琴音の蘇生の流れで何故かサウスパークネタを連想してしまったのが元凶です。他にも無秩序にいろいろなところからネタを持ってきていますがクロスオーバーはしていません。展開自体も出鱈目なナンセンスSSです。
それでも良ければ頭を空にして読んでいただけると幸いです。
〜前回のあらすじ〜
始まったばかりのSSでは『前回』は全て無意味となるのだッ!
『あらすじ』だけだ!!レスには『あらすじ』だけが残る!!
火山島に越してきて数週間、ラキラとルフリアの営みを目撃してしまったファーは、琴音相手に同じことを試そうとした。
結果、現在ファーが琴音の顔の上に跨っている。
ファー「琴音……気持ちいいよぉーーーっ」
ファーが達した瞬間、野生が呼び覚まされたのかドラゴンの姿になってしまった。室内でドラゴンになればいろいろと起きる。屋根は突き破り、壁は壊れ、窓割れてね?
ルフリア「ちょっと、何があったの!?」
隣から、全裸のラキラとルフリアが駆け付けた。2人で裸な理由は説明するまでもない。
ラキラ「大変だ!ファーがドラゴンに!」
ルフリア「一体どうしたって言うの?琴音は!?」
ファー「あ、あれ……?ラキラにルフリア……?」
少し落ち着いたのか、ファーは人間の姿に戻った。
ルフリア「琴音!そんなところに!」
ラキラ「これは酷い……」
顔の上にドラゴンの体重がかかったのだ。詳しく描写したらR-18Gになりかねない。
ラキラ「とにかく回復を」
ルフリア「こんなこともあろうかと、鍛え続けた回復魔法!」
ラキラ「そんなに鍛えていたっけ?」
ルフリア「細かいことはいいのよ!」
琴音の肉体は回復した。ご都…回復魔法って凄い。
ラキラ「ダメだ…やっぱりもう魂が抜けている」
ルフリア「そんな……手遅れだったの」
ラキラ「なんてこった!琴音が殺されちゃった!」
ルフリア「この人でなし!」
ファー「ファーは……取り返しのつかない事をしちゃった…」
ラキラ「蘇生魔法はないの?」
ルフリア「それは、どっちかっていうと黒魔術とか邪法とかの類だから…」
??「ククク…ひどい言われようですね。
まあ、事実だからしょうがないですが」
ラキラ「誰?」
ファー「カフェドマンシーの人?」
ルフリア「それはコーヒー占いでしょ」
??「カフェドマンシーです……」
ルフリア「そこは忖度しなくていいから……ネクロマンサーでしょう?」
ネクロマンサーさんは木組み……ダリ城下町の住人だろ、と思った方は正しい。一体いつから−ネクロマンサーが一人だけだと錯覚していた?近所に別のネクロマンサーが住んでいても不思議ではない。なお、不条理が許せるなら本編と同一人物と解釈してもらっても支障はない。
ネ「うわぁぁぁぁぁぁぁ失礼しました!」
部屋を飛び出すネクロマンサー。室内にいたのが全裸の女性4人であれば常識的な反応である。勝手に入ってきた時点で常識的かどうか疑問はあるが。
そんなことを気にしている場合でもないのだが、一度落ち着いた方が話が進めやすそうだと考えて、ラキラとルフリアは服を着ることにした。急がば回れである。
ラキラ「こちらこそ失礼しました……」
ルフリア「琴音の魂を持ってきてくれたんでしょうか…?」
ネ「こちらの家にドラゴンが現れた後に、魂が出てきたので、おそらくそうではないかと思います」
ファー「だったら、魂を戻せば琴音は…」
ネ「はい、早速……あれ?あれ?」
ラキラ「どうしました?」
ネ「いえ…魂を集めている途中だったので、どれだったか…」
ルフリア「大丈夫かしら……」
ネ「あ、ありました、これです……多分」
ラキラ「なんとなく心配だけど、じゃあそれを」
ネ「はい、琴音さんの体に戻します」
琴音?「フッフッフッフッフッフッ
まぬけめ!」
ラキラ「うん?」
琴音?「きさまのおかげで蘇ったぞッ!」
ルフリア「何か違わない?」
ネ「あぁぁぁぁやっぱり違う人の魂だったみたいです……」
ルフリア「やっぱり…?」
ファー「琴音を返して!」
ファーの攻撃!琴音?に99822のダメージ!琴音?はしんでしまった!
ラキラ「ダメージカンストしてるかと思ったらしてない!」
ルフリア「むしろ桁が多い!」
ネ「最近はHPもダメージもインフレ傾向ですから…
琴音さんの最大HPは3桁ですが」
ルフリア「酷いオーバーキルじゃない」
ラキラ「なんてこった!琴音が殺されちゃった!」
ファー「ファーの人でなし!」
ルフリア「あの、さっきの人?って不死身だったりするんじゃ…」
ネ「生前が不死身でも、器である琴音さんの肉体が致命傷を受ければ魂は抜けます。
まずは、もう一度体を治しましょう」
ルフリア「全力の回復魔法を2回続けて、もう魔力の残りがほとんど無いわ…」
ラキラ「大丈夫…私は魔力は無いから補充はできないけど、回復は手伝えるから…」
ルフリア「ラキラ……」
粘膜接触で魔力は回復する。ウ=ス異本にもそう書いてある。残念だったな、Trickだよ。
ネ「そういうことは後にしてくれませんか」
ルフリア「コホン……体は治したわ。後は魂を入れるだけね」
ネ「今度こそ正しい魂を入れられます……多分」
ルフリア「これ以上の天丼は勘弁して欲しいわね……」
ファー「ファー、琴音が生き返ったら一緒に天丼食べたい!」
ラキラ「何故だろう…凄く不吉な発言な気がする…」
琴音「あれ?
私、また死んでたんですか?」
ルフリア「全く、毎回生き返られるとは限らないんだし、死に癖がつかないようにしなさいよ」
琴音「ところで、私なんで死んで……
あの……私がファーとナニをしていたか、気付かれてます?」
ラキラ「さすがにね……」
ルフリア「これでお互い様ね……」
2人からしたら、自分達の行為を知られているだけでなく、互いに知っている方が対等である。
琴音「そんな……恥ずかしくて死んじゃいます……」
ラキラ「なんてこった!琴音が勝手に死んじゃった!」
ルフリア「この人でなし!」
こんなふざけたものを読んでいただき、ありがとうございます。
前回なんて無いのは事実ですが、「ラキラとルフリアの営みを目撃してしまったファーが、琴音と同じことを試そうとする」SSはpixivに投稿してたりします。がっつりR18なので注意ですが良かったら探してやってください。
この後は大喜利スレにでもしてください…
面白かったです!
どこかのメイドラゴンさん「う〜、気を付けないと小林さん死んじゃうのかな?」
「この風色琴音がきり抜けられなかった物事 (トラブル) など 一度だってないんだッ!」
... 失礼、変な人格が入り込みました。仕切り直して。
拝読しました! なにこれ (褒め言葉)
頭空っぽにして読む準備を整えた矢先に某ボスの台詞が出てきて即座に吹きました。
ギャグベースのノリでぼかされてるけど、この状況が結構スプラッタものだったことに気付きました。
更に、仲良しが過ぎる (婉曲表現) ことファーとルフラキの姿。
うつつちゃんみたいな声のネクロマンサーさん (仮) の心労が耐えない...。
『RPG不動産』のSSはそれ自体が貴重なので、投稿してくださったことに感謝です!
コメントありがとうございます。
楽しんで頂けたならなによりです。
小林さんも加減して抱いてあげれば(婉曲表現)大丈夫でしょう
その変な人格、ココアさんに入り込むことがあるというウワサが…
ネクロマンサーさん(仮)には申し訳ないことをしました
原作のシリアスを知ってしまうとSSは書きづらいのかもしれません。(私もそういった要素は入れずにネタに振り切ってますし…)
- WEB PATIO -