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【きらら作品全般】SS総合スレ【きらファンも】
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1 名前:名無しさん[age] 投稿日:2018/08/10 21:14:22 ID:JS4SPyro.7
きらら作品全般(きらファンも)のSSを投稿するスレです。
形式は問わず。地の文、シナリオ形式、なんでもありです。
SSを投下したいけど、スレを立てるのが面倒だな、短いしな…そんなときにお使い下さい。

ただし、流血、キャラ崩壊、各作品で描かれている以上の強い百合要素などなど、閲覧に注意を要する場合は投稿前に必ず注意喚起をお願いします。
また、投稿作品について過度の批判、中傷、人格攻撃などはおやめください。

まったり、平和にいきましょう。

< 1234>
197 名前:人見知り◆tAB7QcnOfQk[age] 投稿日:2019/09/20 21:41:55 ID:vNMXL0wxvd
(りんさんをこういう扱いする)BBSが悪いんですよ。
自分はネタが続かないのでシリーズ化してくれる人は大歓迎です。


ランプ「りん様のモーニングスターくらっちゃいました。うへへ。」

きらら「ランプは鈍器で殴られるのが好きなんだ。今まで気が付かなくてごめんね。」

198 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2019/09/21 00:08:12 ID:v2uL1ASWre
>>197
りんさんなのでしょうがないです!
きららに殴られたら…

199 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/09/23 09:07:22 ID:EQ5JviouPv
リゼ(☆5)「チマメを戦闘に慣れさせるために火属性の敵を狩ってくる。」

チノ(☆4)「ここでは私の方がリゼさんより先輩なので慣れる必要はありません。
       マヤさんとメグさんが心配なので一緒に行くだけです。」

マヤ(☆4)「異世界で冒険って、ゲームみたいで楽しそうだな。」

メグ(☆4)「ドキドキだねー。」

千夜(☆5)「本当に先生と生徒みたいね。」

ココア(☆5)「お姉ちゃんとして私も行くよっ。」

シャロ(☆5)「火属性って言ってたでしょ。足手まといになるだけよ。」

200 名前:カンユーベイベー[age] 投稿日:2019/09/23 18:12:00 ID:d4j4U7SUjX
平沢唯「軽音やってみない!?」

ソーニャ「軽音か…楽器は小さい頃触っただけだしな…」


なでしこ「野クル入らない?」ニコッ

ソーニャ「野外活動…キャンプか…仕事の合間にやってみるのは楽しそうだな。」


苺香「ソーニャさんも属性喫茶で働いてみませんか?」

ソーニャ「ん…遠慮しておく…」


ゆずこ「情報処理部入ろ!ね!」

ソーニャ「お前たちのとこが1番何してるかわからないから嫌だ。」


ココア「私の妹になってー!!」

ソーニャ「何言っているんだお前」


シノ「き、金髪同盟のメンバー…やっぱりその金髪二本ください!」

ソーニャ「ぎゃああああ!?」

201 名前:ーベイベーユンカ[sage] 投稿日:2019/09/23 18:55:25 ID:d4j4U7SUjX
唯「ソーニャちゃんドラム上手いねー!律っちゃんより全然美味いよー!」

律「おい」べしっ

ソーニャ「そ、そうか…?軽音ってのも…なかなか面白いな…」


なでしこ「ここリンちゃんのお気に入りの場所なんだよー!見て!ここから見る里すっごくきれいでしょー!」キラキラ

ソーニャ「…そうだな…(ここでスモア食べたいな…)」キラキラ


ソーニャ「べ、別に…私が勝手に持って来ただけなんだから…感謝しろよ…!」ケーキストッ

萌豚「う、うおおおおお」

苺香「どうでした?ツンデレ属性!」

夏帆「結構楽しいでしょ!」

ソーニャ「で…できるか!あんな恥ずかしい物!」

夏帆「恥ずかしい!?」


ゆずこ「殺し屋…あれ?Wi○ipediaの題材にした作品一覧にキルミーないよ?」

ソーニャ「えっ」

櫟井唯「一応ギャグだしな…仕方ないんじゃないか?」

ソーニャ「編集しておく」

縁「ソーニャちゃん物凄いはやさでキーボード打ってる…」


ココア「お姉ちゃんがなんでもやってあげるよー!」

ソーニャ「じゃあ次の依頼なんだが、この刺客を倒してくれ。」

ココア「ヴェ!?」


シノ「きん!ぱつ!ぱつ!きん!」モフモフモフモフ

ソーニャ「(殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ殴っちゃ駄目だ…)」

202 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 18:54:27 ID:IuaNg0DD4P
初恋*れ〜るとりっぷ第1巻発売おめでとうございます!
過去作ですが投稿させていただきます!
きららファンタジア×みゅ〜こん!×初恋*れ〜るとりっぷ
「みゅ〜じっく*れ〜るとりっぷ」

注:若干みゅ〜こん組が空気です。また、半分くらいキャラ紹介です。原作を読まないと分からない部分があるかもです。

203 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 18:56:31 ID:IuaNg0DD4P
side暗黒冬将軍

 それは、クリスマスの後のこと。

 里を出ようとしたときに、空から降ってきた。

「なに、これ?」

 カードには魔法陣が書いてある。

 そのカードを拾った瞬間、カードが光って、そこから10個の光が生まれた…って、なんなのよこれ!

   *   *   *
sideののか

 あれっ!?ここどこ!?

 さっきまでみんなでコーラス愛好会の活動してたのに!

「なんなのよ!急に周りが雪まみれだし!」

 あ、まいまいもいる!

「はなのようにー♪」

「あら、ピアノが…」

 先輩たちもだ!

「みんないるのに、先生だけいない!?」

「ここですよ!」

 急に地面がしゃべった!って先生だったよ!

「全く…。それにしても、これはどういう状態なのかな。」

「そうよ、きっとこれは夢だわ!だからこうやってつねれば…いたっ!」

「夢じゃ無いみたいですね。」

「わたしはー♪」

「雫先輩!ストップです!」

「え?…あれ、ここどこ?」

 その時、向こうから何か言っている声が聞こえた。

「なに、このふわっとした人たち!」

   *   *   *
sideそら

「うわぁ!」

 さっきまで文化祭の話してたのに、今は…周りが雪景色!

『ぐー』

「あれ、とわちゃん?」

「急に寒くなって、お腹すいちゃって…。」

「あれっ、時刻表がない!?」

 みかげちゃんもいる!

「どこなのかな、ここ。寒い…。」

 琥珀先輩もいるし…じゃあ、もしかして!

「そらさん、大丈夫ですか?」

「ま、まひろ先生!?」

 せ、先生がこんな近くに…!

 と、思ったときに、声が聞こえた。

「なに、このふわっとした人たち!」

204 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 19:01:01 ID:IuaNg0DD4P
   *   *   *
side暗黒冬将軍

 うわ、叫んじゃったよ…。まーた黒歴史増えたし…。

「あなたが私たちを呼んだのですか?」

 リコーダー持った幼女来たし…。いや、さっき先生って呼ばれてた気もしないでもないけど…。

「知らないわよ!なんかカードを持ったらいきなり光り出して、あんたたちが出てきたの!」

「なるほど、カードで…。」

「おや、私はてっきりきさらぎ駅みたいなところに来たのかと思いましたよ!」

 なんか頭にリボンつけた人が来たし!

「お姉ちゃん、きさらぎ駅って?」

「ふっふっふ…よくぞ聞いてくれました!きさらぎ駅と言うのは…」

「待って、それ以上はいや、だよ。」

 うわぁ、人、集まって来たし…。

「はぁ、はぁ、すみません、見慣れないパスを感じたので…。」

 やっと解決できそうな人が来たよ…。

「どうしたんですか、この人たち。」

「わからないわ。さっき魔法陣が描かれたカードにさわったらこうなったのよ!」

「そうですか…。皆さん、とりあえずついてきてもらえますか?」

「分かりました!それでは…てっつDo!」

「てっつ…?」

205 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 19:04:16 ID:IuaNg0DD4P
   *   *   *
sideののか

「と、言うわけなんだ。」

 さっき来たおっきな杖を持った人が連れていったのは里ってところだって。

 それで、なんかおっきい本を持った人と話してる。

「なるほど…。カードって言いましたよね?でしたら、それはコールカードです。」

「こーるかーど?」

「はい。コールカードと言うのは、文字通りコールをするカードです。過去にいくつか試作品を作ったらしいのですが、うまく動かず、また持続時間も短いため、見送りになったはずなのですが…。」

「つまり、その試作品が漏れ出てしまった…ってことだよね?」

「はい。まあ、その試作品も害があるわけではないのですが、一応報告だけはさせていただきますね。」

「うん。それで、この人たちは…。」

「カードの効果は持って数時間です。それを越えると自動的に元の世界に戻ることになるはずです。」

「そうなんだ…。」

「それはそれとして…。この方々は、コーラス愛好会に、鉄道部の皆さんではないですか!」

 ふえぇ!?なんでこの人、私達のこと知ってるんだろう!?

「知ってるの?ランプ。」

「はい!もちろんです!そちらにいるのが、指揮者志望の乃ノ花様!そのとなりにいるのが、アイドル志望の舞衣様!そしてそのうしろが、水泳大好きなピアニストの奏音様、高い歌唱力をお持ちの雫様です!そして、そのさらに後ろにいるのが、コーラス愛好会の顧問の先生、真珠様です!」

「な、なんで知ってるのよ、ストーカー!」

 まいまい、代弁ありがとう…。

「えぇ!?…もしかしてきららさん、この世界の説明は…。」

「あ。」

206 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 19:07:45 ID:IuaNg0DD4P
   *   *   *
sideそら

「…ということなんです。」

 きららさんいわく、私達のことが『聖典』っていう本に載っている世界ってことらしい。

「それでは、私達のことも知ってるのですね!」

「もちろんですまひろさま!まひろ様は鉄道部の顧問で、その妹さんがみかげ様ですよね!そしてそちらの方は電車の音が好きな琥珀様、そのお隣が食べるの大好きなとわ様、そしてその隣がそら様ですよね!まひろ様のことが…」

「やめてーー!」

 うっかり叫んじゃったよ!うぅ…。

「やっぱりそらさんは、私のこと…。」

「そ、そうじゃないです!」

「まひろ様は学生時代、いーごけいの電車のコスプレを…」

「や、やめてくださいー!」

「ランプ、もういいんじゃないかな…。」

「そ、そうですね!」

 えっと…ランプさんがやっと話すのをやめてくれたよ…。

「それで、これからはどうすれば良いでしょう。」

 コーラス愛好会さんの顧問さんが言う。

「えーっと…そろそろ時間も終わっちゃうと思うので、帰れるとは思います。」

「そう…。わたしもついに異世界アイドルデビューって思ったんだけど…。」

「そうですね…。もうあいどるもいますし…。」

「いるんだ!?」

「1ヶ月くらいで解散しましたけどね。」

「早いわよ!」

 と、そこで黒い服を着た女の子が口を開いた。

「で、私は帰って良いのかしら?」

「いえ、暗黒冬将軍さんは、皆様を見ていてくださりますか?」

「え!?」

「コールは召喚者と密接に繋がった魔法なので…。」

「ああ、もう!わかったわよ!」

 暗黒…冬将軍さん…?

207 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[sage] 投稿日:2019/09/27 19:09:07 ID:IuaNg0DD4P
   *   *   *
side暗黒冬将軍

 きららたちも帰る訳じゃないのね。まあ一人じゃないだけマシかな…。

 さて、さっきから1つ気になっていたことがある。それは、

「まひろといったわね。あなたの電車のこすぷれってどんなのなの?」

「えっ!?えっと…それは…。その…。」

「とても…ぷぷ、かわいかったです。」

「琥珀さん、笑いましたね!?」

「わたしも気になるー。」

 これは、あれを使うしかないようね!

 私が手を伸ばすと、黒い吹雪が現れた。それを軽く、まひろに当てる。

「わわっ!」

「これが魔法なのね…。ツインアンツよりすごいじゃない!」

「ついんあんつってたしかマジックショーよね?比べちゃいけないんじゃないの?」

 その時、頭のなかに若かりし頃のまひろのすがたが!このこすぷれは…傑作…!

「ぷぷっ、いいこすぷれね!」

「あ!私の記憶見ましたね!」

「魔法、すごーい!」

「この吹雪が白ければ、天使な雫にも…いや、むしろこのままで、堕天使な雫もそれはそれで…。」

 そのとき、彼女たちが光り出した。

「あれ、これってもしかして…。」

「はい。元の世界に戻る光です。」

「そう。べ、別に寂しい訳じゃないけど…。また来なさいよ。」

「そうですね!また来ます!今度は電車で!」

「私も、お姉ちゃんと同じく!電車で来ます!」

「電車では来れないと思うわよ…それはともかく、楽しかったわ。今度呼んでくれたら、その時はアイドル、やるわよ!」

「うちのコーラス愛好会も演奏会をしたいしね。」

「わたしも…みんなとここで歌いたいな。」

「次に来たときは美味しいもの、教えてくださいね!」

「あとプールやビーチもお願いします!」

「コスプレ、持ってくるよ。」

「私の指揮も見てね!」

「絶対にまた、鉄道部で来ます!」

 そして、10人は消えていった。

   *   *   *

「今、気づいたのですが。」

「どうしたの?ランプ。」

「鉄道部のそら様って、女神のソラ様と同じ名前じゃないですか!まさか、なにか繋がりが…!」

「ないでしょ。」

208 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2019/09/27 19:13:12 ID:IuaNg0DD4P


これにて終了です。
予想よりレス数がかかりました…
「初恋*れ〜るとりっぷ」第1巻は本日発売です!

初出:pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11095468

209 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2019/09/29 12:37:20 ID:Ux0X.xEJi/
やすな「ねぇねぇソーニャちゃん!」

ソーニャ?「よ、よう。何だ?」

やすな「? そう!千夜ちゃんが新メニュー作ったらしいんだ!だから甘兎庵にいかない?」

ソーニャ?「お、おう…いいぜ。」

やすな「(ソーニャちゃんいつも断るのに…まぁいっか!)」


やすな「あ!あずにゃんちゃん!何してるの?」

梓「梓ですよやすなさん!なんですかにゃんちゃんって…今は魔法の練習してるんですよ。」

やすな「おー努力家だね〜ちょっと見せてよ!」

梓「えっ?あぁ、良いですよ。まだ完璧ではないんですが新しい魔法を…」ビュゴオオオオ

やすな「ギャァああ!凄い風ッ!」

梓「にゃああ!ご、ごめんなさい!失敗してしまいました…」

やすな「だ、大丈夫ですー…ソーニャちゃんも大丈夫でしょ?」

ソーニャ?「え?あ、あぁ…問題無いですぞ…」

やすな「(ん?今ソーニャちゃんに赤い髪の毛が…?)」

210 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2019/09/29 12:39:19 ID:Ux0X.xEJi/
やすな「ついたよ!甘兎庵!」ガチャ

千夜「いらっしゃ〜い、来てくれたのね!やすなちゃん…と…ソーニャちゃん!?」

やすな「え?ソーニャちゃんがどうしたの?」

千夜「え、いや…ソーニャちゃん…もう店の中に…」

ソーニャ?「!?」

やすな「えっ!?」

ソーニャ「何だ、千夜。誰か来たのか?ってやすな?とお前誰だ!」

やすな「えっ…て事はどっちかが偽物!?」

ソーニャ?「わ、私が本物だぁー!!」

ソーニャ「なっ…やすなの時と違って殴って、解決できるわけでも無いからな…」

千夜「えっと…本当の2人しか知らないこと聞いてみたらどうかしら?偽物は答えられないと思うのよ。」

やすな「千夜ちゃんナイスアイデアァ!」

ソーニャ?「(ど、どうしよう…)」

やすな「それでは問題です。私が余計な事をした時ソーニャちゃんはどう解決する?」

ソーニャ?「な、殴って解決…?」

やすな「大・成・解っ!さてはおまえが偽物だなー!」

ソーニャ「なっ、私は本物だ!」

千夜「(その問題大抵の人がわかると思うわ…)」

211 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2019/09/29 12:39:45 ID:Ux0X.xEJi/

やすな「偽物は○してやるー!」

ソーニャ「ふざけるな!」ドゴォ

やすな「へぶぅ!な、殴りが本物っ!」

千夜「…あ!そうよ!もう1人のソーニャちゃんにも殴って貰えばいいのよ!やすなちゃんなら本物の殴り方知ってるでしょ?」

ソーニャ「おう。良いだろう…」

やすな「そっちはもう殴ったでしょ!?」

ソーニャ?「おうりゃあ!」ボコォ

やすな「急に殴った!?」

千夜「どう?わかるかしら?」

やすな「わかったよ!こっちが本物!」ビシッ

ソーニャ「ああ、正解だ。となればもう1人は…」

ソーニャ?「や…やすにゃ…」

やすな「髪の毛が取れた!?」

没「覚えてろー!やすにゃー!ソーニャー!!」ドドドド

やすな「…誰?」

ソーニャ「さあ…」



千夜「はい。新メニュー、『犬を忍びて桜咲く』よ〜」

ソーニャ「わからねえ…」

千夜「そういや本物ってやっぱり殴り方が違うのかしら?」

やすな「いや!前後の行動がアホっぽかったからこっちが本物のソーニャちゃんだってわかったんだよ!」

ソーニャ「アホはお前だ!」ドゴォ

やすな「ぎゃあああー!すぐ怒るから本物ー!!!」

ソーニャ「もっと殴られたいようだな…」

やすな「ヒィっ…ス、スミマセン…」

千夜「ふふっ、やっぱり仲が良いのね…」

212 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/09/29 12:41:08 ID:Ux0X.xEJi/
お目汚し失礼致しました…

キルミーベイベー一挙放送は今日ですよ!
https://live.nicovideo.jp/gate/lv321922735

213 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/09/29 12:43:38 ID:IqoryFAu3t
面白かったです。千夜ちゃんがさりげなく鬼畜な提案してて草

214 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2019/09/29 12:45:37 ID:CDhnJ9Rpd9
果たして没キャラが参戦するのはいつになるのでしょうか…
あと千夜ちゃんかわいい

215 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/09/29 12:54:11 ID:Ux0X.xEJi/
>>213
ありがとうございます!何処かに鬼畜要素入れようと思ったら自然に鬼畜になってました…

>>214
ありがとうございます!最初没キャラ参戦をテーマにしようとしてたのですが何故かこうなりました…キルミーで1番好きなのは没キャラです!

216 名前:グレイの段階(はるみねーしょんSS)1/2[age] 投稿日:2019/10/06 00:35:37 ID:NfGeIXm7Zo
祝はるみ参戦
三人が出会ったばかりの頃のお話

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prrr prrr

坂本香樹「はい、坂本です。ユキちゃん?」

高橋ユキ「ああ、私。……今大丈夫か?」

香樹「大丈夫だよ。こんな時間にユキちゃんからって珍しいね」

ユキ「うん……。例の留学生のことでさ」


ユキ「昼間は何となく普通に接してたんだが、落ち着いて考えたら混乱してきたんだ」

香樹「そうだね。宇宙人だもんね」

ユキ「信じるか? あれが宇宙人って話。大掛かりな冗談の可能性もあったりしないか?」

香樹「うーん、でも空飛んでるところ見たよね。先生に紹介される前に」

ユキ「そうだよな」


香樹「空は飛べるし文化も違うみたいだけど、確かにあんまり宇宙人って感じはしないよね」

ユキ「そもそも『宇宙人って感じ』というのがよく分からないな」

香樹「一番に思い出すのが、FBIの人に両手をつながれてる写真かな」

ユキ「あー」

香樹「他には……」

ユキ「………」

香樹・ユキ「(何もない!!)」

217 名前:グレイの段階(はるみねーしょんSS)2/2[age] 投稿日:2019/10/06 00:36:14 ID:NfGeIXm7Zo
ユキ「私達の宇宙人のイメージ貧困すぎるな」

香樹「先入観がないから、逆にはるみちゃんとも仲良くしやすいんじゃないかな」

ユキ「だけど素直に仲良くなっても大丈夫なのか? あいつ数ある星から言葉の似た地球を選んで来たって言ってたよな。
   そんな科学力を持ってる相手に侵略されたらひとたまりもないんじゃ……」

香樹「そんな科学力を持ってる相手に、まだ侵略されていないんだからきっと大丈夫」

ユキ「! そうか、向こうにその気があるんなら、こっちが気付いた時にはもう手遅れってことか」

香樹「うん。あの子は本当に留学に来てるんだと思うよ。席が隣のユキちゃんは地球人の代表だね」

ユキ「マジかよ」


ユキ「なんか話してたらすっきりした。有難うな」

香樹「どういたしまして」

ユキ「まあ言葉は通じるし、何とかなると思うことにするよ」

香樹「慣用句やダジャレは通じなさそうだけどね」

ユキ「探り探りやっていくしかないな。どれくらい友好的になれるかは分からんが」

香樹「いつか手をつなげるくらい仲良しになれるといいね。あの写真みたいに」

ユキ「あれは仲良しじゃないだろ」


おわり

218 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/10/06 00:43:41 ID:iaPyrSFwZe
はるみぐれい笑う

参戦が楽しみですね

219 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2019/10/06 08:13:59 ID:ZSBoyeHwTb
読ませていただきました!
確かに宇宙人のイメージってグレイのやつ以外思い付かないですね…
そしてまだ侵略されていないという逆転の発想…!

220 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/10/06 08:45:22 ID:Cd.Rwif8T1
暖かい感じで好き

221 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:13:26 ID:ZdPmQxBNUD
短編を投下します。
本編は全部で11レスです。
宜しくお願いします。

222 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:13:54 ID:ZdPmQxBNUD
※このSSには、メタネタ・ネタバレなどが含まれます。

-ランプの日記
-○月×日 月曜日

-昨日、ラビットハウスで利きコーヒーに挑戦した私は、夜に寝付けなくなりました。
-起きていても体に悪いので目を閉じてベッドで横になっていた、午前0時のことです。

-何者かがこっそり私に近づき、頭に手を近づけようとしていることに気付きました。
-相手に気付かれないようこっそり目を開けると、その手はきららさんのものでした。

-何か事情があるのであれば邪魔をしてはいけないと思い、
-頭を撫でる理由は明日聞くことにして、寝たふりをすることに決めました…


スッ…


ランプ「あれ、1回手を滑らせたら離れて行きました…?」

きらら「あっ、起こしちゃった?ごめんね…」

223 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:14:16 ID:ZdPmQxBNUD
【きららさんのデイリーミッション作業】

ランプ「何をしていたんですか?」

きらら「その、デイリーミッションの達成を…」

ランプ「あ、里の掲示板に貼ってある…。でも頭を撫でるミッションなんてありましたか…?」

きらら「いや、これはルームの人とお話しようというミッションだね」

ランプ「はい?」

きらら「このミッションは、ルームの人と仲良くなろうという目標のもとに作られたんだよ。
でも、既にみんなと仲良くなっている以上、目標のために話すというのは気が引けて…」

ランプ「確かにきららさんは5段階評価で5が取れるぐらいにはクリエメイトの皆様と仲良しですよね」

きらら「石10個は欲しいし、でも機会を伺っているとうっかり忘れないか一日中気がかりだから…
ミッションの達成条件は相手に近づくこと、だから夜中起こさないように1度だけ近づいたんだ…」

ランプ(いや、その理屈もやや変では)

224 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:14:34 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「黙ってこんなことをしてごめんなさい…」

ランプ「いえ良いんです、でも…」

ランプ「少し肩透かしをくらいました。今度はちゃんと撫でてください」

きらら「うん、ありがとう」なでなで

ランプ「…」

ランプ(気持ちいいです…)


「デイリー:ルームでキャラクターをタップ」「報酬:きららポイント×1000」


-どうやらきららさんは、その日のミッションをこなしてから床に就くのが日課のようです。
-興味の出た私は、きららさんのミッション達成に付いて行くことにしました。

225 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:14:54 ID:ZdPmQxBNUD
--イーグルジャンプ第2開発室--


きらら「ではもずくさん、いつものお願いします」

ランプ「PECO城ってまだ入れたんですね」


-きららさんと一緒に、かつて蛍様と一緒にイーグルジャンプの皆様を助けに向かった、
-夢の世界へ入りました。


きらら「いつも通りお願いします」

中野 梓「やってやるです」


-クエスト5回。途中でチケットが出なければ計45匹のクマ兵隊を倒し達成です。


きらら「街の安全を守るためのミッションだね」

ランプ「夢の世界の魔物倒しても意味ないのでは」

きらら「だってエトワリウム欲しいし…」


大道 雅「控えで見ているだけで強くなれるのか?」

中野 梓「学習装置方式ですね。控えに半分、前線に半分」

大城 あかり「今のポケモンでは、前線の経験値は減らずに、控えのポケモン全てに半分ずつらしいですよ」

梓「凄まじい強化ですね…」

226 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:15:36 ID:ZdPmQxBNUD
-チケットを入手出来た時は、ツバメ様と紅葉様のお二人と戦います。


梓「くらえです」

涼風 青葉「修羅場アタック」

村上 椎奈「仕様アタック」

桜 ねね「バグアタック」

恵飛須沢 胡桃「これしかアタック」


ツバメ・紅葉「やられたにゃー」

きらら「よし、ミッション終わりです」

ランプ「自作自演では?」


「デイリー:クエストを5回クリア」「報酬:クエストキー 金×1」

227 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:15:57 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「ちょうどトレーニング終わってる、再出発…と」

ランプ「深夜にトレーニングって大丈夫なんですか?」

きらら「遠征トレーニングだし、外泊も含めて報酬はもらえるよ」

ランプ「4時間の外泊はトレーニングなんでしょうか」


椎奈「宿泊はかなり体力を使いますから」

青葉「わかります、寝ても体力があまり回復しないんですよね」

胡桃「家じゃないと食事のバリエーションが減るのも良くない」

梓「泊まり込み経験者だらけですか」

ねね「真似しない方が良いよ」


「デイリー:トレーニングに1回出発する」「報酬:クエストキー 銀×1」

228 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:16:15 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「さて、帰りにあと1回コイン貰おう」

ランプ「最初からコイン生産所と武器素材生産所を5軒ずつ建ててもいいのではないでしょうか?」

きらら「職業訓練所を引っ込めると、いざという時に出し忘れるから…」


胡桃「デバックはもうやりたくない…魔剤の味が口の中に残る…」

椎奈「あの時はすみません…」

胡桃「ねねさんはデバックをバイトにしていたらしいですが、長時間作業のコツとは?」

ねね「夜中のデバッグは控えた方がいいかな…気力が持たないよ」

青葉「残業は給料を安くする抜け穴の正社員の仕事だから…」

梓「また闇の深い話が…」


「デイリー:里でキャラクターアイコン、または生産アイコンをキャッチ」「報酬:スタミナ回復アイテム 大×1」
「デイリー:全てのデイリーミッションを達成する」「報酬:星彩石×10」

229 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:16:42 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「それでは、ウィークリーの方もやりましょう」


-きららさんが、普段とは別のルームに入ります。
-こちらの部屋の皆様は、何故か深夜でも起きたままです。
-普通にルームの皆様にご挨拶をし、部屋を出ました。


ランプ「なぜこちらの部屋の皆様は起きているんでしょうか?」

きらら「別のプレイヤーの世界に移る際に、時間が調整されるらしいよ」

ランプ「えっ」


-なお、同じルームに3回出入りし、3回挨拶をしたらミッションが達成されました。


梓「いいんでしょうかこれ…」

椎奈「一度実装したシステムって変えることが難しいんです…」

ねね「仕様扱いは大事、デバッガーは仕事しすぎると渋い顔されるね。職場次第かもだけど」


「ウィークリー:他のプレイヤーのルームに3回訪問する」「報酬:コイン×50000」

230 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:17:11 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「あとは強化ですね」

雅「うむ、宜しくお願いしよう。」

ランプ「ミッションのためにクリエメイトの方のトレーニングを途中で留めるってどうなんですか」

きらら「ここまで人が増えると戦う機会が来ない人も割といて…石50個を逃すのはもったいないし…」


ねね「ゲームの登場人物全員と好感度高いってよく考えると怖いよね」

椎奈「構っていられる時間が短いのに好感度が減らないんですよね」

青葉「あれは好感度というより信頼度なのかも、忙しい相手なら仕方ないみたいな」

梓「主人公も大変ですね…」


「ウィークリー:キャラクターを5人強化する」「報酬:コイン×50000」

231 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:18:54 ID:ZdPmQxBNUD
すみません、>>230で書き間違えていました

誤:「ウィークリー:キャラクターを5人強化する」「報酬:コイン×50000」

正:「ウィークリー:キャラクターを5回強化する」「報酬:スタミナ回復アイテム 大×1」

232 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:19:46 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「さて、これで今日のノルマは終わりかな」

ランプ「でもきららさん、普段の生活でも普通にミッション達成できますよね?」

きらら「私、やるべきことは事前にやっておくと安心できるんだ…予定表まで作ってるよ」

ランプ「そこまでします?」


椎奈「タスク管理は、気にするようになると眠れなくなります」

青葉「Trelloって良いですよね」


きらら(さて、次はマギレコのログボとガチャ、そしてFUZのCM視聴とくじを…)

ランプ「まだあるって顔してますね…」

233 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:20:04 ID:ZdPmQxBNUD
きらら「付き合わせてごめんね?おやすみ、ランプ」

ランプ「あの…」

きらら「?」

ランプ「その、私だから良かったですが、この状況を誰かに見られるときららさんが変に思われそうなので…」

ランプ「その、明日から普通に撫でてください…起きても構いませんから」

きらら「…うん」


-それ以来、私は夜、きららさんに撫でてもらっています。

-私は本当はただ撫でてもらいたいだけなのだと思います。

-結局、ミッションを都合よく解釈して使うあたり、私もきららさんと同じかもしれません…


きらら「おやすみ」なでなで

ランプ「すぅ…」


梓(いちゃいちゃしてます…)←同室で寝ている
青葉(気まずい)←同室で寝ている

終わり

234 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/08 22:22:01 ID:ZdPmQxBNUD
投下は以上です。

ゲームのミッションになんだかんだ理由を付けたら話が作れたので投下しました。

拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました。

235 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/08 22:32:08 ID:K2fa1ApgUB
おもしろかったです
確かに毎日毎週こんなことやってるわ

236 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/08 22:33:42 ID:BTb8/FSfeE
デイリーミッションをSSにするという発想が斬新で面白かったです。
里アイコンのあと一回コイン貰おうのくだり共感しました。

237 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:13:54 ID:pVEkQYPcVu
「ユタカの弟子入り志願」をやってみてユタカとエンギのSSを作ってみました。

拙作ですが付き合ってもらえるとうれしいです。

238 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:14:46 ID:pVEkQYPcVu
『ユタカの夢』

エンギ「ユタカ殿、君には何か夢を持っているのか?」

ユタカ「夢?叶える方のですか?」

エンギ「ああ、人間が持つ夢は本当に素晴らしい。夢路殿、サナ殿、ナオ殿・・・そしてユイは本当に夢に向かって頑張っている」

ミホ「ふふ、青春というものです」

エンギ「君たちも非常に無限の可能性を秘めているのだろうな」

ユタカ「確か由衣さんは吹奏楽部に所属していて、実家の接骨院の手伝いをしているんですよね?エンギさんから何度も聞かされました」

ミホ「エンギさん本当に由衣さんにことが好きなんですね。クリエメイトの間じゃエンギさんはよく由衣さんの話をしているって噂です」

エンギ「何?私はそんなにユイの話をしているのか?」

ユタカ・ミホ(自覚なかったんだ・・・)

239 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:15:12 ID:pVEkQYPcVu
ユタカ「そうですね・・・もう高校生だからはっきりと決めた方がいいと思いますけど、憧れている人がいます。その人を目標にしたいかな?」

エンギ「一体誰なんだ?」

ユタカ「ふふ・・・それはエンギさん、あなたです!」

エンギ「なに?私なのか?」

ユタカ「エンギさんはとっても強いし優しいし綺麗だし・・・私にとっては理想の大人です!!」

エンギ「ふふ・・・こんな私に憧れるなんて・・・そういわれるとうれしいよ」

ミホ(私もエンギさんに憧れているわ・・・その・・・胸とか・・・)

ユタカ「それにしても由衣さんはエンギさんの特訓についていけれているんですか?」

エンギ「ああ、彼女は以外にも体力がある」

ミホ「吹奏楽って意外と体力使うってきくわよねー」

240 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:15:28 ID:pVEkQYPcVu
ユタカ「なんだかちょっと羨ましいです・・・心身ともに一つだった由衣さんならエンギさんにどこまでもついていけれますよね」

エンギ「君だって真剣に修練に励んでいると思うぞ」

ユタカ「よし!私も由衣さんに負けていられないぞ!エンギさんもう一回特訓お願いします!」

エンギ「そうだな、そろそろ休憩も終えるとしよう」

ユタカ(誰かに憧れるのも一つの夢ですかね・・・?)

241 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:16:06 ID:pVEkQYPcVu
以上です。エンギは好きなキャラなので参戦うれしかったです。

242 名前:阿東[age] 投稿日:2019/11/09 00:16:59 ID:pVEkQYPcVu
拙作ですが、もし付き合っていただいた方がいればうれしいです。

243 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:35:16 ID:9fxuTt8DS5
>>221です。
また短編を投下します。
本編は全部で8レスです。
宜しくお願いします。

244 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:35:28 ID:9fxuTt8DS5
※このSSには、メタネタ・ネタバレ・独自設定などが含まれます。


ソラ「…ねえアルシーヴ、最近隠してることないかしら?」

アルシーヴ「ソラ様…いえ、くだらないことですので相談するほどのことでは…」

ソラ「アルシーヴ、あなたが意思疎通を怠ったことでこじれた事件は多いわ」

アルシーヴ「…魔術師の件でしょうか」

ソラ「オーダー事件も!くだらないことでも構いません、
あなたに必要なのはコミュニケーションです。私はアルシーヴとお話がしたいの。
気軽に相談できるということは、それだけ問題を解決しやすいということよ。」

アルシーヴ「……仰る通りです。ソラ様、大変失礼致しました」

ソラ「いえ、私も魔術師の事件では、言葉足らずで迷惑をかけてしまったし…
お互い、言いそびれなども減らしていきましょう。」

アルシーヴ「魔術師の件は、お忍びで神殿を出たことも原因では」

ソラ「えっ、あー、えっとー」

アルシーヴ「まあいいです。私の悩みをお話しします。
ですが本当にくだらない話なので、おそらくソラ様をがっかりさせてしまいます」

ソラ「構わないわ。話してみなさい。」

アルシーヴ「私がダジャレと細野はるみに弱いことを克服したいのです」

ソラ「…」

ソラ「…?」

245 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:35:40 ID:9fxuTt8DS5
【アルシーヴ様のはるみ対策】

アルシーヴ「私は笑いの沸点が低く、ダジャレで簡単に笑ってしまいます。爆笑する姿を見られては、
七賢者たちに指令を出す者、女神候補生達を教える者としての威厳に影響が出ます」

ソラ「親しみやすくなって良さそうじゃない」

アルシーヴ「私は誰も笑わないようなくだらないとされるダジャレですら、必死に笑いをこらえています」

アルシーヴ「もしも誰も笑っていない状況で一人爆笑しているところを見られたら…
白い目で見られることは想像に難くありません」

ソラ(何気にはるみちゃんに失礼では)

アルシーヴ「細野はるみが現れてから数日、このような弱点が見つかるとは…」

246 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:35:57 ID:9fxuTt8DS5
ソラ「はるみちゃんにダジャレを控えるよう、お願いしてみたらどうかしら?」

アルシーヴ「いえ、既に細野はるみには、私の前でダジャレを控えるように言いました」

ソラ「あら、そうなの?」

アルシーヴ「しかし彼女のダジャレには、当人に自覚のないものが多く…」


-はるみ「この間もらったスー…スパイスのおかげで、かれーカレーができました」

-アルシーヴ「…!ダジャレをやめろと言っているだろう!」(自分の腿をつねりながら)

-はるみ \えっ/

-アルシーヴ「…?」

-はるみ「カレーって、辛さも特徴だからカレーって呼ぶんじゃ…」

-アルシーヴ「えっ」


アルシーヴ「…彼女の場合、単なる勘違いがダジャレのようになっていることも多いのです」

ソラ「ああ、はるみちゃんは意図したダジャレと無自覚の勘違いが混在してるものね…」

247 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:36:13 ID:9fxuTt8DS5
アルシーヴ「そして、細野はるみは神殿に来ることが多いため、鉢合わせることも多く…」

ソラ「あの子って何の用事で神殿に来るの?」

アルシーヴ「七賢者とダジャレ対決をするためです」

ソラ「えっ?」

アルシーヴ「数週間前から、何故か七賢者の間でダジャレが流行しており、ダジャレ対決が行われています」

ソラ「そういえば、私も見たことが…。ここ数日は特に大盛り上がりらしいわ」

アルシーヴ「主にシュガーとジンジャーの対決にはるみが加わり…たまにセサミが、ごく稀にソルトが加わります」

ソラ「七賢者の半分以上!?」

アルシーヴ「一体なぜ、こんなにもダジャレが流行しているのか…」

248 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:36:40 ID:9fxuTt8DS5
アルシーヴ「私がダジャレに弱いことを感付かれないためにダジャレを控えるようには言っていません」

アルシーヴ「七賢者達のダジャレは、何故か細野はるみに似ているものが多く、
神殿内でも不意打ちで耳に入ることがあり、その度に笑いをこらえています。」

アルシーヴ「私の前でダジャレを控えるように、ソルトはシュガーへ注意をしていますが、
シュガーは良くわかっておらず、ジンジャーに至っては私の反応を知りながらダジャレを使います」

アルシーヴ「とはいえ七賢者が歓迎している以上、細野はるみを追い出すわけにはいきません…」

ソラ「七賢者たちを優先するあたり優しいわね、アルシーヴ…」

アルシーヴ「さらに細野はるみは空を飛ぶ能力を活かして運送を手伝っています。神殿としても割と頼り始めていて…」

ソラ「ええ…」

アルシーヴ「空を飛べるにも関わらずたやすく周囲に馴染み、もう彼女に違和感を抱かなくなってしまった」

249 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:37:09 ID:9fxuTt8DS5
アルシーヴ「七賢者の中で、ダジャレを言う人間が徐々に増えている…」

アルシーヴ「いちいち笑いをこらえていては身が持たない…何者かの陰謀か…?」

ソラ「そうね、アルシーヴに笑いの耐性を付けたりするのも必要かしら…」

コンコン

きらら「失礼します、きららです。里の警備状況について報告に来ました」

アルシーヴ「きららか、入れ。」

ソラ「きらら、いらっしゃい…そうだわ、きららに手伝ってもらいましょう」

250 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:38:04 ID:9fxuTt8DS5
ソラ「きららが召喚した大勢のクリエメイトに、
アルシーヴはダジャレが嫌いだという噂を流してもらうのよ。
そうすれば、あなたの前でダジャレを言う人間は減るんじゃないかしら」

アルシーヴ「それは嘘を流すということでは?」

ソラ「アルシーヴが困っているなら、あながち嘘でもないでしょう?」

アルシーヴ「…まあ、良いかもしれませんが」

ソラ「きらら、相談があるんだけど…」

きらら「はい、なんでしょう?」

アルシーヴ「実は細野はるみについて…かくかくしかじか…」

きらら「なるほど、アルシーヴさんがダジャレについて困っていると…」

アルシーヴ「私の務めに支障が出そうでな…ある意味オーダーのように困った事件だ…」

きらら「オーダー……ああっ!」

251 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:38:14 ID:9fxuTt8DS5
アルシーヴ「どうした!?きらら!」

きらら「なんで気付かなかったんだろう、まさかこれもオーダーの…!?」

アルシーヴ「オーダーだと!?何があったというんだ!」

きらら「私、はるみさんを召喚した覚えが無いんです…!道を歩いていたら遭遇してそのまま…」

アルシーヴ・ソラ「…」

アルシーヴ・ソラ \やべえ/


終わり

252 名前:◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/10 17:38:46 ID:9fxuTt8DS5
以上です。ありがとうございました。

この後すぐに、なんやかんやしてはるみは元の世界に帰り
もう1度コールしました。

ダジャレブームは続きました。

253 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/10 18:06:20 ID:KxZRtaLe59
だじゃれ対決の設定が活かされてるとのがよかったです

254 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/11/11 16:10:00 ID:AgDqjpOniZ
綾「こらカレン、なんでポッキー持ってきてるの?」

カレン「今日は!ポッキーの日デス!!」

陽子「いぇーい!ポッキー!」

忍「どうして今日がポッキーの日ですか?」

アリス「今日は11/11、1という数字がポッキーっぽいからそういう日になるのよ」

カレン「ポッキーといえば、ポッキーゲームデス!」

陽子「なにそれ、面白そう!」
綾「ポ…ポッキーゲーム…!?////」

陽子「ポッキーゲームってどうやるの?」

忍「私は知りません」←知らない

アリス「私も」←知らない

カレン「私もデス、アヤヤは?」←知ってる

綾「えっ…その…私は」

カレン「怪しいデスネ…知ってるでしょ?」

綾「わ、わかったよ!知ってるわよ!」

陽子「ほんと!?どうやるの?一緒にやろうよ!」

綾「え…えっと…ポッキーを…咥えて……/////」

綾「べ…別に陽子とポッキーゲームなんて、やりたくないんだからぁ!!」廊下へダッシュ

陽子「ええええええええ!?」

陽子(結構ショックだけど…)

255 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/11/11 16:10:24 ID:AgDqjpOniZ
廊下の端っこ

綾「うぅ…どうしてあんなこと言っちゃったんだろ…私、今度こそ陽子に……(泣)」


教室

アリス「ポッキーゲームってそんなに変なゲームなのかな?」

忍「さぁ…陽子ちゃんもすごい元気ないです」

陽子「…………」ガーン


カレン「ご、ゴメンナサイ!」

アリス「え?」
忍「え?」


カレン「実は…ポッキーゲームの事、知ってマシタ」

〜ポッキーゲーム説明後〜

忍「そ…そんないやらしいゲームでしたのですね」

アリス「それでアヤに…」

カレン「はい…すみませんデス…」

カレン「流石にひどい事しまシタ。アヤヤに謝ってキマs」

綾「陽子」

陽子「え?」

綾「と…図書室に来て」

陽子「え?」

綾「いいから?」

忍「?」

アリス「?」

カレン「?」

256 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/11/11 16:11:14 ID:AgDqjpOniZ
〜図書室〜

綾「陽子…その…さっきはごめんなさい」

陽子「い、いいよ」

綾「それで…その…//ポッキーゲーム…しよ////」

陽子「お、おう…」

綾「ポッキーゲームは…えっと……ポッキー咥えて」

陽子「うん」

綾「目を閉じて」

陽子「うん」

綾「そのままポッキーが折れない様にして」

綾(うぅ…もうここまで来たら、やるしかないわ)

サクサクサク…

陽子「ん?」

綾「…」サクサクサク

ポキッ

綾「あっ…」

陽子「え?」

綾「い、今は折れちゃったけど、こうして折れない様に食べるの」

陽子「ねぇ、私も食べていいの?」

綾「多分いいと思うわ」

陽子「それじゃあ、まだちょっと時間あるし、もう一回やってみよう」

綾「う、うん」

257 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/11/11 16:11:41 ID:AgDqjpOniZ
サクサクサク…

ポキッ

陽子「もう一度…」

サクサクサクサクサク…

ポキッ

綾「あ、」

サクサクサクサクサクサク

サクサクサクサクサクサクサクサクサク

サクサクサク………

…………

……

…チュッ

陽子「んっ!」

綾「んっ…///」

綾(どうしよう…はじめての…キス)

綾「んっ…んんっ!!」

陽子「ん?…んん!?」

綾「んんっ.(どうしよう…もっとシタい…///)」

258 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/11/11 16:11:59 ID:AgDqjpOniZ




陽子「…(どうした綾!?)」

綾「んっ…んっ…////…んんっ!(もっと…もっと!陽子が欲しい…えいっ!)」陽子を押し倒す

陽子「んっ!?(本当にどうしたんだ!?どこからそんな力が!?…でも…)」

陽子(少し…気持ちいい…なんだ?この気持ちは?)

綾(本当はイケナイこと…でも…)

陽子(なんだろ…綾が…愛おしい…このまま…)

綾(このまま…)

陽子(ずっとこのままがいい)
綾(ずっとこのままがいい)

キーンコーンカーンコーン

綾「いけない、授業に間に合わない!」

陽子「綾!」

綾「何?」

陽子「今日、親居ないんだ。家来る?」

綾「……」ニコッ

陽子(嬉しそうだな…可愛い)



その日の放課後、私は陽子の家に行った

何時間陽子とベッドの上にいたのか忘れたけど

確実に覚えてる事がある

それは…

私は陽子なしじゃ無理なこと

259 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/11 17:34:01 ID:3EPfx7lT5X
気持ちに正直になった綾と押し倒される陽子で攻めと受けが成立したのが尊いです。

260 名前:リゾチウマーΛ[age] 投稿日:2019/11/11 22:27:31 ID:v2pnkjw79i
『何時間陽子とベッドの上にいたのか忘れたけど』
素晴らしいですね。このまま二人には結婚してほしいですね。

261 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/12 01:59:15 ID:3CJ3T3PrUw
2時間遅刻ですが一応…

「ふぅ……ひとまずこれでネームが終わりです……」
「あっ、お疲れかおすちゃん!もうおやつの時間だね」
「そうですね……あ、そういえば今日はポッキーの日なんですよね。ポッキーゲーム、私には縁のない話ですが……私ごとき独りで食べているのがお似合いです……」
「うーん…そうだ!私たちでポッキーゲームしよう!」
突然の小夢ちゃんの言葉に、私の頭の処理は追い付きませんでした。
「あばばばばっ!?わわわ私なんかではなく小夢ちゃんはもっと縁のある人とやった方が……」
「でも、私はかおすちゃんとしたいなー」
「そうですか…?私なんかがあんな事するなど何万年早いことでしょう……」
私がそんなことを言ってる間に、小夢ちゃんは準備までしていて、
「ほらほらー!かおすちゃんはこっちを咥えてねー!」
後に引けなくなってしまいました……
「それでは、いきますよ…?」
私はそこにあるもう片方を咥えました。小夢ちゃんの親切心からでしょうか、チョコがついている側でした。
私が少しずつ食べていたら、小夢ちゃんはもっと速く食べ進めてきました。そしてお互いの唇が触れ合い、
「えへへ……」
「ふへへへへ……」
私も小夢ちゃんも、しばしこの時間を楽しんでいました……

262 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/12 02:37:12 ID:5Vcoza2Wi2
>>131です
131で約束致しました、シュガー&ソルト・ランプ&マッチ・アルシーブ様等の後日談4コマ風味SSの構想を進めております
本当はすぐに書きたかったのですが、色々忙しかったというのもあり(それと某忍者ゲームアプリのやり方に影響されて)、1年程経ったら投稿しようと思い至りました

私が飽きっぽい性格というのもあり少しズレるかもしれませんが、12月中旬から1月中旬までに投稿できたらと思っております
私は趣味で普段から小説のような物を書いているのですが、クオリティはあまり安定していないので、あまり期待せずにお待ち頂けたら嬉しいです
よろしくお願いします

263 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/16 18:28:06 ID:crIpezqGlt
>>221です。3レス投下します


【きらら女子の日常】

はるみ「はじめまして、細野はるみといいます。」

きらら「よろしくお願いします!早速で申し訳ありませんが、
参加して欲しいクエストがあります。見てるだけで構いませんので…」
はるみ「控えに入れて、戦わずに経験値を上げるやつだね」
ランプ「理解が早い」

264 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/16 18:28:21 ID:crIpezqGlt
-【上級】PECO城攻略戦 スタミナ20消費

梓「ヤッテヤルデス」ズバーン

はるみ「オートで熊がなぎ倒されていく…」
梓「いつでも中断できるので、休憩などしたければ言ってください。
軽音部のおやつと漫画本も持ってきてるので、よければどうぞ。」
はるみ「周回に手慣れてる」
きらら「なかよし度を5にして進化すれば、ミッションとシナリオで280個…
選べるチケットで引く前に逆算したから、これが終われば十連引ける…」


きらら「訓練終了です。お疲れさまでした!」
はるみ「終わるときららは何がもらえるの?」
きらら「…星彩石がもらえます。」
梓「仲良くなった報酬で別のキャラ引くんですね」

265 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/16 18:28:36 ID:crIpezqGlt
きらら「やっと揃いました!よし、この石で今度こそ…」

-チャンスアップキーホルダー×9個

きらら「…」
梓「あ、そういえばキーホルダー10個揃うの明日でしたね」

きらら「ホル売ってください、ホルが、ホルが欲しいです」
梓「完全にキーホルダー中毒者ですね」
きらら「やっと引けると思ってた時にお預けされるともの凄く辛い」
マッチ「綿密に計画を立てていた分、計画が崩れると弱いのかな」

きらら「ああ…あと1日…10連が引きたい…」
梓「末期ですね」

終わり

266 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/16 18:29:41 ID:crIpezqGlt
以上です。ありがとうございました。

一日待ちましたがエンギさんは出ませんでした。

267 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 03:49:03 ID:Swz8dqXr5Z
かおす先生がおもらししちゃうお話です
苦手な方は注意してください

268 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 03:49:39 ID:Swz8dqXr5Z
「ふへへへ……やはりこの時間は最高ですぅ……」
ネーム終わりの夜なので、私は癒やしのためにアニメを見ています。
そうして日付も変わる頃、突然の尿意が私を襲います。今日はネームで忙しかったので、トイレにも行ってませんでした。でも、まだまだ我慢できます。これだけは何としてでも見続けるんです!
そう意を決してから30分くらい経って…
「うぅ……出…出そうです……何で…こういう時に…限って……」
もう尿意はすぐ近くまで迫ってきています。トイレに行けばアニメは見逃してしまいますが、仕方なく、私は明かりを持って外に出ます。

269 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 03:50:06 ID:Swz8dqXr5Z
廊下の電気は点いていませんが、明かりのお陰で前は見えます。そうして歩き出そうとした次の瞬間…
「ふふ…かおすちゃん…おしっこ我慢でもしてた……?」
まるで思考を見透かされているようでした。そう聞いて私が振り向くと、そこにいたフーラ先輩が後ろから私の背中を掻いてきます。
「ひぃっ…あばばばっ……」
その瞬間、下腹部から何かが漏れ出ていく感覚、それと同時に快楽が私を襲います。恐怖と快楽で頭は何も考えられないほどに混乱して、明かりを落としてしまいます。
漏れ出したものは私の下を濡らしながら落ちていきます。ただ、何も見えない暗闇の中、両脚を気味の悪い水が降りていくので恐怖も割り増しでした。足が竦んで座り込んだ先には水溜まりがあって、私の服は更に濡れてしまいました。恐怖もありますが、羞恥心で私は涙が止まらなくなってしまいました。
もっと…もっと早く向かっていれば、こんな事には……
「怖がっておもらし……反応は有り難いけれど、申し訳ないかなぁ……」
「そ…そう…ですよぉ……」
すると、私の様子に勘付いたのか、琉姫さんが来て…
「かおすちゃん!?どうしたの……」
ですが、濡れた床を踏むが否や、すぐに卒倒してしまっていました。さっきまでフーラ先輩もいたはずなのに、すでに気配は感じられません。
私は明かりに手を伸ばし、それを取ります。
「琉姫さん…大丈夫ですか…?」
すると意識を取り戻したのか、琉姫さんは体を起こして…
「大丈夫…よ……いたっ!」
「あばっ!」
お互いの頭をぶつけてしまいました。
「いたた…とにかく、かおすちゃん、着替えを!」
「ままま待ってください!こんな夜中に着替えですか!?それに、私なんかの着替えに付き合うよりも寝たほうが……」
「いいのよ。見てられないから…」
そう言うと私の部屋に入っていきます。

270 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 03:50:18 ID:Swz8dqXr5Z
「これは、随分と濡れてるわね」
「はい…すみません…」
「かおすちゃんが謝ることはないのよ…」
「そうですか…でも自分で着替えますから……」
「私も付き合うわよ。今のかおすちゃんは落ち着いてないから」
琉姫さんはそう言うと、私の服を次々に取り出していきます。同じ屋根の下で暮らしているとはいえ、こうして見られるのは恥ずかしいです…
しばらく経って、琉姫さんは服を取ってこっちに来ます。
「じゃあ、かおすちゃんは脱いで…」
「え…?」
「何でって、漏らしたんだから…」
「あっ…はい……」
私は琉姫さんの選んだ服に着替えました。
こんな場面で下着を見られることは流石にありませんでしたが、同じ空間で出してしまうことが申し訳ありません…
「でも、なんでこんな時間に私に気が付いたんですか…?」
「かおすちゃん、この様子だと心配だから」
「それなら私だって怖がりな琉姫さんが心配です!」
そう言うと私は、勢いに任せ琉姫さんに抱きついてしまいました。
「かおすちゃん…!?いきなりこんなこと……」
「あばっ…すみません……」
「でも、これもいいわね…作品の参考になるかしら……」
「わっ私なんかの行動でよければ…!」
「いいのよかおすちゃん、そんなに自分を卑下しなくたって」
「本当ですか…でもこれは癖みたいなもので……でもがんばります!」
「それはよかったわ!」
「では、おやすみなさい…」
琉姫さんは部屋に帰っていきました。私はアニメの事などさっぱり忘れて寝ました。ですが、眠りにつくことありませんでした…

271 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 03:51:23 ID:Swz8dqXr5Z
以上です
ありがとうございました

ちなみにこれ、ある人の依頼で書くことになった作品で、私におもらしの趣味はありません

272 名前:人見知り◆tAB7QcnOfQk[age] 投稿日:2019/11/17 07:39:04 ID:dzlPDbXA3O
あば^〜
姫子先生の次回作は年の差にしか見えない同級生百合TLですね。
何故ほぼ同じ日にもらす話が重なってしまったのか謎ですが、他の方がシリアス寄りのssを投稿されたのでバランスはとれたでしょうか。ええい、きららBBSのss書きは変態ばかりか!(←関係ないけど元ネタの人は今日誕生日の人さん)になってしまうところでした。

273 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/17 11:36:00 ID:JJFJmNcov9
>>272
被ったのはたまたまだと思います
あと私は変態ではないですよ!健全ですよ?

274 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2019/11/21 22:35:58 ID:LKkjv6QHdC
ゆずこ「唯ちゃん!ナース!」

縁「唯ちゃん!ナース!」

相川「い、櫟井さんのナース…かわいい…」

唯「や、やめろお前ら!」


やすな「ふーむ、唯ちゃんはいろんな衣装着てるなぁ」

やすな「ソーニャちゃんのサンタさん姿はすっごく可愛かったけど、バリエーションが欲しい…」

やすな「…シノちゃん!」

シノ「あ、やすなちゃん。どうしましたか?」

やすな「衣装作って!」

シノ「え、え?」





やすな「というわけで、シノちゃん特製ナース服でーす!」

シノ「上手く作れました!」

カレン「ソーニャがナース服を着ると聴いてやって来マシタ!」

ゆずこ「えっ!?ソーニャちゃんもナース!?」

縁「見たーい!」

ソーニャ「な、なんだお前ら…ナースなんか着ないぞ。」

やすな「えー!?シノちゃんがソーニャちゃんのこと一生懸命考えて作ったんだよ!?それを着ないの!?ソーニャちゃんのバカー!」

シノ「(あれ?私やすなちゃん用の服を作ったつもりだったんですが…)」

275 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2019/11/21 22:36:22 ID:LKkjv6QHdC


ソーニャ「ぐっ…どうせやすなが仕込んだだけだろ…」

やすな「さあ!着て!」




カレン「ソーニャのナース見てみたいデース!」

ゆずこ「見たい!すっごく見たい!」

縁「見たい!海外の人にも見てもらいたい!」

ソーニャ「ぐっ……ま、待ってろ。」

やすな「イヤッフエーーーイ!!!」

シノ「流石やすなちゃんの計画、大成功ですね!」

やすな「あっ」

シノ「…?ハっ!」

ソーニャ「『計画』…?」

シノ「(ごめんなさいごめんなさい!)」

やすな「エーット、コレハ、シノチャンノ気ヲキカセタメキシカンジョークなりけり…」

ソーニャ「忍。感謝する。」

やすな「ちょ、待っ、あびゃあぎゃああぁ」

カレン「Oh…」

ゆずこ「ソーニャちゃんは期待できそうにないね…」

縁「やすなちゃんいなかったらやってくれるかな?」

シノ「私の詰めが甘かったせいで…」

やすな「ぎゃああああ!!!」

276 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/21 22:40:55 ID:LKkjv6QHdC
急に思いついた駄文です…ソーニャちゃんの新規衣装出ませんかね…

277 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/26 03:20:43 ID:IakVqTh5CH
「栗ようかんと料理対決?」
もしかして百合要素のある作品かもしれないので注意してください。

「えーと……ココアさん、またうちに果たし状が来ました」
チノちゃんから思わぬ知らせが耳に入った。
「えっ!?差出人は誰なの?」
「名前は書いてありませんが、文面からして千夜さんでしょう」
思えば、果たし状も久しぶりだ。でも、千夜ちゃんからなら安全かな。
「あ、待ってください。場所の欄に方向の指示しか書いてありません!あと、ココアさんだけで来るように書いてありますね」
思わぬサプライズの重なりで、私は気が抜けてしまう。
「えへへー…私だけでなんて嬉しいなー」
「…随分と余裕そうですね、ココアさん」
つい呆然としていた私は、チノちゃんのその言葉を聞いてふと我に返る。
「そんなことないよ?それじゃあ行ってきま…」
「約束の日は明日です。それまでは仕事してください」
「はぁーい……」
私はチノちゃんに呼び止められ、休憩時間が終わるとからまた仕事に戻る。
でもその日は仕事が手に付かなかった。辛いわけじゃないけど、明日が楽しみすぎたから…。

278 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/26 03:21:11 ID:IakVqTh5CH
「…コ…さ…起き…ください」
耳元でかすかに声が聞こえる。
「ココアさん、起きて準備してください!」
その声がはっきりと聞こえた。チノちゃんが起こしにきてくれたんだ。
「ふわぁぁ…チノちゃんおはよ…今何時…?」
「8時ですが、準備の時間を含めれば余裕はありませんよ!」
チノちゃんからいつもになく気迫を感じる。きっと果たし状を見て冷静ではいられないのだろう。
「そうだね!えっと…指定された持ち物は…」
「パン生地に適当なお菓子、調理器具…料理するんでしょうか……」
きっと料理対決だろう。それは負けられないな。
ドタバタしながらも私はなんとか準備を終える。
「準備完了!それじゃあ行ってきまーす!」
私は急いで玄関を出た。この時を1日中楽しみにしてたんだからね。

「あれ…?指示通りに来たけど、ここって公園だよね?」
場所が正しいか心配している私に、後ろから千夜ちゃんが声をかける。
「ココアちゃーん、こっちよー」
「千夜ちゃーん!どうしてここで?」
「ふふっ、私たちが初めて会った公園よ。ここでお菓子づくりするのはどうかなって思って……」
「いいよ!こんな思いを込めてくれるなんて嬉しいな…!」
「私こそ、喜んでもらえて光栄だわ」
初めて会った場所で今度はお菓子を作れるなら、一生物の思い出になるだろう。
でも、料理対決にしてはスペースが狭いことに違和感を覚えていたら…
「あっ、今日は私とココアちゃんは対決じゃなくて一緒に料理するのよ」
「そうだったんだ!果たし状で来たからてっきり対決するのかと…」
勘違いをさせてしまった、と千夜ちゃんに謝られた。むしろ私が謝りたいくらいだよ…。
「じゃあ、パンから作ってもいい?」
「いいわよ!」
そう言うと、私は生地を、千夜ちゃんは餡子と黄な粉を取り出した。
「それじゃあいくよー!まずはこねよう!」
私も千夜ちゃんも、パンをこねてはこね、時を待っている。
千夜ちゃんも作り方を覚えているようで、ちょっと嬉しかった。

279 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/26 03:21:26 ID:IakVqTh5CH
私は美味しく見えるようパンを皿に乗せる。
「ふぅー!完成したね…」
「そうね。後は一緒に食べることね。食事も料理の楽しみだから」
千夜ちゃんがそう言うと、私は反射的にパンに食べつく。
「美味しい!」
「ふっくらした食感がいいわね」
この味、意外と合うかもしれないと思う。
「ありがとう!餡子と黄な粉、同時に食べるなんてしたことなかったから新発見だよ」
「こちらこそ、いつも美味しいパンを食べさせてもらって」
「そんな、私たちの仲だからいいんだよ!」
私たちはパンを食べ終えた。この時点で満足感は大きかった。
「それじゃあ私の番ね。ようかんを作るわ!」
「あっ…」
「ココアちゃん、どうしたの?」
「いや…私は栗を持ってきちゃったから……被っちゃうなって…」
本当は一緒に栗ようかんを作りたかったから持ってきたのに、思わずそれを隠してしまった。
「いいのいいの。初めて会ったときみたいに作れるから!」
「本当に作れるの!?」
「ええ。容器も用意してあるわ」
「えぇ!?そこまでしてくれるの!?」
「だって、私たちの仲じゃない?」
ここまで考えてくれるなんて、と思った。嬉しさで感激するほどだ。
「えへへ…同じこと言われちゃったね……」
すると、千夜ちゃんはいよいよ材料と器具を取り出し… 
「ココアちゃん…準備はいいかしら?」
私もそれに了解のサインを送る。
「バッチリできてるよ!」
「それじゃあ、まずはこれをこうして…」
「わぁっ!こぼしそうになっちゃった…」
やはり慣れないことは難しい。でも、それは千夜ちゃんだって同じはずだから…。

280 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/26 03:21:37 ID:IakVqTh5CH
「出来たわ!ココアちゃんお疲れ!」
「ふぅ…寝ちゃいそう……」
疲れと達成感で魂が抜けそうな感覚だ。
「でも、千夜ちゃんごめん…私がこぼしちゃったせいで1本だけに……」
「気にしなくていいのよ。分ければいいじゃない」
そう言った千夜ちゃんは何も取り出さず、ようかんの先を私のほうに向けた。
「このまま一緒に食べればいいの」
私の頭は状況を理解できていないようで、論点のずれた言葉をかけてしまう。
「でも、そんなことしたらようかんが折れちゃわない…?」
「ちゃんと押さえれば大丈夫よ!」
私は千夜ちゃんの目的を察する。
「じゃあ、私からいくよ…!」
「よろしくね…!」
食べ進める速度は遅かれど、このままだと私と千夜ちゃんは唇を触れ合わせることになる。
「ちやひゃん…ほんほうにほれでいいの…?」
「わたひがやりたかったことなの、つきあわへてひまって…」
「ううん、やりたいこほをやってくれへうれひいから!」
口の中はようかんでいっぱいで、はっきりと話すことはできない。
そうして、唇が触れ合うと、ようかんではない甘い味が私の口を満たす。
しばらくの間、私たちの間に甘い時間は続く。
でも、この時間に夢中になっていたら…
「けほっけほっ!ようかんが喉に…」
「大丈夫!?しっかりして!」
何だか、後味の悪い素敵な思い出になってしまった。

281 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/11/26 03:23:20 ID:IakVqTh5CH
以上です。ありがとうございました。

282 名前:人見知り◆tAB7QcnOfQk[age] 投稿日:2019/11/26 06:35:10 ID:0XQdeuis5J
出会った場所で、出会ったきっかけの和菓子を通して想いを伝える、ロマンチックです。

283 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/11/26 08:14:22 ID:cD99geF7U2
ココアちゃんらしい最後。
素敵な思い出になってよかったです。

284 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/26 15:40:21 ID:au6ClsWQwp
4レスお借りします。

【タンスの肥やし】

※この話は、◆HAkWYOPml5Iの実際のプレイをモデルにしたものであり、きらファン本編のキャラクターの性格とは関係ありません。

ポルカ「今回のボスはクリティカル率を上げるとこっちのステータスを上げてくれるらしいぜ!」
平沢唯「今こそ、しまってた昔のぶきが活躍する時!」
きらら「持ってきたよ!マスターソード8本!」
アリス「多すぎるよ!」

アリス「なんで同じぶきが8本も!?」
きらら「いざという時のために準備しています!」
アリス「あれ?チームは5人だから最大5本しか使えないんじゃ…」
きらら「サポート編成は8人いますし…」
アリス「それ全員が同じ武器を持つことはまず無いよ!?」

285 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/26 15:40:37 ID:au6ClsWQwp
アリス「なんでそんなに作ったの…」
きらら「昔やることが無くて暇な時に、余った素材で作っていたんです」

アリス「…ねえ、そんなに大量の武器を入れるってことは、倉庫を拡張したんだよね」
きらら「はい」
アリス「普段は石が足りないって悩むのに、そういうとこには石を使うの…?」
きらら「…」
平沢唯「お金っていつもは無くて困るのにあるとすぐ使っちゃうよね」

ポルカ「ちなみに今のきららのぶき倉庫は300個以上の武器が入る」
アリス「無駄すぎる…」

286 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/26 15:41:02 ID:au6ClsWQwp
ポルカ「カンナさん曰くルーム家具の倉庫は最大拡張の3100個だが既に埋まって、
    いつでも買える家具を売ってスペースをやりくりしてるらしい」
アリス「とことんやり込むタイプだね…」
平沢唯「そんなにしまえる倉庫ってどこにあるんだろう」

ポルカ「施設倉庫に至っては、石の残りをキリよくしたかったのか、
    無駄に160軒も入れられる。」
アリス「施設は30より少ないのに、もはや病気だよ…」

アリス「あと、キリよくしたとしてもその数はおかしくない?」
ポルカ「やり始めた時によくわからず増やした分と、誤タップの分だな」
アリス「これ以上はやめて、一般的なきららのイメージが悪化するから」

終わり

287 名前:きらら女子の日常◆HAkWYOPml5I[age] 投稿日:2019/11/26 15:41:14 ID:au6ClsWQwp
以上です、ありがとうございました。
アリスがただツッコミするだけになってしまった
本編のアリスのボケはかなり高度なものだと実感する

288 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/12/01 02:29:59 ID:TOlsdq4cMj
「しばらくぶりで初めてのとくべつな日」
カレンちゃんの誕生日なので一作書いてきました。

「ふむふむ…では内装はこういった感じで…」
「それで、好きそうなものと言えば何かしら…」
「いかにも日本!って感じのものとか?」
「ヨーコ、もうちょっと静かに…!」
シノたちが何かコソコソと話している。私はそれに気付かれないよう近付き…
「そうだった……ってうわぁ!」
「ヨーコ、何してるんデスかー?」
みんなは予想以上に慌てている。
「いやいや何でもないよ!そうだよなしの!」
「そうです決して怪しい話などではありません!」
「悪の本拠地を奇襲するための秘密会議、とかじゃないんデスね…」
まぁ、別に何かに期待していた訳ではないが。
「カレンったら、本当に漫画が好きだよね」
「そうデスね!漫画やアニメには人を動かす魅力が…」
「ああっ、それは長くなるからいいよ…」
つい気持ちが高ぶって語ってしまうところだった。

289 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/12/01 02:30:11 ID:TOlsdq4cMj
数日後、私はお昼をレストランで食べに行こうとして、着いたところで…
「それで、内装に使うものを作ってきました」
「言い辛いんだけど、やっぱり手作りのものを渡すのがいいと思ったの…」
「それは大変だなぁ…」
「でもシノなら色々作れるだろうから…」
「いやいや、私たちも作るんだよ」
今度はカナまでコソコソと話している。私は店内に入って近付こうとするが…
「あっ、カレンちゃーん!」
「ホノカ!お手伝いデスか!」
「私といろいろお話し……あそこで香奈ちゃんたちがお話してるから、入っていけば?」
「なら入ってきマース!」
これでここに来たことはバレてしまっただろう。
「アレー、偶然デスネー」
「あっ、カレンも来たのね」
この前とは違い、みんなは慌てる素振りを見せない。
「それで、このメモ帳は何デスかー?」
「あっ、これは今後の予定を書いてるだけよ!」
真実を隠していそうだが、中々言いだしてはくれないようだ。
「そうデスか…それならまた別の話でもしマショウ!」
「そうね…そろそろ12月になるから寒くて、でも陽子といると…」
「え?綾…突然なに言ってんだ?」
「ち、違うのっ!ほら陽子の髪って暖色系でしょ!だからそんな感じがするだけで…」
「やっぱり綾ちゃんは陽子ちゃんに一途ですねー」
「ちょっ、しの!あとカレンたちも忘れて!」
今日はアヤヤを揺さぶるネタが手に入った。

また数日後、
「今日は家が空いてるので遊びマショウ!」
私はホノカとカナに話しかける。
「えーっと、それより今日は買い物がしたいな」
「そうデスか…でも買い物も楽しみデス!シノたちも誘いマス!」
「あ、忍ちゃんたちは用事があるって先に帰ってたよ」
なにかが心に引っ掛かる。私はそれを正直に話し…
「最近、私はみんなに避けられている気がシマス…」
「そう…だったかも…でも嫌われてるなんてことはないよ!」
「そうだよ!受験が近付いてるから頭が回らないんじゃない?」
「ナルホド…それなら心配なさそうデスね!」
私たちは買い物に出かける。

290 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/12/01 02:30:31 ID:TOlsdq4cMj
「カレンちゃーん!これとかかわいいよ!」
「そうデスねー!買いマスかー?」
「ねえ穂乃花、ちょっと話したいことがあるんだけど…」
「香奈ちゃん、何かあったの?」
カナがホノカに小声で話しかけている。
「これって時間稼ぎだよね…?それにしては長くなってない?」
「そうだけど楽しいからいいんだよ!」
「そっか…疲れてきたからちょっとね…」
「それなら…カレンちゃん、また今度買おうね!」
「ハイ!いつでもいいデスよ!」
買い物を終えて、私たちは満足気に家に帰る。
「アレ?ホノカもカナも帰らなくて大丈夫デスか?」
「うん、カレンちゃんの家にも用があるから」
私は家の玄関を開ける。

「お誕生日おめでとう!」
家に居ないはずのシノたちが一斉にクラッカーを放つ。それに私は驚いて尻餅をつく。
「こうして誕生日会をするのも初めてよね」
「カレンの両親に話したら協力してくれたんだ!」
これほどの人にこうして祝われたのは初めてかもしれない。
「それと、これを提案したのはアリスなんです」
「そうなんだ。私がしてもらったから、ね?」
もう頭の中が溢れそうだ。
「ア…アリガトウゴジャイマス…」
「あれ!?まさか気に入らなかった?」
「そうじゃないんデス…ないんデスが…」
驚きで現実を飲み込めないのもあるけれど、それ以上の理由があった。
私とアリスは昔も今もこれからもずーっと一緒。そう思っていたから、その相手がこうしてくれるのが嬉しいから…
だから私は喜びをいっぱい出した。
「とっても…とーっても…ハッピーデスよ!」

291 名前:屑藻津きな◆gO0DHE5DSo6[age] 投稿日:2019/12/01 02:32:04 ID:TOlsdq4cMj
以上です。ありがとうございました。

小さいころのカレンちゃんは「〜だよ」で話してたっぽいので地の文のところは気にしないでください…

292 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/12/01 18:56:53 ID:rrg.nkXWGY
「きーよっせさん、何してるんですかー?」
「あぁ、十倉か……教えて欲しければまずお前は私のことを下の名前で呼ぶのをやめろ」
「もーつれないなー。で、先生は何してるんですか?」
「何って……ただ外を眺めてただけだよ悪ぃか」
そう言って無愛想な顔を向けてくる先生。というか、おしるこ片手に外眺めてるってかわいすぎでしょ。
「別に悪いだなんて言ってませんよ。むしろ、そういう所先生らしくて好きですよ?」
「お前に好きって言われても嬉しくないっつーの。ほら、早く帰れもう下校時間だぞ。っていうか、今日は一緒じゃないのか」
「私、委員会の仕事があってからみんな先に帰ったんですよ」
半分本当で半分は嘘。委員会の仕事はあったがわざわざ仕事を代わってもらってまでやった仕事だ。それに、本当はみんな待ってると言ってくれたのを断って先に帰ってもらった。
それもこれも先生と二人きりになるためだ。
「そうか、お疲れ様」
「もー、もう少し何かあってもいいんじゃないですかー?」
「これ以上何があるんだよ、十分だろ」
「例えばー……キス、とか?」
私はふざけて言ってみる。まぁ、先生がキスなんてしてこないだろうなぁ……。
「って、まぁ嘘ですけど」
「そうか……十倉、お前私にキスして欲しいのか」
私が舌をペロッと出して茶化すと、先生はこちらに向かって歩いてくる。何故か身の危険を感じ、後ろに下がっていくが、すぐに壁にぶつかってしまった。
「せ、先生冗談ですってば……」
「十倉、目瞑ってろ」
先生に言われ、反射的に目を瞑る。何されちゃうんだろ……。
と、身を強ばらせていると、前髪をあげられおでこに柔らかくて温かい感触が。
思わず目を開けると、そこには頬を少し赤くした先生がいた。
「ほら、もう暗いし早く帰れよ」
素直じゃないけど、今はこの温かさだけで胸がいっぱいだった。

293 名前:名無しさん[age] 投稿日:2019/12/01 18:57:27 ID:rrg.nkXWGY
付き合ってそうで付き合ってないやっぱお前ら付き合ってんじゃねな榎並十倉でした
SS初めて書いてみましたけど難しいですね

294 名前:名無しさんA[age] 投稿日:2019/12/01 20:02:18 ID:OUaDgImY1m
〜〜せっかくだから私は赤い石を踏むよ!大丈夫だよ!問題ないよ!〜〜

ごちうさ、ギャグ短編です(pixivで公開済みの再掲載)
内容はないよぅw
 


 木組みの街の小さな広場。
 ココアとマヤの他には人影は見当たらない。
 
 「ね!言ったとおりだろ?」
 「本当だぁ。一つだけなんか赤い石があるね!」
 
 大小の石が敷き詰められた広場の隅のほう。
 ほかの石と明らかに色合いの違う赤い石が一つだけあった。
 
 「この間の捨て生徒の時、付き合ってくれたお礼に見せたかったんだ。」
 「マヤちゃんありがとう!!」(頭なでなで)
 「く、くすぐったいよ!ココア。」
 「もふもふ〜」
 「あまり私をモフってるとまたチノが怒るよ?」
 
 普段はココアのモフモフを迷惑そうに受けるチノ。
 だが、他の小さい子にモフモフするのを見ると明らかに機嫌を損ねる。
 
 「ち、チノちゃんごめんね〜」
 「あはははは、私はチノじゃないよ!……それよりさ……」
 「マヤちゃんどうしたの?
 「この石を踏むと何かいいことあるって聞いたような覚えがあるよ。」
 「そういえば千夜ちゃんが、踏むと悪いことが起きる石があるって言ってたよ。」
 
 じっとその赤い石を見つめる二人。
 
 「えいっ!」
 「マヤちゃん!?」
 
 突然赤い石にジャンプして踏みつけるマヤ。
 目を丸くしているココア。
 
 「大丈夫大丈夫!ココアも踏んでみてよ!」
 「確かに大丈夫そうだね。えいっ……きゃっ!?」
 
 バランスを崩し、赤い石に尻もちをついたココア。
 
 「大丈夫!?」
 「あははははは……チノちゃんには内緒だよ!」
 「言わないよ。ここはココアと私だけの秘密の場所だからさ!」
 「ありがと!……じゃあアイスおごってあげるね!」
 「やったぁ!! サンキュ、アネキ!」
 
 満面の笑みを見せるマヤ。
 その笑顔でさらに嬉しい気持ちが溢れ出すココア。
 
 「もう一回だけ踏んでいこう!えいっ!」
 「マヤちゃん〜アイス溶けちゃうよ〜?」
 「あ、待って待って〜!」
 
 石のもとを後にする二人。
 石がほんのりと光った事には気づかなかったようだ。

295 名前:名無しさんA[age] 投稿日:2019/12/01 20:05:23 ID:OUaDgImY1m
 
 「チノちゃ〜ん、たっだいま〜♪」
 「おかえりなさいココアさん。……あれ?いつ出かけましたか?」
 「え?今学校から帰ってきたところだよ?」
 「……え? そうですか。??????」
 
 何やら腑に落ちない顔をするチノ。
 お構いなしにチノにしがみつくココア。
 
 「今日初めてのもふもふ〜」
 「初めてじゃないです。さっき何回もしたじゃないですか?」
 「……え?朝は時間がなかったから今が初めてだよ?」
 「……ココアさん、もしかして物忘れが激しい年になったのですか?」
 「私そんな年だったの!?」
 
 そこへリゼが入ってきた。

 「ココア、お前もう記憶が怪しいのか?」
 「ヴェ!?リゼちゃんまで!?」
 「さっきチノのこと散々もふもふしてたじゃないか。」
 「覚えないけど?」
 
 ふぅっとため息をつくリゼ。
 握った手のひらを上向きに差し出して…
 
 「いいか?「ただいま」と言って一回。チノがそろそろ着替えろって言ったときに離れて、
またそのあともふもふ。ちなみにまだ着替えてなかった。で、そのあと着替えてからまたもふもふ、
チノに突き放された後なぜかまた学校の制服でもふもふ。」
 「え?4回ももふもふしてたらさすがに忘れないと思うけど。」
 「4回ではありません。リゼさんが他の仕事をしてる間にさらに3回されてます。」
 「合計7回も!?」
 「さすがにもう今日はやめてほしいです。」
 
 もふられまくって、心身ともに疲れたといった感じのチノ。
 いつもの元気は因果地平の彼方へ消え去ったようだ。
 
 「じゃあやめとくね。……まだもふった覚えないんだけどなぁ……」
 
 なんか納得できないけどチノをこれ以上消耗させるのはココアの本意ではない。
 学校の制服からラビットハウス制服に着替えるためロッカー室へと向かった。

296 名前:名無しさんA[age] 投稿日:2019/12/01 20:06:41 ID:OUaDgImY1m
ロッカーを開けると……
 
 「あれ?お店の制服がないよ……っていうか何で学校の制服がここに?」
 
 今ココアが着てるのは通学先の高校の制服。
 ロッカーに入っているのは、通学先の高校の制服。
 ラビットハウスの制服はここにはなかった。
 
 「おかしいな……とりあえずお店に戻って……」
 
 店頭に戻ると、リゼとチノがいた。
 二人とも目を丸くしている。
 
 「お前何でまた学生服に着替えた!?」
 「まだ閉店までかなり時間ありますよ?」
 「え?制服なかったよ?」
 「ちゃんと制服着て、トイレに出てっただろ?」
 「やはりココアさんの頭がおかしいです。」
 「え?私、おかしいの???」
 
 ガチャ!!
 着替え室に続くドアが開き、誰か入ってきた。
 その姿を見た一同は固まった。
 
 「こ、ココアさん」
 「わ、私!?」
 「ココアが二人……だと!?」
 

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