【安価SS】安価エトワリア昔話【短編集】
注:キャラ崩壊、独自解釈、ストーリーのネタバレを含む可能性があります。予めご了承ください。
エロ、グロ、暴力的な内容はNG
安価は基本的に指定レスの直下
選択安価の場合それに従わないレスは安価下
リハビリ的な意味合いで短編安価SSをまったり描いていきたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。
やすな「オオカミさんもろともえんとつを遠くまで吹っ飛ばしちゃおう！！」
なでしこ「なるほど…。」
宇希「え？」
衣乃「え？」
やすな「そうと決まったら早速用意をしなきゃ…。」
宇希「いやいやいや！ちょっと待てよ！！そんなことしたら私の家が壊れちゃうじゃないか！！」
衣乃「いやです～！！私まだ生きてたいです～！！思いとどまって下さ～い！！」
やすな「でも早くしないと大変なことになっちゃうよ？」
宇希「なでしこ！なんか言ってやってくれよ！」
なでしこ「それしか手段がないのだとしたら…、仕方ないと思うな。」
宇希「なでしこーーーー！！」
こうしてやすなは衣乃ごとえんとつを吹っ飛ばすために、
１、暖炉の中に爆薬を詰めて火をつけました。
２、近くを通りかかったジンジャーさんにフルスイングをお願いしました。
番号選択安価>>176
やすな「あ、ちょうどいいところにジンジャーさんが。すいませーん、ちょっと頼みたいことが、」
かくかくしかじか
ジンジャー「なるほどな、よし急いで煙突を吹っ飛ばそう！どこまで飛んでくかわからないけどいいよな？」
衣乃「良くないです～。お願い助けて～。」
やすな「私達を食べようとした罰だよ！」
なでしこ「衣乃ちゃん！なんくるないさ～ケ・セラ・セラだよ！」
ジンジャー「それじゃ行くぞ！！どっせーーーーい！！」
カキーーーーーーン！！
宇希「あぁーーー！！私の家のえんとつが～！！」
衣乃はえんとつと一緒に空の彼方までぶっ飛ばされ、
>>178番号選択安価
1、地球を一周して同じ場所に戻ってきました。（物語続行）
2、星になって後にみらとあおと（きれいな方の）イノ先輩に観測され、「イノ」と名前をつけられました。（物語終了）
ジンジャー「いやー、かなり飛んだな。」
宇希「はぁ、えんとつ修理しないとな。」
やすな「元気出して、宇希ちゃん。」
なでしこ「そうそう！私達も修理手伝うから。」
ヒュウゥゥゥゥゥゥ…
やすな「あれ？なんだろこの大きな隕石が迫ってくるような音。」
なでしこ「あ、あっちの方から何かがすごいスピードでこっちに向かってくる！！」
ジンジャー「お前ら危ない！伏せろ！！」
ドゴーーーーーーン！！
衣乃「けほけほ、うぅ…めっちゃ怖かった。」
宇希「あは、あはは。私の家が…。」
えんとつと一緒に吹き飛ばされた衣乃は地球を一周して宇希の家に激突し、宇希の家は粉々になってしまいました。にも関わらず、衣乃の太腿は相変わらずえんとつにハマって抜けません。
衣乃「す、すみません。とりあえず御手洗いに行きたいんですけど、手を貸してください。」
ジンジャー「お、そうか。じゃあ近くの公衆トイレまで連れてってやるよ。」
宇希「私の家があぁぁぁぁ！！（号泣）」
やすな「宇希ちゃん元気出して。」
なでしこ「今度は私達も手伝うから、三人で一緒に作った家に住もう、ね？」
衣乃が抱えた爆弾は取り払われたものの、相変わらず衣乃の太腿はえんとつから抜けません。
ジンジャー「衣乃、もし反省してるなら今すぐにお前を助けてやる。ただし二度と子豚の三人に手を出さないこと、抜け出したら三人の新しい家づくりを最後まで手伝う事。この二つを絶対に守れるか？」
衣乃「はい、もうしません。家づくりも手伝います。子豚ちゃんたち、本当にすみませんでした。」
ジンジャー「子豚たち、衣乃オオカミもこう言ってるし許してやってくれないか？」
宇希（家壊した張本人はあんただけどな。）
やすな「でも、どうやって衣乃ちゃんを助け出すの？」
ジンジャー「簡単さ。>>181すればいいんだ！！」
ジンジャーの妙案安価
ジンジャー「お前たちには他人に変身できるテントがあるんだろ？それを使って誰かが関野ロコになればいいんだ。」
衣乃「なるほど！確かにここにロコちゃんが現れれば今すぐにでも飛びつきたくなってこんなところにハマってられません！！」
やすな「えぇ…、でもあれ変身する時体がメキメキのぐちょぐちょになるからなぁ…。」
宇希「え、なにそれ。怖…。」
なでしこ「じゃあ私が変身するよ。」
ﾊﾞﾘﾒｷｮﾒﾘｸﾞﾁｮ ﾁｰﾝ！
ロコ（なでしこ）「これでどこからどうみてもロコちゃんだよね？」
衣乃「きゃーーーー！！ロコちゃーん！！」ｳｺﾞｳｺﾞ
ジンジャー「どうだ？出られそうか？」（えんとつを必死に抑えてる。）
衣乃「うぅ、もう一息なんですけど…。」
やすな「そうだ！なでしこちゃん、ロコちゃんになりきって何か可愛いことをするんだよ！！」
ロコ（なでしこ）「えぇ！？可愛い事？（うーん…>>183とかかな？）」
なでしこが思った可愛い行動安価
ロコ（なでしこ）「ピヨ！衣乃ちゃんを応援するよ！ゴーゴーイノちゃん！」
衣乃「きゃーーーー！！可愛いーーーー！！！」
宇希「おい待て、それはこはねの真似か？」
ロコ（なでしこ）「え？うん。可愛いって言えばこはねちゃんかなって。」
宇希「甘い！こはねはもっとほっとくとどっか行っちゃうようなやんちゃさと困ってる人は絶対にほっとけない優しさを兼ね備えててだな…。」
やすな「あーはいはい、宇希ちゃん落ち着いて。」
ジンジャー「しかしまだ抜けないか…。衣装を変えてみるか？」
衣乃「あ、なら>>185をお願いします。」
ロコに変身したなでしこが着る衣装安価
ロコ（なでしこ）「パレオ？水着の上にまくスカートみたいなやつだよね。ちょっと着替えてくる。」
数分後
ロコ（なでしこ）「お待たせ～」ﾌﾘﾌﾘﾋﾗﾋﾗ
衣乃「あぁ^～！もう辛抱たまらんです！！」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ
すぽん！
衣乃「ロコちゃあぁぁぁぁぁん！！！///」ｶﾞﾊﾞｧ
ロコ（なでしこ）「うわぁ！？そんな！！襲わないって約束したのにーーー！！」
ジンジャー「ふん！」ｶｷｰﾝ
ジンジャーは懐からピンポン玉を取り出すと衣乃の後頭部に向けてフルスイング！ピンポン玉が当たった衣乃は前のめりに転んでしましました。
ジンジャー「約束は守ってもらうぞ。」
衣乃「うぅ、はい。すみませんでした。」
その後、五人は子豚三姉妹の新しい家を建て、3匹の子豚はそこで仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
このお話の真の題名安価>>187
安価SSとは言え流石に話の流れがとっ散らかりすぎてオチも投げやりでしたね。年明けから忙しく、他のSSと並行して書いてるとは言え、これは反省しないとです。
現時点での選択不可のキャラ一覧
やさしい鬼合戦の話。
如月、あぎり、ミカン、ゆず、仁菜、桃、楓、ねねっち、トモカネ、シャミ子、クロ、由紀、
純粋なる黒き恋
ココア、烏丸先生、夏帆、レン、キョージュ、響、椎名、
豚科の猿の災難
やすな、なでしこ、宇希、衣乃、ジンジャー、
アラジンと魔法のランプ（仮）
昔々、砂漠の国に>>192と言う少女が住んでいました。彼女は両親を早くに亡くし、一人で細々と暮らしていました。
ある日、「あなたの遠い親戚」と言う隣の国に住む>>193が訪ねてきました。
アラジン役
>>192
魔術師役
>>193
参戦済み未登場のキャラ
万年さん「今日は隣町のコンビニまで出かけられたぞ…。」
ノダミキ「おねーさん、おねーさん。ちょっといいかな？」
万年さん「わぁっ！？なななななんでございましょうか！！？（うぅ、こんな若い子にいきなり話しかけられるなんて…、）」
ノダミキ「そんなに怖がらなくてもいいよ。わたしは隣の国から来たあなたの遠い親戚だよ。あなたが両親を亡くして一人暮らしって聞いたから様子を見に来たの。」
万年さん「は、はぁ。そりゃどうも。（わたしに親戚がいたなんて全然知らなかったな。）」
万年さんは遠い親戚と言うノダミキを自分が住んでるアパートの部屋に招き、世間話をしました。そのうちにノダミキはこんなことを言いました。
ノダミキ「そうそう万年さん、この近くに山のように財宝が隠されてる洞窟があるって噂があるんだけどさ。興味ないかな？」
万年さん「財宝が隠されている洞窟？初めて聞いたな。（あんまり外に出ないから今の流行りとかよくわからないからなぁ…。）それは一体どこにあるんだ？」
ノダミキ「東に少し行った岩山の奥なんだって。」
万年さん「あの…それって5km圏内にあるだろうか？なにぶん私はまだ5km先にあるコンビニまでしか出かけたことがなくて…。」
ノダミキ「えっと…。多分大丈夫じゃないかな？（5km先のコンビニまでなら行ける理由がわからないけど。）」
次の日の朝、二人は財宝の眠る洞窟を目指して山を登り始めました。
しばらく行くとそれらしい洞窟の入り口が見えてきました。しかしそれは少し高めの崖の上にあり、ノダミキはどうやっても登れませんでした。
万年さん「あの、私が肩車して持ち上げようか？」
ノダミキ「でも私じゃ、万年さんを引き上げられないよ。私が踏み台になるから万年さんだけで行ってきてくれる？」
万年さん「分かった！たくさん財宝を持ってくるから待っててくれ。」
ノダミキ「あのね。財宝はいいから奥の部屋にある古びた>>197をとってきてほしいな。あとこれ、困った時はこの魔法の指輪を使ってね。」
>>197
魔法のランプに代わる魔人が住む小物安価
万年さん「魔法の指輪？」
ノダミキ「それを擦ると指輪の精が現れて万年さんを手助けしてくれるんだよ。」
万年さん「なるほど、じゃあ行ってくる。」
ノダミキ（くっくっくっ、上手くいきそうだね。）
万年さんは狭い洞窟の中を進んで行きました。すると奥からキラキラと灯りのようなものが見え始めました。
万年さん「あれが財宝か？」
万年さんが奥の部屋までたどり着くとそこにはたくさんの金貨や宝石、豪華な装飾品がたくさんあり、さらにその奥に祀りあげられるようになんの変哲もない段ボール箱が置いてありました。
万年さん「おお！野田さんの言っていた通りだ！早速このダンボールを…」
万年さんが段ボール箱を台座から持ち上げたその時でした。
ﾋﾞｰｯ！！ﾋﾞｰｯ！！
［侵入者感知、排除の為この部屋を爆破します。爆破まで10、9、8、7…］
万年さん「ななな何ぃ！？あわわわどうすれば」ｵﾀｵﾀ
［6、5、4…］
万年さん「そうだ！魔法の指輪を擦って」ｺｽｺｽｺｽ
指輪の精（>>199）「お呼びでしょうか？ご主人様。」ﾎﾞﾜﾝ
万年さん「た、頼む！助けてくれ！！部屋が今にも爆発しそうで！」
［3、2、1…］
万年さん「ば、バリアを張ってくれ！！」
どかーーーーーーーん
指輪の精役
>>199
参戦済み未登場のキャラ
その頃、外のノダミキは、
ノダミキ「万年おねーさんまだかな～…？」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ！！
ノダミキ「え？じ、地震！？わぁ～！山が崩れる！！とりあえず空を飛んで避難しなきゃ！！」ﾌﾜｰｯ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
ノダミキ「あーぁ。山が崩れちゃった。この山に眠る魔法のダンボールを手に入れるはずだったのに…。あ、万年おねーさんどうしよ！？………魔法の指輪渡したし、大丈夫だよね？魔法のダンボールは一度国に戻ってゴーレムちゃん達連れてきて探してもらおう。」ｽｨｰ
そう言うとノダミキは空を飛んで自分の住んでいた隣の国に飛んで行きました。
さぁ、大変です。果たして万年さんはどうなってしまったのでしょうか？
るん「………。」
万年さん「………。」
二人（（し、死ぬかと思ったーーー！！！））
るん「ご主人様、すごい時に呼び出してくれましたね。」
万年さん「いや、その。本当に申し訳ない！！親戚の野田さんからダンボールを取ってくるように言われたんだけど、まさかダンボールを動かしたら罠が作動するなんて思わなくて…。」
るん「ダンボール…？ってあぁーー！！それ魔法のダンボール！」
万年さん「えぇ！？魔法のダンボール！？」
るん「そのダンボールを擦ると中からダンボールの精が出てきてどんな願いでも叶えてくれるんだよ。」
万年さん「どんな願いでも！？なるほどだから野田さんはこのダンボールをとってきて欲しかったのか。」
るん「でも叶えられる願いは一人につき3回までなんです。ちなみに私は一人一回だけなので、これで失礼します。詳しくはダンボールの精さんに聞いてください。じゃあさよなら～。」ﾎﾞﾜﾝ
万年さん「あ…、消えてしまった。どうしよう。この瓦礫の山の中から自力で帰るのは不可能に近い。でも叶えられる願いは一人3回まで…。えぇーい！背に腹はかえられぬ！ゴシゴシゴシ！」ｺﾞｼｺﾞｼ
>>202「お呼びでしょうか？ご主人様。」ﾎﾞﾜﾝ
万年さん「私をこの瓦礫の山から出して家まで帰してくれ！」
ダンボールの精>>202
参戦済み未登場のキャラ安価
シャロ「お呼びでしょうかご主人様？」
ダンボールの精は何故かメイド服みたいなカフェ店員の姿で現れました。
万年さん「私をこの瓦礫の山から出して家まで帰してくれ！あ！そうだ！ついでにここらで埋まってるかもしれない私の親戚の野田さんも一緒に！」
シャロ「そ、それだと願いが二つになっちゃうじゃない！もう、特別サービスですよ？…って、その親戚の人もうこの辺りに気配を感じないんだけど。」
万年さん「え…？そ、それはもう帰らぬ人になってしまったと言うことだろうか？」ふえぇ
シャロ「そうじゃなくて！多分もう自力で帰っただろうって事！！もう、あなたを家に帰しますよ！」
そう言うとシャロは大きな空飛ぶダンボールに万年さんを乗せ、万年さんのアパートまでひとっ飛び。無事に万年さんはアパートまで帰ってくることができました。
万年さんをアパートまで送り届けるとダンボールの精はダンボールの中に吸い込まれるように消えてしまいました。
万年さん「ううむ…俄には信じ難いが、どうやらこれは本当に魔法のダンボールらしい。これを使えば私はあと二つまでどんな願いでも叶えることができるのか。」
万年さん（これを使えば人見知りでまともに外出できない自分を変えられるのかもしれない…。いや、そんなことで自分の運命を変えてしまうのは何か違う気もするし…。）
魔法のダンボールを手に入れてから万年さんはそんな事ばかり考える様になってしまいました。ある日、アパートから5キロ離れたコンビニの帰りにお姫様のお出掛け行列に出くわしました。
万年さん（なんて綺麗なお姫様なんだ。///）
万年さんは一目でお姫様の>>205に恋をしてしまいました。
お姫様役安価>>205
更新が滞っており大変申し訳ございません。
現在私生活で色々あって中々思うように更新ができない状況にあります。
5月中に更新できればと思ってはいるのですが何卒もうしばらくおまちください。
万年さん「うーん…。あのお姫様のことがどうしても忘れられない。しかし、庶民の私など相手にしてもらえないだろうしなぁ…。魔法の段ボールか…。そ、相談だけならタダのはずだよな。」ｺﾞｼｺﾞｼ
シャロ「お呼びでしょうか？ご主人様。」
万年さん「あの、願い事ってほどではないのだが、少し相談に乗ってもらえないだろうか？」
シャロ「相談？まぁ、聞くだけならいいですけど。」
万年さんは自分が色々あって引きこもりがちになってしまったことと牡丹姫に一目惚れしてしまったことをシャロに相談しました。
シャロ（身分違いの恋ね…なんだかほっとけないわ。）
シャロ「そうね。なら私の魔法でご主人様を大金持ちの大貴族にするって言うのはどうですか？そうしてたくさんの贈り物を持って挨拶に行くんです。」
万年さん「なるほど。し、しかし例え大金持ちになっても宮殿に行って王家の人達とお近づきになるなど、私にはまだハードルが…。」
シャロ「なら、お手紙を送るのはどうですか？」
万年さん「おお！それならできるかも知れない。早速お願いします！！」
こうして万年さんは大金持ちの大貴族になり、早速牡丹姫に送る手紙を書き始めました。
拝啓
はじめまして、私はこの国に住む大金持ちの貴族です。
姫とお近づきになりたく筆を取りました。
その印にささやかながら贈り物を送らせていただきます。
お返事をお待ちしております。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿万年大会
万年さんはこの手紙と一緒に王様への献上品と牡丹姫への贈り物として豪華な宝石の装飾が施された最高級の>>211を贈りました。
万年さんが送った牡丹姫への贈り物安価
>>211
その頃、牡丹姫の住む宮殿では…。
王様ッチ「牡丹、そろそろ王位を継承するか結婚するかどちらかでも構わないから決断してくれないか？僕もいつまでも現役ではいられないんだ。」
牡丹「そんな…、私のような役立たずのへっぽこが王位を継いだら国が滅んでしまいます。でも私のようなろくでなしのポンコツが結婚なんてしてしまったらお相手の方が呪われてしまいます。」
王様ッチ「うーん、困ったなぁ。どこかにいい話は転がっていないものか…。」
召使い「申し上げます。ただいま大金持ちの貴族の「万年大会」と名乗る者から姫様宛の手紙と献上品が送られてきました。」
王様ッチ「「万年大会」？効いたことのない名前だな。まぁ良い持ってまいれ。」
召使い「ハッ！ただいま！」
王様ッチと牡丹姫は贈り物を見て驚きました。
ルビーにエメラルド、ダイヤモンドにラピスラズリ、様々な宝石の装飾が施された食器類がたくさん送られてきたのです。
さらに万年さんからの手紙の内容を読んで王様ッチは「良い縁談が舞い込んできた。」と大喜び。
しかし牡丹姫は「私のような生ゴミ以下のスットコドッコイにはもったいありません。」と万年さんからの贈り物を使えませんでした。
シャロ「ところで、あの贈り物の食器類どうやって手に入れたんですか？」
万年さん「ふっふっふ…、ネット通販で頼んだその日に届けてもらったぞ！！なにしろ私はプレミアム会員だからな！」
Kirazonはなんでも揃うネット通販サービスなのでした。
王様ッチ「よし決めた！牡丹姫、この献上品を送ってきた万年大会と言う貴族のところへ我々が出向いて直接縁談の話を持ちかけるよ！」
牡丹「そんな…、私のような疫病神がお邪魔してしまってはご迷惑だと思いますし、ましてや結婚を申し出るなんて…。」
王様ッチ「これはもう決めたことなんだ！僕もこれ以上君の決断を待てないんだよ。召使い、万年大会宛に近々そちらに訪問すると言う旨の手紙を書いて送っておいて。」
召使い「かしこまりました。」
その手紙はすぐに万年さんのところへ届きました。
万年さん「あわわわわ…お、王様と牡丹姫が…、直接やってくるって………！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
シャロ「ほんと！？よかったじゃないですか！」
万年さん「よくない！だって私には王様や牡丹姫に会う為の服なんて持っていないんだぞ！！」
シャロ「じゃあ買えばいいんじゃ？お金ならいくらでもあるでしょ？」
万年さん「うぅ、しかしだな。その、私はおしゃれとかに疎くて…。そうだ！また栄依子さんに頼もう！」
万年さんは栄依子に事情を話しました。すると栄依子のおしゃれ仲間の>>218と>>219もコーディネートを手伝ってくれることになりました。
>>189のリスト以外で参戦済みのキャラ
栄依子「ここのはず…よね？」
ユー子「えらい立派なお屋敷やな。」
しずく「栄依子ちゃん、前も来たことあるんじゃないの？」
栄依子「そうなんだけど…前に来た時は普通のアパートだったわ。とりあえず入りましょうか。」
栄依子達は門を通してもらい、万年さんの豪邸の中へ入って行きました。
万年さん「おおお！！栄依子さん！！よく来てくれた！それに強力な助っ人まで連れてきてくれたのか！！」
栄依子「紹介しまーす。こちら私のおしゃれ友達のユー子としずくです。」
ユー子、しずく「「はじめまして。」」
栄依子「じゃあ早速万年さんを着せ替えちゃいましょうか。」
ユー子「栄依子のゆうてたとおりスタイルええ美人なお姉さんやなー。」
しずく「うんうん！あ、でも私自分の趣味の服ばかり持ってきちゃったから…似合うかどうか…。」
栄依子「じゃあ万年さん覚悟はいいですかー？」ﾌﾌﾌ…
万年さん「お、お手柔らかにお願いします…。」
万年さんは3人にそれぞれ別々のコンセプトでコーディネートしてもらいました。
栄依子は落ち着いた色のワンピースで清楚をコンセプトにしたスタイル。
万年さん「何度見ても、普段野暮ったいスウェット姿の私がこんなに変われるなんて…！」
栄依子「よく似合ってますよ、万年お姉さん。」
ユー子はパンツルックでボディラインを強調したクールなスタイル。
万年さん「その、最近運動してないし。足とかお尻が太く見えないだろうか？」
ユー子「大丈夫！万年さんすらっとしてて脚も長いしめっちゃシュッとしてますよ！」
しずくは全体的にゆるふわな感じのガーリーでキュートなスタイル。
万年さん「私には少し可愛過ぎないだろうか？///」もじもじ
しずく「意外にありかも…、ホントは小物とかもうちょっと凝りたいけど…。」
どれも万年さんに抜群に似合っています。
万年さんは散々悩んだ末、>>224のファッションを参考にすることにしました。
選択安価
1.栄依子の清楚系
2.ユー子のクール系
3.しずくのガーリー系
そしてついに王様と牡丹姫が万年さんの家を訪れる日がやってきたのです。
万年さん「よ、よよよ！よくぞいらっしゃいましたぁ！」ｶﾁｺﾁ
シャロ（ほら、王様の前なんだからもっと堂々としてなきゃダメですよ。）ﾋｿﾋｿ
王様ッチ「あはは、そんなにかしこまらなくても結構だよ。」
牡丹姫「この度は私のようなものをお招き頂き誠にありがとうございます。」
王様ッチ（ほう、とても凛々しい令嬢ではないか。その服装に髪型、体型も引き締まっていてこれなら皇女としての威厳もバッチリだ！このまま縁談の話を持ちかけて牡丹姫と結婚させ、万年大会に王位を継がせよう！！）
牡丹（まぁ、とても凛々しくてカッコいいお方。…やはり私のようなものがこの方と結婚するのは不釣り合いです。）
ユー子のクール系のファッションを参考にして王様達に謁見した万年さんは王様からは大変良い印象を持たれましたが、牡丹姫からはカッコ良過ぎて私なんかが…と言う印象を持たれてしまいました。
王様ッチ「では早速本題に入ろう、単刀直入に言う。牡丹姫と結婚して君が王座を継いでくれないか？」
万年さん「み、身にあまる光栄でございます！（話が急すぎるが、やった！これで牡丹姫と結婚できる！！）」
シャロ（よかったですね、万年さん。）ﾋｿﾋｿ
万年さんは王様からの願ってもない言葉に既に有頂天になっていました…が。
牡丹「あの！お父様、やはり私はこのお嬢様とは結婚できません！」
万年さん「………え？」
牡丹「私のようなものはやはり万年様のように麗しく立派な方とは釣り合いません。万年様にはきっともっと良い縁談の話が…。」
王様ッチ「おいおい、君はこの国の姫だぞ。これ以上良い縁談の話などあるものか！牡丹姫、君の意思など関係ないんだよ。万年大会、牡丹と結婚してくれるね。」
万年さん「え、あ、えっと…その。」
牡丹姫からの言葉に動揺し、混乱した万年さんはその後の王様の言葉もよく耳に入らず、王様のノリと圧に押し切られて結婚と王座戴冠をさせられることになってしまいました。
最初は牡丹姫に恋をして仲良くなりたいと思っていた万年さんですが、結婚できたのに牡丹姫と気まずい関係になってしまった万年さんはまた朝から晩まで悩み苦しむ日々を送っていました。
万年さん「はぁー…。せっかく牡丹姫と結婚できたのに毎日牡丹姫は「私なんかが妻で申し訳ありません。」と言って目も合わせてくれない。私が欲しかったのは国を動かせる権力でも、使い切れないほどのお金でもない。ただ牡丹姫と仲良くなりたかっただけなのに…どうしてこんなことになってしまったのか。」
シャロ「ご主人様…。あの、ごめんなさい！願いを叶えるはずの存在の私がこれじゃご主人様を不幸にしちゃってますよね…。」
万年さん「いや、君のせいじゃないさ。きっと私の意思や覚悟が甘かったからバチが当たったんだ。…はぁー。」
シャロ「万年さん…。」
その頃、かつて魔法の段ボールが眠っていた山奥
スイーツゴーレム「ウゴゴ…ノダミキサマ、ヤハリナニモミツカリマセン。」
ノダミキ「…おかしい。こんなに探しても何にも出てこないなんて、まさかとは思うけど。」
魔術師のノダミキは魔法の段ボールのありかを水晶で占いました。すると牡丹姫と結婚したのにため息ばかりつく万年さんとそれを励ます段ボールの精シャロの姿が映し出されたのです。
ノダミキ「やっぱり！万年さんが生きてて魔法の段ボールを好き勝手使ってるんだ。ずるいずるい！ノダちゃんもどうしても叶えてもらいたい願いがあるんですよ！」
ノダミキは宝石商に変装し、万年さんのいる宮殿に入り込もうとしました。
みのだ「みのだ、みのだ、宝石みのだ。宝石はみのだにお任せください。」
召使い「万年様、宝石商の「みのだ」と名乗るものが宝石を売りにきましたがいかがいたしますか？」
万年さん「宝石かぁ、牡丹姫にプレゼントしたら少しは喜んでくれるだろうか…。お金ならあるしな。よし通してくれ！」
ノダミキ（万年おねーさん、まさかお姫様と結婚して皇女様にまでなってるならもう十分だよね。今度はノダちゃんの番ですよ。）
みのだ「万年新皇女様、御目通り感謝いたします。それでは選りすぐりのジュエリーをどうぞご覧になってください。」
万年さん「ほーぅ、指輪だけでなくティアラやネックレス、ブローチにブレスレットまであるのか。（お、このアクセサリーなんて特に牡丹姫に似合いそうじゃないか！）気に入った！全部買おうじゃないか。」
みのだ「ありがとうございます。流石は砂漠の国の皇女様、石油がいっぱいの国はお金持ちですね。」
シャロ（…怪しい。万年さんが新しく皇女になった事やこの国に石油がたくさん眠ってること、ただの宝石商にしてはこの国のことに詳しすぎる気が…。）
万年さん「よーし！早速このジュエリーを牡丹姫にプレゼントしてこよう！！」ｽﾀｽﾀｰｯ
みのだ「ふっふっふ、大切な段ボールをほっぽり出して牡丹姫のところへ行っちゃうなんて、その様子じゃもうお願い事みっつを使っちゃったのかな？」
ノダミキは変装を脱ぎ捨てるとあたりに眠り粉を撒いて召使い達を眠らせ、魔法の段ボールを盗んでしまいました。
一枚のメモをだけを残して。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|怪盗マゼンタ！|
|可愛めに参上！|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
その頃、万年さんは買ったばかりの宝石を抱えて牡丹姫を探していました。
宮殿中の扉を開けて回っていると物置のような扉を開けてしまい、そこに自分があげたはずの食器類が仕舞われていました。
万年さん「こ、これは私がプレゼントした食器類じゃないか！なぜこれがこんなところに！？」
召使い「皇女様いかがされましたか？あぁ、その食器ですか？なんでも牡丹姫様がもったいなくて使えないと言われたのでずーっと仕舞いっぱなしなのでございます。」
万年さん「ｶﾞｰｰｰｰｰﾝ！！そんな…、それじゃもしや牡丹姫のために買ったこの宝石も喜んではもらえないのか…？」
万年さんはとても大きなショックを受けてしまいました。その時…、
衛兵「大変です！怪盗ラパンと怪盗マゼンタと名乗る二人組が牡丹姫様を誘拐してしまいました！！」
万年さん「な、なんだと！？」
？？？「太陽が照りつける砂漠の国。あなたの大切なもの頂戴します。」
シャロ「怪盗ラパン！華麗に参上！」
？？？「この世のうつくしいものはみーんなあたしのもの！巷で噂の魔術師兼任泥棒！」
ノダミキ「怪盗マゼンタ！可愛めに参上！」
牡丹「あーれーーーー。お助け下さーい。」
衛兵「「「待てー！！姫様をはなせーーーー！！！」」」
ノダミキ「段ボールの精ちゃんまずは1個目のお願い。牡丹姫を私の国まで連れて行くのを手伝ってね。」
シャロ（うぅ、万年さんごめんなさい！呼び出されたら誰でも平等にお願いを叶えなきゃいけないんです…。）
牡丹「あ、あのーすみません。私傘をささずに日にあたると…。」
ノダミキ「なーに？日焼け？」
牡丹「いえ、…その、日射病が…。」ｸﾞｯﾀﾘ
ノダミキ「わぁー！大変だ！早く私の国に連れてかなきゃ！」
段ボールの精シャロはノダミキと牡丹姫を連れてものすごいスピードで隣の国へ飛んで行ってしまいました。
牡丹姫を連れ去られてしまい、万年さんと王様は悲しみに暮れていました。
万年さん「うぅ、牡丹姫…。なんでこんなことに…。」ｸﾞｽｸﾞｽ
王様ッチ「おのれ…憎き怪盗ラパンと怪盗マゼンタめ…。」ｸﾞｽｸﾞｽ
それから数日、魔術師ノダミキから万年さん宛に手紙が届きました。そこには牡丹姫を返す代わりにその国に眠っている石油資源を独占させろと書いてあったのです。もともと万年さん達の国は豊富な石油資源が眠っていて、いろんな国から目をつけられていました。そのため内政を安定させ国を強くするために王様は後継者の確保に必死になっていたのでした。
王様「くそー！！ボクの娘を人質に取るような真似をするなんて！かまわん！石油なんてあげてしまえ！！」
召使い「王様！お待ちください！そんなことをしては我が国の外交や産業が大打撃を被ります！」
召使い2「万年新皇女様！！御決断を！！」
万年さん「……すまない。部屋に戻る。一人でゆっくり考えたい。（牡丹姫…。あぁ、どうしてこんなことに。）」
万年さんはフラフラと玉座を後にして行きました。部屋に戻ると先日牡丹姫に似合いそうと思って買ったアクセサリーを見つけました。
万年さん「あぁ、牡丹姫…。私はどうすればいい…。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
万年さんは牡丹姫を思いながらそのアクセサリーをそっと撫でました。すると…
>>231「お呼びでしょうか？ご主人様。」
なんと宝石の精の>>231が現れたのです！
キャラクター安価
（参戦済みで過去三作目までで未登場のキャラ）
（参戦済み一覧、この欄にいるキャラ以外から選んでください。
やさしい鬼合戦の話。
如月、あぎり、ミカン、ゆず、仁菜、桃、楓、ねねっち、トモカネ、シャミ子、クロ、由紀、
純粋なる黒き恋
ココア、烏丸先生、夏帆、レン、キョージュ、響、椎名、
豚科の猿の災難
やすな、なでしこ、宇希、衣乃、ジンジャー、
アラジンと魔法のランプ（仮）
万年さん、ノダミキ、るん、シャロ、牡丹、栄依子、ユー子、南しずく）
ノダミキから買った宝石が逆転のためのアイテムなのは不自然なので改訂。
万年さんはフラフラと玉座を後にして行きました。部屋を間違えて物置に入ると最初にプレゼントとして送った豪華な食器を見つけました。
万年さん「あぁ、牡丹姫…。私はどうすればいい…。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
万年さんは牡丹姫を思いながらその食器をそっと撫でました。すると…
>>233「お呼びでしょうか？ご主人様。」
なんと食器の精の>>233が現れたのです！
失礼しました。安価の結果ははなわちゃんこと「牛久花和」で続けます。
物語の辻褄的には上のレスの設定でお願いします。
花和「お呼びでしょうか？ご主人様。」
万年さん「わぁっ！？な、なな。このお皿もマジックアイテムだったのか！？（マジックアイテムって一体いくつあるんだ…？）…あの、あなたも願いを叶えてくれる精霊さんなんでしょうか…？」
花和「えぇ、そうよ。ただし叶えられる願いは一人二つまでだけど。」
万年さん「頼む！牡丹姫を助けてくれ！！お願いします！！」ｶﾞｼｯ
花和「ちょ、分かったからしがみついてこないで！」
万年さんは食器の精の花和にこれまでの経緯を説明しました。
花和「なるほど、残念だけど段ボールの精の方が私よりも強い力を持ってるから魔術師側にシャロがいる限り牡丹姫を助けるのは難しいわね。」
万年さん「そうか…。よし！ならば私が野田さんから魔法の段ボールだけでも取り返してみる！私を牡丹姫の所まで連れて行ってくれ！」
花和「それが一つ目のお願いね。じゃあこの空飛ぶポンポンに乗ってください。」
花和は空飛ぶポンポンに万年さんを乗せると隣の国までひとっ飛び、あっという間にノダミキの館に着きました。
万年さん（待っててくれ牡丹姫！私が必ず助け出して見せるからな！！）
その頃、魔術師のノダミキは自分でデザインした服を作っていました。
牡丹「あのー、先ほどからずっと服を作っておられるようですが、野田さんは洋服屋さんなのでしょうか？」
ノダミキ「うーん、正確にはまだ服屋さんじゃないけど、牡丹姫様を解放する頃にはあなたの国の石油で私がデザインした服をバンバン作って世界中に売り出すつもりだよ。」
牡丹「でも、なぜ私をさらってまで石油を独占したがるのでしょうか。たしかに服の原料に使われる化学繊維は石油から作られているのは存じていますが。」
ノダミキ「ノダちゃんはね、アートやデザインの他にもファッションやアパレルの世界にも興味があるんだ。でも私の服のデザインを大手の企業に送っても見向きもしてもらえなかった。だから私は魔法の段ボールの精にお願いして原料を確保して、工場を建てて、最終的には自分で起業して私の服を世界中に売りまくれるようにするんだ！」
牡丹（それは、確かに素敵な夢だと思います…。ですが、それは私たちの国の石油資源を独り占めしてまで実現しなくてはならないことなのでしょうか？）
スイーツゴーレム「ウゴゴ。ノダミキサマ、シンニュウシャガミツカリマシタ。コチラヲゴランクダサイ。」
監視用水晶に映し出されたのは食器の精と一緒に乗り込んでくる万年さんの姿でした。
ノダミキ「えぇ！？なんで万年おねーさんが魔法の食器を持ってるの！？しょうがない！！シャロちゃん、二つ目のお願い！あの二人を捕まえちゃって！」
シャロ「か、かしこまりました。ご主人様。」
花和「牡丹姫の気配は…こっちの方ね。」
万年さん「よし！急ごう！」
二人が廊下の角を曲がるとその先から段ボールの精シャロが現れました。
シャロ「万年さん、ごめんなさい。ノダ様の命令であなた達を捕まえさせてもらいます。」
万年さん「シャロさん！どうしてだ！？私はまだ…むぐっ！？」
万年さんは口をテープで塞がれて腕と胴を縛られ、花和は食器に閉じ込められて封印されてしまいました。
万年さん（ぐぬぬ…もはやこれまでか…。）
シャロ（万年さん、ノダ様に内緒でこっそり教えます。ゴニョゴニョ…）ﾋｿﾋｿ
万年さん（……！？そうだったのか！）
シャロ「ご主人様、万年さんを捕まえて食器の精も封印しました。」
ノダミキ「うん、ありがとう！」
シャロは段ボールの中に戻って行きました。
ノダミキ「万年おねーさん、皇女様ってのも大変だね。石油さえくれればすぐにでも牡丹姫と一緒に国に帰してあげるのに、立場上そう簡単にいかないもんね。まぁ、ゆっくり考えてくださいよ。あと、魔法の食器は預からせてもらうね。……あ、糸が無くなっちゃった。えっと、確かこっちの棚の引き出しに…。」ｺﾞｿｺﾞｿ
万年さんはノダミキが目を離した一瞬の隙をついてシャロが入っている段ボールを擦りました。
回想…
シャロ（万年さん、ノダ様に内緒でこっそり教えます。実はノダ様は万年さんが願いを３つ全部使ったと思い込んでいるんです。ノダ様が目を離した隙に私の箱を擦って命令してくれればノダ様をなんとかできます！）ﾋｿﾋｿ
万年さん（……！？そうだったのか！）
シャロ「さぁ、万年さん！最後の願いを！！」ﾍﾞﾘﾘｯ
ノダミキ「！？まだ願いが残ってたの！？」
万年さんは勢いよく口のテープを剥がされた痛みに耐えながら叫びました。
万年さん「野田さんを拘束してくれ！」
ノダミキ「し、しまったー！！ムグゥ！？」
ノダミキはあっという間にテープで口を塞がれ、縄でぐるぐる巻きにされてしまいました。
その後、万年さんは牡丹姫を助け出し、食器の精の封印も解いてあげました。
万年さん「牡丹姫！ご無事で何よりです。もう心配入りません！」
牡丹「万年さん。危険を顧みずに助けに来てくださるなんて、それなのに私は「自分は貴方に釣り合わない」と勝手に決めつけて貴方を避けるような態度をとってしまっていました。これからは貴方に相応しい人間になれるよう尽くして参ります！」
万年さん「い、いやーそんな///ﾃﾞﾍﾍ」
万年さんはその後、食器の精の花和に二つ目のお願いとして、自分と牡丹姫、ノダミキを自分たちの国の宮殿まで空飛ぶポンポンで運んでもらいました。
そしてノダミキは王様や召使いの前に突き出されました。
王様ッチ「お前が怪盗マゼンタの正体だな！よくもボクの一人娘をさらってくれたね！タダじゃおかないよ！！」
召使い「それに我が国の石油を独り占めしようなど、どういうつもりだ！！」
ノダミキ（うぅ、ノダちゃんの世界進出の夢が…。）
牡丹「皆さん！あの、ノダさんは確かに私を誘拐して石油を奪おうとしましたが、それは自分のデザインした服を世界中の人々に着てもらいたいという純粋な思いからの行動だったのです。どうかノダさんを許してあげてください。」
万年さん「野田さん…。それなら私にいい考えがあるぞ。栄依子さん達！」
栄依子「はいはーい。この人が例のおしゃれ魔女さん？」
ユー子「へー、ちっちゃくてかわいらしーなー。」
しずく「あのあの、野田さんはどんなファッションが好み？好きなコーデとかハマってるアイテムとかってある？」
万年さん「この人達は私が王様達に謁見するときに服を選んでくれた人達なんだ。どうだろう、この人達と小さなアパレル企業を立ち上げてみては？私も資金提供するし、みんなおしゃれに関しては天才だ。ゆくゆくは大企業としてその名を轟かせることができる筈だ。」
ノダミキ「あ、あ、ありがとうございますぅーーー！！！（号泣）」
こうしてノダミキは栄依子たちと共にアパレル企業を立ち上げ、のちに世界中に自分たちの作った服を売って大成功し、万年さんと牡丹姫は石油資源がたくさん眠る豊かな砂漠の国でいつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
3枚のお札（仮）
昔々あるところに、神官見習いの女の子>>244とお師匠様の>>245がおりました。
ある日、>>244は山の向こうにある神殿にお使いに行くことになりました。しかしお使いの途中で通る山には山姥が出ると言う噂があったのです。
キャラ安価（過去3作品に未登場で参戦済みのキャラ）
>>244小坊主役（高校生以下）
>>245和尚様役（成人済み）
登場済みのキャラ一覧
純粋なる黒き恋
ココア、烏丸先生、夏帆、レン、キョージュ、響、椎名、
豚科の猿の災難
やすな、なでしこ、宇希、衣乃、ジンジャー、
段ボールは宝石よりも奇なり
万年さん、ノダミキ、るん、シャロ、牡丹、栄依子、ユー子、南しずく、花和
>>246
本当はもっと定期的に更新したいんですけどね…。
今年は年明けから雪で通勤に時間がかかったり仕事が忙しくなったり、3月に鬱になって休職したり、本気で転職考えたり、7月に職場移動させてもらえるって話だったと思ったら「補充要員とか移動先とかまだ未確定で9月まで耐えて」と言われたり…。
そんなこんなでSSを更新する時間的精神的余裕がなくて本当に申し訳ありません。安価SSを皆さんと作り上げていくことが楽しいと言うのは本心なのでどうかお付き合い願います。
椿先生「おーい！チノー？」
チノ「はい、なんでしょうかお師匠様。」
椿先生「今研究と論文の執筆で手が離せないから悪いけど一人で山の向こうの神殿までお使いに行ってきてくれるかい？」
チノ「え゛っ！？山ってあの山姥が出るって噂の山ですか！？」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ティッピー（先生も無茶を言いよる。チノはまだ一人でお使いに行ったことはないと言うのに…。）
チノ「無理ですお師匠様！！お願いします！一緒についてきてください！！」
椿「それじゃお使いにならないだろ…。（呆れ）よし、じゃあ護身用にお札を何枚か持たせてやる。きっとチノを助けてくれるはずだ。お使いの内容のメモも渡しとくから、じゃあよろしくな~。」ﾊﾟﾀﾝ
そういうと椿先生はお札を◯◯枚渡して研究室に閉じこもってしまいました。
>>250~255までのIDに使われた数字を全部足した数が貰ったお札の数になります。万が一それが0の場合もらったお札は一枚になります。
ちよもも
3+6+6+5+6+8=34
と言うことでチノは合計34枚のお札をもらってお使いに行くことになりました。
uhーーーーーーー
uhーーーーーーー
uhーーーーーーー
uhーーーーーーー
ドゥルビバドゥルビバ、ドゥッドゥドゥルビバ
だーれにも内緒で おでかけなのよ
どーこにいこうかな？♪
ナレーターマッチ「今日挑戦するのは、エトワリアに住む神官見習いの女の子、チノちゃん15歳。いつも一緒のアンゴラウサギ「ティッピー」を頭に乗せながらの挑戦だよ。」
チノは軽快なペースで山を越え、途中寄り道もしなかったのですぐに神殿につきました。ところが、
チノ「神官見習いのチノです。師匠の椿先生からお使いを頼まれてきました。」
神官「おやおや、よくいらっしゃいました。すでに品は用意してありますよ。」
チノ「ありがとうございます。それでは失礼いたします。」
神官「まぁ待ちなさい、山を越えてきて疲れているでしょう。せっかくきたんですから少しお茶でもいかがですか？」
チノ「いえ、すぐに戻らないとお師匠様が心配するので。」
神官「美味しいお茶菓子も用意してあるのですが…？」
チノ（あぁ…、美味しそう。…ちょっとだけなら、いいですよね？）
そして数時間が経過、
チノ「あ゛ーーーーーーっ！！！大変です！もうこんなに日が傾いてしまってます！すいません、お邪魔しました！それではこれで！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
さぁ、大変です。急いで帰らないと夜になってしまいます。夜の山では山姥が現れて小さな子どもを捕まえては丸呑みにしてしまうと言う噂です。チノは急いで山を越えようとしましたが、すでに日が落ちて辺りは薄暗くなり、どこかで道を間違えてチノは完全に迷ってしまいました。
チノ「うぅ…どうしましょう？早く帰らないと山姥に捕まってしまいます…。」
？？？「あの、…もし？」
チノ「うわ゛ぁっ！！？」ﾋﾞｸｩ
？？？「驚かせてしまってすみません。貴方がどうやら道に迷っているようなので、よろしければ今夜は私の家に泊まりませんか？」
チノ「え？い、良いんですか？助かりました…。」
ティッピー（チノ、大丈夫なのか？知らない人について行っては…。）ﾋｿﾋｿ
チノ（大丈夫ですよ。こんな優しそうな人が山姥なわけないです。）ﾋｿﾋｿ
チノ「ぜひお言葉に甘えさせてください。」
？？？（しめしめ…、今夏に可愛くておいしそうな子どもがホイホイついて来おったわ。今晩寝静まったところでまるのみにしてやろうかぇ…ﾋﾋﾋ。）
突然話しかけてきた優しそうな女の人、実はその人こそが、噂の山姥だったのです！！！
キャラ選択安価、（参戦済みで過去3作品未登場）
>>260山姥役（高校生以上）
鬼頭先生「さぁさぁ！遠慮しないで上がってください！今戻りましたよ。今日はお客さんがいらっしゃいましたよ！！」
お姉さん1「まぁまぁ、可愛らしいお客さんね。」
お姉さん2「本当ね！もう食べちゃいたいくらい！」
チノ「ヒッ！わ、私は食べても美味しくないです…。」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
鬼頭先生「大丈夫ですよ！二人の悪い冗談ですから。さぁ、まずはゆっくりお風呂に入って汗と泥を流してきなさい。」
チノ「あ、はい。すみません、…ありがとうございます。」
お姉さん？1（ヒヒヒ、なかなかうまそうな子どもを連れて帰ってきたねぇ。）
お姉さん？2（こりゃ今晩は朝まで子ども料理でどんちゃん騒ぎだぇ、ヒヒヒ…。）
鬼頭先生に連れられて入って家にはもう二人のお姉さん、しかしその二人も正体は恐ろしい山姥だったのです！！
マッチ「一覧に載せるのを忘れていたけれど、鬼頭先生は豚科の猿の災難でなでしこが変身することで登場しているので、さらにもう二人山姥役を追加するよ。」
キャラ安価、参戦済みで過去3作品に未登場
>>262山姥B役（高校生以上）
>>263山姥C役（高校生以上）
そのあとチノは美味しい夕ご飯をご馳走になり、暖かい布団に包まれてぐっすり寝てしまいました。
そして、深夜0時…。
鬼頭先生「ヒヒヒ…。本当に美味しそうな子どもですねぇ。」
澄「さぁて、どこから食べてやろうか…。目移りしてしまうのじゃ。」
琉姫「うふふ、いろんな道具を持ってきたわよ。これで一晩中楽しみましょう。///」
ティッピー（なんと言うことじゃ…。やはり奴らは山姥だったのじゃ。このままではチノが美味しく食べられてしまう。どうすれば…そうじゃ！）
ティッピーは急いで玄関に行くとインターホンをめちゃくちゃに連打し始めました。
ピポピポピポピンポーーーン！！！
鬼頭先生「なんですか！？こんな夜中に！」
澄「全く非常識な輩もいたものじゃ！」
琉姫「とっ捕まえて文句言ってやりましょ！」
３人が玄関に向かった隙にティッピーは急いで回り道をしてチノの寝ている部屋に行き、チノを叩き起こしました。
ティッピー「ほれ！チノ！起きんか！！奴らはやっぱり山姥だったんじゃ！！このままでは食われてしまうぞ！！」
チノ「ふぇえ…！？おじいちゃん今の話本当ですか！？こうしちゃいられません！！早く逃げないと！！」
チノはパジャマ姿のままお師匠様から貰ったお札だけを握りしめて急いで外へ逃げだしました。
間も無くして３人の山姥が戻って来ると、部屋はすでにもぬけの殻。
鬼頭先生、澄、琉姫「「「あの小娘、逃がさないわよぉぉぉぉ！！！（怒）」」」
マッチ「ここから先はマルチエンディング形式だよ。間違った選択肢を選ぶとバッドエンドになってしまうけど、トゥルーエンドになるまでやり直しできるから諦めずにチノを導いてあげてね。」
チノは無我夢中で山の麓まで逃げました。すると後ろから
おーい…、…おーい…、まてー…、
山姥が自分を追いかける声が聞こえてきました。声はどんどん近づいてきて、やがて自分の真後ろにぴったりくっついて追いかけているのが声でわかるほどになりました。
鬼頭山姥「待ちなさーい！！逃しませんよぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」
鬼頭山姥の目はギラギラと光り、口は耳まで裂けたかのように開かれ、何故か背中から大きな白い翼が生えて空を飛びながら追いかけてきます！
チノ「そうです！こんな時こそお師匠様から貰ったお札です！！」
チノは懐からお札を取り出し、使うお札を選びました。
選択安価>>267
①「風」と書かれたお札
②「姉」と書かれてお札
③「珈琲」と書かれたお札
チノ「姉…、ココアさん…！！こんな時くらいは、役に立ってくださいよ！！えーい！！」
チノは姉と書かれたお札を投げつけました！
…しかし、なにもおこらなかった。
チノ「えええええぇぇぇぇぇっ！！！？」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃、ココアは。
ココア「椎名ちゃーん！パン焼けたよ！！」
椎名「ありがとうお姉ちゃん。いただきます。」ﾊﾑｯ
ｯ、フワッ
椎名「香ばしい小麦の香りとふわふわの食感。お姉ちゃんが焼いてくれるパン。好きだなぁ。///」
ココア「あーん！椎名ちゃんありがとう！！椎名ちゃんの為に毎日パン焼いてあげるね！」ﾖｼﾖｼﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
椎名と駆け落ちして結婚して幸せに暮らしていました。
鬼頭山姥「何かと思えば、そんな紙切れで何ができますか！そーれ丸呑みです！！」ガバァ
チノ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ！！！！」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
椿先生「おい！チノ！しっかりしろ、チノ！」
チノ「…あれ？ここは…、」
椿先生「全くこんなお使いの途中だと言うのに山の中で寝てるなんて、心配したんだぞ。さぁ、一緒に帰ろう。」
チノ「お師匠様、わ、私…！わぁぁぁぁぁん！！怖かったですーーー！！（大泣）」
椿先生「よしよし、もう大丈夫だからな。」
こうしてチノは椿先生に起こされ、二人で家まで帰る為に山を降り始めました。
歩いている途中、チノが椿先生に話しかけました。
チノ「お師匠様、お師匠様。」ｸｲｸｲ
椿先生「ん？どうしたチノ。」
チノ「さっきから女の人が後ろからついてきてますよ。」
椿先生「…チノ、そいつは人間じゃない。そいつは手の甲で拍手をしていただろう？あれは「逆手拍手」と言って、あれをやるのはもう死んでしまってこの世のものでは無くなってしまった者がやることなんだ。だから無視して帰ろうな。」
チノ「へー、お師匠様物知りですね。」
チノ「さ す が お 師 匠 様 で す 。」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
チノは手の甲でしながら言いました。
BAD_END
2週目
鬼頭山姥「待ちなさーい！！逃しませんよぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」
鬼頭山姥の目はギラギラと光り、口は耳まで裂けたかのように開かれ、何故か背中から大きな白い翼が生えて空を飛びながら追いかけてきます！
チノ「そうです！こんな時こそお師匠様から貰ったお札です！！」
チノは懐からお札を取り出し、使うお札を選びました。
選択安価>>272
①「風」と書かれたお札
②「姉」と書かれてお札
③「珈琲」と書かれたお札
チノ「風、よしこのお札を使って！！」
チノ「風よ、戒めの鎖となれ！ウィンディーーーーーっ！」
チノがそう叫ぶと真っ白な長髪の女性が現れ、鬼頭山姥の体を包み込みました。
鬼頭山姥「な、なんですかこれは！？わぁーーーーーーーっ！！！」
ティッピー「風のお札の力でやつは動けなくなっとる！今のうちに逃げるんじゃ！」
チノ「は、はい！！」
チノはまた山の麓を目指して走り出しました。
success
next_stage
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ルートミスるとチノが○ぬってエグいなこれ
まぁあからさまな当たり選択肢があるからまだマシだけど