魔法使いの伝説を観光資源にしているホレンテ島。
そこへ魔法使いを探しに来た、あむと、不思議な力を持つ
少女達との夢いっぱいの物語。
もう断片も宵句も失くなってしまったけれど(連載終了)本作を
読んでくれた人達の心に残り続ける―
と言う訳で、谷津さんの「ホレンテ島の魔法使い」を語りましょう。
因みに>>1は、所謂「Zビギナー」(Zから始めし者=マンガやアニメ等
最終回や物語の核心に迫るクライマックスから読み始めたり見始めた人の事)
ですが、あの最終回で一気に心を奪われてしまい、昨日買ったコミックも
3連続で読み返してしまいました。
本作は、所謂歌を歌うシーンが良く出て来ますが、こう言う紙母体の物で
歌や音を表現すると言うのは結構難しいと思います。昔、「なでしこドレミソラ」
と言う作品が有り、あちらのクライマックス(演奏シーン)では、音楽や音を
「絵」で表現していましたが、こちらでは文字(歌詞)で表現しています。
どちらも印象深い演出でしたが、やはりこう言うシーンは動きと音楽と声がある
アニメで見てみたいですねぇ。
ホレンテは2巻乙が惜しまれる神作。
『エンとゆかり』といい、なぜMAXは神作を次々と2巻乙させるのか。
単行本勢なので1巻の内容までしか知りませんけど
2巻以降の展開次第では伝説になるのでは?と予想してました
2巻たのしみです!乙と聞いてショックですが
>>4さん
確かにアニメ化してもおかしくなかったですよね。
動いて歌うあむやこっこ、見たかったなぁ・・・
>>5さん
自分も最終回から入った人間なので2巻の発売楽しみです!
因みに、ざんねん坂に取り付けられてた「マルフク」(のパロディ)看板
あれ、 元ネタ知ってる人どれ位いるのかな〜!?笑
しっかし本作のミュージカルシーン、あの歌も歌詞も
メロディー?も、全部即興orアドリブなんだよなぁ。
良く咄嗟に思い付くもんだ。
(あむがギターやってたみたいだから、もしかして
楽器やってる人ってのはすぐ歌詞とかメロディーとか
思い付くのか?)
ユシアの祖父、何だかんだ言いながら良い奴だよなぁ。
舞台を阻止しようとするも、部下?2人に「怪我はさせるな」
と口を酸っぱくして言ってたし(普通こう言う場合
怪我させても良いとか力尽くで止めようとする)最期は
舞台をラストまで続行させるし。
1巻範囲では立ち読み回で笑わされ
ざんねん坂回で世界観に一気に引き込まれ
ラストのミュージカルで伝説を目撃したと確信した
伏線が各所に散りばめられてて、それが最後に集結していく様は見事の一言
島の地理歴史や魔法の仕組みなどバックグラウンドがしっかり作り込まれてるところも惹かれる
2巻表紙に繋がるラストは本当に素晴らしかった
作者が編集に頼んで完結のアオリを最終ページに入れないようにしてもらってたり
もし良ければ「何故スペイン語なのか?」が知りたいかな
ホレンテやカトリネルエはグリム童話のドイツ語だし
>>10
あの舞台ミュージカルのシーン、何が斬新て本当はあむ達と
一緒に歌って踊りたかったであろうユシャが「敵に回った」事。
某魔法少年小説で、某校長が言ってた「敵に立ち向かうのは
勇気が要るが、親友に立ち向かうのはもっと勇気が要る」
正にこれを具現化してるんだよなぁ。(このシーンだけでも
コミック買って良かったとつくづく思う)
そして、最期にユシャもあむ達と「本当の友達」になり、一緒に
(GGIが差し向けた部下も)歌い踊るシーンはマジ胸熱だった。
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