きらら作品全般(きらファンも)のSSを投稿するスレです。
形式は問わず。地の文、シナリオ形式、なんでもありです。
SSを投下したいけど、スレを立てるのが面倒だな、短いしな…そんなときにお使い下さい。
ただし、流血、キャラ崩壊、各作品で描かれている以上の強い百合要素などなど、閲覧に注意を要する場合は投稿前に必ず注意喚起をお願いします。
また、投稿作品について過度の批判、中傷、人格攻撃などはおやめください。
まったり、平和にいきましょう。
[ゆるキャン△]もしも、本栖湖でなでしこがしまりんと出会わなかったら…(妄想)
(第1話でしまりんが焚き火をたいたあたりから)
しまりん「あいつ(なでしこ)、よくあんなとこで寝れるよな。私なら寒くて死ねる。
一方その頃…
なでしこ「ZZZ…」
しばらくして…
しまりん「スープ飲み過ぎた。トイレ…」
なでしこ「ZZZ…」
しまりん「まだいるよこいつ(なでしこ)…まあ、いいか。」
しまりん「もう遅いし、そろそろ寝よ。」
翌日、午前7時…
しまりん「ふあぁ、よく寝た。朝ごはん作るか。と、言っても昨日の夜同様にカレー麺なんだけどね…」
しまりん「その前に、トイレ…」
なでしこ「ZZZ…」
しまりん「うわ!まだいるよこいつ…」
しまりん「…まあ、いいか。」
午前10時前…
しまりん「そろそろ帰るか。」
なでしこ「ZZZ…」
しまりん「…こいつアレか?野宿を極めた真のキャンパーなのか?んなわけw…まぁ、いいや。帰ろ。」
なでしこ「ZZZ…」
その日の午後4時…
なでしこ「う、うぅん。あれ?昼寝しちゃった…お家に帰らないと…」
ゆるキャン△[完]
【きらファンss】星川麻冬「ツボツボになってしまったわ」
朝…クリエメイトの里、麻冬の部屋___
星川麻冬「朝起きたら何故かツボツボになってるわ…」
麻冬「綾がオノノクスになった事件からあまり日が立ってないと言うのに…」
麻冬「私、ニチアサは観るけど、ポケモンは木曜夜だから全然分からないのよ…」
麻冬「幸い今日はクエストも休みだし、取り敢えずツボツボとしてどう過ごすか考えなくっちゃ…。私って技は何が使えるのかしら?」
────
ねむる
からにこもる
いばる
ねばねばネット
────
麻冬「何なのよこれ…。大した技が全然ないじゃない。足もとても遅いし、手も紐みたいだし、生活するのに不便すぎるわよ…」
麻冬「ハァ…もう何もしたくなくなったじゃないの」スルッ
─────
ツボツボ の からにこもる!
─────
麻冬「あら?殻の中って意外と快適…。温度も湿度も心地よく保たれてる…」
麻冬「…ワンカップ大関だけ飲んで今日はもうこの中で寝ましょ」…zzz
─────
ツボツボ の ねむる!
─────
完
何日か前にこのサイトの七賢者とアルシーブ様がなになにってスレでシュガーとソルトのSSを書いてくれる人いないかってお願いした者ですが、自分で書いてみようかと思ってた時にこのスレを見つけ本当にやってみようと思ったのでよろしいでしょうか?
二人(+α)ののほほん型を書くつもりなんですが、SSは人生初のためちょっとおかしい所やキャラ崩壊が起こると思いますがお許しください
短いものですが明日か明後日に投稿したいと思いますんでよろしくお願いします
>>7
やる気があれば期間は三日開けてもいい。
間違ってもいいからとにかく書き続けること、いいね。
>>5
リクエストありがとうございます!つくってみたのでお礼に捧げます!
はるかなレシーブはアニメしか観てないので全話観てから書いてみようかとも考えましたが、結局完成させちゃいました笑
【はるかなss】大空遥「私、テッカニンになってる!?」
────────
朝…比嘉家居間___
大空遥「かなた!かなた!大変だよ!私朝起きたらテッカニンになってたんだよ!」ブーン
比嘉かなた「き、奇遇だね遥…。私も起きたら…」チョキチョキ
遥「シザリガー!?」
かなた「何で私達こんな姿に…。昨日食べたゴーヤ傷んでたのかな…?」
遥「傷んだゴーヤ食べるとポケモンになるの!?」
ソラ「…おやおや、朝から賑やかだねぇ」
遥「おばあちゃ…ってバンギラス!?危ないって頭天井突き破ってるから!!」
ソラ「それは大変、平屋だから近所の人に顔を見られるかもしれないねぇ…」
遥「いいからしゃがんで!お願いだから!」
昼…砂浜___
トーマス・恵美理「遥とかなた、遅いわね…。今日はここで練習試合するって言ったのに」
トーマス・紅愛「まぁまぁ、そのうち来るって…イライラしてると老けるぞ?」
恵美理「余計なお世話よっ!」
遥、かなた「「おーい!!お待たせー!!」」
ブーン… カサカサ…
恵美理「もうっ、二人ともおs!!!???」
紅愛「えっとゴメン、ここってサイユウシティだったっけ?私達沖縄にいると思ってたけど…」
かなた「二人ともゴメン、昨日食べたゴーヤのせいかも…」
恵美理「いやゴーヤでそうはならないでしょ…」
紅愛「テッカニンとシザリガー…電気刺さるじゃん!恵美理、私達エクレア(稲妻)コンビなら相性いいって!」
恵美理「紅愛もノらないで!」
遥「紅愛!恵美理!待たせてゴメン!私達は大丈夫だから早速練習試合しよっ!」バッ
恵美理「どこが大丈夫なのよ!一体何を以て大丈夫と判断したの!?」
紅愛「ダブルバトルで燃える明日…ってか。いいぞ!この試合受けて立つっ!」バッ
恵美理「飛ばすマッハ自転車もありゃしないわよっ!」
かなた「紅愛、恵美理、今度こそ2人に勝つよ!」バッ
恵美理「もうダメ…ツッコミが追いつかないわ…」
かなた「サーブは私達からだよ!」
恵美理「結局ホントにやるのね…」
紅愛「かかって来いっ!本気の試合をしよう!」
遥「うんっ!」
0-0(はるかな-エクレア)
かなた「…っ!」サーブ!
紅愛「よっと」レシーブ!
恵美理「紅愛っ!」トス!
紅愛「これで決め…」バッ
遥ブブブブブブブブブブ───
紅愛「ひぃっ!?」スカッ
1-0
遥「あれ?ブロックしようと思ったんだけど…」
恵美理「流石にあんなデカいセミが目の前飛んできたらビビるわよ…」
─────
テッカニン の すばやさ が あがった!
─────
恵美理「えっなに今のバトルウィンドウ…」
紅愛「恵美理ー!すまーん!」
恵美理「あっ、うん…」
─
─
───
紅愛「ほらっ!返したっ!」ポーンッ
かなた「遥っ!!」レシーブ!
恵美理「あの鋏でよくレシーブ出来るわね…」
遥「かなたっ!!」トス!
恵美理「いえこっちも大概ね…。アレなんてもうただの昆虫の前足じゃない…」
かなた(ここは…ポーキーでっ!!)
─────
シザリガー の クラブハンマー!
─────
ボコォン!!
ボール\ヤーナカンジー/キラーン
4-3
かなた「ゴメン遥…。まだシザリガーの身体に慣れてなくて…」
遥「ドンマイっ!かなた!…でもこの際だしスパイク打った方がシザリガー的には強いんじゃない?」
かなた「そうだよね…うん、狙ってみるっ!!」
紅愛「何っ!?適応力タイプ一致クラブハンマーなんて高威力、私受けられるのかな…」
恵美理(あれ…?ビーチバレーやってるのよね私達…)
遥「恵美理ー!コートチェンジだってばー!」
恵美理「えっ!?あっ…ごめんなさい…」
─
───
─────
恵美理「ハァハァ…どれだけ返しても遥がバカみたいなスピードで追いついてこっちに返してくるから全然勝てない…。しかも何っ!?あの偶に出てくる『シザークロス』って文字!?」
遥「かなたっ!」レシーブ!
かなた「…っ!」バシィ
─────
シザリガー の クラブハンマー!
─────
砂浜┃ドゴオォン!!
プスプス…
18-6(はるかな1ゲーム、エクレア0ゲーム)
紅愛「やべぇ…何も見えなかった…」
恵美理「今絶対に砂浜から聞こえない音が聞こえたんだけど…」
遥「やったねかなた!!」ブーン
かなた「やったね遥ゴフッ!?」ズドンッ
─────
テッカニン の おんがえし!
─────
砂浜┃ズザザザザァ…
紅愛「そりゃあ、かそく6ターンとっくに経過してSランク最大になってるテッカニンが飛んでくるわけだから、ああなるよな」
恵美理「え、えぇそうね…」
パラパラ…
かなた「あっ、雨が…」
遥「ホントだ…おーい!紅愛ー!恵美理ー!どうするー?」
紅愛「ビーチバレーは基本雨天決行だよー!」
遥「ホントにっ!?かなたかなた!雨状態なら水タイプの技の威力って…!」
かなた「うんっ!1.5倍になる!」
遥「かなたのクラブハンマーがもっと強力な武器になるねっ!」
かなた「これはきっとポーキーよりもスパイクよりも強力な武器に…!」
恵美理「………」テクテク…
紅愛「ん?恵美理?どこ行くんだ?」
遥「どうしたの恵美理?こっちまで来て…」
恵美理「…棄権します」orz
かなた「えっ!?ちょっと恵美理!?何で土下座するの!?」
遥「待ってよ恵美理!ちゃんと決着を…」
恵美理「私だってまだ命は惜しいわよっ!」グズッ…
紅愛「恵美理が…恵美理があそこまで泣くなんて…」
遥「ね、ねぇ恵美理…」
恵美理「負けさせてっ!お願いだからこの地獄を終わらせてよぉー!!」ウワァーン!!
─────
───
─
翌日、私とかなたは元の姿に戻りました。でも恵美理は暫くビーチバレーが出来なくなり、打倒はるかなペアを掲げて家に篭もってずっとカプ・コケコの厳選をしていたと紅愛から聞きました。
…完
>>8 >>9
あばばばばば、お返事ありがとうございますっ
今日明日でなんとなくでもキャラを掴んでみようと思います
大したものは書けませんが少々、お待ち頂けたら嬉しいです
ここで安価スレ作った程度の実力やけど
【れっつごーはなこ買ったった】
俺「ふふふ、先行販売でレッツゴー花子のβ版買ったったわ」
俺「早速箱開けるか」
俺「うわ、いきなり紙製の箱から静電気わいてきたわバチってきてもうたわ」
俺「えーどれどれ?これがソフトで同梱のジョイコンやな」
俺「この四葉のクローバーちゃん使って指示すんねんな」
俺「お、トレーナーの見た目変えられるんか」
俺「じゃあヒカキンみたいにしたろ ニッコリ」
コダイラハカセ『嘘はいけませんよ』
俺「なんでバレてんねん!」
俺「わかったわかった、じゃあ俺くんでええわ」
コダイラハカセ『ようこそ、貴方はこの幸福クラスの子達を使って』
花子『ハカセ、ただいま戻りました』
俺「おお、キター この娘と旅出るんやな」
コダイラ『この娘がいいですって、厄介払いにこの娘でもいいでしょう』
俺「酷ない、さっきから扱い酷くない!?」
花子『やったあ!やっぱり私達、ついてるね♪』
俺「ええんか・・・・・・ええんか花子ぉ!」
こうして旅が始まった 完?
よくやったと言いたいところだが…甘いぞ>>27!はなこの本名は「花小泉杏」でひばりが付けたあだ名は「はなこ」だ!彼女は花子では無い!
とりあえずひらがなで書くか
コダイラ『では花小泉さんと一緒に隣町までいってきてもらえますか?』
俺「あぁ、はい」
俺くん『了解しました!コダイラ様!コダイラ様のためならしぬる!』
俺「えらいノリ違うなぁ!ゲームの俺どんなキャラやねん!てゆうか勝手にしゃべるなや!」
コダイラ『ではこの花小泉さんはプレゼントします・・・・・・・・500円です♪』
俺「金とんのかよぉ!」
俺くん『ははー!!コダイラ様ー!』
俺くん は 500円 を 差し出した
俺「情けなさすぎだろ!もう少し男を見せろや!」
はなこ『先生の財布が少し潤ったね!』
俺「もうちょい自分のみを案じろや!お前の人身売買が目の前で起きてるんやぞ!」
コダイラ『あら、大変隣の隣のうーんと隣町までおつかいに行くことを思い出してしまいました』
俺「ああ、これいかされるやつやな〜」
コダイラ『めんどくさいのでロシアンルーレットで決めましょう!
負けたら死ぬ、勝ったらお使いに行くというのはどうでしょう?』
俺「どっちも嫌や!なんでおつかいいくか死ぬかの二択やねん!」
俺くん『やります!やらせてください!』
俺「いや、そこは断れや!」
はなこ『大丈夫!私も参加するよ♪』
俺「お前は参加するなぁ!」
>>34
あ、いえ、こちらもネタのつもりの返答のつもりだったんですがよく考えたら元ネタ知らん人にはちょっと強い言葉でした。反省します。
俺くんははなこと町の外まで出た。
俺「そういえばこのジョイコン、マイク機能あってはなことお話出来るんやな」
俺(マイク)「おい、はなこ散歩愉しいか」
はなこ『うん♪お散歩とっても楽しいよ♪』
俺「ああ、やっぱりはなこはかわいいなぁ」
はなこ『わたしからもきいていい?』
俺「おう、なんや?」
はなこ『私と一緒に踊ろう♪』
俺「おう、なんか急に画面かわった」
ミュージック! スタート
俺「A!(PUN!)A!(PUN!)AB!(PUNCHMIND!)♪
AAAA!AB!(PUNPUNPUNPUN PUNCHMIND!)♪」
俺「ああ、こういうミニゲームもあるんやな!」
はなこ『好きな音楽を選んでね♪』
俺「ゲームちゃうやんけ!」 多分続く
>>26
ここで安価スレってまだ1つしか無いから、誰かすぐにバレますね…
自分は安価ssはまだ書いたことないので大変そうだなと思いました
世の中には光あれば影もあるということ
恵まれる天命に喜ぶ人もいれば頑張っても報われぬ道にあらがう
人もいるということじゃよ。
>>39
なにが……
???「だめじゃないよ!ぜんぜんだめじゃないよ!!がんばったんじゃん…だめなんかじゃないよ!!」
>>40
ありがとう
でもあの人みたいなコメントは来ないし
どうやら本当に誰も見ていないみたいなんだ。
―――警告―――
勝手な設定、キャラの性格の不正確な再現があるのでご注意願います
「あ、あのね、風邪が治ったら、今度は2人でこのお花を摘みにいきたいな、って……」
エトワリアに招来された直後に体調不良を起こし、周囲に打ち解けられていなかった花名の為にクレアが計画した『友達の友達は友達大作戦』。
その締めにクレアは花名と共に花摘みに行ったのですが、天候と花畑の正確な位置を調べなかった為に豪雨に遭ってしまい、風邪を引いてしまいました。
スロウスタート組御一行はその見舞いとして、件の花畑から、こうして花を摘んできたのですが。
「花名さん…本当に、私でいいんですか…?」
「えっ、う、うん…?あれっ、クレアちゃん、泣いてる!?もっ、もしかして嫌だったり」
「違うんです…嬉しくて…花名さんが…私を選んでくれたから…っ」
「うん?」
困惑する花名の前、花束をぎゅっと抱きしめながら涙するクレア。その頬は先程より遥かに赤く染まっていますが、熱の所為ばかりではないようです。
様子がおかしいのはクレアだけではありません。どうにもエトワリア人達の反応が妙です。
「マジかよ花名…すげえ、ただならないヤツだとは思っていたけど、まさかここまでとは…」
「大胆…」
「クレア…良かったね…っ」
ポルカは驚愕と尊敬の入り混じった目を向け、コルクは僅かに赤面し俯き、きららに至ってはなにか心の琴線に触れる話を聞かされたかの如く瞳を潤ませています。
「え、えぇ?」
「皆、何か、変?」
「お花を摘みに行きましょうってだけ、の筈…よね」
「あっ、ふーん(察し)」
エトワリア人の反応に困惑しきりのスロウスタート組ですが、4人の内たまてはオタク的異世界転生の話に触れた事があるのか、何事かを察したようです。
「多分エトワリアと地球の文化の違いですね。地球ではただのお花摘みですけど、エトワリアでは特定の花で特定の手順を踏んだ時にはプロポーズになる……とか?」
「えぇっ!?そ、そんな事ってあるの!?」
「異世界転生モノでは文化の違いなんて日常茶飯事ですよ!地球でも国や地域によって色々変わるんですから!」
実はクリエメイト達は知らないのですが、例の花を摘みに行くという行為は奥ゆかしい好意の伝え方の一種であり、花束にして贈ると共に2人で花を摘みに行こうと誘う事で求婚行為になるのです。
「そういえば勇魚や苺香も言ってたっけ。私達の世界と全然違うヒナ祭りでもう駄目かと思ったって」
「雛祭りで何があったの…?」
たまての解釈と異世界の友人の体験談に戦慄する花名でしたが、ベッドの方で何やらもぞもぞしているのに気付いて其方を見ました。
そして見ました。ベッドの上で三つ指ついて頭を下げるクレアを。
いつの間にか入って来ていた、謎の逆光に照らされて黒いシルエットと化している男性と女性の姿を。
「クレアの父です」
「母です」
「ひゅいっ!?」
なんということでしょう、クレアの家族のようです。家族がいないと明言されているのはきららですのでクレアの家族が出てもなんの問題もありません。ご理解とご了承のほどどうぞよろしくお願いいたします。
挙動不審な花名を他所に、クレア父はその場に平伏し、クレア母は力強く親指を立てます。
「娘をよろしく」
「そういえばiPS細胞というもので同性の間でも子供ができるそうよ」
花名は助けを求めてスロウスタート組に視線を送ります。
返ってきたのは栄依子の苦笑、冠の無言の激励、たまてのイベントスチル歓迎顔。
「不束者ですが、よろしくお願い致します」
エトワリア人達は祝福ムード。地球人達は空気に飲まれてしまい口出し出来ず。
とんでもない偶然とはいえ、クレアに求婚してしまった花名の選ぶ答えは………
←To be continued
ss書く人もっと増えませんかね…
もっと色んな人の書く面白いきらら系ssを、このBBSで見てみたいんですけどね…
>>54
アヤヤクスの人を持ち上げる奴の所為で書きづらいんだろうな。
廻の疎外感はんぱないしな
きららは里にある召喚の館に来ていた
普通にガチャを回しながらクレアから話を聞きに来るためだ
きららは召喚の館のドアを軽くノックし声をかけた
きらら「クレアさん、いますか」
きららの言葉に反応し、扉が勢いよく開いた
クレアの顔はげっそりとしていて目は充血し、頬は大部濡れていた
クレア「きららぁぁぁぁたすけてええええええええええ」
クレアはきららファンタジアをやっていた。
そのなかであるガチャが320回も回したのに☆5が一つも出ないのだという。
クレア「なんでぇ、なんででないんですかあああああああ」
クレアは大粒の涙をボトボト落としスマホの前で突っ伏していた
ゲーム内のクレア『次回も頑張ります、また来てくださいね』
クレア「うるさい、このポンコツガチャマシンがあああ」
きららは必至に笑いをこらえていた。 完
>>54
大したものではないけど構想だけはちょこちょこ練ってるやつがここに。
皆もどんどん投稿してほしい。
>>54
初めてここでSS書いて思った以上に好評で続き描きたいけどネタが思いつきませんね・・・
ここに書けばいいのかスレ建ててもいいのかの判断ってどうしたらいいのかわからなくてうにゃってます
>>59
1〜2レスの短いやつだったり、スレ立てめんどいならここでいいんでない?
悩むなら内容や長さについて付記した上で、どっちにすべきか意見を募るのも手だと思う
>>64
そういうのは自分で言っちゃアカンですよ
面白いと思うかも感想書くかどうかも見てもらった方の自由な訳ですし
「はあっ……はあっ……」
肩で息をつきながら、きららはようやく里の入口にたどり着いた。
日はすでにとっぷりと暮れ、あたりには人影も見当たらない。
明かりの灯された大きな門をくぐる。杖にすがりつきながら歩くその足取りは、鉛のように重かった。
「今日も……、やりきっ……た……」
満足そうに笑ったそのとき、目の前が急に暗くなる。
彼女は崩れ落ちるように、石畳の上に倒れこんだ。
「う……」
目を開けると、部屋の天井が見えた。
その視界の横から二つの顔がにゅっと現れ、きららを覗きこんだ。
「目が覚めたようだね」
「きららさん! 大丈夫ですか!?」
「ランプ……マッチ……。私、いったい……」
きららはわずかに身動きし、自分がベッドに横たえられていることに気付く。
「里の入口で倒れていたのよ」
ベッドの反対側から別の声がした。そこにはクリエメイトの一人、遠山りんが立っていた。
「見回り中の佐久さんが見つけてくれたの」
「大丈夫? 怪我とかしてない?」
りんの隣には彼女の同僚八神コウもいて、心配そうにきららを見下ろしていた。
きららは首を横に振った。体力はすっかり使い果たしていたが、体のどこにも痛みはなかった。
「みなさんは、どうして……?」
「商店街で夕飯食べてたら、外で聞き覚えのある声がしてね」
「佐久さんがきららちゃんを背負って走ってたから、みんなで家まで付き添ってきたのよ」
「そうだったんですか……。すみません、ご迷惑をかけてしまって」
「それよりも」
マッチが真剣な声で言った。
「いったい何があったんだ。もしかして魔物に襲われたのか?」
「ううん」
きららはもう一度首を横に振る。
「私が、魔物を狩ってたの」
「魔物を……」
「狩ってた……?」
思いがけない言葉に、一同は唖然とする。
「何でそんなことを……」
「だって私、もっと経験を積んで強くならなきゃいけない。みんなのためにも、私のためにも」
「つまり鍛錬のために魔物に戦いを挑んでたっていうのか」
「そんな……」
ランプがシーツの端を両手で握りしめた。
「きららさんがわざわざそんな危険を冒すことなんて……」
「いいんだよ、ランプ」
ランプの手に自分の手をそっと重ねて、きららは微笑む。
「最近は私もだんだん楽しくなってきたんだ」
「最近って……今日が初めてじゃないってことかい!?」
「うん。里に来てからずっとだよ。慣れてるから大丈夫」
「驚きだね。きららがそんなことをしてるなんて全然知らなかったよ」
マッチが溜息をつく。
「だとしてもだ。夜に一人で里の外を出歩くなんて危険すぎる。魔物退治なら日のある間でもできるだろう」
「でも、夜になったらスタミナが回復してしまうからもったいないよ」
「昼の疲れを夜に回復するのが普通の生活というものだろ」
「そんなことしたら体力満タンになっちゃうじゃない!」
きららは興奮して上半身を起こした。
「私、回復のカウントダウンが出てないと落ち着かないの。すごく悪いことしてる気分になるの!」
「すまない、君が何を言ってるのかさっぱり分からないよ……」
「きららちゃん」
言葉に詰まるマッチに代わって、りんが口を開いた。
「あなたの向上心と努力は素晴らしいと思うわ。だけど体力が尽きるまで魔物と戦うなんて無謀すぎる。今までだって路上で行き倒れるようなことはなかったんでしょう」
「えっと……その、今夜はちょっと目測を誤ったというか……」
きららは口ごもる。
「目測?」
「経験がギリギリ届かなかったんです。レベルが上がればスタミナ全快の予定だったんですけど」
「そんなわけないでしょう!?」
「ホントなんです! 今日はたまたま全快逃して、ちょうど家に帰る体力も残らなかったんです!」
どこにしまってあったのか、きららは赤銅色の懐中時計のようなものを取り出し、手のひらに乗せていた。
「これを使うかどうか迷って、でもスタミナぴったりゼロが気持ちよすぎて、今夜は思いとどまったんです」
「……それは何?」
おそるおそるといった風に、コウが尋ねた。
「使うとスタミナがちょっとだけ回復する魔法道具です」
「エナドリかよ……」
「中途半端に余ったとき、これでまとまったところまで回復させて、締めの一戦で出し切るんです」
「いやそれヤバいって」
「あら、コウちゃんも人のことは言えないわよ」
りんが口を挟んだ。
「ドリンク剤に頼って無茶しすぎなの。ちゃんと食べてちゃんと寝ないと、体壊したら元も子もないんだから!」
「わ、わかってるってば」
「ゴホン。……とにかく」
今度はマッチが会話に割って入った。
「いくら戦闘経験を積むためとはいえ、夜になって、しかも体力の限界まで魔物狩りをするのは、やめてくれないか」
「そ、そうですよきららさん!」
目を輝かせてりんとコウのやりとりを見守っていたランプも、我に返って叫ぶ。
「確かに、きららさんを戦いに巻き込んだのは、元はと言えば私たちですけど……」
「ああ。そしてきららの召喚士としての成長は、僕らの目的にかなうものだ」
ランプとマッチは、まっすぐにきららの顔を見つめた。
「それでも僕らは、君に危ないことをしてほしくない。君はもう……大事な友人なんだから」
「二人とも……」
「ほら。ランプと、それにあのマッチがここまで言ってるんだ。考え直してやりなって」
りんの小言から逃れるように、コウがベッドの向こうで言った。
「茶化さないでくれよ、まったく」
「あはは。ごめんごめん」
「そう……ですね」
きららはうつむいて両手を組んだ。
「みんなに心配をかけてしまうのなら、今後は夜の外出は控えて……、夜は……、夜!?」
突然そう叫んで、きららはガバッと顔を上げ、目を見開いた。
「今って夜のいつ頃ですか? もう日付変わっちゃってますか!?」
「うぇっ!? い、いや、まだそこまで遅くない、はずだけど」
「大変!!」
きららは懐に手を突っ込み、何かを乱暴につかみ出した。
銀色に光る鍵のようなものが3つあることを確認すると、それを固く握りしめてベッドから飛び降りる。
「行ってきます!」
「どこへ!」
「話聞いてましたか、きららさん!」
扉の外へ駆けていこうとする後ろ姿に、ランプとマッチが必死に取りすがった。
「寝てなきゃダメですよぉ!」
「夜は危ないって言ったばかりだろ!」
「放して! あの魔物は今夜を逃したら次は6日後なの! 私行かなきゃ、金冠取らなきゃ!!」
「あの子、いったい何に追われてるのかしら……」
「さあ……」
大騒ぎしながら引っ張り合うきららたちを眺めて、りんとコウが呟いた。
おわり
>>72
廃人と化したプレイヤーのきららはこういう性格になってしまうのか…!?
凄く好きです!もっと長いssも見てみたいです!
―――警告―――
勝手な設定、キャラの性格の不正確な再現があるのでご注意願います
書いた屑の醜悪な性根が出ているので 閲覧注意
嫌な予感がしたら 読み飛ばしてください
「それでですね!今日はクリエメイトの皆様と海へ行ってきたんです!」
開け放たれた窓から吹き込む風は、部屋を満たす重い空気を流してはくれない。
その爽やかさが、実に憎い。
「本当に凄かったです!海の家オブザイヤーの審査員を務めさせていただいたのですが、陽子様と共に接客審査に赴くと、栄依子様が水着で接客して下さって…」
猪熊洋子。聖典きんいろモザイクのクリエメイトにして、この世界に『もういない』存在。
十倉栄依子。聖典スロウスタートのクリエメイト。彼女もまた、この世界には『いない』。
そして熱心に今日の出来事をきららに報告するランプは、先程までこの療養所の一室で虚空を見つめ、何事かを呟き続けていたんだけれど。
いつの間にか自室を密かに抜け出して、このきらら用の個室に押しかけているわけだ。
「ランプ」
「えへへ!そうですよね!きららさんもそう思いますよね!」
僕の言葉への返事ではない。彼女にしか聞こえない、幻聴への返事だ。
ランプの話しかけているきららは、今日もまた、起きる気配が無い。
僕らが出会って初めての年明け、本来ならおめでたい時の筈だったあの日、得体の知れないこけしのカラクリの魔物に惨敗したきららは、そのまま昏睡状態に陥った。
身体の傷がすっかり癒えた今もなお、目覚める様子はない。
あの日から、もう何年も経っているというのに。
まるで魂が抜けたかのようだ。
……共に戦っていたクリエメイトは、成人男性の声で「かてないしもういいわこんなくそげぇ」という声と共に、天から生えた謎の腕がきららの体から何かを奪うのを見たと言っていた。
もしかしたら、それがきららの魂だったのかもしれない。
「私、本当に、毎日楽しくて、楽し、く……っ」
眠り続けるきららに語り掛けていたランプが、唐突に黙り込む。
代わりに始まるのは、届く事の無い謝罪。
「ご、……なさ………きららさん……私のせい……っ」
きららが斃れた後、ランプはずっと無力感と後悔と絶望の中で泣き続けた。
自分が無能でなければ。自分が巻き込まなければ。
看病の傍ら、心を闇に蝕まれながら、必死で出来る事を探し続けた。
きららが目を覚ました時、今度こそ彼女と共に戦えるように。後ろで守られるだけのお荷物になるのではなく、彼女と並び立てるように。
だが……なぜこうも世界は残酷なのか。何を試しても、才能の芽すら見いだせなかったとは。
現実を思い知らされたランプの心を真綿で絞めるかのように、2年、3年と過ぎても、きららは目覚めなかった。
…………最悪の知らせが届いたのは、その頃だった。筆頭神官アルシーヴと七賢者達が病死し、ソラ様が復活した、と。
…………真実は分からない。知らせを届けたのはコルクすら知らない『ドリコム』という商人組合らしきものの使いだったし、彼らが配っていた紙にはそれ以上の大きさで『きららファンタジアサービス終了のお知らせ』というわけのわからない事が書いてあったから、信憑性は薄かった。『全クリエメイト帰還のお知らせ』というのも意味不明だった。
ただ……七賢者もクリエメイトも突然いなくなり、オーダーがもう行われておらず、この世界が今も平穏無事に存続している事だけは…確かだ。
ソラ様が復活なさったのも本当なら、きららをどうにか出来るかもしれない。謎の腕が本当に魂を奪っていたとしても、ソラ様なら。そう思った僕らは、ソラ様に謁見するべく、神殿へと向かった。
だが、ソラ様も、万能ではなかった。クリエでどうにか出来る範囲を逸脱してしまっている。悲し気に、しかしはっきりと告げられてしまった。
そして、自分の行動は結果としてきららに災いを齎したに過ぎないと知ってしまい……ランプは、壊れた。
「ランプ」
再度の呼び掛けに、彼女の肩が跳ねる。そのままこちらを向いた表情は、聖典こみっくがーるずの怖浦すずより幽鬼じみていた。
血色は悪く、頬は痩せこけ、瞳に光は無い。床に着くほど長くなった髪は数年前に切った時から伸び放題だ。
「マッチ…」
「自分の部屋に戻ろう。騒がしくしたら……きららに悪いよ」
「………………ふ、ふふっ、へ、えへっ、そう、だよね!きららさんに迷惑かけちゃいけないもんね!ごめんなさい!また明日来ますね!」
ふらつきながら部屋を出ていこうとするランプを支えながら、もしかしたら起きてくれるんじゃないかと一縷の望みをかけ、ベッドを見やる。
変わらない、絶望の堆積があった。
>>79
これはまたメタくて鬱い
ランプは今もまだいいとこ見せられてないので(石化は解いたけど)
こうなってしまう可能性は依然としてあるんだよな
現実には起きなかったIF話と見せかけて
実は現行夏イベも壊れた彼女の妄想なんだよという
意地悪設定にニヤリとしました
>>79
好きですねぇ…ブラックなのがホントすこです
ところで今までここで名無しでss投稿してたんですけど、ss書きならやっぱり分かりやすいようにコテハン使う方がいいんですかね…
>>79
こういう絶望しかないバッドエンド好き
>>81
どっちでもいいと思う。個人的にはあった方がいいかな
【きらファンss】村上椎奈「気まずい雰囲気に」志摩リン「なっちまった」【アヤヤクスの人】
────────
朝方…クリエメイトの里、椎奈パーティー共同ルーム___
─
─
───
村上椎奈「……」
筆カキカキ…
ガチャ…
志摩リン「…あっ、おはよう」
椎奈「…あっ、おはようございます、リンさん…」
バタン
リン「……」テクテク…
椅子チョコン
リン「……」魔導書バッ
頁ペラッ…
椎奈「……」
筆カキカキ…
リン「……」
魔導書ペラッ…
椎奈「……」
指南書ペラッ…
リン「……」
珈琲ズズ…
椎奈、リン((どうしよう…。何か気まずい雰囲気に…))
椎奈(何故よりによって、リンさんと二人きりになってしまったんだろう…。こんなこと今まであったっけ…)
椎奈(朝はいつもゆのさんが一番に来ていて、観葉植物に水をあげていた筈なんだけど、今日は私が一番に来てしまった…)
椎奈(同じパーティーの仲間同士なのに、こんなに静寂でいいのかな…)
椎奈(人見知りな私も、最近では皆さんとは随分打ち解けられたとは思っていたけど、こんなことになっててはダメな気がする…)
椎奈(楓さんかたまさんならこんな時に何か自分から話題を持ちかけてくれるのだけど…)
椎奈(ゆのさんは…、私に気を使ってくれて頑張って話しかけてくれそう…)
椎奈(…結局、私は誰かに話しかけてもらえなければ、パーティーメンバーとお喋りすることも出来ないってことでは?)
椎奈(それはパーティーリーダーとして失格なんじゃ…。このままだと皆さんからどんどん距離を置かれ、パーティーを纏められず、ギスギスした雰囲気が悪化していって…)
椎奈(最悪、パーティー解散なんてことも…)
筆カタカタ…
チラッ…
リン(椎奈、物凄い勢いでペンを連打してる…)
リン(こんな感じの、どこかで見たことあるような…)
リン(…思い出した、中学の理科で使った記録タイマーだ。関東と関西で打点する間隔が違う奴)
リン(やっぱり、椎奈もこの静寂を気まずいと感じてるっぽいな…)
リン(でも、私に何か話しかけようにも、話題が出てこないとか…、そんな感じなのかも)
リン(私もあまり人とコミュニケーションを取る方じゃないけど、椎奈はどちらかと言うとコミュしょ───)
リン(…いやいやいや、あまり仲間を悪く言うもんじゃない。椎奈は魔物との戦闘の時とか、いつもちゃんとした指示を全員に出す凄いリーダーだし)
リン(いま椎奈が読んでる指南書も、エトワリアの近衛兵等が使っていた戦略や戦術を纏めた兵学の本だよな…。うわぁ凄く分厚い)
リン(…いつもならこんな静寂を破ってくれるのは、ずっと騒がしいたまか、変な話を突然振る楓なんだけど…)
リン(ゆのさんは…、気を使ってくれて頑張って話しかけてくれそうだな…)
リン(でも、椎奈があれでも私達との距離をちょっとずつ縮めて来たのは分かる…。最初の頃はあやめ同伴でパーティー勧誘してたくらいだったし)
チラッ…
リン(…こんな時にリーダーの為に動くのも、パーティーメンバーとしての役割かもしれないな)
リン「…椎奈」
椎奈「……」
筆カタカタ…
リン「椎奈ーっ…」
ハッ!
椎奈「はっ、はいっ!」バッ
椎奈(り、リンさんが私に話しかけて来たっ!?何だろう…。私、何かリンさんの気に触るようなことでもしたかな…)オロオロ…
リン(椎奈、凄く慌てふためいてるな…)
リン「…椎奈がいま読んでる指南書って、兵学のだよね?」
椎奈「あっ、はい…。そうですけど…」
リン「兵学って難しそうだね。その指南書も凄く分厚いし…」
椎奈「ええ、まぁ…。でも、エトワリアで昔に起こった戦争や魔物との大きな戦闘で使われた戦術って、理論的に考えられててすごく興味深かったりするんです」
リン「それって、椎奈がよく戦闘の時に使ってる戦術だったりするんでしょ?」
椎奈「そうですね…。基本的に大人数で動くことが前提の兵学ですけど、私達の5人パーティーにおいても有用に使えればと自分で色々考えて使ってるんです」
リン「椎奈は凄いね…。流石は私達のリーダーだよ」ニコッ
椎奈「と、とんでもありませんっ!リンさん達が強いお蔭で私なんかの戦術が何とか成り立ってるようなものですから…///」アワワ…
リン(あっ、褒めてもこうなるのか…)
椎奈「リンさんだって、凄い超加速魔法を持ってるじゃないですか…。その魔法が、私の戦術が崩れそうになった時にその戦術を持ち直させてくれて、何度も助けられてます…。ホントにいつもありがとうございます…」
リン「そ、そう…?…まぁ、こちらこそありがと…///」フイッ
リン(や、やり返して来たぞっ、このリーダー…!)
ガチャ…
百地たまて「おっはようございます~!」
ゆの「おはよう~!椎奈ちゃん、リンちゃん!」
池野楓「おはよー、二人共」
椎奈「皆さん…おはようございます」ホッ
リン「おはよう…」
リン(あっ、椎奈がホッとした顔してる)
椎奈「ところで、三人共何してたんですか?」
ゆの「えっとね…私がさっき観葉植物にお水をあげに入ろうとしたんだけど、たまちゃんと楓ちゃんに『椎奈ちゃんとリンちゃんを二人きりにさせたらどんな化学反応が起こるか実験しよう』って言われてずっとドアの前にいたんだけど───」
たまて「ゆ、ゆのさんっ!それは二人に話しちゃタブーな奴ですよっ!」ワタワタ…
ゆの「えっ?でも楓ちゃんも『アルケミストとしての大事な実験だから』って…」
楓「だからそれは冗談で…。あぁでも、ゆのさんは素直な人だからこういう系のネタに向かないんだった…」
リン「…たま、楓」ギロッ
たまて「えっ!?な、何でしょうリンちゃん…」
楓「なるべく穏やかな話だと助かるんだけどなー、なんて…」
テク…、テク…
リン「…私、最近覚えた拘束魔法があるんだけど、ちょっと試してみたいことがあるんだよね…。その魔法で対象の手足を三日三晩拘束したらどんな反応するかって…」手スッ
魔法陣ブォンッ!!
たまて「そ、それは…多分対象が餓死するんじゃないでしょうか…アハハ…」
楓「と、トイレにも行けないし、色々な不便が生じるという結果になるんじゃないかなー…」
椎奈「…それではリンさん、丁度そこにいるお二人で実験して確かめてみてはどうですか?」ニヤリ…
リン「…そうだね、椎奈」ニヤリ…
魔法陣カッ!!
たまて、楓「「す、すみませんでした~!!」」
…完
アニマエールはとなりの吸血鬼さんというキューン(KADOKAW◯系)の30分枠と被った途端放送局をかなり絞られて、その吸血鬼さんはかなりの数地上波での枠が取れてるし、土曜夜という1番良い時間帯の放送枠を取れてる。これって芳文社のKADOKAW◯に対する忖度があるんだろうか。何か圧力でもかけられてるんじゃないかと心配。これを機にきららとキューンの立ち位置がガラっと変わってしまいそうで心配なんだが考えすぎか?
千明「大垣千明だ」
歌夜「藤川歌夜です」
千明「(身延駅で普通列車を待っていたら特急列車がやってきた時の感想のような名前だ…)」
なんかss書いたらTwitterアカウントの名義で呼ばれたんだけどどうやって調べたんですか? 怖い
>>101
ここで名無しで投稿してても、pixivとかハーメルンとかそういう他の所にも投稿してるとかなら簡単にバレるでしょ
>>101
そもそもこのssを貼るスレでする話じゃない
ss作成スレか、スレについて語るスレの方がいい
初投稿or一部本編でまだ判明していない部分を想像で補っているのでifとして生暖かく読んでいただけたらと思いますm(__)m
ランプ「私、温泉入りたい!」
マッチ「え?」
きらら「温泉?」
ランプ「クリエメイトの皆様をお誘いして大晦日の温泉回を開きたい!」
マッチ「…あー、やっぱりそう言う目的があるんだね」
きらら「でも皆エトワリアの年越し準備で忙しいみたいだし、ランプも神殿の仕事があるんじゃ…」
ランプ「と言う訳で、この前話してたマッチ秘蔵の温泉がある場所に案内して!」
マッチ「きららの話聞いてなかったのかい?第一それを教えたら秘蔵の意味がなくなってしまうよ」
ランプ「今朝私の秘蔵のケーキを食べたのは誰?今なら道案内だけで許してあげるわ」(マッチの尻尾を鷲掴みにするランプ)
マッチ「……これは逆らったらまた僕の身体が明後日の方角に伸びてしまうな」
きらら「盗み食いしなければ最初からこうはならないんじゃ……」
コルク「話は聞かせてもらった、私も同行させてもらう」
マッチ「商売人の君にあの場所を知られると色々と面倒になるんだけどなぁ」
コルク「無論タダとは言わない、案内してくれたら謝礼を出す」(虹色に輝くチケットの様なものを差し出す)
きらら「え、これってまさか…!」
ランプ「げ、限定コールチケット!?」
コルク「入手ルートは極秘、だけど温泉や周辺で手に入る物を考慮すればお釣りが来る」
クレア「損して得取れ、って事だね。さすがコルクちゃん!」
マッチ「いや、僕はまるで得してないんだけど…」
ランプ「決まりです!マッチをツアーガイドにして年末温泉回が始まる、そしてクリエメイトの皆様と……はうううう!」
新イベント情報(大嘘)
~ドキッ!クリエメイトだらけの湯けむり旅情~
クエストをクリアしてアイテム「フルーツ牛乳」「温泉卵」を集めよう!集めたアイテムは召喚チケット、クエストキー等に交換可能!
「温泉の湯」は各作品の星結晶に8つまで交換できます
~山道を歩く一同~
マッチ「ほら皆、そんなゆっくりじゃ日が暮れちゃうよ」
ランプ「マッチは飛んでるからそんな事が言えるの!」
きらら「前にもこんな会話した事あるよね……あはは」
コルク「あの時より世界は平和になってる、魔物もあまりいない」
ポルカ「けど、海沿いの街に比べたら道はまだ拓けてないよなぁ…さすがにこの荒れ道はキツいぞ」
カンナ「現地で材料調達してロッジを建てるんだろ?腕が鳴るな」
ライネ「ぜぇ…ぜぇ…腕…より…脚が悲鳴を上げてるわ……」
クレア「一休みしようにも、この辺りは枝や落ち葉で地面が殆ど見えませんし……」
~歩き続ける事数十分~
ランプ「霧が濃くなってきましたね……」
きらら「ちょっと待って、これは…霧じゃなくて、湯けむり?」
クレア「あっ、ほんのり温泉の匂いが……」
コルク「近い、この濃い湯けむりのせいで今まで他の人に見つからなかった理由もわかった」
ポルカ「おまけにあの道じゃわざわざ探しに来る奴は居ないって事か」
ライネ「ぜぇ…ぜぇ…な、なんでも…良いから…早く休ませて…」
カンナ「冒険者引退してから体力落ちたんじゃねぇか…っと、こりゃあ」
(大浴場よりも広い温泉が飛び込んでくる)
マッチ「どうかな?ここが僕の秘密の場所、エトワリアでもこれだけの広さを持った秘境はそうないと思うよ」
きらら「わぁー広い…!」
クレア「街のプールの……えっと、10倍くらいはあるでしょうか!」
ランプ「こ、これだけの広さがあればクリエメイトの皆様全員が……!!!(身悶えるランプ)」
ポルカ「たはー、すげーなこれ!おれ達の家全部合わせても足りないくらいだぞ!」
コルク「……予想外、これは大きなビジネスチャンスになる」
ライネ「も、もうダメぇ……(倒れ伏す)」
カンナ「温泉入る前にのぼせてどうすんだよ…おいポルカとコルク、ライネを運ぶの手伝ってくれ、あたし一人じゃ重すぎて無理だ」
マッチ「さりげなくひどいこと言ってるのはこの際指摘しないでおこう」
数分後~
カンナ「んじゃ、あたしとポルカは大木を探してくるとしよう」
ポルカ「おれの鍛えた斧があればお茶の子さいさいだからな!」
コルク「…死語」
ポルカ「えっ?なんだって?」
カンナ「今時そんな言葉使う奴居ないって事だよ」
きらら「そ、そうなんだ(これもクリエメイトの皆の影響かな?)」
クレア「それじゃあ私達は何をすれば…」
コルク「先に温泉に入ってもらって構わない、私は辺りを散策してくる」
ランプ「えっ、でもそれじゃ私達は手伝いにならないのでは…」
コルク「実際に入ってもらう、言うなればレポーターになってもらう事が手伝いになる」
マッチ「一人脱落者がいるけど良いのかい?」
コルク「問題ない」
きらら「ライネさんの扱いが……」
~数分後~
ランプ「では皆さん、早速温泉に浸かりましょう!クレアさん、バスタオルはマナー違反ですよ!」
クレア「えぇ~!?でも恥ずかしいよ…」
きらら「だけどこの温泉…湯けむりの量がすごいから、二人の顔以外殆ど見えないよ」
マッチ「すごいだろう?何故か裸だけを隠してしまう魔法の湯けむりなんだ、でも足元はしっかり見えてるから安全だよ。それっ!(温泉に飛び込む)」
ランプ「……マッチ?どうしてしれっとここにいるのよ!」
マッチ「え?だって僕は案内役だし、元々ここは所有者もいないから何も問題は」
ランプ「ちっがーう!どうして女の子だけの温泉にマッチが混ざってるのかって聞いてるの!おまけに温泉に飛び込むなんて、冒涜よ!」
きらら「ランプ落ち着いて!確かにマッチは男の子…じゃなくてオスだけど、でも人間じゃないんだし別にこの湯けむりなら裸を見られて困る訳じゃ…」
クレア「それにランプ、ひでりさんのお風呂見たこと無かった…?」
ランプ「クリエメイトの方は別です!マッチはいっつもそう!無神経だし、私のプリンやゼリーは食べちゃうし、クリエメイトの皆様が大切に作ってくれたチョコレートだって……!」
マッチ「全くランプは子供だなぁ、その事ならもう謝っただろう?」
きらら「食べ物の恨みは恐ろしいって言うよ…」
ランプ「マッチなんか…マッチなんかもう知らない!あっち行っちゃえーー!!(マッチを鷲掴みにして空高く放り投げる)」
マッチ「ちょ!ランプ!うわあああああ!ぐえっ(樹にぶつかる)」
クレア「あっ、ナイスコントロール……」
ランプ「マッチのバカ〜!」
マッチ「あててて……ランプのアホ~!もうコンビ解散だ!」
きらら「コンビだったの!?」
~秘境から離れた場所にて~
マッチ「ランプの奴、事もあろうに保護者である僕を投げ飛ばすなんて、全くとんでもない娘だよ!……そりゃあ僕もランプのおやつをつい食べてしまったのは悪かったけど、何もあそこまで怒らなくてもなぁ」
クロモン「くー」
マッチ「クロモン…まさか僕以外にこの秘境を知ってるものが他にいたのか」
クロモン「…くー?くー!(マッチに気が付く)」
マッチ「え、こっちを見てる?」
クロモン「くー!くー!(何かを訴える様に飛び跳ねる)」
マッチ「…争う気があるようには見えないし、何かあるって言うのかな?(地面に降りる)」
クロモン「くー!くくー!(身振り手振りのジェスチャー)」
マッチ「なるほど、…何が言いたいのかさっぱり分からないよ」
クロモン「くっ……(ズコーッ)」
???「何をしている、もう出発するぞ」
クロモン「くー!くー!」
マッチ「!?…この声、聞き覚えが」
???「全く…贖罪の旅が終わるまでお前達には会いたくなかったのだが、これも運命か」
マッチ「まさか……!」
~温泉地~
ランプ「はぁ~……極楽です~……」
クレア「旅の疲れが癒されます……」
ライネ「もうずっとここから動きたくないわね~…帰りもあの道を歩かないといけないのかしら」
きらら「ライネさんようやく復活出来たみたいですね、でも確かにあの道は……出来ればもうあんまり通りたくはないかも」
クロモン♀️「くー……」
クレア「ええっクロモンが温泉に?」
ライネ「大丈夫よ。このクロモンは大人しい子だから」
ランプ「それにこのクロモンはメスですから!」
きらら「どうやって見分けてるの?」
ランプ「それはですね、きららさん…ゴニョゴニョ」
きらら「そ、そうなんだ(ランプの言ってる事さっぱり分からない…)
」
ランプ「それに、マッチと違ってうるさくないから良いんです!」
クレア「ランプ、またマッチの話してるよ…本当は」
ランプ「ありません、そんな事は絶対にありません!マッチなんてアルシーヴと一緒に旅に出ちゃえば良かったのに!」
きらら「アルシーヴ……か、今頃どうしてるのかな」
ライネ「そのアルシーヴって人は自分のしてきた事に罪悪感を感じて旅をしているんだったわね…ランプちゃん、先生がいなくなって寂しくない?」
ランプ「寂しくなんて…、ない…事もないです、確かに私ときららさんはアルシーヴとずっと戦ってきて、でもそれはソラ様をお救いする為で…だけど、禁術でエトワリアやクリエメイトの皆様に争乱を招いた事、それは決して許される事ではありません」
クレア「複雑……だね、私もポルカから聞きました。リシュカって言う夢魔がずっと昔から見守っててくれて…でも、中々上達しないポルカを見かねたリシュカが、ポルカを乗っ取って、代わりに夢を叶えようとしたそうですね」
きらら「でもメリーさんのおかげで、最後にはリシュカとポルカもお互いに分かり合えて、今は二人とも別々の道を行ってる、だからランプとアルシーヴも、今はそんな感じなんじゃないかな」
ランプ「罪滅ぼしって言って、結局は皆と向き合わずに逃げてるだけです……マッチもアルシーヴも本当に勝手なんだから」
ライネ「ランプちゃん、それは言い過ぎよ。そのアルシーヴさんだって、皆と向き合う為には気持ちの整理が必要なの。今マッチと喧嘩中のランプちゃんにもね」
クレア「そうです!花名さんだって最初は全然気持ちの整理がつかなくてとても大変だったって、聖典を読んだランプなら分かるでしょ?」
ランプ「…マッチ、私が小さい頃からずっと一緒だった。いつもつまらない事で喧嘩はしてたけどすぐに仲直り出来てた、でも…こんなに激しく喧嘩したのは初めてです(湯船に沈みそうになり)」
きらら「マッチの事、探しに行こう?きっと今頃お腹空かせてるよ」
ランプ「…はい!」
~マッチと会話する謎の人物~
マッチ「そうか、旅の途中で立ち寄っただけだったんだね。こんな場所普通なら誰も来ないし」
???「だが、こうしてマッチ、お前と出会ってしまった。ランプやきららも来ている様だな」
マッチ「……良いのかい?このまま会わずにまた行方をくらましても」
???「…いや、良い。私自身が決めた事を自ら覆しては贖罪の意味がない」
マッチ「それもそうか…分かった、止めても無駄なんだろう?」
???「あの二人の事、頼んだぞ。それから……」
マッチ「…うん、任されたよ、だけどその前に、ランプとも仲直りしなくちゃね」
???「それで良い、お前は…お前の成すべき事を成せ。」
マッチ「いつかまた、会えるよね?君が居なくちゃランプはずっと聖典ばかりを読んでて真面目に勉強しないから、それにきららだって…」
???「生きていれば、運命の導きでまた会えるだろう、いずれな……(周囲が真っ白になる)」
マッチ「行ってしまったね、じゃあ僕も行かなくちゃ」
~温泉地~
きらら「マッチー!どこにいるのー!?」
クレア「マッチー!ランプが心配してるよー!」
ランプ「そろそろご飯の時間だよー!今日はマッチの好きなニウニウのクリームパスタをライネさんが作ってくれるよー!」
コルク「もう夜も深い、この湯けむりの中無闇に行動したらミイラ取りがミイラになる」
ポルカ「だからってこのままあいつ一人を放り出しておれ達だけで戻る訳にはいかないだろ!」
カンナ「簡単な小屋は建てておいた、休みたい奴は休んでいけ」
ライネ「ひぃ……行ったり来たり…もう限界……」
ランプ「ど、どうしよう…私がつまらない事で喧嘩なんかしたからマッチが……マッチが……!うわぁぁぁぁん!!」
きらら「ランプ落ち着いて、マッチなら大丈夫だよ!ハッカの術に掛かったあの時だって、マッチは霧の中から私達を助けてくれたのを覚えてる?」
ランプ「きららさぁん……」
「……ンプー!!」
きらら「あっ!」
ランプ「今の声どこから!?」
コルク「静かに」
カンナ「…向こうだな」
ポルカ「え?どっちだ!?」
ライネ「(殆ど声が出なくなり)」
マッチ「ランプー!!きららー!!皆ー!!どこにいるんだーい!?」
きらら「……あっ、湯けむりの向こうに何か見えるよ!」
クレア「尻尾……?」
コルク「居た、マッチに間違いない」
カンナ「マッチに間違いない、マッチがいない、って洒落か?」
きらら「…カ、カンナさん?」
コルク「……偶然」
ポルカ「んなこたぁどうでも良いだろ!おーいマッチ!!おれ達はここにいるぞー!!」
マッチ「湯けむりの中に……居た!皆だ!」
~小屋の中~
ポルカ「ったく、皆に心配かけさせやがって…このバカマッチ!」
コルク「毛玉」
クレア「仔豚!」
ランプ「ひっく…マッチの…ひっく…あんぽんたん!おたんこなす!」
カンナ「傷口に塩塗り込んでるなお前ら」
マッチ「毛玉はともかくブタはないよ」
ライネ「クレアちゃん、苺香ちゃんの影響かしら……」
クレア「ご、ご、ごめんなさい!悪い子を叱る時はこうすると良いって…」
きらら「大分間違ってると思うなそれ…」
マッチ「きららがそれを言うかな」
ポルカ「まあ、とにかく…無事に見つかってよかったじゃないか」
ライネ「ランプちゃん、マッチに何か言いたい事があるんじゃないかしら?」
ランプ「えっと、あの……」
カンナ「さっさと吐いて楽になれよ」
コルク「素直になれ」
きらら「ほら、ランプ……」
マッチ「(しょうがない、ここは……)」
「ごめんねマッチ!(ごめんよランプ)」
ランプ「……」
マッチ「……」
きらら「……くすっ」
クレア「…あはっ」
ポルカ「……あっはははは!」
ライネ「二人とも、本当に仲良しさんね~」
カンナ「とんだ茶番だったな、まあそれなりに笑わせてもらったよ」
ランプ「皆さんそんなに笑わないで下さいよ~!」
マッチ「まあ、茶番なのは事実だから仕方ないよね」
マッチ「あ、そうだ。ランプにこれあげるよ」
ランプ「これは…卵?」
~マッチの回想~
???「それから…これをお前に託そう」
マッチ「……?あ、温泉卵か」
???「旅の途中で得たのでな、私には必要ないものだ」
マッチ「……あぁ、温泉に入ったんだね」
???「あくまで旅の途中だ」
マッチ「そう言う事にしておくよ」
???「ランプ達の手土産として渡してやってほしい、今の私にしてやれる事は……この程度だ」
マッチ「いやぁ驚いたよ、まさかこの温泉に精霊が居たなんて。その精霊がこの卵をくれたんだ」
ポルカ「精霊がいるのかよ!?」
コルク「マッチ、嘘をついている様に見える」
マッチ「(ギクッ)」
クレア「精霊さんかぁ…でも、私は信じても良いと思います」
カンナ「ま、良いんじゃねぇか。その精霊とやらのおかげでこいつら再会できたしな」
きらら「温泉卵かぁ…ツンツーン乗せたら美味しいってリンさんが言ってたよ」
ライネ「それじゃあ、早速持ち帰って、これでご馳走を作りましょう!」
マッチ「ニウニウのクリームパスタもあるんだよね?楽しみだよ!」
カンナ「こいつ、しっかり聞き耳立ててやがったな」
ランプ「もうマッチ、今度から黙っておやつ食べちゃダメなんだからね!」
クレア「ランプ、嬉しそうだね、私も何だか嬉しい!」
ポルカ「うっし、じゃあ今回の旅はこの辺で…おーわりっ!」
【きららとランプの湯けむり旅情】~FIN~
>>16です
あけましておめでとうございます
まず初めに5ヶ月近くも音沙汰なくすみませんでした…
突然ですがシュガーとソルトのお話を書きたいと思います
きらファン水着イベント以降、ゲーム(イベント)もリアルも忙しく本編の1章と4章、こみがイベント等を見返す時間が中々取れなくて遅くなってしまいました
T(超)M(短い)O(お話)なうえ、結構思いつきだけのお話なので楽しめるかどうか分かりませんがよろしくお願いします
注意
・本当に短いです(分かりませんが読了まで恐らく5分以内)
・オリジナル要素がありまくりかもしれません
・あと2時間少々お待ち頂けたら…(遅くても今日中には)
『エトワリアの大晦日』
この世界でも、年末年始はいつも慌ただしい
このお話は二人の姉妹のとある大晦日の日の出来事である……
ここはシュガーとソルト、二人の部屋
女神ソラによって割り振られた、神殿の中にある部屋である
ソルト「大そうじも年内に終わりましたし、後はおそばを食べて年をこすだけですね。」
シュガー「そうだねー。ふぁーっ、こんなにギリギリまで大そうじすることになるなんて思わなかったよ〜……。」 ウトウト
ソルト「それはシュガーがこまめにそうじをしていないからです。来年はしっかりそうじするようにしましょう。」 キッチリ
シュガー「そうじのお話はいいからさー。早くおそば食べよー、ソルト!」
ソルト「はぁ……そうですね。では、おそばを温めますので少し待っていて下さい……。」 カチッ ボッ
数分後……
シュガー「ね〜ソルト〜!おそばまだできないの〜!」
ソルト「もう少し待っていて下さい……。仕上げにこのかきあげを乗せて……できました、取りに来てください。」
シュガー「はーい!……あーっ!!??」 ビックリ
ソルト「シュガー……どうしたのですか?」
シュガー「なんでなんでー!どうしてかきあげ入れちゃったのー!シュガーはサクサクしたのが好きなのにー!!」 プンプン
ソルト「あ……そうですね。これはソルトに非があります。シュガー、すみませんでした。……ですが、今日はこれでがまんして下さい。」 ペコ
シュガー「やだー!シュガーはサクサクのかきあげが好きなのー!」
ソルト「わがまま言っても、無理な物は無理です。こんなに遅くては、お店も閉まっているでしょう。……早く食べないとこのおそばも冷めてしまいます。」
シュガー「いいもん!そのおそばはソルトが食べてっ!シュガーは、ランプと一緒におそば食べるもん!」
ソルト「夜分に迷惑ですよ。それに今日は、熱を出したマッチの、看病をしているらしいです。シュガーが行っても邪魔になるだけだと思います。」
シュガー「むっ!だったら、アルシーブ様のとこに行くからいいもん!ソルトのわからずやー!あたまでっかちー!べーっ!だ。」 パッ
ソルト「ちょっ……待って下さい、シュガー。」
ここはアルシーブの部屋
シュガーとソルトとは違い一人部屋である
アルシーブ「……どうしたのだシュガー、こんな夜遅くに。」 キィー
シュガー「聞いてください、アルシーブ様ー!ソルトがシュガーのおそばにかきあげを乗せちゃったんですー!」 プンプン
アルシーブ「?……落ち着け。順を追って話せ。」
シュガー「はい!シュガーはサクサクのかきあげが大好きなのに、ソルトがおそばの上に乗せちゃったんです。それでけんかになっちゃって、シュガーはアルシーブ様のところにきました……そんなことしたらサクサクじゃなくなっちゃいますよね!アルシーブ様。」
アルシーブ「ふむ、そうだな。……ソルトはなんと言っていた。」
シュガー「えっ?……それはどういう意味ですか?」
アルシーブ「ソルトからお前への謝罪はなかったのかと聞いている。」
シュガー「そ、それは……あった、と思います。」
アルシーブ「そうか、なら許してやれ。……そしてお前からもソルトに謝罪するんだ。」
シュガー「どうしてシュガーがあやまるんですか。悪いのはソルトですよね?」
アルシーブ「きっかけはソルトが作ったかもしれない。だが、お前はソルトが用意した蕎麦を置いて私の部屋に来たのだろう…?。その点はお前にも非はあるのではないか。」
シュガー「あ……」
アルシーブ「……落ち着いたら部屋に戻れ。」 ポスッ
クロモン(正月Ver)「クー!(がんばれ!)」
シュガー「……はい。」
あれからしばらく時間が経過したシュガーとソルトの部屋 ガチャ
シュガー「……」
ソルト「……シュガー、やっと帰ってきました。おそば、温め直しておきましたよ。」
シュガー「怒ってないの、ソルト……?」
ソルト「もう怒ってません。こんなのいつもの事ですから。それに、さっきはソルトが悪かったです。シュガーはかきあげがサクサクなのが好きなのを知っていたのに。」
シュガー「ううん、シュガーもごめんなさい!ソルトがいっしょーけんめい作ってくれたのに!わがまま言っちゃって……。」
ソルト「もういいのです。それよりも、おそばを食べましょう。急がないと年こししてしまいますよ。」
シュガー「……うん、そうだねー!!」 ニコッ
……このお話は二人の姉妹のとある大晦日の日の出来事である
あとがき(的なもの
)
何度も短い、短い言ってたのですが結構長くなってしまいました
これでは5分では読めないですね多分(笑)
書いてる内に書きたい掛け合いとかシーンとか出てきてしまって
これでも削った部分もあるんですけどね
あと、ちょっとおかしいところがあってもご愛嬌ということで
SSは人生初でしたが楽しんで頂ければ嬉しいです
あと、後日談というかオチみたいなものも削ったので明日以降に書くかもしれません
お楽しみにー(してくれる人いますかね?)
>>119
こんなゴミSS読んでくれてあばばばりがとうございます!
里娘に需要があるなら、次回も頑張(ry
>>127
面白かったと思う
でも読むのに5分はかかんないかな・・・(多分1分弱位で読んだ)
>>127です
感想くれた方ありがとうございます
改行とか下手ですみません、読み辛いですよね?
言うの2度目ですが、後日談(オチ?)も書こうと思ってます
4コマ風味の超短いやつです(今度こそ)
シュガーとソルトもですがランプとマッチ、アルシーブ様のその後等も書けたらと思います
よろしくお願いします
>>130
1分弱ってマジですか!?
自分でも読んでみて5分はかからなかったけど3分くらいはかかりましたよー
速読家なんですね
最初は1レスに収まるくらいの長さにするつもりだったので、もしそうだったら10数秒とかで読み切っちゃったんですかね?
正午…とあるダンジョン内部___
星川麻冬「…セリフメインの戯曲タイプssであれば、セリフごとに1行開けて改行を行う方がグッと読みやすくなるわね。セリフ以外でも、オノマトペの挿入についても、パッと見の分かりやすさを重視して行うのがいいと思うわ、こんな感じにね…」
杖ポカッ!
宮子「痛っ!麻冬さん、私を叩いて実践しなくても〜…」
ハァー…
麻冬「またアンタったら私の目を盗んで携帯食食べようとして…。必要な分だけっていつも言ってるでしょ…」
拳銃ズドンッ!ズドンッ!
藤川歌夜「オノマトペは見た目がセリフに被らないようによく半角カタカナで書かれますけど、全角カタカナにすることでよりけたたましく魅せることが出来たりするッスよね…、例えばこんなのとかっ!」
スチャッ…
機関銃ズドドドドドドド───
クロモンA、B、C「「「くー!!(恐怖)」」」
スタコラ、スタコラ…
麻冬「まぁ、表現の仕方って色々あるし、自分が好きなやり方で適材適所に使い分けていくのが一番ね…」
麻冬「…って歌夜、剣と魔法のエトワリアで何て物騒なもの持ってんのよ、ボロ雑巾のようになったクロモンなんて私は見たくないんだけど…?」##
歌夜「は〜い、ちゃんと錬金術で戦いますよ…」
歌夜(あっ、チルダが化けた…。「〜」じゃないとここじゃ使えないんだったね…)
宮子(あと一個内緒で持ってるの、麻冬さんには黙ってよっと…)
中の人以外違うごちうさ
〜でぃあまいしすたー〜
注意!
・キャラ崩壊が著しいです(特にメリー)
・ごちうさ映画のop前あたりまでのパロ
・映画と比べながら読むことをおすすめします
タッタッタッタッ……
ハァハァハァ…
律「…おうわぁっ!」
大会「律ちゃん!大丈夫か?」
律「…はぁ…はぁ…はぁ…」
大会「無理はするな。後から来ても大丈夫なんだぞ」
律「いや…大丈夫です………だって急がないと……急がないとメリーが!」
〜〜〜〜駅にて〜〜〜〜
由紀「大丈夫?メリーちゃん」
メリー「いや、特に身体に異常とかはないけど……え?なに?どうしてアタシ駅に連れてこられたの?」
縁「メリーちゃん、もう泣かないで〜…」
メリー「泣いてないわよ!?これホントになに!?」
由紀・縁「「………………」」
メリー「2人で困った表情で見つめ合わないで。アタシがおかしいみたいじゃない…」
タッタッタッタッ……
由紀「……ん?」
縁「どうしたの?」
由紀「律ちゃんと万年さんだ!おーい!」
律「メリィィィィィィィィィィィィィ!!」
メリー「律!ちょっと由紀と縁が変なんだけど…」
ガバッ
メリー「うわっとと、突然抱きついてきてどうしたのよ律」
メリー「……まさか律まで変になってない?アタシのことはっきりとわかる?」
律「メリーのことは忘れないからな…」
メリー「なんか重いわね……」
律「うわあぁぁぁぁぁメリィィィィィィィ!」
メリー「なに急に泣きだしてるのよ!」
〜〜〜〜駅入口〜〜〜〜
ひでり「メリーさん達どこにいるんですかねぇ」
キョロキョロ
椎奈「まったく、ひでりさんが遅れるからですよ」
ひでり「あっ!あそこです!」
椎奈「えっ、ま、待ってくださーい!」
メリー「えっと…これどうしたらいいの?全然泣き止んでくれないんだけど……」
律「ほら…大会さん……」
大会「ああ…」
大会「これ、ドーナツだ……私がコンビニで買ってきた…」
メリー「えっ!ドーナツ!?よくわからないけどありがたくもらっておくわ!」
大会「むこうに行っても…グスッ…連絡くらいしてくれよな…」
メリー「むこう?むこうってどこ?幻界のこと?」
律・大会「「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
メリー「って、大会まで!?もぉぉぉーーなんなの一体!?」
タッタッタッ
由紀「あ、椎奈ちゃん、ひでりちゃん」
サッ
メリー「なんで縁の後ろに…」
椎奈「どっどうしたんですか!?」
ひでり「えっなんですかぁ?転校するんですか?」
メリー「その反応は……椎奈達は正常なのね!いや、そうであって!お願い!」
縁「ひでりちゃん違うよ〜。メリーちゃんは一週間、帰省するだけだよ」
メリー「えっそうなの?アタシ帰省するの?」
由紀「まったくもー」
テム・レイ「やれやれだ」
ゴソゴソ
メリー「なに?由紀、その帽子…くれるの?」
ギュムッ
メリー「ちょちょちょちょなになになに!?ハンカチを顔に押し付けないで!」
由紀「しっかりしてよ、ほんの少し離れるだけだから」
グイグイ
メリー「わかった!わかったから、そのハンカチ早く引っ込めて!」
縁「お姉ちゃんがそんなことで大丈夫?」
メリー「はい!?」
律「でもさーメリー、どうして急に帰ることになったんだ?」
メリー「いやアタシが聞きたいんだけど……」
律「なるほど、お姉ちゃんから手紙がきたのか」
メリー「どこから湧いて出たのよ!その話題!」
律「どれどれ……メリー元気?由紀ちゃんと仲良くしてる?」
メリー「虚空に向かって話しだした…」
律「実は最近、うちの店が凄く忙しくなっちゃって」
大会「でも、メリーは帰ってこなくていいからね。本当に大丈夫だから。本当よ?お姉ちゃん達でなんとかするからね」
ひでり「p.s.由紀ちゃん達の写真いっぱい撮ってきてね」
メリー「ひでりまで虚空に!?あとやたら由紀にこだわるわね!」
椎奈「ジョニーより」
メリー「ジョニー!?ジョンじゃなくてジョニー!?お姉ちゃんにしては男っぽい名前……いやそういう問題じゃなくて!」
縁「ジョニーさんらしい〜」
メリー「会ったことあるの!?」
メリー「………ちょっと待って。やっぱりみんななんかおかしいわ」
メリー「アタシは別に帰省しないし、ジョニーなんて人もしらない。しかも律達は虚空に向かって話しだすし」
メリー「これはもしかして夢魔の仕業……」
由紀「これ私のじゃん!」
メリー「話の途中!そのクマのぬいぐるみどこからだしたのよ!」
ギュ…
メリー「…?何?顔なんか押し付けてきて…」
由紀「うぅ、ぐるじいよぉ〜…」
メリー「えぇぇぇー………」
ひでり「心配しないでください!メリーさん!」
メリー「いやこれは心配するわよ!?病院が来いってやつよ!」
椎奈「私達もお店手伝いに行きますので」
メリー「突然の共に帰省します宣言!」
縁「え〜メリーちゃんが帰ってる間私がお姉ちゃんなの?」
メリー「また脈絡がないところから話題を汲み取ってる…」
ひでり「よろしくです〜ゆか姉」
椎奈「え、えっと……ゆ、縁…お姉…ちゃん」
メリー「椎奈アンタ絶対無理してるでしょ!顔が変な色になってるわよ!」
縁「お姉ちゃん…!私がお姉ちゃん……ごほん、みんな、厳しくいくからね〜」
ひでり「いえっさー!」
椎奈「あ、い、いえっ…」
ひでり(椎奈さん頑張ってください!あとセリフ少しだけですから)
メリー「化けの皮が…」
ダララララララララララララララララララ
メリー「何!?って律!?なんでドラムロールなんか」
大会「ベルがなったな。そろそろ電車が出るみたいだ」
メリー「今のベル!?電車が出る時のベル!?個性を発揮するとこ間違ってるわよ律!」
由紀「ほらメリーちゃん、早く行かないと出発しちゃうよ?」
メリー「あっホントに乗らなくちゃなのか……」
由紀「寂しいかもしれないけど、せっかくの帰省なんだから毎日電話かけてくるのはナシだよ?」
メリー「いや、かけないわよ…ていうかこの電車どこにむかうの?いや、それよりもどうしてこんな状況になってるの?なんでみんな今日はこんなにもおかし……」
由紀「いいからさっさといってーー!」
メリー「エエエエェェェエェエェエエエェェェェ!?」
ダララララララララララララララララララ
メリー「……………………エェェェェ……」
椎奈・ひでり「「いってらっしゃーい」……」ゴフッ
律「いっララララっラララララゃーい!」
大会「…………うん」
縁「…………えへへ」
テム・レイ「………………」
由紀「……まったく、しょうがないメリーちゃんだね」
メリー「それこっちのセリフゥーーー!!」
でぃあまいしすたー
〜fin〜
おまけ
ニナ「……と、いうわけで、年末年始企画、周りの人達が突然Dear My Sisterの再現を始めたら、メリーちゃんはどんな反応をするのかモニタリング!でしたー」
勇魚「……ごめんね、メリー……つい笑っちゃっプフッ 」
千穂「日向さん結構ノリノリだった…」
慈「丈槍さんも楽しんでたみたいね」
りん「なんか1人すごく場違いな人がいた気がするんだけど…」
葵(ジョニーさんの枠は勇魚ちゃんでよかったんじゃないのかな、ネタ的に)
>>146
感想ありがとうございます!
初めてのssだったのですが面白いと感じてもらえてよかったです
エトワリアでのゆゆ式唯ちゃんといいんちょ(相川さん)のお話です。ヤマなしオチなし。ゆゆ式っぽくなってるかすら分かりません。
いいんちょ視点で、ゆゆ式原作程度の百合っぽさがあります。
初めて書かせていただく者なので読みづらいところが多々あるかと思いますが、宜しくお願いします。
〜〜〜〜〜本文〜〜〜〜〜
「お疲れ様でしたー!」
クエスト?が終わって、参加した皆で挨拶をした。
そこからは流れ解散だったので、里の方へ歩きつつきららさんとランプちゃんが配ってくれた革袋の中身を確認する。ちょっと強い魔物が多かったからかな、いつもよりコインがたくさんだ。
これくらいあれば、ライネさんのところの新しいスイーツを食べても平気かも。早速行っちゃおうかな…
「相川さん。お疲れ様」
「わ!あ、こちらこそ。お疲れさま」
びっくりした。
お金確認してたの、ばれなかったかな。意地汚いと思われたかもしれない。
「これからライネさんのとこ行くの?」
ばれてる。多分だけど。
「うん。新しく出来たスイーツ、食べようかと思って。櫟井さんは?」
「アタシは…んー、どうしようかな」
櫟井さんは予定、特にないのかな。これって、チャンス、だったり。
続きです。
〜〜〜〜〜本文〜〜〜〜〜
「じゃあ、アタシもライネさんのとこ行こうかな。一緒でも大丈夫?」
「も、もちろん」
意味もなく両手を出して顔の前で振ってしまう。かしこまらないで、って感じに。
「じゃあ、祝勝会、みたいな?感じかな」
「あ、確かに」
二人でちょこっと笑う。櫟井さんは、確か今日かなりの攻撃を受けてた、はず。
さらに続き。
〜〜〜〜〜本文〜〜〜〜〜
やっぱり甘いものが欲しくなるのかな。
「相川さん、今日はありがとね」
「あ、うん。櫟井さんこそ、大丈夫だった?沢山攻撃を受けてたけど…」
「うん、大丈夫。相川さん回復してくれたし」
にっこり、柔らかく笑ってくれる。やっぱり櫟井さんは優しい。
「次もよろしくね。まあ…ケガしないのが一番だけど」
「その通りだね…でも、うん。こちらこそ、宜しくね」
これで終わりです。
〜〜〜〜〜本文〜〜〜〜〜
私と櫟井さんは風属性だから、一緒にクエストに行くことが多い。その上ケガの多いナイトとケガを治すそうりょだから、相性が良いみたいで。櫟井さんの役にたてるらしくて。
たぶん、それが一番大きい理由だと思う。
私は、エトワリアが大好きだ。
もちろん元の世界も楽しいからこそだけど。櫟井さんとたくさん話せるし、岡ちもふみおちゃんも楽しそうだし。野々原さんも日向さんも、松本先生もちゃんといる。
この場所にずっといたいな、なんて。そう思える、素敵なところ。
もうすぐ、皆がいる里に着く。
明日もクエストがあるといいな。
牛に見える岩「野クル……」
森の中の泉「野クルだと!?」
安全祈願の社「やつらが帰ってきたというのか!!」
大垣千明「北の山よ! 我らは帰ってきた!」
犬山あおい「今度の交換もボックスガチャやでー」
各務原なでしこ「アイテムが永遠になくならないってことだよね!」
千明「今回は新たな仲間も加わった。イベボ増し増しでいくぞ! て言うか遅刻だお前ら!」
斉藤恵那「ヒーローは遅れて登場するものだよ。あと朝寒いし」
牛久花和「いきなり呼び出されて来たけど、この集まりは何なのよ一体」
舘島虎徹「こ、怖いよお……」
志摩リン「山でとっていいのは写真だけ……。だが残していいのは足跡だけ、とも言う」
きらら「はい。今回も根こそぎいきます!」
花和「それ意味が違わない!?」
千明「よく言ったきらら隊員! ゆくぞ皆の者、コルクの店を松ぼっくりで埋めつくすのだ!」
一同「「「おー!!」」」
-----
復刻イベント「野クルと北の山と初キャンプ△」開幕です
初開催時はとんでもねー数の箱を開ける人がいましたが、今回はどうですかね
虎鉄「きららちゃんってかわいいよね・・・お星さまみたいで」
きらら「こ、虎鉄さんもかわいいよ、声も可愛くて」
虎鉄「え?あ、私は名前の事言ってたんだけど、きららちゃん、見た目の事だと思ったの?」
きらら「虎鉄さん・・・」
虎鉄「え、きららちゃん、近い、近いよ!?」
きらら「焦る顔も、声も可愛いです・・・」
虎鉄「え、えええ?!きららちゃんは本気で言ってるの?!だ、駄目だよ、私は、あわわわ」
きらら「
1レスSS「椿森のひとりごと」
※ぼかしてるけどガチ百合(クレイジーサイコ?)注意
栄依子ちゃん、寝ちゃったの?
じゃあ、Trickするね
次は、ライチを食べるの
綺麗、これは新鮮な色ね、おいしい
お豆さんもおいしい・・・
今度は、上と下でTrickなの
起きたら、お仕置きされちゃう
悪い私にたくさんお仕置きしてね、
栄依子ちゃん
なんだか、この画像からネタというかインスピレーションが湧いてしまったので書いてみました。
がっこうぐらし!
「けっこん」
「けっこん」 1/4
美樹「先輩、どういうことですか?説明してください。」
胡桃「説明って言っても、見ての通り、私とりーさんの子供なんだ。」
由紀「胡桃ちゃんもすみにおけないね、いつの間に」
胡桃「あ、あんまりからかうなよ。」
悠里「二人とも驚かせてごめんなさい。でも、こんなときだけど、いえ、こんなときだからこそ、育てたいの。」
美樹「二人の意思がそうなら、私は祝福します。」
由紀「よし、次のイベントは『結婚式』だね!」
一同「えっ」
「けっこん」 2/4
由紀「ほら、それって結婚するってことでしょ。だったら、私とみーくんで二人の結婚式を挙げようよ。」
美樹「それは良い考えですね。」
胡桃「そうだな、前からこういう由紀の提案は受けておくのが正解だったもんな。」
悠里「由紀ちゃん、美樹さん、ありがとう。お願いするわ。」
「けっこん」 3/4
美樹「ありあわせの布ですが、簡単なドレスなら作れそうです。」
由紀「胡桃ちゃんはタキシードの方が似合うかな?」
胡桃「私もドレスがいい。全く何だと思ってるんだ。」
由紀「そういえば、前にお嫁さんになりたいって言ってたよね。」
胡桃「そんなこともあったな。」
由紀「じゃあ、夢が叶うんだね、おめでとう。」
胡桃「ああ、ありがとうな。」
「けっこん」 4/4
由紀「二人共、似合ってる、きれいだよ。」
美樹「さあ、始めますよ、由紀先輩。」
美樹「それでは、これより新婦 恵飛須沢胡桃、新婦 若狭悠里の結婚式を行います。」
胡桃(守ってもらった命、"次"へ繋いでいくから、見守っててくれよ、めぐねえ)
−終わり−
日向縁 ☆5 陽属性 魔法使い
スキル1:
敵全体に陽属性の特大ダメージ +
味方全体の魔法攻撃を一定ターン特大アップ
スキル2:
敵全体に陽属性の特大ダメージ +
味方全体の行動速度を一定ターン大アップ
とっておき:
クリティカル確定 +
敵全体に陽属性の特大ダメージ +
自身のリキャストリセット
縁「私、里内最強」
縁「という夢を見たの」
唯「最強だな」
ゆずこ「じゃあ、そんな最強な縁ちゃんにいくらまでなら出す?」
縁 タレ目 紫色 \
唯「課金か」
一人 \
フル覚醒 \
唯「生々しいな」
縁「課金って、ゲームの将来への投資だよねー」
ゆずこ「そうそう、惜しまず投資しないとね」
唯「違うだろ。欲しいからだよ。好きなキャラや強いキャラが欲しいからだろ。」
縁「じゃー私、唯ちゃんがピックアップされるまで石貯めるー」
ゆずこ「私も唯ちゃんがピックアップされるまで石貯めるー」
唯「そ、それなら選べるチケット使えばいいだろ」
縁「その手があったかー」
ゆずこ「本当は既に持ってるんだけどね」
ふみ「どうも、確定チケットです」
唯「あ、チケット来た」
ふみ「選べるチケットです」
唯「あ、すごくなった」
「「「「「「「きららファンタジア、好評配信中!」」」」」」」
唯「ユーザー以外見て無さそうなところで宣伝か」
おしまい
※ゆゆ式は読者、視聴者に話しかけるような作風ではないのでこのオチは間違いです
───乃莉から借りてた懐中時計、昨日魔法の研究中ウッカリ鍋に落として金色のトカゲにしちゃったわ。乃莉には黙ってましょう…
小梅「ねぇ乃莉、今度の遠征先についてなんだけd」
乃莉「ちょっと待って小梅。今のモノローグは何…?」
小梅「なっ…!?いきなりメタい事言わないでよっ!」
乃莉「こんなでっかくスペースを取って物々しく書いてあったら誰でも気になっちゃうじゃん!」
小梅「そりゃそうよっ!1行だけじゃなくて何行も開けて書いた方が、重要な事を言ってる様に魅せられるじゃないっ!」
ゆん「2人共、喧嘩の方向性おかしくなっとるで…」
乃莉「そうだった!小梅、私の時計どうしてくれんの!」
小梅「まだ覚えてたのね…。でもこれには深い訳があって…」
──────
───
─
乃莉『ちょっと、勝手に回想に入らないでよ!まさか過去に逃げる気じゃないよね!』
箒ヒューン…
小梅『乃莉こそ、過去まで追いかけて来ないでよ!』
─
───
─────
なる「…そういえば、最初に何も文字を打たなくても、すぐに入力した改行って反映されるんですね。逆に最後に改行を行なっても、末尾に文字がなかったら反映されないみたいです」
胡桃「でもそん時には末尾に───」
ゆん「末尾に空白を入力すればええで!」
胡桃「食い気味に台詞取られた…。さっきの台詞の語尾にダッシュが付いちゃったじゃん…」
なる「あっ、小梅さんと乃莉さんが現在に帰ってきました」
手首ガシッ
乃莉「やっと捕まえた…。小梅、私に何か言わなきゃいけない事あるよね?」##
小梅「わ、分かったわよっ!その…」
小梅「───と、時計失くしちゃてゴメンなさい。その…今度からちゃんと気を付けるから…。乃莉に怒られない様にするから…」
涙ポロポロ…
乃莉「な、泣かないでよ!もう許すから!別にそこまで気にしてないから!」
ワタワタ…
涙ピタッ
小梅「ホント?言質取ったわよ!ありがと乃莉♪」
乃莉「嘘泣き!?小梅ってばホントズル賢い…」
小梅「フフッ、魔女とはズル賢い生き物なのよ…」
胡桃「因みに一緒に喋る時は改行挟まない方がいいかもな!」
ゆん「因みにほぼ同時に話す時は改行挟まん方がええかも!」
【宇治松千夜&桐間紗路 エトワリア歓迎会】
千夜「みんな〜、今日は私とシャロちゃんのためにありがとう。
ロシアンルーレットぼたもちでガレット・デ・ロワをやりましょう。
当たりを引いた人が命令できるルールよ。」
シャロ「なんで普通にやらないのよ。」
リゼ「全く、当たりなのか外れなのか。」
−−−もぐもぐ もぐもぐ−−−
チノ「誰もなんともありませんね。」
千夜「シャロちゃん、我慢してない?」
シャロ「私のは普通だったわよ。」
ココア「いくらコーヒーの違いが分からなくてもそれぐらいは分かるよ。」
リゼ「さては、何か仕込んだと言って何もしてないな。驚かせるなよ。」
ランプ「さすが千夜様、そう来るとは予想していませんでした!」
きらら「私たちが歓迎する側なのに、ごちそうしていただいてありがとうございます。」
千夜「こうして私たちが会えたのはきららちゃん達のおかげだもの。もてなさせてもらうわ。」
きらら「ぼたもちって、あんこが入っていると思っていましたが、すりおろしたツンツーンが入っているんですね。」
リゼ(きららが引いたか…)
千夜「気に入ってもらえて嬉しいわ。でも、それは特製で普通はあんこなの。」
シャロ(無かったことにするつもりね)
ランプ(千夜様のアドリブ力素敵です、きららさんには悪いですが黙っておきましょう)
もはやこれまで
けいおんSS 時事ネタ
春休みもちょうど半ばの4月の初め、平沢家のリビングにて。
テレビの中で内閣官房長官が、大きな額縁を両手で掲げた。
「新しい元号は『唯和』であります」
私は飲みかけの紅茶を噴き出した。
「げほっ! ごほ、ごほっ!!」
口元を押さえて咳き込んでから、恐る恐る顔を上げてテレビの画面を二度見する。
見間違いかと思ったが、そんなことはなかった。白い額の中にはやっぱり、大きな『唯和』の文字があった。
隣を見ると、目と鼻の先で唯の顔がこちらを向いていた。
「和ちゃん!!」
開ききった瞳をキラキラ輝かせて、唯は叫んだ。
「すごいよ! 私たちの時代が来ちゃったよ!!」
「いや、私たちのことじゃないでしょ……」
「歴史に名前が残っちゃうよ! どうしよう!?」
「どうしようって言われても」
そのとき突然、背中に強烈な悪寒が走った。私はソファの背もたれに腕をかけ、跳ねるように後ろを振り返った。
包丁を両手で握りしめた憂が、いつの間にかそこに立っていた。
「和さん……」
憂は満面の笑顔だった。だけどなぜか私には、その顔が少しも笑っているように見えなかった。
「これは一体どういうことですか?」
「知らないわよ……」
背筋に冷たい汗が流れるのを感じながら、絞り出すように私は答えた。
「あ、憂ー! 見て見てすごいんだよ! 新しい元号、私と和ちゃんの名前に決まったよ!」
「うん、よかったねお姉ちゃん!」
唯だけに視線を向けてそう言うと、憂はリビングを出て行った。
「ぶー。憂も和ちゃんももっと大騒ぎしたっていいのにー」
(唯、せめて気付いてあげなよ……)
私は両手で自分の腕をさすりながら溜息をついた。
「えへへ〜、和ちゃ〜ん」
唯が横から抱きついてくる。冷たく強張った私の体に、子供みたいに高い体温が伝わってくる。
「次の時代も、私たちずっと一緒だねぇ」
テレビの画面の左上には、「新元号は『唯和』」というテロップまで現れていた。
(何だか、外堀を埋められちゃった感がすごいわね……)
唯の頭を撫でながら、口には出さず私は思った。
おわり
十倉「ジャージって地味よね。」
ランプ「いえ、服の上からでも分かる体のラインが素敵です。
(栄依子様ならどんな服でも輝いています。)」
十倉「あら、そんな風に見てたの?」
ランプ「ああ、つい本音が、あうっ」ズデー
青葉「ちょっと、派手に転んだけど大丈夫?」
ランプ「きれいなおみ足、ぴったりとした短パン、とても良いです。
(心配してくれてありがとうございます。大丈夫です。)」
青葉「そんな目で見られたら恥ずかしいじゃない。」
ランプ(また本音が!?)
陽子「ランプ大丈夫か?立てるか?」
ランプ「体操服の薄い生地のおかげで隠しきれないものが前屈みの姿勢により
強調されてなんという眼福ですか。(はい、立てます。)」
陽子「え、どこ見て・・・。」
十倉「ランプ、さっきから心の声が漏れ過ぎじゃない?」
佐久「そこまでだ。先程からのハレンチな言動、見逃すわけには・・・
な、なんだその下着同然のハレンチな恰好は!?」
青葉(佐久さんはブルマ知らないのね。)
佐久「とにかく、その格好と言動は風紀を乱す。連行させてもらう。」
ランプ「ぐへへ」
十倉「なんで嬉しそうなの?」
ランプ「はい、佐久様に連行されてみたかったんです。」
陽子「変わった趣味だな。」
佐久「これでは意味がないではないか。いいか、反省するまで帰さないからな。」
ランプ「それは佐久様と一夜を過ごすということに・・・」
この後めちゃくちゃ説教された
PV見て書いてしまった。
でも、多分こういう目で見るための衣装、ポーズですよね。
一人、イベントに関係ない人がいるけど連行要因なのであまり気にしないでください。
>>172
あまり長くなく、読みやすくていいですっ!!
ランプの良いところも出ていて、クリエ…ランプ好きな私としては100点満点のSSですぅー!!
百地たまて誕生日×キスの日 記念SS
タイトル(?)通りの内容です。
普段から自分の書きたいものしか書いてませんが、今回は完全に
"自分が欲しいシチュエーション"に徹しています。
栄依子「たま、誕生日おめでとう。」
冠「おめでとう。」
花名「おめでとう。」
たまて「ありがとうございます。いやー照れますなぁ。」
花名「それでね、栄依子ちゃん、冠ちゃん、少したまちゃん借りていい?」
栄依子「あらぁ、いつになく積極的ね。いいわよ、ゆっくりしてきて。」
冠「二人きり。」
たまて「では行きましょうか。何があるか楽しみですねぇ。」
花名「ご、ごめんね。私の勝手に合わせてもらって。」
花名「この辺でいいかな。」
たまて「人気のないところ、というなら良いんじゃないでしょうか。」
花名「それでね、私から特別なプレゼントをしたいの。受け取ってくれるかな。」
たまて「そりゃもう花名ちゃんからのプレゼントなら大歓迎ですよ。」
花名「今日が、たまちゃんの誕生日以外に何の日か知ってる?」
たまて「 それは、花名ちゃんから教えて頂けませんか?」
花名「えっとね、キスの日、なんだって。」
たまて「それは、つまり花名ちゃんからのプレゼントというのは…。」
花名「その、いや、かな?」
たまて「花名ちゃん、花名ちゃん、…うぅ、ぐす」
花名「そ、そんな、泣くほど嫌だった?」
たまて「違うの…嬉しくて…」
花名「え?え?」
たまて「うええええええ」
花名「たまちゃん…」
たまて「私って、おどけてしまう癖があって、素直になれないときもあって…。
今、初めて上手じゃなくても、素直に泣けたように思うの。
花名ちゃんのおかげで、花名ちゃんのことで泣けたことが嬉しくて、
もう少し、こうしていさせて…。」
花名「うん、安心して、どきどきも、泣いちゃうも、うれしいも
全部伝わってるから」ポロポロ
花名(今は私がしっかりしないといけないのに、私も泣いちゃってる。
でも、こんな風に言われて、嬉しくないはずないよ。)
・
・
・
たまて「もう大丈夫です。えーと、花名ちゃん、大好きです。」
花名「私もたまちゃんのことが大好きだよ。」
たまて「さあ、プレゼントをください。」
花名「うん」
「「」」
たまて「花名ちゃん、来年もプレゼントくれますか?」
花名「もちろん、来年も再来年もその次も、でも、その前に、これからは
毎日だってできるよね。」
たまて「そうでした。これからも、ずっとよろしくお願いします。」
花名「おんなじ思い出、たくさん作っていこうね。」
栄依子「おかえり、花名、たま。」
冠「おかえり。」
花名「ただいま。ごめんね。待たせちゃって。」
栄依子「何だか、いいことあったみたいね」アハ
たまて「バレちゃいましたかー。」
花名「いいこと、あったよ。」
栄依子「そっか、良かった。」
冠「ん」
花名(秘密が増えちゃったな。
でも、今度の秘密はちょっとドキドキして、嫌じゃないよ。)
−終わり−
蛇足
栄依子「先生、今日が何の日か知ってますか?」
清瀬「何だ?百地の誕生日だろ。」
栄依子「あら、ちゃんと生徒の誕生日把握してるんですね。」
清瀬「オマエは何でそんな偉そうなんだ。」
栄依子「それはそうと、キスの日だそうですよ。」
清瀬「そうか。」
栄依子「しませんか?」
清瀬「しねーよ。」
後書き的ポエム
私の未熟な文章力では
はなたまの千分の一の美しさも
書き出すことは出来ない
しかし私ははまたまをいつまでも心に
留めておきたい
素晴らしい作品を我々にくれた
篤見先生とアニメスタッフの方への感謝とともに いつまでも
心の中に咲かせておきたい
こみっくガールズイベント復刻記念としまして、シュガー&ソルトが出る4コマ風味SSを書こうと思います(予告しておかないとその時の気分によっては書くのをサボりそうなので…)
遅くても日曜日までには投稿?しようと思います
期待しないで待って頂けると嬉しいです
それと、私は前にここで『エトワリアの大晦日』を書いた者です
その時に予告した後日談は今年の大晦日までには投稿しようと思いますのでよろしくお願いします(遅ぇよっ!?)
>>183です
今回は短いのを書きたいと思います、楽しんでもらえたら嬉しいです
『シュガー&ソルトの4コマ風味SS』(5コマ?)
シュガー「約束どおり遊びにきたよー!こゆめおねーちゃん!」 ガチャ
小夢「いらっしゃーい、シュガーちゃん!」 パアッ
小夢「お菓子、たくさん用意しておいたよー!」 ドーナツナドタクサン
シュガー「わーい!シュガー、甘いおかし大好きー!いただきまーす!!」 ヒョイ
小夢「ちょっと待ってシュガーちゃん!外から来たらまず手を洗って、食べるのはそれからだよ?」 ユビタテ
シュガー「えー!シュガー、はやく食べたいよぉー…!」
小夢「それはダメだよ!お菓子を食べる前には手を洗う、お腹をすかせておく、この二つは絶対にこなさなければならないノルマなんだよ!この二つを達成した後のお菓子は安心安全でいつもより何倍も美味しく食べられるんだからっ!!」 ビシィッ
シュガー「いつもより何倍もおいしく…?わかった、こゆめおねーちゃん。シュガー、手を洗って、それから運動してお腹すかせてくるねー!」 タタタッ
小夢「あっ、ちょっと待って!?シュガーちゃーーーん!!」 テノバシ
2時間後、シュガーは帰ってきた。シュガーが帰ってくるまでの間、小夢は待つハメになったのだった…
※ややネタバレ注意※
『きららくれあ』
クレア「もぐもぐ…」 モグモグ
きらら「あれ、その黒い食べ物の名前、何ていうんでしたっけ?」
クレア「これですか?これはエクレアですよ。エトワリアエクレアです。」
きらら「えと、えとわ…エトワリアエクレア?美味しそうですね、私にも一口分けてくれあ〜!…なんちゃって!」エヘヘ
クレア「………」
きらら「あれ、どうしたの?クレア」
クレア「べ、別になんでもないですよ?…(きららさんがこんな冗談を言うなんて…笑ってしまいそうです)」 プクク
忍対オレオレ詐欺
プルルルル…
忍「はい」
詐欺師「おれだよ、おれおれ!」
忍「だ、誰ですか?」
詐欺師「お母さん、俺だよ!」
アリス(噂のオレオレ詐欺か…今すぐ止めないと!…まって、この場合詐欺師はどうするのかな?)
忍「お母さんなら外出中ですよ?」
アリス(おっ!意外と効果ありそうな返しね…これなら詐欺師も電話を切るはず…)
忍「でもお母さんに隠し子なんていたのですか!?」
アリス(そこ信じちゃうの!?)
詐欺師「そ、そうなんだ。それでだ。この間、同僚の女の子にに手を出してしまって…」
忍「どういう事ですか?」
詐欺師「と…とにかく、彼女に失礼なことしてしまった…」
忍「それはそれは、彼女さんに謝りました?」
詐欺師「謝ったら…お金を請求してきて…5万円なんだ」
忍「高っ!」
アリス(安っ!それくらい貯金すればいいじゃない…)
忍「謝ったのに5万円取ろうとするなんて酷いです!」
アリス(もう…何が何だか…)
忍「後日その人と会いましょう!ちゃんと話をすれば…」
詐欺師「…(やめとこ)」プチッ
ツー.ツー…
忍「あれ?」
アリス「(まぁそうするしかないよね。)シノ、今のはオレオレ詐欺だよ」
忍「えっ!?どうしてわかるのですか!!?」
アリス「普通わかるでしょ!」
たまたまきんモザを読み返していて思い浮かんだストーリーです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それは、このエトワリアに召喚されてすぐのことです。
「困ったわね…もう空き家が余ってないのよ…。カンナの方もまだ追いついてないみたいだし。3箇所しか空いてるお家がなくて。」
「ライネさん、ナイスです!3つ空いているなら、忍様とアリス様、綾様と陽子様、穂乃花様で分ければぴったりです!」
「そう、ランプちゃんが言うならそうね…。ごめんなさい、それでいいかしら?」
という経緯があって、アリスと一緒の家になったのですが…このお家、お風呂が広いんです!これなら、
「アリスー!一緒にお風呂入りましょー!」
「あ、シノが先に入ってていいよ!」
瞬殺されました…
その次の日も
「アーリス!私も入っていいですか?」
「し、シノ!?だめ!入らないで!」
その次の日も…
「アリス…お風呂…」
「もう上がっちゃった!」
何故一緒に入ってくれないのですかぁ!
* * *
シノ、がっかりしてるかなぁ。でも、やっぱりシノに裸見られるのは恥ずかしいな…
ヨーコとかアヤとか、カレンとかホノカとかはまだ大丈夫なんだけど、なんでシノだけこんなに恥ずかしくなるんだろう…
>>188
ミスしました!
誤:「ライネさん、ナイスです!3つ空いているなら、忍様とアリス様、綾様と陽子様、穂乃花様で分ければぴったりです!」
正:「ライネさん、ナイスです!3つ空いているなら、忍様とアリス様、綾様と陽子様、穂乃花様とカレン様で分ければぴったりです!」
申し訳ないです…
「千夜ちゃーん!遅くなってごめーん!」
今日はココアちゃんと恋人になってから初のデートの日。待ち合わせの時間の2分くらい遅れでココアちゃんが来た。来てくれるだけで嬉しいっ!
「ごめんね、チノちゃんに起こしてもらえなくて…」
…チノ、ちゃん…
「それじゃあ、商店街に行こっか!」
「そ、そうね!」
私はココアちゃんに笑顔を向けた。
* * *
「コーコアちゃん!」
「どうしたの、千夜ちゃん?」
「このピン、お揃いで買わない?」
「おっ!いいね!じゃあリゼちゃんとかシャロちゃんの分も買ってこうよ!」
「そ、そうね、みんなの分…」
* * *
「あ!千夜ちゃん、アイス屋さんだよ!アイス食べようよ!」
「そうね!私はココア味にするわ!」
「じゃあ私は抹茶味にする!」
「すみません、ココア味と抹茶味一つずつお願いします。」
「わぁ!おいしそう!…んっ!これすごく美味しいよ!はい、千夜ちゃん、あーん!」
「ココアちゃん…!あ、あーんっ!本当、おいしい!」
「あーあ、マヤちゃんやメグちゃんもいればよかったのに!」
「……。」
* * *
今日一日でわかっちゃったかもしれない。ココアちゃんは、『私』を見てるんじゃない。『私達』を見てるんだって。
「あーっ!今日は楽しかったね!ありがと、千夜ちゃん!」
「えぇ…。」
分かってた、そんなこと。そもそも私は、みんなの中心で笑っているココアちゃんを好きになったんだから。
「…千夜ちゃん、もしかして今日、あんまり楽しくなかった…?」
「えっ、そんなこと…。」
気づけば、噴水広場にいた。…私とココアちゃんが初めて出会った場所。
「私、千夜ちゃんの恋人だもん!千夜ちゃんと一緒に楽しみたいから…。」
…ココアちゃん。
「ココアちゃんの中に『私』っているのかしら…」
「千夜ちゃん?」
「今日一緒にいて、わからなくなっちゃった。ココアちゃんが私のこと、考えてくれてるのか…。」
「いないわけないよっ!」
「ココアちゃ…んんっ!」
ココアちゃんに唇を唇で塞がれる。
それは俗にキスっていうもので、キスっていうものはとても大切な人にしかしないもので…
「私の中で、千夜ちゃんは一番大切な存在だから。」
私の中にココアちゃんが満ちていく。
「えへへ、嫉妬してる千夜ちゃんも、しょんぼりしてる千夜ちゃんも、ふわふわしてる千夜ちゃんも…みんな、大好き。」
はわわ…もう、幸せ…!
「これからも、ずっと一緒よ、ココアちゃん!」
撲殺僧侶 遠山さん
ランプ「最初に、柔らかいところを激しめに攻めてください。」
コウ「その後は、反応を見ながら少しずつ攻めていって。」
ランプ「はい、それで、もういけそうとなったら。」
コウ「全力で攻めて一気にフィニッシュまで持っていくんだな。」
ランプ「はい、そんな感じで」
ドゴッ
りん「2人きりで何をこそこそやってるのかしら。」
コウ「クエストの攻略方法を検討していたんだ。
それより、ランプが大変なことになってるんだが。」
ランプ「」ドバドバ
りん「コウちゃんがいけないんだからね」
コウ「全く話が見えん、とりあえず回復してやってくれないか?」
りん「騒ぎになってもいけないから、仕方ないわね。」
ランプ「はっ」
コウ「良かった。気が付いたか。」
ランプ「りん様のヤンデレいただきました。」
コウ(え・・・)
りん(え・・・)
ランプ「りん様のお気持ちを考えずにコウ様に近づきすぎてしまいました。
私が悪いのでどうか争わないでください。」
コウ「逃げたか。」
りん「大事にならなくて良かったのかしら。」
コウ(割と大事だったが。それにしても、撲殺されて喜ぶ人間がいるとは。)
以降、コウに話しかける前にりんに許可を取る風潮が生まれたという
(りんさんをこういう扱いする)BBSが悪いんですよ。
自分はネタが続かないのでシリーズ化してくれる人は大歓迎です。
ランプ「りん様のモーニングスターくらっちゃいました。うへへ。」
きらら「ランプは鈍器で殴られるのが好きなんだ。今まで気が付かなくてごめんね。」
>>197
りんさんなのでしょうがないです!
きららに殴られたら…
リゼ(☆5)「チマメを戦闘に慣れさせるために火属性の敵を狩ってくる。」
チノ(☆4)「ここでは私の方がリゼさんより先輩なので慣れる必要はありません。
マヤさんとメグさんが心配なので一緒に行くだけです。」
マヤ(☆4)「異世界で冒険って、ゲームみたいで楽しそうだな。」
メグ(☆4)「ドキドキだねー。」
千夜(☆5)「本当に先生と生徒みたいね。」
ココア(☆5)「お姉ちゃんとして私も行くよっ。」
シャロ(☆5)「火属性って言ってたでしょ。足手まといになるだけよ。」
平沢唯「軽音やってみない!?」
ソーニャ「軽音か…楽器は小さい頃触っただけだしな…」
なでしこ「野クル入らない?」ニコッ
ソーニャ「野外活動…キャンプか…仕事の合間にやってみるのは楽しそうだな。」
苺香「ソーニャさんも属性喫茶で働いてみませんか?」
ソーニャ「ん…遠慮しておく…」
ゆずこ「情報処理部入ろ!ね!」
ソーニャ「お前たちのとこが1番何してるかわからないから嫌だ。」
ココア「私の妹になってー!!」
ソーニャ「何言っているんだお前」
シノ「き、金髪同盟のメンバー…やっぱりその金髪二本ください!」
ソーニャ「ぎゃああああ!?」
唯「ソーニャちゃんドラム上手いねー!律っちゃんより全然美味いよー!」
律「おい」べしっ
ソーニャ「そ、そうか…?軽音ってのも…なかなか面白いな…」
なでしこ「ここリンちゃんのお気に入りの場所なんだよー!見て!ここから見る里すっごくきれいでしょー!」キラキラ
ソーニャ「…そうだな…(ここでスモア食べたいな…)」キラキラ
ソーニャ「べ、別に…私が勝手に持って来ただけなんだから…感謝しろよ…!」ケーキストッ
萌豚「う、うおおおおお」
苺香「どうでした?ツンデレ属性!」
夏帆「結構楽しいでしょ!」
ソーニャ「で…できるか!あんな恥ずかしい物!」
夏帆「恥ずかしい!?」
ゆずこ「殺し屋…あれ?Wi○ipediaの題材にした作品一覧にキルミーないよ?」
ソーニャ「えっ」
櫟井唯「一応ギャグだしな…仕方ないんじゃないか?」
ソーニャ「編集しておく」
縁「ソーニャちゃん物凄いはやさでキーボード打ってる…」
ココア「お姉ちゃんがなんでもやってあげるよー!」
ソーニャ「じゃあ次の依頼なんだが、この刺客を倒してくれ。」
ココア「ヴェ!?」
シノ「きん!ぱつ!ぱつ!きん!」モフモフモフモフ
ソーニャ「(殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ…)」
初恋*れ〜るとりっぷ第1巻発売おめでとうございます!
過去作ですが投稿させていただきます!
きららファンタジア×みゅ〜こん!×初恋*れ〜るとりっぷ
「みゅ〜じっく*れ〜るとりっぷ」
注:若干みゅ〜こん組が空気です。また、半分くらいキャラ紹介です。原作を読まないと分からない部分があるかもです。
side暗黒冬将軍
それは、クリスマスの後のこと。
里を出ようとしたときに、空から降ってきた。
「なに、これ?」
カードには魔法陣が書いてある。
そのカードを拾った瞬間、カードが光って、そこから10個の光が生まれた…って、なんなのよこれ!
* * *
sideののか
あれっ!?ここどこ!?
さっきまでみんなでコーラス愛好会の活動してたのに!
「なんなのよ!急に周りが雪まみれだし!」
あ、まいまいもいる!
「はなのようにー♪」
「あら、ピアノが…」
先輩たちもだ!
「みんないるのに、先生だけいない!?」
「ここですよ!」
急に地面がしゃべった!って先生だったよ!
「全く…。それにしても、これはどういう状態なのかな。」
「そうよ、きっとこれは夢だわ!だからこうやってつねれば…いたっ!」
「夢じゃ無いみたいですね。」
「わたしはー♪」
「雫先輩!ストップです!」
「え?…あれ、ここどこ?」
その時、向こうから何か言っている声が聞こえた。
「なに、このふわっとした人たち!」
* * *
sideそら
「うわぁ!」
さっきまで文化祭の話してたのに、今は…周りが雪景色!
『ぐー』
「あれ、とわちゃん?」
「急に寒くなって、お腹すいちゃって…。」
「あれっ、時刻表がない!?」
みかげちゃんもいる!
「どこなのかな、ここ。寒い…。」
琥珀先輩もいるし…じゃあ、もしかして!
「そらさん、大丈夫ですか?」
「ま、まひろ先生!?」
せ、先生がこんな近くに…!
と、思ったときに、声が聞こえた。
「なに、このふわっとした人たち!」
* * *
side暗黒冬将軍
うわ、叫んじゃったよ…。まーた黒歴史増えたし…。
「あなたが私たちを呼んだのですか?」
リコーダー持った幼女来たし…。いや、さっき先生って呼ばれてた気もしないでもないけど…。
「知らないわよ!なんかカードを持ったらいきなり光り出して、あんたたちが出てきたの!」
「なるほど、カードで…。」
「おや、私はてっきりきさらぎ駅みたいなところに来たのかと思いましたよ!」
なんか頭にリボンつけた人が来たし!
「お姉ちゃん、きさらぎ駅って?」
「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれました!きさらぎ駅と言うのは…」
「待って、それ以上はいや、だよ。」
うわぁ、人、集まって来たし…。
「はぁ、はぁ、すみません、見慣れないパスを感じたので…。」
やっと解決できそうな人が来たよ…。
「どうしたんですか、この人たち。」
「わからないわ。さっき魔法陣が描かれたカードにさわったらこうなったのよ!」
「そうですか…。皆さん、とりあえずついてきてもらえますか?」
「分かりました!それでは…てっつDo!」
「てっつ…?」
* * *
sideののか
「と、言うわけなんだ。」
さっき来たおっきな杖を持った人が連れていったのは里ってところだって。
それで、なんかおっきい本を持った人と話してる。
「なるほど…。カードって言いましたよね?でしたら、それはコールカードです。」
「こーるかーど?」
「はい。コールカードと言うのは、文字通りコールをするカードです。過去にいくつか試作品を作ったらしいのですが、うまく動かず、また持続時間も短いため、見送りになったはずなのですが…。」
「つまり、その試作品が漏れ出てしまった…ってことだよね?」
「はい。まあ、その試作品も害があるわけではないのですが、一応報告だけはさせていただきますね。」
「うん。それで、この人たちは…。」
「カードの効果は持って数時間です。それを越えると自動的に元の世界に戻ることになるはずです。」
「そうなんだ…。」
「それはそれとして…。この方々は、コーラス愛好会に、鉄道部の皆さんではないですか!」
ふえぇ!?なんでこの人、私達のこと知ってるんだろう!?
「知ってるの?ランプ。」
「はい!もちろんです!そちらにいるのが、指揮者志望の乃ノ花様!そのとなりにいるのが、アイドル志望の舞衣様!そしてそのうしろが、水泳大好きなピアニストの奏音様、高い歌唱力をお持ちの雫様です!そして、そのさらに後ろにいるのが、コーラス愛好会の顧問の先生、真珠様です!」
「な、なんで知ってるのよ、ストーカー!」
まいまい、代弁ありがとう…。
「えぇ!?…もしかしてきららさん、この世界の説明は…。」
「あ。」
* * *
sideそら
「…ということなんです。」
きららさんいわく、私達のことが『聖典』っていう本に載っている世界ってことらしい。
「それでは、私達のことも知ってるのですね!」
「もちろんですまひろさま!まひろ様は鉄道部の顧問で、その妹さんがみかげ様ですよね!そしてそちらの方は電車の音が好きな琥珀様、そのお隣が食べるの大好きなとわ様、そしてその隣がそら様ですよね!まひろ様のことが…」
「やめてーー!」
うっかり叫んじゃったよ!うぅ…。
「やっぱりそらさんは、私のこと…。」
「そ、そうじゃないです!」
「まひろ様は学生時代、いーごけいの電車のコスプレを…」
「や、やめてくださいー!」
「ランプ、もういいんじゃないかな…。」
「そ、そうですね!」
えっと…ランプさんがやっと話すのをやめてくれたよ…。
「それで、これからはどうすれば良いでしょう。」
コーラス愛好会さんの顧問さんが言う。
「えーっと…そろそろ時間も終わっちゃうと思うので、帰れるとは思います。」
「そう…。わたしもついに異世界アイドルデビューって思ったんだけど…。」
「そうですね…。もうあいどるもいますし…。」
「いるんだ!?」
「1ヶ月くらいで解散しましたけどね。」
「早いわよ!」
と、そこで黒い服を着た女の子が口を開いた。
「で、私は帰って良いのかしら?」
「いえ、暗黒冬将軍さんは、皆様を見ていてくださりますか?」
「え!?」
「コールは召喚者と密接に繋がった魔法なので…。」
「ああ、もう!わかったわよ!」
暗黒…冬将軍さん…?
* * *
side暗黒冬将軍
きららたちも帰る訳じゃないのね。まあ一人じゃないだけマシかな…。
さて、さっきから1つ気になっていたことがある。それは、
「まひろといったわね。あなたの電車のこすぷれってどんなのなの?」
「えっ!?えっと…それは…。その…。」
「とても…ぷぷ、かわいかったです。」
「琥珀さん、笑いましたね!?」
「わたしも気になるー。」
これは、あれを使うしかないようね!
私が手を伸ばすと、黒い吹雪が現れた。それを軽く、まひろに当てる。
「わわっ!」
「これが魔法なのね…。ツインアンツよりすごいじゃない!」
「ついんあんつってたしかマジックショーよね?比べちゃいけないんじゃないの?」
その時、頭のなかに若かりし頃のまひろのすがたが!このこすぷれは…傑作…!
「ぷぷっ、いいこすぷれね!」
「あ!私の記憶見ましたね!」
「魔法、すごーい!」
「この吹雪が白ければ、天使な雫にも…いや、むしろこのままで、堕天使な雫もそれはそれで…。」
そのとき、彼女たちが光り出した。
「あれ、これってもしかして…。」
「はい。元の世界に戻る光です。」
「そう。べ、別に寂しい訳じゃないけど…。また来なさいよ。」
「そうですね!また来ます!今度は電車で!」
「私も、お姉ちゃんと同じく!電車で来ます!」
「電車では来れないと思うわよ…それはともかく、楽しかったわ。今度呼んでくれたら、その時はアイドル、やるわよ!」
「うちのコーラス愛好会も演奏会をしたいしね。」
「わたしも…みんなとここで歌いたいな。」
「次に来たときは美味しいもの、教えてくださいね!」
「あとプールやビーチもお願いします!」
「コスプレ、持ってくるよ。」
「私の指揮も見てね!」
「絶対にまた、鉄道部で来ます!」
そして、10人は消えていった。
* * *
「今、気づいたのですが。」
「どうしたの?ランプ。」
「鉄道部のそら様って、女神のソラ様と同じ名前じゃないですか!まさか、なにか繋がりが…!」
「ないでしょ。」
これにて終了です。
予想よりレス数がかかりました…
「初恋*れ〜るとりっぷ」第1巻は本日発売です!
初出:pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11095468
やすな「ねぇねぇソーニャちゃん!」
ソーニャ?「よ、よう。何だ?」
やすな「? そう!千夜ちゃんが新メニュー作ったらしいんだ!だから甘兎庵にいかない?」
ソーニャ?「お、おう…いいぜ。」
やすな「(ソーニャちゃんいつも断るのに…まぁいっか!)」
やすな「あ!あずにゃんちゃん!何してるの?」
梓「梓ですよやすなさん!なんですかにゃんちゃんって…今は魔法の練習してるんですよ。」
やすな「おー努力家だね〜ちょっと見せてよ!」
梓「えっ?あぁ、良いですよ。まだ完璧ではないんですが新しい魔法を…」ビュゴオオオオ
やすな「ギャァああ!凄い風ッ!」
梓「にゃああ!ご、ごめんなさい!失敗してしまいました…」
やすな「だ、大丈夫ですー…ソーニャちゃんも大丈夫でしょ?」
ソーニャ?「え?あ、あぁ…問題無いですぞ…」
やすな「(ん?今ソーニャちゃんに赤い髪の毛が…?)」
やすな「ついたよ!甘兎庵!」ガチャ
千夜「いらっしゃ〜い、来てくれたのね!やすなちゃん…と…ソーニャちゃん!?」
やすな「え?ソーニャちゃんがどうしたの?」
千夜「え、いや…ソーニャちゃん…もう店の中に…」
ソーニャ?「!?」
やすな「えっ!?」
ソーニャ「何だ、千夜。誰か来たのか?ってやすな?とお前誰だ!」
やすな「えっ…て事はどっちかが偽物!?」
ソーニャ?「わ、私が本物だぁー!!」
ソーニャ「なっ…やすなの時と違って殴って、解決できるわけでも無いからな…」
千夜「えっと…本当の2人しか知らないこと聞いてみたらどうかしら?偽物は答えられないと思うのよ。」
やすな「千夜ちゃんナイスアイデアァ!」
ソーニャ?「(ど、どうしよう…)」
やすな「それでは問題です。私が余計な事をした時ソーニャちゃんはどう解決する?」
ソーニャ?「な、殴って解決…?」
やすな「大・成・解っ!さてはおまえが偽物だなー!」
ソーニャ「なっ、私は本物だ!」
千夜「(その問題大抵の人がわかると思うわ…)」
やすな「偽物は○してやるー!」
ソーニャ「ふざけるな!」ドゴォ
やすな「へぶぅ!な、殴りが本物っ!」
千夜「…あ!そうよ!もう1人のソーニャちゃんにも殴って貰えばいいのよ!やすなちゃんなら本物の殴り方知ってるでしょ?」
ソーニャ「おう。良いだろう…」
やすな「そっちはもう殴ったでしょ!?」
ソーニャ?「おうりゃあ!」ボコォ
やすな「急に殴った!?」
千夜「どう?わかるかしら?」
やすな「わかったよ!こっちが本物!」ビシッ
ソーニャ「ああ、正解だ。となればもう1人は…」
ソーニャ?「や…やすにゃ…」
やすな「髪の毛が取れた!?」
没「覚えてろー!やすにゃー!ソーニャー!!」ドドドド
やすな「…誰?」
ソーニャ「さあ…」
千夜「はい。新メニュー、『犬を忍びて桜咲く』よ〜」
ソーニャ「わからねえ…」
千夜「そういや本物ってやっぱり殴り方が違うのかしら?」
やすな「いや!前後の行動がアホっぽかったからこっちが本物のソーニャちゃんだってわかったんだよ!」
ソーニャ「アホはお前だ!」ドゴォ
やすな「ぎゃあああー!すぐ怒るから本物ー!!!」
ソーニャ「もっと殴られたいようだな…」
やすな「ヒィっ…ス、スミマセン…」
千夜「ふふっ、やっぱり仲が良いのね…」
果たして没キャラが参戦するのはいつになるのでしょうか…
あと千夜ちゃんかわいい
>>213
ありがとうございます!何処かに鬼畜要素入れようと思ったら自然に鬼畜になってました…
>>214
ありがとうございます!最初没キャラ参戦をテーマにしようとしてたのですが何故かこうなりました…キルミーで1番好きなのは没キャラです!
祝はるみ参戦
三人が出会ったばかりの頃のお話
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prrr prrr
坂本香樹「はい、坂本です。ユキちゃん?」
高橋ユキ「ああ、私。……今大丈夫か?」
香樹「大丈夫だよ。こんな時間にユキちゃんからって珍しいね」
ユキ「うん……。例の留学生のことでさ」
ユキ「昼間は何となく普通に接してたんだが、落ち着いて考えたら混乱してきたんだ」
香樹「そうだね。宇宙人だもんね」
ユキ「信じるか? あれが宇宙人って話。大掛かりな冗談の可能性もあったりしないか?」
香樹「うーん、でも空飛んでるところ見たよね。先生に紹介される前に」
ユキ「そうだよな」
香樹「空は飛べるし文化も違うみたいだけど、確かにあんまり宇宙人って感じはしないよね」
ユキ「そもそも『宇宙人って感じ』というのがよく分からないな」
香樹「一番に思い出すのが、FBIの人に両手をつながれてる写真かな」
ユキ「あー」
香樹「他には……」
ユキ「………」
香樹・ユキ「(何もない!!)」
ユキ「私達の宇宙人のイメージ貧困すぎるな」
香樹「先入観がないから、逆にはるみちゃんとも仲良くしやすいんじゃないかな」
ユキ「だけど素直に仲良くなっても大丈夫なのか? あいつ数ある星から言葉の似た地球を選んで来たって言ってたよな。
そんな科学力を持ってる相手に侵略されたらひとたまりもないんじゃ……」
香樹「そんな科学力を持ってる相手に、まだ侵略されていないんだからきっと大丈夫」
ユキ「! そうか、向こうにその気があるんなら、こっちが気付いた時にはもう手遅れってことか」
香樹「うん。あの子は本当に留学に来てるんだと思うよ。席が隣のユキちゃんは地球人の代表だね」
ユキ「マジかよ」
ユキ「なんか話してたらすっきりした。有難うな」
香樹「どういたしまして」
ユキ「まあ言葉は通じるし、何とかなると思うことにするよ」
香樹「慣用句やダジャレは通じなさそうだけどね」
ユキ「探り探りやっていくしかないな。どれくらい友好的になれるかは分からんが」
香樹「いつか手をつなげるくらい仲良しになれるといいね。あの写真みたいに」
ユキ「あれは仲良しじゃないだろ」
おわり
読ませていただきました!
確かに宇宙人のイメージってグレイのやつ以外思い付かないですね…
そしてまだ侵略されていないという逆転の発想…!
※このSSには、メタネタ・ネタバレなどが含まれます。
-ランプの日記
-○月×日 月曜日
-昨日、ラビットハウスで利きコーヒーに挑戦した私は、夜に寝付けなくなりました。
-起きていても体に悪いので目を閉じてベッドで横になっていた、午前0時のことです。
-何者かがこっそり私に近づき、頭に手を近づけようとしていることに気付きました。
-相手に気付かれないようこっそり目を開けると、その手はきららさんのものでした。
-何か事情があるのであれば邪魔をしてはいけないと思い、
-頭を撫でる理由は明日聞くことにして、寝たふりをすることに決めました…
スッ…
ランプ「あれ、1回手を滑らせたら離れて行きました…?」
きらら「あっ、起こしちゃった?ごめんね…」
【きららさんのデイリーミッション作業】
ランプ「何をしていたんですか?」
きらら「その、デイリーミッションの達成を…」
ランプ「あ、里の掲示板に貼ってある…。でも頭を撫でるミッションなんてありましたか…?」
きらら「いや、これはルームの人とお話しようというミッションだね」
ランプ「はい?」
きらら「このミッションは、ルームの人と仲良くなろうという目標のもとに作られたんだよ。
でも、既にみんなと仲良くなっている以上、目標のために話すというのは気が引けて…」
ランプ「確かにきららさんは5段階評価で5が取れるぐらいにはクリエメイトの皆様と仲良しですよね」
きらら「石10個は欲しいし、でも機会を伺っているとうっかり忘れないか一日中気がかりだから…
ミッションの達成条件は相手に近づくこと、だから夜中起こさないように1度だけ近づいたんだ…」
ランプ(いや、その理屈もやや変では)
きらら「黙ってこんなことをしてごめんなさい…」
ランプ「いえ良いんです、でも…」
ランプ「少し肩透かしをくらいました。今度はちゃんと撫でてください」
きらら「うん、ありがとう」なでなで
ランプ「…」
ランプ(気持ちいいです…)
「デイリー:ルームでキャラクターをタップ」「報酬:きららポイント×1000」
-どうやらきららさんは、その日のミッションをこなしてから床に就くのが日課のようです。
-興味の出た私は、きららさんのミッション達成に付いて行くことにしました。
--イーグルジャンプ第2開発室--
きらら「ではもずくさん、いつものお願いします」
ランプ「PECO城ってまだ入れたんですね」
-きららさんと一緒に、かつて蛍様と一緒にイーグルジャンプの皆様を助けに向かった、
-夢の世界へ入りました。
きらら「いつも通りお願いします」
中野 梓「やってやるです」
-クエスト5回。途中でチケットが出なければ計45匹のクマ兵隊を倒し達成です。
きらら「街の安全を守るためのミッションだね」
ランプ「夢の世界の魔物倒しても意味ないのでは」
きらら「だってエトワリウム欲しいし…」
大道 雅「控えで見ているだけで強くなれるのか?」
中野 梓「学習装置方式ですね。控えに半分、前線に半分」
大城 あかり「今のポケモンでは、前線の経験値は減らずに、控えのポケモン全てに半分ずつらしいですよ」
梓「凄まじい強化ですね…」
-チケットを入手出来た時は、ツバメ様と紅葉様のお二人と戦います。
梓「くらえです」
涼風 青葉「修羅場アタック」
村上 椎奈「仕様アタック」
桜 ねね「バグアタック」
恵飛須沢 胡桃「これしかアタック」
ツバメ・紅葉「やられたにゃー」
きらら「よし、ミッション終わりです」
ランプ「自作自演では?」
「デイリー:クエストを5回クリア」「報酬:クエストキー 金×1」
きらら「ちょうどトレーニング終わってる、再出発…と」
ランプ「深夜にトレーニングって大丈夫なんですか?」
きらら「遠征トレーニングだし、外泊も含めて報酬はもらえるよ」
ランプ「4時間の外泊はトレーニングなんでしょうか」
椎奈「宿泊はかなり体力を使いますから」
青葉「わかります、寝ても体力があまり回復しないんですよね」
胡桃「家じゃないと食事のバリエーションが減るのも良くない」
梓「泊まり込み経験者だらけですか」
ねね「真似しない方が良いよ」
「デイリー:トレーニングに1回出発する」「報酬:クエストキー 銀×1」
きらら「さて、帰りにあと1回コイン貰おう」
ランプ「最初からコイン生産所と武器素材生産所を5軒ずつ建ててもいいのではないでしょうか?」
きらら「職業訓練所を引っ込めると、いざという時に出し忘れるから…」
胡桃「デバックはもうやりたくない…魔剤の味が口の中に残る…」
椎奈「あの時はすみません…」
胡桃「ねねさんはデバックをバイトにしていたらしいですが、長時間作業のコツとは?」
ねね「夜中のデバッグは控えた方がいいかな…気力が持たないよ」
青葉「残業は給料を安くする抜け穴の正社員の仕事だから…」
梓「また闇の深い話が…」
「デイリー:里でキャラクターアイコン、または生産アイコンをキャッチ」「報酬:スタミナ回復アイテム 大×1」
「デイリー:全てのデイリーミッションを達成する」「報酬:星彩石×10」
きらら「それでは、ウィークリーの方もやりましょう」
-きららさんが、普段とは別のルームに入ります。
-こちらの部屋の皆様は、何故か深夜でも起きたままです。
-普通にルームの皆様にご挨拶をし、部屋を出ました。
ランプ「なぜこちらの部屋の皆様は起きているんでしょうか?」
きらら「別のプレイヤーの世界に移る際に、時間が調整されるらしいよ」
ランプ「えっ」
-なお、同じルームに3回出入りし、3回挨拶をしたらミッションが達成されました。
梓「いいんでしょうかこれ…」
椎奈「一度実装したシステムって変えることが難しいんです…」
ねね「仕様扱いは大事、デバッガーは仕事しすぎると渋い顔されるね。職場次第かもだけど」
「ウィークリー:他のプレイヤーのルームに3回訪問する」「報酬:コイン×50000」
きらら「あとは強化ですね」
雅「うむ、宜しくお願いしよう。」
ランプ「ミッションのためにクリエメイトの方のトレーニングを途中で留めるってどうなんですか」
きらら「ここまで人が増えると戦う機会が来ない人も割といて…石50個を逃すのはもったいないし…」
ねね「ゲームの登場人物全員と好感度高いってよく考えると怖いよね」
椎奈「構っていられる時間が短いのに好感度が減らないんですよね」
青葉「あれは好感度というより信頼度なのかも、忙しい相手なら仕方ないみたいな」
梓「主人公も大変ですね…」
「ウィークリー:キャラクターを5人強化する」「報酬:コイン×50000」
すみません、>>230で書き間違えていました
誤:「ウィークリー:キャラクターを5人強化する」「報酬:コイン×50000」
正:「ウィークリー:キャラクターを5回強化する」「報酬:スタミナ回復アイテム 大×1」
きらら「さて、これで今日のノルマは終わりかな」
ランプ「でもきららさん、普段の生活でも普通にミッション達成できますよね?」
きらら「私、やるべきことは事前にやっておくと安心できるんだ…予定表まで作ってるよ」
ランプ「そこまでします?」
椎奈「タスク管理は、気にするようになると眠れなくなります」
青葉「Trelloって良いですよね」
きらら(さて、次はマギレコのログボとガチャ、そしてFUZのCM視聴とくじを…)
ランプ「まだあるって顔してますね…」
きらら「付き合わせてごめんね?おやすみ、ランプ」
ランプ「あの…」
きらら「?」
ランプ「その、私だから良かったですが、この状況を誰かに見られるときららさんが変に思われそうなので…」
ランプ「その、明日から普通に撫でてください…起きても構いませんから」
きらら「…うん」
-それ以来、私は夜、きららさんに撫でてもらっています。
-私は本当はただ撫でてもらいたいだけなのだと思います。
-結局、ミッションを都合よく解釈して使うあたり、私もきららさんと同じかもしれません…
きらら「おやすみ」なでなで
ランプ「すぅ…」
梓(いちゃいちゃしてます…)←同室で寝ている
青葉(気まずい)←同室で寝ている
終わり
投下は以上です。
ゲームのミッションになんだかんだ理由を付けたら話が作れたので投下しました。
拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました。
デイリーミッションをSSにするという発想が斬新で面白かったです。
里アイコンのあと一回コイン貰おうのくだり共感しました。
「ユタカの弟子入り志願」をやってみてユタカとエンギのSSを作ってみました。
拙作ですが付き合ってもらえるとうれしいです。
『ユタカの夢』
エンギ「ユタカ殿、君には何か夢を持っているのか?」
ユタカ「夢?叶える方のですか?」
エンギ「ああ、人間が持つ夢は本当に素晴らしい。夢路殿、サナ殿、ナオ殿・・・そしてユイは本当に夢に向かって頑張っている」
ミホ「ふふ、青春というものです」
エンギ「君たちも非常に無限の可能性を秘めているのだろうな」
ユタカ「確か由衣さんは吹奏楽部に所属していて、実家の接骨院の手伝いをしているんですよね?エンギさんから何度も聞かされました」
ミホ「エンギさん本当に由衣さんにことが好きなんですね。クリエメイトの間じゃエンギさんはよく由衣さんの話をしているって噂です」
エンギ「何?私はそんなにユイの話をしているのか?」
ユタカ・ミホ(自覚なかったんだ・・・)
ユタカ「そうですね・・・もう高校生だからはっきりと決めた方がいいと思いますけど、憧れている人がいます。その人を目標にしたいかな?」
エンギ「一体誰なんだ?」
ユタカ「ふふ・・・それはエンギさん、あなたです!」
エンギ「なに?私なのか?」
ユタカ「エンギさんはとっても強いし優しいし綺麗だし・・・私にとっては理想の大人です!!」
エンギ「ふふ・・・こんな私に憧れるなんて・・・そういわれるとうれしいよ」
ミホ(私もエンギさんに憧れているわ・・・その・・・胸とか・・・)
ユタカ「それにしても由衣さんはエンギさんの特訓についていけれているんですか?」
エンギ「ああ、彼女は以外にも体力がある」
ミホ「吹奏楽って意外と体力使うってきくわよねー」
ユタカ「なんだかちょっと羨ましいです・・・心身ともに一つだった由衣さんならエンギさんにどこまでもついていけれますよね」
エンギ「君だって真剣に修練に励んでいると思うぞ」
ユタカ「よし!私も由衣さんに負けていられないぞ!エンギさんもう一回特訓お願いします!」
エンギ「そうだな、そろそろ休憩も終えるとしよう」
ユタカ(誰かに憧れるのも一つの夢ですかね・・・?)
>>221です。
また短編を投下します。
本編は全部で8レスです。
宜しくお願いします。
※このSSには、メタネタ・ネタバレ・独自設定などが含まれます。
ソラ「…ねえアルシーヴ、最近隠してることないかしら?」
アルシーヴ「ソラ様…いえ、くだらないことですので相談するほどのことでは…」
ソラ「アルシーヴ、あなたが意思疎通を怠ったことでこじれた事件は多いわ」
アルシーヴ「…魔術師の件でしょうか」
ソラ「オーダー事件も!くだらないことでも構いません、
あなたに必要なのはコミュニケーションです。私はアルシーヴとお話がしたいの。
気軽に相談できるということは、それだけ問題を解決しやすいということよ。」
アルシーヴ「……仰る通りです。ソラ様、大変失礼致しました」
ソラ「いえ、私も魔術師の事件では、言葉足らずで迷惑をかけてしまったし…
お互い、言いそびれなども減らしていきましょう。」
アルシーヴ「魔術師の件は、お忍びで神殿を出たことも原因では」
ソラ「えっ、あー、えっとー」
アルシーヴ「まあいいです。私の悩みをお話しします。
ですが本当にくだらない話なので、おそらくソラ様をがっかりさせてしまいます」
ソラ「構わないわ。話してみなさい。」
アルシーヴ「私がダジャレと細野はるみに弱いことを克服したいのです」
ソラ「…」
ソラ「…?」
【アルシーヴ様のはるみ対策】
アルシーヴ「私は笑いの沸点が低く、ダジャレで簡単に笑ってしまいます。爆笑する姿を見られては、
七賢者たちに指令を出す者、女神候補生達を教える者としての威厳に影響が出ます」
ソラ「親しみやすくなって良さそうじゃない」
アルシーヴ「私は誰も笑わないようなくだらないとされるダジャレですら、必死に笑いをこらえています」
アルシーヴ「もしも誰も笑っていない状況で一人爆笑しているところを見られたら…
白い目で見られることは想像に難くありません」
ソラ(何気にはるみちゃんに失礼では)
アルシーヴ「細野はるみが現れてから数日、このような弱点が見つかるとは…」
ソラ「はるみちゃんにダジャレを控えるよう、お願いしてみたらどうかしら?」
アルシーヴ「いえ、既に細野はるみには、私の前でダジャレを控えるように言いました」
ソラ「あら、そうなの?」
アルシーヴ「しかし彼女のダジャレには、当人に自覚のないものが多く…」
-はるみ「この間もらったスー…スパイスのおかげで、かれーカレーができました」
-アルシーヴ「…!ダジャレをやめろと言っているだろう!」(自分の腿をつねりながら)
-はるみ \えっ/
-アルシーヴ「…?」
-はるみ「カレーって、辛さも特徴だからカレーって呼ぶんじゃ…」
-アルシーヴ「えっ」
アルシーヴ「…彼女の場合、単なる勘違いがダジャレのようになっていることも多いのです」
ソラ「ああ、はるみちゃんは意図したダジャレと無自覚の勘違いが混在してるものね…」
アルシーヴ「そして、細野はるみは神殿に来ることが多いため、鉢合わせることも多く…」
ソラ「あの子って何の用事で神殿に来るの?」
アルシーヴ「七賢者とダジャレ対決をするためです」
ソラ「えっ?」
アルシーヴ「数週間前から、何故か七賢者の間でダジャレが流行しており、ダジャレ対決が行われています」
ソラ「そういえば、私も見たことが…。ここ数日は特に大盛り上がりらしいわ」
アルシーヴ「主にシュガーとジンジャーの対決にはるみが加わり…たまにセサミが、ごく稀にソルトが加わります」
ソラ「七賢者の半分以上!?」
アルシーヴ「一体なぜ、こんなにもダジャレが流行しているのか…」
アルシーヴ「私がダジャレに弱いことを感付かれないためにダジャレを控えるようには言っていません」
アルシーヴ「七賢者達のダジャレは、何故か細野はるみに似ているものが多く、
神殿内でも不意打ちで耳に入ることがあり、その度に笑いをこらえています。」
アルシーヴ「私の前でダジャレを控えるように、ソルトはシュガーへ注意をしていますが、
シュガーは良くわかっておらず、ジンジャーに至っては私の反応を知りながらダジャレを使います」
アルシーヴ「とはいえ七賢者が歓迎している以上、細野はるみを追い出すわけにはいきません…」
ソラ「七賢者たちを優先するあたり優しいわね、アルシーヴ…」
アルシーヴ「さらに細野はるみは空を飛ぶ能力を活かして運送を手伝っています。神殿としても割と頼り始めていて…」
ソラ「ええ…」
アルシーヴ「空を飛べるにも関わらずたやすく周囲に馴染み、もう彼女に違和感を抱かなくなってしまった」
アルシーヴ「七賢者の中で、ダジャレを言う人間が徐々に増えている…」
アルシーヴ「いちいち笑いをこらえていては身が持たない…何者かの陰謀か…?」
ソラ「そうね、アルシーヴに笑いの耐性を付けたりするのも必要かしら…」
コンコン
きらら「失礼します、きららです。里の警備状況について報告に来ました」
アルシーヴ「きららか、入れ。」
ソラ「きらら、いらっしゃい…そうだわ、きららに手伝ってもらいましょう」
ソラ「きららが召喚した大勢のクリエメイトに、
アルシーヴはダジャレが嫌いだという噂を流してもらうのよ。
そうすれば、あなたの前でダジャレを言う人間は減るんじゃないかしら」
アルシーヴ「それは嘘を流すということでは?」
ソラ「アルシーヴが困っているなら、あながち嘘でもないでしょう?」
アルシーヴ「…まあ、良いかもしれませんが」
ソラ「きらら、相談があるんだけど…」
きらら「はい、なんでしょう?」
アルシーヴ「実は細野はるみについて…かくかくしかじか…」
きらら「なるほど、アルシーヴさんがダジャレについて困っていると…」
アルシーヴ「私の務めに支障が出そうでな…ある意味オーダーのように困った事件だ…」
きらら「オーダー……ああっ!」
アルシーヴ「どうした!?きらら!」
きらら「なんで気付かなかったんだろう、まさかこれもオーダーの…!?」
アルシーヴ「オーダーだと!?何があったというんだ!」
きらら「私、はるみさんを召喚した覚えが無いんです…!道を歩いていたら遭遇してそのまま…」
アルシーヴ・ソラ「…」
アルシーヴ・ソラ \やべえ/
終わり
以上です。ありがとうございました。
この後すぐに、なんやかんやしてはるみは元の世界に帰り
もう1度コールしました。
ダジャレブームは続きました。
綾「こらカレン、なんでポッキー持ってきてるの?」
カレン「今日は!ポッキーの日デス!!」
陽子「いぇーい!ポッキー!」
忍「どうして今日がポッキーの日ですか?」
アリス「今日は11/11、1という数字がポッキーっぽいからそういう日になるのよ」
カレン「ポッキーといえば、ポッキーゲームデス!」
陽子「なにそれ、面白そう!」
綾「ポ…ポッキーゲーム…!?////」
陽子「ポッキーゲームってどうやるの?」
忍「私は知りません」←知らない
アリス「私も」←知らない
カレン「私もデス、アヤヤは?」←知ってる
綾「えっ…その…私は」
カレン「怪しいデスネ…知ってるでしょ?」
綾「わ、わかったよ!知ってるわよ!」
陽子「ほんと!?どうやるの?一緒にやろうよ!」
綾「え…えっと…ポッキーを…咥えて……/////」
綾「べ…別に陽子とポッキーゲームなんて、やりたくないんだからぁ!!」廊下へダッシュ
陽子「ええええええええ!?」
陽子(結構ショックだけど…)
廊下の端っこ
綾「うぅ…どうしてあんなこと言っちゃったんだろ…私、今度こそ陽子に……(泣)」
教室
アリス「ポッキーゲームってそんなに変なゲームなのかな?」
忍「さぁ…陽子ちゃんもすごい元気ないです」
陽子「…………」ガーン
カレン「ご、ゴメンナサイ!」
アリス「え?」
忍「え?」
カレン「実は…ポッキーゲームの事、知ってマシタ」
〜ポッキーゲーム説明後〜
忍「そ…そんないやらしいゲームでしたのですね」
アリス「それでアヤに…」
カレン「はい…すみませんデス…」
カレン「流石にひどい事しまシタ。アヤヤに謝ってキマs」
綾「陽子」
陽子「え?」
綾「と…図書室に来て」
陽子「え?」
綾「いいから?」
忍「?」
アリス「?」
カレン「?」
〜図書室〜
綾「陽子…その…さっきはごめんなさい」
陽子「い、いいよ」
綾「それで…その…//ポッキーゲーム…しよ////」
陽子「お、おう…」
綾「ポッキーゲームは…えっと……ポッキー咥えて」
陽子「うん」
綾「目を閉じて」
陽子「うん」
綾「そのままポッキーが折れない様にして」
綾(うぅ…もうここまで来たら、やるしかないわ)
サクサクサク…
陽子「ん?」
綾「…」サクサクサク
ポキッ
綾「あっ…」
陽子「え?」
綾「い、今は折れちゃったけど、こうして折れない様に食べるの」
陽子「ねぇ、私も食べていいの?」
綾「多分いいと思うわ」
陽子「それじゃあ、まだちょっと時間あるし、もう一回やってみよう」
綾「う、うん」
サクサクサク…
ポキッ
陽子「もう一度…」
サクサクサクサクサク…
ポキッ
綾「あ、」
サクサクサクサクサクサク
サクサクサクサクサクサクサクサクサク
サクサクサク………
…………
……
…チュッ
陽子「んっ!」
綾「んっ…///」
綾(どうしよう…はじめての…キス)
綾「んっ…んんっ!!」
陽子「ん?…んん!?」
綾「んんっ.(どうしよう…もっとシタい…///)」
陽子「…(どうした綾!?)」
綾「んっ…んっ…////…んんっ!(もっと…もっと!陽子が欲しい…えいっ!)」陽子を押し倒す
陽子「んっ!?(本当にどうしたんだ!?どこからそんな力が!?…でも…)」
陽子(少し…気持ちいい…なんだ?この気持ちは?)
綾(本当はイケナイこと…でも…)
陽子(なんだろ…綾が…愛おしい…このまま…)
綾(このまま…)
陽子(ずっとこのままがいい)
綾(ずっとこのままがいい)
キーンコーンカーンコーン
綾「いけない、授業に間に合わない!」
陽子「綾!」
綾「何?」
陽子「今日、親居ないんだ。家来る?」
綾「……」ニコッ
陽子(嬉しそうだな…可愛い)
その日の放課後、私は陽子の家に行った
何時間陽子とベッドの上にいたのか忘れたけど
確実に覚えてる事がある
それは…
私は陽子なしじゃ無理なこと
『何時間陽子とベッドの上にいたのか忘れたけど』
素晴らしいですね。このまま二人には結婚してほしいですね。
2時間遅刻ですが一応…
「ふぅ……ひとまずこれでネームが終わりです……」
「あっ、お疲れかおすちゃん!もうおやつの時間だね」
「そうですね……あ、そういえば今日はポッキーの日なんですよね。ポッキーゲーム、私には縁のない話ですが……私ごとき独りで食べているのがお似合いです……」
「うーん…そうだ!私たちでポッキーゲームしよう!」
突然の小夢ちゃんの言葉に、私の頭の処理は追い付きませんでした。
「あばばばばっ!?わわわ私なんかではなく小夢ちゃんはもっと縁のある人とやった方が……」
「でも、私はかおすちゃんとしたいなー」
「そうですか…?私なんかがあんな事するなど何万年早いことでしょう……」
私がそんなことを言ってる間に、小夢ちゃんは準備までしていて、
「ほらほらー!かおすちゃんはこっちを咥えてねー!」
後に引けなくなってしまいました……
「それでは、いきますよ…?」
私はそこにあるもう片方を咥えました。小夢ちゃんの親切心からでしょうか、チョコがついている側でした。
私が少しずつ食べていたら、小夢ちゃんはもっと速く食べ進めてきました。そしてお互いの唇が触れ合い、
「えへへ……」
「ふへへへへ……」
私も小夢ちゃんも、しばしこの時間を楽しんでいました……
>>131です
131で約束致しました、シュガー&ソルト・ランプ&マッチ・アルシーブ様等の後日談4コマ風味SSの構想を進めております
本当はすぐに書きたかったのですが、色々忙しかったというのもあり(それと某忍者ゲームアプリのやり方に影響されて)、1年程経ったら投稿しようと思い至りました
私が飽きっぽい性格というのもあり少しズレるかもしれませんが、12月中旬から1月中旬までに投稿できたらと思っております
私は趣味で普段から小説のような物を書いているのですが、クオリティはあまり安定していないので、あまり期待せずにお待ち頂けたら嬉しいです
よろしくお願いします
>>221です。3レス投下します
【きらら女子の日常】
はるみ「はじめまして、細野はるみといいます。」
きらら「よろしくお願いします!早速で申し訳ありませんが、
参加して欲しいクエストがあります。見てるだけで構いませんので…」
はるみ「控えに入れて、戦わずに経験値を上げるやつだね」
ランプ「理解が早い」
-【上級】PECO城攻略戦 スタミナ20消費
梓「ヤッテヤルデス」ズバーン
はるみ「オートで熊がなぎ倒されていく…」
梓「いつでも中断できるので、休憩などしたければ言ってください。
軽音部のおやつと漫画本も持ってきてるので、よければどうぞ。」
はるみ「周回に手慣れてる」
きらら「なかよし度を5にして進化すれば、ミッションとシナリオで280個…
選べるチケットで引く前に逆算したから、これが終われば十連引ける…」
きらら「訓練終了です。お疲れさまでした!」
はるみ「終わるときららは何がもらえるの?」
きらら「…星彩石がもらえます。」
梓「仲良くなった報酬で別のキャラ引くんですね」
きらら「やっと揃いました!よし、この石で今度こそ…」
-チャンスアップキーホルダー×9個
きらら「…」
梓「あ、そういえばキーホルダー10個揃うの明日でしたね」
きらら「ホル売ってください、ホルが、ホルが欲しいです」
梓「完全にキーホルダー中毒者ですね」
きらら「やっと引けると思ってた時にお預けされるともの凄く辛い」
マッチ「綿密に計画を立てていた分、計画が崩れると弱いのかな」
きらら「ああ…あと1日…10連が引きたい…」
梓「末期ですね」
終わり
以上です。ありがとうございました。
一日待ちましたがエンギさんは出ませんでした。
「ふへへへ……やはりこの時間は最高ですぅ……」
ネーム終わりの夜なので、私は癒やしのためにアニメを見ています。
そうして日付も変わる頃、突然の尿意が私を襲います。今日はネームで忙しかったので、トイレにも行ってませんでした。でも、まだまだ我慢できます。これだけは何としてでも見続けるんです!
そう意を決してから30分くらい経って…
「うぅ……出…出そうです……何で…こういう時に…限って……」
もう尿意はすぐ近くまで迫ってきています。トイレに行けばアニメは見逃してしまいますが、仕方なく、私は明かりを持って外に出ます。
廊下の電気は点いていませんが、明かりのお陰で前は見えます。そうして歩き出そうとした次の瞬間…
「ふふ…かおすちゃん…おしっこ我慢でもしてた……?」
まるで思考を見透かされているようでした。そう聞いて私が振り向くと、そこにいたフーラ先輩が後ろから私の背中を掻いてきます。
「ひぃっ…あばばばっ……」
その瞬間、下腹部から何かが漏れ出ていく感覚、それと同時に快楽が私を襲います。恐怖と快楽で頭は何も考えられないほどに混乱して、明かりを落としてしまいます。
漏れ出したものは私の下を濡らしながら落ちていきます。ただ、何も見えない暗闇の中、両脚を気味の悪い水が降りていくので恐怖も割り増しでした。足が竦んで座り込んだ先には水溜まりがあって、私の服は更に濡れてしまいました。恐怖もありますが、羞恥心で私は涙が止まらなくなってしまいました。
もっと…もっと早く向かっていれば、こんな事には……
「怖がっておもらし……反応は有り難いけれど、申し訳ないかなぁ……」
「そ…そう…ですよぉ……」
すると、私の様子に勘付いたのか、琉姫さんが来て…
「かおすちゃん!?どうしたの……」
ですが、濡れた床を踏むが否や、すぐに卒倒してしまっていました。さっきまでフーラ先輩もいたはずなのに、すでに気配は感じられません。
私は明かりに手を伸ばし、それを取ります。
「琉姫さん…大丈夫ですか…?」
すると意識を取り戻したのか、琉姫さんは体を起こして…
「大丈夫…よ……いたっ!」
「あばっ!」
お互いの頭をぶつけてしまいました。
「いたた…とにかく、かおすちゃん、着替えを!」
「ままま待ってください!こんな夜中に着替えですか!?それに、私なんかの着替えに付き合うよりも寝たほうが……」
「いいのよ。見てられないから…」
そう言うと私の部屋に入っていきます。
「これは、随分と濡れてるわね」
「はい…すみません…」
「かおすちゃんが謝ることはないのよ…」
「そうですか…でも自分で着替えますから……」
「私も付き合うわよ。今のかおすちゃんは落ち着いてないから」
琉姫さんはそう言うと、私の服を次々に取り出していきます。同じ屋根の下で暮らしているとはいえ、こうして見られるのは恥ずかしいです…
しばらく経って、琉姫さんは服を取ってこっちに来ます。
「じゃあ、かおすちゃんは脱いで…」
「え…?」
「何でって、漏らしたんだから…」
「あっ…はい……」
私は琉姫さんの選んだ服に着替えました。
こんな場面で下着を見られることは流石にありませんでしたが、同じ空間で出してしまうことが申し訳ありません…
「でも、なんでこんな時間に私に気が付いたんですか…?」
「かおすちゃん、この様子だと心配だから」
「それなら私だって怖がりな琉姫さんが心配です!」
そう言うと私は、勢いに任せ琉姫さんに抱きついてしまいました。
「かおすちゃん…!?いきなりこんなこと……」
「あばっ…すみません……」
「でも、これもいいわね…作品の参考になるかしら……」
「わっ私なんかの行動でよければ…!」
「いいのよかおすちゃん、そんなに自分を卑下しなくたって」
「本当ですか…でもこれは癖みたいなもので……でもがんばります!」
「それはよかったわ!」
「では、おやすみなさい…」
琉姫さんは部屋に帰っていきました。私はアニメの事などさっぱり忘れて寝ました。ですが、眠りにつくことありませんでした…
以上です
ありがとうございました
ちなみにこれ、ある人の依頼で書くことになった作品で、私におもらしの趣味はありません
あば^〜
姫子先生の次回作は年の差にしか見えない同級生百合TLですね。
何故ほぼ同じ日にもらす話が重なってしまったのか謎ですが、他の方がシリアス寄りのssを投稿されたのでバランスはとれたでしょうか。ええい、きららBBSのss書きは変態ばかりか!(←関係ないけど元ネタの人は今日誕生日の人さん)になってしまうところでした。
>>272
被ったのはたまたまだと思います
あと私は変態ではないですよ!健全ですよ?
ゆずこ「唯ちゃん!ナース!」
縁「唯ちゃん!ナース!」
相川「い、櫟井さんのナース…かわいい…」
唯「や、やめろお前ら!」
やすな「ふーむ、唯ちゃんはいろんな衣装着てるなぁ」
やすな「ソーニャちゃんのサンタさん姿はすっごく可愛かったけど、バリエーションが欲しい…」
やすな「…シノちゃん!」
シノ「あ、やすなちゃん。どうしましたか?」
やすな「衣装作って!」
シノ「え、え?」
やすな「というわけで、シノちゃん特製ナース服でーす!」
シノ「上手く作れました!」
カレン「ソーニャがナース服を着ると聴いてやって来マシタ!」
ゆずこ「えっ!?ソーニャちゃんもナース!?」
縁「見たーい!」
ソーニャ「な、なんだお前ら…ナースなんか着ないぞ。」
やすな「えー!?シノちゃんがソーニャちゃんのこと一生懸命考えて作ったんだよ!?それを着ないの!?ソーニャちゃんのバカー!」
シノ「(あれ?私やすなちゃん用の服を作ったつもりだったんですが…)」
ソーニャ「ぐっ…どうせやすなが仕込んだだけだろ…」
やすな「さあ!着て!」
カレン「ソーニャのナース見てみたいデース!」
ゆずこ「見たい!すっごく見たい!」
縁「見たい!海外の人にも見てもらいたい!」
ソーニャ「ぐっ……ま、待ってろ。」
やすな「イヤッフエーーーイ!!!」
シノ「流石やすなちゃんの計画、大成功ですね!」
やすな「あっ」
シノ「…?ハっ!」
ソーニャ「『計画』…?」
シノ「(ごめんなさいごめんなさい!)」
やすな「エーット、コレハ、シノチャンノ気ヲキカセタメキシカンジョークなりけり…」
ソーニャ「忍。感謝する。」
やすな「ちょ、待っ、あびゃあぎゃああぁ」
カレン「Oh…」
ゆずこ「ソーニャちゃんは期待できそうにないね…」
縁「やすなちゃんいなかったらやってくれるかな?」
シノ「私の詰めが甘かったせいで…」
やすな「ぎゃああああ!!!」
「栗ようかんと料理対決?」
もしかして百合要素のある作品かもしれないので注意してください。
「えーと……ココアさん、またうちに果たし状が来ました」
チノちゃんから思わぬ知らせが耳に入った。
「えっ!?差出人は誰なの?」
「名前は書いてありませんが、文面からして千夜さんでしょう」
思えば、果たし状も久しぶりだ。でも、千夜ちゃんからなら安全かな。
「あ、待ってください。場所の欄に方向の指示しか書いてありません!あと、ココアさんだけで来るように書いてありますね」
思わぬサプライズの重なりで、私は気が抜けてしまう。
「えへへー…私だけでなんて嬉しいなー」
「…随分と余裕そうですね、ココアさん」
つい呆然としていた私は、チノちゃんのその言葉を聞いてふと我に返る。
「そんなことないよ?それじゃあ行ってきま…」
「約束の日は明日です。それまでは仕事してください」
「はぁーい……」
私はチノちゃんに呼び止められ、休憩時間が終わるとからまた仕事に戻る。
でもその日は仕事が手に付かなかった。辛いわけじゃないけど、明日が楽しみすぎたから…。
「…コ…さ…起き…ください」
耳元でかすかに声が聞こえる。
「ココアさん、起きて準備してください!」
その声がはっきりと聞こえた。チノちゃんが起こしにきてくれたんだ。
「ふわぁぁ…チノちゃんおはよ…今何時…?」
「8時ですが、準備の時間を含めれば余裕はありませんよ!」
チノちゃんからいつもになく気迫を感じる。きっと果たし状を見て冷静ではいられないのだろう。
「そうだね!えっと…指定された持ち物は…」
「パン生地に適当なお菓子、調理器具…料理するんでしょうか……」
きっと料理対決だろう。それは負けられないな。
ドタバタしながらも私はなんとか準備を終える。
「準備完了!それじゃあ行ってきまーす!」
私は急いで玄関を出た。この時を1日中楽しみにしてたんだからね。
「あれ…?指示通りに来たけど、ここって公園だよね?」
場所が正しいか心配している私に、後ろから千夜ちゃんが声をかける。
「ココアちゃーん、こっちよー」
「千夜ちゃーん!どうしてここで?」
「ふふっ、私たちが初めて会った公園よ。ここでお菓子づくりするのはどうかなって思って……」
「いいよ!こんな思いを込めてくれるなんて嬉しいな…!」
「私こそ、喜んでもらえて光栄だわ」
初めて会った場所で今度はお菓子を作れるなら、一生物の思い出になるだろう。
でも、料理対決にしてはスペースが狭いことに違和感を覚えていたら…
「あっ、今日は私とココアちゃんは対決じゃなくて一緒に料理するのよ」
「そうだったんだ!果たし状で来たからてっきり対決するのかと…」
勘違いをさせてしまった、と千夜ちゃんに謝られた。むしろ私が謝りたいくらいだよ…。
「じゃあ、パンから作ってもいい?」
「いいわよ!」
そう言うと、私は生地を、千夜ちゃんは餡子と黄な粉を取り出した。
「それじゃあいくよー!まずはこねよう!」
私も千夜ちゃんも、パンをこねてはこね、時を待っている。
千夜ちゃんも作り方を覚えているようで、ちょっと嬉しかった。
私は美味しく見えるようパンを皿に乗せる。
「ふぅー!完成したね…」
「そうね。後は一緒に食べることね。食事も料理の楽しみだから」
千夜ちゃんがそう言うと、私は反射的にパンに食べつく。
「美味しい!」
「ふっくらした食感がいいわね」
この味、意外と合うかもしれないと思う。
「ありがとう!餡子と黄な粉、同時に食べるなんてしたことなかったから新発見だよ」
「こちらこそ、いつも美味しいパンを食べさせてもらって」
「そんな、私たちの仲だからいいんだよ!」
私たちはパンを食べ終えた。この時点で満足感は大きかった。
「それじゃあ私の番ね。ようかんを作るわ!」
「あっ…」
「ココアちゃん、どうしたの?」
「いや…私は栗を持ってきちゃったから……被っちゃうなって…」
本当は一緒に栗ようかんを作りたかったから持ってきたのに、思わずそれを隠してしまった。
「いいのいいの。初めて会ったときみたいに作れるから!」
「本当に作れるの!?」
「ええ。容器も用意してあるわ」
「えぇ!?そこまでしてくれるの!?」
「だって、私たちの仲じゃない?」
ここまで考えてくれるなんて、と思った。嬉しさで感激するほどだ。
「えへへ…同じこと言われちゃったね……」
すると、千夜ちゃんはいよいよ材料と器具を取り出し…
「ココアちゃん…準備はいいかしら?」
私もそれに了解のサインを送る。
「バッチリできてるよ!」
「それじゃあ、まずはこれをこうして…」
「わぁっ!こぼしそうになっちゃった…」
やはり慣れないことは難しい。でも、それは千夜ちゃんだって同じはずだから…。
「出来たわ!ココアちゃんお疲れ!」
「ふぅ…寝ちゃいそう……」
疲れと達成感で魂が抜けそうな感覚だ。
「でも、千夜ちゃんごめん…私がこぼしちゃったせいで1本だけに……」
「気にしなくていいのよ。分ければいいじゃない」
そう言った千夜ちゃんは何も取り出さず、ようかんの先を私のほうに向けた。
「このまま一緒に食べればいいの」
私の頭は状況を理解できていないようで、論点のずれた言葉をかけてしまう。
「でも、そんなことしたらようかんが折れちゃわない…?」
「ちゃんと押さえれば大丈夫よ!」
私は千夜ちゃんの目的を察する。
「じゃあ、私からいくよ…!」
「よろしくね…!」
食べ進める速度は遅かれど、このままだと私と千夜ちゃんは唇を触れ合わせることになる。
「ちやひゃん…ほんほうにほれでいいの…?」
「わたひがやりたかったことなの、つきあわへてひまって…」
「ううん、やりたいこほをやってくれへうれひいから!」
口の中はようかんでいっぱいで、はっきりと話すことはできない。
そうして、唇が触れ合うと、ようかんではない甘い味が私の口を満たす。
しばらくの間、私たちの間に甘い時間は続く。
でも、この時間に夢中になっていたら…
「けほっけほっ!ようかんが喉に…」
「大丈夫!?しっかりして!」
何だか、後味の悪い素敵な思い出になってしまった。
出会った場所で、出会ったきっかけの和菓子を通して想いを伝える、ロマンチックです。
4レスお借りします。
【タンスの肥やし】
※この話は、◆HAkWYOPml5Iの実際のプレイをモデルにしたものであり、きらファン本編のキャラクターの性格とは関係ありません。
ポルカ「今回のボスはクリティカル率を上げるとこっちのステータスを上げてくれるらしいぜ!」
平沢唯「今こそ、しまってた昔のぶきが活躍する時!」
きらら「持ってきたよ!マスターソード8本!」
アリス「多すぎるよ!」
アリス「なんで同じぶきが8本も!?」
きらら「いざという時のために準備しています!」
アリス「あれ?チームは5人だから最大5本しか使えないんじゃ…」
きらら「サポート編成は8人いますし…」
アリス「それ全員が同じ武器を持つことはまず無いよ!?」
アリス「なんでそんなに作ったの…」
きらら「昔やることが無くて暇な時に、余った素材で作っていたんです」
アリス「…ねえ、そんなに大量の武器を入れるってことは、倉庫を拡張したんだよね」
きらら「はい」
アリス「普段は石が足りないって悩むのに、そういうとこには石を使うの…?」
きらら「…」
平沢唯「お金っていつもは無くて困るのにあるとすぐ使っちゃうよね」
ポルカ「ちなみに今のきららのぶき倉庫は300個以上の武器が入る」
アリス「無駄すぎる…」
ポルカ「カンナさん曰くルーム家具の倉庫は最大拡張の3100個だが既に埋まって、
いつでも買える家具を売ってスペースをやりくりしてるらしい」
アリス「とことんやり込むタイプだね…」
平沢唯「そんなにしまえる倉庫ってどこにあるんだろう」
ポルカ「施設倉庫に至っては、石の残りをキリよくしたかったのか、
無駄に160軒も入れられる。」
アリス「施設は30より少ないのに、もはや病気だよ…」
アリス「あと、キリよくしたとしてもその数はおかしくない?」
ポルカ「やり始めた時によくわからず増やした分と、誤タップの分だな」
アリス「これ以上はやめて、一般的なきららのイメージが悪化するから」
終わり
以上です、ありがとうございました。
アリスがただツッコミするだけになってしまった
本編のアリスのボケはかなり高度なものだと実感する
「しばらくぶりで初めてのとくべつな日」
カレンちゃんの誕生日なので一作書いてきました。
「ふむふむ…では内装はこういった感じで…」
「それで、好きそうなものと言えば何かしら…」
「いかにも日本!って感じのものとか?」
「ヨーコ、もうちょっと静かに…!」
シノたちが何かコソコソと話している。私はそれに気付かれないよう近付き…
「そうだった……ってうわぁ!」
「ヨーコ、何してるんデスかー?」
みんなは予想以上に慌てている。
「いやいや何でもないよ!そうだよなしの!」
「そうです決して怪しい話などではありません!」
「悪の本拠地を奇襲するための秘密会議、とかじゃないんデスね…」
まぁ、別に何かに期待していた訳ではないが。
「カレンったら、本当に漫画が好きだよね」
「そうデスね!漫画やアニメには人を動かす魅力が…」
「ああっ、それは長くなるからいいよ…」
つい気持ちが高ぶって語ってしまうところだった。
数日後、私はお昼をレストランで食べに行こうとして、着いたところで…
「それで、内装に使うものを作ってきました」
「言い辛いんだけど、やっぱり手作りのものを渡すのがいいと思ったの…」
「それは大変だなぁ…」
「でもシノなら色々作れるだろうから…」
「いやいや、私たちも作るんだよ」
今度はカナまでコソコソと話している。私は店内に入って近付こうとするが…
「あっ、カレンちゃーん!」
「ホノカ!お手伝いデスか!」
「私といろいろお話し……あそこで香奈ちゃんたちがお話してるから、入っていけば?」
「なら入ってきマース!」
これでここに来たことはバレてしまっただろう。
「アレー、偶然デスネー」
「あっ、カレンも来たのね」
この前とは違い、みんなは慌てる素振りを見せない。
「それで、このメモ帳は何デスかー?」
「あっ、これは今後の予定を書いてるだけよ!」
真実を隠していそうだが、中々言いだしてはくれないようだ。
「そうデスか…それならまた別の話でもしマショウ!」
「そうね…そろそろ12月になるから寒くて、でも陽子といると…」
「え?綾…突然なに言ってんだ?」
「ち、違うのっ!ほら陽子の髪って暖色系でしょ!だからそんな感じがするだけで…」
「やっぱり綾ちゃんは陽子ちゃんに一途ですねー」
「ちょっ、しの!あとカレンたちも忘れて!」
今日はアヤヤを揺さぶるネタが手に入った。
また数日後、
「今日は家が空いてるので遊びマショウ!」
私はホノカとカナに話しかける。
「えーっと、それより今日は買い物がしたいな」
「そうデスか…でも買い物も楽しみデス!シノたちも誘いマス!」
「あ、忍ちゃんたちは用事があるって先に帰ってたよ」
なにかが心に引っ掛かる。私はそれを正直に話し…
「最近、私はみんなに避けられている気がシマス…」
「そう…だったかも…でも嫌われてるなんてことはないよ!」
「そうだよ!受験が近付いてるから頭が回らないんじゃない?」
「ナルホド…それなら心配なさそうデスね!」
私たちは買い物に出かける。
「カレンちゃーん!これとかかわいいよ!」
「そうデスねー!買いマスかー?」
「ねえ穂乃花、ちょっと話したいことがあるんだけど…」
「香奈ちゃん、何かあったの?」
カナがホノカに小声で話しかけている。
「これって時間稼ぎだよね…?それにしては長くなってない?」
「そうだけど楽しいからいいんだよ!」
「そっか…疲れてきたからちょっとね…」
「それなら…カレンちゃん、また今度買おうね!」
「ハイ!いつでもいいデスよ!」
買い物を終えて、私たちは満足気に家に帰る。
「アレ?ホノカもカナも帰らなくて大丈夫デスか?」
「うん、カレンちゃんの家にも用があるから」
私は家の玄関を開ける。
「お誕生日おめでとう!」
家に居ないはずのシノたちが一斉にクラッカーを放つ。それに私は驚いて尻餅をつく。
「こうして誕生日会をするのも初めてよね」
「カレンの両親に話したら協力してくれたんだ!」
これほどの人にこうして祝われたのは初めてかもしれない。
「それと、これを提案したのはアリスなんです」
「そうなんだ。私がしてもらったから、ね?」
もう頭の中が溢れそうだ。
「ア…アリガトウゴジャイマス…」
「あれ!?まさか気に入らなかった?」
「そうじゃないんデス…ないんデスが…」
驚きで現実を飲み込めないのもあるけれど、それ以上の理由があった。
私とアリスは昔も今もこれからもずーっと一緒。そう思っていたから、その相手がこうしてくれるのが嬉しいから…
だから私は喜びをいっぱい出した。
「とっても…とーっても…ハッピーデスよ!」
以上です。ありがとうございました。
小さいころのカレンちゃんは「〜だよ」で話してたっぽいので地の文のところは気にしないでください…
「きーよっせさん、何してるんですかー?」
「あぁ、十倉か……教えて欲しければまずお前は私のことを下の名前で呼ぶのをやめろ」
「もーつれないなー。で、先生は何してるんですか?」
「何って……ただ外を眺めてただけだよ悪ぃか」
そう言って無愛想な顔を向けてくる先生。というか、おしるこ片手に外眺めてるってかわいすぎでしょ。
「別に悪いだなんて言ってませんよ。むしろ、そういう所先生らしくて好きですよ?」
「お前に好きって言われても嬉しくないっつーの。ほら、早く帰れもう下校時間だぞ。っていうか、今日は一緒じゃないのか」
「私、委員会の仕事があってからみんな先に帰ったんですよ」
半分本当で半分は嘘。委員会の仕事はあったがわざわざ仕事を代わってもらってまでやった仕事だ。それに、本当はみんな待ってると言ってくれたのを断って先に帰ってもらった。
それもこれも先生と二人きりになるためだ。
「そうか、お疲れ様」
「もー、もう少し何かあってもいいんじゃないですかー?」
「これ以上何があるんだよ、十分だろ」
「例えばー……キス、とか?」
私はふざけて言ってみる。まぁ、先生がキスなんてしてこないだろうなぁ……。
「って、まぁ嘘ですけど」
「そうか……十倉、お前私にキスして欲しいのか」
私が舌をペロッと出して茶化すと、先生はこちらに向かって歩いてくる。何故か身の危険を感じ、後ろに下がっていくが、すぐに壁にぶつかってしまった。
「せ、先生冗談ですってば……」
「十倉、目瞑ってろ」
先生に言われ、反射的に目を瞑る。何されちゃうんだろ……。
と、身を強ばらせていると、前髪をあげられおでこに柔らかくて温かい感触が。
思わず目を開けると、そこには頬を少し赤くした先生がいた。
「ほら、もう暗いし早く帰れよ」
素直じゃないけど、今はこの温かさだけで胸がいっぱいだった。
付き合ってそうで付き合ってないやっぱお前ら付き合ってんじゃねな榎並十倉でした
SS初めて書いてみましたけど難しいですね
〜〜せっかくだから私は赤い石を踏むよ!大丈夫だよ!問題ないよ!〜〜
ごちうさ、ギャグ短編です(pixivで公開済みの再掲載)
内容はないよぅw
木組みの街の小さな広場。
ココアとマヤの他には人影は見当たらない。
「ね!言ったとおりだろ?」
「本当だぁ。一つだけなんか赤い石があるね!」
大小の石が敷き詰められた広場の隅のほう。
ほかの石と明らかに色合いの違う赤い石が一つだけあった。
「この間の捨て生徒の時、付き合ってくれたお礼に見せたかったんだ。」
「マヤちゃんありがとう!!」(頭なでなで)
「く、くすぐったいよ!ココア。」
「もふもふ〜」
「あまり私をモフってるとまたチノが怒るよ?」
普段はココアのモフモフを迷惑そうに受けるチノ。
だが、他の小さい子にモフモフするのを見ると明らかに機嫌を損ねる。
「ち、チノちゃんごめんね〜」
「あはははは、私はチノじゃないよ!……それよりさ……」
「マヤちゃんどうしたの?
「この石を踏むと何かいいことあるって聞いたような覚えがあるよ。」
「そういえば千夜ちゃんが、踏むと悪いことが起きる石があるって言ってたよ。」
じっとその赤い石を見つめる二人。
「えいっ!」
「マヤちゃん!?」
突然赤い石にジャンプして踏みつけるマヤ。
目を丸くしているココア。
「大丈夫大丈夫!ココアも踏んでみてよ!」
「確かに大丈夫そうだね。えいっ……きゃっ!?」
バランスを崩し、赤い石に尻もちをついたココア。
「大丈夫!?」
「あははははは……チノちゃんには内緒だよ!」
「言わないよ。ここはココアと私だけの秘密の場所だからさ!」
「ありがと!……じゃあアイスおごってあげるね!」
「やったぁ!! サンキュ、アネキ!」
満面の笑みを見せるマヤ。
その笑顔でさらに嬉しい気持ちが溢れ出すココア。
「もう一回だけ踏んでいこう!えいっ!」
「マヤちゃん〜アイス溶けちゃうよ〜?」
「あ、待って待って〜!」
石のもとを後にする二人。
石がほんのりと光った事には気づかなかったようだ。
「チノちゃ〜ん、たっだいま〜♪」
「おかえりなさいココアさん。……あれ?いつ出かけましたか?」
「え?今学校から帰ってきたところだよ?」
「……え? そうですか。??????」
何やら腑に落ちない顔をするチノ。
お構いなしにチノにしがみつくココア。
「今日初めてのもふもふ〜」
「初めてじゃないです。さっき何回もしたじゃないですか?」
「……え?朝は時間がなかったから今が初めてだよ?」
「……ココアさん、もしかして物忘れが激しい年になったのですか?」
「私そんな年だったの!?」
そこへリゼが入ってきた。
「ココア、お前もう記憶が怪しいのか?」
「ヴェ!?リゼちゃんまで!?」
「さっきチノのこと散々もふもふしてたじゃないか。」
「覚えないけど?」
ふぅっとため息をつくリゼ。
握った手のひらを上向きに差し出して…
「いいか?「ただいま」と言って一回。チノがそろそろ着替えろって言ったときに離れて、
またそのあともふもふ。ちなみにまだ着替えてなかった。で、そのあと着替えてからまたもふもふ、
チノに突き放された後なぜかまた学校の制服でもふもふ。」
「え?4回ももふもふしてたらさすがに忘れないと思うけど。」
「4回ではありません。リゼさんが他の仕事をしてる間にさらに3回されてます。」
「合計7回も!?」
「さすがにもう今日はやめてほしいです。」
もふられまくって、心身ともに疲れたといった感じのチノ。
いつもの元気は因果地平の彼方へ消え去ったようだ。
「じゃあやめとくね。……まだもふった覚えないんだけどなぁ……」
なんか納得できないけどチノをこれ以上消耗させるのはココアの本意ではない。
学校の制服からラビットハウス制服に着替えるためロッカー室へと向かった。
ロッカーを開けると……
「あれ?お店の制服がないよ……っていうか何で学校の制服がここに?」
今ココアが着てるのは通学先の高校の制服。
ロッカーに入っているのは、通学先の高校の制服。
ラビットハウスの制服はここにはなかった。
「おかしいな……とりあえずお店に戻って……」
店頭に戻ると、リゼとチノがいた。
二人とも目を丸くしている。
「お前何でまた学生服に着替えた!?」
「まだ閉店までかなり時間ありますよ?」
「え?制服なかったよ?」
「ちゃんと制服着て、トイレに出てっただろ?」
「やはりココアさんの頭がおかしいです。」
「え?私、おかしいの???」
ガチャ!!
着替え室に続くドアが開き、誰か入ってきた。
その姿を見た一同は固まった。
「こ、ココアさん」
「わ、私!?」
「ココアが二人……だと!?」
便宜上、最初からいるココアをココアA、新たに現れたココアをココアBとしよう。
ココアAは驚き戸惑っている!
ココアBは驚き戸惑っている!
がちゃっ!
ドアが開いて……
ココアCが現れた!
ココアDが現れた!
ココアEが現れた!
ココアFが現れた!
ココアAは驚き戸惑っている!
ココアBは驚き戸惑っている!
ココアCは驚き戸惑っている!
ココアDは驚き戸惑っている!
ココアEは驚き戸惑っている!
ココアFは驚き戸惑っている!
リゼは驚き戸惑っている!
チノは驚き戸惑っている!
……もはや筆者にも訳が分からなくなっていた。
がちゃっ!
ココアGが現れた!
ココアHが現れた!
ココアIが現れた!
ココアJが現れた!
なんとココアが10人になってしまった!!
なお、ココアJだけがなぜかラビットハウスの制服を着ていた。
だからどうだということはなさそうであるが……
もう全員訳が分からなくなっている。
あまりのカオスな状況にココアAはおたけびを上げた!
「ヴェアアアアアアアアアアアア!!」
つられてココアB〜ココアJがおたけびを上げた!
「ヴェアアアアアアアアアアアア!!」
「なんか賑やかだね!」
マヤが現れた。
マヤはココアの群れを見たがなぜかあまり驚いた感じではなかった。
「マヤさん、なぜかココアさんがこんなに増えてしまいました。」
「お前よく驚かないで見てられるな。」
きょとんとしてるリゼに対して……
「だって私も増えたから別に珍しくないよ!」
マヤBが現れた!
マヤCが現れた!
マヤDが現れた!
マヤEが現れた!
キリがないので途中省略!
マヤXが現れた!
マヤYが現れた!
マヤZが現れた!
マヤAが現れた!
「なんかマヤさんがAに戻ってますが?」
「アルファベット使い切るとAに戻るみたいだよ?」
結局、2周目のZで増加は止まったが52人のマヤがいることになった。
10人のココアと52人のマヤ。
ラビットハウスの広いとは言えないフロアはあっという間にラッシュ時の山手線のようになってしまった。
「さすがに暑いです。アイスココアでも飲みましょうか。」
「……チノ、そんな場合じゃないだろ……」
「ココアさんとマヤさんがたくさんいて、いつもより賑やか。創作意欲がわきます。」
「いつの間に!?」
常連の青山さんはこのぎゅうぎゅう詰めの中で普段通りに執筆活動をしている。
「あれれ〜、ラビットハウスが満員だね。」
「すごい人数ね、ココアちゃん、マヤちゃん。」
メグと千夜が人数に少し驚きながら来店。
ココアとマヤばかりであることにはあまり驚いている感じではなかった。
「ゆっくりしてってね、千夜ちゃんもメグちゃんも!」
「そうさせてもらうわ、ココアちゃん。」
なんと!ココアKが現れた!
その隣にはココアLもいた。
そしてココアM、N、O、P……Zまで!
ココアの合計人数は26人へと増えた!
「うわぁ!!そんなに入れるわけないだろ!!!」
「店がもたん!!」
リゼとティッピーの悲痛な叫びもむなしく、ラビットハウスが爆発(!?)してしまった!!
「……っていう夢見たんだ。」
「なんだよそれぇ、おっかしい!」
「あははは、チノちゃんにも呆れられたよ。」
談笑しているココアとマヤ。
「そうだココア!面白そうな場所見つけたんだ。こないだのお礼に連れてってあげる!」
「いいの!? やったぁ!! さすがいい妹だねマヤちゃん!モフモフ……」
そして二人は立っていた。
一つだけ色が違う赤い石の前に……
To be continued.......
お久しぶりです(って毎回言ってる気がします)ルナ・ソレイユです。
今回は、あんハピのヒビレン参戦ということで、以前pixivに投稿した「ホントとウソ」を投稿させていただきます。
なお、ヒビレンは出てきません(何故)
あと作品性質上、若干のキャラ崩壊があります。ご注意ください。
sideはなこ
「ねーね、最近りーさんとひばりちゃんって、仲良くない?」
隣を歩いていたゆきちゃんから一言。
「そういえばそうかも!いつくらいからかな?」
「えーっと、たぶん…あれだ!サボだよ!」
「そっか!2人で育ててたんだもんね!」
私は気づいていなかったのかもしれない。
このあとかわいいクロモンや黒い生き物と遊んでるときにはもう忘れてたけど、
このとき感じていた、心のもやもやが私にとって、とても大切なものであるということに…。
* * *
sideヒバリ
「っていう風にすると、きれいに咲くんですって。」
「そうなんですか!流石エトワリア…。」
「本当よね。」
『あの事件』から数ヵ月。
「この子の周りも賑やかになったわね。ってあら、もうこんな時間。用事があるから先に失礼するわ。ごめんなさいね。」
「いえ、ありがとうございます。」
そう言って悠里さんは帰っていった。
「…さて、私も帰ろうかしら。」
私は庭を出て…
「ヒバリちゃーん!」
「はなこ!?ずぶ濡れじゃない!?」
「えっとねー、ここに向かってる最中に…」
「うん…わかったから…。」
そうよね。はなこだものね。
「それではなこは、どうしてここに?」
「そだった!今日はヒバリちゃんと二人で遊びたくって!」
「そう。ならぼたんも誘って…」
「二人で、あそびたいの!」
どうしたのかしら。
「まぁ、そこまでいうのなら…。」
「本当!?やった!私すっごいついてるよ!それじゃ、いこっか!」
はなこは敬礼のポーズをして歩き始めた。
「えへへ、ヒバリちゃんだ〜!」
私が歩き始めたとたん、はなこが道を戻って私にくっついてきた。
「ちょっと、くっつきすぎよ?」
「えへへ、いいじゃん!」
そう言われながら、はなこの向こうを見た瞬間、
きゅん、とした。
「あの人、だわ…。」
「あ…。」
そう。向こう側に、『あの人』がいた。
今日も彼は頭を下げ続けて…。
「それよりほら、行こうよ!」
「…え、ええ。そうね。」
いけない。はなこと一緒にいるのに。
…でもはなこ、どうしたのかしら?
* * *
sideはなこ
あ、あれれ?私、そんなこと言うつもり、なかったんだけどな…?
私、今日はあんまりついてないかも…。
でも、ヒバリちゃんと一緒にいられるのは幸せ。
「あら、はなこさんにヒバリさん。お二人でお出掛けですか?」
あ、ぼたんちゃんだ!
「どうしてここにいるの?」
「わ、私のようなものがきらら商店街を歩くのもおこがましいですが…」
「そんなことないわよ!」
フォローするヒバリちゃん。
「実は、欲しい本がありまして。」
「欲しい本?」
「はい。この世界の地理についての本です。私達は余り里から出ませんので、他の地域について調べてみたくなってしまいましたので…。」
「確か本屋って向こうだったわよね?一緒に行きましょうか?」
「いえ!あと三回ほど休憩すればたどり着けるはずですので、お気遣いなく。」
「そ、そう…。なら良いのだけれど…いや、よくはないけど…。」
「では、失礼いたします。」
ぼたんちゃんは、本屋さんの方向に歩いていった。
そして私は…
「ねぇヒバリちゃん、どうして、一緒に行くなんて言ったの?」
* * *
sideヒバリ
「ねぇヒバリちゃん、どうして、一緒に行くなんて言ったの?」
そう言ったはなこの目には、光がなかった。
「はなこ…?」
「答えて、ヒバリちゃん。」
「は、はな…」
「答えてよ…!」
「はなこ!?」
はなこから黒いオーラが出てる…!
「逃げて!」
声がした。そしてどこからともなく、保登さん、九条さん、千矢さんがあらわれて、
「私の華麗なる技を見ててね!」
「さあ、行くデース!」
「とうてんこうー!」
はなこに攻撃が…
「だめー!」
「ヒバリちゃん!?」
「ヒバリ!?」
「ひばりちゃん?」
「ど、どうしたんですか?」
私はつい、進路を塞ぐようにクリスタルを撃っていた。
「…そっか。はなこさんを…。…お願い、冠さん!彼女を眠らせて!」
「ん。世紀の瞬間を見届ける。」
千石さんの薬で、はなこは無事に眠った。
「ごめんなさい。私の我が儘で…。」
「それより、この状況…どこかで…。」
「あ、分かった!妖精さんだよ!」
保登さんが声をあげる。
「でも、黒いよーせーさんたちも良い子になったんじゃ…」
「とにかく、行ってみるデース!」
「そうだね。一旦話を聞いて…」
「きららさん…!」
直樹さんが走ってきた。まさか…はなこと仲の良かった丈槍さんも…?
「由紀先輩が、先生の名前を叫びながら…!」
「今は!?」
「今は先輩方が金具で固定して抑えてはいますが…」
「分かった。冠さんは私と一緒に由紀さんのところへ。ココアさん、カレンさん、千矢さん、ヒバリさんは妖精達のところへ!」
「「「うん!」」」
「はい!」
「ん。」
私達は里の外れの木に向かっていった。
* * *
sideはなこ
これはきっと夢…だよね?
「えへへ、ヒバリちゃん!」
じゃなければ、私が目の前にいるわけがないと思うんだ。
それにいらいらする。
そんな私を見ていると…なんでそこにいるのが私じゃないのかって、いらいらする。
そして、それは…私の嘘の、本当の感情なんだよね?
* * *
sideヒバリ
「そんな…彼女が…もしかして…」
白い妖精に事情を話すと、いきなり飛び始めた。
「やっぱり…。彼女、以前のときは別のところに行っていて、居なかったのですが…。」
妖精がそう言って指したのは…真っ黒の妖精。
「黒い妖精とは段違いにいたずら好きなフワリーです。」
「よ。あんたらの事は視ていたよ。まぁまぁ面白かったが、途中からつまらなくなったな。」
「なら、はなこを戻してよ!」
「あと由紀ちゃんも!」
「ああ、いいぜ?…他におもしれーやつがいるからな。」
面白い人…?
「ヒバリさん…!」
後ろから聞きなれた、でも感じの違う声が聞こえる。
「あなたのせいで…私はウジ虫以下なのですよ…!」
「ぼたん…!」
「さっきの…はなこだかなんだかとは違う魔法だぜ?」
ぼたんがレプリカロッドを振り上げる。…避けられない…!
「ヒバリちゃん!」
それは、いつもの彼女らしい声だった。
* * *
sideはなこ
目が覚めて、さっきまでのヘンな気持ちはなくなっていた。
けれど目の前に、どこかに向かおうとしているぼたんちゃんが見えたから、追いかけようとしたら頭に植木鉢が降ってきて、欠片を踏んで滑って、川のなかに落っこちて、そのまま流されて、川辺に打ち上げられて、そしたら、目の前にぼたんちゃんがいたんだ。こんなにすぐに着けるなんて、私やっぱりついてるよ!
「はなこさんも…!」
ぼたんちゃんがこっちを見る。
「はなこさんも悪…」
あ、倒れちゃった!
「なにっ…体力切れだと…?…このままだと…」
私はその妖精さんに違和感を感じた。
「ねえ、妖精さん。もしかして…寂しいの?」
「なっ!…なわけないだろ!?」
「やっぱり!じゃさ、友達になろうよ!」
「やっぱりってなんだよ…ったく、なりたきゃ勝手になれ!」
「やった!じゃあもう悪さしないでね?」
「誰がお前の言葉なんか…まぁ、どうしても…というなら…。」
「ふふっ」
ヒバリちゃんが笑った。
「どうしたの?」
「いえ、どこか萩生さんと似てると思って。」
「あ、本当だ!響ちゃんみたい!」
「ひびきって、聖典の萩生響か!?違うぞ!もっと私は…あー、もういいや。もうお前ら帰れよ…。」
「じゃあ、またねー!」
「はん、気が向いたら、な。」
そうして、私達はぼたんちゃんを抱えて里に向かった。
「えーっと、私達、必要だったデス?」
* * *
sideヒバリ
「じゃあ、実際にはそんなこと思ってなかったのね?」
「滅相もございません!ああ、ミジンコ以下の私が、そのような発言を…。」
「大丈夫!大丈夫だから!」
…すなわち、別の感情を付加する魔法だったのかしら?
「はなこは?」
「えっとねー、いつもヒバリちゃんの事は大好きなんだけど、それがヘンな方向に行っちゃったみたいで…。」
「え!?そ、それってつまり…」
するとはなこは背伸びをして来て、私の頬に…!
「えへへ、どういうことだろうね?」
そう言って無邪気に敬礼したはなこは、とても大人びて見えた。
嫉妬するはなこが新鮮で面白かったです。こっちの二人がこれからどうなるのか楽しみです。
お久しぶりです。約1ヶ月ぶりになります。
もんちゃんとぶんちゃんで一つ書いてみました。
キャラ崩壊している節があります、ご注意下さい。
それでは、よろしくお願いします。
「ぶんちゃん、今日の夕飯って何だっけ?」
「もんちゃん忘れたの?恵方巻きって言われたよね」
今日は二月三日、節分の日。私たちの寮では、この日は寮母さんが作った恵方巻きを食べることになっている。どれだけ美味しいのか、楽しみだなぁ……。
「そうだぶんちゃん。恵方巻きといえばさ、白いお米に黒い海苔って、色合いはモノクロの原稿みたいだよねー」
相変わらず、もんちゃんの突飛なお話はセンスが冴え渡る。
「そ、そうだね。中の具材はカラーかなー?」
「ちょっと無理してない?」
「もんちゃんも人のこと言えないよ?」
そんな話をして笑い合いながら、私たちは帰り道を歩いていく。
しばらく歩いて、私たちは寮に着く。
私が少し考え事をして立ち止まると……
「ぶんちゃん、上の空だねー?」
「な、何でもないよ!先に帰っててー」
もんちゃんが一瞬だけ懐疑の念を浮かべたように見えた。
「うぃ、それじゃまた後で」
そう言って、もんちゃんが玄関を通るのを見届けた後……
(言えない……私がもんちゃんのこと好きだなんていきなり言えない……)
最近、私たちは考え方も似てきたから、少しずつ互いの考えを見透かしたり、通じ合わせたりしてきた。
それでも、互いに思っている印象……それだけは分かりあえなかった。
片思いなら私の得意分野……って、そういう訳じゃなくて。
今の私はもんちゃんのことで一杯で……もんちゃんがどう思っているのか確かめたくって……。
そんなことを考えている私に、寮母さんは優しく声をかける。
「ぶんちゃん、悩み事でもあるの?」
「わ、寮母さん!?どうして分かったんですか?」
「それは秘密。ほら、これを持っていって」
私は、二本の恵方巻きを渡される。
「えっ、はい!行ってきます!」
どう使えばいいのかも分からないまま、私は一目散に自分の部屋に向かっていく。
そうした私のことを、寮母さんは笑顔で見送ってくれた。
私は部屋についた。そこにはもんちゃんが座っているだけだった。
「ぶんちゃん、遅かったねー」
「ごめんね。これ渡されたんだけど……」
私は恵方巻きを取り出す。
「え、何でここに持ってきてるの?」
「多分ここで食べていいんじゃないかな?」
「なるほどねー、それじゃいただきまーす」」
私たちは恵方巻きにかぶりつく。寮母さんの優しさを感じて、心が安らいだ。
私が願ったのは「もんちゃんへの感情の成就」。
今なら何でもできる気がする。どんな思いも伝えられる気がする。
その勇気を胸に、私はもんちゃんに全てを告白する。
「私、もんちゃんと出会えてよかった……。苦楽を共にできて、心を通じ合わせられて……」
もんちゃんは驚いている。まあ、無理もないよね……。
「い、いきなりどうしたのさ……」
「もんちゃん、ずっと好きだったよ……」
私の言葉を聞いたもんちゃんは、次第に私から目線を逸らし、顔を赤らめて恥ずかしがる。その表情は何ともいえない可愛さだった。
「でも、少女漫画家なのに、女の子らしい女の子に恋しちゃって、変だよね……」
「その、心配はいらないよ……。私もぶんちゃんのこと、好きだし……」
その言葉を聞いて、私の心から嬉しさが溢れ出した。
「それと、私たち二人、百合漫画家になっちゃう?」
そう言ったもんちゃん。こんな時でも調子がいいんだから。
「それは……遠慮しておくね」
「あっ……私、願い事考えるの忘れてた……」
「もんちゃんったら……」
でも、そういうところも好きだ。
折角の好機。私は今考えられる限りの粋な言葉をもんちゃんにかける。
「だったら、私がその願いを叶えてあげよう」
そう言って、私はさっき恵方巻きを食べたときと反対を向き、ベッドに座り込む。
「さっ、私を恵方巻きだと思って」
私がそう言うと、もんちゃんはしばらくした後、大声で驚き……
「ええ!?それってつまり……」
そんなもんちゃんに対して、私は無言で語りかけるように見つめる。もんちゃんも私の考えが分かったようで……
「……わかった、ぶんちゃんを奪ってあげる」
そう言うと、もんちゃんは私の唇に近付いて、自分のそれと結び付ける。
私たちはただただ互いの声、舌、唾、恋心を交わらせ、混ぜ合わせる。その一時は、何よりも幸せだった。
本文4レス、計6レスお借りします。
※注意
この作品にはキャラ崩壊・独自設定・ネタバレ・男が含まれます。
【エトワリア外へのバレンタイン】
桜ノ宮苺香「店長さん、バレンタインのチョコレートをどうぞ!」
店長型椅子「…」
陽子「…あれは何をやってるんだ?」
忍「エトワリアに来ていない相手にはバレンタインのチョコを渡せないので、
代わりに本人の形を模した椅子に渡しているらしいです」
店長型椅子「…」←四つん這い
苺香「ふふふ…」←見下ろし
陽子(傍から見ると犬食いさせてるようにしか見えない)
苺香「…やはり、反応がいただけないのは寂しいです」
陽子(その恰好だとSM的反応を求めているようにしか見えない)
苺香「さて、満足したのでこのチョコは皆さんでいただきましょうか」
陽子(お供え物みたいだな)
瑠璃「おはよう桜ノ宮さん、チョコは渡せたかしら?」
苺香「おはようございます瑠璃さん、こういうのも良いですね!アイデアをいただきありがとうございました」
陽子(ヒバリの提案だったのか…)
メリー「…あれは何をやってたの…?」
陽子「メリーおはよう。苺香がチョコをあげたい相手がエトワリアにいないから、その相手を模した椅子にあげてるらしいよ」
メリー「あ、私は夢を経由して元の世界に渡しに行ったわよ」
陽子「まじで!?」
------------------
メリー「はい、バレンタインのチョコよ」
夢路「あれ?今日はバレンタインだったか?というかここはどこだ?コタツと大量のコーラ…?」
シャミ子「はじめまして、ここはご先祖の封印空間です。向こうで作ったチョコを夢の中でも出現させるために、私とご先祖の力をお貸ししています。」
勇魚「クレアちゃんにシャミ子ちゃんの夢へ扉を繋いでもらって、
さらに私が夢路の武装明晰夢を借りて、今日夢路がいた幻界とここを繋げたんだ」
夢路「あ、これシュールなタイプの夢だ」
メリー「だから夢って言ってるじゃないの、この夢は目覚めたら大部分がふわっとするから、目が覚める前に早く食べて」
夢路「お、おう」
---------------
メリー「シャミ子の夢は目覚めるとふわっとするタイプだから相手は覚えてないだろうけど、本人と会話はできるわよ」
苺香「その手がありましたか…!」
ーーーーーーー
ーーー
珠輝「シャミ子ちゃん、お願いします!」
カレン「久しぶりにパパに会いたいデース!」
鬼頭先生「あの…私も…」
苺香「…あっという間に広まりましたね」
シャミ子「た、沢山の人が…いや、バレンタインの間に渡したいのはわかりますが…」
勇魚「今夜は大変そう…」
[がんばれシャミ子と勇魚ちゃん!都合よく設定を混ぜることでなんでもありな魔族になるんだ!]
以上です。ありがとうございました。
途中まで酉の前の名前を付け忘れてました…
ジンジャー「なぁセサミ、私の武器を知らないか?」
セサミ「武器?釘バットの事ですか?」
ジンジャー「ちげーよ」
ジンジャー「モップと柱時計とコショウだよ」
セサミ「・・・・・・はい?」
\ジンジャー!ジンジャー!ダイナマイトジンジャー!/
謎の組織にさらわれた女神を救う為
ジンジャーとセサミが大暴れ!?
TASシーヴの人がお送りする
何でもありの痛快アクションコメディ!
【SS】セサミ「ダイナマイトジンジャー?」
20020年4月 公開
ジンジャー「逮捕してやる!」
以上
エイプリルフールなので没ネタで嘘予告をやってみた
そんな感じのネタでした
最初の台詞をやりたかっただけー
元ネタ:ダイナマイト刑事
久々のネタがこんな雑クオリティですみませんでした
数レスお借りします。
ご無沙汰…本当にご無沙汰しております、ルナ・ソレイユです。
4月3日にきららファンタジアのコミカライズ版が発売されましたね!おめでとうございます!
今回は、コミカライズ発売記念として書かせていただきました!
…大遅刻ですが()
「私たちを呼んで」
…助けを、呼ぶ声がする。
「花名ちゃん?どうしたとです?」
「う、ううんたまちゃん、なんでもな……」
たまちゃんの言葉に答えようとたまちゃんの方を向いた。……はずなのに。
「な、なぜ召喚が…?」
目の前には、水色の髪の女の子。後ろにも知らない女の子が。
「あ、あのっ!」
声をかけようとしたとき、それは再び聞こえた。
〈力を貸してーー〉
はっきり、そんなふうに言われちゃったら……無視なんてできないよ。
〈ーー大丈夫〉
〈ーー今助けるから〉
〈ーーだから〉
私達は心を一つに。強く念じる。
〈〈〈私たちを呼んで〉〉〉
* * *
今のは…一体…
「みなさん、来ていただきありがとうございます。突然呼んでしまってすみません…。いくつか説明させていただきますね。」
気が付くと水色の髪の子が。いつの間に戻ってきたんだろう……?
「申し遅れました、私はクレアです。そしてここは、エトワリア。この世界の住人は、女神様の記す聖典によって生きる糧『クリエ』を摂取しています。その聖典には、女神様の観測した世界…すなわち、みなさんの世界の出来事が書かれています。」
「つまり、この世界にとっては私達は本の登場人物ってこと?それって…」
「ココアさん……」
「すごく羨ましいよ!だってそれって、私達の世界なら怪盗ラパンとかが出てきてるってことでしょ?いいなー!」
「えっ!?」
目を白黒させる…えーっと……そうそう、クレアちゃん。
「えーっとつまり、私達がお話の登場人物なら…私達ヒーローじゃん!ソーニャちゃんをぶっとばすぞー!」
「え…えっと……そ、そんなところ……です!」
物語の登場人物……かぁ…。私はきっと、主人公にはなれない、脇役……ううん、生徒Iとかなんだろうな……。
「花名さんも大丈夫ですか?」
「う、うん!だ、大丈夫だよ!」
「ふふ…」
クレアちゃんが私の様子を見て微笑む。
「ど、どうしたの?」
「いえ、すみません…聖典で読んだ通り、可愛らしい方だな、と…。」
気を使わせちゃったかな…。
「それではみなさん、質問がないようでしたら、この里の案内をさせていただきます!」
* * *
クレアちゃんの里の案内が終わって、用意されたお部屋で一息つく。
本当に異世界なんだなぁ。たまちゃんが来たら喜びそう。
…あれ、でも……さっきクレアちゃん、私達は物語の登場人物だって言ってたような……?
それってつまり、浪人してることも筒抜けなのでは…!?
「……の子なのに…すごいですっ!」
「…………いち実感がないかな…」
誰かの喋り声が聞こえた。窓の外に目をやると、クレアちゃんともう一人…きららちゃんが歩いてる。
色々気になることもあるし…聞いてみよう!
…とは言ったものの、怖くて話しかけられていません…。
しばらくして、クレアちゃんときららちゃんが別れた。
…きららちゃんはなにか考え事をしている。話しかけるなら今、なのかな。
ゆっくり、一歩ずつだけど。きららちゃんやクレアちゃんと、お友達になれたら…なんて。
私は胸のドキドキを抑えて、きららちゃんに話しかけた。
「あ、あのっ…!」
以上となります。お付き合いいただき、ありがとうございました。
連投という形になってすみません。
きんモザ完結記念ss「ふしぎの国が、なによりとびきり好きだから」です。
「みなさん!本日はお集まりいただいて、ありがとうございます!」
「学校からの直行だけどなー。」
陽子ちゃんが茶々を入れます。
「もう、卒業式の二次会しようって言ったの、陽子ちゃんでしょう!」
「え、これあたしが悪いの?綾?」
「うぐっ…えぐっ……」
「まだ綾泣いてるし!」
「まったく、ヨーコは乙女心が分かってないデスね?」
カレンが机の上のクッキーに手を伸ばしました。お母さんの手作りです。
「そんなだらしない格好でクッキー食べてるやつに乙女心って言われてもなぁ…」
「oh…さり気なくひどいデス!」
「カレンちゃんは乙女心の塊なんだよ!ほらっ!」
穂乃花ちゃんがカレンの金髪をすくい上げました。あぁ…輝いてます…!
「ほらって言われても…いや、きれいだとは思うわよ?でも…」
「あ、香奈ちゃんはアリスちゃん派?すぱーくるっぽいし…」
「すぱーくるは関係ないでしょ!」
「す、すぱーくる…ね、ねぇ…私、やっぱり成長してないのかな……」
「あら、成長してるわよ?」
そう言いながら部屋に入ってきたのは…お姉ちゃん!
「だって…ほら、こっちに来たときは正座で足がしびれてたじゃない。」
「た…確かに!さすがはイサミ!」
「あぁ、またアリスがお姉ちゃんに取られました…」
「ってかアリスはそれでいいのか!?」
「良いんだよ。」
「良いのよ。」
「え、えっと…」
「空太!美月!なんでここにいるんだ!」
「比奈も!どうしたの?」
空太くん、美月ちゃん、比奈ちゃんです!どうしてここにいるんでしょう…?
「それはね…」
「先生が連れてきてくれたんだよ。」
「ってなんで先生が出てくるんだよ!」
「はーい、連れてきちゃいましたー!」
勢いよく入ってきたのは烏丸先生!?久世橋先生もいます!
「私は止めたのですが…」
「私がおっけー出したからね!」
「シノマム!マムに…カレンのマムまで!?」
「そうよ!私達も久しぶりに会ったからね!」
「……Karen, sit down with the right posture!」
「U…Uh…」
「あぁっ!カレンがいつかの綾状態に!?」
「ふふ、ごめんなさい。今は無礼講よね。」
「Mam…」
「今だけよ?」
「Thankyou,mam!」
「今度は以前の私になってるよ!」
そのとき、机ががた、と動きました。
「ひっ…」
そして机の下から、
「無礼講なら、私も参加していいよね!」
「…ちっ」
「勇モデルらしからぬ顔!」
湊さんがでてきましたっ!
「いや、ね?いろいろあるんだよ…」
「そ、そうですか…」
* * *
そして、他愛のない話で盛り上がって。
もう外は暗くなり始めていました。
「それじゃあ、しの!アリス!またな!」
「またね、みんな!」
「また会いましょう!」
なんでもないように別れます。
……寂しくないと言ったら、嘘になりますね。
でも、それ以上に今までが楽しくて。これからが楽しみで。自然と笑顔が溢れてきます。
「しのぉー!アリスぅー!」
綾ちゃんの泣き声が、住宅街に響いていきました
10レスほど失礼します
【もしもファンタジア〜もしもきららキャラがコラボ慣れしていたら〜】
※元ネタはそれなりに調べたつもりですが、間違っている可能性もあるかもしれません。
1話 ひだまりスケッチ
乃莉「つまり、私たちは魔法でこの世界に来てしまったと。」
きらら「そうなるね」
沙英「今までの出来事からしても、信じるしかないのかな」
きらら「!お二人のパスの先の道のりにクロモンがいます!
迂回せず追い払うので下がっていてください!」
乃莉「待って、ダメージ2倍ボーナス付いてる?」
マッチ「えっ」
乃莉「一旦歩き回ってボーナス付与しないと途中で炭酸足りなくならない?」
沙英「今も炭酸持ってるの?」
乃莉「うん、ナンパを撃退するために備えてる」ドサッ
マッチ「沢山の瓶が出て来た…服のどこに入ってるんだろう」
〜数分後〜
ピコン<ポイントupボーナス+100%突入>
きらら「あっ、何か出ました」
乃莉「うーん、報酬2倍かあ、パワー2倍で二人倒した方が討伐報酬の面でお得だしなあ…」
乃莉「効果切れまで待とう、上書きできないし。」
マッチ「いや、助けに行くんだから急ごうよ」
宮子「月末なのに差し入れが貰えない…いつもの数千個のお菓子をもらえるの楽しみにしてたのに…」
きらら「いや、そんな数のお菓子を1週間で貰うってどういうことですか」
マッチ「恐ろしい世界だ…」
(↑後にコルクに大量のクッキーやらかき氷やらを渡す人たち)
ランプ「七賢者のシュガー…!彼女は強敵です!」
乃莉「きららさん、この特別な炭酸を渡しておきます」
きらら「これは…?」
乃莉「飲むとダメージが12倍になります」
きらら「強い」
シュガーは24倍のダメージで撃退しました。
2話 NEWGAME!
ランプ「という訳で、お二人は異世界に来たのです。」
青葉「異世界は今までにも来ましたよね」
ひふみ「何度目だろう…」
ランプ「えっ」
きらら「それで、お二人の近くにある大きな物は何ですか?」
青葉「戦車です。兵器ですね。」
きらら「えっ?」
マッチ「家とか壊せそうな見た目けど…」
青葉「大丈夫です、競技用なので特殊なカーボンによって怪我しません」
きらら「???」
ひふみ「でも二人じゃ操縦には足りないよね」
きらら「コールで呼びましょうか」
青葉「大丈夫です、戦車があるなら人数を増やせます」
青葉「まず弾を発射します」
青葉「すると爆風の中から人が出てきます」
<☆4 激レアです!>
きらら「なんで?」
ひふみ「うちとのコラボではもうその演出無かったよね?」
セサミはオーダーの影響もあり、戦車を見て降伏しました。
3話 がっこうぐらし!
胡桃「召喚されるタイプは初めてだ…」
悠里「大抵は向こうからこっちの世界に来るものね」
由紀「こっちから行くと話の軸が崩壊するからね」
マッチ「ええ…」
由紀「クラスのみんなー」
きらら「クラスの友人たちを突撃させてる…」
マッチ「これは流石に正気でも狂気でもまずいのでは?」
カルダモンは戦闘力高めなニトロプラス勢のパートナーブリッツで倒しました
4話 Aチャンネル
ユー子「私たちは異世界に来たんやって」
トオル「そんな馬鹿な…」
マッチ「異世界未経験のクリエメイトだ…」
ソルトは普通に倒しました
5話 きんいろモザイク
カレン「突撃デス王子!」
王子「ケロー」
ランプ「あれは…小さいカエル?」
アリス「あれでも一方通行とか倒した実力者だよ」
きらら「強い」
陽子「あそこもコラボ多いよね」
6話 ステラのまほう
珠輝「こんな想像みたいな事が起こるなんて…」
7話 ゆゆ式
ゆずこ「初異世界だねー」
マッチ「あれ?もしかして異世界召喚ってされないのが普通?」
8話
紺「なるほど異世界に…?」
きらら「どうしよう、異世界経験者に期待していたところが正直あったから、戦力に不安が…」
千矢「これからすることを占ってみるっていうのはどうかな?」
紺「試してみる価値はありそうね、奇々も怪々お尋ねします こっくりこっくり…」
「"ご ち う さ"」
紺「…」
千夜「スキル、怪談奇談!」
リゼ「鬼教官・ソウイ!」
シャロ「物攻熟達 レベル3!」
チノ「行ってください王子!」
ココア「ダメージ24倍!」
アルシーヴ「ぐああ」
きらら「強い」
こうしてきらら達はアルシーヴを止め、ランプの日記によってソラとアルシーヴは力を取り戻し、エトワリアに平和が戻りました。
ソラ「私の知ってる子たちと違う」
完
元ネタ
ひだまりスケッチ:ガールフレンド(仮)
NEW GAME!:ガールズ&パンツァー戦車道大作戦!
がっこうぐらし!:ニトロプラスブラスターズ-ヒロインズインフィニットデュエル-・グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜
きんいろモザイク:ウチの姫さまがいちばんカワイイ
ご注文はうさぎですか?:グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜・ディバインゲート・乖離性ミリオンアーサー・ウチの姫さまがいちばんカワイイ・ガールフレンド(仮)
以上です。
お目汚し失礼いたしました
これから投稿します。
この作品には他作品のキャラ同士の軽い百合描写が含まれています。
この日私は幼なじみの千夜と一緒に和菓子の材料に使えそうな植物があるという山に来ていた。来ていたのだが……
「千夜とはぐれちゃったわね」
その植物を探している途中でいつの間にか千夜とはぐれてしまっていた。
「いったいどうすればいいのかしら?」
どうしようか考えながら歩いていると上から何かが降ってきた。
「きゃあっ」
いったい何が降ってきたのかと思って何かを見てみるとそれは人間だった。
「えっと。大丈夫?」
私はその子に声をかけてみることにした。
「うん。大丈夫だよ。そっちこそ大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ。それであなたはどうして上から降ってきたのかしら?」
「実は木の上でお昼寝をしていたら人の気配がして下を見たらあなたがいて、困っている様子だったから降りてみたの」
「そうなのね」
木の上でお昼寝ってすごい女の子ね。
「それであなたはどうしてこんなところに一人でいるの?」
「実は友達と一緒にこの山に来たのだけどはぐれてしまったの」
「なら、私に任せて」
その女の子は水晶玉を取り出してそう言った。
「ちょっと、そんなもの取り出してどうするつもりなの」
「どうするって?あなたの友達の場所を占うんだよ」
その子は不思議な呪文を唱えると水晶玉を見つめだした。
「えっと?」
私はその子が何をやっているのか意味が分からずに困惑してしまう。しばらくしてその子が口を開いた。
「分かった」
「分かったって何が?」
「もちろんシャロのお友達の千夜の居場所だよ」
「ちょっと待って……」
私まだこの子に名前を言っていないし千夜の名前も言っていないはず。なのに、どうして私たちの名前が分かったのかしら?
「私、占い師なの」
「占い師……。つまり、占いで分かったてこと?」
「そうだよ」
初めて会ったはずの私の名前が分かったのだから信じるしかないわね。
「ありがとう。えっと……」
「あっ。私は千矢だよ」
「千夜ね。ありがとう千夜」
まさか友達の千夜と同じ名前だなんて少し驚いたわね。
「あっ。そうそう。私とシャロのお友達は『ちや』だけど漢字は違うみたいだよ。私は千の矢と書くの」
千夜、いえ千矢がそう言ってきた。『ちや』という名前を聞いて千夜と同じ漢字だと思っていたけど違うのね。
「それじゃあ案内するね」
「ええお願いするわ」
私は千矢に案内されて千夜のところに向かうことになった。
「あっ」
少し歩くと千夜の姿を見つけた。
「千夜っ」
私は千夜に駆け寄る。
「シャロちゃんっ」
私たちは抱き合う。
「シャロちゃんとはぐれてしまったから心配していたのよ。見つかってよかったわ」
「私のほうこそはぐれてしまってごめんなさい」
「いいのよ。こうして合流できたんだもの。あら?でもどうしてシャロちゃんは私がここにいるってわかったのかしら?」
千夜がそう呟いた。
「ああ、それはあの子のおかげよ」
私は少し離れたところにいる千矢を指さす。
「あなたは?」
「私は千矢だよ」
「千夜?」
「漢字は違うよ。私は千の矢と書くの」
「そう。千矢ちゃんというのね」
「うん。そうだよ」
「あの子は占い師なの。それで千夜の居場所が分かったのよ」
「まあっ。それはすごいわ。ということはシャロちゃんが今履いているパンツの色も分かるのかしら」
「分かるよ」
「ちょっ!やめさない」
私は思わず叫んでしまった。
「そんなことよりも目的のものは見つけたの?」
「それならここにあるわよ」
「それならさっさと帰りましょ」
「そうね。そうしましょうか」
「はーい」
私たち三人は里に戻ることになった。
「あ、そうそう千矢ちゃん」
「何?千夜」
「私とシャロちゃんは甘兎庵という喫茶店で働いているの。シャロちゃんと合流させてくれたお礼をしたいから今度いらっしゃい」
「甘兎庵だね?分かった」
「ええ待っているわ」
帰る途中で千夜と千矢はそんな会話をしていた。
それから数日後千矢は友達を連れて甘兎庵にやってきた。
「あ、シャロだー」
「いらっしゃい千矢」
「約束通り来てくれたのね。嬉しいわ」
「うん。来たよー。それで……友達も一緒なの……。いい……かな?」
「ええもちろんよ」
「ありがとう千夜」
私は千矢とその友達を席に案内してあげた。千矢によると友達はそれぞれ紺、小梅、ノノ、臣というらしい。私は彼女たちにメニューを渡した。
「えっと、これは何?」
私の予想通り彼女たちはメニューを見て困惑していた。やっぱりここのメニューの名前って変わっているわよね。そう思っていると千矢の様子が少し違っていた。
「わー、抹茶パフェというのもおいしそうだし、白玉ぜんざいもおいしそう」
私は千矢の言葉にびっくりしてしまった。
「えっと……?分かるの?」
「分かるよー」
やっぱり千矢は普通の女の子じゃないわね。私はそう思った。
「そういえば、あなたたちは千矢の友達なのよね?」
私は注文を聞いた後千矢たちにそう尋ねてみた。
「そう(よ)(です)(ね)」
「ということはあなたたちも占い師なの?」
私の言葉に皆はうなずいた。
「じゃあ、あなたたちも千矢みたいに水晶玉を使うの?」
「違うよー」
千夜が答えた。
「違うの?」
「うん。紺はこっくりさんを使うし、小梅はタロットカードだし、ノノは人形。臣は夢を使うんだよ」
「いろいろな道具があるのね」
私は感心してしまう。
「そうだわ。シャロちゃんが今履いているパンツの色を占いで当ててみたら少し割引してあげるわ」
注文の品をもってきた千夜が会話に参加してきてそんなことを言ってきた。
「ちょっと何を言っているのよ」
「分かったー」
「千矢もやめなさい」
私は彼女たちとそんな会話をし、和菓子を堪能した千矢たちは帰っていった。少し疲れた一日だった。
それから、千矢は甘兎庵の和菓子を気に入ったのかよく来るようになった。
「こんにちはー、シャロー」
今日も千矢がやってきた。どうやら今日は一人で来たらしい。
「こんにちは千矢」
私も千矢のように挨拶をする。
「今日は一人で来たのね?」
「うん、みんなは用事があるから私だけで来たの」
「今日は何にするの?」
メニューを渡しながらそう聞いてみる。
「うーん。何にしようか……」
千矢は考える素振りをしながらそう呟いた。
「じゃあこれにする」
しばらく考えてからそう言った。私は注文を千夜に伝えに行った。
「うーん。困ったわね」
「いったいどうしたのよ?」
「実は和菓子の材料の一部が届いていないのよ。本当なら今日届くはずなのに。このままじゃいずれ休業するしかなくなるわね」
「えっ。それは困るよ」
千矢がそう言ってきた。
「千矢あなた聞いていたの」
「うん。それよりも今の話って本当なの?」
「ええ。和菓子の材料が来ないことには」
「分かった。ちょっと占ってみるね」
千矢はそう言って水晶玉に意識を集中させた。しばらくして口を開いた。
「大変。和菓子の材料を運んでいる馬車が魔物に襲われているみたい」
「「ええっ?」」
千矢の言葉に私たちは驚いてしまう。
「すごく大変じゃない」
「うん。このままじゃこの人たちが危ない。急いで助けなきゃ」
千矢はそう言うと店を出た。
「ちょっと千矢」
私は千矢を止めようとしたが千矢はすさまじい速度で走っていった。
「ああっ。もうっ」
千矢一人だけじゃ心配なので私は彼女を追いかけることにした。
「千夜。私は千矢を追いかけるから千夜はほかの人を呼んできて」
「分かったわ。シャロちゃん。無茶しないでね」
「もちろんよ」
私はそう言って千矢を追いかけるために駆けだした。
馬車がいる街道に到着すると千矢は一人で魔物と戦っていた。
「加勢するわ。千矢」
私はそう言いながらフラスコを投げつけて魔物を攻撃する。
「シャロっ。来てくれたの?」
「もちろんよっ。だって、私たちは……友達でしょ」
「友達……うん。そうだね。行こうシャロ」
「ええ」
私と千矢は二人で協力して千夜が呼んだ援軍が到着する前に魔物を倒してしまった。
「やったね、シャロ」
「ええ、やったわね。千矢」
私たちは魔物を倒せた喜びから抱き合う。馬車のほうも無事だった。
「これで和菓子を作れるようになるわ」
「甘兎庵の和菓子おいしいからたの……し……み」
少し千矢の様子がおかしかった。
「千矢……?」
「あ……れ……。私……」
千矢は倒れてしまった。よく見ると千矢はところどころ怪我をしていた。考えてみたら私が来るまでの間一人で魔物と戦っていたのだから当然だ。
「千矢、千矢、千矢――」
「全く心配かけんじゃないわよ」
「えへへ、ごめんね、シャロ」
あれから千夜が呼んでくれた人たちと一緒に千矢を里に連れていき、医者に見せた。幸い命に別状はなくしばらくして目を覚ました。
「なんで一人で飛び出していったのよ」
私はリンゴの皮むきをしながらそう聞いてみる。
「だって、しばらく甘兎庵の和菓子が食べられなくなるのが嫌だったもん。それに……」
「それに……」
「あそこに行けばシャロに会えるし」
「私に……」
「私シャロに初めて会った時からシャロと友達になりたいって思ってあそこに通っていたから。シャロに会う理由がなくなるのが嫌だった。でも、シャロが私のことを友達と言ってくれたとき嬉しかったよ」
「まったく……。理由がなくたってあってあげるわよ。だって私たちは友達なんだから。友達に会うのに理由なんていらないわよ」
「ほんとにっ?」
「ええ、本当よ」
「ありがとうシャロっ。大好きだよ」
私は千矢に抱き着かれてしまう。
「ああっちょっと。今刃物を扱っているんだから抱き着くなー」
「えへへ。シャロー。シャロー」
私は千矢に抱き着かれながらこういうのも悪くないと思ってしまうのだった。
というわけで投稿しました。
うららとごちうさに『ちや』という名前が同じキャラがいますので(漢字は違うけど)それ系のお話があってほしいなと思って書いてみました。なぜかシャロとの絡みが多くなりました。ちなみに現状続きを投稿する予定はないのでこちらに投降しました。
星は、すばる。ひこぼし。ゆふづつ。
よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。(『枕草子』)
− 石垣島より帰還後 みらあおお帰りなさい会にて −
鈴矢萌(すず)「この黄色いのが、みら達が使った望遠鏡?」
木ノ幡みら「うん! むりかぶし望遠鏡っていうんだよ」
すず「むりかぶし?」
真中あお「向こうの言葉で、すばるの事だって」
猪瀬舞(イノ)「プレアデス星団の和名ですね」
桜井美景(桜)「へー。ああ、『群の星』ってことね」
桜井千景(チカ)「すばるという名前の望遠鏡、他にもあったような気がします」
森野真理(モンロー)「あるわよー。日本がハワイに建てたおっきいのが」
すず「日本人すばる好き過ぎ問題」
みら「『星はすばる』って言うくらいだし! ……えーと、これって何だっけ?」
七海悠(ナナ)「みら先輩、それはちょっと……」
モンロー「清少納言ね。私も中身まではうろ覚えだから、検索検索」
イノ「実は私、ちゃんと見たことがないんです。きっと綺麗なんでしょうね」
あお「今は時期が合いませんけど、もう少し経てば見られますよ」
みら「いいね! 秋になったらみんなですばるの観望会しようよ!」
桜「………」
イノ「桜先輩?」
桜「あ、ごめん。盛り上がってる所に水を差すようで悪いんだけど」
みら「?」
桜「私『星はすばる』って、すばるの話じゃないと思うのよね」
みら「へ?」
モンロー「桜ちゃん、それってどういうこと?」
ナナ「『星はすばる』が、すばるの話じゃないって……」
桜「素朴な疑問よ。夜空を見上げたとき、プレアデス星団にぱっと目が行くか、ってね」
みら「そ、そういえば」
桜「私は星に詳しくないから、オリオンの三つ星やシリウスくらいしか印象に残らないのよ」
イノ「あー、オリオン座に全部持って行かれちゃうの分かります!」
あお「アルデバランも近くにあるから、意識しないとすばるは見ないかも……」
桜「その次の『彦星』も妙なのよ。ベガを差し置いてアルタイルを挙げる理由が分からない」
すず「ベガの方が目立つんですか?」
モンロー「そうね。夏の大三角形のてっぺんになってて、三つの中で一番明るい星よ」
チカ「でもお姉ちゃん。平安時代は目立ちすぎない星の方が好まれたのかもしれないよ」
桜「確かにそうかもしれない。だけど、だとすると三番目に『夕づつ』、宵の明星が来るのが不自然だわ」
みら「宵の明星……一番星……私は好きだけど」
ナナ「すごく目立ちますね」
すず「桜先輩、それじゃあこのすばるや彦星って、本当は何を指してるんですか?」
桜「私が思うに、これは男の人よ」
イノ「男の人!?」
桜「そ。星の名を借りた、理想の男性ランキング」
みら「すばるっていう男の人がいたんですか?」
桜「そうじゃないわ。星の名前に託してても、清少納言の立場では、一番に挙げなくちゃいけない人物がいた」
モンロー「それって……あっ!」
桜「『統ばる星』。国を統治してる、いとやんごとなきお方よ」
みら「じゃ、彦星っていうのは……」
桜「七夕伝説の彦星でしょうね。年に一度しか会うことのない夫」
ナナ「平安時代にも七夕ってあったんですか?」
モンロー「ええと……奈良時代にはもうあったみたい」
チカ「『夕づつ』は?」
桜「他の星よりも先に明るく光り出す星……出世か才能か、その両方か。きっと生々しい比喩だと思う」
イノ「夕づつの後って何でしたっけ」
モンロー「よ……『よばひ星、少しをかし』」
すず「うわー、もうそっちの意味にしか聞こえない」
桜「そっちの意味で合ってるのよ多分。アプローチされて悪い気はしないわねってこと」
ナナ「何か微妙にイラッとしますね」
桜「私も同感。その次も結構鼻につくわよ。『流れ星は尾さえ無ければもっといいのに』」
イノ「つまり、後を引くお付き合いは好きじゃないってことですか……」
みら「ええーそんな意味だったなんて! ショックだよー!!」
すず「おいー出典も忘れてた子ー」
あお「それに……何だか、ドライですね。距離がある方がいいなんて」
モンロー「桜ちゃん、よくこんなの気がついたわね。私今まで普通に流しちゃってた」
イノ「私もですー」
桜「私も変だと思ったのは地学部に入ってからよ。まあ全部素人の邪推だけどね」
チカ「自分に似ているからこそ、気付くこともある」
桜「ぐ……。う、うるさいわね!」
みら「清少納言に似てるんですか?」
モンロー「一晩限りのお付き合いがいいの?」
桜「誤解を招く言い方やめなさいよ!」
桜「……そうよ。千景の言う通り、このクール気取りでええ格好しいな所は、私によく似てる」
イノ「桜先輩……」
桜「こういう話題でカッコつけたい気持ち、分かっちゃうのよね」
モンロー「桜ちゃん、大丈夫? 合コン行く?」
桜「だから茶化すんじゃないわよ! 気持ちが分かるっていうだけよ。
子供の頃の約束を叶えようとする子たちを見てたら、本当は格好なんかどうでもいいんだって思うわ」
みら「え……あ、えへへ……」
あお「………」
すず「うんうん。やはり麗しいのは一途な気持ちですよねえ」
桜「アンタもね」
すず「!」
おわり
・全てフィクションです
・原作準拠のため先生と新聞部は不参加。だが芽ちゃんが喋ってないぜ
花名「あ、あの、お願いがあるんだけど。」
たま「花名ちゃんからのお願いとは、応えわけにはいきませんね。
何だって言ってください。」
花名「えっとね、今日、志温ちゃんがいなくて、寂しいから
泊まりに来てくれると嬉しいなって…」
たま「そういうことでしたら喜んで伺います。
夕餉と朝餉もこしらえましょう。」
花名「そこまでしてもらうのは悪い気もするけど。」
たま「いえいえ、私がやりたいんです。
お二人はどうしますか?」
栄依子「んー、私は作りかけのアクセサリの仕上げをしないと
いけないかな。」
冠「私は習い事。」
花名「そっか、残念だけど仕方ないね。」
栄依子「まあ、二人でゆっくりしたらいいわ。」
たま「そうしましょう、行きますよ、花名ちゃん。」
花名「あ、待って、たまちゃん、そんなに急がなくても。」
冠「たま、嬉しそう。」
栄依子「私達がいたらお邪魔だったかしら。」
冠「今日のケースでは。」
栄依子「習い事の後でも合流はできたわよね?」
冠「アクセサリも今日、仕上げる必要はなかった。」
栄依子「バレてたかー。」
冠「ん。」
−−−翌日−−−
たま「おはようございます。」
花名「お、おはよう。」
栄依子「おはよう、一緒に登校?」
たま「そりゃ、一つ屋根の下から出発しましたから。」
花名「たまちゃん、言い方が・・・」
栄依子「!…あら、花名、爪切ったの?」
花名「え、えっと、これはたまちゃんに言われて、いや、
たまちゃんに言われたのは確かなんだけど、その、
身だしなみというか…」オプオプオプオプオプオプオプオプ
栄依子「あら、爪を切ったというだけでそんなに慌てる
ことかしら。」
たま「いや〜、栄依子ちゃんはなかなか鋭いですなぁ。
さすが百戦錬磨ってとこでしょうか。」
栄依子「どういうことかな、たまてちゃん。」
花名(これ、昨日のこと、栄依子ちゃんと冠ちゃんに
気付かれてるよね ////)
冠「ふっ…」ポンッ
ココア「花名ちゃんは何年生なの?」
花名「1年生だよ」
ココア「そうなんだ〜なら私が1年お姉ちゃんだねっ」
花名「え…う、うん」
(本当は同い年なんだけど…)
ココア「やすなちゃんは何年生なの?」
やすな「わかんない!」
ココア花名「「え!?」」
「サイン会をしましょう」
ランプ編集長との打ち合わせ中、彼女は突然そんなことを言ってきた。
「えっ?サイン会…………?」
「はい、サイン会です。姫子先生のまんがは大人気ですし、もうすぐ先生の誕生日です。なので、それを記念したサイン会を行いましょう」
「私の誕生日…………」
そっかもうそんな時期になっていたのね。
「分かったわ」
私はサイン会を行うことにした。こうして私のエトワリアでの初めてのサイン会が開かれることになった。
「うー、どうしてこんなことに……」
七賢者の一人ジンジャーさんが治める、エトワリアでも大きな街でサイン会が行われることになったんだけど、行く途中で急に吹雪が来てしまい私は皆とはぐれひとりになってしまった。
「みんなどこに行ったのー」
私は一人でそう呟きながら吹雪の中彷徨う。
「このままみんなと会えなかったらどうしよう……」
不安な気持ちでそんな言葉が出てしまう。それに…………。
「すごく寒い……」
このままじゃ凍え死んじゃう……。
「もう……だめ」
意識を失う寸前。
「あなたは……?」
聞き覚えのある誰かの声を聞いた気がした。
「う、うーん」
私はそんな声をあげながら目を覚ます。
「ここは……」
いったいどこなのかしら。そう思いながら周りを見ると小さな女の子がいた。
「気が付いたのね」
「あなたは……、暗黒冬将軍ちゃん」
「久しぶりね琉姫。それとも姫子って呼んだほうがいいかしら」
暗黒冬将軍ちゃんはそんなことを言ってきた。
「琉姫って呼んでちょうだい」
「分かったわ、琉姫」
どうやら私は彼女に助けられたようで、ここは彼女が黒い雪で作ったかまくらの中のようだった。
「あなたが助けてくれたのね、ありがとう」
「別にたまたまよ、たまたま道を歩いていたらあなたがいたから助けただけよ」
「そうなのね」
会話をしていて思い出す。
「そうだ、外にはみんながいるの」
私は彼女にサイン会の会場に向かう途中であることと、みんなとはぐれたことを話した。
「サイン会に向かっている途中だとは思っていたけどはぐれた人たちがいたのね。いいわ。黒雪だるまたちに探させるわ」
彼女はそう言って能力で黒い雪ダルマたちを作っていった。そう言えばさっき彼女が気になることを言っていたような。
「暗黒冬将軍ちゃん」
「なによ」
「どうしてこんなところにいたの」
「別に私がどこにいようと私の勝手でしょ」
「それはそうなんだけど……。きになっちゃったから」
「あなたには関係ないことよ」
「そう……」
「そうだ、お腹空いているでしょ?いくつかお菓子を持っているから食べましょ」
そう言って彼女はカバンからいくつかのお菓子を取り出した。
「あら?」
取り出すときに見覚えのあるものが見えたような……。そこまで考えて気づく。
「もしかして、私のサイン会に向かう途中だったとか」
思わずそう言ってしまった。
「何を言っているのよ。そんなわけないでしょ」
彼女は慌てながらそう言った。その拍子にカバンの中身が散乱してしまう。
「「あっ」」
その中には私が描いた漫画が載っているコミックエトワリアがあった。
「「…………」」
私たちはしばらく無言になる。
「暗黒冬将軍ちゃん……」
「そうよ、姫子先生のサイン会に行く途中だったの。でも本人の前で言うのは少し恥ずかしいからああ言っただけよ」
彼女は慌てながらそう言う。その様子がかわいくて……。
「ありがとうっ」
「きゃぁっ」
私は彼女に抱き着いてしまう。
「あなたに私の漫画を読んでもらえてとてもうれしいわ」
「ちょっとっ。抱き着くのはやめなさい」
彼女にそう言われ私は離れてしまう。
「ごめん嫌だった?」
「嫌なわけじゃないけど……。あなたに抱き着かれるとドキドキするから」
彼女が何かを言ったが小声で聞き取れなかった。
「えっ?今なんて言ったの?」
「何でもないわよ。それよりも黒雪だるまたちによるとあなたの仲間たちは無事見つかったそうよ」
「ほんとに」
「ええ、そうよ」
「ありがとうっ」
「きゃっ」
私はまた彼女に抱き着いてしまった。
「だから、抱き着くなー」
あれから私は皆と合流した後無事にサイン会の会場にたどり着くことができた。
「念のため早く出発してよかったですね。姫子先生」
「ええ、そうね。なんとか時間に間に合ったし」
「それはよかったわね」
「あっ、そうだ」
私は持って来ていたサイン色紙の一つにサインを書いた。
「はい、これ」
「いったい何よ?」
「暗黒冬将軍ちゃんのおかげで無事会場にたどり着けたからそのお礼よ」
「ありがとう。別に嬉しくないけどもらっておくわ」
「あばーツンデレとてもおいしいですー」
「そうですね。とてもおいしいです」
「ツンデレじゃないわよ」
私たちはそんなやり取りをたのしんだ。
サイン会も無事終わり私たちはジンジャーさんの屋敷に止めてもらうことになった。みんなで一緒にご飯を食べ、みんなで一緒にお風呂に入り楽しい時間を過ごしたのだけれど……。
「あの二人は相変わらずだったわね」
かおすちゃんは恋人のたまちゃんとずっとイチャイチャしていた。きっと今頃は部屋であんなことやこんなことをしているのだろう。私はその想像をして羨ましくなってしまう。
「恋人がほしいなー」
小さくそう呟く。ベッドで横になっているとノックの音がした。
「入っていいわよ」
私がそう言うとドアが開いた。入ってきたのは暗黒冬将軍ちゃんだった。
「こんばんは」
「こんばんは。それで一体何の用かしら」
「そうね。あることを聞きに来たの。琉姫、あなた恋人はいるの?」
「うっ」
彼女の言葉が私に突き刺さってしまう。
「いないわよ」
「そう、あんなラブラブなまんがを描いているのに恋人がいないのね」
「ええ、そうよ。ラブラブなまんがを描いているのに私には恋人がいないのよ。悪い」
「いえ、別に悪くないわ。それよりも琉姫。あなた恋人がほしくない?」
「えっ?」
「クリスマスは恋人がイチャイチャする日だと聞いたわ。実際かおすとたまていう人たちもすごくイチャイチャしていたし。だから、あなたが望むなら私があなたの恋人になってあげてもいいわ」
「それってどういうこと……」
「こういうことよ」
彼女の顔が私に近づき彼女の唇と私のそれが触れた。
「琉姫、私はあなたが好きよ。あなたの恋人になりたいの。だめかしら?」
彼女が私を見つめてくる。私は彼女の思いに対して……。
「ダメじゃないわ」
答えることにした。
「嬉しい」
彼女は嬉し涙を浮かべながらそう言った。
「涙を流したらかわいい顔が台無しよ」
私は彼女の涙をぬぐいながら今度は自分から彼女に口づけた。
「暗黒冬将軍ちゃん……」
「琉姫……」
私たちはベッドに向かいそのまま……。
「うー、琉姫のけだもの……」
行為が終わり彼女にそんなことを言われてしまう。
「失礼ね」
「だって、行為の時すごくいやらしかったもん。やっぱりああいう漫画を描いているからなのね」
彼女にそう言われ不安な気持ちになってしまう。
「もしかして嫌だった?」
「嫌じゃ……」
「えっ?」
「嫌じゃなかったわよ」
「よかったわ」
「よくないわよ。せっかく恋人になったのに琉姫にされてばかりだったもん。私も琉姫にいろいろしたいわ」
そう言う彼女はとてもかわいかった。
「暗黒冬将軍ちゃんとてもかわいいわ」
「琉姫だってかわいいわよ」
「「んっ」」
私たちは何度目になるかわからないキスをして眠りについた。とても幸せな夜だった。
おまけ
「ところでずっと気になっていたんだけど」
「何よ?」
「暗黒冬将軍って本名じゃないわよね?本当は何て言うの」
「そんなの忘れちゃったわ」
「そう、なら私が新しい名前を付けてもいいかしら?暗黒冬将軍って長くて呼びづらいから」
「好きにすればいいわ」
「じゃあ、暗黒冬将軍から一文字だけ取って冬というのはどうかしら?」
「琉姫の好きにすればいいわ」
「冬ちゃん。ありがとー」
私はそう言いながら暗黒冬将軍ちゃん。いえ、冬ちゃんを抱きしめた。
というわけで投稿しました。
クリスマスなのでクリスマスが関係するssを書きたいと思ったのとだいぶ前のクリスマスイベントに出てきた暗黒冬将軍ちゃんと琉姫のカップリンがいいなと思ったのでこの二人の百合ssを書いてみました。ちなみにこのssは時間軸としてはブラッククリスマスの一年後ぐらいという設定です。
「う、うーん」
私はそんな声をあげながら目を覚ます。
「すやすや」
隣には昨日恋人同士になったばかりの女の子、九条カレンさんが眠っていた。
「ふふふ、かわいい寝顔」
普段の騒がしい彼女からは想像できない安らかな寝顔です。
しばらく彼女の寝顔を見つめてみたい気分になりますが、私は彼女と違い今日も教師として学校に行かないといけない。私は朝ごはんの用意をしにいきます。
「オハヨウジャイマスー」
朝ごはんができたころ九条さんがそんな声を出しながらリビングに入ってきた。
「おはようございます。九条さん。ちょうどできたころですよ」
「ワーオ。とてもおいしそうデース」
九条さんがそう言いながら席に着く。なので、私も席に着く。
「「いただきます」」
二人でそう言ってから食べ始める。
「それにしても初めて会ったときは九条さんとこんな関係になるなんて思っていませんでした」
「そうデスネ。私も初めて会ったときは先生とこんな関係になるなんて思わなかったデス。でも、先生が本当は生徒想いで優しい人だと知って先生のことが好きになっていったんデス」
「九条さん……」
九条さんの言葉に嬉しくなってしまう。
「私も大好きですよ。九条さん」
「嬉しいデス。先生」
「「んぅ」」
私たちは唇を重ね合わせる。昨日何度もキスをしたけれど、やっぱり好きな人とのキスは気持ちいい。とても幸せな気持ちになる。しばらく唇を重ね合わせてから離す。
「それで、九条さん……」
「なんデスカ?先生」
「その呼び方です。九条さんは高校を卒業して私たちは先生と生徒の関係ではなく恋人という関係になったわけですし……、その……、別の呼び方で……」
「それなら先生にも呼び方を変えてほしいデス」
「えっ?」
思いもよらぬ言葉に驚いてしまう。けれど、呼び方を変えてほしいと願うのならこちらも呼び方を変えるべきなのだろう……。
「分かりました。カレン」
「これからヨロシクデス。アカリ」
「「んぅ」」
私たちはもう一度唇を重ね合わせた。
「好きデス。私と付き合ってください」
「え?」
放課後九条さんに空き教室に呼び出されたかと思えばいきなりそんなことを言われてしまった。私と九条さんは女同士でそれに先生と生徒の関係だ。
「ほ、本気なのですか?」
「本気と書いてマジデス」
九条さんがそう強く言ってきた。私は九条さんの告白に対し、
「ごめんなさい」
とそう答えた。
「ですが……」
と言葉を続けようとしたところで九条さんが走り出してしまった。
「九条さん……」
待ちなさいという前に九条さんは見えなくなってしまった。
「まったくあの子は……」
私は人の話を最後まで聞かないあの子を探すために教室を出た。
「はぁはぁ……やっと……見つけました」
校内を探し回って校舎裏でようやく九条さんを見つけることができた。その九条さんは泣いていた。私は彼女に近づこうとしたところで彼女は口を開いた。
「先生。何しに来たデスカ?」
「九条さんが話を最後まで聞く前に飛び出していったからです」
「話ってなんデスカ?そんなの聞きたくないデス」
九条さんはそう叫んで私の話を聞こうとしない。九条さんに私の話を聞かせるために……。
「え……」
彼女の口を私の口でふさぐ。
「九条さん。これが私の気持ちです」
唇を離してからそう告げる。
「デモ、さっきはごめんなさいって」
「それは私と九条さんが先生と生徒の関係だからです。でも、私と九条さんが先生と生徒の関係じゃなくなったら……。つまり、卒業したら……。そう言う前にあなたが飛び出したから……」
「それじゃあ、先生も私のことが……」
「はい、大好きです」
「嬉しいデス。ワカリマシタ。卒業したら私と付き合ってクダサイ。約束デース」
「はい!」
私と九条さんは約束のキスをした。
「アカリ、ドウシマシタカ?」
「カレンに告白されたときのことを思い出していました」
「私もアカリに告白した時のことを思い出してイマシタ。こうしてアカリと恋人になれてとても嬉しいデス」
「私もです」
私たちはもう一度唇を重ね合わせた。
というわけで投稿してみました。普段はきららファンタジアの他作品百合カップルばかり書いていますが、たまには原作の百合ssを書こうと思い、久世橋先生とカレンの組み合わせが好きなので投稿してみました。
リゾチウマーΛさんの作品には色々と憧れます…!
私もある記念日に間に合わせる予定…!! …初なので至らぬところだらけになると思いますが…。
この前SSのアイデアに胡桃×ココアの話を見たいと言っていた
者です。やっぱり自分でSSを書きたいなと思いこちらに投稿します。
ただ、シリアス物はなるべく長くしたいので先にこっちで若干
ギャグものの短編を書いていきたいと思います。
SSを書くのは初めてなので文章が稚拙だったりキャラ崩壊が起きているかもしれませんが、よろしくお願いします。
また、アドバイスがあれば書いてくれるとありがたいです。
衣装交換
「胡桃ちゃんってとってもかっこいいよね!」
それはとある日の午後の会話だった。
胡桃とココアはクレストの回収ととっておきのレベル上げのために
修練場へ行き、その後他の仲間を先に帰してから
二人でゆっくりとルームに戻っていた。
胡桃「え、そうか?」
ココア「だってその角とか尻尾とかドラゴンみたいだし、その専用のシャベルもヒーロー感があってすごくイケてるよ!」
胡桃「いや、こんなシャベル普通のヒーローは持ってないと思うが・・・」
基本的にクリエメイトの格好は女の子らしくかわいらしいものが
多い。しかし胡桃の姿は他のクリエメイトと比べても、まるで魔物であるかのように禍々しいものだった。
胡桃自身にとっても本来の世界でかれら化している自分を連想してしまい、あまり好きではなかった。
ただそれが逆にかっこいいと他のクリエメイトからは好印象を持たれている。そしてそれはココアも例外ではなかった。
ココア「ねえ、そのシャベル一回貸してもらってもいい?わたしももってみたいな」
胡桃「ああ、いいぜ」
ココア「よいしょっと、ううんちょっと重いなあ」
胡桃「ここを深めに持つといいかな。ほらこうやって」
ココア「あ、ありがと」
・
・
胡桃「どうだ、もちごたえは?」
ココア「うーん、やっぱりオーラが違うね。握ってるだけで強くなった気分だよ」
胡桃「いや、武器変えただけで戦力はそんなに変わらんだろ・・」
ココア「これしか・・これしかないのかよッ!、なんちゃって」
胡桃「掛け声はさまになっていると思うぜ」
ココア「・・・でも、なんというか、こう今の自分には合ってないというか、違和感があるなあ。」
胡桃「そりゃあ、服はいつものままだからなあ」
確かに専用シャベルはかなりかっこいいデザインである。ただし
それがクリエメイトの服装に合っているかは別である。少なくともココアの衣装はシャベルのデザインとは全くあっていなかった。
ココア「そうだ、胡桃ちゃんその服も貸してくれない?その服着てみたらシャベルが似合うようになるかも!」
くるみ「え?これを着るのか?」
ココア「そう!きっとそれを着れば私もシャベルが似合うに
違いないよ」
胡桃「ちょ、ちょっと待てよ。私いま着替え持ってきて
ないって!」
ココア「大丈夫!胡桃ちゃんも私の服着てみていいから!」
胡桃「つまり、衣装交換したいということか?」
ココア「そういうことになるかな。胡桃ちゃんももしかしたらこの服着たらちょっとかわいくなるかも」
胡桃「いつもはかわいくないのか(´・ω・`)・・・まあかわいいと言われるのも少し恥ずかしいけど」
ココア「ごっ、ごめん!いつもの胡桃ちゃんもかわいいよ!」
胡桃「ただ私も衣装交換には興味あるかな。ココアの服もちょっと
着てみたいかも」
ココア「じゃあ早速ラビットハウスで着せ替えっこしよ!」
胡桃「そうだな」
続きはもう少し推敲えたいので午後に投稿します。
意見・アドバイスがあればお願いします。
IN ラビットハウス
胡桃「うーん、まさかここまで差があるとは・・・」
胡桃はココアの服を着てみて早々、意外かつ切ない事実に気付いた。胸周りのあたりが明らかにぶかぶかなのである。
友達のリゼや千夜が巨乳なせいで分かりにくくはあるのだがココアもクリエメイトの中ではかなり大きな胸を持つ。胡桃も決してないわけではないのだが、今の服の空気の通り方を見る限り戦力の差は明らかだった。
胡桃「というかこの帽子なんかいつ落ちるかわからなくて怖いな。戦うための服装としては微妙か?」
胡桃「いやいやここは平和な(?)エトワリア、かわいい衣装のほうがいいにきまっているじゃないか」
胡桃「というか私の格好も防御面一切考えられてないし、あんまりいいものとは言えないか。」
こうして胡桃が女の子らしからぬ独り言を話していたとき、
ココア「ねえ胡桃ちゃん、ちょっとこの服なんだけど・・」
胡桃「ん?なんか問題がって・・・ちょ!」
胡桃の前にいたのは上下ともに少しきつそうにしていた
ココアだった。
胡桃自身は気付いてなかったことなのだが、胡桃は元陸上部なので他のクリエメイトよりも腰回りがスリムなのである。そのためココアにとっても少し小さいサイズになっていたのだ。
ココア「ちょっと緩くできないかな?特に胸のあたり」
胡桃「いや胸だけじゃなくで全体きつそうだぞ!?」
ココア「そう?下の方は大丈夫そうだけど」
胡桃「どう見てもぴちぴちだって!完全にいかがわしいことになってるわ!」
ココア「そ、そんなに?水着と大差ないでしょ」
胡桃「水着ともだいぶ違くないか?」
ココア「というかこの格好でシャベルもってもやっぱりそんなかっこよくないなあ」
ココア「胡桃ちゃんのその鱗みたいな装飾つけた方がいいかな?」
胡桃「これは装飾品じゃねえよ。完全に私の地肌だから」
ココア「あ、はがせないんだ」
胡桃「はがせると思っていたのか・・・」
ココア「いっそのこと他の武器をもつのはどうかな?このロッドとか」
胡桃「戦士の姿で僧侶の武器もっても違和感が増えるだけじゃないのか?」
ココア「ちょっと待ってね・・・どうかな?」
胡桃「・・・なんか既視感があるなあ・・・」
ココア「それは胡桃ちゃんが七賢者で一番戦ったことあるのが
セサミさんだからじゃないかなあ。胡桃ちゃん土属性だし。」
胡桃「それはねえよ。あそこまで露出はしてねえだろ」
正直なところココアの考えが正しいとは思っていた。だけどもしそれを認めたら自分の体がココアよりもかなり小さいことになってしまう。
(実際今のココアの露出はフレアビキニのときより
ちょっと多いくらい)
なので胡桃は否定した方がいいとは思った。
チノ「ココアさん、そろそろ夕食にしますよ。」
下の階からチノの声がする。衣装交換の案が出たとき日はすでに沈みかけていたのでそこから考えると丁度良い時間のように思える。
ココア「あ!チノちゃん待って、今行くから」
チノ「胡桃さんも今日は一緒にどうですか?」
胡桃「じゃあお言葉に甘えさせてもらうかな、今日は由紀たちもクエストでいないから一人で食べるのはなんか寂しいし」
ココア「よし、このロッドもった今の私がかっこいいかどうかチノちゃんに判断してもらおう!」
胡桃「え?その格好で一階に降りるのか」
ココア「私たちだけで合っているかどうかを決めるのもよくないしね、もしかしたら大好評かもよ?」
胡桃「(うーん、ただ反応に困るだけな気もするけどなあ)」
1階からどたどたと階段を下りてくる音がする。下ではチノが盛り付けを先に行っていた。
チノ「ココアさん階段はゆっくり降りてきてください。けがをすると危ないですよ」
そんなに急いでも夕食は逃げないのに、チノがそう思っていると
ココア「ねえチノちゃん、今の格好どうかな?リゼちゃんみたいで
かっこいいでしょ!」
胡桃「さりげなく私がリゼかのように言うな!今でも間違える人多いんだよ!」
二人の戦士が異質な服装で入ってきた。
(もちろんココアが胡桃の服を着たままなので胡桃もココアの服を着たまま)
チノ「ど、どうしたんですか?その格好は」
ココア「胡桃ちゃんといつもの服を交換したの。
どう?似合ってるかな」
チノ「・・・なんというか、」
チノ「ココアさんが着るとただの変態にしか見えません。」
ココア「ヴッ、ヴェアアアアアアアア(`0言0́*)」
あまりのショッキングな言葉にココアはとんでもない奇声を上げて倒れた。
ココア「他のクリエメイトにも同じような格好している人結構いるよ!?」
チノ「それはあの人たちがいつも着ているものだからです。ココアさんのいつもの服とはかけ離れているでしょう?」
ココア「じゃあしばらくこの姿で生活すればいいんじゃないの?」
チノ「その姿で接客されても困りますよ。食べ終わったら服をすぐに胡桃さんに返してください。」
胡桃「・・私の今の様子はどうだ?」
チノ「胡桃さんにも私たちの服装は合わないと思います。尻尾が明らかに邪魔になっていますし、紫の肌と赤い基調の服がかみ合ってません。」
チノ「私たちのエトワリアに来た時の衣装は大体その人に合ったものになっているはずです。衣装の交換もいいものかもしれませんが、多分いつも着ているものが最も良い服装であると私は思います。」
胡桃「そうかあ、まあそうだよなあ」
ココア「ふえーん胡桃ちゃん、妹が厳しいよう」
胡桃「合わなかったものは仕方ないだろ、すぐに服かえすからさ」
チノ「夕食にしましょう、汁物が冷めてしまいます」
胡桃「(あんまりいい印象はなかったけど、確かに今の自分にはこの姿があってるのかもしんないな。もっとこの角も尻尾も大事にしてやらないとな)」
チノの話を聞いて自分の姿に対しての考えを改めてもいいのかな、とかすかに考えた胡桃だった。
これで投稿は終了しました。
ギャグメインのストーリーでしたがいかがでしょうか。
ただちょっとキャラの作り方がうまくいかなかった気がします。
意見、アドバイスがあればよろしくお願いします。
>>390
辻褄もあってますし、面白かったですよ〜
くるみちゃんの服の悩みがなんだか機能性重視なところに「くすっ」ときてしまいました
深夜テンションで書いた復讐のホワイトデーコロシアムのIFの短編SSを書いてみました。
完全にこっちのデータと合わせているからか、しずくがやたらめったら強いです。
キャラ崩壊とかもあるかもしれないので注意です。お許しください!
しずくと共に戦っていた花和とソルトゲットできなかった…orz
【もしもホワイトデーコロシアム当日にしずくの戦闘準備が出来ていたら】
セサミ「このホワイトデーの戦いに参戦するのはこの3人です!」
花和「…えっと…無理矢理連れ出されたんだけど、どういうことなの…?」
ソルト「例の噂がまさかここまで…流石にこれはソルトの計算には入っていないのです。
まぁ、七賢者である以上恥ずかしい戦いは見せられないのでしっかりと戦いますが。」
しずく「どうしよう…。」
花和「やっぱり戦うしかないのかしらね…
…って、ちょっと待って。しずく、あんた…」
しずく「?」
花和「なんであんた、この季節に水着なのよ!?」
しずく「あ、えっと…昨日の夜なんとなく戦士の勘が冴えたから戦闘準備をしておいた方がいいかと思って」
花和「へ、へぇ…(しずくって、エトワリアに来る前から戦ってばっかりだったのかしら)」
ソルト「全員風戦士☆5経験者ということですね。これは楽しめそうです。今回私は魔法ですが…」
花和「ソルトはほんと戦闘慣れしてるって感じね…」
セサミ「この白熱したバトルを前に想い人や観客は既に白熱していますね。」
ライネ「エトワリアは血の気の多い住民が多いのよね〜」
観客「楽しみだーー!」
「待ってましたーー!」
「どんなバトルが繰り広げられるのだろうか…!」
「俺も参加したいけどすぐやられるだろうなぁ…」
シュガー「ソルト楽しそうでいいなぁ〜…」
コトネ「しずくちゃんやっちゃえー!」
ひづめ「なるほど、エトワリアでの風習で分かりましたがこういったことが日本でもあるのですね。
きっと兄もこれを教えたかったのかもしれません。勉強になります。」
コトネ「(そ、それは絶対違うと思うけど…)」
セサミ「では…試合開始!」
タマゴカケドラゴン「ひ弱な小娘よ!私がひねり潰してやろう!」
ソルト「やれやれ…見た目通りのおバカさんですね…」
花和「な、なによこのゴーレム!お菓子で出来てるじゃない!」
スイーツゴーレム「グオオオオオ!!!」
チョコレートウッズ「チョコヲヨコセエエ!!」
しずく「このチョコはコトネがくれたものだからあげられないよ…」
チョコレートウッズ「ソノチョコハワタシガモツベキダアアア!!」
しずく「相手は戦う気満々、と。…面倒だけど…仕方ないな…」
ソルト「新たに手にした魔法の力を見せつけてやるのです!」
タマゴカケドラゴン「フン、そんな雑魚の魔法など効k(ドゴォ)
痛ッ!? ちょっ、何今の攻撃!?幼女がこんなに強力な魔法使うの!?」
ソルト「ただの通常攻撃ですよ。まさかこのくらいでもうボロボロだって言うんですか?」
タマゴカケドラゴン「つ、通常攻撃で…!?かくなるうえは…!
降参!!降参します!!!」
ソルト「はぁ…ほんと口ほどにもないですね。じゃあ足りない野菜でも買ってきてくれませんか?」
タマゴカケドラゴン「喜んで買いに行きまーす!!!(離脱)」
セサミ「見た目と強さが一致してませんね、あのトカゲ」
ライネ「ああいったところもあるのよね〜」
花和「くっ…お菓子の割には結構強力な攻撃を仕掛けてくるじゃない!」
スイーツゴーレム「グオオオオオオオオオ!!!」
花和「敵の攻撃は単調とはいえ火力が凄まじい…!
このままでは防戦一方だわ…一旦距離を置かないと…!」
セサミ「スイーツゴーレムの超火力に花和さんは苦戦しているようですね…。」
ライネ「スイーツがいくらにも重なった攻撃は脅威よ〜。離れるのはナイスな判断よ、花和ちゃん」
チョコレートウッズ「カクゴシロオオオオ!!!」
セサミ「チョコレートウッズ、いきなりしずくさんに襲い掛かりました!」
しずく「これで倒れてよッ!」
チョコレートウッズ「ナン…ダト…!?」
セサミ「あっ、でもしずくさんの相手ではなかったようですね。一撃で沈みました。」
ライネ「全盛期の私…いや、それ以上の強さかしら…?」
コトネ「しずくちゃんやっるぅ〜!」
セサミ「…傘であそこまでの超火力を出せる原理は分かりませんが…。」
タマゴカケドラゴン「よし…やっと買い終えた…ん?
はははっ!あの小娘(花和)がピンチではないか!今回は奴を仕留めてやろう!」
セサミ「おっと、あのトカゲが花和さん目掛けて急降下してきました!」
ライネ「後でネクストバフからのとっておきの刑確定ね〜。ランプちゃんも呼ばなくちゃ」
ひづめ「ライネさん、私もお供します」
ライネ「あらあら、ありがとう」
観客「卑怯者ー!!」
「プライドはないのかー!!」
「間抜けー!!」
タマゴカケドラゴン「ははははははっ!卑怯者上等!それは褒め言葉d
ちょっと待って、普通の悪口混ざってない!?」
花和「…!敵の動きが鈍くなった…!?そこっ!!」
スイーツゴーレム「グオオッ!?」
花和「…あら?防御は脆かったみたいね…」
セサミ「一方で花和さんはスイーツゴーレムの隙を突き撃破!しかしその背後にはトカゲが!」
タマゴカケドラゴン「覚悟ぉーーーーー!!」
花和「な、何!?」
ソルト「あいつ…まだ懲りてなかったのですか!?」
…
花和「くっ…やられ…
あれ?やられてない…?」
セサミ「おっと、ここでチョコレートウッズを仕留めたしずくさんが花和さんに加勢しました!」
タマゴカケドラゴン「くっ…!私の爪攻撃を傘で受け止めただと…!?」
しずく「ふぅ…間に合ってよかった。」
花和「し、しずく!?あんたの方は大丈夫なの!?」
しずく「こっちに来た敵は適当に斬って倒したよ。」
花和「適当にって…あんたの強さどうなってんのよ…」
タマゴカケドラゴン「だが、守りは薄いであろう!私のブレス攻撃を食r」
しずく「やってやるんだから!」
タマゴカケドラゴン「えっ、ちょっと待って、まだ攻撃の準備gぎゃああああああああああ!!!」
セサミ「やっぱりあっけなくやられましたね、あのトカゲ」
ソルト「後で目いっぱいこき使ってやるのです」
その後は原作と異なりしずくも料理作りに参加できてそれぞれ最高のプレゼントを渡せましたとさ。
めでたしめでたし。
タマゴカケドラゴン「なんか私の扱いが酷い気がする」
????「なんか暇だからお前岩盤送リーしてやる…」
タマゴカケドラゴン「ちょっ!?あの大男をここに送り込んだの誰d(キーーーン)」
????「終わったな…所詮、クズはクズなのだ…」
というわけでタマゴカケドラゴンへの恨みを晴らす(?)短編SSとなりました。色々と酷かったですが…。
…ちなみに別の案ではもうちょっとタマゴカケドラゴンへの暴言がひどかったりしましたが没になりました。
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