今までAチャンネルのSSを書かせて頂いた者で、今回で5度目のSS投稿になります。
他の方が上げていた鏡の世界のきららを見て、自分の1番好きなきらら作品で書いてみたいと思い、ずっと温めていたのを今回投稿させて頂きます。
とは言え長文ものはとても書けそうにない為、今回は単発物を6つほど投稿致します。
本来のキャラとは全く別のキャラとなる為、わかりやすいように今までと違い台本形式にしてあります。
全く違う性格になる設定上、当然ではありますがキャラ崩壊注意です。
長くなりましたが、宜しくお願い致します。
トオル「ルンルーン!高校合格したよー!」
るん「トオル、来るの、早いね。」
トオル「ルンルン? 頭に蝋燭なんか巻きつけて何してるのー?」
るん「これ? これは、トオル以外は、不合格するように、呪いの儀式を…。」
トオル「そんなことしたらトオルに友達出来ないよー!」
るん「あと、これはこの前電車で私に文句言ってきたクソ女が蜂の巣になる絵で、トオルの足元のそれは列に割り込んできたハゲオヤジの人形を作って凍らせて粉々にした残骸ね。」
トオル「あははは!ルンルンは相変わらずだねー!」
るん「それよりトオル、合格、できたんだね。」
トオル「ルンルンが色々教えてくれたおかげだよー!」
るん「そっか、この生きる、価値もない、ゴミクズも、ちょっとくらいは、役に、立てたんだね。じゃあいよいよ私は、この世に、いらないかな…。」
トオル「もー!そんなこと言わないでよー! ルンルンがいないと合格した意味ないんだからー!」
るん「とにかく、おめでとうね。」
トオル「これからまた一緒に登校できるね! …っていうか、何で中学の制服着てるのー?」
るん「せっかくトオルが、合格できたんだから、私の制服を、あげようかなって。同じ高校に、私みたいなクソが、いちゃ悪いし…。」
トオル「ルンルンがいるからここの高校にしたんだってばー!」
ナギ「コンタクト!それに新しい服と髪型でイメチェン!これでアタシも高校生デビュー間違いなし!」
ナギ「チョー高い買い物だったけどー、親父も褒めてくれたしー、気分良いからこのまま外出してこよっかなー! 兄貴ー!アタシちょっと出かけてくるからー!」
ナギ兄(何だあの派手な格好…。)
ナギ「このまま歩いてたら声かけられたりしちゃったりー? ナンパされたり芸能界にスカウトされたり…!」
??「ちょいとそこのお姉さん。」
ナギ(マジー!? さっそく声掛かってきたー!)
ナギ「はーいアタシに何の用ですかー? !?!?」
ユー子「…。」
ナギ(何かチョー怖そうなのがアタシを睨んでんですけどー!?)
ユー子「あの、ここはどうやって行ったらええんか?」
ナギ「は、はい!お、お、お連れします…!」
ユー子「そんなビビらんでもええやろ、聞いとるだけやし。」
ナギ「そう、ですねー…。てかここには何を? もしかして殴り込みとかー…?」
ユー子「や、今年の春からここ通うから下見でもしよ思て。」
ナギ「え、今年から高校生? てかアタシと同い年ー!?」
ユー子「そうや。お姉さんもなん?」
ナギ「マジー?だったら早くいってくれれば良いのにー! アタシてっきり反社の人かと…、全身黒ずくめだし目つきも怖いし…。」
ユー子「あんたがビビッて全然聞いてくれへんかったんやろ。ウチは西由宇子や、まあこれからよろしゅう。」
ナギ「アタシは天王寺渚!ヨロシクー!」
ナギ「ここを渡ればその高校に、あ?」
ナギ(ヤンキー達がマジ邪魔で通れないんですけどー…、絡まれたらめんどいし回り道するっきゃないかー。)
ユー子「…。」
ナギ「ユー子ー、ヤンキーがいて通れそうにないしちょい回り道を…、ちょっユー子ー?」
ユー子「…!」ケットバシ
不良「いて!何だお前…、ヒッ!?!?」
ユー子「何してんねん、そこおったら邪魔やろ!はよどかんかいコラァ!!」
不良達「す、すいませんでしたー!」
ユー子「渚、ここ通れるようにしたで。」
ユー子「…座り込んで何しとるん?」
ナギ「な、何でもない…です…。(キレるとマジ怖いじゃんこの子…。)」
トオル「ねーねー、ミポリンは進路希望どうするー?」
ミホ「私は勿論プロレスラーっす!その為に今から鍛えてるから!」
トオル「そういえばタッキー(鎌手多季)にトレーニング付き合って貰ってるんだったね!」
ミホ「先生、いえ師匠からは先日得意のオクトパスホールドに由来して『葵ヶ丘のヒョウモンダコ』って通り名を頂いたっす!」
トオル「おおー!強そうでかっこいいー!」
ユタカ(何ですか、そのセンスの欠片もない通り名は…。)
ミホ「その時はユータン、私のトレーナーにしてやるっすよー!」
ユタカ「そうですか、どうも有難う御座います。」
ミホ「ユータン本気にしてないっすね? 私は本気だからね!?」
ミホ「ところでトオルンの夢は?」
トオル「トオルは昔からずーっと魔法少女になりたいって思ってるんだー!」
トオル「魔法の力で皆の人助け!これって素敵じゃない!?」
ミホ「トオルンらしくて良いっすねー!」
トオル「トオルン、ルンルン、らんらんらーん!ってね!」
トオル「まずはいっつも疲れてそうなキミキミ(鬼頭紀美子)を癒してあげたいなー!」
ユタカ(魔法少女?あなた今年で幾つですか? 何故私の周りにはこんなのばかり…。)
トオル「それよりユタカは何て書いたのー?」
ユタカ「私は大手企業に就職ですね。学者になるのも少々捨て難いですが。」
トオル「本当にユタカは夢がないねー…。」
ユタカ「あなた達のようにいつまでも子供染みた事を言っているよりは賢明だと思いますよ。」
ミホ「まあ、堅実で大人びた所がユータンの良い所っすからねぇ。」
トオル「とか言って、本当は可愛い夢でも書いてるんじゃないのー?お嫁さんとか!」ヒョイ
ユタカ「ちょっと!何を!」
トオル「えーと、第1希望は大手企業就職、第2希望は化学者、第3希望は…女子プロレスラーのトレーナー?」
ミホ「それって…。」
ユタカ「美歩、私をトレーナーにしてくれるのでしょう? もっとも、他に思いつかなかった故に取り敢えず書いただけですが…。」
ミホ「ユータン…! 大丈夫!私らが2人揃えば無敵っす!」
ユタカ「万が一本当にそうなったら、負けでもしたら許しませんから。」
トオル「負けそうになったらトオルの魔法でパワーアップしてあげるー!」
ユタカ「…透さんはもう少し現実を見た方が良いですよ。」
ユー子「何や君ら、こんな時間に。」
友人A「あの、ケイ子ちゃんのクラスメートですけど、ケイ子ちゃんを迎えに来まして…。」
ユー子「迎え? まだ夏休みやないんか?」
友人B「あの、今日は登校日で、それで…。」
ユー子「あー、そうなんや…。(あのアホ、そんな事言うてなかったやろ…。)」
友人A(やっぱ忘れてたんだ…。)
友人B(早めに迎えに来て良かったー。)
ユー子「まあそこで待っててや、今から叩き起こすわ。」
友人A「ケイ子ちゃんが言ってた通り、綺麗な人だね…。」
友人B「でもちょっと怖そうだね、怒ってるみたいだし…。」
ユー子「…別に怒っとらんわ。」
友人A・B(聞こえてた…!?)
ケイ子「zzz…。」
ユー子「ケイ、起きんかい。」
ケイ子「えへへへ…。」
ユー子「起きい言うてんねん、友達待ってんで!」イライラ
ケイ子「うちは七賢者なんやー…。」
ユー子「ええ加減起きんかいこのアホンダラ!!」フトンヒッペガシ
女子A・B「!?!?」
ケイ子「んー、おはよーゆうちゃん…、夏休みやしもうちょい寝てもええやろー?」
ユー子「今日は登校日や言うて、友達が迎えに来てんねん。」
ケイ子「登校日? そや忘れてた今日やったわー!」ドタバタ
ケイ子「行ってきますー!」
ユー子「ケイ。」
ケイ子「何、ゆうちゃん?」
ユー子「これ、大したもんやないけど向こう着いたら食いや。」
ケイ子「ゆうちゃん…!」
ユー子「何も食わんと元気出んやろ?」
ケイ子「ありがとーゆうちゃん! 朝食抜きは超ショックやもんね!」
ユー子「しょーもないこと言うてないで早よ行けアホ!」
ユー子(こんなんでよう生徒会が務まるなぁ…。)
女子A「ケイ子ちゃん、お姉さん綺麗な人だけどちょっと怖い人だね…。」
女子B「さっきも凄い怒られてたし…。」
ケイ子「まあでも慣れてるし、うちがどうしようもないドジやからなー。」
ケイ子「それに怒りっぽいけど本当はめっちゃ優しい所もあってな、さっきも急いでこれ作ってくれたんや!」
女子A・B「これは、おにぎり?」
ケイ子「そや、ちょっと食べてみてや、めっちゃうまいで!」
女子A「めっちゃ美味しい!こんなおにぎり初めて!」
女子B「これをあんな短時間で、凄すぎる!」
ケイ子「やろー?じゃあうちも…。」
ケイ子(あ、おにぎり全部あげてもうたわ…。)
鎌手「紀美子!明日の夜空いてねえか?」
鬼頭「特に用はないです…。」
鎌手「この前うめえ店見つけてよ! おめえも一緒に食い行こうぜ!」
鬼頭「はい…。」
鎌手「どうせ今日だってカップラとオロ〇ミンとかんなもんだろ?」
鬼頭「いえ…、あとうま〇棒を…。」
鎌手「んなもんてえして変わんねえよ! じゃあ来るってことで予約入れとっからな!」
鬼頭「はい…、宜しくお願いします…。」
鎌手「おう幸世!ここだー!」
佐藤「じゃあ行くか。」
鎌手「まだ紀美子が来てねえぞ?」
佐藤「お前あの女も呼んだのかよ…。」
鎌手「なんでぇ、不満か?」
佐藤「あいつ全然喋らねーし、何考えてるかもわかんねーし、苦手なんだよな…。」
鎌手「んなこと言って、おめえがあいつのことよー見てんの知ってんだぜ?」
佐藤「いや俺は別に…。」
佐藤「で、いつになったらあの女は来るんだよ…。」
鬼頭「すみません…、遅くなりました…。」
鎌手「おう!遅えぞ紀美子!」
佐藤「お前今まで何やってたんだよ…。」
鎌手「おめえのことだから昼寝してて寝坊したとか、んなとこか?」.
鬼頭「いえ…、起きてはいたのですが…、ずっと猫とゆっくりしていまして…。」
佐藤「要はただボーッとしてたって訳か…。」
鎌手「まあ良いじゃねえか! 早えとこ行こうぜ!」
鎌手「ここ安しいしうめえんだよ! 割り勘だし遠慮しねえで好きなだけ頼め! 幸世もそれで良いよな!?」
佐藤「まあな。」
鬼頭「では…、唐揚げ…、揚げ出し豆腐…、ホッケ…、特性メンチカツ…、チキン南蛮…、それをご飯セットでお願いします…。」
佐藤「お前結構頼むのな。」
鬼頭「はい…、すみません…。」
鎌手「良いじゃねえか!今日の内にたらふく食っとけ!その代わり残ったら俺らにもくれよ!」
鬼頭「はい…。」
鬼頭「今日は本当にどうも有難う御座いました…。では失礼します…。」
佐藤「あいつ全部1人で食いやがったな…。」
鎌手「俺ら2人分より多かったな。でも良いじゃねえか! きっとおめえの株も上がったってもんだぜ?」
佐藤「だから俺は別に…。」
鬼頭(昨日は久々にまともな食事が出来ました…。これはあのお2人にお礼をしなくてはいけませんね…。)
鬼頭「すみません…、これをこちらにお願いします…。」
鎌手「宅配便か?」ガチャ
佐藤「誰からだ?」ガチャ
手紙『先日はどうも有難う御座いました。大したものではありませんがこれは私からのお礼です。鬼頭紀美子』
プロ〇インバー、カップ〇ードル、オロ〇ミンCがそれぞれ特大段ボール箱一杯で計3箱。
鎌手・佐藤「「こんなにいるかー!!」」
トオル「ねぇねぇ!そこで何やってるのー?」
るん「…。」
トオル「ねぇってばー!」
友人A「トオルちゃん、あの子には関わらない方が良いよ…。」
トオル「えー!なんでー?」
友人A「だってあの子話しかけても全然返事とかしないし、いつも1人でブツブツ何か言ってるし、前髪で顔も見えないし…。」
友人B「暗いし気味悪いよねー。」
トオル「ふーん、そうなんだー。」
トオル(…と言われると、仲良くなりたくなっちゃうんだよねー。)
トオル「こんにちはー!」
るん「…!!」ビクッ
トオル「いつもそこで何やってるのー?」
るん「べ、別に…。」
トオル「何か集めてるみたいだけど見せてよ!」
るん「そんなに、見たければ、好きなだけ、見れば…?」
トオル「何これ、虫の死骸!? これをどうするのー?」
るん「これは、この子達を、埋めて、あげようかなって…。」
トオル「お墓作るの?君優しいんだね!」
るん「だって、すぐに死んじゃって、可哀想だし…。こんな、暗くて気味の悪い、ゴミみたいな私が、代わってあげられたら、良いのにね…。」
トオル「もー!自分でそんなこと言っちゃダメだよー!」
るん「だって、そうじゃん…。君の友達だって、そう言ってたでしょ? さっきの、全部、聞こえてたし…。」
トオル「君だって今日からわたしの友達だよ!」
るん「べ、別に気なんか、使わないで、良いから。友達なんて、別に、いらないし…。」
トオル「わたしがなりたいから言ってるの! こっちで一緒に遊ぼうよ!」
るん「いいって、言ってんじゃん…。」
??「おい!」
トオル「えっ?」
悪ガキ「お前さっきからうるせえんだよ! 俺の遊び場から今すぐ消えろクソガキ!」
トオル「ここは公園だよ!君だけのものじゃないでしょ!」
悪ガキ「お前生意気だな、ボコボコにぶん殴ってやろうか!?」グイッ
トオル「ちょっとやめてよ!」
るん「…。」
悪ガキ「あ?何だお前?何見てんだよ?」
るん「あ、あ、あの…。」
悪ガキ「何か文句でもあんのかよ?」
るん「あの…。」
悪ガキ「何だ気味悪い奴だな、ハッキリ言ってみろ!」
るん「これ(大きなゲジゲジ)、あげる。だから、その子、離してあげて…。」ポイッ
ピトッ
悪ガキ「 (気絶)」バタッ
トオル「さっきは助けてくれてありがとう!」
るん「別に、あいつ、見てて、何かムカついた、だけだし。」
トオル「それでも良いよ! それよりまだ名前言ってなかったよね! わたしはトオルって言うの!君は?」
るん「…るん。」
トオル「るん? かわいいし楽しそうだし良い名前だねー!」
るん「名前だけは、ね…。私自身は、その辺の、石の下にいる、虫けら以下の…。」
トオル「だからそういうこと言わないの! ねえ、ルンルンって呼んでも良い?」
るん「好きに、すれば…? ト、ト、トオル…。」
トオル「初めて名前で呼んでくれたね! じゃあこれからよろしく!ルンルン!」
るん「ま、まあ、こんな、私で、良ければ…。」
トオル「これでトオルとルンルンは親友だよ!これから毎日遊ぼうねー!」
トオル「あれ、ルンルン泣いてる?」
るん「…泣いてない。」
トオル「泣いてるでしょー!」
るん「泣いてないから…。」
あとがき
今日(4/7)はAチャンネル放送開始の日ということで、思い切って投稿させて頂きました。
キャラ描写が色々とアレですが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しい限りです。
最後に、自分の中での大雑把な鏡キャラ紹介をして終わりたいと思います。
百木るん【鏡】:根暗、卑屈、悲観的の3拍子揃った陰キャ。人と目を合わせたくないのでメカクレにしている。
一井透【鏡】:幼い外見同様に天真爛漫なアホの子。先生に対してもタメ口&勝手に付けたあだ名呼び。
天王寺渚【鏡】:陽気なムードメーカーのギャルっ娘。派手好きでお調子者だが根は真面目なしっかり者。
西由宇子【鏡】:鋭い目つきと威圧的な関西弁が特徴。短気な性格で怒ると怖いが意外と押しに弱い面もある。
今井豊【鏡】:眼鏡をかけたお堅いインテリ女子。生真面目すぎるあまり融通の利かない気難しい人。
野山美歩【鏡】:体育会系でボーイッシュな性格。運動部の後輩のような口調でノリは軽いが気遣い上手。
鬼頭紀美子【鏡】:物静かで不愛想な脱力教師。白髪混じりで目に覇気もなく着ている白衣もボロボロ。
鎌手多季【鏡】:元気溌溂でお節介な体育教師。威勢が良く江戸っ子のような口調で一人称も俺。
佐藤幸世【鏡】:ぶっきら棒だが親切な養護教諭。鬼頭のことを気にかけているが素直になれずにいる。
西ケイ子【鏡】:マイペースで楽天的なのんき者。度々寒いギャグを言っては場を凍り付かせる。
より詳しい設定も既に作ってはある為、機会があればそれも上げたいと思います。
暫定的でもある為、今後設定が変わることもあるかも知れません。
今回もお読み頂き、どうも有難う御座いました。
投稿お疲れ様です。久々にこのBBS見に来たところ、新しい鏡作品上がってて嬉しい次第です(鏡世界のきんモザを投稿したことあります)。
性格真逆でも根本は似るのがよくわかって素敵でした。ぼっちちゃん化したるんちゃんも本編同様電波要素(ゲジゲジ差し出すとか)あるし、ユー子は関西弁(にも関わらず反転キャラの口調にも合う)だし、ミポリンは相変わらず筋肉美で。人間関係は言わずもがな。
ルンルン呼びのトールもとても可愛らしく音声で聞いてみたい。
可能であればまた短編または本編のAチャンネル組との絡みなど見てみたいです!
>>32
遅くなりましたが、コメント有難う御座います!
他の方の鏡作品でもそうでしたが、性格は真逆でも人間関係等の本質的な所はそのままというのは王道な感じでしたので、自分もそれで書いてみました!
>>33
コメント有難う御座います!
鏡きんモザの作者様に気に入って頂けて大変光栄です!
何しろこれを書くきっかけが鏡きんいろモザイク、そして鏡アニマエール!の2作品でしたもので…。
正直な所、これに限らずSSを上げるのはかなり不安になる所も多いのですが、そのようなコメントを頂けると次の創作のエネルギーになります!
現時点での次の話は、鏡るん&鏡ユタカの話、下級生トリオと鏡鬼頭+αの話を考えております…!
ストーリーものも一応は考えており、「始まりはこんな感じ」「こんなやり取りを入れたい」というのは割とあるのですが、如何せん文章を書くのが不得意な為、冒頭を完成させるだけでもいつになるやら…。
うp主です。鏡きんモザ、鏡アニマに次いできらら作品の鏡小説が出来ましたね。鏡Aチャンネルを拝見しましたが、トオルがこはねっぽくて好きです。るんがこてっちゃんの毒舌が悪化した感じで、ナギが風先輩、ユー子が初期の和葉みたいですねw
>>36
コメント有難う御座います!
鏡アニマの作者様からも気に入って頂けて嬉しいです!
鏡トオルはこはねで鏡るんは虎徹、それぞれ共通点的なものはありますね!
鏡のトオル&ユタカ&ミホの関係は、こはね&ひづめ&宇希に見えなくもないかも知れません。
鏡アニマエール!の続きも楽しみにしております…!
トオル「いい景色ー!」
ミホ「空気が美味いっすねー!」
ナギ「これは映えるっしょー!」パシャリ
ユタカ「元気が良いですね、あのお三方。」
ユー子「しんどいわー…、山登りとか何がおもろいねん。」
るん「陽キャの、考えとか、全然、わかんないし…。」
どういう訳か6人で山に来た一行。
るん「…で、これから、どうすんの?」
ナギ「そりゃリフト乗って上まで行くに決まってんじゃーん!」
トオル「えー、トオルお腹空いたから何か食べたいんだけどー!」
ユー子「もう十分やろ、帰ろうや。」
るん「私も、それ(帰る)で、良いや。ここまで、来るだけで、疲れたし。」
トオル&ナギ「それはないっしょー!!」
ミホ「るん先輩にユー子先輩、もう少しっすから!」
ユタカ「今の状況ですとリフトは比較的空いており、反対に飲食店は多少の混雑が見られるようなので、展望台に向かう方が賢明と思われます。上にも食事できる箇所はありますので。」
ユタカ「ただ、それを見越したのかリフトに並ぶお客が増えてきている様子も見受けられる為、そちらにする場合は早めに向かった方が…。」
ユー子「もうええわ鬱陶しい!」
ユタカ「すみません、出過ぎた真似をしました。私としては先輩方に的確な情報をお伝えさせて頂ければと思い、私なりに分析した結果を…。」
ユー子「自分いちいち話長いねん!」イライラ
ミホ「まあまあ先輩、ユータンは良かれと思って説明しただけなんで…。」
ナギ「ごめんねーユタカちゃん!ユー子はちょっと怒りっぽいけど悪い奴じゃないからね!」
ユタカ「いえ、特に気にしておりませんのでお気遣いなく。」
ナギ「えーっとリフト代は…、そんなすんのー?マジー!?」
るん「しかも片道で…。ボッタクリじゃん、こんなの。」
ユタカ「今月は出費を抑えようと思っていたのですが…。」
ナギ「アタシもこの服高かったから金欠なんだよねー! でもトオルは子供料金でいけんじゃねー?」
トオル「もー!トオルは小学生じゃないやい!」
ミホ「では皆さん! いい考えがあるっすよ!」
ユタカ「何ですか美歩? 大体見当はつきますが。」
ミホ「皆で歩いて登りましょう! 丁度それ用のコースもあるし、歩きだと2時間程かかるそうですが、その分着いた時の喜びも段違いっす! どうっすかこれ!?」
トオル「えー!? やだー!」
ユー子「2時間歩くとか、自分正気か?」
ナギ「買ったばっかのオキニの服汚れるしー!」
るん「単純に、めんどくせーし…。」
ユタカ「とはいえ引き留めはしませんよ。どうぞお1人で。」
ミホ「何すかこの急な5対1の構図!? 私もリフト乗るっすよー!」
鏡SSの作者様お2人にコメントを頂けて創作意欲が沸いた為、パパっと1つ投稿させて頂きました。
これで、個々のキャラをより明確に出来ていたら嬉しい限りです。
今回もお読み頂き、有難う御座いました。
ナギ「るんー!写真一緒に撮ろー!」グイッ
るん「ちょっ、やめ…。」
パシャ
ナギ「良いの撮れたから見てみー?」
るん「いい。見たくも、ないし、自分の、顔なんか…。」
るん「てかそれ、ネットとかに、上げないでよ…?」
ナギ「わりー、もう上げちゃった!」
るん「は?」
ナギ「ほれ、見てみー?」
るん「『陰キャの親友とw』 殺すぞてめえは…!」
ナギ「大丈夫だって!まだ上げてないし! てかそんなに嫌ー?写真上げられるの。」
るん「陽キャに、わかる訳ないし…。名前も知らない、不特定多数の、奴らから、注目を浴びる、あの恐怖が…。」
ナギ「気にしすぎだってー! それにるんは可愛いんだからもっと自信持って良いんだって!」
るん「この根暗ブスが、可愛いとか、その眼鏡、作り直せば? ちゃんと、見えてんの?」
ナギ「だって可愛いじゃん! その前髪とかビクビクした感じとか、喋ったら喋ったで結構毒舌なとことか、あとネットでは強気でいそうなとことかー!」
るん「バカにしてる、でしょ…。何なの…?」
ナギ「てか、前から聞きたかったんだけどー、アタシのこと嫌い?」
るん「直球で、聞いちゃうの? それ。」
ナギ「もう思い切って言っちゃって欲しいなーってね! アタシはるんが好きだしー、嫌なとこあったら遠慮しないで良いからー!」
るん「嫌いだよ、そういう、とこは…。」
ナギ「マジでー?否定してくれるとおもってたのにー、ショックなんですけどー! てかそういうとこって何ー?」
るん「その、デリカシーが、ないって、いうか…、グイグイ来る、その感じ? 私が、そういうの、苦手って、わかって、ないの…?」
ナギ「これがアタシだからねー! でもアタシがこうじゃなかったら、るんもそんな感じじゃなかったっしょ? クソメガネ呼びしてきたりとかー。」
るん「そりゃ、そう、だけど…。」
ナギ「大人しい子と思ってたらー、結構言う子なんでビックリしたんだよねー! るんのそんな容赦ないとこも好きだけどねー!」
るん「中身まで、ブスなのに、そこも好きとか、おかしいんじゃ、ないの?」
ナギ「アハハハ!そうかもねー! までもー、嫌なんだったら止めるよー? るんとはずっと友達でいたいからね!」
るん「…。」
ナギ「ありゃ、黙っちゃった。止めた方が良いのー?」
るん「別に…。急に、止められても、何か、変な、感じに、なるし…。」
ナギ「じゃあ今まで通りに行くけど良いねー? そのるんの言うデリカシーのない感じでねー!」
るん「好きに、すれば? クソメガネ…。」
ナギ「じゃあこれもネットに上げて良い… るん「それ上げたらぶっ殺す…!」
ナギ「だからやんないから大丈夫だってー!」
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