[Attention!]
この作品は『RPG不動産』を題材としたSSです。
あくまで上記原作とは一切無関係な所謂二次創作 (或は三次創作) です。
創作の関係上、大いに独自設定 ･ 捏造 ･ 原作を逸脱した点が存在します。
特に、ファーちゃんの言動が原作から大きく乖離しています。
基本ギャグ路線です。ただ、シリアス要素がないわけではありません。その点ご了承のほど。
書き溜めありです。と言うより、既に最後まで完成しています。
最後に、作者は『RPG不動産』についてはアニメ勢です。本当に申し訳ない。ちゃんとアニメは見てるので、お仕置きはちょっと待ってくださいお願いしますゥーーッ!! (ぐるぐる目)
以上の点を了承してくださる方は、どうかお付き合いください。
琴音 「今日一日働いて疲れちゃったからさ、癒しのもふもふだよ」 ﾓﾌﾓﾌ
ファー 「あははっ、くすぐったいよぉ」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ
琴音 「ふぁー... あぁもう、こんなにかわいいの反則ぅ」 ﾓﾌﾓﾌ
ファー 「琴音、甘えんぼさんだぁ」
琴音 「いいの、わたし頑張ったもーん!」 ｷﾞｭｩｩｩ
ファー 「い、痛いよ琴音、ちょっと緩めて」
琴音 「もっとわたしを癒してー」 ｷﾞｭｩｩｩ
ファー 「...」
琴音 「あぁ、もっと、もっといっぱい...」 ｸﾞｸﾞｸﾞ
ファー 「それ以上やったら噛んじゃうよ?」 ﾏｶﾞｵ
琴音 「はい、すみませんでした」 ﾊﾟｯ
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琴音 「ファーも怒ることあるんだね」
ファー 「あるよ。琴音はファーのことを何だと思ってるのさ」
琴音 「うーん、強いて言うなら天使ちゃんかな?」
ファー 「ファーは天使じゃないよ? 多分」
琴音 「... うん、そうだよね。ごめん」
琴音 (そういう意味で言ったんじゃないんだけどなぁ)
ファー 「琴音はもふもふ好きなの?」
琴音 「しゅきぃ〜〜」
ファー 「ファーは琴音ももふもふしてると思うよ」
琴音 「そんなことないよぉ」
ファー 「えー、でも琴音はおっきいじゃん。ファーとかラキラより」
琴音 「ルフリアさんは!? ねぇルフリアさんのこと忘れてない!?」
ファー 「ルフリアはそれなりにおっきいから入れなくていいかなーって」
琴音 「? それで結局、何がもふもふなの?」
ファー 「ん? それはもう、あれだよ。おっｐ」
琴音 「オーケー、もうその先は言わなくていいよ。というか、言ったらお尻ぺんぺん10回だからね」
ファー 「理不尽すぎるよこんなの」
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琴音 「ファーって、色んな亜人と会話できるんだよね」
ファー 「うん、できるよ!」
琴音 「亜人が絡む案件だとファーがいないと手も足も出ないから、いつも助かってる」
ファー 「えへへぇ、何だか照れますなぁ」
琴音 「あー、羨ましいなぁ。わたしには何を言っているのかさっぱりだもん」
ファー 「琴音も喋れるよ、きっと!」
琴音 「そうかなぁ。でも、そうなれたら楽しいだろうなぁ」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜｧﾝ
猫耳少女 『きゃははっ、ことね面白ーい』
琴音 『ありがとー! 君も面白いよー!!』
ダークエルフ 『ふむふむ、これは使える...』 ｶｷｶｷ
琴音 『ダークエルフさん、何書いてるんですか?』
ダークエルフ 『書いてるんじゃないよ、描いているんだ。わたしはまんがかエルフだからね』
琴音 『えっ、漫画!? 見せて見せてー!!』
猫耳少女 『見せて見せてー!!』
ダークエルフ 『駄目ですー! まだ完成してないんですからー!!』 ﾎﾞｶﾞｰﾎﾞｶﾞｰ
琴音、猫耳少女 『あははははっ!!』
琴音 「はわぁ〜〜」 ｸﾙｸﾙ
ファー (ふふっ。琴音、うきうきしてる)
ファー (でもね、琴音。聞こえない方がしあわせなことも、時にはあるんだよ)
ファー (そういう悲しい声が聞こえちゃうのは、ファーだけでいいんだ)
ファー (そういう悲しさを知ってるのは、ファーだけでいいんだ)
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琴音 「ラキラさんの焼くお菓子、どれも美味しいよね」
ファー 「わかる! ラキラすごい!!」
琴音 「わたしもああいうお菓子作れるようになりたいよ」
ファー 「そしたらいっぱいお菓子食べられる?」
琴音 「うん! いーっぱい...」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜｧﾝ
ルフリア (想像) 『こーとーねー?? ファーをあんまり甘やかしちゃ駄目だって言ってるでしょー??』 ｸﾞｸﾞｸﾞ
琴音 (想像) 『痛い痛い痛ーい!!』 ｳﾙｳﾙ
琴音 「...」
琴音 「ごめん、やっぱさっきのなしで」 ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ
ファー 「心変わり早くない!? 今の一瞬の間に何があったの!?」
琴音 「強いて言うなら、危険を察知した」
ファー 「危険を察知!?」
琴音 「ごめんねファー、わたしも命が惜しいの」 ﾖﾖﾖ
ファー 「そんなに恐ろしげな危険だったの...?」
琴音 「そうだね、でも愛のある危険でもあるかな」
ファー 「危険なのに愛があるって、それはもう愛じゃないと思うよ」
琴音 「そういう危険もあるんだよ」
ファー 「うぁー、むずかしいー」 ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
琴音 (かわいい)
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琴音 「ふと気付いたんだけど、『危険』 (kiken) ってワードには “i” が含まれてるんだよね」
ファー 「『危険』 (danger) に? ないよそんなの」
琴音 「え?」
ファー 「え?」
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琴音 「...」 ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
ファー 「琴音、何読んでるの?」
琴音 「これはね、小説だよ」
ファー 「しょーせつ?」
琴音 「そう、小説。誰かが物語を考えて、それを文章に纏めたものだよ。ファーも読んでみる?」
ファー 「うんっ! 読むー!!」
琴音 「はい、どうぞ」 ｽｯ
ファー 「わーい! えーっと、どれどれ...」 ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
ファー 「...」 ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
琴音 「...?」
ファー 「うわーん! なんにもわかんなーい!!」 ﾌﾟｷｰ
琴音 「ファー、どうどう」
ファー 「琴音はわかるのー??」
琴音 「うん、わかるよ。静かな夜に、窓辺に椅子を置いて、月を眺めながら読む本が最高なんだ」
ファー 「ほぇー。琴音のオススメはどんなの?」
琴音 「うーんと... 突然余命宣告を受けた男性が、世界から何かをひとつ消し去る毎にその人の寿命を1日ずつ伸ばしてあげるっていう取引を、これまた突然現れた自分そっくりの悪魔に持ちかけられるお話... とか」
ファー 「消しちゃうの?」
琴音 「うん。ただ、消し去るものは男性側では選べなくて、どれも男性の思い出に深く関わっているの」
ファー 「えっと...」
琴音 「例えば、ファーがその男性の立場で、消しちゃったものがパイとしたら、その後はファーだけじゃなくて世界中の誰もが、二度とパイを食べられなくなるってこと」
ファー 「えーっ!? そんなのやだよー! それに、ラキラのパイが食べられなくなっちゃったらルフリアも悲しむよー!!」
琴音 「ううん、悲しまないよ。初めからなかったことになるから」
ファー 「そ、そんな...」
琴音 「つまりこの場合は、ラキラさんが美味しいパイを焼けるって事実も、わたしやファーやルフリアさんがそのパイをいつも楽しみにしてるって事実も、全部全部なかったことになるんだ」
ファー 「そんなの... そんなの、あんまりだよ...」
琴音 「悲しいことだけど、それが悪魔との取引なんだよ」
ファー 「じゃ、じゃあさ。一応訊きたいんだけど、その人が『何か』を消すのをやめちゃったら、どうなるの?」
琴音 「... 死んじゃうよ。だって、失う代償がないんだから」
ファー 「そうだよね...。でも、ファーにはできないよ。ファーのせいで誰かが大事なものを知らないうちに失っちゃうなんて、そんなこと」
琴音 「たとえ、そうしないとファーが死んじゃうとしても?」
ファー 「うぅ... し、死ぬのは怖いけど... でも、生きるためには何かを消さないと駄目で... う、ぅ...」
ファー 「うわぁぁぁぁん!!」 ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
琴音 「ふぁ、ファー!? どうしよう、泣かせちゃったよぉ!! ごめんねファー!!」 ｱﾜｱﾜ
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ファー 「ぐすん... ごめん琴音、だいぶ落ち着いた」
琴音 「こっちこそごめん、脅すようなこと言っちゃって」
ファー 「そんなことないよ、落ち込まないで」
琴音 「うん... ありがと、ファー」
ファー 「ねぇ琴音。今話してたオススメの小説、貸してくれない?」
琴音 「え? い、いいけど... 読みたくなったの?」
ファー 「うん! 琴音のイチオシなら面白いに違いないし、ファーも琴音みたいに色んな本を読めるようになりたいんだ」
琴音 「わかったよ! 確かここに... あった。はい、どうぞ」 ﾎﾟﾝ
ファー 「ありがとう、琴音! 早速読んでみるー!! じゃーねー!!」 ﾀﾀﾀ
ｶﾞﾁｬ... ﾊﾞﾀﾝ
琴音 「... 猪突猛進、って感じ」
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琴音 「むにゃ... そろそろ寝ようかな」
ｺﾝｺﾝ
琴音 「ファーかな? どうぞー」
ｶﾞﾁｬ
ファー 「こ、琴音...」 ｳﾙｳﾙ
琴音 「ふぁ、ファー!? どうしたの、目の下腫れてるよ!?」
ファー 「あはは... あれから、琴音が貸してくれた本をずっと読んでたんだ。そしたら、すっごく感動しちゃって」
琴音 「うぇっ!?」
ファー 「ファー、小説がこんなに面白いなんて知らなかったよ。もっといっぱい読みたいから、またオススメの小説教えてね!」
琴音 「... うんっ!!」
ファー 「因みに、琴音だったらどうする? もしも、世界から何かを消さないと琴音が死んじゃうとしたら」
琴音 「うーん... 意外と、わたしは消しちゃうかも。いつまでも続けたいとは思わないけど」
ファー 「そうかなぁ? 琴音は性格的に一番消せないタイプだと思うけど」
琴音 「勿論、わたしもそうしたいってわけじゃないんだよ? でもさ、ファー」
ファー 「?」
琴音 「人間は、土壇場に追い込まれたときは何を起こすかわからない生き物なんだよ。極論を言うと... この手が、普段は杖や契約書やファーの手を握るこの手が、いつかファーを殺してしまうかもしれない」
ファー 「こと、ね...」
琴音 「だから... そう、だからこそ。ファー、わたしは」 ｷﾞｭｯ
ファー 「ふぇっ!? こ、琴音!?」
琴音 「わたし自身がそんな狂気に取り憑かれないように、こうやってファーを抱きしめるんだ。そしたら、わたしはずっとファーを守れるからさ」
ファー 「... うん、そうだね」 ｷﾞｭｰｯ
琴音 「えへへぇ、ファー///」 ｸﾞｸﾞｸﾞ
ファー 「こ、ことねぇ... く゛、く゛る゛し゛い゛、し゛ぬ゛ぅ゛」 ﾌﾞｸﾌﾞｸ
琴音 「え゛」
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琴音 「本ッ当に!! 申し訳ございませんでしたァッッ!!」 ﾄﾞｹﾞｻﾞｧｧ
ファー 「落ち着いてよぉ、ファーはちゃんと生きてるから」 ｱﾜｱﾜ
琴音 「でも、でもぉ...」 ｳﾙｳﾙ
ファー 「... 琴音、もう泣かないで」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
琴音 「あ、ありがとう...」
ファー 「ことね」
琴音 「な、何?」
ファー 「ずっと、一緒。やくそく」
琴音 「... うんっ!!」
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ルフリア 「... それで、二人揃ってお昼までぐっすり、ねぇ...」
ファー 「ごめんなさい...」 ｼｭﾝ
琴音 「油断してました... 今日は午前の分も取り戻す勢いで頑張ります...」
ラキラ 「まぁまぁ、そんな日もあるよ。今日はラザニア作ってみたんだけど、食べる?」
ルフリア 「ラキラ、甘やかさないの」
ファー 「...」 ｼﾞｭﾙﾘ
琴音 「...」 ｼﾞｭﾙﾘ
ルフリア 「まずは落ち着け野生児共」
ラキラ 「はい、どうぞ♪」
ファー 「わーい♪ ラキラだいすきー♪」
ルフリア 「ファーはほんと甘え上手よね」
琴音 「おにゃぁぁぁぁん」 ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
ルフリア 「... そしてこのでかい猫は何なのよ」
琴音 「ニャンです」
ルフリア 「ちょっと何言ってんのかわかんない」
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ルフリア 「へぇー。あのファーが小説を... へぇ...」
ファー 「『あの』って何さ『あの』って!!」 ﾌﾟｸｰ
ラキラ 「最近、ファーの成長が物凄い」
琴音 「ファーはわたしが育てた」 ｴｯﾍﾝ
ルフリア 「なお、仕事上の立場は後輩の模様」
ラキラ 「あ、そっか。琴音よりファーの方が長く勤めてるもんね」
琴音 「ファーせんぱい...///」 ｷｭﾙﾙﾝ
ファー 「...!」 ｿﾞｸｿﾞｸｯ
ファー 「... 琴音くん。困ったことがあったら、遠慮なくぼくを頼ってくれたまえ」 ｷﾘｯ
ルフラキ 「!?」
琴音 「!?」 ｷｭﾝｯ
琴音 「せ、せんぱいかっこいい.../// どこまでもついていきます...///」
ファー 「うむ、共に往こうじゃあないか。ぼくと君は、まさに一蓮托生...」 ｸﾞﾙｸﾞﾙﾒ
ルフリア 「待って待って待って、ファーがさっきから変なんだけど」
ラキラ 「琴音もなかなか変じゃない?」
ルフリア 「琴音はあんなもんでしょ」
ラキラ 「酷すぎる、けれども否定の言葉が見つからない」
琴音 「どうして!? そこは否定してくださいよぉ!!」
ファー 「ほ、ほぇぇぇぇ... もうむり...」 ﾌﾟｼｭｰ
ラキラ 「ファーが元に戻った」
ファー 「ファーの物真似、どうだった?」
ルフリア 「あ、物真似...。成程、そういう」
琴音 「凄かったよー! わたし、ちょっと後輩キャラに入り込んじゃったもん」
ルフリア 「いや君は実際後輩だが」
ラキラ 「それに、言うほど『ちょっと』だった?」
ファー 「くふふ。こっそり練習しててよかった」
ルフリア 「え、練習してたの?」
ファー 「うん! ファー、お仕事するときに色んなひとの言葉を通訳してるでしょ? だから、できるだけお客さんの喋り方をそのまま琴音たちに伝えたいなって思って」
琴音 「何この子、健気かわいい」 ｷﾞｭｰ
ファー 「わたしに気安く触らないでいただけますか、この牝牛風情が」 ﾊﾟｼｯ
琴音 「め、牝牛っ!?」 ｶﾞｰｰﾝ
ルフリア 「おー、今度はドSキャラ」
琴音 「ファーが怖い... しくしく」
ファー 「ごめんね、お姉ちゃん?」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ
琴音 「はぁぁぅぅ///」 ﾎﾞﾍｪｪ
ラキラ 「キャラが渋滞気味で混乱してきた...」
ルフリア 「ファーの可能性は無限大なのね...」
ファー 「わたし、いっぱい頑張って、立派な漫画家になりますっ!!」 ｷﾗｷﾗ
ルフリア 「それ以上いけない」
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琴音 「他にどんなキャラができるの?」
ファー 「うーん、そうだねぇ」
ラキラ 「...」 ｺﾞｸﾘ
ルフリア 「...」 ｺﾞｸﾘ
ファー 「... ファー、疲れちゃった。もうできないや」
琴音 「えぇーーっ!?」
ルフリア 「まぁ、無理もないわ。ちょっとわたしたちが無理させすぎちゃったのもあるし」
ラキラ 「さぁさ、切り替えてこー」
琴音 「はーい」 ｷﾞｭｯ
琴音 「え、何?」
ファー 「ねぇ、琴音。琴音はファーとお仕事、どっちが大事?」
琴音 「うぇっ!? そ、そりゃファーの方が... あぁ、でもお仕事も大事なことで...」
ファー 「... ねぇ、どっちなの? 早く答えてよ」 ｸﾞｲｸﾞｲ
琴音 「あわわ... ふぁ、ファーの方が大事、だよ...?」
ファー 「そっかぁ、うんうん。そうだよねー。琴音にはファーがいればそれでいいんだぁ」 ﾆｺﾆｺ
琴音 「ふぁ、ファー? 一体何を」
ファー 「琴音、両手出して」
琴音 「え、こう?」 ｽｯ
ファー 「...」 ｷｭｯ
琴音 「ば、バンダナ!? しかも、こんなにきつく縛って...」
ファー 「これでもう、琴音はファーなしじゃ生きられないね」 ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ
琴音 「」
ファー 「おうちに帰ったら、琴音を優しく監禁してあげる。それで、ファーが琴音のこと、いっぱいお世話してあげるの。楽しみだね」 ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ
琴音 「」
ファー 「... 琴音。困ったことがあったら、遠慮なくファーを頼ってね」 ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ
琴音 「」
----------
琴音 「なーんだ、これも演技だったんだぁ。びっくりしたー」
ファー 「意外性を突いてみたよ」
ルフリア 「今回のは流石に怖すぎた...。わたしたち、黙ってることしかできなかったわ」
ラキラ 「」
ルフリア 「あ、ラキラは黙ってたんじゃなくて石化してたのね」
琴音 「ルフリアさん、バンダナ解いてくれてありがとうございました」
ルフリア 「いいのよ別に。ファーが滅茶苦茶に固く縛っちゃったのが悪いんだし」
ファー 「滅茶苦茶になんかやってないもん!」 ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
琴音 「本人が解けない結び方のどこが滅茶苦茶じゃないって?」
ファー 「うぐっ」
ルフリア 「同意。いくらなんでもやりすぎよ、ファー」
ファー 「はい、ごめんなさい...」 ｼｭﾝ
ラキラ 「」
琴音 「ラキラさん、まだ固まってるんだ...」
ルフリア 「ラキラ、しっかりなさい」 ﾊﾞｼｯ
ラキラ 「ひゃぁっ///」
琴音 「あ、応答した」
ルフリア 「ラキラは悪い子っ! ラキラは悪い子っ!!」 ﾊﾞｼｯﾊﾞｼｯ
ラキラ 「お尻ぺんぺんはやめてぇぇ///」
琴音 「ご褒美かな?」
ラキラ 「こ、こんなのご褒美なんかじゃないよぉぉ///」
ファー 「わー、痛そー」
琴音 「ねー」
ラキラ 「他人事みたいに言わないでぇぇ!!///」
ルフリア 「ラキラは悪い子っ! ラキラは悪い子っ!!」 ﾊﾞｼｯﾊﾞｼｯ
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琴音 「さてと。お昼休憩も終わりますね。風色琴音、頑張りますっ!!」 ﾌﾝｽ
ルフリア 「その意気込みや良し。そういうところ、わたしは評価してるわよ」
ラキラ 「わ、わたし、今日は立ち仕事を希望します...」 ﾋﾘﾋﾘ
琴音 「お尻がつらいんですね、わかります」
ファー 「...」 ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
琴音 (? ファーが何か呟いてる。ちょっと聞き耳立てちゃお) ｺｿｺｿ
ファー 「... 今回はうっかり解かれちゃったけど、もっとやり方を工夫すれば流石のルフリアも手に負えないはず」 ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
琴音 (... へ?)
ファー 「ふふふ。今度こそ、琴音をファーだけのものに...」 ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
琴音 「」
琴音 (どうしよう。ほとぼりが冷めるまで、職場に泊まることを検討すべきかもしれない) ｿﾞﾜｿﾞﾜｯ
ファー 「... なーんて」
琴音 「ふぇっ?」
ファー 「びっくりしたー? 今のも全部演技の続きだよー♪」
琴音 「そ、そうだったんだ... 完全に騙されたよ」
ファー 「いぇーい、ファーの勝ちー」 ｷｬｯｷｬｯ
琴音 「ファー、恐ろしい子...!!」
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琴音 「暇ですねぇ...」
ルフリア 「さっきの威勢はどうしたのよ」
琴音 「いや、お客さん来ないですし。事務作業は明日の分まで終わらせちゃったから、本当にやることがないんです」
ルフリア 「そ、そう... ってえ!? 事務作業を明日の分まで!?」
琴音 「はい。これで大丈夫ですよね?」 ｽｯ
ルフリア 「う、うそ。ほんとに全部終わってる...」
琴音 「午前の分まで仕事しました」 ﾄﾞﾔｧｧ
ラキラ 「伏線は回収するもの」
ファー 「伏線...?」 ﾃｷﾊﾟｷ
ラキラ 「そう言いながらも完璧に仕事をこなすファーであった」
ルフリア 「この子、思いの外優秀なのよね」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ファー 「むっふ〜、もっと褒めてくれてもいいんだよ〜〜」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ
琴音 「ぶー、わたしもなでなでしてくださいよー」
ルフリア 「ダル絡みやめて、一応わたし先輩なのよ?」
ラキラ 「よしよし」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ルフリア 「ちょ、ラキラ!?」
琴音 「おにゃぁぁん///」 ｺﾞﾛｺﾞﾛｫ
ラキラ 「もう、琴音は猫ちゃんだったのかな?」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ルフリア 「...」 ﾌﾟｸｰ
ラキラ 「やきもち焼いてるの? かっわいー」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ルフリア 「はわわぁ/// そ、そんなんじゃないしぃぃ///」
ファー 「あはは! 今日も平和だねー!!」
琴音 「ラーラーラーラララー、眠れ千年〜♪」
ルフリア 「急に歌いだした!?」
ラキラ 「これは... 琴音がよく歌ってる...」
ファー 「ラーラーラーラララー、栄える大地〜♪」
ルフリア 「ファー...」
琴音 「真っ白な昇り竜は〜♪」
ファー 「世界に虹色の雨を降ら〜す♪」
ルフリア 「... 生命の実を分け合い〜♪」
ラキラ 「共に生きる大地は芽吹き〜♪」
ことファー 「赤い月と蒼い月は♪」
ルフラキ 「紫の夜を呼ぶ♪」
「永遠に栄えよう♪」
「星の海を越えて♪」
お客さん (漫画家ダークエルフ) (どうしよう、不動産屋さんと思って来てみたら合唱団の方々でした)
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[注: 漫画家ダークエルフさんは亜人であるため、彼女の言葉はファーにしかわかりません。劇中ではシームレスに四人とダークエルフさんが会話してるように見えるかもしれませんが、毎回ファーが通訳しています]
琴音 「いやぁ、ほんとすみませんでした」
ルフリア 「わたしとしたことが、ついつい乗せられちゃったわ」
ラキラ 「嘘だー、結構ノリノリだったくせに」
ルフリア 「そんなことないもん」
漫画家ダークエルフ 『...』 ｶｷｶｷ
ファー 「はい、お茶どうぞ。どんなおうちがいい?」 ｺﾄｯ
ルフリア 「あぁっ、ごめんねファー。助かるわ」
ラキラ 「お客様も、大変申し訳ございませんでした」
漫画家ダークエルフ 『いえいえ、お気になさらず。わたしは漫画家なので、ネタに飢えているのです。ご提供感謝です』
ファー 「... って言ってるよー」
琴音 「ネタ、って何のことでしょうかね?」
ルフラキ 「...///」
琴音 「あ、今当店が取り扱っている物件はこちらになります」 ｽｯ
漫画家ダークエルフ 『おぉー、結構充実しているのですね』
琴音 「例えばここっ! 見晴らしのいいデッキもついたおすすめの物件です! まぁ、その分家賃も高めですが...」
漫画家ダークエルフ 『うぅむ... 一人で住むには広すぎるかもしれませんね」
琴音 「それは... 確かに」
ラキラ 「最初にお客さんの希望をお聞きしましょうか」
漫画家ダークエルフ 『えぇっと... 強いて言えば、孤独を感じづらいお部屋... ですかね』
ことルフラキ (誰かと一緒に住めば良いのでは?)
ファー 「他には? 他に譲れないところとかある?」
漫画家ダークエルフ 『えっと、そうですねぇ... おや?』 ﾁﾗｯ
漫画家ダークエルフ 『このおうち、随分と家賃安くないですか? 並大抵の事故物件でもこうはならないですよ』
琴音 「あぁ... そちらの物件は色々とわけありでして」
漫画家ダークエルフ 『わけあり、ですか』
ファー 「なんでも、光? とか闇? とかの関係者の人は超格安で住めるんだってー」
ルフリア 「ただ、写真でもおわかりのように、だいぶ古い物件です。その辺はどうしてもご理解いただくところになってしまいます」
ラキラ 「少なくとも、積極的に勧めるような物件ではないというのが実情で... ダークエルフさん?」
漫画家ダークエルフ 『... 決めました。ここにします』 ｷﾗｷﾗ
ファー 「... ほんと!? わーい、ダークエルフさんここにするってー!!」
ラキラ 「えぇっ!?」
琴音 「き、決め手は!? やっぱり家賃ですか!?」
漫画家ダークエルフ 『まぁ、圧倒的業界最安値の家賃も確かに判断材料でしたが... 何より、ここなら新しい出会いがある気がするんです。とびっきり、面白いやつが』
ルフリア 「新しい出会い... 事案かしら?」 ｼﾞﾄｰ
漫画家ダークエルフ 『き、きさまっ! わたしをどういう目で見ているのだ!!』 ﾎﾞｶﾞｰﾎﾞｶﾞｰ
漫画家ダークエルフ 『... まぁ、それは冗談として。やはり、漫画家である以上何だって経験はしてみるものだと思ったのです。何となくですが、わたしにはわかるのですよ。このおうちには、超絶愉快な日常があるって』
ラキラ 「うーん... 少々わかりかねますが... まずは現場に行ってみませんか?」
漫画家ダークエルフ 『そうですね! そうしましょう』
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[例の物件]
琴音 「わかってましたけど...」
ファー 「かなり古そうだねー」
ラキラ 「わたしだったら一番最初に弾いちゃうかも」
ルフリア 「アドバンテージの家賃も、わたしたちは光? とか闇? の関係者でもないから割引効かないしね」
漫画家ダークエルフ 『おぉ、おぉぉ!! そうだ、これだ!! インスピレーションが湧いてきましたっ!!』 ﾒﾗﾒﾗ
琴音 「だ、ダークエルフさんが燃えている」
??? 「もう、しっかりしてください。わたしがご飯作ってあげないとこんな時間まで起きることもできないなんて、いくらなんでも情けないぞきさま」
??? 「いいじゃん、???のご飯美味しいんだもん」
??? 「うっ、そ、そういうのずるいぞ...///」
??? 「うふふ、いつもお熱いわね。そんな貴方たちに、はい。ポンカンよ」
??? 「???さん、相変わらずですね...」
??? 「???や、余のことも構ってくれぇ」
琴音 「... ここに来る度にいつも思うのですが、なんかカオスじゃないですか」
ラキラ 「ここに住まれる方は、色んな意味で面白いひとばかりだしねぇ」
ルフリア 「あの子とか、明らかに人間のものじゃないツノとしっぽが生えてるのに、普通に言葉理解できるんだけど。どうなってんのよ」
ファー 「あ、ダークエルフさんが」
漫画家ダークエルフ 『あ、あのっ! わたし、このおうちに住まわせてもらうことになった者ですっ! 今後とも、どうぞよろしくお願いします!!』 ﾍﾟｺﾘ
住人たち 「... ????」 ｷｮﾄﾝ
琴音 「挨拶してるのかな?」
ファー 「そうみたいだよ」
ルフリア 「コミュ力高いわね、あのひと」
ラキラ 「あ、でも言葉が通じてないみたい」
ルフリア 「ファー、ゴー!!」 ﾋﾞｼｯ
ファー 「了解 (アイゲリット) !!」 ﾀﾞﾀﾞｯ
住人Mo 「えーと、貴方は一体...」
住人L 「見た感じ、ダークエルフ...? のようだな」
住人Mi 「迷子かしら?」
住人S 「おや、誰か来ましたよ」
ファー 「そのひとは、『今日からここに住むのでよろしくね』って言ってるんだよ」 ｾﾞｪｾﾞｪ
住人S 「あー、成程」
住人L 「そういうことだったのか」
住人Mi 「それなら、勿論歓迎するわ!」
住人Mo 「うん、わたしも。仲良くしようね」
ファー 「... だってさ。良かったね、ダークエルフさん!」
漫画家ダークエルフ 『はいっ! いやぁ、これで仕事も捗りますっ』 ﾆｺﾆｺ
住人たち (このひとの言葉をちゃんと勉強しないと、会話するのも一苦労だな)
----------
ﾄﾃﾄﾃ
琴音 「あ、戻ってきた」
ラキラ 「あのまま流れで、お部屋の紹介とかも全部ファーがやってくれたね」
ルフリア 「時々思うんだけど、ファーってうちの社員としてかなり優秀よね」
ファー 「ただいまー」
漫画家ダークエルフ 『お待たせしました! 迷いはありません、やっぱりここにします!!』
ルフリア 「そうですか、わかりました。では、一旦お店に戻って契約の手続きをしましょう」
漫画家ダークエルフ 『はい!』
琴音 「住人の皆様も、どうもありがとうございましたー!!」 ﾐｷﾞﾃﾌﾘﾌﾘ
漫画家ダークエルフ 『ありがとうございましたー!!」 ﾐｷﾞﾃﾌﾘﾌﾘ
住人たち 「また来てねー!!」 ﾐｷﾞﾃﾌﾘﾌﾘ
ルフリア 「さ、そろそろ行きましょうか」
ラキラ 「そういえば、まだお客様のお名前を伺ってなかったですよね」
ルフリア 「はぁっ!? あ、でも確かにそうだった」
ファー 「今まで『ダークエルフさん』で通じちゃってたもんね」
琴音 「ということで... たいへん遅くなりましたが、お客様のお名前を教えていただけないでしょうか?」
漫画家ダークエルフ 『...わたしは』
漫画家ダークエルフ (ヤクモ) 『わたしは、漫画家ダークエルフのヤクモと申します。以後、お見知り置きを』
----------
琴音 「... はい、手続きは終了です! ヤクモさん、お疲れさまでした!」
ヤクモ 『ありがとうございます! あのおうちには、いつ頃から住めますか?』
琴音 「そうですね、丁度3日後には住めるようになりますよ」
ヤクモ 『早いっ! それは嬉しいです』
ファー 「これで契約成立だね!!」
ヤクモ 『皆様、どうもありがとうございました!!』
ルフリア 「いえいえ、これがわたしたちの仕事ですので」
ラキラ 「また、何かありましたらいつでもお越しください」
ファー 「お越しくださいっ!!」
ヤクモ 『はい、是非とも!! それでは、わたしはこれにて』
ｶﾞﾁｬ
琴音 「ありがとうございましたー!!」
ファー 「... ヤクモさん、すっごく嬉しそうだったね」
ルフリア 「琴音、ファー、あの笑顔をずっと憶えておくのよ。わたしたち不動産業の一番のお仕事はね、お客様のおうちを一緒に探すことでお客様の笑顔を作ることなんだから」
ファー 「うん、わかった!」
琴音 「肝に銘じます!」
ラキラ 「へぇ。あんなに『偉くなってさっさとこんな職場とはおさらば』とか言ってる割には、ちゃんと仕事と向き合ってるんだぁ」 ﾆﾔﾆﾔ
ルフリア 「う、うるさいわね」
琴音 「ルフリアさんかっこいい...」 ｷﾗｷﾗ
ファー 「ルフリアすごい...」 ｷﾗｷﾗ
ルフリア 「あ、あんたたちねぇ...///」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ラキラ 「ふふっ。ルフリアかわいい」 ｻｻﾔｷ
ルフリア 「あっ///」 ﾋﾞｸｩﾝ
ルフリア 「おにゃぁぁん」 ﾄﾞｽｯ
ファー 「あ、ルフリアが力尽きた」
琴音 「あとはラキラさん、よろしくお願いします」
ラキラ 「うん、おっけー」
ルフリア 「おにゃぁぁん」 ｸﾞﾙｸﾞﾙﾒ
----------
[夜 ･ 琴音の部屋]
琴音 「今日は一段と疲れたね」
ファー 「そうだねぇ、いっぱいお仕事したー」
琴音 「わたし、もう眠気が...」 ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ファー 「ファーも...」 ﾑﾆｬﾑﾆｬ
琴音 「早いけど、もう寝ちゃおっか」
ファー 「そうするー」
琴音 「じゃあ、灯り消すね」 ﾊﾟﾁﾝ
ファー 「... 琴音。空、綺麗だね」
琴音 「うん、本当に」
ファー 「ねぇ、琴音。お月様って、どうして二つあるの?」
琴音 「さぁ、何でだろうね。よく考えたら、赤と蒼の色なのも不思議だし」
ファー 「確かに」
琴音 「... でも。一つ、わたしにもわかることがあるよ」
ファー 「?」
琴音 「『赤い月と蒼い月は紫の夜を呼ぶ』。二つの月の光は、混ざり合って作り出しているんだよ。わたしたちを優しく見守る、静かな静かな夜の色を」
ファー 「夜の、色を...」
琴音 「だから、怖いことなんて何にもないよ。だって、わたしたちもこうやってわかりあえたじゃない」 ﾆｺｯ
ファー 「ことね...」
琴音 「さぁ、ファー。今日はぎゅってしながら眠ろう。もう夜は、迎えに来てくれてるよ」
ファー 「... うん!」 ｷﾞｭｯ
琴音 「えへへ。ファー、あったかい」
ファー 「琴音も、あったかいよ」
琴音 「ファー。今のわたしたち、幸せだね」
ファー 「うん。すっごく、幸せ」
琴音 「おやすみ、ファー」
ファー 「おやすみ、ことね...zzz」 ｽﾋﾟｰ
琴音 「いや、寝るの早っ」
琴音 「ファー、寝顔かわいいなぁ」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ファー 「うへへぇ...」 zzz
琴音 「... わたしも寝よっと。おやすみなさーい」 ﾎﾟｽｯ
琴音 (... こんな日々がいつまで続くかは、正直わからない。普段は忘れがちだけど、平和なんてものは恒久的じゃないんだ)
琴音 (でも、わたしは誓うよ。わたしは、わたしの幸せを守り、わたしの大切な人の幸せを、守るんだって)
琴音 (わたしの人生は、わたしの生き方は、きっと不動産業と同じように)
琴音 (関わる人と相談して、意見を出し合って、それで笑顔になってもらって、わたしも笑顔になる。そんな形をしているんだ)
琴音 (そんな今日をちゃんと生きて、これからそんな明日を生きていくんだ)
琴音 「... ファー。明日も、明後日も、その先もずっと、一緒に作っていこうね」
琴音 「こんなに幸せな毎日の、その続きのお話を─」
--fin--
[あとがき]
はい、ということで終わりです。おにゃぁぁぁん///
冒頭でも述べた通り、『RPG不動産』は原作未読のアニメ勢です。セレニアちゃんやアリスちゃんを出せなかったのはそれ故だ、許せ。
最初は単にゆるふわお仕事系きららだと思っていたので、実はシリアス多めなストーリーだったことにだいぶ衝撃を受けました。
ただ、私自身がシリアス大好きなので、その後も相変わらず楽しませていただきました。因みに、私の推しはファーちゃんです。ファーちゃんかわいい。
なお、作中に登場したヤクモさん (漫画家ダークエルフ) は、原作等に登場したダークエルフのイサナさんとは別人です。というか、たぶん皆様なら元ネタわかると思うんですよね。それを示唆するような描写も露骨にしましたし。
それから、作中で琴音のオススメの作品として挙げた小説ですが、元ネタはちゃんとあります。結構有名な作品なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。もしわかったら、お気軽に書き込んでくださるとうれシーにゃんです。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方に心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
[これまで書いたSSリスト (順次追加) ]
･ 『あお 「くじら座の変光星の女の子」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3596&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29338408.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17271872
･ 『変な生き物 「遂に誰からも本名で呼ばれなくなった」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3602&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29371224.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17272934
･ 『クレア 「わたしは鍵の管理人」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3607&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29421806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17274145
･ 『クロ 「この丘から見える星空は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3619&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29460066.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17278807
･ 『きらら 「ツンツーンください!!!!!!!!」 サンストーン 「いきなりでけぇ声あげんなよ うるせぇよ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3637&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29571518.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17279756
･ 『みさ「みらがかわいすぎて生きるのがつらい」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3650&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29631528.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17280762
･ 『シャミ子 「杏里ちゃん、一緒に帰ろ?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3668&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29760440.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17285569
･ 『千矢 「風邪を引いた夜のお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3681&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29831832.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17286656
･ 『スズラン 「飯奢ってくれ」 ロベリア 「図々しいわね、呪うわよ...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3702&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29946896.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17289587
･ 『シャロ 「貴方が教えてくれること」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3720&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30014131.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291478
･ 『みら 「あおー、ぼくの着替え知らない?」 あお 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3727&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30053806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291693
･ 『舞 「わたしが歩んできた道は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3742&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30108512.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17293779
･ 『千矢 「山で遊んだお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3754&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17318983
･ 『あお 「みらが知らない女性と仲良く話してる」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3764&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17415852
･ 『ランプ 「うつつさんがきらきらしています」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3770&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17474617
･ 『ユウ 「クラスのみんなにおでこぱしーしまくってたら海果がすねた」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3775&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17523413
･ 『桃 「シャミ子、ごめんね...」 シャミ子 「...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3781&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17572005
･ 『あお 「君の心を覗きたいんだ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3793&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17654759
･ 『小春 「全然釣れないよー」 ??? 《諦めないで!》 小春 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3801&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17717125
･ 『みら 「このレンズの向こうには」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3809&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17771186
･ 『あお (幼) 「こんにちは」 ﾆｺｯ みら 「えっ...?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3824&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17916835
･ 『メディア 「よければ一緒に」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3830&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17952603
･ 『 琴音 「もふもふ」 ファー 「琴音、どうしたの?」』: このSS
方や月属性アルケミスト、方や火属性まほうつかい……
実質ファー琴はみらあおだよね！！！（支離滅裂すぎる発言）
確かに割とシリアスでしたね。それゆえにファー琴がより輝く……。
＞原作未読のアニメ勢
よーし俺ちゃんペンギノンさんをファー琴&ルフラキ沼に沈めちゃうぞー☆さあ読めっ☆FUZで一日一話無料だぞー☆
P.S.
ファーよ……いずれ、遠い未来、俺は琴音引き当てて見せる……
それまで…待っとってくれや……。
>>63
>>64
作者です! 詠手様、いつも閲覧いただきありがとうございます! わぁお、めっちゃ速い!
ことファーがみらあおとは... その発想はなかった... 正直、目から鱗です... あばばばば...
シリアス展開の使い方は、未だに試行錯誤しています。シリアス好きだからこそ、うまく使って話を際立たせたいものです。
成程、COMIC FUZですか...。私も以前は使っていたのですが、きらファン & SS執筆に使っているAndroidタブレットがFUZ非対応になってしまって... それ以降は使っていないんですよ...。タブレット買い替えの機会があったら、そのときは入れたいな。
本当は単行本も買いたいのですが、ちょっとお金とかの都合がね...。
P.S. 今回は私もファーちゃん引けてないです...。ごめんね、どうしても小春ちゃんをお迎えしたくて... (なお、現時点では小春ちゃんもお迎えできてない)
あ、でも恒常琴音ちゃんは引けました。ルフラキ+きらきらイノ先輩 (地) も含めて、合計40回で全員お迎えしています。流石にあのときはびびった
投稿お疲れ様です
ファーのものまね、いろいろなパターンがありそうですね。いろいろものまねしてほしいなぁ〜
ファー「えへへ無理」
ヤンデレ化したファーも見たいといえば見たいですが、琴音の適応力でぎりぎり過激に走る前に何とかしそうでもある
初カキコ失礼します、実は、そちらの作品も定期的に拝読してます!!
私コミュ障気味なので、ss上げる以外はきららBBS見てても、書き込み少ないrom勢でしたが、変える機会も兼ねて感想を失礼します。
・あのファーが小説を...本編のルフリア達と同じ反応してしまった自分がいます。様々な顔ができるファーのスペック高し
・というか、仕事における有能さ然り、>>7のファーといい、実はこの子RPG不動産の中で一番成熟してる節ない...?
・ヤンデ...面倒な彼女化したファーかわいい演技で良かったと思う自分と、実際に見たいと思う自分と、二度目の演技も実は本当に演技だったのか...と思う自分が混在してますw
・琴ファーの裏で新たなプレイに目覚めるルフラキ流石です。
・まさかの某2022年夏同期アニメと同じ世界線!?
・猫化したこと琴ファーで萌死にそうです。
作中のカップルリングの関係性の尊さや、シリアスの対局としての日常の美しさが感じられる作品でした、今後の投稿も楽しみにしてます。なお、最近の原作はこの日常が嘘みたいな事態になってますけどね...
>>67
作者です! カレル様、コメントさんきゅーデース!!
ファーちゃんの演技力は物凄そう。アニメでシロちゃんの通訳をしているファーちゃんを見ていて、何となくそう思いました。
因みに、ファーちゃんが演技してたキャラの元ネタは特にありません。最後の漫画家ちゃん以外はね... (尤も、『ブレンド ･ S』の某天然ドSと某妹キャラのお姉ちゃんを多少意識した節は否定できません)
ヤンデレファー概念は普通にありだと思うの。私は逆に、琴音も壊れちゃってからの共依存展開とか想像しました。ある意味ハッピーエンドだね!!!!!!!!!! (違)
>>68
作者です! 求道者様、初コメント誠に感謝です!!!! 私の作品を読んでくださっていたとは... 嬉しい限りです (それから、Pixivでのフォローと「いいね!」&「ブックマーク」もありがとうございます!)
ファーちゃんまじ高スペック。何となくですが、その気になればどんなことでもできる才能を持ってそう。
ヤンｄ... なファーちゃんのところは、本当に演技だったのか断定できないように意図して書いてます。一体どっちだったんでしょうねぇ... ふふふ...
ルフラキについては、作者はあまりそっち方面のことを意識して書いてはいなかったのですが、読み返してみると大概やべぇプレイしてますね。多分こいつらはもう手遅れです。そっとしておいてあげましょう (無慈悲)
... はい、一番手遅れなのは私です。私の脳内です。
『例の漫画』の要素は、2022年4月1日のTwitterでの嘘企画にインスピレーションを受けて盛り込みました。ヤクモさんのモチーフは、勿論天空都市在住の『あの方』です。なんでも、ペンネームの最終候補の2択のうち一方が『やくも』だったそうな。ついでに、姿がダークエルフな理由はきゃらｋ... いえ何でもございません。
猫になったことにゃん、かわいかったでしょ?? 私、結構な猫好きなので書いてて楽しかったです。べ、別にそういう趣味とかじゃないんだからねっ///
原作のシリアス展開については、現状BBSで話題になった程度のことしか知りませんが、それでも壮絶なものであると認識しています。いつしか、ゆったりと流れる日常を彼女たちが取り戻せることを、切に願っています。そんな意図も込めて、今回敢えて投稿させていただきました。お褒めに預かり光栄です、次回も頑張ります! また、いつでも来てくださいね!! (クレアちゃん)
... 次回はいつになるのやら...
>>65
＞AndroidタブレットがFUZ非対応
ダニィ！！！？(ｶﾝ☆ｺｰﾝ
ブラウザ版でも……ダメなのですかッ……！！？
＞今回は私もファーちゃん引けてないです
そんなあなたにBAD NEWS×2とGOOD NEWSだ。
BAD NEWSその一。ファーは配布限定です。
BAD NEWSその二。該当イベント終了につき当面は入手不可です。
そしてGOOD NEWS。いずれ入手できることが確定しました。
>>71
作者です! 詠手様、再びのコメントありがとうございます!
ぶ、ブラウザ版とな...! 完全に抜け落ちてました。検討します。
それから、恒常星4のファーは『RPG不動産』参戦イベントのときに欠かさずお迎えしています (恒常ファーの衣装かわかわ)。お迎えできていないのは限定の星5水着ファーです。紛らわしくてごめんなさい。
... え、まだ召喚終わってないよね? なに、怖いんだけど...
>>72
ああ…星4のほうお迎えしてたのね……よかった……。
三者三葉オーブ育ててぜひ風属性相手のクエストで活躍させてあげてください……。
水着のほうはまだまだとはいえ期間逃したら一年後なのでお早めに……。
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