この作品は、うつつが猫になってしまい、メディアちゃんに世話をされる話です。
ついに第30作目でございます(なお最後に投稿したのが3か月以上前・・・投稿ペースが遅い)
なお内容的にメディアちゃんの頭のネジが吹っ飛んでおります(キャラ崩壊がエグイ、実際かなりの変態となっております)
第2部完結後の話なので、ネタバレ注意ですよ(そこで注意喚起してどうする?)
第21作と似ていますが、今回は猫になった理由が異なります。更に今回は言葉が通じるという設定になっております(凄いカオスな内容です)
なおあの人とネタ被りしてしまいましたが、私は現実的な表現をしますので、お下品なアレが出てくるので閲覧注意です(こういうのは本来サラッと流すものですが、私は敢えて表現する)
過去作はpixivにてどうぞ(https://www.pixiv.net/users/2873290)
第2部のリアリスト達との闘いを終えたうつつは、メディアと同居することになった(公式設定)
ある日の夕飯
メディア:「うつつさ〜ん、ご飯ですよ〜」
うつつ:「今行くよ」
うつつとメディアが食卓に座り
メディア:「今日はうつつさんの大好物ですよ」
うつつ:「(メディアは、帰る場所がない私を迎え入れてくれた)」
メディア:「じゃあ頂きましょうか」
うつつ:「いただきます」
メディア:「どうぞ、召し上がれ〜」
うつつ:「(メディアは、私の事をいつも気にかけてくれる)」
メディア:「うつつさん、口の周りが汚れていますよー」
うつつ:「えっ?そう」
メディア:「お口の周りをキレイキレイにしてあげますね♪」
うつつ:「(メディア・・・嫌じゃないんだけど、私に構いすぎだと思う事が多い・・・)」(メディアに口の周りを拭かれながら)
ある時は
うつつ:「あのさ・・・メディア」
メディア:「なんでしょうか?」
うつつ:「部屋に聖典やコミックエトワリア等の娯楽の品々が陳列されているんだけど」
メディア:「うつつさんが喜ぶかと思って♪」
うつつ:「引きこもりの息子の親じゃないんだから・・・そこまでしなくても」
ある時は、寝てる時にうつつは催した(一緒に寝ていると推察)
メディア:「zzz」
うつつ:「ちょっとトイレ行こう」
メディア:「クリエメイトの皆様〜待ってくださ〜い♪」(いい夢見ているww)
うつつ:「起こしたら悪いから・・・そっと」
そしてトイレで出すもの出し終えてトイレのドアを開けると、メディアが立っていた
うつつ:「メディアなんでそこに?」
メディア:「うつつさんが心配で来ちゃいました♪」
うつつ:「メディアも仕事あるんだから起きなくても」
メディア:「お化けが出るかもですよ〜」(うつつをからかう)
うつつ:「私そこまでビビりじゃないから」
メディア:「じゃあ戻りましょうか♪」
回想終わり
うつつ:「(やっぱり・・・距離感バグってると思う)」
メディア:「うつつさん?ボーっとしてますよ?」
うつつ:「いやなんでもないよ」
しばらく経ったある日(休日)
メディア:「うつつさん起きてくださ〜い」
うつつ:「こんな朝早くから何?」
メディア:「最近うつつさんに元気がないと思ったので、牡丹様に貰ってきましたよ」
栄養ドリンクを見せる(ラベルが不自然で胡散臭い)
うつつ:「えっ、別にそんなのいいよ・・・」
メディア:「うつつさんも元気になれば、お外へ行きたくなりますよ〜」
うつつ:「私が元気になったからって外に出たいと思う訳じゃ・・・」
メディア:「いいから飲んでください♪」
うつつ:「もう・・・分かったわよ」
メディアにせがまれて恐る恐る飲むと
うつつ:「うっ!マズっ」(顔が青ざめた)
メディア:「良薬は口苦しですよ〜」
うつつ:「エナジードリンクってそんなにマズイ奴はないわよ・・・」
メディア:「どうですか?」
うつつ:「ん?なんか身体が光ってきた・・・」
身体が光った後、猫になってしまう(黒猫)
うつつ(猫):「ニャ!(えっ?メディアが大きくなった?)」
メディア:「違いますよ〜鏡見てください」
うつつ(猫):「ニャー!(えっ?猫になっちゃった!)」
メディア:「すいません、実はこれ猫ちゃんになる薬でした」
うつつ(猫):「ニャア(えっ、なんで会話出来ているの?)」
メディア:「薬の効果で、言葉は通じるみたいですね」
うつつ(猫):「ニャニャニャ(というか・・・まさか一生じゃないわよね!)」
メディア:「大丈夫です。薬の効果は・・・飲んでから3日くらいですね」
うつつ(猫):「ニャオ〜(まあ・・・どうせ外に出ないし・・・3日ぐらい我慢するわ)」
メディア:「大丈夫ですよ。うつつさんは、私がお世話しますよ」
うつつ(猫):「ニャー(アンタに責任があるし、当然よ・・・)」
メディア:「あの〜お腹モフモフしていいですか♪」(物凄い手つきで迫る)
うつつ(猫):「ニャ・・・(うわっ、手が物凄くキモイ・・・)」
メディア:「うつにゃ〜ん♪わしゃわしゃ〜♪モフモフ〜♪」
うつつ(猫):「(メディアって大人なんだろうけど、まだ色々子供なのかしら・・・?)」
メディア:「私は大人ですよ〜♪うにゃうにゃ♪」
うつつ(猫):「(思っていた事聞こえてるの?隠し事無理じゃん・・・)」
メディア:「どうやら、テレパシーのような効果があるみたいですねー、むぎゅー♪」
時間が経ち・・・ご飯の時間
メディア:「うつつさ〜ん、ご飯ですよ〜」
うつつ(猫):「ニャア(色々あって食欲ない・・・)」(寝転がって不貞腐れている)
メディア:「ダメですよ〜ちゃんと食べないと」
うつつ(猫):「(どうせ・・・猫まんまでしょ)」(ダルそうな顔)
メディア:「フフフ♪そう言うと思って秘策を用意しました」
うつつ(猫):「(何だろう?)」
メディア:「じゃーん、このカリカリに美味しさスキルアップパウダーをかければ〜」
うつつ(猫):「(ん・・・なんだろ凄く食欲が増してきた)」(匂いを嗅いで起き上がる)
メディア:「さあ召し上がれ♪」
うつつ(猫):「モグモグ(美味い!ただのカリカリなのに、止まらない)」
メディア:「うつつさん、癒されますね〜♪」
うつつ(猫):「(あのさ・・・見ていないで自分のご飯を食べなさいよ)」
水を飲むうつつをメディアが見つめている
うつつ(猫):「ペロペロ(猫の真似で飲んでみたけど・・・こんなんで水分補給をよく出来るわね)」
メディア:「キャー可愛いです〜♪」
うつつ(猫):「(そんなにジロジロ見られると、飲みづらい・・・)」
メディア:「猫ちゃんの水を飲む時の舌の動きがたまりません♪」
うつつ(猫):「(メディアって・・・変わってるわね)」
うつつが寝転んでいると、メディアが近づいて
うつつ(猫):「zzz」
メディア:「うつつさ〜ん」
うつつ(猫):「(何よ〜昼寝してたのに・・・)」
メディア:「おもちゃで遊びましょうよ〜」
うつつ(猫):「ニャア・・・(ゴロゴロしていたい)」
メディア:「夕飯に美味しさスキルアップパウダーをかけてあげないですよ」
うつつ(猫):「(はいはい・・・ちょっとだけよ)」
メディア:「わ〜い♪」
うつつ(猫):「(猫って皆愚痴言ってそう・・・人間って手がかかるって)」
メディアがネズミのおもちゃを走らせる(ゼンマイ式のアレ)
メディア:「ネズミのおもちゃですよ〜それ〜♪」
うつつ(猫):「ニャ!(ハイ捕まえた・・・なんか面倒くさい)」
メディア:「反応薄いですね。他のおもちゃで試して・・・」
うつつ(猫):「ニャー・・・(中身人間なんだからさ・・・それに地味に疲れる)」
メディア:「じゃあ、コイン当てにしましょう」
うつつ(猫):「(それの方がマシだわ)」
メディア:「さて、どっちの手にあるでしょうか。お手してくださ〜い♪」
うつつ(猫):「ニャ(こっちでしょ)」(入っている手にお手をする)
メディア:「正解ですよ♪可愛すぎてたまりません♪」
うつつ(猫):「(メディアって・・・本当はこういう友達いないのかしら?)」
うつつがソワソワする
うつつ(猫):「(どうしよう・・・トイレ行きたい)」
メディア:「おトイレですか?」
うつつ(猫):「ニャー(メディア・・・トイレまで連れて行ってくれない?)」
メディア:「大丈夫ですよ、トイレならここに用意しましたよ」
うつつ(猫):「ニャ・・・(えっ?猫用トイレ・・・プライバシーもへったくれもない・・・)」
メディア:「うつつさんは猫ちゃんなんですから、人間のトイレで○○○をすると詰まっちゃうと聞きましたし」
うつつ(猫):「ニャ・・・(私○○○なんて言ってないし・・・する前提の話しないでよ・・・)」
メディア:「早くしないと、漏れちゃいますよ〜」
うつつ(猫):「ニャア・・・(あ〜もう分かったわよ、その代わり見ないでよ)」(逃げ場はないと悟った)
猫用トイレにて排泄する(一応猫なので・・・)
うつつ(猫):「(猫の真似でやってみたけど・・・違和感がヤバイ)」
メディア:「うつつさん、えらいえらいですよ〜♪」
うつつ(猫):「ミャー!(ちょっと!見ないでって言ったじゃん・・・)」(振り返ってメディアに文句を言う)
メディア:「恥ずかしそうなうつつさんも可愛いです♪」
うつつが偉大なるブツが出そうになり・・・
うつつ(猫):「(あっ・・・○○○もしたい・・・これ玄関まで来てる)」
メディア:「我慢はよくないですよ♪フフフ」
うつつ(猫):「ニャア・・・(何笑ってんのよ・・・もう出ちゃう・・・ん!)」
メディア:「いっぱい出ましたね♪」
うつつ(猫):「ニャニャニャ・・・(私なんかが○○○する所見て何喜んでいるのよ・・・メディアは変態?)」
偉大なるブツを出し終えて
うつつ(猫):「クンクン・・・シャー!(うわあ・・・見たら気持ち悪いわね・・・クサッ!)」
メディア:「うつつさんの○○○は、私が片づけますね♪」(スコップと袋を持ってきた)
うつつ(猫):「ニャア(ちゃんと片づけるのよね・・・まさか保管とかしないでよ・・・)」
メディア:「流石にそんなことはしませんよ〜」(スコップでうつつの出したブツを取っている)
うつつ(猫):「(後者の方よね・・・前者じゃないわよね・・・)」(ガチ祈り)
夕飯を終えた夜
メディア:「うつつさ〜ん♪」
うつつ(猫):「ニャオ(メディア?何か用?)」
メディア:「お風呂に入れてあげますから来てくださいね」
うつつ(猫):「ニャア・・・(えっ・・・別にいいよ・・・猫なんだし)」
メディア:「ダメですよ〜キレイキレイにしないと、臭くなっちゃいますよ〜♪」
うつつ(猫):「(猫って風呂嫌いなんだし)」
メディア:「どうしても・・・ダメですか?」(うつつを見つめる)
うつつ(猫):「ニャア・・・(もう分かったわよ・・・入ればいいんでしょ)」
メディア:「やった〜♪」
うつつ(猫):「(はあ・・・疲れる・・・)」
メディアと共に風呂場へ行く
うつつ(猫):「(このまま湯船に入ったら溺れるんだけど・・・)」
メディア:「桶にお湯を入れておきますので、そこに入ってくださ〜い」
うつつ(猫):「(なるほどね・・・)」
メディア:「さあ〜早く早く〜」
うつつ(猫):「(なんか・・・勇気が要りそう・・・)」
恐る恐る入ってみる
うつつ(猫):「ニャ・・・(うわ・・・一言で言うなら服のまま入った感じ)」
メディア:「桶の中のうつつさん♪また可愛いですね♪」
うつつ(猫):「(陽キャって面倒くさい・・・)」
うつつの身体を洗う
メディア:「身体洗いましょうね〜♪」
うつつ(猫):「ニャー(猫って人間用使ったらかぶれると思うけど)」
メディア:「心配無用ですよ、猫ちゃん用のシャンプーを使いま〜す♪」
うつつ(猫):「ニャ・・・(アンタ・・・用意周到過ぎない?)」
メディア:「そんなことないですよ〜、ゴシゴシしてあげますね」
うつつ(猫):「(メディアの感触がいつにも増して感じるわね・・・)」
メディア:「気持ちいいですか〜♪」
うつつ(猫):「ニャニャ(本当に、メディアって下結構御立派ね、子供体型気にしてるから敢えてそうしてるのね・・・)」
メディア:「あんまりそこは見ないでくださ〜い//」(原悠衣先生ごめんなさい)
色々あって風呂から出た後、うつつは寒そうだった
うつつ(猫):「ニャー・・・(あ〜もう寒い寒い・・・)」
メディア:「うつつさん、身体をフキフキしましょうね〜♪」
うつつ(猫):「ニャー(寒いから早くして・・・)」
メディア:「毛が濡れて着痩せしているうつつさん可愛いです♪」
うつつ(猫):「(風呂に入って、むしろ疲れた・・・)」
その後、寝る前にメディアがうつつに何かを言う
メディア:「うつつさん、明日はスクライブとしての仕事があるのですが・・・」
うつつ(猫):「(そうだったわね)」
メディア:「一緒に行きます?」
うつつ(猫):「ニャー・・・(えー嫌な予感しかしないわよ・・・)」(嫌そうな顔)
うつつの脳内妄想
スクライブA:「キャー、メディア様と猫ちゃんのツーショットが素晴らしいですわ♪」
スクライブB:「尊すぎて鼻血が」
スクライブC:「これは新たな聖典が生まれる予感が」
スクライブD:「あの〜モフモフしていいですか♪」
スクライブE:「私もモフモフしたいですわ」
スクライブF:「はいはい、順番にね。メディア様の猫ちゃんのストレスになるから」
回想終わり(スクライブ達に相当弄ばれる予感しかしなかったらしい)
うつつ(猫):「(あんな陽キャ集団の中で、モフモフ責めを受けたら窒息する・・・)」
メディア:「スクライブの子達も節度はあると思いますよ。明日は一緒に行きましょう」
うつつ(猫):「(別にいいわよ・・・留守番してるし)」
メディア:「お腹が空いても、夕方まで会えませんよ?」
うつつ(猫):「(あんな空間に放り込まれるくらいなら、それぐらい我慢するわよ)」
メディア:「う〜ん・・・あっ、いい事思いつきました♪」
翌朝きららの家へ(転移魔法で行ったと解釈してください)
メディア:「きららさん、おはようございます」
きらら:「メディアさん、どうしたんですか?」
メディア:「きららさんにお願いがありまして」
きらら:「私でよければいいですよ」
猫になったうつつを見せる
きらら:「メディアさん、猫を飼っていたんですか?」
メディア:「いえいえ、この猫ちゃんはですね、うつつさんなんです」
きらら:「え?もしかして、色々あってうつつが家出したから、この猫をうつつの代わりにしているんですか?」
メディア:「違いますよ〜栄養ドリンクを牡丹様から頂いた猫ちゃんになっちゃう薬と間違えて飲んでしまった結果です」
きらら:「う〜ん・・・にわかに信じ難いですね・・・」
メディア:「実はうつつさんの声は通じるんですよ、うつつさん何か喋ってください」
うつつ(猫):「ニャー(きらら・・・聞こえる?)」
きらら:「本当ですね!聞こえたようつつ」
うつつ(猫):「ニャア・・・(信じられないでしょ・・・こんな状況)」
メディア:「では仕事が終わるまでお願いしますね」
きらら:「うつつ、よろしくね」
うつつ(猫):「(アンタも災難ね。こんな無愛想な猫の御守をする羽目になって)」
きらら:「そんな事ないよ♪甘えてもいいよ〜」
うつつ(猫):「(別にゴロンってしないからね)」
メディアが仕事へ行き・・・しばらくして(色々世話をして貰っていた)
きらら:「うつつ、一緒に外行かない?」
うつつ(猫):「(えっ?別に猫なんだから外へ行かなくても・・・留守番してるし)」
きらら:「お留守番したら、退屈だよ?メディアさんも私に預けてくれているんだから♪」
うつつ(猫):「(どうせ私を晒し者にしたいだけなんでしょ・・・)」
きらら:「元に戻る方法を探しに行くのを手伝ってあげるから、お願い♪」
うつつ(猫):「(あ〜もう・・・一緒に行くわよ)」
きらら:「じゃあメディアさんが背負っていたリュックの中に入ってね」
うつつ(猫):「ニャニャニャ(よいしょっと・・・)」
きららとお出かけ
きらら:「うつつ、大丈夫?」
うつつ(猫):「(うわっ・・・陽キャがいっぱい)」(リュックから顔を出している)
きらら:「まずは召喚の用事があるから、召喚の館へ行くね」
召喚の館へ
きらら:「おはようクレア」
クレア:「きららさん、おはようございます。リュック背負っているの珍しいですね」
きらら:「実はね・・・猫ちゃんを預かっているんだよ」
うつつ(猫):「ニャ・・・(うわっ・・・笑顔が眩しい・・・)」
クレア:「可愛い猫ちゃんですね♪今喋りましたよね」
きらら:「実は、この猫は、うつつなんだ」
クレア:「おいで〜♪」
きらら:「大丈夫だって、こわくないよ〜」
クレア:「わあ〜サラサラしていますね」(ナデナデする)
うつつ(猫):「(メディアと同じような感触を感じる)」
きらら:「召喚の様子でも見せてあげようと思って」
クレア:「じゃあそこで見ていてね〜♪」
うつつ(猫):「(召喚の様子・・・ちょっと興味あるかも)」
召喚開始
クレア:「開きますよ〜」
きらら:「クリエメイトの皆さん、力を貸してください。コール!」
うつつ(猫):「(あんな壮大なんだ・・・)」
クレア:「これはひょっとするかもです!」(こういう時ってピックアップ当てない事多い)
きらら:「(誰が来るかな?)」
結果はよかった(最近ヤバイ神引きしたので、そういう事に)
うつつ(猫):「ニャー(なんか凄い結果だったような)」
きらら:「キター!」
クレア:「凄かったです!」
きらら:「次も頑張ろうね」(超期待の眼差し)
クレア:「あっ・・・次回も頑張ります・・・」(プレッシャーを感じた)
うつつ(猫):「(メディアと違ってなんか不憫な感じが・・・)」
昼食のためにライネの食堂へ行く
ライネ:「いらっしゃ〜い」
きらら:「ライネさん、猫ちゃんのご飯も用意してもらえますか?」
ライネ:「あらあら可愛らしい猫ちゃんね♪」
うつつ(猫):「(うわっ・・・太陽みたいな人だ)」
きらら:「私はどうしようかな」
ライネ:「今日のおすすめ定食にしたらどうかしら?」
きらら:「じゃあそれでお願いします」
少し待って
ライネ:「は〜いおすすめ定食よー」
きらら:「いただきます」
ライネ:「は〜い、ご飯よ♪」
うつつ(猫):「(凄く美味しそう。いただきます)」
きらら:「うつつ、よかったね」
うつつ(猫):「モグモグ(この人の料理は本当に美味しい)」
ライネ:「あらあら、お腹空いていたのね〜♪」
それから色々あった後あんハピ勢の所へ行く(長くなるので省略)
はなこ:「きららちゃん、こんにちは♪あっ猫ちゃんだ〜」
うつつ(猫):「(うわっ、陽キャのオーラヤバい)」(咄嗟に顔を隠す)
はなこ:「照れ屋さんだねー♪」
きらら:「牡丹さんいますか?うつつの事で話があるんですが」
はなこ:「牡丹ちゃんなら、薬の研究で自分の部屋だよ」
うつつ(猫):「(牡丹ってどんな人なんだろ?)」
牡丹の研究室(個人的な設定です)
牡丹:「きららさん、こんにちは」
きらら:「牡丹さん、こんにちは」
うつつ(猫):「(凄く頭よさそうな人だ。薬を作っているだけあるわね)」
ヒバリ:「あら、リュックから猫が出てきたわ」
牡丹:「今その猫ちゃん、喋ったような気がしますが?」
きらら:「実は、その件で聞きたい事があるんです」
きららは事情説明をした
牡丹:「なるほど、メディアさんが訪ねて来た際に差し上げた薬を間違って飲んでしまったんですね」
うつつ(猫):「(正確には、半ば強制的に飲まされたんだけどね・・・)」
きらら:「あっそうだったんだ」
うつつ(猫):「(ちなみに、その薬ってメディアは敢えて欲しいとお願いしたの?)」
牡丹:「私の研究の話を聞いて、猫ちゃんになる薬だけでなく、様々な薬を貰っていきましたね」
うつつ(猫):「(え〜嫌な予感がこの先にもプンプンしてきた・・・)」
きらら:「その薬は、なぜ開発したんですか?」
薬について説明を受ける
牡丹:「この薬は元々はなこさんに頼まれて開発した物でして」
きらら:「はなこさんがですか?」
はなこ:「猫ちゃんと仲良くなりたいなら、自分が猫になるべきだと思って、お願いしたんだ〜」
うつつ(猫):「(うわっ・・・動機がヤバイ)」
ヒバリ:「本当にそうよ・・・」
牡丹:「猫ちゃんになったはなこさんは、凄く可愛らしい姿でしたよ。私はその後に付いていけませんでしたが」
きらら:「見てみたかったですね、結果はどうだったんですか?」
ヒバリ:「ウキウキで行った結果は・・・ボロボロになって帰ってきたわね」
うつつ(猫):「(えっ?大丈夫なの?)」
はなこ:「でも、猫ちゃんと会話出来たのは楽しかった〜♪」
うつつ(猫):「(強メンタル過ぎ・・・陽キャの中で最強なのかしら?)」
きららが質問をする
きらら:「あの〜その後猫になってからどうしたんですか?」
ヒバリ:「元に戻る薬を使ってすぐに戻ったわよ。猫のままではご飯やトイレ等不便だし」
うつつ(猫):「(えっ!戻れるの!今すぐに)」
きらら:「その薬はメディアさんには・・・」
牡丹:「渡すのを忘れていましたので、恐らく持っていませんね」
うつつ(猫):「ニャ・・・(あの・・・その元に戻る薬を下さい)」
牡丹:「あそこの棚に置いてありますので、ヒバリさん、お願いします」
ヒバリ:「分かったわ」
ヒバリが棚から元に戻る薬を取った(錠剤タイプ)
ヒバリ:「これだったかしら?」
牡丹:「それです」
きらら:「ありがとうございます」
うつつ(猫):「ニャ〜(あのさ・・・ここで飲んでもいい?)」
きらら:「うつつ、メディアさんの意思も聞かないとダメだと思うけど」
うつつ(猫):「ニャ(メディアのうっかりで始まったんだし、いいでしょ)」
牡丹:「あっ、一つ申し上げていませんでしたが、その薬には副作用として腹痛からの強力な便通作用がありますので、今飲むと元に戻った後、しばらくトイレに引きこもる羽目になるかと・・・」
うつつ(猫):「ニャニャ(えっ?マジで)」
ヒバリ:「はなこもそれを服用した後、トイレから1時間以上は出てこなかったわよ」
はなこ:「あの時はお腹の中が、戦場だったよー」
うつつ(猫):「(あっ・・・帰ってからでいいです)」
時間が経ち・・・メディアが仕事を終えて帰ってきた
メディア:「うつつさ〜ん」
うつつ(猫):「ニャー!(うわっ!いつにも増して眩しい!)」
きらら:「スクライブの仕事お疲れ様です」
メディア:「うつつさ〜んモフモフ♪」
うつつ(猫):「ニャ・・・(凄い激しいって・・・)」
きらら:「よかったね〜うつつ」
うつつ(猫):「(他人事みたいに・・・当人はキツイって)」
きららから薬を渡される
きらら:「牡丹さんから貰った元に戻る薬です」
メディア:「ありがとうございます」
うつつ(猫):「(帰ったらそれで元に戻してよ)」
家に帰って
メディア:「さあ、お家ですよー」
うつつ(猫):「(はあ〜疲れた)」
メディア:「すぐにご飯の用意をしますね〜♪」
うつつ(猫):「(今言おうとしたけど、タイミング逃した・・・)」
夕飯後うつつが切り出す
うつつ(猫):「ニャー(そろそろ戻してくれない?)」
メディア:「せめてお風呂の後まで待ってくれませんか」
うつつ(猫):「(猫の姿じゃ不便だし、また猫の姿でお風呂は嫌よ・・・)」
メディア:「じゃあコイントスしましょう。私が勝ったらお風呂の後です」
うつつ(猫):「ニャ(分かったわよ・・・それならいいよ)」
メディア:「私は表で」
うつつ(猫):「(じゃあ裏が出たら戻してよ)」
メディア:「では・・・コイントス!」
結果は・・・裏だった
うつつ(猫):「ニャー(よっしゃー!勝った)」
メディア:「負けてしまいました・・・」
うつつ(猫):「(約束通りに戻してよ)」
メディア:「うつつさんが戻りたいのであれば、仕方ないですよね」
うつつ(猫):「(なんでそんなに悲しそうな顔をするのよ・・・普通喜ぶところよ?)」
メディア:「その前にモフモフしていいですか?」
うつつ(猫):「(分かったわよ・・・気の済むまでモフモフしなさいよ)」
メディア:「猫ちゃんのうつつさん・・・もう最後なんですよね・・・」
うつつ(猫):「(えっ・・・なんでそんなに泣いているの?この後私もう死ぬの?走馬灯が見えないけど)」
メディア:「うっ・・・うえーん!」(感情的に泣き叫んでいる)
うつつ(猫):「(アンタ・・・やっぱり子供よね。スクライブの前では大人でも、こういう一面があるのよね)」
メディア:「まだ別れたくないよー!うわーん!」
うつつ(猫):「(だから・・・私は居なくならないって!最期を看取るようなシリアスモード止めて)」(呆れている)
そして薬を飲んで元に戻る(メディアがやっと納得するまで結構時間がかかった模様)
うつつ:「はあ・・・やっと戻れた。耳にタコが出来そうよ・・・」
メディア:「やっぱり・・・何だか寂しいですね」
うつつ:「いやいや・・・おかしいでしょ。私はここにいるんだから」
メディア:「猫ちゃんのうつつさんとの時間は尊いものでしたよ」
うつつ:「でもあんな無邪気な子供みたいなメディアは悪くなかったわ」
メディア:「また機会があったら猫ちゃんになってくれませんか?」
うつつ:「え〜もう懲り懲りよ・・・」
メディア:「では、人間に戻ったうつつさんをモフモフしますね」
うつつ:「今回はいいわよ。ん!」(何か強烈な痛みを覚えた)
うつつの腹から悲鳴レベルの音がww
うつつ:「ヤバイ!薬の副作用で・・・漏れそう」
メディア:「うつつさん、トイレへ急ぎましょう」
トイレからうつつの断末魔が聞こえる
うつつ:「ヤバイヤバイ・・・地獄みたいに痛いよー」
メディア:「うつつさん、頑張って」
うつつ:「祈らなくてもいいから・・・あああ水分持っていかれそう・・・」
メディア:「うつつさんが、頑張れるように、聖典を持ってきますね」
うつつ:「もう・・・これだから陽キャは嫌・・・」
それからしばらく経った日の朝
うつつ:「zzz」(気持ちよさそうに寝ている)
メディア:「うつつさ〜ん、起きてくださ〜い♪」
うつつ:「今日は休日なんだからさ〜もうちょっと寝かせてよ」
メディア:「そんなうつつさんには、こうですよ♪」
うつつ:「メディア〜くすぐったいって、頬っぺた舐めるとか何?」
起きたうつつの目に、白猫が居た(例えるならスコティッシュフォールド)
うつつ:「えっ?何このモフモフした白猫?」
メディア(猫):「私ですよ〜」
うつつ:「え!メディアなの!」
メディア(猫):「私、猫ちゃんになっちゃいました♪」
うつつ:「アンタ・・・バカなの?なんで喋ってるの?」
メディア(猫):「牡丹様の改良で、とうとう喋れるようになりましたニャー♪」
うつつ:「あ〜そういう事ね・・・いやいや納得出来ないわよ」
メディア(猫):「今日はうつつさんが、私をお世話してくださいニャ♪」
うつつ:「はあ・・・何でこうなるのよ」(ため息をつく)
今度は猫になったメディアのお世話をする事になったのであった
終わり(続きはpixiv版にて、理由は後書きに)
最後までお読みいただき感謝申し上げます。忙しいとなかなか作るのが大変です
今回のメディアちゃんは、前回のおねしょネタとは違って、明らかにうつつとの関係がかなり変わってしまったと思っております(前回は友達レベルだったのに、今回は関係が飛躍したなと思っています)
書いたきっかけが、猫を愛でるメディアちゃんは可愛いだろうなと思った事と、うつつって猫みたいなキャラだなと思った故です。(それでも偉大なるブツを出させるリアリスト並の所業をしているのは、色々すいません)
今回なぜ言葉だけ通じる設定にしたのかと言うと、単純に辻褄合わせするのに一番楽だったためです(事情を知っているなら、敢えてそうした方が楽だと思いました)
メディアちゃんが猫として世話になる部分はpixiv版に追加します。なぜなら主役が代わってしまう上に、メディアちゃんが更に奇行に走るので、閲覧注意レベルの内容になってしまったので(原悠衣先生に土下座してこいレベルでキャラ崩壊しております)
次回作も期待しない程度に(なるべく出すように頑張ります。放置作だらけです)
SSのメディうつはだいたいこんななので違和感があまり無いのが困ったものです。
それと、ネコ=受け(性的な意味で)と解釈する不届き者に気を付けるのです……
>>40
最後までお読みいただき感謝申し上げます
不届き者と言えばユミーネ教のあの二人ぐらいだと思っておりますゾ(またどこかで誰かが被害者になっている予感がする)
これからもメディアちゃんとうつつの関係が公式で出てくる事を期待しております(第2部外伝でもよい関係でした)
次回作も期待しない程度に
ふみゃ (ねこ!! ねこは最強!!!!)
みゃみゃん、にゃにゃにゃ (... はい、お目汚し失礼しました。例によって拝読しました。実は、仕草などではなく文字通り猫になってしまう展開は一度も書いたことがない私です)
にゃんにゃん、みぃ (最早不動の地位を手に入れたとも言えるメディうつ、やはり脳が回復します。あと、猫になる前から思いっきりお世話されてるうつつさんかわかわ。メディアさんは既にうつつさんの全てを把握してそう)
みゅぅ... みぃ (黒猫と化したうつにゃんの描写が妙にリアルで、猫好きとして色々刺さるところがありました。そうか、猫は我々をこんな目で見ているのか...。さしずめ「人間は猫に飼われている」と言ったところでしょうか)
にゃぁん (リュックの中からひょこっと顔を出すうつにゃんとか、想像しただけでやられます。でも、きららさんのリュックは今頃毛だらけなんだろなぁ...)
みゅぅ、みゅおん (終盤の喋るメディにゃんもかわいいですよね。そしてメディうつ共依存ルートへ... (違) )
にゃーん! (想像が膨らむ良い作品でした! うつにゃん流行れ)
>>42
いつもお読みいただき感謝申し上げます。約束通りちゃんと投稿できましたよー
うつつの事については、メディアちゃんには敵わないと思っております(ここまで行くとちょっと変態ですがww)
やっぱりうつつは猫に近い性格をしているので、やりやすいと思いました(あまり構われたくないという性格と陰キャがうまく調和していました)
ちなみにリュックはきららちゃんではなく、メディアちゃんが持っていたものですよ(この時のために用意周到に準備していた)
メディアちゃんが猫になった時に、完全に喋れるようにしたのは、単純に面倒くさくなったためです(かっこ書きにするのは結構面倒)
次回作も期待しない程度に(メディアちゃんがお世話される場面はpixiv版にてどうぞ。ちょっと閲覧注意ですが)
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