[Attention!]
この作品は『うらら迷路帖』を題材としたSSです。
あくまで上記原作とは一切無関係な所謂二次創作 (或は三次創作) です。
創作の関係上、大いに独自設定 ・ 捏造 ・ 原作を逸脱した点が存在します。
時系列は原作6巻の前半くらいです。アニメ化範囲外のネタバレが容赦無く含まれています。その旨ご注意ください。
臣ちゃんやなつみ屋のことを詳しく知りたい方は、是非原作を全巻 (1巻〜7巻) 読みましょう。うららはいいぞ。
書き溜めありです。と言うより、既に最後まで完成しています。
最後に、執筆者は『うらら迷路帖』の2期を切望しています。どうせなら完結まで見届けたいものです。
以上の点を了承してくださる方は、どうかお付き合いください。
[迷路町八番地 · なつみ屋にて]
千矢 「くしゅん」
紺 「千矢、大丈夫?」
千矢 「うん... ごめんね紺。わたし、迷惑かけちゃってるね」
紺 「そんな心配しなくていいわ、わたしも早く千矢によくなってほしいし」
千矢 「ありがとう... ふぁぁ... 何だか眠くなっちゃった」
紺 「眠っちゃう? それもいいんじゃないかしら」
千矢 「うん、そうする... おやすみぃ」 zzz
紺 「おやすみ、千矢」 ナデナデ
小梅 「紺、千矢の様子はどう?」
紺 「今、眠ったところ。落ち着いてはきたけど、まだまだ万全とはいえないかな」
ノノ 「心配だね、千矢ちゃん」
臣 「しかし、ちょっと珍しく感じるわ。あの野生児の千矢が風邪を引くなんて」
紺 「確かにそうかも。一応、十番占だった頃にも風邪を引いたことあるんだけどね」
臣 「そうなの?」
小梅 「そういえばそんなことあったわね。千矢、あの時初めて風邪を知ったんじゃなかったっけ」
臣 「衝撃ではあるけど、千矢ならありそうと思っちゃう自分がいるわ...」
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ノノ 「千矢ちゃん、ここ最近いっぱいお勉強頑張ってたから。無理が祟ったのかも」
紺 「早めに気付いてあげられなかったわたしが憎い...」
小梅 「誰もアンタのことを責めたりしないわよ。むしろ千矢の看病を進んでやってくれて助かってる」
紺 「...ありがと」
千矢 「...うぅん...」 zzz
紺 「...だいぶ、表情が和らいだわね」
ノノ 「夕方くらいの頃は本当につらそうだったもんね」
臣 「それでも平気そうに振る舞うんだもの、千矢って健気よね」
紺 「そうね... わたしも見習わなくちゃ」
小梅 「見習いすぎて、直ぐ脱いじゃうようになったはれんちな紺が目に浮かぶわ」
紺 (はれんち) 『ほぉら、謝るときはお腹を見せなきゃ駄目よ! こんな風に!!』 スポーン
紺 「や、やめてよ/// 流石にそこまではいかないわよ///」
臣 「逆にどこまでならいくつもりだったのよ」
紺 「えっ!? そ、それは...///」 モジモジ
臣 「えっ、何よその反応」
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千矢 「うーん... 目が覚めちゃった」 ガバッ
小梅 「あっ、千矢が起きた」
ノノ 「おはよう、千矢ちゃん。とは言ってもまだ夜だけどね」
千矢 「そうなんだ。てっきりもう朝かと」
臣 「体調はどう?」
千矢 「そうだね... もう大丈夫だよ!!」
紺 「またそう言って無理をして。おでこ、まだ熱いわよ」 ピトッ
千矢 「ひゃっ」
紺 「うーん、でも多少はましになったようにも感じるわね。この分なら明日には回復しそう」
千矢 「ほんと!? じゃあ、お外出ても...」
紺 「当然、今夜ちゃんと安静にしてたらの話だけどね」 ビシッ
千矢 「そっかぁ... ざんねん」 シュン
紺 「...っ!?」 ゾクゾクッ
小梅 「紺、今のアンタ、時江さんみたいになってるわよ」
紺 「えっ!?」
千矢 「あっ、それちょっとわかるかも」
紺 「千矢まで!?」
臣 「紺と時江さんは親子だものね」
ノノ 「やっぱり、血は争えないんだね...」
紺 「うぅ...」
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ノノ 「千矢ちゃん、おかゆ美味しい?」
千矢 「うん、とっても美味しいよ。ありがと、ノノ」
小梅 「やっぱり風邪引いたときにはおかゆよね」 パクパク
臣 「消化にいいし、味付け次第で色んな味になるのも魅力ね」 パクパク
紺 「こら二人共、何千矢のおかゆ盗み食いしてるのよ」
小梅 「だって美味しいんだもん」
臣 「おかゆは病人だけのものだなんてルールは存在しないはずよ」
紺 「だから、千矢が最優先でしょうが」
ノノ 「まぁまぁ。いっぱい作ってあるし、わたしたちが食べても全然大丈夫だと思うよ」 パクパク
紺 「さりげなくノノまで食べてるし...」
千矢 「紺も食べなよ、ほんとに美味しいよ」
紺 「そ、そこまで言うなら...」 ヒョイッ
小梅、臣 (ちょろい)
紺 「...」 パクッ
紺 「ん〜♪」 ホワホワ
千矢 「ね? 美味しいでしょ?」
紺 「そ、そうね...///」
ノノ (内心とっても幸せなんだろうなぁ)
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千矢 「ごちそうさまー」
紺 「思いの外いっぱい食べれたみたいで安心したわ」
小梅 「ま、一番食べてたのは紺だったけどね」
紺 「や、やめてよ恥ずかしい///」
ノノ 「わたし、食器片付けてくるね」 テクテク
千矢 「あっ、わたしも手伝うよ」 フラフラ
臣 「病人は大人しく寝てなさい」 ガシッ
千矢 「うー... わかったよ」
紺 「代わりにわたしが行ってくるから、千矢は安心して休んでて」 テクテク
ノノ 「あ、紺ちゃんありがとう。助かるよ」
千矢 「こうして皆に色々してもらってると、何というか、こう...うずうずする」
小梅 「と言うと?」
千矢 「わたしも何かしたいっていう思いが、わたしの中で蠢いて...」
臣 「気持ちはわからなくもないけど、安静にしてもらうのが一番治りが早いのだから我慢して」
千矢 「うん、そうだよね...」 シュン
臣 「ま、まぁ、風邪が治ったら千矢の遊びに付き合ってあげるのも吝かではないわっ」 テレテレ
千矢 「ほんとっ!? 約束だよ、いっぱい遊ぼうね!!」
臣 「え、えぇ...///」
小梅 (意外な形で新しいネタゲット〜♪ 忘れないうちにめもめも〜) カキカキ
紺 「...何故かは知らないけど、漠然と嫌な予感がするわ」 ガシャガシャ
ノノ 「??」 ガシャガシャ
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臣 「zzz...」
千矢 「臣、寝ちゃったね」
小梅 「看病する立場の人間が当の病人より先に寝ちゃってどうするのよ」
千矢 「まぁまぁ、いいじゃん。きっといい夢見てるんだよ」
小梅 「臣の場合は『視る』かもしれないけどね」
千矢 「確かにね」
小梅 「...わたし、思うんだ」
千矢 「?」
小梅 「ほら、臣って貴族の家出身じゃない? 没落したとはいえ... ううん、没落したからこそ、臣は自分の家を立て直すためにうららの道を選んだ」
小梅 「それを見てるとさ。同じお金持ちの家出身でも、マリに追いつきたいって自分本意な理由でうららになったわたしとは、背負っているものが違うんだなって」
千矢 「...それでいいんじゃないかな」
小梅 「千矢?」
千矢 「小梅と臣は違う人なんだから、考え方が違っていても別に不思議じゃないし、それなら一番占を目指す理由も違って当然だよ。わたしなんて自分のお母さん探しのために来たんだし」
小梅 「...そっか。そうね、そうよね。ありがと、千矢。わたし、もっと自分の夢に自信持ってみる」
千矢 「それがいいと思うよ! わたしもマリさんと一度お話してみたいし...」
小梅 「だ、駄目よっ!! マリはわたしのものなんだからっ!!」
千矢 「... 小梅って、ほんと愛が重いよねぇ」
小梅 「ど、どういう意味よっ!!」
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紺 「やっと終わったぁ」
ノノ 「お疲れ様。手伝ってくれてありがとうね、紺ちゃん」
紺 「わたしも普段からノノに助けてもらってるもの。こういうのはお互い様よ」
ノノ 「わ、わたしが!? そ、そうかなぁ」
紺 「そうよ。わたし、椿先生がノノを委員長に抜擢した理由が今ならわかるもん」
ノノ 「あっ、そっか。あのとき紺ちゃんと臣ちゃんも委員長になろうとしてたんだっけ」
紺 「わたし、結構人を纏める仕事に自信があったんだけど、ノノはそれがもっと上手い。何というか、緩衝材になりつつ大事なことをはっきり意識して動いてる。椿先生が注目してたのはそこなんじゃないかな」
ノノ 「あぅぅ... そこまで褒められると照れるよぉ」
紺 「だから、これからもよろしくね。ノノ委員長」 ニコッ
ノノ 「ふぇぇぇ... こんおねえちゃん...///」 グルグルメ
紺 「...っ!?」 キュン
??? 「ノノ... マツコヨリコンヲエラブノ...??」 ゴゴゴゴゴ
??? 「紺... 結婚するのか...? 妾以外の奴と...」 ゴゴゴゴゴ
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紺 「ふぅ。ただいま、千矢」
ノノ 「食器とかは全部洗っておいたよ」
千矢 「あ、紺とノノ。おかえりー」
臣 「zzz...」
小梅 「zzz...」
紺 「って、二人共もう寝てる。しっかりしなさいよ」
千矢 「もう夜も遅いから...。それに、わたしもだいぶ元気になったし」
ノノ 「この分なら本当に明日には元通りになってそうだね」
千矢 「ふっふっふ、わたしは風の子ですから」
紺 「今の千矢はどっちかっていうと風邪の子って感じだけどね」
千矢 「ぐはっ」
ノノ 「... あ、そういうこと?」
紺 「うーん、少し分かりづらかったかしら」
千矢 「...でも、皆のお陰だってこともちゃんとわかってるよ、わたし」
ノノ 「千矢ちゃん?」
千矢 「皆が親身になって看病してくれたから、寂しくなかったし安心して眠っていられた。それってとってもあったかいなって思うの」
紺 「...」
千矢 「だから、皆には感謝してるんだよ。それこそ、返しきれないくらい」
ノノ 「す、少なくともわたしは自分にできることをしただけだから...」
千矢 「それが嬉しいんだよ。いつもありがとね。紺、ノノ」
紺、ノノ 「...///」
小梅 (実は起きてるなんて今更言えないわね)
臣 (どうしよう、起きるタイミング完全に失った)
千矢 「勿論、小梅と臣にも... ね」
小梅、臣 (...///) モゾモゾ
ノノ 「さっきから二人のお布団が激しく蠢いてるんだけど」
紺 「いつの間にか起きていたようね、小梅も臣も」
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小梅 「いやー、ばれちゃったかー」
臣 「別にいいじゃない、あのまま寝てる体で事が進んでたら、今頃わたしたち爆発してたわよ」
小梅 「確かに」
千矢 「ほぇ? ばくはつ?」
臣 「わからないならそのままでいいわ... お願いだからそうしといて」 アセアセ
千矢 「う、うん」
紺 「ふぁぁぁ... なんか急に眠くなってきた」
ノノ 「わたしもぉ...」
千矢 「そうだね。もう寝よっか」
小梅 「えっ、わたしさっき起きたばかりなんだけど... ね、臣も眠くないわよね」 クルッ
臣 「スヤァ...」 zzz
小梅 「...ってもう寝てる!?」
紺 「最早職業病だわ」
千矢 「臣らしいね」
小梅 「うぅ... わかったわよ、わたしも寝る」
ノノ 「あ、一応千矢ちゃん風邪引いてるけど、一人の方がいいのかな?」
紺 「まぁ、被害を広めないためにもそれが正しいか」
小梅 「いや、色んな意味でもう遅くない? わたしたち、千矢とご飯食べたり一緒に話したりしちゃったけど」
紺 「小梅と臣は同じ空間で寝てたしね」
小梅 「うぐぅ... 兎に角、ここで今更隔離しても意味あるのかしら」
紺 「...もしかして小梅、千矢がいないのが寂しいの?」
小梅 「ち、違うわよっ!! ただその... 一人になっちゃう千矢の気持ちを汲んで...」
千矢 「小梅。わたしは大丈夫だよ。皆にうつしちゃ駄目なことはちゃんと理解してるし、わたし寂しくないよ。だから、今日は一人で寝るね」
小梅 「...千矢がそこまで言うなら」 シュン
紺 「あっ、やっぱり寂しいんだ。小梅もかわいいとこあるじゃん」
小梅 「さ、寂しくないしっ」
ノノ 「あはは... 何だかんだ仲いいよね、あの二人って」
千矢 「そーだねー」
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臣 「zzz...」
紺 「そ、それじゃあわたしたちは隣の部屋に居るから。何かあったら遠慮無く声掛けてね」 ガクガクプルプル
千矢 「紺... 大丈夫? 手伝おうか?」
紺 「だ、大丈夫よこれくらい... 幸い臣は軽いから、なんとか運べそう」
ノノ 「一応わたしたちも居るから、その辺は心配要らないよ」
小梅 「千矢は自分のことだけに集中なさい」
千矢 「わ、わかった...。皆、おやすみ」
紺 「お、おやすみぃ...」 フラフラ
小梅 「わたしも行くわね。千矢、いい夢を」
ノノ 「また明日ねー」
トトト...
千矢 「... 皆、行っちゃった」
千矢 「わたしも寝よう。おやすみなさい...」
千矢 「...zzz...」
[翌朝 ・ なつみ屋]
千矢 「千矢、完全復活!!」 ドチヤァァ
紺 「出たわね。どや顔千矢、略してどちや」
小梅 「やっぱ千矢はこうでなくっちゃ」
ノノ 「ちゃんと回復したみたいで安心したよ」
臣 「わたしも。心配しすぎて夢に千矢が出てきたわ...」 ボソリ
千矢 「へ? 何か言った?」
臣 「べ... 別に何も」 プイッ
小梅 「さて、今日は何しよっか」
千矢 「じゃあさ、山の方に行ってみない?」
紺 「山?」
千矢 「うん。皆に何か恩返ししたいって昨日の夜ずっと考えてたんだけど、山で暮らしてたわたしにはそれくらいしか思いつかなくて。その代わり、山のことなら色々知ってるよ」
ノノ 「千矢ちゃん...」
臣 「あのさ。行くのはいいんだけど、なつみ屋はどうするの?」
小梅 「いいんじゃない? 今日くらいお休みで」
臣 「適当すぎる」
臣 「これは優踏生の紺に意見を求めるしかないわね。どうする、紺...」 クルッ
紺 「お山... 走り回って... 刺激的な、遊び...」 ピクピク
臣 「... 決定ね。相当そわそわしてるみたいだし」
紺 「そ、そんなことないもん///」
千矢 「それに、これは臣との約束でもあるんだよ」
臣 「へ、わたし?」
紺 「!?」 ビクッ
千矢 「昨日、わたしの風邪が治ったら一緒に遊ぼうって約束したよね。それだよ」
臣 「...あ」
ノノ 「そっか。千矢ちゃんの提案の下敷きになってたんだね、臣ちゃんとの約束が」
臣 「憶えてて、くれたんだ」
千矢 「勿論だよ! だから臣、一緒に来てくれる?」
臣 「... べ、別に、最初から行かないなんて言ってないしっ! わたしも行ってあげるわよっ!!」
千矢 「わぁい、やったー!!」
小梅 「ふぅ。何はともあれ、今日の予定が決まったわね... おや?」
ノノ 「そうだね、小梅ちゃん...って、どうしたの?」
小梅 「ノノ、あれ...」
ノノ 「あれ、って...」 チラッ
紺 「臣ぃ...? どういうことか説明してくれるかしらぁ...??」 ゴゴゴゴゴ
臣 「ひぃっ」 ビクッ
ノノ 「... 紺ちゃん...」
小梅 「何やってるのよあの子は」
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千矢 「準備できたよー!!」
小梅 「こっちも準備終わったわよー」
ノノ 「わたしも、いつでも大丈夫だよ」
マツコさん 「マツコモイケルヨー」
臣 「マツコさんも行くのね... わたしも準備万端よ」
紺 「ちょ、みんな準備早すぎっ!!」 ドタバタ
小梅 「紺が遅すぎるのよ」
紺 「お、お待たせぇ...」 ゴチャゴチャ
ノノ 「紺ちゃん... 随分と荷物がいっぱいだね」
紺 「いいのっ!! その分いっぱい遊ぶんだもんっ」
小梅 「いや、それを持って歩き回るってこと理解してる?」
紺 「う゛っ゛」
千矢 「山に行くんだから、荷物は身軽な方がいいんじゃない?」
紺 「た、確かに... ちょっと減らしてくるわね」 ダダダ
臣 「こうして予定は延びていくのね...」
小梅 「伸びる、と言ってもいいわね」
ノノ 「... あ、そういうこと?」
小梅 「うーん、少し分かりづらかったかしら」
千矢 「昨日もこんな感じの会話があった気がするよ」
紺 「ごめんねぇ、今度こそお待たせ」 ゼェゼェ
小梅 「もう息切れしてるじゃないの」
臣 「途中で倒れたりしないでよね」
紺 「もぅ、わかってるわよ」
ノノ 「取り敢えず、これで全員揃ったね」
千矢 「うんっ! 今日は皆に、山の楽しみ方をいっぱい教えてあげるね」
紺 「期待してるわよ」
小梅 「たまにはこういうのもいいわね」
ノノ 「動物さんたちと仲良くなれるかな...?」
臣 「ふふっ。今からわくわくしちゃうわね」
千矢 「それじゃあ...」
千矢、紺、小梅、ノノ、臣 「しゅっぱーつ!!」
--fin--
[あとがき]
はい、ということで終わりです。とうてんこう!!
『うらら迷路帖』は、単行本全7巻を所有しており、全て読了済です。
実は、アニメについては未視聴勢で、単行本を揃えたのもつい最近なのですが、独特かつ丁寧な絵柄とストーリーに夢中になってしまいました。登場人物みんなかわいい。そして、私にこの素晴らしい作品を教えてくれたきらファンには、感謝してもしきれないです。
原作完結後にアフターストーリーが語られた『きんいろモザイク』や『がっこうぐらし!』、他社連載の作品で言うと『のんのんびより』みたいな感じで、『うらら迷路帖』についてもそういう感じの話を読んでみたいです...。それだけ、登場人物一人一人に魅力が満ち溢れているのでしょうね。
ますます見通すのが困難な世の中。道に迷い、思い悩むことも多いと思います。そんなときこそ、うらら達のように真っ直ぐな心を持って歩み続けることこそが、大切なのではないでしょうか。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方に心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
[これまで書いたSSリスト (順次追加) ]
・ 『あお 「くじら座の変光星の女の子」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3596&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29338408.html
・ 『変な生き物 「遂に誰からも本名で呼ばれなくなった」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3602&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29371224.html
・ 『クレア 「わたしは鍵の管理人」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3607&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29421806.html
・ 『クロ 「この丘から見える星空は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3619&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29460066.html
・ 『きらら 「ツンツーンください!!!!!!!!」 サンストーン 「いきなりでけぇ声あげんなよ うるせぇよ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3637&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29571518.html
・ 『みさ「みらがかわいすぎて生きるのがつらい」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3650&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29631528.html
・ 『シャミ子 「杏里ちゃん、一緒に帰ろ?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3668&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29760440.html
・ 『千矢 「風邪を引いた夜のお話」』: このSS
さて、例によって文字化け訂正タイムです。
>>2 において文字化けしている箇所はドット記号 ("・") です。
すなわち、『[迷路町八番地 ・ なつみ屋にて]』という風になります。
投稿途中に気づいたので、同様の記載をしている別のレスでは文字化けしていません。
確認を怠ってしまい誠に申し訳ございませんでした。
>>30
作者です。コメントありがとうございます!
成程、千矢ちゃんたちが実際に遊んでいるところを...。
私としては、風邪を引いてしまった状況から回復した事実の象徴として、皆で山に出掛けるというオチを用意したつもりでしたが、確かに実際に遊んでいる風景を描くのも趣深そうですね。
自分では結構満足しちゃってアイディアが浮かばないので、今回のところはこれで見逃してくださいまし...
ただ、展開が思いついたらそれこそアフターストーリー的な感じで書いてもいいのかもしれません。思いつくかはわかりませんが、ネタリストに加えておきます。アドバイス誠に感謝いたします。
単行本読み返してやっと気付いたのですが、小梅ちゃんの一人称「あたし」でしたね...
ちょっと酷すぎますね、このミスは。誠に申し訳ございませんでした。地面にめり込むくらい土下座して謝らせていただきます...
作者でございます。「やるデース! 速報」にて、本作が掲載されました!
https://kirarafan.com/archives/29831832.html
なんと、「やるデース!」版では小梅ちゃんの一人称が「あたし」に直っております。全部修正してくださったのか...。
もぐ管理人様、いつも本当にありがとうございます!! 次回以降はもっと念入りに確認しますね...。
相変わらず、仕事の早いお方だ…。本編であったと言われても違和感を持たないであろう。
一人称あたりは私の場合本編の図書館とかでじっくり見て確認して…それが疲れてあたしゃ停滞気味に(絶対アカン)
>>34
作者です。コメントありがとうございます!
何というか、書けば書くほど書きたいネタが溜まっていくんですよね。心持ちだけはジョジョ4部の岸部露伴先生みたいな感じで頑張ってます。才能が追いつかねぇ。
一人称や二人称は意外と見落としがちですよね。私も以前書いたSSで、危うくスズランさんの一人称が「アタシ」 (正しくは「オレ」) になっている状態で投稿しかけたことがあります。あの時はちゃんと確認したのにどうして...
あと、確認するだけのつもりがついつい読み耽ってしまうこともままありますよね。ある意味トラップです。
作者です。本日、当作品の続編となる作品を執筆いたしました。
本スレや宣伝スレで散々宣伝したので、こちらではsageでお知らせします...
『千矢 「山で遊んだお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3754&ukey=0
当該作品のスレでも申しましたが、今回のSS執筆は >>30 様の鶴の一声が直接の切っ掛けとなって実現したものです。
改めて、 >>30 様に心から感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました!!
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