注意
この話は、ランプが古代兵器級のニンニクを食べて、身体中から猛烈なクサイ臭いを放つようになった話です。第28作目です。里好先生から美味しさスキルアップパウダー等のネタをお借りしておりますので、私からもネタを提供したいと思った次第です(それでニンニクという)
今回は強烈にギャグです。きららちゃんが脳筋です。強烈なキャラ崩壊もあります(崩壊度は毎回更新しております)
今回はとてつもなくクサイネタが多く、正直食事中の閲覧は絶対にやめた方がいいくらいです(今回はゲロもあります・・・)
なおランプの誕生日に間に合わせようとしましたが、ちょっと無理でした(色々忙しいと偏頭痛で体調が悪い時が多かった故)遅刻ですが記念作品としてお願い致します。
過去作はpixivにて投稿しておりますので、よろしければURLからどうぞ
(https://www.pixiv.net/users/2873290)
ある日の神殿
ランプは、それはそれは疲れ切った顔をしていた
マッチ:「ランプ・・・大丈夫かい?」
ランプ:「補習が・・・終わらない」(絶望した表情)
そう・・・膨大な補習に連日追われていた・・・ちなみに今日が締切
マッチ:「全く・・・長いツケが溜まった結果だよ」
ランプ:「このままじゃ・・・先生に外出禁止命令だされちゃうよ・・・」
マッチ:「これは・・・どうしようもないね。諦めなよ」
ランプ:「私は諦めません・・・コルクさんに何か貰ってきます」
マッチ:「分かったよ。すぐに戻ってきなよ」
ランプはマッチの手引きでコッソリ脱走し、里へ行く
ランプ:「マッチが時間を稼いでいる内に、急がないと」
コルクの店
コルク:「いらっしゃい」
ランプ:「コルクさん・・・」(ゲッソリした顔)
コルク:「どうしたの?凄い疲れた顔している」
ランプ:「何かすぐに元気になるアイテムありませんか?」
コルク:「何か追われている仕事でもあるの?」
ランプ:「はい・・・補習が終わらなくて・・・」
コルク:「フッ、自業自得」(呆れている)
ランプ:「コルクさんお願いです!今日までに終わらなかったらもう里に来れそうにないんです!」(土下座)
コルク:「もう仕方ない・・・待っていて(そんな根性あるなら、筆頭神官の前でそれやったら?あっ・・・もう恒例行事で通用しないのか)」
コルクが凄く変わった色のニンニクを持ってきた
コルク:「これならすぐに元気になれる」
ランプ:「ニンニクですか?」
コルク:「これは『七彩ニンニク』と言って、超強力な滋養強壮作用がある。全部食べれば7日は不眠不休で戦える。又の名を『アルティメット・G』と言われている」
ランプ:「それです!ありがとうございます」(金を渡す)
コルク:「但し、食べる所作には・・・」
忠告しようとしたが・・・ランプはもういなかった
コルク:「あつ・・・話はまだ終わってない。アレは結構ヤバイ代物だから、所作を間違えたら後悔する」
コルク:「しかし・・・ランプもそれに頼るぐらいなら真面目に課題を終わらせるべき。こんな所で土下座して懇願するなら」
ランプは転移魔法で神殿に戻り
マッチ:「戻ってきたかい。アルシーヴ達を誤魔化すのが大変だったよ」
ランプ:「これさえあれば、元気になれるとコルクさんから貰ってきた」
マッチ:「ニンニクかい・・・栄養ドリンクじゃなくて」
ランプ:「さて・・・早速」
買ったニンニクを剝いてみた
ランプ:「なんだか七色の外皮ですね。そんなのどうでもいいです」
マッチ:「変わったニンニクだね」
ランプ:「今すぐ元気が欲しいから全部食べちゃえ」
マッチ:「一気に食べたら、胃に負担がかかるよ」(ガチのニンニクを生で食ったら貧血になるので真似しない事)
ランプ:「意外と甘い味だね・・・ニンニクというより甘いお菓子という感じ」
ランプはニンニクを全部食べた・・・少しすると、ゲッソリした顔のランプの表情に変化
ランプ:「おー何ですか。このみなぎるエネルギーは!」
マッチ:「何か、前に翼が言っていた『〇ラゴン〇ール』のサイヤ人とかいうのに見えるね」
ランプ:「休みたくないくらい。エネルギッシュな感じです!」
マッチ:「アレ・・・もしかして麻薬じゃないよね・・・(さっきまで燃え尽きた後の灰の様だったのにww)」
ランプ:「これならいける!」
伝説のニンニクの力によって見事課題を完遂した(この時点で夜)
ランプ:「先生〜終わりました」
アルシーヴ:「あれだけの補習の山を終わらせるとは、正直無理だと思っていたぞ」
ランプ:「私もやれば出来るんです」
アルシーヴ:「あれだけの無茶をした割にはまだ元気そうだな。次からは補習にならぬように」
マッチ:「(ニンニクを食べてドーピングしたおかげなんて言えないね)」
ランプ:「あの〜お約束通り、明日は里へ行ってもいいですよね?」
アルシーヴ:「まあいいだろう約束だからな、あまり羽目を外すなよ」
マッチ:「全く・・・どっちも僕をこき使うんだから・・・」
その日の夜
マッチ:「ランプ、まだ寝ないの?」
ランプ:「全然眠れないんだよ。だから聖典をどこまで読めるかチャレンジしているんだ〜」
マッチ:「まあ僕は眠いからおやすみ〜」
翌朝・・・マッチが部屋へ行く
マッチ:「ランプ、起きているかい?」
ランプ:「マッチ、おはよう」
マッチ:「あれ?珍しく早起きだね。そんなに里へ行くのが楽しみだったのかい?」
ランプ:「いやいや、今日は一睡もしていないよ♪」
マッチ:「ずっと起きていたのかい!恐ろしい効果だね」
マッチはランプから何か違和感を覚えた
マッチ:「ん?ランプからクサイ臭いが・・・うっ」
ランプ:「えっ?私昨日お風呂は入ったよ?」
マッチ:「もしかして・・・昨日のアレかな」
ランプ:「それよりもマッチ、早く里へ送って」
マッチ:「じゃあ里へ行くよ・・・うぇ☆☆」(マジの青ざめた顔)
ランプはマッチの転移魔法で里へ行く
ランプ:「クリエメイトの皆様〜待っていてください♪」
マッチ:「僕はもう帰るからね・・・(化学兵器が走って行ったよ・・・)」(走って行くランプを見送る)
ランプはクレアに最初に会いに行った
ランプ:「クレアさん、来ましたよ〜」
クレア:「ランプ、また脱走したの?」
ランプ:「いえいえ今回は、先生から許可貰ってますので〜」
クレア:「それはよかったね」
クレアは何か違和感を覚えた
クレア:「うっ!何この強烈な臭い」
ランプ:「えっ?この部屋臭いますか?」
クレア:「違うよ!ランプが入った時からだよ」
ランプ:「私ですか?ん〜臭いしないですよ」
クレア:「自分の臭いは分からないからね」
ポルカがやってきて
ポルカ:「ようクレア、ランプも一緒なのか?」
ランプ:「ポルカさん、私の身体臭いますか?クレアさんが臭うと言ってまして・・・」
クレア:「ポルカ、嗅いでみてよ」
ポルカ:「確かに何か臭うな(クンクン)うぎゃあ!クッサー!カンナさんの口臭よりヤバイぜ」
ランプ:「えっ?またまた御冗談を〜ではこれからクリエメイトの皆様に会いに行ってきま〜す♪」
ポルカ:「オイオイ・・・行ったぞ・・・アイツ」
クレア:「もしかして気づいていないのかな?」
二人の心配をよそにランプはクリエメイト達に会いに行く
ひだまり荘
ゆの:「ランプちゃん、いらっしゃい」
ランプ:「ゆの様〜相変わらず太陽のようなお方で♪」
宮子達が何か違和感を覚えた
宮子:「ん、なんだか臭いますぞ〜」
ヒロ:「沙英〜風呂入ったの?」
沙英:「えっ・・・ちゃんと風呂入って」
ランプ:「えっ誰かクサイですか?クリエメイトの皆様から漂うフレグランスからあり得ないですよ」
ゆの:「ランプちゃんちょっと言いにくいんだけど・・・ランプちゃんがクサイよ」
ランプ:「何だか私がいると、皆様の体調が悪くなりそうなので、失礼いたします・・・」
イーグルジャンプ
青葉:「ランプちゃん、いらっしゃい」
ランプ:「青葉様〜来ましたよ」
コウが歩いてきて
コウ:「あっ、ランプ来たのか、うっクサイ!」
ランプ:「やっぱり・・・臭います?」
青葉:「ちょっと八神さん」
コウ:「ヤバイ・・・二日酔いが・・・ゲボボ☆☆」
ねね:「あ〜八神さんがゲロ吐いたー!」
うみこ:「全く・・・コウさんは昨晩飲みすぎですよ・・・」
りん:「コウちゃん大丈夫?」
ランプ:「八神様の体調が優れないようなので、失礼いたします・・・」
学園生活部
由紀:「ランプちゃん、いらっしゃい♪」
ランプ:「由紀様〜♪」
美紀が何か違和感を覚えた
美紀:「ん?何か臭いません」
由紀:「そういえばクサイね。みーくん何かしたの?」
美紀:「もしかして彼らが・・・ランプ・・・早く逃げた方がいいよ」
由紀:「みーくんも言っているし、ランプちゃんも」
ランプ:「すぐ逃げます〜」
Aチャンネル勢
ランプ:「皆様〜ランプが参上しましたー♪」
トオル:「ランプ、マッチは一緒じゃないの?」
ランプ:「体調が悪いので、すぐ帰っちゃいました」
ナギ:「(そりゃ・・・クサイから)」
ユー子:「なんかえらいクサイな〜ガス漏れちゃうか?」
るん:「それは大変だ〜」
ナギ:「ランプも早く逃げた方がいいと思う(ユー子ナイス)」
ランプ:「そうですね、失礼いたします」(さっさと立ち去った)
きんいろモザイク勢
カレン:「ランプー、来てくれたんデスね」
ランプ:「カレン様、来ましたよー」
テーブルで忍達が茶会をしていた
忍:「今日はコルクさんから、いいお茶を手に入れたので、香りを〜(ん・・・何だか不快な)」
アリス:「シノーなんかクサイよー」
綾:「もう!陽子、せっかくの紅茶の匂いが台無しよ!」
陽子:「いやいや・・・私じゃないって!」
ランプ:「何だか私が何か粗相したと思うので失礼いたします・・・」
SNS部
珠輝:「ランプちゃん、こんにちは」
ランプ:「珠輝様〜昨日もデスマーチでしたか?」
珠輝:「うん、昨日は結構大変だったんだよ」
あやめが何かを感じる
あやめ:「ん?なんか臭うな・・・」
歌夜:「今私が靴下脱いだからかな?」
珠輝:「藤川先輩、汗かきすぎですよ」
椎奈:「頭が痛い・・・うっ!」
あやめ:「ちょっと、しーが吐きそうになってる!」
歌夜:「ゴメン・・・そんなに靴下の匂いヤバかった?」
あやめ:「いやいや・・・違うだろ!明らかにとんでもないレベルだって」
珠輝:「何かゴメンねランプちゃん」
ランプ:「いえいえ・・私こそすいません・・・失礼いたします・・・」
情報処理部
ゆずこ:「ランプちゃん、こんにちは」
ランプ:「情報処理部の皆様〜楽しそうですね♪」
唯が何か違和感
唯:「ん?なんか臭くないか?」
ランプ:「あっ・・・やっぱり」
縁:「ん〜シュールストレミングとどっちがクサイかな」
唯:「そこまでじゃないけど、確かにクサイ」
ゆずこ:「シュールストレミングと比較してみたいねww」
唯:「おいコラ!探すなバカ!アレは本気で失神するレベルだぞ」
ランプ:「私用事思い出したので、失礼します・・・」
棗屋
千矢:「ランプ、来てくれたのーうぎゃあクサイ!!」(ひっくり返って悶絶)
紺:「千矢大丈夫?うっ!!」
ランプ:「やっぱり・・・臭います?」
ノノ:「・・・(ちょっと言いづらいよ〜)」(目を逸らす)
小梅:「あたしの占いでは、家で過ごすが吉と出ているわ」
ランプ:「分かりました・・・」
様々なクリエメイトからクサイと言われたらしい(長くなる故省略)
きららと出会う
きらら:「こんにちはランプ・・・なんか臭うね?」
ランプ:「きららさん・・・皆様が私をクサイと仰っております・・・」
きらら:「ランプ自身は臭いが分からないの?」
ランプ:「私自身は分からないです・・・しかしクリエメイトの皆様を苦しめているという事実で申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・」
きらら:「臭いの消し方をコルクに聞いてくる。消臭剤も買ってくるから、私の家で待っていて」
きららがコルクを訪ねる
きらら:「コルクいる?」
コルク:「ご所望は?」
きらら:「ランプからとてつもない臭いが放たれているんだけど・・・消臭剤あるかな?」
コルク:「やっぱり・・・忠告を聞かなかったから・・・」
きらら:「どういうこと?」
コルク:「昨日ランプが食べたニンニクの所為、そのニンニクは『七彩ニンニク』という凄い物」
きらら:「えっ?それってただのニンニクじゃないの?」
コルク:「ランプにあげた『七彩ニンニク』というのは、食べれば7日間不眠不休で活動出来る」
きらら:「え?そんなに凄いの?」
コルク:「しかし・・・食べる所作を誤ったら、元気である内は、とんでもない悪臭が、身体中から放たれてしまう」
きらら:「その所作って何?」
コルク:「そのニンニクは、7つの色で分かれた片があって、1日1欠片ずつ虹を構成する七色の順に赤から最後に紫で食べないといけない。その順番を間違えたか、あるいは一気に全部食べてしまったのかが原因」
きらら:「ランプはどうしたらいいの?」
コルク:「出すしか方法はない・・・汗なり尿なりとにかく排出する以外では考えられない」
きららがこう切り出す
きらら:「ねえそのニンニクはある?」
コルク:「そのニンニクはある村で育てられた珍しい代物で、気分が悪くなる臭いの噂から買い手が少ないからたまにしか取引していない。ランプにあげたのが最後の一個で、今は在庫なし」
きらら:「そっか・・・」
コルク:「きららはなぜ欲しいの?」
きらら:「私も一緒にクサくなる。ランプ一人で苦しんでいるのを見ていられないの!」
コルク:「え?それは分からない・・・そういえばきららの実家から、荷物がある」
きらら:「おばあちゃんから?何だろう♪」
預かっていた荷物をきららとコルクが開けてみた
コルク:「これは・・・ツンツーンと・・・行者ニンニクが大量」
きらら:「行者ニンニク、これとっても美味しいんだよ♪」
コルク:「でも食べたら出るもの全てクサくなるから、私はあまり食べない。昔、行者ニンニクを食べた翌日のポルカの屁があまりにもクサくて悶絶しかけた事がある」
きらら:「はっ!これだよ♪」
コルク:「え?まさか・・・嫌な予感が」
きらら:「ありがとうコルク」
きららが帰った後
コルク:「はあ・・・明日は、消臭剤を多く棚に並べておこう・・・」
コルク:「きららがクサくなったからって、何か解決するの?きららの脳筋には参る・・・」
コルク:「どうしてうちに来る客は変なのが多いの?」
きららは家に帰って(結構日が暮れている)
ランプ:「きららさん、遅かったですね。どうでした?」
きらら:「やっぱり出すしか方法がないんだって・・・」
ランプ:「そうですか・・・ライネさんの訓練所へ通って汗を流す以外の方法は・・・」
きらら:「ランプ、諦めちゃダメだよ」
ランプ:「きららさん・・・」
きらら:「私も一緒にクサくなるよ」
ランプ:「えっ、クサイのは私一人でも」
きらら:「ランプ、私たちはどんな困難もいつも一緒に乗り越えて来たはずだよね」
ランプ:「確かにそうでした。でもそれときららさんもクサくなるのとは?」
きらら:「私もランプと気持ちを共にして、困難を乗り越えたい!」
ランプ:「きららさん・・・ありがとうございます」
きらら:「と言う訳で、クサくなる食べ物をいっぱい買って来たり貰ったりしたよ〜」
ランプ:「あっ・・・それで帰りが遅かったんですね」
いざクサくなるために夕飯を作る
きらら:「まずは納豆だよ」
ランプ:「アリス様が結構お気に入りですよね・・・私その臭いは苦手でして」
きらら:「そしてリョウさんがくれた沢庵も食べよう。キムチもあるよ〜」
ランプ:「漬物でクサイ代表ですね・・・」
きらら:「そしておばあちゃんが送ってくれた行者ニンニク♪」
ランプ:「確か山菜でしたよね。ニンニクというだけに臭くなりそうですね」
きらら:「あっ、冷蔵庫にやすなさんから貰ったチーズ発見♪」
ランプ:「ひい〜これって相当クサイチーズですよ」
きらら:「あぎりさんに貰った、干物も焼こう♪」
ランプ:「確か・・・『くさや』という物でしたっけ。クリエメイトの皆様の世界ではクサイ食べ物で有名だと」
きらら:「うわあ、結構臭いが凄いね〜」
ランプ:「あぎり様のラボって結構臭いますよね・・・まさに黒魔術師という感じが」
焼いてみると
ランプ:「うっ・・・クッサイです。流石ですね」
きらら:「食べたらもっとクサくなりそうだね」
ランプ:「きららさん、消臭剤は置いてますか?部屋がクサイとクリエメイトの皆様が気絶しますよ」
きらら:「あっ、忘れてた」
ランプ:「設置してきます」
そして夜・・・ライネの訓練所へ
ランプ:「ライネさん、約束通り訓練所で運動させてもらいます」
ライネ:「ランプちゃん、無理しない程度にね♪」
ランプ:「臭いを消すために頑張ります」
ライネ:「帰る時は、挨拶は要らないからね。好きなだけ運動していってね」
そんなこんなで夜が更けて翌朝、きららの家へランプは戻る
ランプ:「きららさん、おはようございます。夜通し頑張っていい汗かきましたよ」
きらら:「おはようランプ。凄く強くなった感じがするね」
ランプ:「あの・・・まだクサイですか?」
きらら:「う〜ん、まだ確かに臭うね。慣れちゃって平気だけど」
きららから猛烈な臭いを感じて(喋った際の口臭が・・・)
ランプ:「うっ・・・きららさん、凄い臭いですね。私もクサイんですけど」
きらら:「やっぱり自分の臭いって分からないよね」
ランプ:「大丈夫なんですか?きららさんがクサくなっちゃって」
きらら:「今日は召喚をする予定があるんだ♪」
ランプ:「え〜(クレアさん・・・不憫ですね)」
きららが召喚の館へ行く
クレア:「きららさん、おはようございます」
きらら:「おはよう、クレア」
クレア:「召喚の準備を・・・うっ!何ですかこの臭いは」
きらら:「昨日行者ニンニクや納豆とかクサくなる食べ物を食べたからね♪」
クレア:「えーこういう仕事しているのに自重してくださいよ〜(昨日のランプと違ってわざとやっていないですか?もう!)」
召喚開始
クレア:「開きますよ〜(召喚部屋がクサイです・・・)」(顔をしかめている)
きらら:「私に力を貸して、コール!」
凄い大当たりの予感がした時
きらら:「来たー!」
クレア:「これはひょっとするかもです。うっ☆(もう喋らないでください!口を開けるたびにクサイです!)」(内心かなり怒っている)
召喚時にクリエメイトがきららの臭いを嗅いだ瞬間
???:「クサイ!(バタッ)」(失神して倒れた)
きらら:「あっ・・・倒れちゃった」
クレア:「きららさん!嫌がらせですか」
きらら:「じゃあ介抱お願いね」
クレア:「ちょっと!きららさん・・・もう勝手なんですから!」(立ち去るきららに対してブチ切れ)
コルクの店へ行き
きらら:「コルクいるかな?」
コルク:「いらっしゃい・・・うっ!(この脳筋・・・昨日相当クサイ物を食したに違いない)」(きららが入った瞬間に、嗚咽をする)
きらら:「やっぱり臭う?ランプのために頑張ったんだよ」
コルク:「ランプのために、クサくなる意味が分からない・・・うぇ☆(バカ極まりない・・・)」
きらら:「ランプの臭いを早く消す方法ないかな?」
コルク:「え〜と・・・(こんな臭いで毎回来られたら・・・死ぬ。思い出せ私)」
きらら:「やっぱり出すしかないのかな・・・」
コルク:「(あっ!そういえばアレがあった)きらら・・・ちょっと待って欲しい」
少し経ちコルクがきららに地図を見せる(バケツ片手に)
コルク:「そういえばライネから・・・うぷっ☆・・・聞いた話がある」
きらら:「他に何か方法があるの!」(物凄い期待の眼差し)
コルク:「この地図の場所に・・・(ヤバイ・・・もう吐きそう)あらゆる都合の悪い物質をデトックスする温泉がある」
きらら:「ランプのおぞましい臭いが消えるの」
コルク:「そこに行けば・・・多分(きららも結構おぞましい・・・うっ☆)」
きらら:「分かった、ありがとうコルク」
コルク:「お礼はいいから早く帰って・・・もう限界」(顔が青ざめている)
きららが帰った後
コルク:「ヤバイ・・・オロロロ☆☆☆」(バケツにゲロをぶちまけた)
コルク:「もう・・・ランプときららで歩く化学兵器コンビなんて・・・最悪、うっ・・・頭痛い」
コルク:「臭い消えるまで・・・二人共帰って来なくてもいいから」
ポルカがやってきて
ポルカ:「よう、いつもの薬・・・クセッ!」
コルク:「ポルカ・・・」(ゲッソリしている)
ポルカ:「何があったんだ?二日酔いか?」
コルク:「きららがやってきて、きららの口から放たれたおぞましい臭いのせいで吐いていた」
ポルカ:「そういえば昨日のランプの臭いがヤバイってもんじゃなかったな。身体中から臭ってきたからな。何できららがクサくなったのか不明だが」
ポルカが何か気持ち悪そうな表情になって・・・
ポルカ:「うっ!やべえ・・・コルクのゲロの臭いで俺も気持ち悪くなって・・・オロロロ☆☆☆」
コルク:「ちょっと!床で吐かないで!うっまた吐き気が、ウェー☆☆☆」
ポルカ:「オイオイ・・・そんなサービス要らねえから、ゲボボ☆☆」
コルク:「だから床はやめ・・・オボボボボ☆☆☆」
互いに貰いゲロの応酬だった中、クレアがやって来る
クレア:「コルクちゃん、消臭剤あるかな?きららさんの臭い対策に」
コルク:「もう・・・意識が消えそう・・・」
ポルカ:「あの二人・・・ヤバイぜ・・・ガクッ」
クレア:「二人共、どうしたの!」
クレアは二人を自分の家に介抱した(床は後でクレアが掃除した・・・爆死へのお仕置き)
きららはライネの訓練所へ行き
きらら:「ランプ、頑張ってる?」
ランプ:「きららさん、何か分かりました?」(剣を素振り)
きらら:「ライネさんが知っている温泉の情報を聞いたの」
ランプ:「温泉ですか?ライネさんの事ですからきっと凄いんじゃないでしょうか♪」
きらら:「今からライネさんに聞いてくる」
ライネに事情を説明し
ライネ:「もちろんいいわよ。紹介状を書くから待っていて頂戴」
きらら:「紹介状が必要って、そんな凄いんですか?」
ライネ:「私が見つけた秘密の温泉なのよ〜、デトックス効果が凄いから、コルクちゃんにだけ教えていたのよ」
きらら:「それならランプの臭いも消えますか」
ライネ:「きっと大丈夫よ。はい紹介状よ。入口のスタッフ君に渡してね」
きらら:「ありがとうございます」
時間が経ち夕飯も相変わらずきららがクサイ物を食べまくった後の夜
きらら:「zzz」
ランプ:「きららさん、気持ち良さそう。今日も眠れない私は聖典を読み更けますか」
きらら:「ん・・・(プッーー!)」(豪快に放屁)
ランプ:「きららさん、寝ながらオナラしちゃってwwぐはっ!!クサイです!」
きらら:「フフフwww」
ランプ:「何笑っているんですか〜もう」
きらら:「ツンツーン・・・最高」
ランプ:「きららさん気持ちよさそうに眠っていますね」
きらら:「ランプも、一緒にどう?」
ランプ:「寝言凄いですね・・・夜中にこんなに喋っていたんですか(ツンツーンは結構です)」
ランプ:「人間って凄いですね・・・寝てるときは何も分からないんですから」
翌朝・・・トイレから出てきたきららがランプにこう言った
きらら:「ねえランプ〜おトイレの中がクサイよ。ランプの身体の臭いの何倍も凄いよww」
ランプ:「あっ!ごめんなさ〜いきららさんが起きる前に大きい方したもので、消臭スプレー忘れていましたww」(色々すいません)
きらら:「落ち着いて○○○出来ないよ、も〜」
ランプ:「きららさんが先にしていたら、私だって出来ないですよ〜」
朝のこんなやり取りを終えて、きららがバイクを取ってくる
きらら:「ランプ、後ろに乗って」
ランプ:「きららさん、二人乗りで大丈夫ですか?綾乃様から聞いた話では結構難しいと」
きらら:「私も結構練習しているんだよ♪早くヘルメット付けてね」
準備が整い、エンジンをかける
きらら:「じゃあ出発しようか」(ギアを切り替えて、クラッチを繋ぐ)
ランプ:「行きましょう♪」
きららのバイクが動き出して、発進(距離問題の解決のためです)
出発からしばらく経って
きらら:「ランプ、大丈夫?」
ランプ:「きららさん、運転上手いですね」
しかし・・・走る時に生じる風の所為で
ランプ:「風で・・・臭いが・・・うへっ・・・」
きらら:「あっ・・・私の口の臭いが来た?」
ランプ:「大丈夫です・・・」
目的地に着くと(洞窟の入口の前にスタッフがいる)
スタッフ:「ようこそ、ライネ様が愛する伝説の温泉へ、紹介状はお持ちでしょうか」
きらら:「はい、ライネさん本人からの紹介状です」
ランプ:「看板にライネさんの写真がありますよ。結構若い時ですね」
スタッフ:「はい、確かに、ライネ様もお元気そうで何よりです」
きらら:「この洞窟の中に温泉があるんだね」
ランプ:「スタッフさんが、わざわざ紹介状を確認するという事は、相当凄い温泉なのでしょうか?」
スタッフ:「温泉までは、徒歩でお願いします。何しろ洞窟の中故荒れ道ですから」
きらら:「流石幻の温泉だね」
スタッフ:「道中には温泉を守る魔物もいますので、お気を付けて」
ランプ:「なるほどーライネさんが行くだけありますね」
徒歩で温泉を目指す(洞窟内はヒカリゴケで明るい)
ランプ:「どんな温泉なんでしょうね、ワクワクします♪」
きらら:「きっと幻の温泉だから、虹色に光っているのかも♪」
ランプ:「それは大袈裟ですよ〜」
魔物達に遭遇(知能レベルが高い魔物が3匹)
魔物A:「フフフ、よく来たな。最初のカモが」
魔物B:「お嬢ちゃん達、金を置いていきな〜」
魔物C:「着ている物までなくなる前にな」
きらら:「凄く調子に乗っているね」
ランプ:「ここは私に任せて下さい。訓練所で鍛えた強さを見せつけますよー♪」
きらら:「一人で大丈夫?」
ランプが剣で斬りかかる
ランプ:「えいやー」(デカイ声で突撃)
魔物A:「うわあ〜クサイ!うぐっ!」
魔物B:「こいつ歯磨いていないのか?おっ・・・」
魔物C:「こんなくせぇ奴来た事ねえ・・・バタッ」
魔物達がひっくり返って気絶した
きらら:「もう慣れちゃったから分からないけど、まだクサイんだね」
ランプ:「さすが伝説のニンニクの力。身体の臭いと口臭だけで魔物が倒れましたよ」
きらら:「翼さんが言っていた覇気だと思ったよww」
更に道に進むと、明らかにデカイ魔物が待ち構えていた
魔物D:「この先を通りたくば、我を超えていけ」
きらら:「強そうだね」
ランプ:「大丈夫です。二人でなら超えられます!」
いざ魔物に挑む
きらら:「接近戦は不利かも」
ランプ:「ならば、今度は魔法で行きます」
魔物D:「来い!」
ランプ:「ふん!(プッー!)あっ・・・力が入ったから//」(ケツを押さえながら振り返る)
きらら:「オナラの音が響いているwwランプ、よそ見したら危ないよ」
魔物D:「我の前で放屁とは、生意気な」(ブチ切れて迫る)
ランプ:「ヤバイです・・・怒っていますよ」
魔物D:「うっ!!何だこの臭いは!!気が遠くなって・・・」
魔物はランプの屁があまりにもクサすぎて白目を剥いて戦意喪失して気絶した
きらら:「ランプのオナラ凄いね」(鼻をつまむ)
ランプ:「きららさん・・・恥ずかしいです//」
魔物を退けながら温泉へたどり着いた
ランプ:「やっと着きましたね」
きらら:「いい汗かいた後の温泉は気持ちいいよ♪」
ランプ:「では早速入りましょう」
きらら:「ねえ、ついでに卵を入れて温泉卵作ろう♪」
ランプ:「長く入るので、それぐらいはいいですね〜」
そして温泉に入る
ランプ:「は〜汗をかいていたから気持ちいいですね」
きらら:「苦労した甲斐があったね」
ランプ:「なんだか凄く浄化される感じがします〜臭いだけじゃなくて、今まで溜まってきたあらゆる灰汁が抜けていく感じがします♪」
きらら:「こんな癒しは味わった事ないね♪」
そして温泉を堪能した後、臭い確認
ランプ:「どうですか?きららさん」
きらら:「慣れているから、分からないけど、臭わないよ〜」
ランプ:「きららさんの臭いは消えていますよ♪」
きらら:「じゃあ大丈夫だね」
その後きららとランプの二人は里へ帰った
きらら:「到着♪」
ランプ:「やっと、里ですね。クリエメイトの皆さんも待っていますよ〜」
きらら:「あれ?家の前に人だかりが」
8人のクリエメイトがきららの家の前に集まっていた(初期8作品、主人公勢、私は八英傑と呼んでおります)
ランプ:「皆様、どうされたんですか?」
ゆの:「ランプちゃん、一昨日はクサイなんて言ってゴメンね」
ランプ:「そっ、そんなとんでもありません・・・私こそ皆様に悪臭をまき散らして申し訳ございません」
青葉:「ランプちゃんの臭いで吐いていたけど、八神さんももう大丈夫だから」
きらら:「私も、最初は凄く驚きました」
由紀:「あんな凄い臭いは、経験したことないね♪」
トオル:「マッチが、体調が悪くなったも納得」
ランプ:「あの白饅頭のことはお気になさらず、それよりも綾様達のお茶会を私が邪魔して申し訳ございません」
カレン:「大丈夫デスヨ、アヤヤももう怒っていないデスヨ」
珠輝:「部長さんも、気にしていないよ」
ゆずこ:「私は、シュールストレミングと比較してみたかったな〜どっちがクサイか」
きらら:「それもありだったかもですね」
千矢:「私は、もうクサイ臭いはコリゴリだよ〜」
ランプ:「私もですー」
色々あった後クレアの所へ行く
きらら:「クレア〜帰ったよ」
クレア:「きららさん・・・私にまず言うべき事があるんじゃないんですか?」(凄く何か言いたそうな顔)
ランプ:「あれ?なんか凄く怒っていないですか?」
クレア:「もう!きららさんの所為で、私がどれだけ大変だったか」
ランプ:「何かしたんですか?(大体予想は付きますけど)」
きらら:「私何かしたっけ?」
クレア:「とぼけないで下さい!昨日のきららさんの口の臭いが原因で、気絶したクリエメイトの方の看病や、コルクちゃんとポルカの嘔吐物の片づけや、その上に二人の看病や、召喚部屋の消臭とかで大変だったんですよ!」
ランプ:「やっぱり・・・きららさんがクサくなる必要性はなかったんですね(ポルカさんとコルクさんも被害者なんですか)」
きらら:「まあまあクレア、お詫びの印に、お土産の温泉卵だよ♪」
クレア:「全く・・・少しは考えて行動してくださいね」(お土産貰った瞬間に機嫌を直す)
ランプ:「(クレアさん、ちょろいですねww)」
そして夜の寝る時間(なおマッチも途中で帰ってきたので一緒)
ランプ:「きららさん、一緒に寝ましょう♪」
きらら:「なんだか久しぶりな感じがするね♪」
マッチ:「二人共臭いが消えてよかったね(僕はずっと大変だったよ・・・)」
二人は布団の中に入って
ランプ:「きららさんの感触、気持ちいいです〜♪」
きらら:「ランプったら、甘えん坊さんだね♪」
マッチ:「めでたしめでたしだね」(二人を見て)
こうしてランプは臭いが消えて、元の日常を取り戻す
しばらく経った日・・・アルシーヴがランプを呼びつけ
アルシーヴ:「ランプよ」
ランプ:「先生?何か用ですか?(また怒られるのかな・・・)」
アルシーヴ:「前にお前が、無謀とも言える課題をこなした時があった」
ランプ:「それが何か?(よかった・・・違っていて)」
アルシーヴ:「その奇跡のような事のタネは何だったか説明してもらおうか?」
ランプ:「いいですよ(先生・・・目にクマが)」
アルシーヴはランプから説明を受けた
アルシーヴ:「なるほど、そのニンニクのおかげか」
ランプ:「でもそのニンニクは・・・結構ヤバイ奴で」
アルシーヴ:「よし里へ行く」
ランプ:「ちょっと・・・話を・・・もう行っちゃった」
コルクの店に行く
アルシーヴ:「店主はいるか?」
コルク:「ご所望は?」
アルシーヴ:「貴様がランプにあげたニンニクはあるか?大至急必要だ」
コルク:「例のアレ?了解した(ランプから聞いたのかな?)」
コルクが持ってくる
コルク:「ご所望の品、持ってきた」
アルシーヴ:「これがランプを元気にしたニンニクか」
コルク:「これは『七彩ニンニク』という物、超強力な滋養強壮作用で、どんな疲れ切った身体でも、全部食べれば7日不眠不休で戦える物」
アルシーヴ:「ありがとうコルク」(お金を渡す)
コルク:「但し食べる所作には・・・」
アルシーヴはもう帰った後だった
コルク:「神殿の人間は人の話を聞かないの?・・・世界があんな人間で統治されていると思うと・・・」
コルク:「自分が食べるにしろ、誰かに食わせてクサくなろうが、私は悪くない、もう知らない(後でクレーム入れようなら取引しない)」
コルク:「ポルカの所から、私の刀取りにいこう。ついでにカンナ特製リボルバーも撃てるようにしよう」(後でお礼参りして来るのを警戒して準備していた)
アルシーヴが神殿に戻る
アルシーヴ:「ソラ様、コルクの店からこの状況を乗り切れる物を買いました」
ソラ:「あっ・・・これが元気になれるという物かしら・・・」(ゲッソリした顔)
アルシーヴ:「ソラ様、お召し上がりを」
ソラ:「アルシーヴも食べた方がいいわよ。貴方も目の下にクマが」
アルシーヴ:「ソラ様、お気遣い感謝申し上げます」
皮をむいていく
アルシーヴ:「ん?7つの片に7色の色が割り当てられていますね」
ソラ:「変わったニンニクね」
アルシーヴ:「どうしますか?」
ソラ:「私のイメージカラーの黄色で」(個人的な解釈です。違っていたらごめんなさい)
アルシーヴ:「では、私は紫を」
二人共食べると・・・みるみるうちに力が湧いてきた
ソラ:「きたきたー♪これなら聖典をいくらでも生み出せるわ」
アルシーヴ:「私も若かりし頃に戻った気分です。これなら今日の公務も乗り切れそうです」
その結果、山積みの業務が終わった
ソラ:「やっと終わった〜♪」
アルシーヴ:「ソラ様、よく頑張りましたね」
ソラ:「アルシーヴのおかげよ」
アルシーヴ:「私はただニンニクを買っただけです」
夜・・・就寝時間だが、ソラは眠れない
ソラ:「なんだか眠れない・・・そうだわ聖典でも読み更けましょう」
ソラ:「眠りたくないなら無理して寝なくてもいいのよ♪」
ソラ:「この聖典は凄く面白いわね♪もっと他の聖典も」
翌朝・・・案の定
セサミ:「ソラ様、もう朝です」
ソラ:「私ったら、寝るのを忘れていたわ」
セサミ:「徹夜をされたのですか?その割にはお元気そうで」
セサミが何か違和感を覚えた
セサミ:「うっ!何ですかこのおぞましい臭いは・・・」
ソラ:「私、昨日はお風呂に入ったわよ?そんなに・・・クサイ?」
セサミ:「この距離から気を失うくらいです・・・この後の公務はどうしたもので・・・」
ソラ:「でも私はバリバリ元気よー♪」
セサミ:「とにかくアルシーヴ様に報告しますので、私かアルシーヴ様が戻るまで部屋を出てはなりませんよ」
一方アルシーヴはシュガーを起こしに部屋へ
アルシーヴ:「シュガー、起きる時間だぞー」
シュガー:「おはよう、アルシーヴ様・・・あばばばば!クサイよ!」
ソルト:「シュガーどうしたのですか・・・うっ!」
アルシーヴ:「ん?どうした二人共、この部屋クサイのか?」
シュガー:「そんなことないよ〜アルシーヴ様が入った瞬間からクサイよ〜」
ソルト:「アルシーヴ様・・・うっ☆言いにくいのですが・・・・アルシーヴ様がクサイです」
そんな中フェンネルもやってきて
フェンネル:「シュガー、アルシーヴ様のお手を煩わせて・・・うっ!この部屋臭いますわ」
アルシーヴ:「フェンネルよ、二人が私をクサイと言っているのだが」
フェンネル:「そんなわけないですわ!全く二人共・・・アルシーヴ様から漂うフレグランスは、優雅な香りが・・・おっ☆☆」(軽く舞いながら近づいた瞬間ひっくり返って倒れた)
アルシーヴ:「あっ・・・やっぱり私の臭いが・・・フェンネル大丈夫か!」
フェンネル:「わが生涯に一片の悔いなし・・・ですわ・・・」
ソルト:「臭いでひっくり返っているだけですよ・・・うげっ☆」
フェンネルが倒れている中セサミがやってきて
セサミ:「アルシーヴ様!ソラ様からおぞましい臭いが放たれており・・・うっ!(バタッ)」(倒れた)
アルシーヴ:「ソラ様が!やはりあのニンニクが原因か。セサミしっかりしろ」
セサミ:「あのっ・・・アルシーヴ様・・・近づかれると・・・逆効果です(バタッ)」(意識を失う)
ソルト:「アルシーヴ様・・・これ以上はセサミが危ないです。離れた方がいいですよ」
アルシーヴ:「くっ・・・カルダモンに伝えて欲しい。この臭いを消す方法を探して欲しいと」
ソルト:「分かりました。早くソルトの部屋から去って貰えませんか?」
シュガー:「このままじゃシュガー別の意味で倒れちゃうよ〜」
アルシーヴからの伝言によってカルダモンがコルクの店へ行ったが、コルクが物凄い剣幕で、得物を構えていた
カルダモン:「コルクいるかい?聞きたいことがあるんだ」
コルク:「何の用?」(銃口を向けてきた)
カルダモン:「おっと、いきなり銃口を突きつけないで欲しいな」
コルク:「カルダモンが来たという事は、やっぱり神殿で最悪の事態になったのは間違いない」
カルダモン:「察しがいいね、その通りだよ。そのガチガチの武装は?」
コルク:「今臨戦態勢だから。筆頭神官が報復してくるのを今か今かと待っていた」
カルダモン:「アルシーヴ様は、流石に八つ当たりはしないと思うよ。多分(腰に刀差して、片手に拳銃と肩に散弾銃担いでww)」
コルク:「商売人は、商売敵や顧客からの報復も多々あるから当然の対応」
カルダモン:「アルシーヴ様に例のニンニクを売ったのは、君だよね」
コルク:「確かに売ったのは事実。しかし忠告を聞かずに去ったのが悪い」(かなり機嫌が悪い顔)
カルダモン:「あの時のアルシーヴ様、ソラ様の公務と自分自身の公務で過労だったからね・・・慌てていたのさ」
コルク:「どういう経緯があったにせよ、自業自得」
カルダモン:「今回はあたしの上司にも責任があるのも事実である以上、あたしが代わってお詫び申し上げるよ」
コルク:「出来れば筆頭神官からの謝罪でないと信用できないけど、一応受け止める」
カルダモン:「どうやったら、アルシーヴ様とソラ様のおぞましい臭いがなくなるのかな?」
コルク:「食べたのは全部?(女神も食べたのアレ?)」
カルダモン:「確かアルシーヴ様とソラ様は、一粒しか食べていないと、昨日の昼あたりだったような」
コルク:「それなら、水分取って汗なり尿なりで排出すれば次第に臭いは身体からしなくなる。全部食べたら長くても7日は放出される」
カルダモン:「それはおっかないねww」
カルダモンがこう切り出す(この時点でコルクは機嫌を収めた)
カルダモン:「ねえ、神殿に戻る前に、あのおぞましい臭いを防げる道具はないかな。あと消臭剤と」
コルク:「アフロ頭の発明家が発明したガスマスクがある」
カルダモン:「じゃあそれを買うよ」
コルク:「交渉成立。取ってくる」
カルダモンに商品を渡して
カルダモン:「ありがとう、じゃあね」
カルダモンが帰った後
コルク:「全く・・・あのアフロも早くガスマスクをくれていたら、私がこうならずに済んだはず・・・」
コルク:「あのニンニクの所作は、私の中の秘密にしておこう」
カルダモンはアルシーヴに報告へ行く(カルダモンはガスマスク級の武装で)
カルダモン:「アルシーヴ様、あのおぞましい臭いを消す方法が分かったよ」
アルシーヴ:「うむ、聞かせてくれ」
カルダモン:「とにかく汗を流せば消えると、コルクから聞いたよ」
アルシーヴ:「そうか、ご苦労だった」
カルダモン:「じゃあ、あたしは任務に戻るね(フェンネルとセサミがひっくり返って気絶するくらいの臭いだからガスマスク買ってよかったww)」
早速アルシーヴはソラにその事を伝えた
アルシーヴ:「ソラ様、共に汗を全力で流しましょう」
ソラ:「私も今全力で身体を動かしたい気分よ〜♪」
ライネの訓練所へ転移魔法で行く(なお公務はソルトからの伝言で代理をお願いした)
アルシーヴ:「ライネ、訓練所を使わせて貰う」
ライネ:「いいですよ〜お二方ちょっとクサイですね〜」
ソラ:「やっぱり臭うかしら。汗で臭いを流すために頑張りたいの♪」
ライネ:「ちなみに、サウナもありますので、汗を流すならそちらも利用してみてくださいね♪」
二人は汗を流すために運動する(その時ポルカも案山子を納入しに来た)
アルシーヴ:「はっ!せい!とう!」(金棒を振っている)
ソラ:「えい!えい!え〜い♪」(剣を案山子に振るう)
ライネ:「そうそう、その調子ですよ〜」
ポルカ:「ソラ様とアルシーヴさんが一緒になって運動しているツーショットは珍しいぜ」
ライネ:「二人は汗で、身体の臭いを消そうと頑張っているのよ〜」
ポルカ:「汗と共に消えればいいよな〜ライネさんの腹の肉のように」
その発言の瞬間ポルカの前で、ライネが訓練所の壁にパンチした・・・壁にデカイヒビが入った(轟音と共に)
ライネ:「今なんて言ったのかしら?私の腹の肉って聞こえたわよ?」(笑顔で〇意全快で迫る)
ポルカ:「あっ・・・ライネさんの香りは薔薇の香りだな〜(マジで俺を〇す気か!)」(命の危機を覚えた表情)
ライネ:「そう、ポルカちゃんも汗が凄いわよ〜特に下の方が」(ポルカの下半身を見て)
ポルカ:「ん?やべえ!派手に○○○○漏らしちまった・・・(コルクにバカにされる・・・)」(ズボンにとんでもないアレを作ってしまった)
アルシーヴ:「相変わらずおっかないな・・・拳一発で何と凄まじい威力」
ソラ:「私もあんなパンチ打ってみたいわ♪今なら打てそうな予感が」
アルシーヴ:「ソラ様、人には不可能可能があります。ソラ様の公務において腕を負傷されては大変ですので、どうか自重を」
なんやかんやで臭いは消えたが、その翌日
ソラ:「うっ・・・凄く身体が重い・・・痛い」
アルシーヴ:「私もです・・・あの時若い頃に戻ったと思って無茶が過ぎました」
セサミ:「昨日のクサイ臭いを消すために、何をされていたかは存じませんが、大丈夫ですか?」
カルダモン:「さあ〜何していたんだろうー(昨日相当やんちゃしたんだねww)」
ジンジャー:「アルシーヴ様、数日徹夜の地獄のデスクワークで運動していなかったからな(何カルダモンニヤニヤしてんだ?)」
シュガー:「アルシーヴ様とソラ様、おじいさんとおばあさんみたい♪」
ソルト:「シュガーそれは言いすぎですよ」
フェンネル:「アルシーヴ様、何ともおいたわしい〜身代わりを務められない私は心が痛むばかりですわ」
度が過ぎてとんでもない筋肉痛が二人を襲ったという・・・
終わり
最後までお読みいただき感謝申し上げます。そんな大した話でもないのに、長話になってしまい申し訳ございません(SSは長いと読んでもらえないのを第12作で学習していたので)
今回の作品を書くきっかけは、ランプがクサくなって、クリエメイトから距離を取られたらどう思うのか考えた末に作ってみました。(クリエメイトに囲まれたいと常々思うランプが、そうなったらどれだけツライか考えてみました)
コルクちゃんが結構機嫌が悪くなる場面がありましたが、私自身の機嫌が悪かった時に、その時の心情が入った故です
後・・・やれオナラやらゲロやら汚いネタを盛り込んでしまい、きららの先生方へ謝罪申し上げます・・・(特にポルカに対してはほぼやっていますので・・・牛木先生には申し訳ないです)
次回作も期待しない程度に(きららちゃんの誕生日記念作品は無理ゲーかもしれない・・・)
>>4
ここ文字化けしておりますが、『剥いてみた』です
結構推敲したんですが・・・惜しい・・・
拝読しました! このスレ、なんか臭わない? (不躾)
クサイにおいという名の呪いが無差別的に拡散していく様は、まるで某バトル漫画に登場したカビを生やす能力のそれ。ていうか、二次災害 (婉曲表現) の破壊力もなかなか馬鹿にならないのでは?
いつも思うのですが、着眼点がすごい。更に、そこからハッピーエンドに持っていく話の構成力。恐れ入ります。
... ハッピーエンド、だよね?
何はともあれ、一度纏ったら取り返しがつかない系のにおいじゃなくて、本当によかったなぁって。そうでなかったなら... 嗚呼、考えただけでも恐ろしい...
>>50
いつもお読みいただき感謝申し上げます(こんな長いSSに感想頂き光栄です)
某漫画については、私自身分かりませんが、一応ハッピーエンドです。ただ・・・アルシーヴ編は、pixiv版にしておくべきだと思いました(もう主役交代してるレベルだったので)
一生消えなかったらランプは陰キャ堕ちの騒ぎではなかった可能性が高いですねww
次回作も期待しない程度に(なるべく頑張って放置完成させていきます)
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