こんにちは!カレルと申すものです
これで(一応)12作目ですね。今回はエトワリアでの話になります
投稿日からいろいろお察しすると思いますがよろしくお願いします
こちらは「きららファンタジア」と「アニマエール!」の二次創作になります
注意事項
*キャラクターの独自解釈
*独自設定
*原作との乖離
*妄想
*オリジナルキャラクター
等が含まれるので苦手な方は注意してください
花和「ひづめ、散歩に行きませんか?」
ひづめ「ええ、いいですよ」
花和「眺めが良い場所を見つけたんですよ ひづめもきっと気に入ると思いますよ」
ひづめ「それは楽しみです こうやってふたりで一緒にいる機会がなかったので嬉しいです」
花和「そ、そうですね…」
〜〜
ひづめ「はぁ〜 寒いですね、12月はまだ始まったばかりだというのに」
花和「そうですね、でも里はクリスマスシーズンで建物にイルミネーションが飾り付けされてきれいになっているみたいですよ」
ひづめ「そうなのですか!あまり夜に出歩いたことがないので楽しみです」
花和「…ひづめ!」
ひづめ「はい!?」
花和「えっと… 実は今から向かう場所はイルミネーションが特別綺麗にみられるところなんですよ!」
ひづめ「ふふっ、それは特別楽しみですね」
〜〜
ひづめ「…それにしても、最近いろいろなことがありましたね」
花和「はい、わりとバタバタしていましたからね、特に宇希が小さくなったのには肝を冷やしましたよ」
ひづめ「大事に至らなかったからよかったですが、花和さんも気を付けてくださいよ、あんな危ないことして気が気じゃなかったですから」ビシッ
花和「はい…あのことは十分反省しています」
ひづめ「すみません! せっかく誘っていただいたのにこんなつまらないことを言ってしまって」
花和「いえ! あれはあたしの考えが至らなくて起こった結果です!それにロザリアの強さに甘えて動けなかったあたしの責任です」
ひづめ「…いえ!このことをポジティブに捉えましょう こはねさんマインドを取り入れて… 例えば、ロザリアさんと仲を深めることができたりなど、良いこともたくさんあったはずです!」
花和「確かに!ひづめの言う通りですね この一件があったから、ロザリアがチア部を手伝ってくれていますもんね」
ひづめ「そうです! その調子です」
花和「はい! そのお陰でひづめに…」ハッ
ひづめ「?」
花和「な、何でもないです! あっ!今にも雪が降りそうな雲ですよね!」
ひづめ「…ふふっ、そうですね 今から雪が降ったら帰るときは大変ですね」
花和「ひづめ、もうすぐで目的の場所につきますよ」
ひづめ「小高い丘の上ですね、これなら里のイルミネーションがよく見えますね」
花和「そうなんですよ! さっ!行きましょう」グッ
ひづめ「はい! 行きましょう」
〜〜
ひづめ「素晴らしい景色ですね! この光一つ一つが魔法だなんてすごいですよね」キラキラ
花和「いいえ、感動するのはまだ早いですよ! みんな!」サッ
ひづめ「花和さん?」
みんな「ひづめ! 誕生日おめでとう!!」
<ピカーン>
ひづめ「皆さん!?」
こはね「サプライズ大成功だね」
宇希「こはね、それは花和の台詞だろ」
花和「いいわよ、それにまだやっていないこともあるもの」
花和「ひづめ! 誕生日プレゼント、受け取ってください!」
ひづめ「…花和…さ…ん」ポロポロ
花和「えっ!? な…」オロオロ
ひづめ「…ありがとうございます!」ニコッ
花和『女神!』グッ
ひづめ「開けてもいいですか?」
花和「はいっ! もちろんです!」
ひづめ「…これはシューズですか」パカッ
花和「はい! ひづめの靴、使い込んでいてぼろぼろだったので」
ひづめ「ありがとうございます!! 嬉しいです、そんな小さなところまで見てくださっていたとは…」
花和「当然です! ひづめの喜ぶ顔が見られて感無量です!」
〜〜
虎徹「ひづめちゃん、花和ちゃん! 乾杯しようよ!」キラキラ
ひづめ「そうですね ゴホン 皆さん、私の為にこんな素敵な会を開いていただきありがとうございます!」
花和「では、みんな!ジュースは持ったかしら?」
みんな<はーい>
花和「乾杯!!」
みんな<乾杯!>
〜〜
ひづめ「この料理すごくおいしいですね 何かホッとするような味です」
花和「この料理はライネさんに作ってもらったんです あと、この会場はロザリアがカンナさんに頼んで作ってもらったものなんですよ」
ひづめ「そうなのですか!」
ひづめ「ロザリアさん!」
ロザリア「ひづめさん、お誕生日おめでとうございます」
ひづめ「花和さんから話を伺いました ロザリアさんがカンナさんに頼んでいただいたと」
ロザリア「いや、感謝されるほどのことではないし恩返しも兼ねているから、それに花和」クイッ
ロザリア「カンナさんと話す口実ができてよかったよ あと、頑張ってね」コソッ
花和「そうね…」コソッ
ひづめ「??」
虎徹「ロザリアちゃ〜ん あの魔法かけてよ〜」
ロザリア「すまない、コテツ殿に呼ばれたからこれで失礼する」
ひづめ「はい、また後で」
宇希「お〜い ひづめ、誕生日おめでと」
こはね「ひづめ 誕生日おめでとう!」
ひづめ「宇希さん、こはねさん、ありがとうございます!」
宇希「はい、私達からも誕生日プレゼントだよ」
ひづめ「わぁ、ありがとうございます!」
クレア「ひづめさん! 私も!育てたお花を貰ってください」
宇希「クレアはお花かぁ、私たちは羊羹だから、完全に花と団子だな」
ひづめ「いえ、どちらもとてもうれしいです、帰ったら早速花を生けますね」
クレア「喜んでいただいてとてもうれしいです♪」
きらら「あの… ひづめさん、私からも誕生日プレゼントでとれたて新鮮なツンツーンをどうぞ!」
ひづめ「ありがとうございます! これはなかなかのものですね、蕎麦の薬味に丁度良いですね」
きらら「ひづめさん、じつはランプも来る予定だったんですけど、アルシーヴさんに止められているらしく、来られないみたいなので…もう一つのツンツーンをランプの代わりに」
ひづめ「それは残念ですが、ありがたく頂戴します」
きらら「あとメディアさんの分とうつつの分です」ドッサリ
ひづめ「こんなにたくさんありがとうございます! 当分はツンツーンに困らないとおもいます」
〜〜
虎徹「ほんとおいしいよね!」モグモグ
花和「なんか虎徹食べ過ぎじゃない?」
虎徹「えへへ 大丈夫だよ、ロザリアちゃんの魔法があるからね」
花和「虎徹…あんまりロザリアを頼るのも考え物よ、本人は修行の一環と喜んではいるけど…」
虎徹「うん、そうだよね… これからは気を付けるよ」
虎徹「それはそうと、ひづめちゃんお誕生日おめでとう! 誕生日プレゼントだよ!」
ひづめ「虎徹さん、ありがとうございます! これはぬいぐるみですか」
虎徹「そうだよ! うまのぬいぐるみを作ってみたんだ、手触りにも拘って作ったからきっと気に入ると思うよ」
ひづめ「はい、大切にしますね」
兎和「あの…先輩誕生日プレゼントです…」トントン
ひづめ「兎和さん!? ありがとうございます!」
ひづめ「これはまんが用のペンですか?」
兎和「はい、以前ひづめ先輩が漫画を描いているとおっしゃっていたのでお手伝いになれたらと…」
ひづめ「嬉しいです そして、できたら真っ先に兎和さんに見せますね」
兎和「ひづめ先輩の漫画を読んだことがないので楽しみです」
コルク「ひづめ、誕生日おめでとう 前に欲しがっていたポッキィを…」
ひづめ「ありがとうございます、人気商品なのにいただけるとは」
コルク「問題ない、今日入荷したばかりだから」
ポルカ「よっ! ひづめ、修理終わったぞ はい」
ひづめ「ありがとうございます! …これで花和さんに」コソッ
ポルカ「そうだな、ひづめは今日誕生日だからな、サービスしておいたぞ」コソッ
〜〜
ひづめ「おおかた挨拶は終わりましたね うれしいことにたくさんの方に祝ってもらい感無量ですよ」
花和「そうですね…」
ひづめ「どうしました?」
花和「いえ…」
ひづめ「いただき物を置いてきますが花和さん一緒に来ますか?」
花和「は、はい ぜひ」
ひづめ「では行きましょうか」
〜〜
ひづめ「うんしょっと…… これで身軽になりましたね」
花和「はい… ひっ!冷た!」
ひづめ「おっと、雪が降ってきましたね 花和さん折り畳み傘を持っているので寄ってください」
花和「…」
ひづめ「はぁ… 綺麗ですね… ライトアップに白い雪が映えています」
花和「そうですね…」
ひづめ「花和さん!!」グッ
花和「は、はい!!」///
ひづめ「花和さん、私が一番欲しいもの分かりますか?」
花和「…………」
花和「…わからなかった…です」
ひづめ「それはですね…」
…………
宇希「あれ? ひづめと花和は何処に行ったのかな?」
虎徹「主役がいないと終われないよね」
兎和「もうそんな時間なのですね…」
こはね「う〜ん」
宇希「どうした? こはね」
こはね「えっとね、ひづめとはなわちゃんが荷物置きに行っていたのを見たんだよ」
宇希「ならもうすぐ帰ってくるかな」
ロザリア「ふむ、こっちに向かっている…」
宇希「おっ!ロザリアはそんなことまでわかるのか」
虎徹「なら心配することはないね」
〜〜
ひづめ「皆さん、お待たせしました」
こはね「あっ! ひづめとはなわちゃん、おかえり〜」
こはね「なんか雰囲気がかわったね」
ひづめ「ふふっ、このブローチのお陰でしょうか」
花和「…」///
こはね「わーっ!きれいだね! はなわちゃんもお揃いだし髪飾りも似合ってるね」
ひづめ「はい! これは宝物です!」ニコッ
ロザリア「ひづめさん、閉会の言葉を…」
ひづめ「そうですね、名残惜しいですが…」
ひづめ「みなさん! ありがとうございます!」
[完]
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます
急に新キャラの「ロザリア」の登場に驚いたと思います。
実は本作は投稿するはずだった(真)12作目の後日談としての側面があり、独立させる予定はなかったのです。しかし、思った以上に物語が長くなり12/08に間に合わないと判断したため、今作を単品で投稿させていただきました。後日本編を別スレで今作と分けて投稿するのでよろしくお願いします。あと、ロザリアのイラストも描いてもらったり、設定集をおまけで載せるのでイメージが容易になるとおもいます。
余談ですがロザリアの身長は166pです。
言い訳が長くなって申し訳ありません。次の行から本当のあとがきです
こちらは11/11に投稿した「ぽっきぃげぇむ」と地続きの話になります。チア部のみならず、里のメンバーも勢ぞろいで盛大なパーティーでのお祝いです。今回は名前のみですが今後登場するかもしれません。
ひづめが本当に欲しかったものは何なのか?そしてみんなが話し合っている間に何が起きたのか?ここでは深くは言いませんが…
言いたいことはただ一つ
「ひづめ!誕生日おめでとう!」
ちなみに下の写真は鳳来寺山の参道にある十二支の「午」の石板です。先々週の土曜日に行ってきました、紅葉がきれいだったです。
また近いうちにお会いしましょう、では!
拝読しました! だいぶ遅れちゃって申し訳ないです...
クール系と見せかけてかわいい系女子、ひづめさん。皆にお祝いされて幸せそうで良きです。
所々に散りばめられた過去作との繋がり、全部読んでるから登場する度ににやりとしちゃいます。ロリうきちゃん爆誕の件は衝撃でしたね...。
ろべr... ロザリアさん、一体何者なんだ...。それから、ひづめさんの欲していたものとは...。それについては続きを待てということで、楽しみに待たせていただきます。もうすっかりファンですよ。
ますますコメントが遅れたことが悔しくてなりませんが、兎に角。
ひづめさん、Happy Birthday!
ペンギノンさんいつもありがとうございます!
今回はかなり積極的なひづめ、ということをイメージして書きました。ただ一部の完成を急ぐあまり要素を中途半端にしてしまったことは反省です。(真)12作目は本作を含めて書き直しがあると思うのでよろしくお願いします。
ロザリア…そうですね名前が似ているキャラがいますからね 、癖の強さもあの人に匹敵するかもしれませんね…
待たせて申し訳ありません
まだまだ書いています…やっと終盤に入ったのでもうすぐ書き終わると思いますが、さすがに「さりゆく」よりは長くないので次の投稿予定は1〜2週間後を予定しています。
初カキコ失礼します。
そちらの作品、定期的に拝読してます、本当にアニマ作品の中でも細かいキャラまで出したり、メインキャラの将来やオリキャラまで練れる構想力は尊敬します。(特に好きなのがこてこんと、アルバトロスの愛)
2人っきりの散歩でも倒れなくなり、お揃いでもギリギリ暴走しないはなわちゃん、「ひづめ」呼びになってからの成長を感じたりします。
プレゼントの個性が皆出てて好きですが、兎和がひづめの漫画見たらどういう反応するか楽しみですwきららさん相変わらずのツンツーン推しが...
チア部に入るレベルで馴染んでるロザリアちゃん何者...そしてこてっちゃんはロザリアに魔法で何を頼もうとしたのかな(おっと誰か来たようだ)
pixivのフォロー等もありがとうございます。
>>22
求道者さん、コメントありがとうございます!
私の作品をいろいろ読んでくださりありがとうございます 投稿した作品がほとんど「アニマエール!」関連のお話ばかりで恐縮ですが…
私が「アニマエール!」が大好きで心の赴くままに書いているのでほとんどそれになってしまいます。
ひづめに作っていた壁(憧れ)を壊して対等な関係(信頼)になったことで今の花和がいると思っています。完全に私の解釈ですが
もし兎和がひづめの漫画を見たら「アニマエール!」5巻69ページと同じような表情になると思います
本編が書き終わったので調整して、今週の金曜日に投稿する予定です
その中にこてっちゃんが欲しがった魔法もあるのでお楽しみに
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