【SS】こはね「宇希―‼ 結婚しよう！」宇希「けっこん？」
こんにちは、カレルと申すものです。これで３作目です。会話形式のSSを書くのは初めてなのでご容赦ください。
こちらは、「アニマエール！」元に書いた二次創作です
注意事項
＊キャラクターの独自解釈
＊独自設定
＊原作との乖離
＊妄想
等が含まれるので苦手な方は注意してください
宇希（けっこん？→けつこん→血痕だな、こはねのことだし）ｳﾝｳﾝ
宇希「まったく、血痕ねぇ、でどこをけがしたんだ？」
こはね「違うよ 結婚だよ えっと、確か英語だと、ふらいだりだっけ？」
宇希「間違ってるぞ、英語で結婚はマリッジだ…ってホントに結婚？」
こはね「さっきからそお言っているのに…」///
宇希「．．．」
宇希「わわわ、私なんかでいいのか…」ﾃﾚﾃﾚ
こはね「私なんか、じゃなくて宇希だからいっているんだよ！」///
宇希 ｽﾞｷｭﾝ「はぁ…しあわせ」ｻﾗｻﾗ
こはね「宇希―！！砂になってる」ｵﾛｵﾛ
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こはね「宇希 落ち着いた？」
宇希「ああ、おかげさまで」ﾖﾛﾖﾛ
宇希「でもなんで、急に？」ﾊｱﾊｱ
こはね「そんなの、宇希がだいすきだからだよ」ｶｧｰ///
宇希 「ｽﾞｷｭﾝ…ﾊﾞﾀﾝ」
こはね「うきー‼」
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その夜
宇希「うぅ…今日の記憶があまりないぞ、確かこはねにプロポーズされて///ﾓｼﾞﾓｼﾞ
でなにも答えないまま倒れて///ﾊｽﾞｶｼｲ」
いいや、そもそもこはねのいたずらの可能性もﾁﾗｯ ええとカレンダーは7月１日か
丁度３日後がこはねの誕生日かぁ。もしかしたらプレゼントの催促のために言っている可能性が…いくらこはねでもそれはないか」 ﾔﾚﾔﾚ
こはねと付き合って長いけど、今こはねの考えていることがわからないぞ
突拍子もないことには慣れっこだったはずなのに、いざわが身に降りかかるとどうしていいかわからない。誰かに相談できないかな…ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ
花和はどうだろう…ｳｳﾝ なんかひづめ以外興味なさそうだからなぁ（花和：なんですって！）
虎徹はどうだろう… 宇希ちゃんは大人だから、私にはちょっと…（虎徹：私、そんなつめたくないよ）
ひづめは… 相手の好意は素直に受け取るべきです（ひづめ：そうでしょう ﾄﾞﾔ）
意外とまともなこと言いそう（ひづめ：心外です）
もう、そんなことしてても解決しないんだからお風呂入ろう
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ｶﾎﾟﾝ） ふ― 生き返るー
暁音「ね、ねーちゃん…母さんから、こはねの家で倒れたって聞いたから気になって…」
宇希「暁音…心配してくれてありがとう、姉ちゃんは大丈夫だよ」
暁音「べ、べつにそんな心配してなかったけどな」
宇希「ふふっ それでもありがとう」
宇希「姉ちゃんそろそろ上がるから、脱衣所開けといて」
暁音「姉ちゃんお風呂だった///ｶﾞﾗｶﾞﾗ」
宇希「まったく暁音は誰に似たんだか//ﾊﾊ」
ｻﾞﾊﾟｰﾝ ｶﾞﾗｶﾞﾗ ｻﾗｻﾗ ﾄﾞﾚｽｱｯﾌﾟ
はぁ さっぱりした、けどなんだかモヤモヤする
もういいや、考えてもキリがないから寝よう
「おやすみなさい」
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こはね「宇希―っ おっはようー‼」ｷﾞｭｯ
宇希「こはねっ？」///ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ「なにしてんだ」ｱｾｱｾ
こはね「お嫁さんのモーニングコールだよ も、もしかして嫌だった…」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ
宇希「ﾎﾞｯ そんなわけない、ごちそうさまです///ﾊｱﾊｱ」
こはね「えぇ まだ朝ご飯食べてないのにごちそうさま？ｷｮﾄﾝ せっかく私が朝ごはん作ったのに ｳﾙｳﾙ」
宇希「こはねの作った朝ごはん ｷﾗｰﾝ いただきます」
こはね「さぁ いざダイニングへ」 ｺﾞｰｺﾞｰ
宇希「ﾄﾞｷﾄﾞｷ」
こはね「どうぞ、簡単なものだけどめしあがれ ﾊﾞｰﾝ」
宇希「いただきます」ｷﾗｷﾗ
宇希「うん、おいしいぞ 卵も半熟で私の好みだし」
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宇希「ごちそうさま」
こはね「はーい なんだか新婚さんみたいだよね！」
宇希「ﾄﾞｷ あのさ、昨日の話って本気？」
こはね「昨日？ うん！本気だよ」 ﾆｯｺﾘ
宇希（まさか、ほんきか でもまだ心の準備が）
宇希「待って、1日猶予が欲しい」
こはね「うん、いいよ 宇希の返事待ってるから」ｷﾗｷﾗ
こはね「暁音くんはまだ寝てるの？」ﾄｳﾄﾂ
宇希「そうだな、もうすぐサッカーの練習の時間だからそろそろ起こさないと」
こはね「じゃあ、私が起こしてくるね」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
ﾊﾞﾀﾝ こはねおねえちゃんですよー
.........⁉.................‼/// ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
こはね ﾀﾀﾀ「戻ってきたよー」ｷﾗﾘ
宇希「あ、ありがとう… 暁音のやつなかなか起きないから」ｱｾ
宇希「そろそろ準備できたし、学校行こうか」
こはね「学校行く前に行ってきますのちゅーは？」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ
宇希 ｳｯ「しない しない、行くぞ」
こはね「ちぇー」
ｶﾞﾁｬ 「行ってきます」
........................................................
宇希「こ、こはねー何か欲しいものはあるかー？」ﾃｸﾃｸ
こはね「欲しいもの？ 宇希の笑顔かなー」ｷﾗﾘ
宇希///（改めて好きになっちゃいそう）
宇希「もう しょうがないなー」ﾆｺｯ
こはね「宇希―‼」ﾀﾞｷ
宇希「道端で抱きついたら危ないだろ」///ﾃﾚ
こはね「つい 抱きつきたくなって」ｱﾎｹﾞ ｼｵｼｵ
宇希「まったく、遅れるぞ」ﾀﾞｷﾖｾ
宇希「うわ、朝練まで五分前だ 少し走るぞ」ﾀﾀﾀ
こはね ﾊｱﾊｱ「待って」
宇希「しょうがないなー よっと」ｵﾋﾒｻﾏﾀﾞｯｺ
こはね「ﾋﾟﾖ」
ﾀﾀﾀ.........
カチカチ
宇希「なんとか間に合ったな」ﾊｱﾊｱ
こはね「宇希ぃ 恥ずかしい」///
宇希「わあ！ お姫様抱っこのままで登校してた」ｶｱｱ
宇希「降ろすぞ」ｿｰｯﾄ
こはね「ありがとう宇希、うれしかったよ」///
宇希 ﾄﾞｷｯ「ま、まぁ 当然のことだし」ｷｮﾛｷｮﾛ「さぁ、部室行くぞ」
うき・こはね ｶﾞﾗｶﾞﾗ「おはよう！」
ひづめ「おはようございます」
虎徹「おはよこはねちゃん、宇希ちゃん」
兎和「先輩方おはようございます」
花和「遅刻ギリギリは珍しいわね、またこはねが寝坊したの」
こはね「ﾋﾟﾖ そんなことないよ、今日は話込んでて遅くなっただけだよ」
花和「まったく こはねはともかく、宇希はもっとちゃんとしなさいよ、あなた達は結婚するんだから」
宇希 ﾋﾞｸ「なんで知ってるんだ」ｵｿﾙｵｿﾙ
花和「なんでって、あたしもひづめと結婚するからね 情報は耳にはいっているわよ」
ひづめ「そうです、パートナーである花和さんのことを精一杯支える所存です」
宇希「待って 脳が理解を拒んでるんだけど、確認していい？ ひづめと花和も結婚するの」ﾌﾗﾌﾗ
こはね「へぇー ひづめとはなわちゃんも結婚するんだ」ｷﾗｷﾗ
虎徹「こ、こはねちゃん、結婚の話は昨日したよね」ｵﾄﾞｵﾄﾞ
こはね「すっかり忘れてたよ」
花和「まったく 鳥頭ここに極まる、ね」
兎和「結婚、漫画のネタに」ｶﾘｶﾘ
宇希「って、兎和はスケッチしてるし」ｵﾛｵﾛ
宇希（あれ？ 結婚ってそんな簡単にするものか？）
こはね「今日は行ってきますのちゅーできなかったな」
宇希「っ…」///
花和「あら まだなのね」
ひづめ「花和さん、私たちもまだでしょう」
花和「ひづめ....」///
ひづめ「はい 全員そろったので練習を始めましょう」
一同「はーい」
........................................................
ワン ツー スリー フォー、ワン ツー スリー フォー
ひづめ「宇希さん…？」
虎徹「宇希ちゃん？ いつもと違って動きにキレがないよ もしかして、朝ごはん食べすぎた」
宇希「…」ﾎﾟｹｰ
花和「宇希！」
宇希「ごめん ボーっとしてた」
兎和「珍しいですね」
こはね「う、宇希だいじょうぶ？」ｾﾞｴｾﾞｴ
宇希「いや、こはねのほうが大丈夫か？」ｼｬｷ
花和「もう、こはねは自分の心配をしなさいよ」
ひづめ（いつもの宇希さんですね）ﾎｯ
ひづめ「再開しましょう」
ワン ツー スリー フォー、ワン ツー スリー フォー
.........................
ひづめ「お疲れ様です 放課後も練習があるので遅れないように」
うき・こはね「はーい」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
虎徹「こはねちゃん 今日の数学の小テスト勉強した？」
こはね ﾋﾟﾖ「テスト....⁉ すっかり忘れてた！」
宇希「夏休み前だし ここで点数を稼がないと補習になっちゃうぞ」
こはね「宇希― たすけてー」ﾀﾞｷ
宇希 ﾄﾞｷｯ「えーっと 今からでも勉強しようそれしかない」
こはね「それじゃあ、間に合わないよ」ｶﾞｰﾝ
宇希「しょうがないだろ、ちゃんと見てあげるから。幸い5限目だから間に合うぞ だからやろう」
こはね「はーい わかりました」ｽﾈ
虎徹「ふふっ 宇希ちゃんお母さんみたい」
宇希（それを言うならお嫁さんとかがよかったなぁ）
虎徹「あっ 私は紺ちゃんの教室に行くから、先行ってて」ﾀﾀﾀ
こはね「うん」ｶﾞﾗｶﾞﾗ
宇希「はい 教科書出して、勉強始めるぞ」ｽﾊﾟﾙﾀ
こはね「は、はーい」ｾﾞﾂﾎﾞｳ
...............
宇希「この答えは？」
こはね「えーっと (√3)/2」
宇希「正解 こはね、だんだん上達してえらいぞ」
虎徹「おお こはねちゃんすごい、これなら満点が取れるかも」
宇希「まったく 大変だったよ、お昼休みのすべてを使って教えたから当然」ｴｯﾍﾝ
「私も復習できたし、こはねに感謝だな」
キーンコーンカーンコーン
宇希「おっ 時間だ」
犬飼先生 ｶﾞﾗｶﾞﾗ「よーし 小テストやるぞー」
宇希「教えた通りやれば大丈夫だから頑張れ」
虎徹「こはねちゃんがんばって」ｸﾞｯ
こはね「ありがとう 絶対満点とるからね」
犬飼先生「テストを配るぞ 全員にいきわたるまでは裏返しで」
「では、はじめて」
ﾊﾞｯ ｶﾘｶﾘ
........................................................
犬飼先生「はい、終了 隣の席と交換して○付けしてー」
ｻﾞﾜｻﾞﾜ
............................................................
キーンコーンカーンコーン
犬飼先生「今日の授業はここまで」
「起立」、「礼」「ありがとうございました」
こはね「宇希ー！」ｷﾗｷﾗ
宇希「こはね、どうだった って聞くまでもないか」
こはね「もちろん満点だよ」ﾍﾟﾗ
虎徹「こはねちゃんすごいね、私は一問だけ間違えちゃったよ 宇希ちゃんは？」ｷﾗｷﾗ
宇希「ははっ、虎徹の期待通り満点だよ」ﾍﾟﾗ
虎徹「さすが！ 宇希ちゃん」
宇希「次の時間もあるから、エネルギー切れしてる場合じゃないぞ」
こはね ﾌﾗｰ「うん」
........................................................
「さようならー」
こはね「やっとおわったー」
宇希「お疲れ様」
紺「こっちー 遊びに来たよー」
虎徹「紺ちゃん いいところに」
紺「ん？ なになに」
虎徹「こはねちゃんと宇希ちゃんが結婚するから、先輩としてなにかアドバイスとかないかなって」
紺「こはねと宇希がけっこんかぁ」ｼﾐｼﾞﾐ「よーし 紺先生がアドバイスを授けよう」
宇希（紺も結婚？ ますます混乱してきた、ここまで意識の外に置いていたのに）
こはね「よろしくおねがいします！ 紺先生」ｷﾗｷﾗ
宇希（なんだか まためんどくさくなりそう）ｲﾔﾅﾖｶﾝ
紺「まずは相手の胃袋を掴むことからだよね、おいしいごはんで骨抜きよ。
あとは、スキンシップとか///恥ずかしいからその先は…」
こはね「スキンシップ、ならちゅーが欲しいな」
虎徹「こはねちゃん大胆すぎ」ﾊﾜﾜ
宇希 ﾎﾞｯ 「な、なに言ってるんだ 先に部室言ってるからな」ﾀﾀﾀ
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宇希「まさかこんなことになるなんて、夢でもみているのか 頬でもつねってみるか」 ｲﾃﾃ「どうやら夢ではないのかな」
ｶﾞﾗﾗ
宇希「おつかれー」
ひづめ「宇希さん、こはねさんとは一緒じゃないのですね」
宇希「まぁ 今回は早めにウォーミングアップでもしようかなと」
ひづめ「素晴らしい心がけです 開始までまだ時間はありますし、軽く走りましょうか」
宇希「いいね、賛成」 （気を紛らわすにはいいかもな…）
ひづめ「では行きましょう」
ﾀｯﾀｯﾀ
ひづめ「して、宇希さん 式はどこで挙げるのですか？」ﾀｯﾀｯﾀ
宇希「へぇっ！そんなことー」ﾋﾞｭｰﾝ
ひづめ「宇希さん？ 待ってください」ﾋﾞｭｰﾝ
宇希 ｳｷｻｰﾝ「もう追いついてきた」ﾊｱﾊｱ
ひづめ「いきなりペースを上げると、体に障りますよ」ｻｻ
宇希「もう、なにがなんだか」ｾﾞｰﾊｰ
ひづめ「そうですか ちゃんとこはねさんと話し合われたほうがよろしいかと」
宇希 ﾊｱﾊｱ「降参だ、部室に戻ろう」
ひづめ「ふふっ どうやら宇希さんに勝ったようですね では行きましょう」
........................................................
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ひづめ「ただいま戻りました」
一同「おかえりー、（なさい）」
花和「ひづめ、どこへ行ってたんですか」
ひづめ「宇希さんと少し外を走ってきたのです」
花和「用事がなければ一緒に走れたのに、不覚！」
虎徹、こはね、兎和（早く来なくてよかった）ｿﾞｿﾞｿﾞ
宇希（なにか話題を考えないと）ｷｮﾛｷｮﾛ
宇希「虎徹 このお菓子おいしそうだな、作ってきたのか？」
虎徹「ううん 違うよ宇希ちゃん これは紺ちゃんが家庭教師の先生のために作ったあまりだよ」
宇希（うっ！ カテキョの先生って、紺の相手じゃないか！ いいや 落ち着け私、落ち着くんだ） ｽｰﾊｰ
宇希「へ、へー おいしそうだな 貰ってもいいか？」
虎徹「どうぞどうぞ」 「こはねちゃん」ｺｿｯ
こはね 「…」ｿﾛﾘ
宇希「？ こはね何してるんだ」
こはね ﾋﾟﾖ「見つかっちゃった」
宇希「いや、どう見てもバレバレだったぞ 虎徹もだけど」
兎和「おお！ これから何が始まるのでしょうか？」
花和「ふふ」
ひづめ「？？」
こはね「えーっと、 宇希っ！」
宇希「！？」
こはね「明日 宇希と二人っきりで遊園地にいかない」ﾊﾞｯ
宇希「こはねと二人っきり…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
花和「もう、まどろっこしいわね こはねが勇気出してさそってるんだから、答えなさいよ」
宇希（うれしいんだけど、強烈な違和感が決断を妨げてる）ｻﾞﾜｻﾞﾜ
こはね「ダメかな」ｳﾙｳﾙ ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ
宇希 ｷｭｰﾝ「行こう いや、行かせていただきます！」
兎和「漫画のネタに」ｷﾗｰﾝ
ひづめ ﾋﾟｰﾝ「花和さん、私たちもどこかへ出かけましょうか」
花和「喜んで」ｿｸﾄｳ
ひづめ「何処へいきましょ・・・」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ「おっと、時間ですね 練習を始めましょう」
一同「はーい」
花和「せっかく良いところだったのにツイてない」ｻｯｻｯ
........................................................
ワン ツー ダウン アップ！
レッツ チア― アップ！
.......................................
虎徹「ふー だんだんうまくいくようになってきたねー」
ひづめ「はい、練習の賜物ですね」
花和「こはねもだいぶ安定するようになったじゃない」
兎和「宇希先輩もキレがすごかったです」
宇希「うん ありがと」ﾎﾟﾔﾎﾟﾔ
こはね「宇希が支えてくれるからがんばれるんだよ」
宇希「うん うん」ﾎﾟﾔﾎﾟﾔ
ひづめ「今日はここまでにしましょうか、次の活動まで体を壊さないように」
「では、ありがとうございました」
一同「ありがとうございました」
宇希「今日は帰るだけかー」ﾎﾟﾔﾎﾟﾔ
こはね「宇希― 一緒に帰ろ」ｷﾞｭｯ
宇希「うわっ！ こはね！」ﾊｯ
こはね「明日の準備もしたいし、早くかえろ」ｸﾞｲｸﾞｲ
宇希「もー しょうがないなー」ｷﾗｷﾗ「じゃあ 先かえってるわ」
虎徹「じゃあね こはねちゃん、宇希ちゃん」
こはね「うん また来週―」ﾄｺﾄｺ
.......................................
宇希「…明日の遊園地、楽しみだな」
こはね ﾋﾟﾖ「思い出したけど、私高いところ苦手だったよ」
宇希「まぁ、そこらへんは大丈夫だろ、なんか、みんなで考えてたみたいだし」
こはね「それもそうだね」
宇希「いや、ホントだったら こはねが一番考えないといけないところだからな」ﾋﾞｼｯ
こはね「おお、ナイスツッコミ いつもの宇希だ」
宇希「ほんとに 体に染みついた行動はなかなかとれないもんだな」
こはね「そうかもねー」ﾃｷﾄｳ
宇希「こはねがそんなんだから心配だよ」
こはね「そ、それは宇希が支えてくれれば良いんじゃないかな？ 支えあうのがチアでしょ」
宇希 ///「…こはね」 「でも頼りすぎてヨロヨロになるなよ」
こはね ｽﾞｺｯ「宇希、そこはなんか気の利いた返しがほしかったなー」
宇希「ふふっ、ごめん」
宇希「これから、よろしくな こはね」ｷﾗｯ
こはね「ううん、こちらからもよろしくおねがいします」ﾍﾟｺ
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宇希（いつもの二人きりの部屋、でも前とはちがうんだよなぁ）ｼﾐｼﾞﾐ
こはね「チケットはもう買ってあるよ」ﾄﾞﾔｧ
宇希「そうだろうな、じゃなかったらこんなのんびりできないからな」
宇希「チケットよりも、なにに乗るかがもんだいなんだよ こはねは高いとこにがてだろ。まぁ 動物園が併設されているからあまり問題ないと思うけど」
こはね「ふっふっふっ、心配ゴム用 これを見越して乗れないリストを作っておきました」ﾊﾟﾗ
宇希「ふむ、ジェットコースター、フリーフォール、空中ブランコ、観覧車。まぁそんなもんだろう」
宇希（私もお化け屋敷の欄に大きな×を書こうかな）
宇希「あとごはんを食べる場所も決めておこう」
こはね「ううん、せっかくのお出かけだし奮発しても良いんじゃないかな」
宇希「そうだな、ええと…うん！このオムライスとかおいしそうだぞ」
こはね「いいね！ デザートにケーキもあるみたいだし大賛成！」
宇希「よし、決まったな じゃあ明日は電車で行くから、8時40分に電車で出発でいいか」
こはね「オッケー 決まったからゆっくりしよー」
宇希「そうだな」
........................................................
母「宇希― ごはんよー」
宇希「うん お母さん今行くー！」
こはね「私もごはん食べないとだから、バイバイ」ﾀｯﾀｯﾀ
宇希「うん！ また明日」
母「こはねちゃん、宇希の部屋にいたのね あなたのお母さんからどこにいるか聞いてほしいといわれたから…」
こはね「えっ！ お母さんが心配してたの？急いで帰らなきゃ お邪魔しました―！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
母「ふふっ そそっかしいところは、あの人に似てるんだから」
宇希「まったく、こはねは騒がしいな」
母「宇希、今日はカレーよ」
宇希「楽しみだなー」
........................................................
こはね「おっはよーう！」
宇希「おはよう 朝から元気だな」
こはね「明日が楽しみすぎて、あまり眠れなかったよ」
宇希「ええと、いまは7時か 出発までまだ時間があるな」
こはね ｸﾞｰ「お腹なっちゃった」
宇希「こはね、早く帰ってご飯食べたほうがいいぞ よく見るとパジャマのままだし 寝ぐせもついたままだし 」
こはね ﾋﾟﾖ「わー 飛び起きてそのまま来たから、忘れてた」ﾀﾀﾀ
宇希「…まったく こはねは 私もごはん食べよう」
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こはね「宇希― もう8時だよー」
宇希「もうそんな時間かー というかおそかったな…」ﾎﾞｯ
こはね「宇希ー 今日は気合入れておしゃれしたよ ほめてー」ﾋﾟﾖ
宇希（こはね、反則すぎるだろ、可愛すぎる）ﾊｱﾊｱ
宇希「こ、こはね、写真撮ってもいいか？」ｽﾏﾎﾄﾘﾀﾞｼ
こはね「もう 宇希、気が早すぎるよー」ｸﾙｰﾝ
宇希「ごちそうさまです」ｶｼｬ
暁音「ねーちゃんなんの騒ぎ？」ﾌﾜｰ「って、こはね？」ｻﾞﾜ
こはね「あっ、暁音くんどう？私の服」ﾌﾘﾌﾘ
暁音「へっ、へー」ﾁﾗﾁﾗ「似合ってんじゃん、こはねの癖に」ﾁﾗﾁﾗ
宇希「こはね、そろそろ行くか」ｼﾞｪﾗｯ
こはね「えー、まだ時間あるよ」
宇希「こうゆうのは早く行くに越したことはないから」ｽﾞﾝｽﾞﾝ「いってきまーす」
母「気を付けていくのよ」
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こはね「宇希、遊園地楽しみだね。 楽しいことが色々と起こりそうなきがするよ」
宇希「ははっ こはねらしいな、確かにこんないい天気には何か良いことが起こりそうなきがするな」
こはね「今日は思いっきり遊ばなきゃそんだよ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
宇希「あんまり はしゃぐなよ、転んでけがしても知らないからな」
こはね「もう、私もそこまでじゃないよ…」ﾂﾙｯ
宇希「危ない！」ｶﾞｼｯ「まったく、言わんこっちゃない」
こはね「宇希… やっぱり頼りになるね」
宇希「せっかく か、可愛い服を着てるのに汚れるのはた、耐えられないから」ｼﾞﾗ
「こはねには元気なままでいて欲しいからな。 さぁいくぞ」
こはね「う、うん」ﾃｸﾃｸ
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こはね「あっ！チアショップ！」ﾁﾗﾁﾗｷﾗｷﾗ
宇希（これ行きたいオーラが丸出しだ しかし寄ったら予定の時間に合わないからなぁ〜。半端な時間に出たのがあだとなったか、ここは先回りして先に言っておくか）
宇希「行かないぞ」
こはね ｶﾞｰﾝ「さよなら、天国」
宇希「大げさだな、私たちは遊園地に行くんだぞ。寄り道をしている暇はないんだ」ｺﾞｺﾞｺﾞ
こはね「それもそうだね、チアショップはみんなとまた来ればいいもんね」
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宇希「ついた、時間は8時20分か。ある程度は余裕があるな」
こはね「あんまり人もいないし、座れるかもね」
宇希「多分、結構な距離を歩くから体力の節約もこめて座れるといいな」ﾋﾟｯ
こはね「もし私が歩けなくなってもショルダーストラドルすれば解決だね」ﾋﾟｯ
宇希「おいおい、私をあてにしすぎだぞ」
こはね「逆に私が支えちゃうかも」ﾌﾝﾌﾝ
宇希「いや、無理だろ 前の応援の時、私を持ち上げられなかっただろ」
こはね「それはこれ、チアパワーが高まりきってなかったからだよ」
宇希「チアパワーか、チアパワーで成績も上がってくれればいいんだけどな」ｼﾞﾄ
こはね「そ、それは用途が違うから無理かなーなんて」
宇希「またそんなこと言って…」
アナウンス「まもなく電車が参ります、黄色い線の内側でお待ちください」
宇希「おっ、きたな こはね電車の中では静かにだぞ」
こはね「わかってるよ宇希」
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こはね「わ〜 橋だ〜」「あっ 田んぼだ〜」「お〜 山だ〜」ｷｮﾛｷｮﾛ
宇希（こはねは落ち着きがないなぁ）
こはね「宇希 観覧車が見えて来たよ」
宇希「おっ もうそろそろだな」
アナウンス「まもなく○○〜、お出口は右側です」
宇希「降りる準備しとけよ」
こはね「オッケー」
こはね「ついについたね」
アナウンス「開くドアにご注意ください」ﾌﾟｼｭ
こはね「よっと、到着！」ﾊﾞｯ ｼｭﾊﾞｯ
宇希「こはね、先行ってるぞ」ﾋﾟｯ
こはね「ああっ、待ってよ〜」ﾋﾞｭｰﾝ/ﾋﾟｯ
こはね「宇希ひどいよぉ、おいていくなんて」
宇希「これは、こはねが悪いんだからな」
こはね「あい…」ｼｭﾝ
宇希「ははっ、冗談だよ どうせツッコミ待ちだろ」
こはね「えへっ、バレてた」ﾋﾟﾝ
宇希「さっ、行こう」
........................................................
アナウンス「○○ランドへようこそ！ 楽しんでいってね」
こはね「わー！ 広い〜」
宇希「開放感あるな〜 思いっきり楽しもう！」
こはね「宇希〜 まずはどこに行く？」
宇希「えっとな、ﾍﾟﾗ ここは左周りで動いていくと効率よく回れるらしいから、それを採用して左回りで行こう」
こはね「じゃあ行こー！」ﾀﾀﾀ
宇希「急がなくても、アトラクションは逃げないぞー」
こはね「これだね、メリーゴーランド」
宇希（メリーゴーランド、いつ見ても豪華で胸が躍るな〜）
宇希「メリーゴーランドかぁ、懐かしいな こはねと乗ったのはいつ以来だっけ？」
こはね「う〜ん、中学校以来だったと思うけど。高校生になってからは、二人っきりになることはすくなかったからね」
宇希「ほんと、チアに夢中になってみんなと一緒にいることが多くなったからな」
こはね「…だから、宇希とはもっと近くに居たい、もちろんみんなとも一緒にいたいけど 宇希は…」 「“とくべつ”だから」
宇希「こはね… 昨日、私が言ったことおぼえているか」
こはね ｳｰﾝ「たしか‘一日猶予が欲しい‘って言ってたね」
宇希「そう、その答え 決まったよ」
こはね「じゃあ」ｷﾗｷﾗ
宇希「いや、まだそれを言うタイミングではないと思ってるんだ。でも今日中には答えを出したい 待っててもらっていいか？」
こはね「もうっ 引っ張りすぎだよ宇希、でも答えが出るまで待ってるよ」
宇希（こはね、引っ張ってごめん でも私には今それを言う勇気がないんだ）
こはね「じゃあ、早くメリーゴーランドに乗ろうよ」ｸﾞｲｸﾞｲ
宇希「わかってるよ 早速乗ろうか」
こはね「わ〜 いろいろあるね 宇希はどれに乗りたい？」
宇希（馬に乗りたいところだけど、こはねと一緒に乗ることを考えたら怖がりそうだし、内側のカートに乗ったほうがいいかな）
宇希「じゃあ、カートに乗ろうかな」
こはね「えーっ 私はあの二人乗りの白馬に乗りたいな」
宇希「そ、そうか、なら白馬に乗ろう！」ｸﾞｯ
こはね「よいしょっと」
宇希「ほいっ」
係員「スタートします」♪♪♬♪♪♪♪♬
こはね「わ〜！ 楽しー」♪♪♬♪♪♪♪♬
宇希「なかなかいいな」♪♪♬♪♪♪♪♬（夢の世界にいるみたい）
こはね「終わっちゃった」♬…
宇希「こはね、かなりはしゃいでたな」
こはね「宇希だって」
宇希「そうか」ｷﾞｸｯ
こはね「うーん まぁいっか」
宇希「さぁ 次はコーヒーカップに乗ろうか」
こはね「オッケー」
宇希「でもかなり暑いな、こはねは大丈夫か？」
こはね「大丈夫だよ、ちゃんと水筒も持ってるし 帽子だってほら ｶﾞｻｺﾞｿ はいっ」
宇希「それかぶっとけよ、まだまだ暑くなるんだから」
こはね「はーい」ｶﾌﾞ
宇希「じゃあ、行こうか」（かわいい）
........................................................
係員「はじめまーす」♪♪♬♪♪♪♪♬
こはね「宇希、行くよ」ｵﾘｬｵﾘｬ ♪♪♬♪♪♪♪♬
宇希「うわっ 回しすぎだー」ｸﾞﾜ♪♪♬♪♪♪♪♬
こはね「えっ？ なに〜」♪♪♬♪♪♪♪♬
宇希「…」ﾀﾞｳﾝ ♪♪♬♪♪♪♪♬
こはね「たのしいね〜」ﾋﾞｭﾝ ♪♪♬♪♪♪♪♬
宇希「…」♪♪♬♪♪♪♪♬
こはね「だんだんゆっくりになってきた」ﾌﾜｰﾝ ♪♪♬…
宇希「はぁはぁ、ひどい目にあった」
こはね「宇希たのしかったね〜」
宇希「ちょっと休ませて」ｾﾞｴｾﾞｴ
こはね「宇希大丈夫？何かかってくる？」
宇希「いいや、ちょっと近くのベンチで休憩しよう」ﾌﾗﾌﾗ
........................................................
宇希「ふぅ 回復した」
こはね「ごめん、宇希をこんな目にあわせて」ｼｭﾝ
宇希「まぁ 過ぎたことは仕方ないから、次行こうか。 次は射撃ゲームだな」
こはね「射撃ゲーム！ 私、そうゆうの大得意なんだよね！」ｼﾞｼﾝﾏﾝﾏﾝ
宇希「じゃあ、その腕のほど見せてもらうぞ」
こはね「絶対に宇希に勝つからね」ｶﾞｼｬﾝ ｽﾀｰﾄ
宇希「よっと！ ﾋｯﾄ ほい ﾋｯﾄ」
........................................................
こはね「負けた…」ｶﾞｯｸｼ
宇希「こはねも良い点数出してるじゃん」
こはね「ううん、宇希に勝ちたかったな」ｼｮﾎﾞﾝ
宇希「じゃあまたやるか」
こはね「うん、やろうやろう！」
.........................
こはね「やったー！ 今度は宇希に勝ったー！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
宇希「ふふっ こはね嬉しそうだな」
宇希「おっと、もうこんな時間。こはねお昼にしないか？」
こはね ｸﾞｰ「はやく行こう」ﾀﾀﾀ
宇希「ごはん食べ終わったら動物園のほう行こうかー」
こはね「うーん！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
........................................................
「いらっしゃいませ」「二名様ですね」
「ご注文がお決まりでしたらお呼びください」
こはね「うわー いろいろとおいしそー」
宇希「うんうん、いろんなメニューがあって華やかだな」
こはね「私はスパゲッティにしようかな、でデザートは、ええと チョコケーキに」
宇希「私はオムライス、でデザートはチーズケーキだな」
宇希「すいませーん」 「はーい ただいま」
.........................
「お待たせしました、こちらスパゲッティとオムライスです」
こはね「わー！おいしそう」 「ごゆっくりどうぞ」
宇希「ありがとうございます」
宇希「うん なかなか私好みの加減でいいな」
こはね ｸﾞｰ「宇希、はやくたべよっ！」
宇希「そうだな、いただきます」
宇希「うん！ 中も半熟でトロトロだ、最高だ！」ﾊﾟｸｯ
こはね「このスパゲッティもおいしいよ」ｽﾙｽﾙ
こはね「宇希― そのオムライスおいしそうだね 一口食べたいな〜」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ
宇希「はいはい どうぞ」ﾊﾟｸｯ「こはね！ 早すぎる！」
こはね「へへ、ごちそうさま」ﾍﾟﾛ
宇希「…」（こはねとの間接キス....）
宇希「ま、まぁ いいけど こはねのもたべさせて」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
こはね「うん、いいよ」ｸﾞﾙｸﾞﾙ
.........................
宇希・こはね「ごちそうさま」
こはね「おいしかったね」
宇希「うん」
こはね「じゃあ、動物園いこっ！」
宇希「そのまえに会計だ せっかく誘ってくれたし、私が出すよ」
「お会計3000円です」 「はい」ｻｯ
「ありがとうございます」
宇希「それじゃあ行こうか」ﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝ
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こはね「わー おおきい」ﾊﾟｵｰﾝ
こはね「宇希―、ゴリラだよー なんか初めての応援を思い出しちゃうよ」
宇希「あれなー 今からでも封印したい登場だけどな」
こはね「あっ 虎さんだ、かっこいい」
宇希「うちの虎も負けてないけどな」ｶﾞｵｰ（虎徹：それ褒めてる？）
こはね「あっ、あれみて…？ 宇希！」
宇希「ん？ なんだ」
こはね「あっち見てよ あの人ってバスケ先輩と家庭科部の部長さんだよね」
宇希「あっ ほんとだ でも話しかけないほうがいいと思うぞ」
こはね「えー なんでー」
宇希「なんでって 先輩たちも多分二人っきりで楽しんでるかもだし」
こはね「それもそうだね」
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汐凪 ﾌﾞﾙﾙ「なんかチア部の気配が」
鹿乃「まったく 考えすぎよ」
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こはね「わー かわいい！」
宇希「ここはふれあいコーナーだな」
こはね「わーい ふれあおー」ﾓﾌﾓﾌ
こはね「うさぎさんだー、こっちにおいでー」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ（兎和：？先輩）
宇希「かわいいなぁ〜」
こはね「あ！ 向こうに牛さんとお馬さんがいる」
こはね「わー 仲いいー」
宇希「なんか誰かさんを思い出すなー」ﾊﾞﾌ ﾓｰ（ひづめ・花和：私たちなら、当然ね）
こはね「宇希―！ ゾウさんに餌やりするイベントがあるんだって」
宇希「へー 面白そうだな、参加しようか」
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鹿乃「象の餌やりだって、私たちも参加しようよ」
汐凪「うん 面白そうだな」
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こはね「うーん！楽しみー！」
宇希「うん そうだな、って！」
汐凪「わっ チア部の鳩谷さんだ！」
宇希（汐凪先輩、こはねの顔を見るなり警戒モードだな）
宇希「こ、こんにちは〜」
汐凪「猿渡さんも一緒なのね」
宇希「露骨に安心した顔してる」
鹿乃「偶然ね あなた達も餌やり？」
こはね「そうなんです！ゾウさんへの餌やり楽しみ」
鹿乃「じゃあ、お互い楽しみましょ、ね」ﾁﾗｯ
汐凪「う、うん」
「はーい 今からゾウさんにごはんをあげまーす ゾウさんにごはんをあげたいお友達はてを上げてくださーい」
こはね「はーい！」 「はい！ そこのお嬢さん」
鹿乃「ほらあ、手あげなさいよ」
汐凪「えー 恥ずかしいんだけど」
鹿乃「もう、しょうがないわね はーい！」「そこのお姉さん」
鹿乃「違いまーす！ この子がやりたいでーす」「はーい 隣のお姉さんね」
宇希（強引だ…）
汐凪「ちょっと鹿乃！ 心の準備が」
鹿乃「まったく あなたは恥ずかしがり屋なんだから それにやりたいって瞳がいってたわよ」
汐凪「も もう、わかった 楽しんでくるわ」
鹿乃「いってらっしゃーい」
宇希「えーっと 紅葉谷先輩 ちょっといいですか」
鹿乃「なーに？」
宇希「鯨井先輩と離れてもいいんですか？」
鹿乃「いいの、いいの 離れたら戻ってくるだけだし なんだかんだで、鳩谷さんとも息が合ってるでしょ」ﾁﾗｯ
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こはね「バスケ先輩、ゾウさんすっごくかわいいですよ 目も優しい〜」
汐凪「そうね、大きいのに愛嬌があって、私も好きよ」
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宇希 ｺｿｯ「先輩たちもデートなんですか？」
鹿乃「うーん そうねー 私はデートだと思ってるけど、汐凪はどうおもってるんでしょ？」
宇希「なんだか、自信があってうらやましいです いまいち私はうまくできてないようで」
鹿乃「そんな難しく考える必要はないんじゃないの 人が人を好きになるのなんて簡単なことではないからね、流れに身を任せたほう楽よ。それに自分の気持ちに素直になってたほうが素敵だと思わない？」
........................................
「わー すごい！」「私の手から食べてる！」
「繊細な鼻の動きね」「あっ！ もしかしたらチアに生かせるかも」「またチア部か」
........................................
宇希「…そうですね」
宇希「…でも、私にできるかどうか」
鹿乃「さっきも言ったけど難しく考える必要はないわ」
鹿乃「まぁ、大変だと思うけどがんばって」ﾌﾌｯ
こはね「バスケ先輩、けっこう楽しんでましたね」ﾃｸﾃｸ
汐凪「悪くはなかったかな」
こはね「宇希―お待たせ 部長さんと何話してたのー」
宇希「そ、それは…」ﾀｼﾞ
鹿乃「ひ み つ」
こはね「えー 聞きたいな」ﾜｸﾜｸ
鹿乃「さぁ 行きましょ」ｻｯ
汐凪「あ、あぁ…」ﾃｸﾃｸ
宇希「ありがとうございました」ﾍﾟｺｯ「さぁ、私たちも行くぞ」ｸﾙｯ
こはね「う、うん」 「さようならー！」
鹿乃「さようならー」
........................................................
宇希「だいぶ日が傾いてきたな、そろそろ最後のアトラクション行こうか」
こはね「最後のアトラクションは観覧車がいいな」
宇希「こはね、高いところに行くけどいいのか」
こはね「うん それに 個室のほうがつたえやすいと思うんだ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
宇希「こはね… うん、じゃあ行こう」
こはね「うーん 近づくと大きさがよくわかるね」
宇希「こはね無理しなくていいんだぞ」
こはね「ううん 無理なんてしてないよ こんなのチアパワーで何とかなる」
宇希「じゃあ、乗るぞ」
.........................
こはね「わっ！ どんどん地上が小さく… 宇希」ｷﾞｭｯ
宇希「こはね、もう太陽が沈むな… 一日の終わりでなんだか切なくなるよ」
宇希「こはね… 今日は色々ありがとう 私はこはねを支えているつもりだったけど違うみたいだ」
こはね「宇希？」
宇希「実際はこはねに引っ張ってもらってたんだな」
こはね「私も、宇希に支えてもらえなかったら、チアを始めることも、宇希に対してこんな感情が芽生えることもなかったんだよ、だから！！」
宇希「こはね！！」ｶﾞﾀｯ
こはね「！？」ｸﾞﾗｯ
宇希「こんな私だけど、伝えたいことがある！ 聞いてくれるか」
こはね「うん....」ｺｸｯ
宇希「こはね、結婚しよう！！ それが私の出した結論だ！」
こはね「う、宇希―！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
宇希「こはね！？」
こはね「なんでだろ 悲しくないのに涙が止まらないや」
宇希「こはね…」ﾎﾛﾎﾛ
こはね「宇希、キスして そうすれば涙が止まるかも…」
宇希「うん…」
........................................................
ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ
…こはね〜だめだぞ〜わたしが…zzz
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
ううん？なんだか長い夢を見ていたような。ここは私の部屋だよな…なぜだろう涙が止まらない。もしかして怖い夢をみてうなされてたのか、わからないけど今日の日にちは７月４日
「７月４日！？ こはねの誕生日だ！」
そうだ、前日まで何を送るか考え込んでいたり、誕生日のカードを夜中作っていて寝落ちしたんだ。
カードは…よかった用意してある。これでこはねの誕生日を気兼ねなく祝えるな。
それにしてもどんな夢をみていたのかな、何か変なことがあって翻弄されてばかりのような。まぁ夢はゆめだしな。
でも夢のことはよく覚えていないけど、覚えていることはある。「自分の気持ちに素直になれ」だれの言葉かわからないけど、これだけははっきりと私のなかにあるんだ。
「こはねはもう起きているかな？ いいや、きっとまだだな…」
こはねにとっても私にとっても今日という日は
良い日になりそうだ
―完―
あとがき
ここまで読んでいただき大大感謝です。こはね、誕生日おめでとう！
しかし エモーショナルな雰囲気はうまく出せたのか、という不安が少しありますね
不完全なところで終わりましたが、その先は皆さんの想像にお任せします。
誕生日ネタはある方のアイデアをパｋ…いや参考にさせていただきました。内容自体はきららＢＢＳの「法律が変わったら結婚しそうなきららのカップリング」というスレを見て思いつきました。（残念ながらこはね宇希を挙げられていませんでしたが）
というわけで何とか完成させ、ベストなタイミング７月３〜４日に公開することができました。
今回の展開は急に思いついたもので、最初が宇希（以下宇希先輩）が告白する
パターンも考えたのですが、宇希先輩の性格を考慮して、こはねが告白するバージョンのほうを採用しました。こはねはあまり悩んだりせずにスパッと決めるイメージが私の中であるので、少し盛り上がりに欠けると思ったので。
今回の夢オチですが、当初から考えていて、夢なら何でもありだろうと、様々なカップルを登場させることができたので夢オチでよかったのかなと思います。あと、バスケ先輩と家庭科部の部長は、当初二人とは絡みのない所謂モブとしての登場を想定していました。しかし結果悩んでいる彼女へ突破口を与える重要なポジションになりました。
余談ですが
私は「アニマエール！」という作品が一番好きな作品です。特に猿渡宇希（以下、宇希先輩）が一番好きで、一番の推しです。
こはねと一緒にいる宇希先輩がもう至高ですね。こはねのことが大好きな宇希先輩の素直になれないところや、こはねの無自覚な行動で宇希先輩がドキドキしたりなど、魅力が止まりません。
アニマエール！を知ったのはアニメからなのですが、当時はそこまでハマりませんでした。（当時の自分が今の自分を見たらどうおもうのかな？）しかし再放送を視聴して熱が一気に上がりました。（私は熱しにくく冷めにくいタイプらしい？）そのおかげで、きららファンタジアをプレイしたり、雑誌を購読するようになり、今では日々の楽しみです。本当にアニマエール！なしでは私はきららについて語り始めることがことはできない、それほど重要な存在になっているんだ、とシミジミ思います。
七夕イベントで宇希先輩が限定で出てとてもテンションが上がっています
ちなみに宇希先輩[七夕]はもうフル覚醒させて、イベントを走っています（笑）
長々と書いてきましたがこのあとがき今見返すとちょうど1000文字なんですよね。こんな長話を読んでくれる人は、よほどの聖人か暇人か....おっと失礼しました。
最後に質問を、「おすすめの曲は何ですか？」というものです
これでホントに最後です。
読んでいただきありがとうございました！
お疲れ様です！
久々にアニマエールのssを、それもこはね誕生日に嬉しいです
オールスター的な感じでほぼ全員に見せ場があるのも良いですねぇ
特にしおかのが重要なポジションで歓喜…！
次回も期待しております
それから、「おすすめの曲は何か？」とは、アニマエールで一番好きな曲ということでしょうか？
個人的には宇希の歌が好きです
ﾊｯ!? 何やらチア部の気配が!?
ということで、拝読いたしました! 砂糖吐きそうです、どうしてくれるんですか (ﾀﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
遊園地の描写が自然と映像で流れてきて微笑ましくなりました。あと、いちいちこはねがかわいいのは自明の理ですね。
きっと、現実でのお祝いも、それはそれはあたたかなものになったんだろうなぁ...。それこそ、夢での遊園地デートと遜色ないくらいに。
素敵な作品を執筆してくださった作者様に、心から感謝申し上げます! こはねちゃん、誕生日おめでとう!
P.S. お気に入りの曲、色々ありすぎて迷うのですが、例えばこれとか大好きです (『アニマエール!』の曲じゃなくてすみません)
"[They Long To Be] Close to You" (by Carpenters)
https://www.youtube.com/watch?v=jV127kNz0hs
も っ と 妄 想 す べ き
こは宇季いいわあ……ん？宇季こはかこれは？
お勧めの曲なあ……アニマエールじゃないならあるんですがねぇ……Re:ステージ!に。
「One Step Ahead」っていうのですけど。
というかアニマエールもそうだしきらら作品に
二人組の曲出してくんねえかなぁ。
Re:ステージの主人公的ポジの6人組ユニット・Kirareがそうしたようにさぁ。
>>43
>>44
コメントありがとうございます。
アニマエール！のSS（宇希先輩が主役）を近々予定しているので、応援よろしくお願いします。
宇希先輩の曲「夢見るスカート」いいですよね
宇希先輩のかわいいものが好きだけど恥ずかしさで遠ざけてしまう、素直じゃないところが表現されていて最高です。
あとおすすめの曲という質問はちょっと誤解がありましたね、正しくは
「あなたのおススメの曲（洋楽でも邦楽でも）を教えてください」ですね。
ペンギノンさんコメントありがとうございます。
砂糖吐症、噂には聞いていましたがまさか実在していたとは…
砂糖吐症の方への配慮が欠けてしまい申し訳ありません(笑）
遊園地は某夢の国と、私の地元の遊園地をモデルにしたものですね
尤も地元の遊園地の割合が8割ですが、子供の頃の思い出には感謝です。
「[They Long To Be] Close to You」聞きました！
歌声がきれいで、冬にしんしんと降りしきる雪を見ながら聞いている雰囲気を感じました。とても素晴らしい曲ですね
Close To Youのアルバムの中で特に気に入ったのは、
「Crescent Noon」です。
寂しげな旋律と、美しい歌声。どこか悲壮感を感じる曲となっていて、個人的にお気に入りです。
>>46
「詠手」さんコメントありがとうございます。
私の妄想力が貧弱で申し訳ありません
呼び名は語呂が良いほうを採用するということで「鳩谷宇希」でいいでしょう
「One Step Ahead」
タイトルが示す通り仲間と夢に向かって進んでいく良い歌詞ですね。Reステージに関しては視聴したことがありませんが、きっと壁にぶつかりながらも懸命に進んで栄光を掴んでいくという、熱いストーリなのでしょう
鯨井先輩＆紅葉谷先輩の出番があったので、その二人に合いそうな曲を一つ…。
Arthur プリンス
https://www.youtube.com/watch?v=b6v1rB6ZbME
鯨さんは鹿さんにとっての王子様なんだと勝手に思っています。
これ以外にもArthurは可愛い曲が多いのでお勧めです。
残念なのは既に解散していて、CDもプレミアが付いていることですね…。
Artherのプリンス聞きました
読みはアーサーですかね？Spotifyで検索してもヒットしなかったので、YouTubeに上がっている動画だけなのですね。
話はそれましたが「プリンス」メルヘンチックな曲ですね、個人的にALI PROJECTに近い雰囲気を感じます
「ねぇ〜僕のマリア」からの曲のテンポが私好みですね