[Attention!]
この作品は『ご注文はうさぎですか?』並びに『きららファンタジア 第2部 断ち切られし絆』を題材としたSSです。
あくまで上記原作とは一切無関係な所謂二次創作 (或は三次創作) です。
創作の関係上、大いに独自設定 ・ 捏造 ・ 原作を逸脱した点が存在します。
ココアちゃんをはじめとする『ごちうさ』の登場人物は、全員コールされてきた存在です。また、コールされたクリエメイトは時々元の世界に帰っているという設定を、暗に使用しています。
本作は基本的に平和なお話ですが、メインストーリー第2部5章『ご注文はゲリラですか?』の物語を踏まえて執筆しているため、完全にシリアス抜きというわけではありません。また、第2部5章のネタバレも多分に含みます。その旨、予めご了承ください。
書き溜めありです。と言うより、既に最後まで完成しています。
最後に、本作のココアちゃんとシャロちゃんが妙に距離感近めなのは、執筆者がココシャロ派だからです。ココシャロ流行れ。
以上の点を了承してくださる方は、どうかお付き合いください。
ココア (2部) 「えへへぇ、どうかな?」 クルクル
シャロ 「そ、その格好は一体...」
ココア (2部) 「んー? ちょっとお姉さんっぽいでしょー?」
シャロ 「えっと、その...」
シャロ (何でだろう、今のココアを見るとぞわぞわする)
シャロ 「... もしかして、あんたはわたしの知ってるココアとは別人?」
ココア (2部) 「...?」
シャロ 「ほら、あったじゃない。七夕の日に何人かのクリエメイトが『もう一人の自分』を目撃したっていう出来事が」
ココア (2部) 「そだね、あったあった」
シャロ 「いつかの夏には、偽物のココアたちに危うく屈しかけたこともあったわ」
ココア (2部) 「あれは怖かったよね、何度思い返しても」
シャロ 「だから、あんたもそういう類じゃないかと」
ココア (2部) 「違うよー? これはただの別衣装だよ」 ヒラヒラ
シャロ 「あ、そうなんだ」
ココア (2部) 「因みに、チノちゃんもいつもと違う衣装で来てもらったよ」 ヒョイヒョイ
シャロ 「チノちゃんも来てたのね」 チラッ
チノ (2部)「...」 ムスゥ
シャロ 「...!」 ゾワッ
シャロ 「... 風属性せんしのココアとペアコーデ?」 (まただわ... 何なのよこれ...)
チノ (2部) 「絶対言われると思ってましたよ...」 ハァ
ココア (2部) 「たまにそのペアコーデでお出掛けするんだよねー」
チノ (2部) 「なっ/// それは内緒って言ったじゃないですか///」 フニャフニャ
ココア (2部) 「あっはは、ごめんごめん」
シャロ 「...」 モヤッ
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[ラビットハウス ・ エトワリア店]
リゼ 「へぇー、そんなことがあったのか。ココアらしいというか、何というか」
シャロ 「大体、ココアはわたしを何だと思ってるんだって感じですよ。毎日のように訪ねてきて、その日あったことを楽しそうに話して、置き土産みたいにメロンパンを手渡して帰って...」 ブツブツ
リゼ 「... 好きなのか? ココアのことが」
シャロ 「ふぇっ!?///」 カァァッ
リゼ 「そう隠すな、顔に書いてあるぞ」
シャロ 「ど、どの辺に!?」
リゼ 「いや物の喩えだが」
リゼ 「まぁ、気持ちはわからんでもない。わたしも好きだしな、ココアのこと」
シャロ 「え?」
リゼ 「え?」
千夜 「わかるわ〜、わたしもココアちゃんのこと大好きだもの」
リゼ 「ま、千夜はそうだよな」
シャロ 「千夜なら仕方ないわ」
千夜 「そうよ、わたしなら仕方ないの」
リゼシャロ千夜 「...」
リゼシャロ 「... って、いつからここに!?」 ビクッ
千夜 「んー?」 ホワホワ
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千夜 「それはそれとして、新しい衣装のココアちゃんとチノちゃんを見ると胸がざわつくっていうのが気になるわね」
リゼ 「あ、それわたしも思ってた。ちょっと抽象的なんだよな」
シャロ 「えっと、言葉では説明しにくいんですけど...」
カランカラン
ココア (2部) 「ただいまー」
チノ (2部) 「すみません、少し遅くなりました」
リゼ 「...!」 ゾワッ
千夜 「...!」 ゾワッ
シャロ (やっぱり感じる... この感じ...) ゾワッ
ココア (2部) 「あ、シャロちゃん! さっきぶりだね♪ もふもふー」 ギュゥッ
シャロ 「ひゃんっ/// ちょ、ちょっと離れなさいよ///」 モジモジ
チノ (2部) 「」
リゼ千夜 「」
ココア (2部) 「そしてー...」 パッ
シャロ 「ぁ...」 シュン
ココア (2部) 「リゼちゃんと千夜ちゃんももふもふしちゃうよー」 モフモフ
リゼ 「こ、ココア!?///」
千夜 「きゃっ/// ココアちゃんったらダイタン///」
チノ (2部) 「... おしおきしなきゃ」 ボソッ
ココア (2部) 「ほぇ? チノちゃん、何か言った?」
チノ (2部) 「い、いえ。何も」
ココア (2部) 「あー、もしかして寂しかった? もふもふしてもらえなくて寂しかった?」
チノ (2部) 「それは違います」
ココア (2部) 「それはどうかなー? もふもふー」 ギュゥゥ
チノ (2部) 「だ、だから違うって言ってるじゃないですかっ/// ほんと、しょうがないココアさんです///」
リゼシャロ千夜 (わかりやすすぎる...)
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ココア (2部) 「えっ、わたしとチノちゃんを見るとぞわぞわする?」
チノ (2部) 「しかも、わたしたちが新しい衣装を纏う前は特にそういう感じはなかった、と...」
シャロ 「わたしだけの現象かとも思ったけど、リゼ先輩も千夜も同じみたいなの」
リゼ 「あぁ、そうなんだ。言葉では説明できないのだが」
千夜 「何となく、身の毛がよだつというか」
ココア (2部) 「不思議だね、これは解き明かさないと」
チノ (2部) 「どういう心境ですか」
ココア (2部) 「街の国際バリスタ弁護士としての血が騒ぐ」
チノ (2部) 「弁護士とは」
リゼ 「いや、それよりも先に突っ込むべきところあるだろ」
ココチノ (2部) 「?」 キョトン
リゼ 「おいマジかこいつら」
シャロ 「最近、チノちゃんがココアにどんどん似てきてる気がする」
千夜 「そのうち、第二のココアちゃんになっちゃうかもしれないわぁ」
シャロ 「なにそれこわい」
----------
ココア (2部) 「取り敢えず、この服が原因っぽいから一旦着替えてみようか」
チノ (2部) 「そうですね、そうしましょう」
ココア (2部) 「じゃあ、着替えてきまーす」 トテトテ
チノ (2部) 「皆さん、少々お待ちください」 トテトテ
リゼ 「... 行ったか」
シャロ 「着替えた二人を見てぞわっとしなかったら、あの服に何かある可能性が高まるわけね」
リゼ 「うーん...。とはいえ、服が違うだけで変わるものなのかな?」
千夜 「わからないわよ、何せここはエトワリアだもの」
シャロ 「考察を全力で放棄してるのに妙に説得力がある理由付け来たわね」
リゼ 「まぁ、実際ここは何が起こってもおかしくない土地柄ではあるしな」
千夜 「色んな意味で自由な場所よね」
シャロ 「自由が過ぎるのよ、いつもいつも」
ココア (☆5恒常) 「おっまたせー!」 ガチャ
チノ (☆5恒常) 「何か変わったでしょうか?」 テクテク
リゼ 「... いや、特に何も」
シャロ 「あの胸騒ぎも全く感じないわ」
千夜 「別の服も試してみない?」
リゼ 「千夜、お前ちょっと楽しんでないか?」
千夜 「そんなことないわよ〜」 ニヤニヤ
シャロ (絶対楽しんでる...)
ココア (☆5恒常) 「はーい、また着替えてきまーす」 ガチャ... テクテク...
チノ (☆5恒常) 「ま、待ってくださーい!」 テクテク...
リゼ 「... 行ったか」
シャロ 「リゼ先輩、その台詞さっきも聞きました」
千夜 「さぁ、楽しみましょうね〜」 ニコニコ
リゼシャロ (やっぱり楽しんでた...)
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ココチノ (☆4恒常) 「いつもの服!」
リゼシャロ千夜 「次」
ココチノ (水着) 「水着!」
リゼシャロ千夜 「次」
ココア (クリスマス) 「クリスマスバージョン!」
チノリゼシャロ千夜 「次」
リゼシャロ千夜 「... あれ?」
ココチノ (2部) 「最後に、さっきの服をもう一度」
リゼシャロ千夜 「...!」 ゾワッ
ココア (2部) 「殆ど確定っぽいね」
チノ (2部) 「ただ、理屈がいまいち理解できません。一体何なんでしょうね、この現象」
カランカラン
マヤ 「やっほー、来たぞー」 ヒョコッ
メグ 「おじゃましまーす」 ヒョコッ
モカ 「私もいるわよ」 ヒョコッ
翠 「どうもです〜」 ヒョコッ
リゼ 「おぉ、なんか急に賑やかになったな」
2部5章実装当時シャロが真っ先にココアの事を忘れたのはなんで?って話題になってたな…
俺もココシャロ派だから悲しかったわ
シャロ 「あ、そうだ。今来た人たちにも実験してもらうのはどう?」
マヤメグモカみど 「実験?」 キョトン
千夜 「えっと... まず、あそこにいるココアちゃんとチノちゃんを見てください」
マヤ 「ココアと...」 チラッ
メグ 「チノちゃん...?」 チラッ
モカ 「見たけど...」 チラッ
翠 「まだよくわかりませんね」 チラッ
リゼ (... ん?)
千夜 「何か、胸騒ぎのようなものを感じたりしませんでしたか?」
マヤ 「いーや、全然」
メグ 「強いて言うなら、見慣れない衣装を着てるなぁって感じかな」
翠 「そうですね、私もそんなところでしょうか」
シャロ (もしかして、わたしたちとは条件が違う...?)
モカ 「っ...」 ドキッ
シャロ 「あれ、モカさん?」
リゼ 「何か感じたのか!?」
モカ 「こ、ココアを見てると... その、すごくかわいいなって」 ドキドキ
リゼシャロ (あ、違う。これはただのシスコンだ)
千夜 (この人のシスコンも筋金入りだものね、もう流石としか言いようがないわ)
モカ 「えへへぇ... ココアぁ...///」 ハァハァ
ココア (2部) 「助けてチノちゃん、お姉ちゃんが怖い」
チノ (2部) 「わたしに言われても困ります」
----------
シャロ 「これまでの情報を整理すると、やっぱりわたしたち三人とマヤメグちゃんたち四人とで、何かしらの条件が違っていると考えるのが妥当そうかしら」
ココア (2部) 「そうだね、一先ず現時点で考えられるのはそれくらいかな」
チノ (2部) 「問題は、何がファクターなのかという点です」
リゼ 「そこなんだよなぁ」
千夜 「こんなときは、有識者に訊いてみるのがいいわよ」
マヤ 「有識者?」
メグ 「それって誰のこと?」
千夜 「正確には、聖典有識者といった方が良いかしら」
千夜以外の一同 「... あー...」
モカ 「人物像が急激に鮮明になったわね」
翠 「確かに適任かもしれません」
カランカラン
ランプ 「こんにちはー... おわっ、何ですかこの桃源郷は!?」 ビクッ
千夜 「来たようね、キーパーソンが」
シャロ 「何というベストタイミング」
リゼ 「というか、桃源郷て」
ココア (2部) 「いらっしゃいませー」
チノ (2部) 「ランプさん、いつもありがとうございます」
ランプ 「いえいえ、こちらこそいつもお世話に... あっ、その服は!!」
ココチノ (2部) 「へ?」
シャロ 「ふむ... どうやら、謎が解けるのは思っていたより早そうね」
----------
ランプ 「... ということがあったんです、皆さんはご存知ないかと思いますが」
ココア (2部) 「へぇー...」
チノ (2部) 「わたしが、そんなことを...」
リゼ 「禁呪である『オーダー』で元の世界のわたしたちが呼び出されて、ココアとの絆を絶たれて...」
シャロ 「わたしたちの記憶からココアがすっかり消えちゃって...」
千夜 「そのまま危うく、わたしたちごと元の世界が消滅するところだった、と...」
マヤ 「そんなとてつもないことが起こっていたなんて...」
メグ 「全然知らなかった...」
モカ 「想像もつかない話だけど、ランプちゃんが言うなら本当のことなのでしょうね...」
翠 「そして、その際オーダーで呼び出されたのがココアさん、チノさん、リゼさん、シャロさん、千夜さんの五人...。ココアさんとチノさんを除くと、丁度「妙な胸騒ぎ」なるものを憶えた三人と一致します」
ランプ 「皆さんのお話から推測するに、あのときに呼び出されていた方たちだけが、当時のココア様とチノ様の衣装を目撃していたことが、今回の出来事の引き金となっていた... ということでしょうか」
ココア (2部) 「この胸元の南京錠って、そういうことだったのかな...?」
チノ (2部) 「どんなに頑張っても一切思い出せないことが、一番怖いです...」
ランプ 「無理もありません。元よりオーダーは、そういう魔法なんです。きららさんの使う『コール』とは違って、聖典世界そのものからクリエメイトを引きずり出してしまう上、最悪の場合聖典世界やエトワリアを滅ぼす脅威になってしまいます。だからこそ、オーダーは禁呪なんです」
リゼ 「... しかし、それだと少し変じゃないか?」
ランプ 「と、言いますと?」
リゼ 「だって、オーダーされて元の世界に戻ったら、エトワリアにいたときの記憶は全部消えちゃうんだろ? じゃあ、どうしてわたしたちは、ココアやチノが今着てる衣装に反応するんだ?」
千夜 「あ、確かに」
ランプ 「その点はなかなか難しいのですが... 多分、こういうことなんじゃないでしょうか」
ランプ 「皆様の絆が断ち切られた後、それでも皆様はココア様との思い出を断片的ながら記憶していました。これは、リアリストによってオーダーされた他のクリエメイト... シャミ子様たちやキサラギ様たち、唯様たちやかおす先生たちも同様でした。そのおかげもあって、きららさんは皆様の絆を繋ぎ直すことができたんです」
ランプ 「つまり、どんなに記憶を操作して絆を抹消しようとしても、共に創り上げた『思い出』という絆は、決して消し去れない。それと同じように、コールされてきた皆様についても、記憶のどこかに... どこかに...」
ココア (2部) 「... ランプちゃん?」
ランプ 「...」
チノ (2部) 「あの、ランプさん? 突然沈黙して、どうしたのですか?」
ランプ 「... やっぱり、今の仮説は撤回します。よく考えたら、穴だらけの欠陥理論でした」
チノ (2部) 「そ、そうですか...」 アセアセ
千夜 「あら? そしたらランプちゃんは、どうやって説明するつもりなの?」
ランプ 「え? そりゃもう、あれですよ」
ランプ 「ここは何でもありの世界、エトワリアですからね。そういうこともありますよ」 ウインク
シャロ 「ほんとずるいわ、その理由付け」
ココア (2部) 「でも、不思議と納得しちゃうんだよねぇ」
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ココア (2部、進化後) 「じゃーん! 実はこんな衣装もありまーす!」 バァァァン
リゼ 「おぉ、なかなか似合ってるじゃないか」
翠 「創作意欲が掻き立てられますねぇ」
モカ 「きゃー♪ ココアー♪」 キャッキャッ
リゼ 「モカさん...」
チノ (2部、進化後) 「ココアさん、かわいらしいです」 ニコッ
ココア (2部、進化後) 「チノちゃんはもうちょっと自分のかわいさを自覚しようね?」
シャロ 「全面的に同意するわ」
ランプ 「お二人共、とても素敵です!」 キラキラ
チノ (2部、進化後) 「そ、そんなお世辞言われても嬉しくないですしっ」
千夜 「すごく嬉しそうに見えるわぁ〜」
メグ 「チノちゃん、すっごく表情豊かになったよね〜」
ココア (2部、進化後) 「というか、わたしたちお世辞とか言ったっけ?」
シャロ 「言ってないわよねぇ」
チノ (2部、進化後) 「っ.../// は、恥ずかしいです...///」 モジモジ
マヤ 「はい、チノの負けー」
チノ (2部、進化後) 「ぐぬぬ... 次は負けません...」
ランプ 「いつの間に勝負になってた!?」
ココア (2部、進化後) 「... 何はともあれ」
リゼ 「あの胸騒ぎの原因もわかったことだし、これで一見落着だな」
シャロ 「そうですね、一見落着です」
千夜 「ランプちゃんもありがとうね」
ランプ 「わ、わたしは皆様のお役に立てただけでこれ以上ない幸せですよぉ」 テレテレ
マヤ 「健気だなぁ」
メグ 「健気だよねぇ」
翠 「... あの、ランプさん。もしよろしければ、今度ランプさんの旅のお話を聞かせていただけないでしょうか? 小説のネタになりそうな予感がしたんです」
ランプ 「は、はい! わたしなんかの話で良ければ、是非とも喜んで!!」
モカ 「はっ!? 私たちは今、青山先生の新作が始動する歴史的瞬間に立ち会っているってこと...!?」
ココア (2部、進化後) 「す、すごすぎる...!」
翠 「そんなぁ、大袈裟ですよぉ」
チノ (2部、進化後) 「さて... もうそろそろ、仕事に戻りますよ」
リゼ 「あ、そっか。忘れかけてたけど、マヤやメグたちはお客様だったっけ」
シャロ 「忘れかけてたて」
千夜 「わたしとシャロちゃんも手伝うわよ!」
シャロ 「ちょ、勝手に決めないでよ... まぁ、別にいいけど」
ココア (2部、進化後) 「よーし、わたしも頑張っちゃうぞー」 メラメラ
チノ (2部、進化後) 「ふふっ、頑張ってくださいね」
ココア (2部、進化後) 「勿論だよ! ばっちり任せといて! それじゃ早速... ランプちゃん!」
ランプ 「は、はいっ!!」 ピクッ
ココア (2部、進化後) 「ご注文は、いかがなさいますか?」 ニコッ
--fin--
[あとがき]
はい、ということで終わりです。ココアちゃんまじ愛されキャラ。
本作は、別のとあるSS (未完成) の一部分が独立する形で生まれた作品です。
第2部5章の限定召喚で新衣装のココアちゃんとチノちゃんが実装されたときの衝撃を思い出しながら、今回の執筆に臨みました。
書いていてふと気付いたのですが、第2部バージョンを除いた限定のチノちゃんって水着バージョンだけなんですよね。考えてみればその通りなのですが、もっと多く実装されているはずだと勝手に錯覚していました。なんでやろなぁ...。
それから、実装済の『ごちうさ』キャラがかなり多かったためか、個人的に書いていてとても楽しかったです。誰が喋っているかを明示できる台詞形式の強みを、存分に活かして執筆することができました。
最後になりますが、ここまで読んでくださった方に心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
[これまで書いたSSリスト (順次追加) ]
・ 『あお 「くじら座の変光星の女の子」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3596&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29338408.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17271872
・ 『変な生き物 「遂に誰からも本名で呼ばれなくなった」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3602&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29371224.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17272934
・ 『クレア 「わたしは鍵の管理人」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3607&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29421806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17274145
・ 『クロ 「この丘から見える星空は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3619&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29460066.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17278807
・ 『きらら 「ツンツーンください!!!!!!!!」 サンストーン 「いきなりでけぇ声あげんなよ うるせぇよ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3637&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29571518.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17279756
・ 『みさ「みらがかわいすぎて生きるのがつらい」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3650&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29631528.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17280762
・ 『シャミ子 「杏里ちゃん、一緒に帰ろ?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3668&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29760440.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17285569
・ 『千矢 「風邪を引いた夜のお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3681&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29831832.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17286656
・ 『スズラン 「飯奢ってくれ」 ロベリア 「図々しいわね、呪うわよ...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3702&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/29946896.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17289587
・ 『シャロ 「貴方が教えてくれること」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3720&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30014131.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291478
・ 『みら 「あおー、ぼくの着替え知らない?」 あお 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3727&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30053806.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17291693
・ 『舞 「わたしが歩んできた道は」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3742&ukey=0
https://kirarafan.com/archives/30108512.html
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17293779
・ 『千矢 「山で遊んだお話」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3754&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17318983
・ 『あお 「みらが知らない女性と仲良く話してる」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3764&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17415852
・ 『ランプ 「うつつさんがきらきらしています」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3770&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17474617
・ 『ユウ 「クラスのみんなにおでこぱしーしまくってたら海果がすねた」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3775&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17523413
・ 『桃 「シャミ子、ごめんね...」 シャミ子 「...」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3781&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17572005
・ 『あお 「君の心を覗きたいんだ」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3793&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17654759
・ 『小春 「全然釣れないよー」 ??? 《諦めないで!》 小春 「!?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3801&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17717125
・ 『みら 「このレンズの向こうには」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3809&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17771186
・ 『あお (幼) 「こんにちは」 ニコッ みら 「えっ...?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3824&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17916835
・ 『メディア 「よければ一緒に」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3830&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17952603
・ 『 琴音 「もふもふ」 ファー 「琴音、どうしたの?」』
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3842&ukey=0
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18057909
・ 『ココア (2部) 「しゃーろちゃんっ♪」 シャロ 「こ、ココア!?」』: このSS
>>23
作者です! コメントありがとうございます! sageで書いていたはずなのに突然上昇しててびっくりしたのはここだけの話です
そうですね、正直に申し上げると私も初見時はひやっとしました。ただ、「一人ずつココアのことを忘れていく」という展開だった以上誰かが最初の一人になることはある意味わかりきっていたとも考えています。実際、ココアとシャロの関わりが他の三人と比べて決して多いとはいえないことは、事実ですからね...。
とはいえ、困難な局面を切り拓いた原動力がチノだけでなくリゼ、シャロ、千夜も含めた四人の、ココアと育んだ思い出の記憶だったということも、また事実。
結局のところ、ココアたちの歩んできた遠く長い道のりが、そして彼女たちによって形作られた強靭であたたかな『物語』が、絆の切断という手段をとったところで完全に消えてしまうはずがなかった。それが証明されたエピソードだったのだと、私は評価しています。上から目線気味で非常に恐縮ですけどね。
それはそうとしてココシャロはもっと流行れ
乙です
(2部)で柱の女ココア(水のモードの使い手)みたいなネタを連想したのは吉良吉影の声を当ててる動画のせいです。あの方も作者権限で「リゼシャロ流行れ」を作中に入れてましたね。
…それはそうと、不思議なことがあっても、誰も傷付かずにいつものラビットハウスで丸く収まる流れがごちうさらしくて良かったです。評論家みたいな感想で申し訳ない。
各々の言う「好き」はどういう意味の「好き」なのでしょうね……
>>51
「この週末は... 楽しく過ごそうじゃあないか...」
「 君 を 始 末 し て か ら ね 」
作者です! コメントありがとうございます!! 吉良ココアいいよね... 私もだいちゅきなの... (というか、私が時々使う「ココシャロ流行れ」「メディうつ流行れ」みたいな構文はぶっちゃけ「リゼシャロ流行れ」のパロディです)
「好き」という言葉の意味は、本当に難しいものです。私は仲良しの友人としての「好き」を比較的強調して書く傾向が強いのですが、恋愛的な意味での「好き」を強調するときは何かしらの形で明示しています。それこそ、3月に投稿したココシャロSSとか。
ただまぁ、この手の話は結局受け取る読者の解釈に委ねられがちです。時に作者の想定を超えた素晴らしい解釈が生まれることもあり、それもまた楽しみ方の一つです。ご想像にお任せしますよ。
... 柱の女ココアとか吉良ココアのSS、書いてもいいのよ? (ニタァ
投稿お疲れ様です
何が起きてもおかしくない、不思議な場所「エトワリア」バーン
シャロのココアに対する彼女ムーブがいいですねぇ、ジェラシーが漏れ出てる感じで。
名前が出た時に「翠」って誰?と思いましたが、青山さんでしたね、完全に本名を忘れていました。
>>53
作者です! カレル様、いつも読んでくださりありがとうゴジャイマース!!
「まぁエトワリアだから」とかいう無敵のワード。でも、最近はそれを免罪符として濫用しすぎた感が否めないので、不思議な話を書く際はできる限りきちんとした理由付けをしていきたいと思っていたり。
隙あらばココアの彼女ムーブするシャロ概念、なかなかいいですね。書いてもいいのよ? いやまじで。
青山さんの表記の件は、確かに分かりづらかったですね。本当にすみません...。でも、この際だから読者の皆様に『翠ちゃん』呼びを定着させるのもまた一興かも。気分は担当の凛ちゃんさんです!
詠手です。(※某主治医ヴォイス)(デデドン
ココシャロ……なあ。
もっと見たいけど心愛は智乃と、紗路は理世か千夜と結ばれてほしい。それが問題なんだよな。
もっと言うならココ千夜とかモカココの姉妹百合とか見たいし、あとチノ千夜の甘兎姉妹も
メリーさんミサイル発射ぁー!!>
待てココアそれは違う人のわz
\ジュワァァァアアアン……/
Om Mani Padome Um
……
フッハッハッハッハッハッハッハッハ…!(テッテレテッテッテー
(※紫の土管からリスポーン)
オーダーされた時の記憶が蘇る……本編でありそうだな……。
このSSのような些細なきっかけからフラッシュバックして、ね……。
>>56
作者です! 詠手様、いつもコメントありがとうございます!
私はココシャロ推しではありますが、他の組み合わせも大好きな穏健派です。以前は、某ごちうさSS作家様 (ロリココアちゃんやめんどくさいチノちゃん、突っ込み役兼苦労人のリゼちゃんなどが特徴の方です) の影響でココリゼ派だったりもしました。尊ければ何でもいいんだよォ!!
オーダー時の記憶のくだりは、今回の現象の説明として考えはしたものの、正直盛り込むかすごく悩みました。オーダーに与えられた設定が「聖典世界 (原作漫画) 」と「エトワリア (きらファン) 」の間に生じる差異をうまく解消するためのものと考えると、本作で提唱しかけた仮説は両者の関係性に致命的なダメージを与えかねないからです。それもあって、ランプは自らの仮説を撤回していますし、私自身も今回のSSのようなエピソードは公式では描かれないだろうと考えています。
とはいえ、この先の展開がどのようになるかを明示的に把握する手段は、私たちエンドユーザーにはありません。私としましては、きらファンの今後にこれからも注視していく次第です。
... え、あまりにも堅苦しすぎる? これは失礼。
一言で簡単にまとめると、ココシャロ流行れということです ()
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