注:キャラ崩壊、独自解釈、ストーリーのネタバレを含む可能性があります。予めご了承ください。
エロ、グロ、暴力的な内容はNG
安価は基本的に指定レスの直下
選択安価の場合それに従わないレスは安価下
リハビリ的な意味合いで短編安価SSをまったり描いていきたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。
チノが必死で走っていると
澄山姥「まつのじゃあーーーー!!!」
今度は澄山姥が追いかけてきました。
チノは走り疲れて立ち止まってしまいました。月明かりに照らされた水溜りに自分の姿が写っています。
ティッピー「チノ!お札を使って撃退するんじゃ!急げ!「戦わなければ生き残れない!」」
チノ「えっと…次のお札は。」
選択安価>>276
画像の番号を選んでください。
https://kirarabbs.com/upl/1628604235-1.png
https://kirarabbs.com/upl/1628604235-2.png
https://kirarabbs.com/upl/1628604235-3.png
チノ「変身!」
チノは二番のお札を箱の中に入れて水溜りに映し、変身ポーズを取りましたが………。
シーン…。
チノ「あれ?何も起こりませんよ!?」
ティッピー「お札と変身ポーズが違うのじゃ!そのお札は剣で変身ポーズは龍騎じゃぞ!」
チノ「ぶれいど?りゅうき?どういうことですか!?」チンプンカンプン
そうこうしているうちに澄山姥が追いついてきてしまいました。
澄山姥「隙ありなのじゃあーーーーーーッ!!」
チノ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
ーーーーーーーーーーーー
ガバッ
チノ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
椿先生「おや、起きたか。帰りが遅いから山に探しに行ったら倒れてたお前を見つけたんだ。全然起きないから心配したんだよ?」
椿先生は研究に没頭しているのかこちらに顔を向けないまま言いました。
チノ「あの!!お師匠様!私山姥に襲われたんです!目がギラギラ光って口が耳まで裂けたかのような大口で、鋭い牙のような歯をガチガチ鳴らしながら近づいてきたと思ったら一瞬で丸呑みにされて…。」
椿先生「ほう、それはつまり…。」
椿先生「こ ん な 顔 だ っ た か い ?」ギラァ
チノはまた意識を失って寝込んでしまい。そのまま目を覚ますことはありませんでした。
BAD_END
3週目
チノが必死で走っていると
澄山姥「まつのじゃあーーーー!!!」
今度は澄山姥が追いかけてきました。
チノは走り疲れて立ち止まってしまいました。月明かりに照らされた水溜りに自分の姿が写っています。
ティッピー「チノ!お札を使って撃退するんじゃ!急げ!「戦わなければ生き残れない!」」
チノ「えっと…次のお札は。」
選択安価>>280
画像の番号を選んでください。
https://kirarabbs.com/upl/1628611486-1.png
https://kirarabbs.com/upl/1628611486-2.png
チノ「変身!」
チノは3番のお札を箱の中に入れて水溜りに映し、変身ポーズを取りましたが………。
シーン…。
チノ「あれ?何も起こりませんよ!?」
ティッピー「お札と変身ポーズが違うのじゃ!そのお札はディケイドで変身ポーズは龍騎じゃぞ!」
チノ「でぃけいど?りゅうき?どういうことですか!?」チンプンカンプン
そうこうしているうちに澄山姥が追いついてきてしまいました。
澄山姥「隙ありなのじゃあーーーーーーッ!!」
チノ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
ーーーーーーーーーーーー
その頃、眠っていた椿先生は不思議な夢を見ておりました。階段のようなものを登っていると下からチノが「◯◯ってください…◯◯ってください。」となにかを懇願して来るのです。
椿先生「おや、チノ。お前お使いはどうした?帰りが遅いから先に寝てしまったよ。」
チノ「◯◯ってください…◯◯ってください…。」
椿先生「ん?なんて言ってるんだ?心配しなくても明日の朝探しに行ってやるから。」
チノ「◯◯ってください…◯◯ってください…。」
椿先生(チノはなんて言ってるんだ…?もしや「うらなってください」と言ってるのか?)
椿先生「仕方ないな…。よし、特別に研究の成果を少しだけ見せてやろう。」
そう言って椿先生はチノの顔に自分の顔を近づけました。すると今度はチノが何を言っていたのかはっきりと聞こえました。
チノ「代 わ っ て く だ さ い ! 代 わ っ て く だ さ い !」
次の日の朝からチノは椿先生の元に帰って来ることはなく、そのことがショックだったのか椿先生は人格が崩壊してしまいました。まるで15歳の女の子に戻ったかのように。
BAD_END
前回はハズレ選択肢がわかりやすかったけど 「姉」とか「珈琲」
今回は失敗時にもヒントがあるみたい
ティッピーがヒント役かな?
4週目
チノが必死で走っていると
澄山姥「まつのじゃあーーーー!!!」
今度は澄山姥が追いかけてきました。
チノは走り疲れて立ち止まってしまいました。月明かりに照らされた水溜りに自分の姿が写っています。
ティッピー「チノ!お札を使って撃退するんじゃ!急げ!「戦わなければ生き残れない!」」
チノ「えっと…次のお札は。これです!変身!」
チノは一番のお札を箱の中に入れて水溜りに映し、変身ポーズを取りました。
キュイイイイイン、ピキィィン!!
チノは真っ赤なライダースーツに龍の頭を模した仮面を被ったような姿に変身しました。
チノ「っしゃ!」
チノは飛びかかってきた澄山姥の一撃をいなすように自身もろとも水溜りの中へ引き摺り込みました。すると二人は潜り込むように消えていきました。
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https://kirarabbs.com/upl/1628650271-2.png
その後、鏡の世界の中でチノは澄山姥と大立ち回りを繰り広げました。一瞬の隙をついて澄山姥を突き飛ばすと左腕のリーダーにお札を入れました。
カチャ、ス…チャキ!\ファイナルベント/
チノの周りを赤い龍が旋回し、飛び上がったチノと共に天に登ってチノの後ろから高温のブレスを吐きました。そのエネルギーに乗って繰り出されたキックは澄山姥の体を貫き、次の瞬間勢いよく爆発!
キュイイイイイン…
鏡の世界から戻ってきたチノは変身が解け、また山の麓へ向かって走り出しました。
しばらく走っていると…、
琉姫「待ちなさーい!逃がさないわよーーー!!美味しそうな子うさぎちゃーん!!///」
今度は琉姫山姥が後ろから追いかけてきました。
ティッピー「チノ!もう一度お札を使って戦うんじゃ!!「運命の切り札をその手で掴み取れ!」」
チノ「は、はい!」
チノは>>287のお札をセットして人差し指を立てた右の手の甲をかざすと「変身!」の声と共に手のひらを返し、バックルを裏返した後に前方に猛ダッシュしました。
選択安価、画像の番号を選択してください。
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https://kirarabbs.com/upl/1628683581-2.png
チノが青白い光の壁を通り抜けると、さっきとは別の変身スーツを身に纏い、腰につけた剣で応戦しました。
琉姫「えぇい、小癪なぁ!!」
ガキィン、ガキィン!
激しい攻防の中、チノは相手が怯んだ隙にお札を保持するトレイを扇状に開き、2枚のお札を抜き取って刀身に読み込ませました。
\キック/\サンダー/ピロロロロロロ…シュインシュイーン
\ライトニングブラスト/
チノ「はぁぁぁぁぁぁぁ…やぁっ!!」
チノは勢いよく跳躍し、雷を纏った飛び蹴りを繰り出しました。それをまともに食らった琉姫山姥は小さな爆発を起こして倒れました。
シュン…、
チノ「はぁ、はぁ、今のうちに!逃げなきゃ!!」
チノはまた山の麓を目指して走り出しました。
しばらく走っていると、
鬼頭山姥「待ちなさぁぁぁぁぁい!!!今度こそ逃がしませんよぉぉぉぉぉ!!!!」
また鬼頭山姥が追いかけてきました。
ティッピー「チノ!これを腰に巻いてお札をセットするんじゃ!!「全てを破壊し、全てを繋げ!」」
チノがバックルを腰に当てるとベルトが巻かれ、チノは3番のお札をかざして「変身!」の声と共に裏返しバックルにセットして固定しました。
\カメンライド_ディケイド/
チノはまた別の変身スーツを身に纏い、果敢に立ち向かいます。
ガキィン、ガキィン!
またもやチノは鬼頭山姥と大立ち回りを繰り広げます。
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https://kirarabbs.com/upl/1628734168-2.png
ティッピー「いけ!そこじゃ!!チノ!」
チノ「ハァ、ハァ、ティッピー!応援するなら一緒に戦ってください。」
ティッピー「何をいうか!?今のわしにできることなど…。」
チノ「ありますよ。」シュ、チャキ!
\ファイナルフォームライド、tttティッピー/
チノ「ちょっとくすぐったいですよ。」
ティッピー「な、なんじゃ!?うぉ!」
チノがティッピーの背中を外側に向かって撫でるとティッピーは変形してバイクのようになりました。チノはそれに跨り、アクセル全開で祈祷山姥に向かって走り出しました。
注:無免許でのバイクの運転は犯罪です。このssはフィクションですので決して真似しないでください。
チノは突進しながらバックルにお札をセットしました。
\ファイナルアタックライド、tttティッピー/
チノは変形したティッピーから飛び上がると、その勢いのまま飛び蹴りを繰り出しました。走行を続けるティッピーの突撃とチノの飛び蹴りが同時に当たり、鬼頭山姥は爆発!
注:このssはフィクションです。走行中のバイクから飛び降りたり飛び蹴りをしたりするのは危険ですので絶対に真似しないでください。
ティッピー「や、やったぞ!これでもう安心じゃ。」
チノ「はぁ、はぁ、流石に疲れました。」
二人は大木を背にして座り込んでしまいました。
しかし、様子が変です。3人の山姥をやっつけたというのにさっきから感じる嫌な気配がおさまりません。
木の枝はざわざわと揺れ、生暖かい風が汗ばんだ素肌を撫でて行きます。そして次の瞬間、チノとティッピーは身震いし信じられない光景を目撃します。
鬼頭山姥「ヒヒヒ、思いの外やるようですね。」
澄山姥「ただの子どもだと油断していたのじゃ。」
琉姫山姥「今夜はアツくハゲシい夜になりそうね。」
チノ「そ、そんな…。みんなちゃんと倒したはず…。一体なんで!?」
鬼頭山姥「私達は身体を何体にも分身できるんですよ。」
澄山姥「すでにこの山の中は私たちの分身でいっぱいなのじゃ!」
琉姫山姥「どこへ逃げてもムダなのよ。」
チノは絶句し、絶望して青ざめた顔で食べられることを覚悟しました。その時、ティッピーが山姥達に体当たりしました。
鬼頭山姥「わっ!!何するんですか!?この毛玉!!」
ティッピー「チノ!!逃げるんじゃ!!大丈夫じゃ!まだお札はたくさんある!!お師匠様のところまで逃げ切ればお前の勝ちじゃ!!」
チノは我に帰り、また走り出しました。
チノ「おじいちゃん!ありがとう!!後で必ず助けます!!」
気がつくと少しづつあたりは明るくなり始め、見慣れた道を走っていることに気がつきました。
チノ「これは!お使いの時に通った道です!!このままいけばお師匠様のところへ帰れます!」
まてぇーーーーーー!!!
後ろから山姥達が追いかけてきます。山姥達との戦いはいよいよ大詰めです!
山姥軍団「「「待てぇーーーー!!!」」」
走っていると後ろから沢山の山姥が追いかけてきました。ざっと「20」人はいるようです。
山姥軍団「もうお前の「影」を踏める距離まで追いついたぞ!辞世の「詩」でも読んでおくんじゃな!!」
チノは懐からお札を取り出しました。よく見ると残りのお札は裏側の模様が三種類に統一されています。チノはまず、>>294の模様のお札を使いました。
選択安価、画像の番号
https://kirarabbs.com/upl/1628774893-1.png
https://kirarabbs.com/upl/1628774893-2.png
https://kirarabbs.com/upl/1628774893-3.png
チノは2番のお札を一枚取り、投げつけました。
チノ「お願いします!!私、まだ食べられたくありません!!」
ワイト闇星1【アンデッド族】ATK300DFE200
ワイト「うーん、ワイトもそう思います。」
山姥達「「「ただの骨なんか食えんわ!どけぇ!!」」」
チノ「わ、ワイトさーん!!」
山姥達「いただきまーーーーーす!!!」
チノ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
それから何百年もの時が過ぎたころ、この山へ星を見にきた女の子達がいました。
みら「この山に古い天文台があるんだよね?」
あお「うん、ずいぶん使われてなかったみたいだけど私たち地学部のことを聞いたら譲ってくれるって。」
桜先輩「それにしても、こんな鬱蒼とした山の中なんて聞いてないわよ…。」
イノ「まぁまぁ、これも探検と思えば。」
モンロー先輩「電気は通ってないけど、囲炉裏があるって話だったから着いたら観測の準備と薪拾いで二組に分かれましょうか。」
そんなこんなで5人は件の天文台につき、みらとイノはいろりで燃やす薪を拾いに行きました。
しかしあたりにはほとんど燃やせそうな枯れ木は落ちておらず、探しているうちにすっかり日が暮れてしまいました。懐中電灯であたりを照らしながらようやく二人で数本の枝を集め終わると、暗闇の中に二人は小さな祠を見つけました。
みら「イノ先輩、これなんですかね?」
イノ「?何かの祠のようですけど…。あれ?」
二人が祠のある場所を懐中電灯で照らすと、…何か様子がおかしい。
祠のすぐそばに影がうつっている。しかし、影を作っているもの自体は見当たらない。懐中電灯を動かしてみても影だけが見えている。
二人はなんだか気味が悪くなり、急いで天文台に戻りました。天文台の扉を開けると、すでに囲炉裏に火が焚かれていました。
桜先輩「二人ともおそかったじゃない。待ちきれなかったからそこらへんにある落ち葉や壁にかかってたボロボロのカレンダーに先に火つけてたわよ。」
日付を見るとずいぶん年季の入った日めくりカレンダーのようです。みらがそのカレンダーをペラペラめくっていくと、赤黒いシミが現れ始めました。
みら(うわぁ、気味悪いなぁ……!?)
みら「うひゃぁ!!」ビクッ
桜先輩「!?ちょっと、なによみら。」
あお「みら、どうしたの?顔が真っ青だけど。」
みら「ここ、ヤバいよ…。すごく怖い…。」ブルブル
みらはさっき薪を拾ってる時に見たものとそのカレンダーのシミのことをみんなに言いました。
桜先輩「何言ってんのよ。どうせ見間違いか何かでしょ。それにこんな古ぼけた紙のカレンダーなんだから泥かなんかで汚れててもおかしくないでしょ。」
そういうと、今度は桜先輩がカレンダーを拾ってぺらぺらとめくっていきました。
すると八月二十日にこんな文字が。
「わたしたちがはじめてひとをたべたひ。これをみたひともたべるね。」
次に開いたのが八月二十四日
「ちのちゃんをつかまえてたべたよ。」
そのページから赤いシミが極端に大きくなっているのです。
桜先輩「うわ…なにこれ。」
それを見ていたメンバーは恐怖で固まってしまっていました。
あお「桜先輩、一枚づつめくれますか?」
桜先輩「いやいや!無理に決まってんでしょ!!あんたがめくりなさいよ!!」
イノ「まぁまぁ、落ち着いてください。」
モンロー先輩「じゃあ、私がめくろっか?」
今まで奥で見ていたモンロー先輩が言いました。
モンロー先輩「どうせ誰かの悪戯だよ。最後までめくったら「あなたの後ろにいるの」ってお決まりのパターンのやつでしょ。」
そういうとモンロー先輩は一枚づつぺりぺりと剥がしながらカレンダーを捲り始めました。しかし八月二十四日から先は完全に紙がくっついてめくれません。次にめくれたのが九月の日付からで、
九月三日
「ちのちゃんのおともだちもたべたよ。」
九月四日
「ちのちゃんのせんせいもたべたよ。」
九月五日
「あんたまだみてる?みてくれる?そと」
みら「も、モンロー先輩の言った通りだ。」
桜先輩「ほらね!やっぱり誰かの悪戯だったじゃない!」ブルブル
あお「先輩、足震えてますよ。」
九月六日
「ちのちゃん、ちのちゃん、ちのちゃん、…」とだけ
九月七日
「まだ?」
九月八日
「もういい?」
九月九日
「みてるひといる?ききたいの」
九月十日
「ね ぇ 、ち の ち ゃ ん っ て だ れ ?」
ここだけ紙いっぱいに大きく書かれていました。
九月十一日
「いいかげんにして」
九月十二日
「なんでわたしたちなの」
九月十三日
「わたしたちはにげられません。ずっとこのやまにいるよ。このカレンダーみつけたひと、十二月二十四日みてねー」
みら「くるよー、くるよー。」
十二月二十四日
「おりしろよぬおyるかおきまhにんあs」
意味不明な文字の羅列で5人は拍子抜けしたが、次のページ
十二月二十五日
「ちのちゃんたちたべちゃったこはほこらにうめたよ。あなたたちもきっとたべられる。わたしたちにはどうすることもできない。だってたべるのはわたしたちじゃないもん。これをみたひともきっとたべられるよ。」
内容は異常なのにこのページの文字だけやけに綺麗に揃って書かれていました。
みら「……もう、帰ろうよ。」
桜先輩「はあ!?何言ってんのよ!もう真っ暗なのよ?今更下山できるわけないでしょ!」
イノ「そうですね…。夜の山は危険ですし。」
ふと耳を澄ますと「おーい…、おーい…、」と外から声が聞こえます。
声はだんだん近づいてきて、外のすぐそばまで来ているようでした。次の瞬間、ドンドン!と何者かが扉を叩いて、バン!と勢いよく開けました。
ギャングー団「お前ら!なにしとるギャー!?」
あお「あの、私たち地学部の活動でこの天文台使わせてもらえるって聞いたから。」
ギャングー団「あほか!ここは今俺が住んどるんだギャー!さっさと出ていけギャー!!」
さっきまでの不気味なカレンダーの内容とギャングー団の剣幕に気押されて5人は慌てて荷物をまとめて外に出ました。全員が外に出たのを確認していると天文台の中から声が聞こえてきました。
ギャングー団「おい!出ていけって言っとるギャー!」
みら「あれ?出遅れたひとがいるのかな?」
イノ「いや、全員いるはずですよ。」
お互いを懐中電灯の灯で照らして確認しているとまた中から声が聞こえました。
ギャングー団「ち の ち ゃ ん ? 知 る か ! ! 」
さっきのカレンダーにあった名前を聞いて5人は恐ろしくなり一斉に逃げ出しました。その後5人はその山に近づくことはなくなったそうです。
BAD_END
5週目
山姥軍団「「「待てぇーーーー!!!」」」
走っていると後ろから沢山の山姥が追いかけてきました。ざっと「20」人はいるようです。
山姥軍団「もうお前の「影」を踏める距離まで追いついたぞ!辞世の「詩」でも読んでおくんじゃな!!」
チノは懐からお札を取り出しました。よく見ると残りのお札は裏側の模様が三種類に統一されています。チノはまず、>>301の模様のお札を使いました。
選択安価、画像の番号
https://kirarabbs.com/upl/1628782554-1.png
https://kirarabbs.com/upl/1628782554-2.png
チノ3番の模様のお札を一枚取り、投げつけました。
チノ「エルフプリンセスメイジをプレイして進化!お願いします!」
山姥達「なにを小癪な!!吹き飛ばしてくれる!!」
チノがお札から召喚したフォロワーは山姥達に吹き飛ばされてしまいました。
チノ「くっ、歴戦の傭兵フィーナをプレイして進化!お願いします!」
山姥達「無駄じゃ無駄じゃ!!」
チノはもう一枚お札を使いましたが、またフォロワーは吹き飛ばされてしまいました。
山姥達「さぁ、覚悟しなさい!!」
チノ「いえ、私の勝ちです。」
山姥達「なに!?」
チノ「エルフプリンセスメイジの進化時効果で手札に加えた0コストのフェアリー2枚とフィーナの進化時効果で手札に加えた0コストのミニゴブリンメイジをプレイ!」
\ネェ、ナニシテアソブノ?/\ネェ、ナニシテアソブノ?/\ピカピカミツケタゴブ!/
チノ「さらにリノセウスをプレイして攻撃!自然の導きでリノセウスを手札に戻します!」
\キシャー!/ズバッ≧4≦シュイン
チノ「さっき手札に戻したリノセウスともう一枚別のリノセウスを出して一体を進化して攻撃!」
\キシャー!/\キシャー!/キュイーン≧6≦≧9≦
山姥「なぁ!?私たちの分身が!?しかしまだ私が残ってますよ!」
チノ「エンジェルスナイプをプレイ!」ザクッ≧1≦
山姥「見事なものですね…。」キュイィィン、バァァァン!!
チノ「はぁ、はぁ、やりました!」
しかし今度はさらにたくさんの気配が押し寄せてくるのを感じました。
山姥軍団「「「まだまだぁ!!」」」
あまりの数の多さにチノはまた逃げ出しました。
今度は小さな山姥の分身が雪崩のように押し寄せてきます。その数なんと「8000」人!!
山姥軍団「お「遊戯」はここまでじゃ!閻魔大「王」様の元へ送ってやる!!」
チノは次に>>305の模様のお札を使いました。
選択安価、画像の番号
https://kirarabbs.com/upl/1628817755-1.png
https://kirarabbs.com/upl/1628817755-2.png
チノは2番のお札を一枚づつ使い始めました。
チノ「魔導サイエンティストを召喚!魔法カードモンスターゲートを発動!魔導サイエンティストをリリースして通常召喚可能なモンスターカードが出るまで山札を巡って墓地に捨てます!」
ペラペラペラ…
チノ「カタパルトタートルを特殊召喚!さらに死者蘇生を発動、墓地から魔導サイエンティストを特殊召喚!」
山姥軍団「ふん!そんなおじさんと亀でなにができるというの!?さぁ!覚悟しなさい!」
チノ「いえ!覚悟するのはあなた達です!!」
山姥軍団「なに!?」
チノ「魔導サイエンティストの効果発動!1000ライフポイントを払うことで星6以下の融合モンスターを特殊召喚できます!アクア・ドラゴン三体を特殊召喚!カタパルトタートルの効果発動!自身のモンスターをリリースすることでその攻撃力の半分のダメージを与えます。アクア・ドラゴン三体をリリース!」
≧1125≦≧1125≦≧1125≦[LP4625]
山姥軍団「ええい!怯むな行けー!!」
チノ「魔導サイエンティストの効果発動!紅陽鳥三体を特殊召喚!カタパルトタートルの効果でリリースしてダメージを与えます!」
≧1150≦≧1150≦≧1150≦[LP1175]
チノ「魔導サイエンティストの効果で金色の魔像を特殊召喚、カタパルトタートルでリリースしてダメージ!最後にカタパルトタートル自身をリリースしてダメージ!」
≧1100≦≧500≦[LP0]ドカーン
山姥軍団「ぎゃーーーー!!!」
チノ「はぁ、はぁ、ここまでくればお師匠様の所まであともう少し、でもティッピーを助けないことには戻れません…。」
鬼頭山姥「探してるのはこのふわふわのうさぎですか?」
ティッピー「チノぉぉぉぉ!!助けてくれぇぇぇぇ!!」
ティッピーは捕まってカゴに入れられていました。
チノ「ティッピー!!今助けます!!」
澄山姥「おっとそうはいかないのじゃ!」
琉姫山姥「二人仲良くいただいてあげるわよ!」
前方に二人の山姥が立ちはだかり、鬼頭山姥の前には「五枚の盾」が置かれ、その後ろには何体もの分身が控えていました。
チノ「これが最後の「決闘」です!ティッピーを取り返してお「師匠」様のところへ帰るのです!」
鬼頭山姥「できるものならやってみなさい!!」
ティッピー「チノ、気をつけろ!その盾には罠が仕掛けてある!まともに破れば奴らの思う壺じゃ!!」
チノ「そ、そんな…。どうすれば…。」
澄山姥「隙ありじゃあ!!」
チノ「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
澄山姥がチノに飛びかかったその瞬間、1番の模様のお札の一枚がチノの盾になりました。そのお札は割れるようにバラバラになったかと思うとその中から光の玉が飛び出しました!
チノ「これは…シールドトリガー「緊急再誕」発動です!」
ティッピー「チノ!それでわしをコストにして最後の切り札を出すんじゃ!!」
チノ「おじいちゃん!!でもそれじゃおじいちゃんが!!」
ティッピー「かまわん!!チノを守るためならば!ワシはクリーチャーにでもなんでもなってやるぞ!!」
チノ「……わかりました!ティッピーをコストにして偽りの名 ゾルゲを場に出します。」
8/偽りの名 ゾルゲ
アンノウン
多色クリーチャー(火、水、自然)8000
ゾルゲ(ティッピー)「行くぞチノ!ワシらのターンじゃ!!」
チノ「はい!!まずは7マナで紅蓮の怒 鬼流院 刃を召喚!おじいちゃん(ゾルゲ)の効果で刃さんと澄さんをバトルさせます!」
ドカーン
澄「のじゃーーーーーーー!!」
チノ「刃さんの効果でサイキックゾーンからコストが7より低いサイキッククリーチャーの「遊びだよ!切札一家なう!」を場に出します!おじいちゃんの効果で切札一家と琉姫さんをバトルさせます!」
ドカーン
琉姫「きゃーーーーーっ!!」
チノ「遊びだよ!切札一家なう!はカレーパン・マスター切札勝太に覚醒!刃さんの効果でサイキックゾーンから「カチコミの哲(チェーン・アーム・トライブ)」を場に出して勝太さんと哲さんをバトルさせます!」
鬼頭山姥「い、嫌な予感がします…。」
チノ「刃さんの効果でヴォルグ・サンダーを場に出します!ヴォルグ・サンダーの効果であなたの控えにいる分身を二体破壊します!そして勝太さんとバトル!負けたヴォルグ・サンダーはサイキックゾーンに戻り、また刃さんの効果で場に出します!」
鬼頭山姥「え!?ちょっと待ってください!!刃でヴォルグ出して、効果使って勝太とバトルして、負けて戻して刃でまた出す、ってことは…無限ループじゃないですか!!」
ゾルゲ(ティッピー)「そうじゃ!!これでお前らを一人残らず退治してくれる!」
鬼頭山姥(それはまずいです!!かくなる上は!!)
鬼頭山姥「自爆でーーーーーす!!!」ドカーン
チノ「今のうちです!!お師匠様のところまではもうすぐです!!」
チノが戻ってくる頃には朝日が登り始めていました。
チノ「お師匠様!!開けてください!!山姥に追いかけられているんです!!」
ティッピー「チノ、どうやら鍵が開いているようじゃ。」
チノ「ティッピー!!姿が戻ったんですね!お師匠様助けてください!」ガチャ
椿先生「お、おう。チノ戻ったか…。」バタリ
チノ「お師匠様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
椿先生「徹夜明けで疲れた。仮眠を取りたいから少し膝を貸してくれ。」
チノ「そんなこと言ってる場合じゃないんですよ!山姥が三人も追いかけてきてしかもそいつらが何体にも分身するんです!!」
椿先生「……大丈夫だ。この日のために用意はしてある!チノ、残りのお札はあと何枚だ?」
チノ「えーっと、あと二枚です。」
椿先生「なんて書いてある?」
チノ「「封印」と「覚醒」って書いてあります。」
椿先生「よし、山姥達はしばらくしたらここへやってくるだろう。それまでちょっと寝かせてくれな。」グゥ
そういうと椿先生はチノの膝枕で仮眠を取り始めました。
チノ「なんでそんなに呑気なんですか!!?」
椿先生(私がこの山の麓で研究を続けてきた因縁にようやく決着がつく…。これで本当に最後だ…!)
ドンドンドンドン!!
チノ「ひぃ!!山姥達がやって来ました!お師匠様!起きてください!!」
椿先生「…来たか。」
バァン!!
鬼頭山姥「ヒヒヒ、ようやく追いつきましたよ。」
澄山姥「散々逃げ回ってくれたがいよいよ年貢の納め時じゃ。」
琉姫山姥「お師匠もろとも平らげてあげるわ!!」
椿先生はゆっくりと立ち上がり、不思議な呪文を唱えると結界で三人を閉じ込めて動きを止めました。そしてゆっくりと三人に向かって話しかけました。
椿先生「鬼頭先生、澄先輩、琉姫先輩。お久しぶりです。」
チノ「えぇ!?山姥達がお師匠様の先生と先輩!!?どういうことですか!!」
鬼頭先生「うぅ…その声、椿さんですか!?」
澄「ひ、久しぶりなのじゃ。」
琉姫「また会えて嬉しいわ…。椿ちゃん。」
椿先生「チノには話していなかったな。私がここでずっと占い、それ以上に悪霊の封印と撃退方法についてこの山の麓で研究し続けていた理由を。今、全てを話そう。」
それは今から10年ほど前のことでした…。
当時、椿先生はチノと同じように神官見習いとして鬼頭先生に弟子入りしており、そこにはすでに澄と琉姫が先輩として弟子入りしていたのでした。ある日、その鬼頭先生、澄、琉姫は悪霊退治の依頼を受けてある山に遠征することになったのでした。
鬼頭先生「椿さん!私たちがいない間、留守を頼みますよ!」
澄「すぐに悪霊達を退治して戻ってくるのじゃ!」
琉姫「大人しくお留守番しててね。」
椿(幼)「先生、先輩方いってらっしゃいませ。」
しかし、三人はその山に住み着いた悪霊の夥しい数の前に苦戦を強いられました。というのもその山は昔から、寺の焼き討ちに兵隊や野盗による略奪、落武者狩りなど様々な形で血が流れた曰く付きの山であり、住み着いた悪霊がまた人を呼んで襲うというそれはそれは恐ろしい山になっていたのです。
鬼頭先生「ハァ、ハァ、二人とも大丈夫ですか!?」
澄「もうダメじゃ!これ以上はもう鎮められん!」
琉姫「先生!このままじゃ全滅しちゃいます!!」
鬼頭先生「やむを得ません…。私たちの体にこの山の悪霊全てを憑依させます!!私たちの体の中で悪霊を抑え込むんです!!」
澄「そんな!もうすでにこれまでの戦いで精も根も尽き果てているというのに!」
琉姫「無茶です!!私たちの体にこの山全ての悪霊を憑依させて抑え込むなんて!!」
鬼頭先生「無茶でもなんでもやるしかないんです!!このままでは悪霊達が山の外へ出て現世を侵略してしまいます!」
こうして三人は苦肉の策で、自分たちの体を悪霊達に差し出し、山に住む悪霊全てをそれぞれの体に憑依させました。それからというもの、目立って悪霊の被害は無くなりましたが、新しく山姥が出るという噂が立ち始めたのです。
チノ「それこそが…、私が今回お使いで通り、お師匠様が麓に拠点を構えて研究をしていたこの山…。」
椿先生「そうだ…。私は三人を助けて悪霊も退治できる方法がないかずっと研究していた。」
鬼頭先生「情けないです…。私たちは悪霊に操られて山姥になってしまい、人を襲ったことも何度かありました。」
澄「それどころか今の今まで椿ちゃんの弟子を食べてしまうところだったのじゃ。」
琉姫「このままじゃ、二人のことも襲ってしまう。この結界もきっと長くは持たないわ。」
椿先生「チノ、残り二枚のお札があるな。」
チノ「はい、「封印」と「覚醒」のお札ですね。」
椿先生「私には結局、三人を助けて悪霊も全て退治できる全てがハッピーエンドで終わるような研究成果は出せなかった。だが、お前は悪霊に操られて山姥になった先生たちの追跡からここまで撃退しながら逃げ帰ることができた。チノ!!頼む!お前が決断してくれ!!」
チノ「あ、あの!!それはどういうことですか!?」
椿先生「まず、「封印」のお札は文字通り悪霊を憑依させている先生達ごとこの山に封印してしまう強力なお札だ。これを使えば千年間は悪霊達を封印できる。しかし、同時に先生達も山に封印してしまうことになる。」
チノ「そんな!それじゃ先生達が!!」
椿先生「そこでもう一つの「覚醒」のお札だ。このお札を使えば私たち神官は潜在能力の全てを発揮することができる。先生達に憑依している悪霊達を全て解き放ち、お札の力を使って覚醒した私たちで悪霊達と全面的に戦う。だが、無理矢理力を覚醒させた反動として私たちの体はボロボロになるだろう。」
チノ「私たちの体が…ボロボロに…。」
椿先生「すまん、チノ。ここに来て私はどちらか選ぶ決心がつかない!!頼むチノ!!私の代わりに決断してくれ!!「封印」か!?「覚醒」か!?」
チノ「私は…、」
@、「封印」のお札で封印している間に私が先生の研究を引き継いで必ず鬼頭先生達を助け出す方法を見つけます!!
A、「覚醒」のお札で全ての悪霊と戦います!!絶対に勝って、鬼頭先生達を助け出し、自分も生き残ってみせます!!
選択安価>>315、@orA
それから何百年もの時が流れました。
椿先生とチノは共同で研究を続けました。まずは研究時間の確保、二人は人間を超越した寿命を獲得しました。
次に、山に封印した悪霊祓いと鬼頭先生達の捜索及び救助です。
古くから山は平地の人にとって異界のようなものとされて来ました。つまり山自体がこの世とあの世の境界線、鬼頭先生と悪霊達は現世とは違う空間「異界」に封印されていたのです。
悪霊達はそれぞれ違った無念を抱えていました。それを一つ一つ丁寧に成仏させ、そしてついに二人は全ての悪霊を祓い終えました。
そして………、
チノ「お師匠様、あの日から今日でちょうど千年ですね。」
椿先生「…あぁ、まさか「封印」のお札の効果が切れるまで異界を探しても3人が見つからないとは…。やはり3人は異界の中で消滅してしまったのだろうか?」
チノ「大丈夫ですよ。あの世界には時間の概念もなければ生命の概念すらあやふやでした。いわば思念をデータとして記憶するハードディスクのような場所です。きっと私達が見つけられなかっただけですよ。」
ピンポーン
椿先生「お客様か…。チノ、頼む。」
チノ「はい、どちら様で…!!?お、お師匠様!!」
???「「「た だ い ま」」」
山の封印は解け、鬼頭先生、澄、琉姫は戻ってきたのです。
椿先生は鬼頭先生達のとの千年ぶりの再会を喜びました。
そしてチノ達は5人でいつまでも幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
このお話の真の題名安価
>>319
かぐや姫(仮)
昔々あるところに竹を切ってよろづのことにつかいけりで生計を立てているおばあさん>>321とその配偶者のおばあさん>>322が住んでおりました。
ある日、おばあさんが竹林に入ると光り輝く竹を見つけました。その竹を切ってみると中から小さな女の子の>>323が現れました。
キャラ安価、参戦済みで過去3作品に未登場のキャラ
>>321おじいさん役
>>322おばあさん役
>>323かぐや姫役
登場済みのキャラ一覧
豚科の猿の災難
やすな、なでしこ、宇希、衣乃、ジンジャー、
段ボールは宝石よりも奇なり
万年さん、ノダミキ、るん、シャロ、牡丹、栄依子、ユー子、南しずく、花和
エトワリア千年物語
チノ、椿先生、鬼頭先生、澄、琉姫
千明「ただいまー。ナミコさん、実は今日光る竹を割ったら中から女の子が出てきてな。」
ナミコさん「竹から光る女の子?いやいや、ありえないって。」
千明「いや、マジなんだって!ほら!」
なる「うぅ、ここどこぉ?あの、なんで私連れてこられたんですか?」オドオド
ナミコさん「か、可愛いっ///」キュルーン
二人はその子を「関谷なる姫」と名づけ大事に大事に育てました。なる姫はすくすくと成長し、とても美しく可愛い娘に成長しました。
なる姫の噂はすぐに知れ渡りいろんな貴族が求婚を申し込んできました。
しかし、よさこいを通じて自分に自信が持てるようになったとはいえ、なる姫はまだまだ人見知りしてしまう気弱な女の子、求婚を迫られては返事を先延ばしにしていました。
ある時三人の貴族がこう言いました。
>>329貴族1「私と結婚してくれるなら絶対に◯◯する◯◯をプレゼントします。」
>>330貴族2「私と結婚してくれるなら世界一◯◯な◯◯をプレゼントします。」
>>331貴族3「私と結婚してくれるなら◯◯だけど◯◯な◯◯をプレゼントします。」
キャラ&プレゼント内容安価
キャラクターは参戦済みで過去3作品に未登場
プレゼント内容は◯◯の部分を穴埋め
例)ランプ、絶対に[よさこいが上達]する[鳴子]
最初にやってきたのは「絶対に他人と入れ替われる陽子のプロマイド写真」を約束した香奈でした。
香奈「どう?よく撮れてるでしょ?陽子ちゃんの魔法少女衣装だよ!しかもこのプロマイド、両端を持った二人の体が入れ替わっちゃう力もあるんだよ!」
千明「なんだそりゃ!そんなやべーもんプレゼントしようとしたのか!?」
ナミコさん「いやいや、絶対嘘っぱちだろ…。」
香奈「本当なんだってば!さぁ、なる姫!疑うのであればこのプロマイドの端を掴んで試しに私と入れ替わってみてください!」
なる(そんな…ふえぇ、どうしよう…。)
???「ちょっと待ったー!!!!」
ナミコさん「だ、誰だ!?」
綾「香奈さん!そのブロマイド私にください!!言い値で買うから!!!お願い!!」
香奈「えぇ!?これはなる姫のプレゼントなんだから綾ちゃんにはあげられないよ〜!」
綾「いいじゃない!!お金はいくらでも出すから〜!!」
香奈「あぁ!そっち側掴んだら…」
ボワンッ!!
千明「な、爆発した!?」
ナミコさん「おい!二人とも大丈夫か?」
モクモク…モクモク…
香奈(綾)「いたた…、あれ?私がもう一人いる??」
綾(香奈)「もう、違うよ私と綾ちゃんが入れ替わっちゃったんだよ!」
香奈(綾)「えぇ!?そんな!(あ、確かに胸がちょっとだけおっきくなってる。)」
綾(香奈)「元に戻るためにはさっきと逆の方向からプロマイドを持つ必要があるから早く差し出して。」
香奈(綾)「(今私の手元には魔法少女コスプレの陽子のプロマイドが握られている。しかも体はテニス部の香奈さんの体…。走れば私の体の香奈さんは追いつけないわよね…。)」
綾(香奈)「あ、あの…綾、ちゃん?」
香奈(綾)「ダッシュ!!!」ダッ
ナミコさん「あ、逃げた。」
綾(香奈)「綾ちゃん!?ちょ、ちょっと待って~。てかこの体足遅っ!スタミナ低っ!!待って~。」ハァハァ
千明「あの人との結婚はやめておきなさい。」
なる「う、うん。そうするね。」
次に来たのは「世界一感動できる今までにない絵本」を約束したヤヤでした。
ヤヤ「なる!あんたのことはアタシが一番よくわかってんの!アタシと結婚しときゃ間違い無いのよ。」
なる「あ、あの。でもね、私いつまでもヤヤちゃんに頼りっきりじゃダメだと思うから…、それにヤヤちゃんにはヤヤちゃんの幸せを追い求めて欲しいの。」
ヤヤ「なによ、アタシじゃダメだっていうの!?いいわ!このプレゼントであんたの目を覚まさせてあげるわよ!」
千明「確か世界一感動できる今までにない絵本だったな。」
ナミコさん「どれどれ、じゃあ私が読み聞かせてあげよう。」
その内容はとても切ないラブストーリーでした。読み聞かせていたナミコさんも聴いていた千明も涙をボロボロこぼしています。
千明「うっ、うぅ…っ!なんていい話なんだ…。」
ナミコさん「こんないい絵本を描けるなんて…ヤヤは素晴らしいぞ…。」
ヤヤ「フフン!そうでしょそうでしょ!!」
なる「うぅ、感動したよぉ…。」
???「ちょっと待ったー!!!!」
ナミコさん「ん?この流れは…。」
薗部「ヤヤさんに世代的にバレない感動作を絵本に落とし込んで欲しいと言われた時は何事かと思いましたがこういうことだったんですねぇ。」
ヤヤ「ちょ!薗部さん!!ここではそれは秘密!!」
千明「おいおい、どういうことだ?」
薗部「どうもこうも、その絵本は私がまだ若い頃に人気だった映画「世界の中◯で愛を叫ぶ」のパクリ絵本なんですよ。」
ナミコさん「おいおい、そりゃひどいな…。」
なる「ヤヤちゃん…。」
ヤヤ「だ、だって仕方ないじゃない!!なる、昔ヒロインに憧れて、絵本ばっかり読んでたじゃない。だから世界一感動する絵本をプレゼントするなんて大見栄切っちゃったけど、アタシにはそんなの全然描けなかったからしょうがなく世代でばれなければと薗部さんに描いてもらったのよ!!失望したでしょ、アタシのこと嫌いになったでしょ!もう私なんかほっとけばいいじゃない…。」
なる姫は悔しそうに涙を流すヤヤに近づいてそっと手を握り、穏やかな声で言いました。
なる「失望なんてしてないし、ヤヤちゃんのこと嫌いにもなってないよ。ヤヤちゃん私のために一生懸命になってくれたの嬉しかったもん!でもね、ヤヤちゃんといつまでも友達でいたいからこそいつまでもヤヤちゃんに頼りっぱなしじゃなくて私もヤヤちゃんを支えられるようになりたいの!だからヤヤちゃん。私が誰と結婚することになっても私達はずっと友達でいてください。」
ヤヤ「なる…。ごめん、ありがとう…!」グスン
ヤヤはなる姫の婚活を親友として応援してあげることにしました。
最後にやってきたのは安物だけど如何なる高級食材よりも美味なパンの耳一年分を持ってきた葉子様でした。
葉子「さぁ、お納めくださいまし!」
千明「なんの変哲もないただのパンの耳に見えるけど、本当にどんな高級食材より美味なのか?」
葉子「えぇ!!これはとある駆け落ち結婚した姉妹夫婦が営んでいるパン屋で売られているというパンの耳ですわ!とてもおいしいと評判ですのよ!」
ナミコさん「しかし、一年分にしては量が少なくないか?」
葉子「は?何をおっしゃるんですの?マヨネーズをつけてカロリーを追加して食べるんですのよ。これを一日に2、3本なら余裕で一年しのげますわ!」
なる「そ、それじゃあ栄養不足だよぉ。お肉やお野菜も食べなきゃ…。」
葉子「そんな贅沢なことしていたらあっという間に食費が尽きてしまいますわよ!?」
千明(普段どんな生活してるんだ!?)
ナミコさん(てか、本当に貴族なのか…(汗))
なる姫はそんな貴重なパンの耳を受け取ることはできませんでした。むしろ葉子様に筍をお土産に持たせてあげました。
結局なる姫は誰とも結婚しませんでした。しかしなる姫の可愛さは国中に伝わり、やがて帝の>>340の耳にも届きました。
帝「へぇ、この国で一番可愛い女の子かぁ。決めた!その子と結婚して皇室へ迎え入れよう!」
キャラ安価、参戦済みで過去3作品に未登場
帝役>>340
帝の篠田はじめは真夜中に自転車をこいでなる姫の屋敷まで向かい、こっそりとなる姫の部屋に忍び込みました。
なる「んぅ………!?だ、だれ?」
はじめ「しーっ、君が噂のなる姫だね?私は篠田はじめ、この国でいちばん偉い人さ。」
なる「ま、まさか…、天皇陛下…きゃ!」
ガバッ
はじめ「私にこうされて喜ばない娘はいなかったんだよ?」
なる「あ、あの。いきなりどうされたんですか…。」アタフタ
はじめ「もう、ここまできたらわかってるくせに。」
はじめ帝に言い寄られたなる姫は、
選択安価>>344
1、仕方なくはじめ帝と一晩をともにしました。
2、やんわりと断ってその場を凌ぎました。
3、毅然とした態度でキッパリと断りました。
チュンチュン…アサチュン…
はじめ「今回はお忍びで来てたから他の人にバレないうちに帰るね。近いうちに正式に結婚を申し込むから。」
なる「うぅ…、なんだかよくわかんないうちに朝が来ちゃったよぉ。(これっていわゆるアレだよね…。)」
その後、はじめ帝は家臣団を連れて再びなる姫の元を訪れました。今まで結婚をなぁなぁにしてきたなる姫もはじめ帝との密会でのこともあり今回は結婚を受けることにしました。
婚礼の儀式の準備が進む中でなる姫は毎晩月を見て「どうしよう…どうしよう…」とオロオロしていました。
千明「最近なる姫変じゃないか?」
ナミコさん「たしかに、どこか元気がないように見える。ちょっと話を聞いてみるか。」
千明「なる姫、何か悩んでることでもあるのか?」
なる「!!えっと…、」
ナミコさん「あたしたちで良かったら相談に乗るからさ、なんでも言ってみなよ。」
なる「……実は、私は月からきた「月の民」だったの。最初はよさこいの修行の為に地上に降りてきたんだけど、はじめ様と結婚することになって、でも月に住むお父様(マッチ)がお前の結婚相手が決まったから次に戻ってきなさいって…。」
千明「えぇ!?そりゃ一大事じゃないか!?お父様に帝との結婚のことは言ったのか?」
なる「言ったけど…、もう決まったことだからって聞いてもらえなくて…。でも実は私、もうお腹にはじめ様との赤ちゃんがいるの…。」
ナミコさん「はぁぁぁぁ!?そりゃどう言うこと!?」
なる姫ははじめ帝との夜の密会のことを二人に話しました。そして月の民の迎えが来るのは一週間後の夜、ちょうどはじめ帝との結婚式と同じ日でした。
薗部「これはこれは…、大変なことを聞いてしまいましたねぇ。急いで帝にお伝えせねば。オホホホホ~!!」
薗部「上様!申し上げます。」
はじめ「どうしたの?薗部さん。」
薗部「実はカクカクシカジカで…。」
はじめ「え!?それホント!!そんな、先に結婚の約束をしたのはこっちなのに!!」
薗部「どうやらなる姫のお父様が決めた結婚相手は月の国の将軍だそうで。無双の軍神と言われているそうです。」
はじめ「こうしちゃいられない!すぐに戦の準備だ!!」
はじめ帝はすぐに軍隊を編成しました。しかしその様子は天に昇る月には丸見え、次の日の夜カンカンになったなる姫の父はなる姫にテレパシーを送りました。
お父様ッチ「僕に歯向かって帝に軍を準備させるなんてなんて娘なんだ!」
なる「ふえぇ…、知らないよなんのことぉ?」
お父様ッチ「とぼけたって無駄だよ!君の結婚相手の>>348も怒ってるんだからね!!」
>>348「なる姫!!こちらも戦の準備をしておきます!許して欲しければ帝との結婚を無かったことにして軍隊を退却させてください!」
キャラ安価、参戦済みで過去3作品に未登場のキャラ
>>348
その後、はじめ帝とエンギ将軍はそれぞれ戦の準備を進めていきました。
なる姫は二人を説得しようとしましたが、聞き入れてもらえません。
そしてとうとう決戦の日がやってきました。
ザッザッザッザッ
エンギ「私は月の大将軍エンギ・スリーピースである!!地上の帝篠田はじめよ!最後通告である。今すぐ降伏してなる姫を差し出せ!!」
はじめ「なにをー!そもそもわたしが先に結婚の約束をしたんだ!!それになる姫のお腹にはわたしとの赤ちゃんもいる!!わかったらお前こそ降参して月へ帰れ!」
エンギ「安心しろ!なる姫も子どももわたしが妻子として迎え入れる。」
はじめ「なる姫は渡さないって言ってんだ!!」
エンギ「そうか、貴様がその気なら…弓兵!構え!!」バッ
はじめ「こっちも構え!!」バッ
なる「やめてぇぇぇぇぇぇっ!!!」
お互いの兵士が弓を構え、今にも放たんとする中、なる姫が戦場に飛び込んできました。
なる「お願い!わたしのために戦争なんてしないでよ!!関係ない人達までたくさん巻き込んで!そんなにわたしと結婚したいならせめて二人だけでやってよ!!」
エンギ「ふむ、なる姫の言うことももっともだな。来い、はじめ!一対一で決着をつけよう!!」
はじめ「臨むところだ!!みんな、絶対に手出ししない事!」
エンギとはじめは馬を降りて戦場の真ん中にいるなる姫の前で向かい合いました。
なる「あの…、せめてケガしないような勝負にして。」
エンギ「ならばなる姫、あなたが勝負の内容を決めてくれ。」
はじめ「大丈夫だよなる姫!どんな勝負でもわたし絶対負けないから。」
なる「えっと…、じゃあ>>351で。」
勝負の内容安価
なる「今から二人にお話をこの場で考えてもらってより感動できた方と結婚します。もちろん盗作はダメだからね。」
エンギ「感動できる物語か…、よし受けてたとう!」
はじめ「これはわたしの得意分野だね!もう勝ったも同然かな?」
エンギ「ふん、弱い犬ほどよく吠えるとは。地上の民も上手いことを言ったものだ。」
二人はそれぞれ感動できる話を一生懸命考えました。
エンギは国と主君にその身を捧げた武士達の物語を、はじめは愛と正義と平和のためにたたかうスーパーヒーローの物語を書きました。
なる「じゃあ、二人に発表してもらいます。まずはエンギ将軍から。」
エンギ作
>>353題名安価
世は戦乱の時代。夢野の国の将軍に仕える侍達がいた。その国は四方を大国に囲まれ、常に他国の侵略と隣り合わせだったが、徳の高い大名と忠義に厚いその侍達のお陰で国はとても平和だった。
ある時、西の国と戦になった際。戦況は膠着状態になりお互いに陣の中で野営していた。その侍達は…、
>>354選択安価
1、朝になってから正々堂々と敵国を撃破した。
2、夜のうちに奇襲を仕掛けて敵国を撃破した。
侍達の戦での活躍はすぐに広まり、北の国の大名が引き抜きのために密書を出しました。こちらに来れば指揮官として重用し、米も金も好きなだけ来れてやるとの事です。侍達は…、
>>355選択安価
1、誰一人として主君を裏切るようなことはしませんでした。
2、ほとんどが北の国に引き抜かれてしまいました。
それからしばらく経った頃、東の国と南の国が手を組んで攻めてきたのです。民と君主を逃すために、侍達は少数で囮になりました。敵の猛攻の前に次々倒れていく侍達は…、
>>356選択安価
1、命の限り戦って敵の猛攻を防ぎ切りました。
2、戦乱の世に産まれた事を呪いました。
(注、安価次第で物語の結末が変わります。)
安価ミスったので一個ずつずらします。
題名>>355
一つ目の選択肢>>356
二つ目の選択肢>>357
三つ目の選択肢>>358
このままだとグダリそうなんで、再安価
題名の安価はいちばん最後にします。
一つ目の選択肢>>357
二つ目の選択肢>>358
三つ目の選択肢>>359
題名>>360
あ。失礼しました…←355で間違えた人
なので、せめてここで題名を考えさせていただいて…
「忠義の末に」ということで
更新が滞っており申し訳ありません。
次の更新は今月の23日になる予定です。
今しばらくお待ちください。
エンギ作
「忠義の末に」
世は戦乱の時代。夢野の国の将軍に仕える侍達がいました。その国は四方を大国に囲まれ、常に他国の侵略と隣り合わせでしたが、徳の高い大名と忠義に厚いその侍達のお陰で国はとても平和でした。
ある時、西の国と戦になった際。戦況は膠着状態になりお互いに陣の中で野営していました。その侍達は、朝になってから正々堂々と敵国を撃破しました。
侍達の戦での活躍はすぐに広まり、北の国の大名が引き抜きのために密書を出しました。こちらに来れば指揮官として重用し、米も金も好きなだけくれてやるとの事です。しかし侍達は、誰一人として主君を裏切るようなことはしませんでした。
それからしばらく経った頃、東の国と南の国が手を組んで攻めてきたのです。民と君主を逃すために、侍達は少数で囮になりました。敵の猛攻の前に次々倒れていく侍達はそこで全滅し、戦乱の世に産まれた事を呪いました。
そして数年後、その古戦場にはその侍達の霊が出るようになりました。そうとは知らず一人の旅人が真夜中にそこを歩いていました。あっという間に侍達の霊に囲まれた旅人は先祖に祈りを捧げました。
旅人「我は日の本に革命を起こしこの世の夜明けを齎す者!かつて夢野の国を治めた我が先祖とその従臣達の御霊よ。我を悪霊から護りたまえ!!」
その瞬間、侍達の霊は自分たちの君主の子孫が生き残っていると悟り、皆成仏していきました。
無事にその古戦場を越えたその旅人は日の本に見事革命を起こし、新たな時代の夜明けを齎しましたとさ。
エンギ「ふふん、我ながらなかなかの出来栄えだ。」
はじめ「なんの!なる姫、今度はわたしの作ったお話を聴いてよ。」
はじめ作
>>365題名安価
時は近未来、高度に発達した技術の中で人々は平和に暮らしていた。しかし、悪の秘密結社Xが世界征服のために動き出した。破壊される建物逃げまどう人々、そんな時に現れたヒーローは…、
>>366選択安価
1、お金持ちで美人で高学歴の若者だった。
2、貧乏で根暗でなんの取り柄もない若者だった。
ある時、秘密結社Xは小学校を占拠して子どもたちを人質に取りました。ヒーローは急いで駆けつけましたが、Xは「子どもたちを返して欲しければ武器を捨て変身を解いてこっち来い。」と言いました。ヒーローは…、
>>367選択安価
1、変身を解いて投降し、悪の組織からタコ殴りに。しかし、子ども達の声援が力になって逆転勝利しました。
2、必殺武器で小学校ごと爆破!!しかし、奇跡的に子ども達は全員無事でした。
たび重なる作戦の失敗にXの総帥は巨大メカによる進撃を開始しました。ヒーローも合体マシンに乗り込み応戦します。最初こそ互角だったものの、敵の卑怯な罠にかかって大ピンチ。最後の力を振り絞りながらヒーローは…、
>>368選択安価
1、必殺のレーザーソードで敵のメカを破壊しました。
2、敵のメカにしがみつき、そのまま空を飛んで上空で爆発しました。
(注、安価次第で結末が変わります。)
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