で次は誰が話してくれるかな?』
>>180『はい』スッ…
小平先生『これは、幸福クラスがまだ出来て間もないころにいた少し不思議なある生徒との出来事です。』リレー形式 連投可能 安価使用可です
小平『お話は入学式の日まで遡ります。式も終わって、私の受け持った幸福クラスの生徒達もホームルームを終えて下校する頃、私は校舎を見回っていました』
小平『すると、花壇の傍で蹲って泣いている女の子がいました。天乃御船学園の制服を着ていたのでうちの学校の生徒であることは分かりましたが、私が受け持った生徒でもなくそれ以外のことは分かりませんでした』
小平『私はその子に「どうしたんですか?」と尋ねてみました、するとその子は涙ながらに「私は幸せじゃないわ」と答えました』
小平『私が「なぜ貴女はそう思うのですか?」と聞いたら、「私はずっと一人ぼっちなの」とこちらへ涙で潤んだ瞳を向けて答えました』
小平『クラスでお友達が出来なかったのか、虐められたのか、家族となにかあったのか…これらの質問に彼女は全て首を横に振って否定の意を示しました。それどころか、名前もクラスも分からないと言うものですから、私もどうすればいいのか分からず困ってしまいました』
小平『ですが、私は幸福クラスを受け持った1人の教師です。不幸であると自分を嘆く生徒をほっとく訳にもいきませんでした。ですので、詳しいことは聞かず、私は彼女に「私でよければ、ここでまたお話しましょう」とだけ伝え、彼女が泣き止んでゆっくりと頷く姿を見届けてから、その日は別れました…』
小平『…私は、それから暫く彼女と放課後にその花壇で会うことにしました』
小平先生『それから私はその生徒を[はな]と呼ぶことにしました。』
花名・ハナ『!?』
胡桃『わかる。反応しちゃうよな』
烏丸先生『私ならアリスと名付けるかもね』
アリス『!?』
小平先生『彼女をはなと呼んだのは、理由があります。それは、私が小さい時大事にしていた人形の名前です。』
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