【SS】 あお (幼) 「こんにちは」 ﾆｺｯ みら 「えっ...?」
[Attention!]
この作品は『恋する小惑星 (アステロイド)』並びに『きららファンタジア』を題材としたSSです。
あくまで上記原作とは一切無関係な所謂二次創作 (或は三次創作) です。
創作の関係上、大いに独自設定 ･ 捏造 ･ 原作を逸脱した点が存在します。
幼いあおちゃんと高校生のあおちゃんが同時に存在していますが、夜を超えてもあおちゃんが『好き』という感情を失ったりはしません。ご安心ください。
七夕イベントを基にした話で、舞台もエトワリアですが、『恋アス』以外のキャラは出てきません。ごめんね。
書き溜めありです。と言うより、既に最後まで完成しています。
最後に、私は大の恋アスファンです (ノルマ達成) 。ついでに、本作は七夕あおちゃんが滅茶苦茶かわいかった上に進化させたらロリになった、という衝撃から産まれた妄想の産物です。駄目だって、そういう尊いの... (砂糖ﾀﾞﾊﾞｰ
以上の点を了承してくださる方は、どうかお付き合いください。
あお (幼) 「えへへ。来ちゃった」
みら 「ど、どういうこと!? もしかして、また分裂しちゃった!? あれ? でも七夕はもう終わったはず...」
あお 「うぅん... ちょっと静かに...」 ﾉｿﾉｿ
みら 「あ、ごめん! さっきまでずっと本を読んでたもんね、そりゃ眠い、よ... ね...?」 ｸﾙｯ
あお 「?」 ﾎﾟｹｰ
みら 「...」 ﾁﾗｯ
あお (幼) 「?」 ｷｮﾄﾝ
みら 「... 本当に分裂した?」
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あお 「七夕のとき以来だよ、昔の自分と鉢合わせるのは」
あお (幼) 「七夕のとき以来です、未来の自分と鉢合わせるのは」
みら 「ちょ、ちょっと混乱してきた...」 ｸﾞﾙｸﾞﾙﾒ
あお 「お茶淹れようか? 落ち着くよ」
みら 「ごめん、お願い」
あお 「おっけー」 ﾄﾃﾄﾃ
みら 「ありがとう、あお」
みら 「... さてと」 ﾁﾗｯ
あお (幼) 「...」 ｼﾞｰｯ
みら (この子がどうしてこの場にいるのか、それが現時点で一番の謎だ。でも、こういうのってストレートに訊いちゃっていいのかな?)
あお (幼) 「みらは、わたしがここに来た理由が気になってるんだよね」
みら 「えぇっ!? どうしてそれを!?」
あお (幼) 「何となく、だよ。でも、当たってるでしょ?」
みら 「う、うん...」 ｱｾｱｾ
あお (幼) 「七夕の日、偶然わたしはみらと再会できた。それも、こんなに成長した、未来のみらに。それが、とっても嬉しくて。だから、お願いしたんだ。未来のわたしとくっつくときに、そっと」
みら 「お願い?」
あお (幼) 「そう、お願い。『またみらとお話できる日が来ますように』って」
みら 「あお...」
あお 「その後は、正直わたしにもわからない。気付いたらわたしは、星がよく見える草原で眠っていたんだ」
みら 「多少釈然としないけど... まぁ、かわいいからよし!」 ｷﾞｭｯ
あお (幼) 「ひゃっ/// は、恥ずかしいよ///」 ﾃﾚﾃﾚ
みら 「むっふー、みらお姉ちゃんにもっと甘えていいんだｙ...」
「ふーん...」
みら 「!!」 ﾋﾞｸｯ
みら 「...」 ﾁﾗｯ
あお 「みらってば、そんなことしちゃうんだ... ふーん...」 ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ
みら 「」
あお (幼) 「///」 ﾊｸﾞﾊｸﾞ
みら (ハハハ、助けて) ｼﾛﾒ
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みら 「ていうかさ、過去の自分に嫉妬するってなんかおかしくない? 結局どっちもあお自身だよ?」
あお 「そういう問題じゃないのっ」 ｷﾞｭｯ
あお (幼) 「大きいわたしは少し離れてください、わたしは普段みらに会えないんですから」 ｷﾞｭｯ
あお 「わ、わたしだって、いっぱいみらと触れ合いたいもん」 ﾌﾟｸｰ
あお (幼) 「わたしはそれが簡単にはできないんだよ? 譲ってれてもいいでしょ」 ﾌﾟｸｰ
ダブルあお 「...」
ダブルあお 「ぐぬぬ」
みら 「どうどう、自分と喧嘩しないの」
あお 「だってぇ」
あお (幼) 「ぶー」
みら (うーん、参ったな)
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みら 「... というわけなんです。先輩方、お力を貸してください」 ﾍﾟｺﾘ
ダブルあお 「みらはわたしのものだよ!」 ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
美景 (以降「桜」と表記) 「... ごめんなさい、脳が理解を拒んでいるわ」
真理 (以降「モンロー」と表記) 「ほんと、人生わからないものねぇ」 ﾎﾉﾎﾞﾉｰ
桜 「呑気か」
舞 (以降「イノ」と表記) 「小さい頃のあおさんってこんな感じだったのですね」
あお 「そ、そうですね...」 ﾒｿﾗｼ
みら 「わたしがあおのことを男の子だと思ってた理由、わかっていただけました?」
あお (幼) 「!?」
イノさくモン (回答に困る)
あお (幼) 「え...? わたし、男の子だと思われてたの...?」
みら 「あ゛」
イノ 「そういえば、最初にわたしたちに約束のお話をしてくださったとき」
桜 「みら、言ってたわね。『男の子と約束した』って」
モンロー 「あおちゃんが女の子だと知ってすごく驚いてたわ」
みら 「あ、あはは... ごめんね、あお」
あお (幼) 「」
あお (改めて客観的に見てみると、ボーイッシュだと言われていたのもわかってしまう)
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みら 「あおが二人いると、どっちがどっちかわからなくなることに今気付いた」
桜 「それはそうね」
モンロー 「今こそみらちゃんのスキルを使うときよ!」
あお (幼) 「スキル?」
みら 「スキル? つまりこれですか?」 ｽｯ < ☆5木ノ幡みら専用フラスコ (Lv. 100)
モンロー 「いやそういう意味ではなく」
桜 「エトワリアならまぁありえない話でもないというのが一番のホラーね」
みら 「えーと、結局スキルって何を指してるんですかね?」
イノ「ほら、あれですよ。みらちゃんはニックネームを付けるのがお上手じゃないですか」
みら 「あぁ! 成程、それですか」
あお (幼) 「?」
みら 「じゃあ、ちっちゃい方のあおにニックネーム付けまーす」
あお (幼) 「??」
あお 「... ふむ」
あお (もしもみらとわたしが先輩方みたいな出会い方をしていたら、どんな呼ばれ方をしていたのか... ひとつの可能性として、単純に興味がある)
みら 「うーん... 真中、あお... まなか... まな...」
あお (マナちゃんかな)
イノ (マナちゃんですね)
桜 (マナちゃんね)
モンロー (マナちゃんだわ)
みら 「決めた! 君は『マナちゃん』だよ!!」 ﾋﾞｼｯ
あお (幼) 「ま、マナちゃん!?」
あおイノさくモン (やっぱり)
[ここで補足]
みらは、会った人に即興でニックネームを付ける癖があります。
みらのニックネーム命名の事例を俯瞰すると、苗字を連想の出発点にしていることが多いです (既に姉の桜井美景が “桜先輩” と命名されている桜井千景 (“チカちゃん”) などは例外)。
そのため、あおに対してニックネームを付ける場合も同様のルールを適用すると仮定し、“マナちゃん” というニックネームを考案しました。以降、高校生のあおを含めたみらたち地学部一同は、ロリあおちゃんのことをこの名前で呼びます。名前の表記も “マナ” で統一します。使ってもいいのよ?
... え? 使い所がない? 確かに。
では、続きをお楽しみください。
マナ 「ま、マナ、です...?」
みら 「うん! ばっちりだね!!」
イノ 「この辺りで自己紹介しませんか?」
みら 「いいですね! じゃあ、わたしは知ってると思うから飛ばして...」
桜 (いいのかそれで)
あお 「わたし、真中あおだよ。よろしくね、マナちゃん」
マナ 「いや知ってますが」
イノ 「猪瀬舞です。皆さんからは "イノ" と呼ばれています」
桜 「桜井美景。星咲高校地学部の副部長よ。好きに呼んでくれて構わないけど、地学部だと "桜" と呼ばれることが多いわね」
モンロー 「それで、わたしが "モンロー" こと森野真理よ。 一応、星咲高校地学部の部長をやらせてもらってるわ」
マナ 「よ、よろしくお願いしますっ」
みらイノさくモン (かわいい) ｳﾝｳﾝ
あお (どうしよう、昔の自分がかわいい) ﾓｼﾞﾓｼﾞ
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マナ 「もしかして、皆さんのニックネームはみらが付けたんですか?」
イノ 「そうですよ。本当に自然な流れで命名されました」
桜 「特にモンローとか、即興にしては凝ってるわよね」
モンロー 「確かに」
マナ 「皆さんも普通にニックネームで呼び合ってるんですね」
みら 「皆に使ってもらえて嬉しいよ」
あお 「絶妙に使いやすいんだよね、みらの付けるニックネームって」
マナ 「な、成程...」
マナ 「... えっと、その。未来のわたしは、皆さんの中でどういったポジションなんでしょうか」
あお 「!」
みら 「うーん、そうだねぇ... 強いて言うなら...」 ﾁﾗｯ
あお 「...」 ｿﾜｿﾜ
みら 「...愛されマスコットキャラ、だね!!」 ﾊﾞｧｧｧﾝ
あおマナ 「えぇぇぇっ!?」
マナ 「... え? 大きいわたしも驚くの?」
あお 「だ、だって知らないもん、そんな話! わたしは普通の地学部天文班だよ」 ｱｾｱｾ
みら 「いやいや、マスコットキャラですよ。ねー、先輩方」
桜 「は? みら、あんた何言って...」
イノ 「そうですねぇ... 色々な方から、時折見せる反応がかわいらしいとよく聞きますね」
桜 「イノ!?」
モンロー 「存在がもう萌えキャラっていうのも聞いたことあるわ〜」
桜 「モンロー!?」
モンロー 「... 桜ちゃん?」 ｽﾞﾓﾓ
桜 「な、何よ」
モンロー 「... わかってるわよね??」 ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
桜 「ひっ!?」 ﾋﾞｸｯ
桜 「あ、あおは... そう! 頑張り屋さんなところが推せるって大人気よ」 ｼﾛﾒ
イノ (焦って本音が混じっちゃう桜先輩、かわいいです♪)
あお 「あ、あわわ...///」
マナ 「わたし、高校に通う頃にはそんなキャラになっちゃうんだ...///」
みら 「ま、まぁ、マスキットキャラっていうのは冗談のつもりだったんだけど... これが所謂、『瓢箪から駒』ってやつ?」
あおマナ 「みらーー!!」 ｼｭﾎﾟｰｰ
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モンロー 「じゃあ皆、本当のマスコットキャラは誰だと思う?」
イノ 「えっ? 地学部にマスコットキャラなんていましたっけ?」
みら 「まぁ、これは満場一致でしょうね」
あおさく 「確かに」
イノ 「??」
モンロー 「じゃあ、せーので言うわよ。せーの」
みらあおさくモン 「イノ (先輩) (ちゃん)」
イノ 「ふぇぇっ!? わ、わたしですかぁ!?」 ｱﾜｱﾜ
マナ (不思議と納得してしまう)
イノ 「わ、わたしのどこがマスコットキャラなんでしょうか...?」
みら 「ちっちゃくてかわいいし」
あお 「にこにこ笑顔で礼儀正しいし」
桜 「好きな物事を目にすると子どもみたいにはしゃぐし」
モンロー 「いつも場を和ませてくれるし」
イノ 「はぁぁぅっ/// 恥ずかしいですぅぅ///」
みらあおさくモン (かわいい)
マナ (... うん。間違いなく、この人マスコットキャラだ)
マナ (かわいい)
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マナ 「皆さんって『地学部』の方々なんですよね? どういったことをしてるんですか?」
みらさく 「よくぞ訊いてくれましたっ!」 ｸﾞｸﾞｯ
マナ 「ひゃっ!?」
みら 「地学部はね! 天体観測をしたり、合宿で博物館に行ったり」
桜 「地質調査をしたり、地図を片手に町を歩き回ったり」
みらさく 「そんな部活!」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ
マナ 「は、はぁ...」
あお (みら、相当嬉しかったんだろうなぁ)
モンロー (桜ちゃんもね)
イノ (みらちゃんと桜先輩って、こういうところが本当にそっくりですよね)
あおモン (わかる)
マナ 「わたしも、その地学部に入ってるんですよね?」
あお 「うん、そうだよ」
マナ 「... わたし、天文以外の話はよくわからなくて。ですから、桜さんが仰っていたような方向の活動にちゃんと打ち込めるのか不安です」
桜 「あー... そう思うのも無理はないわね」
モンロー 「でも、大丈夫。あおちゃんは、地質のこともいっぱい勉強して積極的に取り組んでいるわ」
みら 「勿論天文の分野もね! いやー、いつも助かってるよ」
あお 「あ、うん... えっと... あ、ありがと」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ
マナ 「わ、わたし、がんばりますっ」
みら (健気だなぁ。幼くても流石はあお)
あお (あれ? この頃からマナちゃんが地質とか頑張っちゃうと、高校生になる頃にはちょっとわたしと違う子になるのでは? タイムパラドックスとか生じないのかな?)
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イノ 「お菓子どうぞ」 ｽｯ
マナ 「あ、ありがとうございます... わっ、こんなお菓子見たことない」
モンロー 「エトワリアにしかないお菓子だからね」
みら 「ここにすずちゃんがいたら、すっごいお菓子をいっぱい食べられたんだけどなぁ」
桜 「気持ちはわかるけどやめときなさい。あの子は危険人物よ、少なくとも今の状況だと」
すず (想像) 『げへへ... ロリあおちゃんかわいいねぇ.../// お姉さんがいっぱいかわいがってあげる...///』 ﾊｧﾊｧ
みらあお 「... あー...」 ﾁﾗｯ
マナ 「?」
イノ 「そんな皆さんのために、ペグマタイトスコーンも用意しました」
桜 「え、ペグマタイト!? うわ、何これすっご!!」
モンロー 「桜ちゃん大興奮ね」
桜 「う、うっさい///」
みら 「そっか、ハロウィンのときは桜先輩とモンロー先輩はいらっしゃいませんでしたもんね」
あお 「言われてみれば」
イノ 「あれからすっかりスコーン作りにはまってしまいまして」
みら (女子力高い) ｻｸｻｸ
桜 (しかも普通に美味しいわよこれ) ｻｸｻｸ
あお (他にも色々とできることが多いという事実) ｻｸｻｸ
モンロー (地質調査だけじゃなくて取り壊す施設の発破解体とかも請け負ってるって専らの噂よ) ｻｸｻｸ
マナ (もう無敵では?) ｻｸｻｸ
イノ 「み、皆さん、お味はいかがですか...?」
みらあおさくモンマナ 「...!」 ← 満面の笑み
イノ 「ほ、良かったです...!」 ｷｬｯｷｬｯ
みらあおさくモンマナ (天使が舞い降りてますね、はい)
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マナ 「えっ! 「はやぶさ」の後継機!?」
みら 「そうなんだよ! 「はやぶさ2」っていうんだけど、「イトカワ」とは違うタイプの小惑星に向かっているんだ。勿論サンプルリターンも予定してるよ!」
あお 「...」
桜 「そのニュースならわたしも知ってるわ。「リュウグウ」だったかしら?確か、炭素主体の組成だったような」
モンロー 「地球スイングバイをこなした後も安定して進んで、もうそろそろ「リュウグウ」に着く頃よ。ちょっと怖いくらいトラブルなく運用できてるらしいわ」
イノ 「初号機の経験が活きてるんですねぇ」 ｼﾐｼﾞﾐ
マナ 「ということは、「はやぶさ」は地球に還ってこれたんだ...」
みら 「うん、ちゃんと還ってきたよ。丁度、わたしの誕生日に」
マナ 「さ、サンプルは!?」
みら 「...!」 ｸﾞｯ ← サムズアップ
マナ 「〜〜っ!!」 ﾊﾟｧｧｧｧ
あお 「...」
マナ 「未来ではそんなことになってるんだ... へぇ...」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ
あお 「...」
桜 「あら、珍しいわね。こういう話はあおが一番食いついてくると思ったんだけど」
あお 「... えっと、大丈夫なのかなって」
モンロー 「? 何のことかしら?」
あお 「その、昔のわたしに知り得ないはずのことを色々と教えちゃって、タイムパラドックスとか起こらないか心配になって」
みらイノさくモン 「...」
みらイノさくモン 「」
みら 「どどどどうしよう、わたし、結構やばいことしちゃったかも!?」
桜 「お、落ち着きなさい、こういうときこそ冷静沈着冷静に」
モンロー 「駄目よ桜ちゃん、それは落ち着けてないときのコメントよ」
イノ 「わ、わたしたちどうしたら...」
マナ 「うーん... 何となくですけど、その辺りは心配ない気がします」
あお 「... それはどうして?」
マナ 「七夕のときにわたしが現れたのは、大きいわたしから『わたし』が分裂したから。そうでしたよね?」
あお 「うん、そう理解してる」
マナ 「だったら、今のわたしもそんな感じなんじゃないかなって思うんです。つまり、大きいわたしの『何か』... わたしは『記憶』だと考えているのですが... それがわたしという形を作っている、と」
みら 「...?? そんなことって起こるの?」
マナ 「そこがわからなくて。だから、みらに経緯を説明したときもぼかしてたんだ」
みら 「あ、そうだったんだ」
桜 「不安は残るけど... 今はどうにも答えを出せそうにないわね」
あお 「だけど、それだと妙です。だって、今のわたしもちゃんと憶えていますから。昔のみらと交わした約束のこと」
イノ 「では、あおさんの記憶から複製されたと考えるのはどうでしょう? 確かわたしたち自身も、本来のわたしたちから複製されたような存在だったはずです」
マナ 「えっ」
桜 「それはそうだけども」
マナ 「えっ」
モンロー 「でもそしたら、マナちゃんも召喚されて来たって可能性もあるんじゃない? どうかしら、マナちゃん。目を覚ましたところが大きな鍵のある館だったり、水色髪の女の子がいたりしなかった?」
マナ 「えっと... わたしが目を覚ましたのは草原なので、特にそういったことはないですね...」
モンロー 「あら、そう...」
マナ (あれ? わたしだけが特別な境遇だと思ってたけど、皆さんもなかなかファンタジーな存在なのでは?)
あお 「今のところ、イノ先輩の仮説が一番可能性がありそうですかね。まぁ、現実的ではないですけど」
イノ 「それは、この際一旦置いておくしかないと思います。ここはエトワリアですから」
みら 「エトワリアなら仕方ないですね」
桜 「エトワリアなら何が起こっても不思議ではないわ」
モンロー 「そうね、エトワリアだものね」
マナ (それで一同納得できるなんて... 今更だけど、エトワリア怖い) ｶﾞﾀｶﾞﾀ
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マナ 「あれ? 皆さん、どこか出掛けるんですか?」
みら 「うん、今日は地学部の活動の一環でちょっと面白い地形を見に行くんだ」
桜 「いつものごとく天体観測もするわよ」
モンロー 「桜ちゃん、最近望遠鏡の導入ができるようになったのよね」
桜 「そ、そういうモンローだって珍しい化石発掘したくせに」
イノ 「あはは、どうか穏やかに...」
マナ 「そ、そうだったんですか。なんか、ごめんなさい。わたし、お時間取らせちゃったでしょうか」
あお 「そんなことないよ。元々このくらいの時間に出発する予定だったし」
マナ 「な、成程...」
イノ 「そうだ、マナちゃんも一緒に行きませんか?」
マナ 「えっ!?」
モンロー 「それはいいわね、マナちゃんがよければ」
桜 「わたしも賛成よ、但しちゃんと安全装備を心掛けること」 ﾋﾞｼｯ
モンロー 「ぶれないわね、そういうとこ好きよ」 ﾆｺｯ
桜 「ふぇっ!?///」
イノ 「ほほえまぁ〜」 ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ
みら 「えーと... で、どうする?」
マナ 「...」 ﾁﾗｯ
あお 「...」 ﾆｺｯ
マナ 「... はい、是非とも一緒に」 ﾆｺｯ
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マナ 「おぉ... ここが...」
みら 「そう、ここが目的地。広大だよね」
桜 「因みに、ここがどんな場所かわかる?」
マナ 「え? うーんと...」
マナ (大地が裂けたような、巨大な裂け目が目につく。間違いなく大規模な地殻変動があったことは推測できるけれど、一体この地形の持つ意味は...)
マナ 「... ここから、地面が広がっている?」
桜 「まぁ、大体正解としていいかな」
イノ 「まだ確定はしていないのですが、ここは海面から露出した海嶺と推測されています。この裂け目の両端は別のプレートで、今もこの場所でプレートが生み出されているとわたしたちは考えています」
あお 「エトワリアの事情は把握しきれていないけど、地球だとアイスランドが有名だね。世界でもすごく珍しい例なんだって」
マナ 「へぇ...。つまり、ここがわたしたちの立っている大地を作っている、のかもしれないんだ」
みら 「ロマンを感じるね!!」 ｷﾗｷﾗ
桜 「近いうちに神殿の人たちが主体となって調査を行う予定みたい。プレートテクトニクスとか大陸移動とかの話はエトワリアでは未発達らしいから、わたしたち地学部もアドバイサーとして参加するわよ」
モンロー 「地震や火山活動にも直結する話になるから、これを契機にエトワリアでも地質学に対する理解と重要性が広まるといいわよね」
マナ 「地学部の皆さん、活動内容広範すぎません?」
みら 「たまによく言われるよ」
マナ 「どっちさ」
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イノ 「はい、これで測量はおしまいです」
みら 「お疲れさまでしたー」
マナ 「わ、わたし、お役に立てたでしょうかっ」
イノ 「はい、とても助かりました」
マナ 「...!!」 ﾊﾟｧｧｧｧ
桜 「ねぇ、マナ... もしよければ、是非とも地学部地質班のメンバーに...」 ｶﾞｼｯ
桜 「え、何?」 ｸﾙｯ
みらあおモン (地学部天文班) 「...」 ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
桜 「」
イノ 「えっと... マナちゃん、取り敢えず道具を回収しますね」
マナ 「あ、はい」 ｽｯ
イノ 「どうでしたか、地質調査は」
マナ 「... わたし、星空にはずっと興味があったのですが、地面のことにこんなに真剣に向き合ったことはありませんでした。だから、とても新鮮な気持ちですし、貴重な経験ができて感慨深くもあります。それに...」
イノ 「それに?」
マナ 「未来の自分がどんな毎日を送っているのか、ちょっとだけですが垣間見ることもできました。本当に、素敵な人たちに出会えるんだなって知れて、今から楽しみになりました」
イノ 「ま、マナちゃん...」 ｳﾙｯ
みらあおモン 「...」 ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
桜 (正座) 「ごめんなさいでした」
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モンロー 「そうこうしているうちに、すっかり暗くなっちゃったわね」
イノ 「丁度灯りも少ないですから、星を見るにはぴったりです」
桜 「そ、そうね...」 ﾋﾘﾋﾘﾋﾟｸﾋﾟｸ
マナ (桜さん... ほんとすみません...)
あお 「テント張り終わりました」
みら 「野クルの皆に習っておいたのが功を奏したね」
イノ 「お二人共ありがとうございます!」
桜 「えっと、少しテントで休ませて...」 ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
モンロー 「はぁ〜い」 ﾆｺﾆｺ
みらあおイノマナ (怖い...)
みら 「さぁ、ここからは天文班の魅せ場だよ! ばーん!」 ﾊﾞｧｧｧﾝ
マナ 「天体望遠鏡!!」 ｷﾗｷﾗ
モンロー 「性能もかなり高いわよ。多分、日本で買うと結構高額だと思うわ」
イノ「これが全部手作りだというのですから驚きです。カンナさんたちには感謝してもしきれません」
マナ (カンナさん...?)
みら 「えーと、あの星を使って導入しようかな」 ｶﾁｶﾁ
あお 「みらも望遠鏡にだいぶ慣れたね」
モンロー 「成長を感じさせるわ〜」
マナ 「それにしても... エトワリアの星空ってやっぱり地球とは違うんですね」
イノ 「そうですね。ただ、こちらもなかなか美しいですよね」
あお 「意外と似ているところもあるみたいで、例えば七夕の物語にも絡んでくるわし座、こと座、はくちょう座に似た星座はあるっぽい」
マナ 「... あっ、ほんとだ。夏の大三角だ」
みら 「もしかしたら、はくちょう座X-1みたいなブラックホールもあるのかもね... よし、導入できた。マナちゃん、覗いてみて」
マナ 「え、いいの?」
みら 「いいんだよぉ♪ ほぉら、おいで」
マナ 「う、うん」 ﾃｸﾃｸ... ｽｯ
マナ 「... おぉ...」 ｷﾗｷﾗ
モンロー 「本当に楽しそうよね」
みら 「えぇ、とても」
あお 「わたし、忘れないようにしたいな。あぁいった、素直な表情を。あぁいった、素直な気持ちを」
桜 「心配しなくても、あおは充分幸せそうよ。それこそ、わたしたちが元気づけられるくらい」 ﾆｭｯ
あお 「ひぃぃん!?」 ﾋﾞｸｯｯ
桜 「あ、ごめん」
イノ 「桜先輩、足はもう大丈夫なんですか?」
桜 「お陰様でだいぶましになったわ。マナ、終わったらわたしにも見せて」
マナ 「はーい」
モンロー 「桜ちゃんも天文楽しんでくれてるのが伝わって嬉しいわ」
桜 「うっさい、そっちも人のこと言えないでしょ」
モンロー 「それもそうね」
みら 「マナちゃん、わかってもらえたかな? これが地学部だよ」
マナ 「ふふっ。大丈夫、いっぱい伝わってるよ」 ﾆｺｯ
みら 「もーー、かわいいっ! マナちゃんぎゅーっ!」 ｷﾞｭｯ
マナ 「ふぇぁぁ!?/// きゅ、急に何さぁぁ///」 ｶｧｧｧ
あお 「...」 ｼﾞｪﾗｯ
イノ 「... おや? 今、流れ星が見えたような」
桜 「え、どこどこ?」 ｷｮﾛｷｮﾛ
イノ 「確かあの辺りに... あ、また流れました」
モンロー 「こっちでも流れたわ」
桜 「ぐぬぬ... 見えない...」
みらあおマナ 「... もしかして」
桜 「あっ、見えた! 結構速いわね」
みら 「こんなに短時間にいくつも流れたってことは」
あお 「多分そうだと思う」
マナ 「だとしたら、丁度いいタイミングでしたね」
イノ 「みらちゃん、あおさん、マナちゃん、何を話されているんですか?」
みら 「えっとですね。多分ですけど、今見えてるのは流星群じゃないのかなって話をしてました」
イノ 「流星群...!?」
モンロー 「成程、それで『丁度いいタイミング』って話していたのね」
桜 「そういえば、ちゃんと流星群を観察したことはないかも」
イノ 「ちゃんと見ようとすると、何故かうまく行かないんですよね」
みら 「エトワリアでの流星群の周期なんてわたしたちは把握してなかったから、本当にラッキーでしたよ」
あお 「そもそも周期的に流れるタイプかどうかさえわからないもんね」
イノ 「そういえば、流れ星って何が流れてるんでしたっけ?」
モンロー 「流星となって流れている物質を流星物質っていうんだけど、多くは彗星から出た塵だと言われているわ。ただ、彗星じゃなくて小惑星由来の流星物質もあるのだとか」
みら 「小惑星...」
マナ 「... みら」
みら 「なぁに、マナちゃん... ううん、"あお"」
あお 「...」
マナ 「わたしたち、見つけられるのかな。みらがわたしにくれた目標だから何とか達成したいけど、どうしても不安が...」
みら 「... それはね、わたしもおんなじ。調べれば調べるほど、わたしたちがしようとしていることがどれだけ大変なことか思い知らされる毎日だよ」
マナ 「やっぱり...」
みら 「でもね」
マナ 「?」
みら 「わたしは、それでも頑張れる自信があるの。どんなに困難で、どんなに険しい道のりでも、頑張れる。あおと結んだ、大事な約束だから。あおがわたしにくれた、大切な目標だから」
マナ 「...!!」
あお 「...!!」
みら 「少しずつでも、わたしたちはちゃんと進んでる。一歩一歩、確実に。だから、恐れないで。一緒に、歩いていこう」
マナ 「... うん!!」 ｳﾙｳﾙ
あお (全く、みらには敵わないよ) ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
イノさくモン (また二人 (?) だけの世界に入ってる...)
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モンロー 「望遠鏡の収納、終わったわよー」
イノ 「こちらも全ての片付けが終わりました」
みら 「ふぁぁぁ... どっと眠気が...」 ﾎﾟｹｰ
桜 「もう夜も遅いから、テントに戻って眠りましょ」
あお 「そうですね」
モンロー 「わたしと桜ちゃんとイノちゃんでひとつ使うから、みらちゃんたちはもうひとつの方でいいかしら?」
みら 「だいじょーぶです... むにゃ...」
桜 「おっけー。それじゃ、おやすみー」 ｶﾞｻｯ
モンロー 「夜更しは程々にね〜」 ｶﾞｻｯ
イノ 「わたしもお先に失礼しまーす」 ｶﾞｻｯ
みらあおマナ 「おやすみなさーい」
あお 「... さてと、わたしたちももう寝ちゃおうか」
みら 「やだぁ... もっとお話するのぉ... ふぁぁぁぁ」
あお 「ほぉら、こっちこっち」 ｸｲｸｲ
みら 「ぁぅぅ...」 ﾃｸﾃｸ
マナ (わたしは一体何を見せられているんだろう...)
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あお 「みら、結局直ぐに寝ちゃったね」
みら 「zzz... zzz...」 ｽﾔｽﾔ
マナ 「穏やかな寝顔です」
あお 「ほんとにね」
あおマナ 「...」
あお 「... 何だか眠れないね」
マナ 「わかります」
あお 「ちょっと散歩しようか」 ｶﾞｻｯ
マナ 「賛成です」 ｶﾞｻｯ
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あおマナ 「...」 ﾃｸﾃｸ
あお 「... 今日は月が綺麗だね」
マナ 「それ、『愛しています』って意味になっちゃいません?」
あお 「諸説あるから大丈夫だよ、そもそも夏目漱石がそれを本当に言ったかどうかすら疑わしいらしいし」
マナ 「へぇ、それは初耳です」
あお 「まぁ、尤も、今見えてる月みたいな星が本当に月なのかどうかも、だいぶ疑わしいね」
マナ 「それは確かに」
あおマナ 「...」
あお 「... もしかしてさ、マナちゃん」
マナ 「なんでしょう」
あお 「マナちゃんって、ずっとエトワリアにいられるわけじゃない?」
マナ 「...」
あお 「... 沈黙は肯定とみなすよ」
マナ 「確証はありませんが、きっと。わたしは、恐らく高校生のわたし、つまり "あおさん" から分離して生まれた存在だから」
あお 「そっか。何となくだけど、そんな気がしてた」
あおマナ 「...」
マナ 「... わたし、不安だったんです」
あお 「不安?」
マナ 「自分が、この先も自分の『好き』という気持ちを保って生きていけるのかどうか。自分が興味を持って、自分が追い求めたいものを、忘れずにいられるか」
あお 「...」
あお (うん、憶えてる。そうだ、マナちゃんくらいの歳のとき、確かにわたしはそんな不安を抱えていた)
マナ 「でも、わかったんです。今の自分のままに頑張っていれば、きっとみらやイノさんや桜さんやモンローさんみたいな、あたたかで素敵な人たちに出会えて、一緒に楽しく笑いあえること。それから、それまでずっと『好き』を忘れずに生きることは、可能なんだってことも」
あお 「マナちゃん...」
マナ 「だから、わたし、決めたんです。そんな未来をこの眼で見るために、この身体で体感して、観測するまで、いっぱい勉強して『好き』を深めようって」
あお 「ふふっ。そうだね。それがいいと思うよ。将来が本当に楽しみだ」
マナ 「あの、将来のわたしはまさに貴方ですが」
あお 「そうだった」
マナ 「その代わり、約束してください。みらとの友情を大事にするって。みらを捨てたりしたら、許しませんよ?」
あお 「うん、約束する。この先も変わらず、ずっと」
マナ 「それなら、もう満足です」 ﾊﾟｧｧｧｧ
あお 「ま、マナちゃん!?」
マナ 「ごめんなさい、実はもう時間が来てたんです」
あお 「もう、それならそう言ってよ」
マナ 「すみません。最後は、未来のわたしと二人きりでお話したいと思っていたので」
あお 「... そっか。これで、お別れなんだね」
マナ 「はい、名残惜しいですが」
あお 「マナちゃん、ありがとうね。わたしたちのところに、来てくれて」
マナ 「こちらこそ、皆さんと色んなことができてとても楽しかったです」
あお 「敢えて、お別れの言葉は言わないよ。きっと、伝えたいことはわたしもマナちゃんもおんなじはず。だって、君は過去のわたしだから」
マナ 「えぇ、違いありませんね。だって、貴方は未来のわたしだから」
あおマナ 「...」
あお 「マナちゃん」
マナ 「あおさん」 ｼｭｩｩﾝ
「これからも、どうかがんばって」
あお 「...」
あお 「...」 ｸﾙｯ
あお 「... さてと。そろそろ戻ろう」 ﾃｸﾃｸ
あお 「明日も、いい一日になるといいな」 ﾃｸﾃｸ
あお 「... ね、マナちゃん」 ﾃｸﾃｸ
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[翌日]
みら 「... そっか、マナちゃん帰っちゃったんだ」
あお 「起こさずに出て行っちゃってごめんね」
みら 「ううん、いいの。気にしないで」
桜 「何よ、ちょっとくらい声掛けてくれてもよかったのに」 ﾑｽｩ
モンロー 「桜ちゃん、どうどう」
イノ 「それにしても、昨日は濃密な活動になりましたね」
みら 「そしたら、今日はもっと濃密にすれば更に楽しいですね!」 ｷﾗｷﾗ
あお 「それはいいんだけどさ、みら」
みら 「? なになに?」
あお 「... 取り敢えず、ここから里に戻ることを忘れないでね」
みら 「」
イノ 「あはは... 里に戻ったら改めて計画を立てましょうね」
みら 「はーい」
みら (そう返しながら、わたしは少し後ろに下がる。あお、イノ先輩、桜先輩、モンロー先輩。大好きな地学部の人たちが、思い思いに笑顔を浮かべている)
みら (改めて見ると、とても個性的なメンバーだ。そんな中に、わたしも入っていける。わたしの居場所は、いつでもそこにある)
みら (わたしがマナちゃんくらいのときは、こんな生き方をしているなんて思いもしなかった。人生って、つくづくわからないことだらけだ。でも、少なくとも)
みら (今のわたしは、とっても幸せだ。それは、声を大にして言える事実なんだ)
あお 「みらー、もう出発するよー」
みら 「あっ、ごめん! 今行くー」ﾀﾀﾀ
みら (マナちゃん、見ててね。わたし、もっと頑張るよ。どんなに困難なことでも、わたしなりの答え、見つけてみせるよ)
みら (だから、マナちゃん。いつか、『わたし』にもう一度会えたなら、そのときは...)
みら 「また、いっぱい、お話しようね!」
--fin--
[あとがき]
はい、ということで終わりです。なんとか七夕のうちに間に合いました。
まぁ、実はこの話の時間軸は微妙に七夕からずれているのですがね...。その辺は気にしたら負けです。
『恋アス』の本編は、原作 ･ アニメ共に『2017年春からスタート』と明確に定められています。そのため、2017年時点で「リュウグウ」に向かっている最中だった「はやぶさ2」については、みらたちはサンプルリターンミッションを無事に終えたことを知らないと仮定して執筆しました。
上記の件を始めとして、今回はだいぶ独自設定多めで書いたため、公式設定と矛盾していたらごめんなさい。
兎に角、どうしても七夕あおちゃん実装記念のSSを書きたかったんです。どうか何卒、大目に見てくださいまし。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方に心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
P.S. 例によって、七夕あおちゃんのお迎えに成功しました。
今回は勢い余って召喚した瞬間のスクリーンショットを撮るのに失敗してしまったので、こちらの画像で勘弁してください。因みに、この時点でさおりさんは2凸になりました。これに先立って引いていた☆5確定チケットもさおりさんでした (白目)
https://kirarabbs.com/upl/1657197844-1.jpg
https://kirarabbs.com/upl/1657197844-2.jpg
[これまで書いたSSリスト (順次追加) ]
･ 『あお 「くじら座の変光星の女の子」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3596&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29338408.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17271872
･ 『変な生き物 「遂に誰からも本名で呼ばれなくなった」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3602&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29371224.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17272934
･ 『クレア 「わたしは鍵の管理人」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3607&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29421806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17274145
･ 『クロ 「この丘から見える星空は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3619&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29460066.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17278807
･ 『きらら 「ツンツーンください!!!!!!!!」 サンストーン 「いきなりでけぇ声あげんなよ うるせぇよ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3637&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29571518.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17279756
･ 『みさ「みらがかわいすぎて生きるのがつらい」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3650&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29631528.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17280762
･ 『シャミ子 「杏里ちゃん、一緒に帰ろ?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3668&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29760440.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17285569
･ 『千矢 「風邪を引いた夜のお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3681&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29831832.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17286656
･ 『スズラン 「飯奢ってくれ」 ロベリア 「図々しいわね、呪うわよ...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3702&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29946896.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17289587
･ 『シャロ 「貴方が教えてくれること」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3720&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30014131.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291478
･ 『みら 「あおー、ぼくの着替え知らない?」 あお 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3727&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30053806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291693
･ 『舞 「わたしが歩んできた道は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3742&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30108512.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17293779
･ 『千矢 「山で遊んだお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3754&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17318983
･ 『あお 「みらが知らない女性と仲良く話してる」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3764&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17415852
･ 『ランプ 「うつつさんがきらきらしています」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3770&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17474617
･ 『ユウ 「クラスのみんなにおでこぱしーしまくってたら海果がすねた」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3775&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17523413
･ 『桃 「シャミ子、ごめんね...」 シャミ子 「...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3781&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17572005
･ 『あお 「君の心を覗きたいんだ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3793&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17654759
･ 『小春 「全然釣れないよー」 ??? 《諦めないで!》 小春 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3801&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17717125
･ 『みら 「このレンズの向こうには」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3809&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17771186
･ 『あお (幼) 「こんにちは」 ﾆｺｯ みら 「えっ...?」』: このSS
あおが二人！？……来るのか？きらトラル……
きらら「えくしいずもんすたあ？は来ませんよ」
どうも、いつもの「詠手」です。
みらあおよ永遠に。
マナ……いずれ会えるといいな、みらリリィに。いや会えるんだけどさ。
……はいそこの淫乱の二乗、止まりなさい。
桜の方のイノ・前原の方のニナ「「淫乱！！！？」」ｶﾞｰﾝｯ
多くの人が、幼少期のことってほとんど覚えてないですよね…
鮮明に覚えてるぐらい、みらとあおは良い出会いをしたんだなと改めて思います
>>58
淫 乱 の 二 乗
... 気を取り直しまして。作者です! 詠手様、いつもコメントありがとうございます!
後日談2日目のお話が尊くてあばばばばばば
二人の友情は不滅。互いに刺激を受けながら、いつまでも手を取り合い語らうのでしょう...。
... みらリリィってなんぞ?
>>59
作者です! コメントありがとうございます!!
まさに仰るとおりです。
しかも、その約束を叶えるためにお互い独立して地学部入部という行動を起こしたという点が素敵。
結果的に二人は再会することになりましたが、たとえ地学部にあおがいなかったとしても、みらは変わらず小惑星「あお」を探すために頑張っていただろうし、それはあおも全く同じはず。
幼少期の思い出を人生の目標として昇華させ、それに向けて力強く歩める。二人のすごいところって、そこなんだろうと思います。
>>60
あ、すみません。
みらリリィって幼少期のみらです。
某人理修復ゲームのキャラクターの（大まかに言って）幼少期がリリィなのでそれにちなんでそう呼びました。
執筆速度ヤバいですね、ほぼ一週間で…
自分との交流、ありえないことがたまに起こる場所エトワリア
原点に立ち返り新たな発見を見つける、「初心忘るるべからず」七夕の出会いによってみらとあおは絆をさらに深めることができたのではないでしょうか。
>>62
作者デース! 詠手様、重ねてコメントありがとうございマース!
詠手様が挙げられた「リリィが幼少期のキャラを指す」「人理修復」から、それっぽいものを探してきました。なんか色々あったので、取り敢えずこれを。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%82%A3
... ていうか、「メディア ･ リリィ」ってなんですか!? つまりロリのメディア様ってことですか!?
うつつちゃんと偶然出会ってからのおねロリパターンですか!? はたまた、うつつちゃんもロリになって一緒に遊ぶパターンですか!?
これはいけませんね、誰かにSS書いてもらわないと。超弩級のネタが風化してしまう前に。
... ﾁﾗｯ (言い出しっぺの法則? 知らんな)
>>63
作者です! カレル様、いつもコメントありがとうございます! お褒めに預かり光栄です。湧き上がるパッションの前にはね、人は抗えないの... (ﾖﾖﾖ
本当に共感しかありません。何より、あおにとっての『好き』のルーツが幼少期の、みらと約束を交わした頃にあるってところが尊すぎる。
『七夕のわかれ星』後日談2日目でもいくつか仮説が立てられていましたね。どれも可能性がありそうで、改めてあの出来事があおに与えた影響の大きさを認識するばかりです。
>>64
＞ロリのメディア様
ペンギノンさんそれ違うメディア様やー！！！
確かに同じまほうつかいやけどそれ大人は某17歳教の人で幼少時の
声はサンジュ――
＞うつつちゃんもロリになって一緒に遊ぶ
――まずはロリ化の手段を考えましょう。話はそれからです（ゲンドウポーズ）
……おいこら心愛。「二人も妹にする」ってお前まだこれ以上浮気相手増やすつもりか？
ココア「言い方ぁ！！！Σ(`0言0́*lll)」