こんにちは!カレルと申すものです
15作目ですね。今回はいつかに言った「ポッキーゲーム Side きらら」です
今回もタイトル通りポッキーゲームを○○と××がやります!
少し百合要素があるのでご注意ください
こちらは「きららファンタジア」の二次創作になります
注意事項
*キャラクターの独自解釈
*独自設定
*原作との乖離
*妄想
*百合
等が含まれるので苦手な方は注意してください
[コルクの店]
コルク「いらっしゃい」
きらら「こんにちは、コルク」
コルク「きららか、今日は何を所望?」
きらら「え〜っと、ポッキィってあるかな?」
コルク「もちろん、だが1箱しかないがいいか?」
きらら「うん、1箱で大丈夫だよ」
コルク「あとは同じタイプのお菓子で「ノーッポ」というお菓子もあるが買う?」
きらら「それってどんなお菓子なの?」
コルク「ちょっと待ってて」ガサゴソ
コルク「…はい、サンプルとして一本」サシダシ
きらら「わぁ!ありがとう」
きらら「じゃあ、いただきます」サクサク
コルク「どう?」
きらら「うん、ポッキィとちがって中にチョコが入っているんだね そして最後までチョコたっぷりでおいしい」
コルク「こっちは新商品だから在庫がまだあるがどうする?」
きらら「じゃあ、こっちは2箱買わせてもらうね」
コルク「承知、ポッキィ1箱とノーッポ2箱で合計450コイン」
きらら「うん、はいどうぞ」チャリン
コルク「交渉成立」
きらら「ありがとう! じゃあまたね」
コルク「うん また」カランカラン
――――――
ランプ「そういえば、きららさんはどこへ行ったのでしょう?」
うつつ「ん? よくわかんないけどすぐ帰ってくるんじゃないの?」
メディア「あっ! きららさんがどこに行くか伝えわすれていました!」
ランプ「!? メディア様!重要なことは先にいっていただかないと」
メディア「ごめんなさい」
ランプ「で、きららさんはどこに行ったのでしょうか?」
メディア「えっと…ですね、きららさんがここを出る前にコルクさんの店に行ってくるってルンルンで言っていましたね」
ランプ「そうなんですか!」グイッ
メディア「は、はい…」アセッ
ランプ「きららさんがルンルンでコルクのおみせにいく…妙ですね」キラン
うつつ「はぁ… それくらい普通じゃないの?買い物でテンションがあがる気持ちはわからないけど」アキレ
マッチ「まぁ、ランプの推理は当てにならないから」ヤレヤレ
うつつ「変ないきもの、いたんだ」
マッチ「いや!最初から一緒にいたでしょ というか目の前にいたよね!!」ガーン
うつつ「ごめんって …ちょっと別に気になることがあって」
メディア「うつつさん、その気になることというのは?」
うつつ「あっ、えっと… 少し前にえっと… ちょっと変ないきもの」クイクイ
……………
マッチ「もう、なんだよ」フワフワ
うつつ「………………」ゴニョゴニョ
マッチ「うん、うん」
うつつ「よろしく…」///
……………
ランプ&メディア「ねぇ、マッチ(さん) うつつさんは何を言っていたの(ですか?)」
マッチ「えっと、うつつが言うには、メディアの家に帰るときにクリエメイトが偶然ポッキィゲームをしている場面に出くわしてしまい、そこにきららもいたんだって それで合ってる?」
うつつ「…」コクコク
メディア「そうなんですか!うつつさん!」グイッ
うつつ「あっ、ちょっ 近い!」///
メディア「…ごめんなさい でもみたかったです」パァー
ランプ「ぐっ! 私もです!その場にいなかったとは一生の不覚! ああ!きららさん!!羨ましいです」
うつつ「ランプたちが発作を起こすからマッチに代わりにいってもらったけど意味ないじゃない」
マッチ「まぁ、しょうがないよね」ヤレヤレ
うつつ「はぁ… 陽キャオーラが強すぎて思い出すだけでもとけちゃいそう」
ランプ「はっ! では今もクリエメイトの皆様ときららさんがキャッキャウフフしてるのでは!!」
メディア「うーん! いてもたってもいられません、うつつさん! その場所に案内していただいていいですか?」
うつつ「ちょっ、落ち着いて っていうかまた近いし」///
メディア「あっ、すみません…」
うつつ「まぁいいけど…」
ランプ「ですが… きららさんが私に何も言わずに行ってしまうのは寂しいです…」シュン
メディア「ランプさん… ちょっとはしゃぎすぎましたね すみません…」
ランプ「いえ! メディア様は謝る必要はありません!」
メディア「いえ、私も興奮して周りが見えなくなってしまったみたいで…」
メディア&ランプ「………………」
うつつ「も、もう なんか変な空気で居づらい…変ないきもの退散するわよ」ガッ
マッチ「ちょっ!うつつ!掴まないで」ビューン
うつつ「もう、きらら…早く帰ってきなさいよぉ」
――――――
きらら「みんな〜 帰ったよ いいもの買って来たんだけど…って」パタン
きらら「あれ? ランプ、メディアさんどうしたんですか?」
ランプ「きららさーん!!」ダキッ
きらら「ランプ!? どうしたの? メディアさんに行き先は伝えたはずだけど…」
メディア「はい、伝えましたけど…」
きらら「けど?」
メディア「きららさんがポッキィゲームをやっていたとうつつさんに聞いたので」
ランプ「…」ギュッ
きらら「えっ!? なんでわかったの?」
ランプ「きらら…さん…」
メディア「きららさん! ランプさんという人が居ながら浮気はだめですよ!」
きらら「えーっ! 浮気って、なんのことかわからないよ 私はランプとポッキィゲームがしたいなって思って買いに行っただけだけど…」
ランプ「きららさん?」
きらら「ほら、前にひづめさんと花和さんがやっているところに同席させてもらってね、すごい面白そうなゲームだと思ったからやりたかったんだ」
ランプ「きららさん…私とやってくれるんですか?」
きらら「もちろんだよ あとメディアさんもやりますか? うつつは…この部屋にいないみたいですけど別の部屋にいるのかな?」
ランプ「きららさん!?」
メディア「えっ! それは節操がなさすぎでは…」
きらら「?? よくわからないですがみんなでやった方が盛り上がるんじゃないですか? ほらポッキィ1箱とノーッポというお菓子を2箱買ってきましたよ」
メディア「えっと… このゲームは1対1でやるのでランプさんとだけやった方がいいですよ」
きらら「へぇ〜、メディアさん詳しいですね、いろいろ教えてください!」キラキラ
メディア「え〜っと…」タジッ
ランプ「きららさん、私が教えますので二人っきりになりましょう! メディア様!ポッキィとノーッポ、どちらがいいですか?」
メディア「え〜っと…ノーッポをいただきましょうか」
ランプ「はいはい、きららさん 行きますよ」グイグイ
きらら「ちょっと! ランプー!」
メディア「私もうつつさんを見つけたらお暇させていただきます」
きらら「わかりました〜〜」
メディア「私もうつつさんと…」ゴクリ
――――――
ランプ「では早速やりましょうか…」ドキドキ
きらら「うん、とっても面白そうだったから楽しみだよ」
ランプ「はい… ではポッキィを咥えますね あとに続いてきららさんもおねがいします」
きらら「うん!負けないからね」カプッ
ランプ「ひぇや ひぇーむひゅたーと」///
…
ランプ『…きららさんが目と鼻の先です』サクッ
きらら『負けないよランプ』サクッ
ランプ『ううっ… 恥ずかしくて進めない…』
きらら『ランプが動いていない… これも作戦かな?』サクッサクッ
ランプ『きららさん!? 積極的すぎます!!』サクッ
きらら『思ったよりランプと距離が近いかも、あのとき見た勝負では先に倒れた方が負けだったからランプは力を温存しているよね』
ランプ『もうまともに前が見えないです…でも最後の“アレ”に至るためにはここでくじけてなんていられません』サクッ
きらら『ランプ…まさか!』サクッ
ランプ「どれくらい近いのでしょうか、もうお互いの体温が伝わる距離でしょうか?」サクッ
きらら『…まさか無心流!? 本気で獲りに来てるんだね、私も集中しないと』サクッ
ランプ『…とても静かです 私の鼓動の音だけが聞こえるくらいシンとしています』
きらら『さすがだね…ランプ 錬金術だけでなくこんなことも修行していたなんて…』サクッ
ランプ『目の前にきららさんがいるというのに、あとちょっとだというのに…』
きらら『全然動かないし隙がない… これ以上接近するのは危険かな?』サクッ
ランプ『はっ! きららさんの息遣いがはっきりと聞こえます つまり私が食べ進めればきららさんの唇がすぐそばに!?』ゴクリ
きらら『ランプに動きが…』
ランプ『ええい!ままよ!』サクッ
…
きらら「んっ!?」
ランプ「!?」
きらら「ん〜〜!!」
ランプ「!!」///
きらら「ぷはぁっ! ちょっとランプ!」
ランプ「はぁはぁ…」///
きらら「いきなりでビックリしたよ」
ランプ「…」///
ランプ『やわらかかった…』
きらら「もう、これじゃあどっちが勝ったのかわからないよ」
ランプ「えっ!?」
きらら「どっちが勝ったかわからないしもう一回戦しないと」パッパッ
ランプ「………き」
きらら「き? なに? ランプ」
ランプ「き、き、きららさんのバカーーーー!」ガタッ
きらら「ええっ! ちょっとランプー」
ランプ「きららさんの鈍感!朴念仁!!」バタン
きらら「ランプ…」
――――――
[夜]
マッチ「おい、ランプどうしたんだよ、きららの家から飛び出したかと思ったら ベッドにうずくまって」
ランプ「マッチは黙ってて!! 眠いからねてるの!!」バタバタ
マッチ「はぁ… きららと何かあったかい?」
ランプ「……」モゾモゾ
マッチ「まったくわかりやすいなぁ」
ランプ「んっ! だって…」
マッチ「だって、なんだい?」
ランプ「はぁ…」
ランプ「私が悪いの、急にキスして思ったような反応が返ってこなかったから逆ギレして…」
マッチ「まぁ、きららは結構鈍いところがあるから」
ランプ「…そうだね、私も急ぎすぎたかなとも思ったけど、そういう目でみてもらえていないことにもショックを受けちゃってつい言っちゃったんだ」
マッチ「いまはそんなに深刻に考えずに、はい、夕ご飯を持ってきたよ まだ食べていないでしょ」カタン
ランプ「うん…ありがとう、マッチ」
マッチ「食べ終わったらお風呂でも入ってきなよ そうしたら気持ちもさっぱりするんじゃないかな」
ランプ「ありがとうマッチ 今日は頼もしいね」
マッチ「“今日も”でしょ」
ランプ「ははっ… そうだね」
マッチ「じゃあ僕は向こうの部屋に行ってるね ちゃんと食べるんだよ」
ランプ「ありがとう、マッチ」
――――――
[翌日]
ランプ「きららさんに会うのは気まずい…」
ライネ「あっ!ランプちゃーん!おはよう」
ランプ「おはようございます、ライネさん」
ライネ「ねぇ、昨日きららちゃんと何かあった?」
ランプ「!? なんで知っているんです」
ライネ「えっとね、昨日きららちゃんが真っ赤な顔をしてここでランプちゃんの名前をつぶやいていたから」
ランプ「ライネさん!! そこできららさんがほかに何か言っていましたか」
ライネ「う〜ん この時間は忙しかったからあまり聞き取れなかったけど、うわの空で唇を触っていたかしら?」
ランプ「ライネさんありがとうございます!」ペコッ
ランプ「きららさん!!」ダッ
ライネ「ふふっ あらあら、元気ねぇ」
ランプ『きららさん! 今すぐに会いたいです!!』
[完]
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます
11月からほぼ3か月たっていますが何とか投稿することができました。
きららとランプがポッキーゲームをするというお話になっていて、今回は認識の違いからくる、すれ違いを考えて書きました。
きららたちとは別に、メディアはノーッポ(トッポ)を貰っていましたがうつつは果たして…
拝読しました! 戦闘狂きららさん概念... (ほぼ公式)
いちゃいちゃしたいランプちゃんと、あくまで勝負事としか考えてないきららさんのすれ違いがたまランプ。
後になって本当の意味を知っちゃったきららさんも最高にかわいいです。
それから、きらランに理解のある変n... マッチさんほんとすき。御目付役の肩書は伊達ではなかった。
一方、最後までチョコたっぷりのお菓子を手にしたメディうつ。これは濃密なノーッポゲーム待ったなしですね...
こいつ…最後までヤリやがった…!時間差で意味に気付くきららさんに、さらに広がるポッキィゲームの輪も良いです。
ノーッポの字面がノーポイッに見えるのは内緒です。
ライネさんもいい年なんだからいい加減カn
>>24
ペンギノンさんいつもありがとうございます
返信が遅くなって申し訳ないです…
その場ではわからなく、後になって相手の意図が分かり、夜に悶々としているシチュエーションも良いものですからね
マッチはいつも不遇な扱いをされているので、「保護者」な一面を前面に出してみました。
>>25
コメントありがとうございます
返信遅れて申し訳ないです…
前回の花和とひづめのポッキーゲームではその辺はぼかして書いたので挑戦してみました。
やった後の反応など、きららはこういう反応をするだろうなとか、終わりはどうしようかなと楽しみながら悩んで書いていました。
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