[Attention!]
この作品は『きららファンタジア 第2部 断ち切られし絆』を題材としたSSです。
あくまで本編や聖典原作とは一切無関係な所謂二次創作 (或は三次創作) です。
創作の関係上、大いに独自設定 ・ 捏造 ・ 原作を逸脱した点が存在します。
書いていて気付いたのですが、一部で登場人物が次々とくしゃみをしてしまう呪いをかけられています。皆様も風邪や感染症、花粉症などにはご注意ください。因みに私はかなり重度の花粉症です (聞いてない)
書き溜めありです。と言うより、既に最後まで完成しています。
例によって深刻なキャラ崩壊を含みます。また、R17くらい (独断よるレーティング) のアレな描写と、ある程度のシリアス要素も含みます。その旨ご了承ください。
最後に、スズランとロベリアの関係性については色々議論の余地があると思いますが、取り敢えずスズロベによる容赦のない言葉の殴り愛をお楽しみください。
以上の点を了承してくださる方は、どうかお付き合いください。
...くしゅん。
スズラン 「いいじゃん減るもんじゃないし」
ロベリア 「減るでしょうが、お金が」
スズラン 「まぁまぁそう言わずに」
ロベリア 「嫌よ、それくらい自分で払いなさい」
スズラン 「オレの財布からお金を出させるつもりかテメェ」
ロベリア 「出たわね、守銭奴スズラン」
スズラン 「お金は裏切らない。これ至言ね」
ロベリア 「資本主義の犬め」
スズラン 「犬で結構。愛だの友情だの、そんな訳わかんねぇ概念じゃあ腹は膨れないのさ」
ロベリア 「お金だって大概訳わかんない概念じゃないかしら」
スズラン 「うるせぇなぁ、生涯タダ働きに徹さざるを得なくなる呪いをかけるぞ...」
ロベリア 「私の真似事はやめなさい」
スズラン 「さぁ、飯奢れ。直ちに奢れ」
ロベリア 「何でよ、断固拒否するわ」
スズラン 「ちぇー...」
ロベリア 「...割り勘」
スズラン 「え? 何だって?」
ロベリア 「だーかーらー、割り勘くらいなら払ってあげなくもないって言ったのよ!! ケチだと思われて仕事を引き受けてくれなくなるのは困るからねっ!!」
スズラン 「おっ、そう来なくっちゃ」
ロベリア 「ふんっ、感謝なさい!!」
リコリス 「うげぇ、何よあのバカップル」
ヒナゲシ 「お姉様、羨ましいの?」
リコリス 「それ以上余計なことを言ってみなさい、あんたを挽肉にしてじっくりコトコト調理してあげるわ」
ヒナゲシ 「ひぃっ」 プルプル
リコリス 「...まぁ、グズなあんたをひとりぼっちにしとくと危なっかしいから、一緒に昼食を摂ってあげないこともないわ」
ヒナゲシ 「ほんと!? 嬉しいの、お姉様大好きっ!!」 ギュッ
リコリス 「や、やめなさいよ/// 調子狂うじゃない///」
ヒナゲシ 「で、わたしのお肉でどんなお料理作ってくれるの?」
リコリス 「え?」
ヒナゲシ 「え?」
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ロベリア 「はぁはぁ/// ハイプリスさまぁ///」 ハナヂダバダバ
スズラン 「お前ほんとどうしようもないな」
ロベリア 「ハイプリス様の素晴らしさを分からないとは愚かなり」
スズラン 「オレそこまで言ってないのだが」
ロベリア 「スズランも語るに堕ちたわね」
スズラン 「どうしてこんなにボロクソに言われなきゃなんねぇんだオレは」
ロベリア 「じゃあ認めなさい」
スズラン 「何をだよ」
ロベリア 「...あなた、バカ?」
スズラン 「はァ!?」 イラッ
ロベリア 「ハイプリス様こそが世界で最も素晴らしく、尊敬すべき人物であることに決まってるでしょう?」
スズラン 「いや、それを既に認めてるからこそ、オレは真実の手になってるわけなんだけど」
ロベリア 「それもそうね」
スズラン 「だろ?」
ロベリア 「...」
スズラン 「...」
ロベリア 「...でも妙ね。じゃあどうしてスズランはハイプリス様に興奮したりしないのかしら」
スズラン 「お前の異常行動をさも普遍的な現象みたいに言わないでくれる?」
ロベリア 「え? ハイプリス様のお姿には誰もがハァハァするものでしょう? スズランはちょっとズレてるとこあるからわかんないかもだけど」
スズラン 「オレを疑う前に先ず自分の常識を疑え」
ロベリア 「????」
スズラン 「おいコイツマジか」
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スズラン 「ということで、有識者をお呼びしました」
サンストーン 「理解が追いつかない。せめて私が連れてこられた理由を説明してもらえるか?」
ロベリア 「ガルルルルル」
スズラン 「あからさまに警戒しておりますやん」
ロベリア 「どうしてよりにもよってコイツなのよ」
サンストーン 「むしろ私が知りたい」
ロベリア 「あなたには聞いてないッ!!」 カッッ
サンストーン 「理不尽すぎる」
スズラン 「まぁまぁ、落ち着きたまえよロベリア君。一応説明すると、ハイプリス様に最も近い『右手』の二つ名を持つサンストーン君に、ハイプリス様に対して抱えている感情やら何やらを語っていただきたい、という趣旨でこの度声を掛けたんだ」
サンストーン 「ますます解らない」
ロベリア 「人選ミスよ、左手のリコリスにでも頼んでおけば良かったのに」
スズラン 「だってアイツいつもヒナゲシのことで頭がいっぱいじゃん」
ロベリア 「否定できない」
ロベリア 「じゃ、じゃあスイセンは?」
スズラン 「アイツ食事がないとノリ悪いだろ。オレたち昼飯食べたばかりだぞ」
ロベリア 「あー... 胃もたれするわね」
スズラン 「むしろアイツが食ってるのを見てるだけで限界来るまである」
ロベリア 「もうエニシダでもダチュラでもいいわ、兎に角このアホ面だけは絶対にごめんよ」
スズラン 「アホ面て」
サンストーン 「さっきから酷いこと言われまくっているのが不服なのだが、遺憾の意を表明していいか?」
スズラン 「おう、しとけしとけ。表明するだけなら幾らでもタダだ」
サンストーン 「遺憾の意を表明する」
ロベリア 「律儀ねあなた」
スズラン 「それから、エニシダとダチュラは仕事中だ。繰り返すが、サンストーンが一番ハイプリス様に近いんだ。お前とオレ以外から選ぶなら、どう考えてもサンストーンが適任だろうが」
ロベリア 「くっ...」
サンストーン (もう帰っていいですか?)
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サンストーン 「それでは、私はこれで失礼する」 テクテク
ロベリア 「」
スズラン 「おう、何だかんだ付き合ってくれてサンキューなー」
ロベリア 「」
スズラン 「...さて、何か言いたい事はあるかな、ロベリア君?」
ロベリア 「」
スズラン 「...何もないようだな。まぁ、あそこまで真っ直ぐな忠誠心を披露されたらお前じゃなくても言葉を失うよな」
ロベリア 「わ、私は穢れていたというの...?」
スズラン 「漸く息を吹き返したか。そして漸く気付いたか」
ロベリア 「い、いや、サンストーンが超弩級の変人だった可能性も大いにある。つまり他の真実の手ならあるいはワンチャン...」
スズラン 「ねーよ間抜け。逆に、自分の上司に欲情してる部下なんて何処を探せば居るんだよ。きっとお前くらいだと思うねオレは」
フェンネル 「くしゅん」
ジンジャー邸のメイド長 「くしゅん」
ロベリア 「よ、欲情だなんて、そんなわけないでしょっ!! はれんちよっ!!」
スズラン 「流石にそれくらいの理解はあったか」
ロベリア 「あなた、私のこと何だと思ってるのよ」
スズラン 「罠を張るのがちょっと得意なだけの、情欲に極めて従順なアホ面」
ロベリア 「言ってくれるじゃないの、この脳筋守銭奴」
スズラン 「あったまきた! お前のこと完膚なきまでに潰してやるよ」
ロベリア 「あなたこそ、二度と宝石を持てない体にしてあげるわ」
スズロベ 「...」
スズラン 「いざ...」 ゴゴゴゴゴ
ロベリア 「尋常に...」 ゴゴゴゴゴ
ハイプリス 「すまないが、ここで戦闘は止してもらいたい。せめてもう少し開けたところでお願いできるかな」
スズロベ 「は、ハイプリス様!?」
ハイプリス 「此処は室内だからね、壊れては困るものもそれなりにあるんだ。外だったらその点気にしなくていいと思うから、戦うならそこで思う存分やってくれるかい?」
スズロベ 「で、でも...」
ハイプリス 「 い い ね ?? 」 ドドドドド
スズロベ 「...はい、すみませんでした...」
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スズラン 「ハイプリス様が久々にめちゃ怖かった」
ロベリア 「あぁ... サイッコー///」 ゾクゾクッ
スズラン 「お前の救いようの無さはホンモノだな、オレはもう諦めたよ」
ロベリア 「私の正しさが証明されたということね!!」 ドヤァ
スズラン 「...もういいよそれで...」 ハァ
??? 「ひゅーひゅー、お熱いねぇ」
ロベリア 「その声は...スイセン?」
スイセン 「あったりー。ウチなんよー」
スズラン 「お熱いって何のことだよ」
スイセン 「えっ、そこまで見せびらかしといて無自覚なの?」
スズロベ 「?」
スイセン 「やっぱり人間関係って難しくてわかんないんよ。まさしく欺瞞だね」
ロベリア 「まぁ、それには同意するけど」
スズラン 「どーしてオレたちを見ながらそれを言うんだ?」
スイセン 「うげぇ... 砂糖吐きそう」
スズラン 「吐けるのか? なかなかの一発芸だな」
ロベリア 「放送禁止モノだけどね」
スイセン 「ただの喩えなんよ... もしかして二人ってウチが思ってるよりよっぽどバカなんじゃない?」
スズラン 「普段お前そんなこと思ってたのかよ」
ロベリア 「即刻訂正なさい、さもなくば、あなたの今後3日分の食事が全部離乳食になる呪いをかけるわよ...」
スイセン 「ヒェッ...」
スズラン 「意味不明な上地味に嫌な呪いやめろ」
ロベリア 「私のアイデンティティを奪うつもり?」
スズラン 「一応自覚はあったのな」
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ロベリア 「お茶でも飲んで... 話でもしようや...」 ジョロジョロ
スズラン 「いきなりどうした」
ロベリア 「昔読んだ聖典?を思い出した」
スズラン 「聖典は駆逐、だろ。ところで、それホントに聖典だったのか?」
ロベリア 「うーん... そう言われると怪しくなってきた」
スズラン 「いまいち聖典っぽくないんだよな、その言い回し」
ロベリア 「じゃあ『外典』ってやつ? 確かソラが一度そんな感じの話で盛り上がってたらしいけど」
スズラン 「知らねぇよ、あんなイカレポンチのことなんて」
ロベリア 「イカレポンチて」
ソラ 「くしゅん」
スズラン 「それとも、浮かれフルーツポンチの方が良かったか?」
ロベリア 「あっはは、浮かれフルーツポンチって何よ!!」
スズラン 「昔読んだ聖典を思い出した」
ロベリア 「聖典は駆逐、じゃなかったの...?」
スズラン 「うっせ、言ってろ」
千代田桃 「くしゅん」
スズラン 「で、そのお茶は飲んでも大丈夫なヤツか?」
ロベリア 「言ってる意味がわからない」
スズラン 「つまり、その... 所謂ロベ茶、みたいな...」
ロベリア 「?」
スズラン 「...っ!! 言わせんな恥ずかしい///」
ロベリア 「?? 取り敢えず、ソレはただの紅茶よ」
スズラン 「そっか」 ゴクッ
スズラン 「!? 何だこれ甘すぎッ!!」 ブーッ
ロベリア 「そうかしら?」
スズラン 「砂糖何個入れたんだよ」
ロベリア 「えーと、1個、2個、3個、4個、5個、6個...」
スズラン 「おいちょっと待てやこのスカタン野郎」
ロベリア 「ま、実際はわざといっぱい入れたんだけどね」
スズラン 「お前オレを殺す気か!?」
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ロベリア 「スズランってさ」
スズラン 「あぁ? どした?」
ロベリア 「獲得した宝石とかってどうしてるの?」
スズラン 「...お前、それ知って何をするつもりなんだ? 答えによっては...」 ゴゴゴゴゴ
ロベリア 「はいはい、くわばらくわばら。単純な興味心ってやつよ。だってあなた、いくら宝石あげても欲しがるじゃない。よく飽きないわねって」
スズラン 「...デル」 ボソッ
ロベリア 「え? 何、聞こえないわ」
スズラン 「だから、溜め込んでるのっ!!」 クワッッ
ロベリア 「そんな食い気味に言わなくても...。でも意外ね、てっきり換金とかしてるのかと」
スズラン 「宝石ちゃんはいつも綺麗なままでいてくれるからな。お金にするのも悪くないが、オレは宝石自体の価値も一応わかってるつもりさ」ニコニコ
ロベリア 「うわ... きも...」 ヒキッ
スズラン 「酷くない!?」
ロベリア 「でも、それにしては次から次へと欲しがるなんて貪欲な浮気者ね」
スズラン 「ふん、ほざけ。人の趣味にケチつけるような奴はクロモンの餌にでもなっちまえばいいさ」
ロベリア 「アイツらそんな恐ろしい生態してんの...?」
スズラン 「物の喩えだようつけ者。しかし、確かにクロモンが普段何食ってるのかは興味なくもない」
ロベリア 「どうせその辺に生えてるツンツーンとかでしょ」
スズラン 「言うほどその辺にツンツーン生えてるか?」
クロモン 「くくー...」 (おなかすいたぁ)
クロモン 「くぅぅ...」 (果物とかないかなぁ... ん?)
ゴゴゴゴゴ
クロモン 「くくゥッ!?」 (こ、これはッ!?)
< 辺り一面見渡す限りのツンツーン畑
クロモン 「く、くくゥーーッ!?」 (な、何ィーーッ!?)
スズラン 「そもそもツンツーンって薬味だろ? どうしてそれが主食になり得るんだよ」
ロベリア 「あら? でも、ツンツーンが好きすぎてしょっちゅう丸かじりしてる神殿関係者がいるらしいって噂を耳にしたことがあるわよ」
スズラン 「はァ? あほくさ。そんな奴いるわけないじゃん」
ロベリア 「それもそうね」
クロモン 「くくくくッ...」 (流石にツンツーンオンリーはきつすぎる... でも今はこれしかない...ッ」
??? 「えっ!? このツンツーン全部貰っちゃっていいんですか?」
クロモン 「くくっ」 (誰か来る... 隠れよう) カサッ
ツンツーン農家 「あぁ、構わないよ。どれも規格に合わなかった余り物ばかりだからね。むしろ貰ってくれた方が、廃棄しなくて済む分助かるんだよ」
??? 「えへへぇ... それじゃあ、遠慮なく貰っちゃいますね」 ガブリ
ツンツーン農家 「ま、丸かじり!? 見た目によらず豪快だねぇ」
??? 「これが一番好きなんです」 ガブガブガブゥッッ!!
クロモン 「くくぅ...」 (お母さん、人間は怖い生き物です) ブルブル
スズラン 「大体、お前の噂情報はいまいち信用なんねぇんだよ」
ロベリア 「心外ね... あなたの持ってる宝石の 3 % くらいが新鮮なツンツーンに変わる呪いをかけてもいいのよ...」
スズラン 「おいテメェオレの宝石ちゃんに手ェ出すんじゃねぇ」
ロベリア 「流石に反応が早いわね」
スズラン 「そもそも 3 % って何だよ、呪いとしても微妙すぎんだろ」
ロベリア 「あまり割合上げるとノータイムで殴られそうだったから様子を見た」
スズラン 「おう、今の言葉は断りさえ入れればぶん殴ってもいいって意味と捉えていいんだな?」
ロベリア 「ごめんなさいでした」
ツンツーン農家 「いやー、しかし若い女の子が収穫作業を手伝ってくれるとは思わなかったよ。お陰で予定よりずっと早く終わった。あぁそうだ、働いてくれた分のお金を...」
??? 「あ、お構いなく。わたし、このツンツーンだけで充分ですので」
ツンツーン農家 「えっ」
??? 「ツンツーン農家さん。わたし、そろそろ行きますね」
ツンツーン農家 「ま、待ってくれ! せめて、君の名前だけでも...」
??? 「...」
きらら 「わたし、きららと申します」 ニコッ
スズラン 「...あれ? ところでオレたち、最初何の話してたんだっけ?」
ロベリア 「さっぱり思い出せないわね」
スズラン 「確か話振ったのお前だろ、さっさと思い出せよ」
ロベリア 「えー... そうねぇ、うーんと...」
スズロベ 「...」
スズラン 「...もういいやめんどくせぇ」
ロベリア 「いくら何でも横暴すぎるでしょ」
----------
エニシダ 「〜〜♪」
ダチュラ 「エニシダ、お歌、上手なの」
エニシダ 「ありがとうダチュラ。でも、まだまだですわ。もっと頑張らないと、世界一の歌手になんてなれない」
ダチュラ 「おー。エニシダ、がんばれー」
エニシダ 「勿論ですわ!!」
スズラン 「ロベリア、アレどう思う?」
ロベリア 「どうって、どうも思わないけど? 勝手にやってろって感じ」
スズラン 「ドライだなぁ。ま、オレも似たようなもんだけどな」
ロベリア 「尤も、あの努力家なところは認めてあげなくもないけど」
スズラン 「あー、オレたちに隠れてこっそり練習とかやってるみたいだしな。知識も何気に豊富だし、実力は普通にあるんじゃないか?」
エニシダ (聞こえてますわよ... 柄にもなく褒めないでくださいませんこと?) モジモジ
ロベリア 「とはいえ、作戦は穴だらけだけどね」
スズラン 「目立ちたがり屋すぎて腑抜けてるんだよな、根本的に」
エニシダ (コイツらやっぱりムカつきますわね) イライラ
スズラン 「アイツ、歌ってる時たまにクリエメイトみたいな顔になってるよな。いいのかね、見逃しといて」
ロベリア 「クリエメイトの顔って何よ」
スズラン 「言葉で表すのはちょい難しいんだが... ほら、きらきらしてるというか? 人生楽しんでます! って感じというか? そういう系統の顔」
エニシダ (想像) 『さぁ、次に披露するのは、ワタクシが初めて作詞 ・ 作曲した曲ですわ!! 心を込めて作ったワタクシの思い出の一曲、存分にお聴きになってくださいまし♪』 キラキラァァ
ロベリア 「あぁ... 言わんとすることはわかるわ」
エニシダ (何を想像しているのかは兎も角として、あの二人がとてつもなく不躾な想像をしていることだけは推測できますわ)
ロベリア 「あれでもハイプリス様に対する忠誠心はあるみたいだし、ほっとけば? 万が一敵に回ってもやっつけちゃえばいいだけでしょ」
スズラン 「一理ある」
ロベリア 「ただ、アイツの歌が洗脳の効果を持ってるのが厄介ね。下手したらこっちまで敵の軍門に下ることになりそう」
スズラン 「この上ない屈辱じゃん。やっぱり今倒しとかね?」
ロベリア 「仲間割れは止めなさい、ハイプリス様に示しがつかないわ」
エニシダ (どうしてワタクシが裏切り者になる体で話が進んでいるのかしら)
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ロベリア 「スズラン、仕事よ」
スズラン 「よし、見返り寄越せ」
ロベリア 「あなたっていつも前払いなのよね、その辺ほんとちゃっかりしてるわ」
スズラン 「タダ働きなんてゴメンだぜ」
ロベリア 「はい、ということで今日のチョイスはこれよ」 ポン
スズラン 「... 要らねぇよこんなもの」
ロベリア 「珍しいわね、あのスズランが報酬を拒否するなんて」
スズラン 「テメェふざけてんのか? じゃあこれが何なのか言ってみろよ」
ロベリア 「雲母、若しくはマイカと呼ばれる鉱物ね」
スズラン 「『きらら』とも言うだろうが大馬鹿野郎。いや、これは理解した上でわざとやってるな?」
ロベリア 「当たり前じゃない」 ドヤァァ
スズラン 「くそむかつく」
スズラン 「何だ? 当て付けか? オレを煽ってるのか? それとも... 神殿側に寝返るつもりか? それならお前だけで勝手にやっとけ、その場合オレは真っ先にお前をぶっ潰すけどな」
ロベリア 「そこまで言われるとは思わなかったわ。ロベちゃん泣いちゃう」
スズラン 「いや知らねぇよ」
ロベリア 「ま、これはね... あなたがちゃんと相手を選ぶ人なのかを試してみたのよ」
スズラン 「はァ?」
ロベリア 「ついでに言うと、仕事のくだりも嘘よ」
スズラン 「お前マジでふざけてたのかよ」
エニシダ 「アイツらまたやってますわね」
ダチュラ 「スズランと、ロベリア、バカップル...?」
エニシダ 「もう行きましょうダチュラ。あんなの見てると目に毒ですわ」
ダチュラ 「ワタシ、毒、使える。スズランと、ロベリア、仲間...?」
エニシダ 「あー、そういう意味じゃないのだけれど... まぁいいですわ。ダチュラ。今日は特別に、ワタクシの秘蔵のおやつをあげましょう」
ダチュラ 「わぁい」
エニシダ 「ただ、あの暴食娘にバレたらやばいですので、こっそり...」
スイセン 「あ、それなら昨日ウチが全部食べちゃったんよ。ごめんね?」 ケロッ
エニシダ 「」
ダチュラ 「」
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スズラン 「ロベリアぁ...」 ダキッ
ロベリア 「っ!? ど、どうしたのよ、あなたらしくもない///」 カァァァ
スズラン 「はぁぁ... ロベリアのフカフカぁ...」 モゾモゾ
ロベリア 「... このド変態がァァァッ!!」 バシィィン
スズラン 「痛ってェェェ!!」
ロベリア 「あなたがッ!! 泣くまでッ!! 殴るのを止めないッ!!」 ボコボコ
スズラン 「キュゥ」 ボロッ...
ロベリア 「悪は滅びた」
スズラン 「いったた... いくら何でもやりすぎだろ」 グスッ
ロベリア 「...で、何の意図があってこんな真似を?」
スズラン 「一度でいいから誰かに甘えてみたかった」 フキッ
ロベリア 「うわ... 流石にないわぁ...」 ドンビキ
スズラン 「酷くない!? ねぇ酷くない!?」
ロベリア 「いっぺん自分のこと鏡で見てきなさいよ」
スズラン 「辛辣なの、ロベリアお姉様」 ヨヨヨ
ロベリア 「あのポンコツグズの真似なんてしなくていいわ、うつるわよ」
スズラン 「!! あぁーそーだなーそーかもなー」 ピューピュー
ロベリア 「ヘタクソな口笛で誤魔化しても無駄よ。大体あの弱虫は...」 ブツブツ
スズラン 「あ、あのさロベリア... 後ろ...」 ビクビク
ロベリア 「? 後ろがどうしたのよ、そんなに怯えt...」 クルッ
ヒナゲシ 「...」 ポロポロ
ロベリア 「」
リコリス 「^^」 ゴキッバキッ
ロベリア 「」
リコリス 「... あんたたち、覚悟はできてるんでしょうねぇ...??」 ゴゴゴゴゴ
スズロベ 「」 (アカン)
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スズロベ 「キュゥ」 ボロッ...
リコリス 「悪は滅びた」
ヒナゲシ 「お姉様、ありがとうなの!!」 ギュッ
リコリス 「...」 バシッ
ヒナゲシ 「ひぃっ! い、痛いの...」 オロオロ
リコリス 「あんた、悔しかったら少しは言い返したらどうなの!? だからあんたはグズなのよッ!!」
ヒナゲシ 「ご、ごめんなさいなの... わたし、わたし...」 ポロポロ
リコリス 「... もういいわよ。ほら、行きましょ」 スッ
ヒナゲシ 「... はいなの!! わたし、お姉様とずっと一緒なの!!」 ギュッ
リコリス 「っ! も、もう/// あんたをいじめていいのはアタシだけなんだから/// そこんところ、気を付けてよね///」
ヒナゲシ 「わかってるの///」
スズラン 「何か良さげな雰囲気醸し出してるけどさ... アイツら、言ってること結構やばくね?」
ロベリア 「あれくらい今に始まったことじゃないでしょ」
スズラン 「そうだけども」
ヒナリコ 「〜♪」 ポワポワ
ロベリア 「愛の形なんて人それぞれってことね」
スズラン 「お前が言うと妙な説得力を感じる」
ロベリア 「どういう意味よ」
スズラン 「そのままの意味だよ」
スズラン 「... ま、本人たちが楽しそうならそれでいいか。やっぱ愛なんてオレには理解できねェ〜〜」
ロベリア 「... あら? それなら私が教えてあげてもいいけど?」
スズラン 「え? ロベリア、お前何言って... ひゃっ」 ドサッ
ロベリア 「... ふふふ」 ジュルリ
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スズラン 「ろ、ロベリア...? これは一体何の真似だ...?」
ロベリア 「あらあらスズラン。こんなに簡単に押し倒されちゃうなんて、随分とだらしないわねぇ♪」
スズラン 「だ、だから質問に答えr...」
ロベリア 「今から私はあなたを襲うわ」
スズラン 「」
ロベリア 「私がイヤなら直ぐに逃げられるはず。別に強く拘束してるわけでもないし、その気になれば私を殺すことだってできるのだから」
スズラン 「え... あ、あの、ちょっと...」
ロベリア 「ほらほら、いつもの勢いはどうしたの? 随分としおらしいじゃない。早くどうにかしないと、本当に襲っちゃうわよ?」 グイグイ
スズラン 「うぅ...」 グルグルメ
スズラン 「お、お手柔らかに、お願いします...///」 カァァッ
ロベリア 「...」 プッツーン
ロベリア 「... スズランが悪いんだからね。そんな態度取って私を誘うから」
スズラン 「ぁ... ぅぅ...」
ロベリア 「くっくく。私に身を委ねたこと、いっぱい後悔させてあげr...」
サンストーン 「... 何やってるんだこんなところで」 ジトー
ロベリア 「!?」 ビクッ
サンストーン 「二人の関係を否定する意図はないのだが、せめて人目につくような場所ではやめてもらえないか」 ジトー
ロベリア 「さ、サンストーン...」
スイセン 「やっぱりラブラブじゃんよ、あんたら。もう特別にこのスイセンちゃんが、ウェディングケーキをプレゼントしちゃうんよ」 バァァン
ロベリア 「スイセン... ていうかそのケーキ半分くらい消滅してるんだけど」
スイセン 「だってこれウチのおやつだったものだからね」
サンストーン 「まさかの食べかけ」
リコリス 「ま、食欲魔神のスイセンが仮にも食べ物くれるなんて珍しいんだから、ありがたく受け取っときなさいな」
ヒナゲシ 「お姉様、どうしてわたしの目と耳を塞ぐの?」
リコリス 「あんたにはまだ早すぎる光景が広がっているからよ」
ヒナゲシ 「そっかぁ」
ロベリア 「どうしてあなたたちまで...」
エニシダ 「はぁ。だったら、ワタクシは祝福の歌でも歌ったほうがいいのかしら? こういうのは柄ではないのですが...」
ロベリア 「げっ、エニシダ」
エニシダ 「サンストーンに対してなら兎も角、どうしてワタクシにまでそういう反応をするのか理解に苦しみますわ」
サンストーン 「極めて遺憾だ」
ダチュラ 「やっぱり、ロベリアも、毒使う、仲間」
ロベリア 「????」
ハイプリス 「... まぁ、しっかり与えた仕事をこなしてくれれば、私は文句を言わないよ。好きにするといいさ」
ロベリア 「は、ハイプリス様ッ!? こ、これはその、違くて...」 アワアワ
ハイプリス 「続けるのなら、あそこの空き部屋を使うといい。サンストーンの言う通り、ここは公の場だからね。安心したまえ、防音性は抜群だ」
ロベリア 「OMG...」
スズラン 「ろべりあ?」 ガバッ
ロベリア 「ハッ!! スズラン、しっかりしなさい!! 誤解解くわよ!!」
スズラン 「... ろべりあ。おれのこと、すきにしていいよ?」 ニコッ
ロベリア 「」
----------
ロベリア 「... はぁ、はぁ。何とか誤解も解けた」
ロベリア 「スズランのこと、あの部屋に放置してきちゃったけど... ま、別にどうでもいいか」
スズラン 「... はっ!? こ、ここは...」 キョロキョロ
スズラン 「... どうやら、廃神殿の何処かの部屋であることは間違いないらしい。でもどうしてオレはこんなところに一人で...?」
スズラン 「確かオレはさっきまでロベリアと... ロベリアと...」
スズラン (回想) 『え... あ、あの、ちょっと...』
スズラン 「...」
スズラン (回想) 『お、お手柔らかに、お願いします...///』 カァァッ
スズラン 「...っ」
スズラン (回想) 『... ろべりあ。おれのこと、すきにしていいよ?』 ニコッ
スズラン 「っ!? 〜〜っ!?」 ジタバタ
スズラン 「何やってんだオレはぁぁぁ///」 ゴロゴロ
ロベリア (... でも、何かしら。このもやもやは)
ロベリア (あのスズランの表情。何故だかどきっとした)
ロベリア (実のところ、こんな風に思い悩むのは初めてではない)
ロベリア (仕事を頼む相手なんて別に誰でもいいのに。ましてや、スズランに投げると宝石やらお金やらをぼったくられるのに)
ロベリア (それでも、誰よりも先にスズランを頼ってしまう自分がいる)
ロベリア (あぁ。そうか。このもどかしくて切ない、でもぽかぽかする気持ち)
ロベリア (これが、きっと─)
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サンストーン 「ロベリアが私に用事なんて珍しいな」
ロベリア 「う、うるさいわね。その減らず口に1週間口内炎を患う呪いをかけるわよ...」
サンストーン 「地味に嫌だな、その呪い」
サンストーン 「で、何をしてほしいんだ? 一応言っておくが、私は姉さn... きららとは違って、パスを繋ぐ能力は持ってないぞ」
ロベリア 「そんなのわかってるわよ。むしろ逆。あなたの『パスを断ち切る力』を求めているのよ」
サンストーン 「と言うと?」
ロベリア 「パスを断ち切るのって、中途半端に切ることはできないの? 例外なく完全に断ち切る感じ?」
サンストーン 「うーむ... 中途半端に、か...。できなくはないと思うが」
ロベリア 「そう。それじゃあ、私とスズランのパスを必要最低限の部分以外断ち切ってくれない?」
サンストーン 「...は?」
ロベリア 「何よ、耳が遠くて聞こえなかったの? やっぱりあなたはポンコツね、次から私が右手の座を代わってあげるからもう一度よく聞きなさい。私と...」
サンストーン 「いや、聞こえなかったわけではない。要するに、ロベリアとスズランの関係がただの仕事仲間くらいになるよう、良い塩梅で絆を断ち切れってことだろう?」
ロベリア 「...」
サンストーン 「しかし、どうしてそんなことを? 私がどうこう言う資格はないが、別に不仲なわけでもないのだしそのままでも構わないのでは?」
ロベリア 「違うのよっ! 私、このままだとおかしくなりそうで...」
サンストーン 「...」
ロベリア 「あの日から、スズランのことを考えると胸が苦しくなって。本当は絆なんか否定しなくちゃいけないのに、スズランのことをもっと知りたくなって、もっと話したくなって... もっと、一緒にいたくなっちゃって...」
サンストーン 「ロベリア...」
ロベリア 「だからいっそのこと、こんな感情捨ててしまおうって思って... それで、わざわざ大嫌いなあなたを頼ってるの!! お願いサンストーン、私を助けてよ...!!」 ポロポロ
サンストーン 「... 1つ、確認したい」
ロベリア 「... 何よ」 グスッ
サンストーン 「もしスズランが同じ気持ちを抱えていた場合、その想いをも断ち切ることになるが... それでもいいのか?」
ロベリア 「!!」
サンストーン 「パスの切断は確かにロベリア側だけ切ってしまえば完遂する。ただ、その事実をスズランは知ることはない。知らないまま、気付かないままに、失われるんだ。たとえ抱いていた想いがあったとしても」
サンストーン 「私の能力はそこを評価されているわけだが... もう一度、確認する。いいんだな?」
ロベリア 「... 切って。サンストーン」
サンストーン 「... ふむ。考えは揺るがないか」
ロベリア 「そもそも、スズランだって絆を否定する志は同じはず。だから、私とはただの同僚で丁度いいのよ」
サンストーン 「... そこまで覚悟が決まっているのなら、私が言うことは何もない」 ジャキン
ロベリア 「頼むわよ」
サンストーン 「言われなくとも」
ロベリア (さよなら、私の弱き心よ。あなたの呪縛から、私は解かれるわ)
ロベリア (でも、まぁ... ちょっとくらいは、楽しかったかしら)
サンストーン 「...っ!!」 キッ
ロベリア (ごめんね、スズラン。私ね、あなたのこと...)
ザァァァン
ロベリア (確かに、愛していたわ)
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スズラン 「飯奢ってくれ」
ロベリア 「図々しいわね、呪うわよ...」
スズラン 「...あれ? 前もこんな会話したことなかったっけ?」
ロベリア 「こんなありきたりの会話で何言ってるのよ」
スズラン 「それもそうだな。というわけで飯奢れ。今すぐ奢れ」
ロベリア 「理解不能よ。もう少し言葉の前後関係を意識なさい」
スズラン 「うるせぇ、御託じゃ腹は膨れねぇんだよ」
ロベリア 「... いいわよ」
スズラン 「ちぇー、せめて割り勘とか、そういう発想浮かばないもんかねぇ... ん? 何か言ったか?」
ロベリア 「だーかーらー、奢ってあげるって言ったのよっ!! 同じこと2回も言わせないでくれる!?」
スズラン 「えっ、マジで!? 今日は随分と太っ腹じゃん。やっぱロベリアは話がわかるな。そういうとこ、結構好きだぜ」 ニコッ
ロベリア 「っ...!!」 ビクッ
スズラン 「おょ? どったの、そんな顔して」
ロベリア 「な、何でもないっ!! ほら、行くわよ」 グイッ
スズラン 「おぁっ、ちょ、引っ張るなってぇ!!」
ロベリア 「今日は私が満足するまで付き合ってもらうから」
スズラン 「全く...」 ハァ
ロベリア 「で、スズランは何食べたい?」
スズラン 「えっ、それもオレが決めていいの!? じゃあ、えーと...」
ロベリア 「あ、今のはただ聞いてみただけよ。私の奢りなのだから、当然行き先を決めるのも私」
スズラン 「おい」
ロベリア 「尤も、美味しいことだけは保証するわ。安心なさい」
スズラン 「まぁ、それなら別にいいけどよ」
ロベリア 「... スズラン。これからも、私の隣にいてくれる?」
スズラン 「... よくわかんねぇけど、別にそれくらい構わないぜ」
ロベリア 「そっか」
ロベリア (その言葉を軽々しく言ったこと、いつか後悔させてあげるから。しっかり覚えときなさいよね)
ロベリア (ばーか)
--fin--
[あとがき]
はい、ということで終わりです。思いの外内容が重くなっちゃった...。
初めて第2部4章を読んだとき、スズランとロベリアの関係性ってなかなか絶妙なラインを攻めてるなぁと思いました。
ハイプリスに対する忠誠を前提に、見返り欲しさとはいえロベリアの依頼ならちゃんと聞いてくれるスズランと、損することを覚悟でスズランに仕事を依頼するロベリア。真実の手にありがちな、少々歪んだ関係性ではありますが、これもまたひとつの信頼関係と言ってよいでしょう。
しかし、それはある意味二人の間に『絆』が存在する証拠。自己矛盾を抱えたまま、スズランやロベリアを始めとするリアリストたちは奇妙な団結を果たしています。
それに気付くのはいつなのか、それとも既に気付いているのか。そして、その自己矛盾とどう向き合っていくのか...。そういった側面が、メインストーリーにおいてこれから描かれていくのだろうと想起しています。
...色々小難しいことを語りましたが、要するにスズロベ尊いってことです!! もっとスズロベを流行らせようではありませんか!!
あと、前回のSS投稿にて一人称を盛大に間違えるミスを犯したので、この機会に総点検したところ、スイセンちゃんの一人称やらロベリアさんの二人称やら色々と間違えまくっていたので、このSSでは直せるだけ直しました。
なお、私の書くSSで本来「私」と表記すべきところが「わたし」になっていることがありますが、これはわざとです。基本は「わたし」で、大人っぽい女性 (みさ姉、クロちゃ、アルシーヴ先生など) や男性の場合は「私」とする、という謎ルールが自分の中にあります... が、読者の皆様は特に気にしなくて大丈夫です。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方に心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
[これまで書いたSSリスト (順次追加) ]
・ 『あお 「くじら座の変光星の女の子」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3596&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29338408.html
・ 『変な生き物 「遂に誰からも本名で呼ばれなくなった」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3602&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29371224.html
・ 『クレア 「わたしは鍵の管理人」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3607&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29421806.html
・ 『クロ 「この丘から見える星空は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3619&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29460066.html
・ 『きらら 「ツンツーンください!!!!!!!!」 サンストーン 「いきなりでけぇ声あげんなよ うるせぇよ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3637&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29571518.html
・ 『みさ「みらがかわいすぎて生きるのがつらい」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3650&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29631528.html
・ 『シャミ子 「杏里ちゃん、一緒に帰ろ?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3668&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29760440.html
・ 『千矢 「風邪を引いた夜のお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3681&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29831832.html
・ 『スズラン 「飯奢ってくれ」 ロベリア 「図々しいわね、呪うわよ...」』: このSS
お疲れさまでした。ロベスズORスズロベ流行れ。
あれおかしいな、最後でパス切ったはずなのに口から砂糖が(ダパパパパパパパ
ロベリアとスズランの二人がとても仲良しで尊かったです。それから、固定のハンドルネームをつける気はないのですか?
>>41
作者です。コメントありがとうございます!
え、吐けるんですか!? なかなかの一発芸ですね (違)
この2人の関係性、言葉にはしづらい良さを感じます。このSSのような雰囲気ではないとしても、2人にはどーでもいい話題で毒のあるツッコミを交えてだらだらと盛り上がっていてほしいです。スズロベ or ロベスズ流行れ。
>>42
コメントありがとうございます! 貴重なご意見、誠に感謝いたします。
そうですね... ハンドルネームについては、もちろん検討はしているのですが、今の所特に不便だと思っていないのと、自分に合った名前を決めきれていないのもあり、使用を見送っています。「1ヶ月に3本ペースでSSを投稿してる変な奴がいるなぁ」くらいの認識でいいかなって。
尤も、きららBBSでSSを書いていらっしゃる (or いらっしゃった) 一部のSS作家の方々ののように、Pixivなどで執筆してきたSSを公開するようになった際には、流石に付けようと思っています。どうしようかな...。
素晴らしき…貴公にはリアリストのシンボルを進呈したいですね(ハンドメイド)
また次回も頑張ってください!
>>45
作者です! コメント誠にありがとうございます!
ま、まさか貴方は...『造手』様ッ!?
お目にかかれて光栄ですっ。自作シンボルについての投稿を拝見した際、「凄すぎる...」と画面前で呟いていた自分が思い浮かびます。
次回作の執筆、いっぱい頑張ります! 応援感謝です!!
この二人、原作ではビジネスパートナーの域だけどここまで絆を結ぶというのもありえそうな気がします。
現にヒナゲシとリコリスの絆の力が強大ですし。絆を否定する者だというのに絆の力の強さを証明する、皮肉なものです…。
横槍ですが
「1ヶ月に3本ペースでSSを投稿してる変な奴がいるなぁ」とは思っていませんが
「1ヶ月に3本ペースでSSを投稿してる凄腕の人がいるなぁ」とは思ったことだったらあります。
>>47
作者です。パラガスト下級戦士様、今回もコメントさんきゅーデース!!
いやー、私なんてまだまだビギナーもいいところですよ。ほんと、投稿ペースだけは早い素人作家気取りって感じです。
ただ、誰かが読んでくださっているということを思うと、本当に嬉しい気持ちになるし、励みになります。
次回も納得できる作品を出せるよう精進します! まずは執筆中の作品のどれかを形にしないと...。
※ 以下、リアリストと絆についての私見です。とても長いので、読み飛ばしてくださって結構です。
勝手な想像ではありますが、深見先生もその辺を意識している節はあるのではないかと。
そうでなければ、対になる相手を用意する形でキャラクターを生み出す理由がありません。少々メタ的な視点ではありますがね。
本当に絆というものを否定するためには、自らの組織をも否定しなければならない。何故なら、組織を作り参加すること自体が、何かしらのイデオロギーを掲げる者同士で繋がりを形成することに直結しているから。
でも、リアリストとなった人々は、恐らく自分の居場所を追われたり奪われたりして、心の拠所を求めている者ばかり。この点が、第2部で起こっている事変の打破を難しくしているのだと考えます。それでも、最終的には相互理解こそが解決の手立となると信じています。
長文になってしまい本当にすみません...。色々書きたくなっちゃって。
また機会があったらリアリスト主役の作品をまた書きたいですね。当然、神殿側の人たち主役の作品も。ほんと、ネタだけは無尽蔵に浮かぶんだよなぁ...。
>>48
Oh... 最後の方の文、「また」が重複していますね。どっちか1つ無視してください。推敲不足は撲滅しなければ。
リアリストの設定がまだよく明らかにされていないのに、リアリストのネタでSSを作成するのは凄いですね(後でキャラが違っていたら恥ずかしいから私の場合は、手を出しにくいのです)
私も第4作において、そこまでアルシーヴや七賢者達の設定がそこまで大きく出ていなかった時に、それを初めてネタにしました。後でカルダモンの口調がおかしいと気づいたり、ハッカの四字熟語を使うという設定を生かしていなかったり反省点は多かったです(pixiv版で修正)
素晴らしい作品でした。(私もペースダウンしていますが作成はしています)
>>50
作者です。ピースケ様、コメントありがとうございます! 反応が遅れてしまい申し訳ございません...
私も、その点をとても危惧しているのは事実です。しかし、そこは二次創作ということで多めに見てくださいって感じで (逃げ道、言い訳ともいう) 割り切っています。当然、執筆過程で可能な限り調査と摺り合わせも行いますが。
そして、SSについてお褒めに預かり光栄です。共にきららBBSのSS文化を盛り上げてまいりましょう!
「やるデース! 速報」にて、本作が掲載されました!
https://kirarafan.com/archives/29946896.html
スズロベは尊い。女神ソラ様は駄女神かわいい。きららさんはツンツーンかわいい。そして、うつつさんはわたしの天使様ですっ!! (メディア様)
もぐ管理人様、ありがとうございます!!
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