しゃべるかつぎと棺暮らし
▲▲▲全部▼▼▼戻る
1 名前:阿東[age] 投稿日:2020/01/02 00:27:53 ID:4PTnsX59BA
がっこうぐらし!の現時点での単行本を全部読みました・・・。

ラスト12巻が気になります。

胡桃とクロのクロスssです。拙作ながら付き合っていただけると嬉しいです。

最初の話はシリアスな内容ではないので大丈夫です。

< 12
70 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:43:13 ID:IoJ1fyENtM
今回は2話投稿してみます。

付き合ってもらえるとうれしいです。

71 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:43:26 ID:IoJ1fyENtM
「なあクロ、お前のそのクロって名前本名じゃないんだな」

クロは胡桃の突然の質問に非常に驚いた。

「なんで胡桃がそんなことを知っている?」

「前酔っぱらったセンがそう言ってたんだ。かわいい名前だってな」

「後で覚えていろよ・・・セン」

「本当の名前はなんて言うんだ?」

「教えないよ・・・今の私に似合わない」

「いいじゃねえか、どうせ元の世界では覚えられねえんだから」

「無理だ」

クロはそれでも、教えるのが嫌であった。

「よし、当ててやる。クウか?」

「違う」

「エマ?」

「違う」

「レイラ?」

「違う、適当に言ったて当たるものか。しつこい子は嫌いだ」

2人はそのような押し問答をした。

72 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:43:53 ID:IoJ1fyENtM
「ま、アタシも恵飛須沢なんて仰々しい名字にクルミって名前だからな。気持ちはすげえわかる・・・」

胡桃は子供の頃、自分の名字と名前の漢字をなかなか覚えられなかったことを思い出していた。テストの時ものすごく苦労した。何しろ画数がすごく多い・・・。名前書くだけで大分時間を取られる。

「そうかい?私は君の上の名前も下の名前を素敵だと思うよ。君は私と違って十分女の子らしいよ」

「ありがとな、女の子らしいって言われると照れるな・・・。ところでいつからクロって名乗ったんだ?」

「ニジュクとサンジュに出会ってからだ。あの二人に名前を聞かれたから適当につけてみた」

「そっか・・・じゃあそのクロって名前はある意味双子に名付けられたようなものだな」

「確かにそう言えるかも知れないね。そんな名前がセンや旅先で出会った人、君たち他のクリエメイトやエトワリアの人々に呼ばれるのも不思議な感じだ」

クロはクロという自分の名前に、そのような感情を抱いた。

『かわいい名前!』

73 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:44:20 ID:IoJ1fyENtM
胡桃「安田大〇ーカスのクロちゃんからつけられたわけじゃないんだな」

クロ「他のクリエメイトにしょっちゅうそんなこと言われるが、一体どんなサーカス団体なんだ?」

74 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:45:18 ID:IoJ1fyENtM
私も胡桃の名前の漢字をなかなか覚えられませんでした。

次は今回のイベントに合わせた話です。

75 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:45:27 ID:IoJ1fyENtM
「クロ!お前のチョコはどんなのだ?」

「私はブラックチョコだ。苦いのはわりと好きだ」

「名前の通りだな。アタシはシャベルの形をしたチョコだ!」

「ナッツ入りじゃないんだな」

「いくらなんでもそのまんますぎだろ・・・」

二人はランプからチョコをもらった。ランプはそれぞれのクリエメイトの好みに合わせたチョコを配っているのだ。

例えばセンにはお酒の入ったチョコ、悠里には野菜の入ったチョコなどをあげている。

「バレンタインっていうのはどんな日なんだい?」

「簡単に言えば女の子が好きな男の子にチョコをあげる日だな」

「とても素敵そうな日だね。あれ、私たち別に男じゃないけど・・・」

「まあ、絶対に男から女にあげなきゃなんない決まりとかはないし。友チョコとかいろいろあるぞ」

76 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:46:02 ID:IoJ1fyENtM
「エトワリアではそのチョコで大変だったみたいだね。買い占められて値段が高騰したり、依存性のあるチョコが売られたり」

クロと胡桃もエトワリアのチョコ事件のことを聞いていた。

「なんだってチョコレートでそんな騒ぎにならないといけねぇんだ・・・。買い占めや薬中は元の世界だけで十分だっての」

胡桃はそうため息をついた。

「ま、今は事態が収束したみたいでよかったじゃないか」

「ああ、カルダモンさんがなんとかやってくれたみたいだ。クリエメイトも何人か協力してくれたらしい」

「クリエメイトは助け合い・・・か。なんていうか、この世界に召喚されなければ、そういうこともなかっただろうね」

「そうだな、ところでこのチョコはセンにどのタイミングで渡せばいい?」

「気楽に渡せばいいんだよ、気楽に」

「やれやれ、まさかセンにあげることになるなんてな・・・ま、いつも世話になっているから仕方ないか。君も由紀達に渡す気だろう?」

「ああ、みんなにはいつも助けられているからな!」


『甘いちょこ!』

77 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:47:25 ID:IoJ1fyENtM
胡桃「あれ、そういえば今のクリエメイトって何人だ?」

クロ「140人以上はいるんじゃないか?」

胡桃「ランプってそんな人数にチョコを配っているのか?」

クロ「・・・まあ・・・あの子だから」

78 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 11:47:52 ID:IoJ1fyENtM
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ビターチョコもなかなかおいしいです。

79 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/01 23:22:13 ID:iMZwhS0NGL
140人分のチョコレート……聖典世界より物価が高いことを考えると、ランプって結構裕福なんだな。
女神候補生だし、自衛隊士官学校みたいに勉強しながら給料も出るんでしょうかね。

80 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 23:36:36 ID:IoJ1fyENtM
>>79

感想ありがとうございました!

小学生にして給料を・・・!私の月給より多かったりしてw

81 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/02 07:06:22 ID:IoJ1fyENtM
>>76

すみません クリエメイトは助け合い〜のところはクロの台詞ですが、その次のセンのチョコ〜は胡桃ではなくクロの台詞です。

一緒にすればよかった・・・

82 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/08 08:13:35 ID:hjXQ0ktKj7
今回も投稿してみます。

拙作ながら付き合ってもらえるとうれしいです。

83 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/08 08:13:47 ID:hjXQ0ktKj7
「二人が召喚されたらどうする?セン」

「とりあえずあのチビ達の好奇心が暴走しないようにしないと・・・このエトワリアにはお子様にとって刺激的なのがたくさんあるからな」

「ニジュクちゃんとサンジュちゃんの話ですか?」

クロとセンの会話に、直樹美紀が入ってきた。

「ああ、そうだ。なかなか来ないものだね。召喚されたらされたで、この世界で危なっかしいことをしないか心配だけどね。本当は、待っているだけではなくこっちから会いたいんだけどね・・・」

きららのコールは好きなクリエメイトを召喚できるわけではない。

例えるなら釣り竿を垂らしても狙った種類の魚が釣れるわけではないのと同じことである。

「・・・実は私も、いつかこの世界に彼女が呼ばれるんじゃないかって期待しているんです」

「それは前話していた君の友達かい?」

「そうです。きららさんが呼べば、この世界で再会できるんじゃないかと・・・。本当は私が自分で見つけなきゃいけないのに・・・」

「それでいいんじゃないかな。どうしても必要な時に誰かの力を借りることは恥じゃないと思うよ。もっとも、きららにプレッシャーをかけるわけにはいかないけど」

「そうだそうだ、俺なんてしょっちゅう俺の体を探してもらっているぜ」

「センはいい加減体を無くしたりしないように努力すべきだ・・・」

「はははは・・・」

ふと、美紀はもし圭がこの世界に召喚されたら、由紀、胡桃、悠里の3人の先輩とも会うことになることに気が付いた。

(圭・・・もしこの世界に呼ばれたら、この部活での思い出を教えるからね・・・)

美紀は自分の自慢の先輩たちを圭に紹介したいと思った。


『圭をしょうかん!』

84 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/08 08:15:21 ID:hjXQ0ktKj7
読んでいただき、ありがとうございます。

もしかしたら、学園生活部は圭も入部していた可能性もあるんですよね・・・

85 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/08 15:18:23 ID:Rh2vgi9pQM
めぐねえが、キャラシナリオできららや由紀にも認識されてなかったり、ワンダーランドでしか会えないような扱いだったので、圭も見えないだけで居るのかもしれない・・・という想像はできますね。
(編成に入れて一緒に戦えることについては深く追求しない方がいいでしょう)

86 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/08 15:50:08 ID:Pwh7.HE3I3
>>85

感想ありがとうございました。

確かにその可能性もありえますね・・・。

きららも知らないうちにコールしたのかも・・・

87 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/11 08:48:16 ID:uwhj6Z7VSs
今日は祝日なので投稿してみました。

付き合ってもらえるとうれしいです。

88 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/11 08:48:54 ID:uwhj6Z7VSs
「あら!恵飛須沢さん!!」

街を歩いていた胡桃は偶然鬼頭先生に話しかけられた。

「あ、こんにちは鬼頭先生」

「元気そうでなによりです!他の世界の学生さんと交流すると頑張れる気持ちになります!」

鬼頭先生はとにかく熱い性格である。エトワリアに来てからも相変わらずこの調子である。

「そ、そうですね・・・」

胡桃は鬼頭先生の熱さに押されながらも、そんな鬼頭先生が好きであった。

「ところで佐倉先生はご機嫌いかが?」

胡桃はその言葉を聞いてドキッとした。

「え、ええ・・・めぐねぇは元気です」

「私は他の世界の先生方とお話したいと思っているの!松本先生や棗先生ともお話ししたわ!由紀さんによればとても素敵な先生らしいですね!」

「その・・・めぐねぇはなかなか忙しくて時間取れなくて・・・すみません」

「そう・・・お時間がある時に会わせていただきますね」

89 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/11 08:49:14 ID:uwhj6Z7VSs
その後、胡桃はクロにそのことを話した。

「それは困ったね・・・」

「ああ、ちょっとごまかし切れねえかも・・・」

他のクリエメイトは胡桃達の世界のこととクロの呪いの事を知らない。

きららもランプも秘密を守ってくれて他のクリエメイトの誰にも話していないのだ。

「しかし、こういうのにみんなと一種の距離感を感じてしまうね」

「ああ、全くだ・・・」

90 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/11 08:55:16 ID:uwhj6Z7VSs
読んでいただき、ありがとうございました。

去年の11月のゲームブックイベントの時、美紀が「選択は慎重にならなければならない」と発言したとき唯は大げさだなと思っていました。

唯は美紀たちのことを知らないので当然なのですが・・・。

91 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/15 09:15:51 ID:QJ2DjL.xQN
本日のライネのトレーニングを終えたクロと胡桃は、ライネの食堂で食事を取っていた。

「2人ともお疲れ様。胡桃ちゃんはやっぱり腕がいいわね。クロちゃんもよく頭を使っているわ」

「いえいえ、そんな・・・」

「私も戦ったことなんてないからそこまでは・・・」

2人はそう謙遜した。

「それよりどうですか?俺と一緒にデートでも・・・」

「セン!」

いつものように綺麗な女性をナンパしようとするセンを諌めた。

「なんだか2人とも、何か自分より大切な存在のために戦っているような気がするわ」

そうライネに言われて2人は由紀、悠里、美紀とニジュク、サンジュを思い浮かべた。

「でもあなたたち、何か重いものを抱えながら戦っているような気がするわ」

そう言われて、クロと胡桃はドキッとした。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「わかるのか?」

「これでも昔はいろんな経験をしてたから勘は鋭いのよ。あんまり深くはきかないけど、あなたたちって境遇が似ているからお互い助け合っているのね」

「・・・アタシも自分と同じようなことになっている奴に出会ったのは驚きました」

「私も彼女と一緒にいれればと思いまして・・・」

「そうね。でもね、あなたたちはもっと人を頼ってもいいんじゃないのかしら?あなたたちはとてもいい子だから、手をさしのべてくれる人たちはいっぱいいるわ」

胡桃とクロはライネをただものではないと感じた。


『さいきょうの女性。』

92 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/15 09:16:21 ID:QJ2DjL.xQN
今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。

ライネさんって若いころどんなだったんだろう・・・。

93 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/15 10:13:25 ID:47WbfFkC5T
ライネさんはれきせんのゆうしゃだけどまだ若いです
若いですよ

94 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/15 10:33:23 ID:QJ2DjL.xQN
>>93

感想ありがとうございました。

ちなみに胡桃は18歳ですね。(クロも同じくらい?)

95 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/15 11:03:58 ID:pWkwvYNHur
流石ライネさん戦闘スタイルから伺える逆な性格の2人の大きな共通点を見抜くなんて。

96 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/15 11:52:59 ID:lMA7txeHFK
頼っていくことは勇気のいることでもあるけど、それは相手を信頼することでもある。
幸グラのテーマの一つですが、なるほどそれが当てはまってくる人物は他作品にもけっこういますね

97 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/15 11:59:15 ID:QJ2DjL.xQN
>>95

感想ありがとうございました。

普段は穏やかだけど実はただものではないってキャラは好きです。

そうです、クロと胡桃は性格は違うけど背負っているものは同じ・・・。

98 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/15 12:02:16 ID:QJ2DjL.xQN
>>96

感想ありがとうございました。

確かに多くのきらら作品に言えることでしょうね。きらら作品って部活とか仕事とか、そういうみんなでやらなければ達成できないものがテーマになっているものが多いので。

99 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/22 09:58:34 ID:76Y9TQIBu9
今日も投稿してみます。

今回は以前の話が出てきます。

100 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/22 09:58:58 ID:76Y9TQIBu9
「ねえ胡桃・・・君は谷に落ちた私を助けてくれたわけだけど、なぜあんな人気のない場所で私が倒れていることに気づけたんだい?普通気が付けるはずがない。前々から疑問に思っていたんだ」

私はふと胡桃と出会った日を思い出した。すると胡桃は微笑んだ。

「実はな、あの時由紀も一緒に来ていたんだよ」

「彼女が?」

「アタシらがあの山で魔物を討伐していたら、由紀が突然向こうで誰かが倒れているって言い出したんだよ」

「なんだって?」


(胡桃ちゃん!あそこで誰かが怪我している!!)

(なんだって?よく見えないが・・・)

(誰なのかはわからないけど・・・もしかしたら胡桃ちゃんと同じような・・・そんな感じがする!)

(アタシと同じ・・・?それはどういうことだ?わかった行ってくる!由紀、お前はここにいろ)


「あいつを信じて行ってみたらお前がいたってわけだ。由紀ってなんだかそういう力があるって言うか・・・。デパートで物資を買いに行ったとき、美紀の奴もそうやって見つけたんだよ」

「そうか・・・どうやら私は、彼女にも感謝しなければいけないみたいだな」

「ああ、アタシも由紀にはいつも感謝しているさ」

その時の胡桃の表情から、私は由紀も仲間を守っていることが伺えた。

101 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/22 09:59:13 ID:76Y9TQIBu9
『てを繋ごう!』

102 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/22 09:59:39 ID:76Y9TQIBu9
一方当の由紀は、めぐねぇと話していた。

「ねえめぐねぇ。あの時私、めぐねぇを助けられなかった時本当に悲しかった・・・」

「だからさ、みーくんの時にしろクロちゃんの時にしろその時自分にできることをしないとって思ったの」

「それに、誰かを助ければ助けるほどその人と手をつなぐようになるでしょ?」

「正直、私だけじゃ胡桃ちゃんの背負っているものを分かち合うことなんてできないよ」

「だからさ、胡桃ちゃんの呪いは私だけじゃなくてりーさん、みーくん、きららちゃん、ランプちゃん、マッチちゃん、セン、クロちゃんみんなで考えると、胡桃ちゃんが助けられる可能性が高くなると思うんだ・・・」

「めぐねぇ、最初は4人だけだった学園生活部も随分賑やかになったね!7人と1001匹だよ・・・」

103 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/22 10:00:27 ID:76Y9TQIBu9
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

104 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:43:27 ID:Ow1C6LY6ez
助けによる繋がりの拡大ですね。
良かったです

105 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/27 21:02:32 ID:7WGSgyfwnV
>>104

感想ありがとうございました!

がっこうぐらしのテーマも助けによる繋がりあいですから・・・。

106 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/29 10:55:36 ID:G0WsG2r4W6
今日も更新してみます。

コロナウイルスも流行っているので、手洗いうがいをしっかりしましょう・・・。

107 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/29 10:56:09 ID:G0WsG2r4W6
「なあ、お前らクリエメイトはみんな”ニホン”って国に住んでいるのか?」

センは悠里に気になって日本という国について聞いてみた。

「ええ、そうです。私達クリエメイトのほとんどは日本に住んでいるという所は共通しているみたいです」

「なんか妙な共通点だな。ニホンにはこのエトワリアを惹きつける何かがあるのかも知んねーな。」

「もっとも、千矢さんたちうららのみなさんは100年位昔の時代の日本からやってきたみたいですけど・・・」

「じゃあ俺らだけ仲間外れってか・・・。どんな国だ?なかなか興味深い・・・」

「・・・えーと、言語はひらがな、カタカナ、漢字が存在しています。後侍とか忍者とかが有名ですね。食べ物は寿司やテンプラなどが有名ですね」

悠里は自分の国のことを紹介するのは結構難しいことであると思った。

「よさそうな国だな」

「かつては犯罪も少なくとっても平和な国だったんですけどね・・・」

悠里はかつて”あの事件”が起こる前の日常を思い出していた。あの時の平和は、決して当たり前のものではなかったのである。

108 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/29 10:56:23 ID:G0WsG2r4W6
『日本!』

109 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/29 10:56:38 ID:G0WsG2r4W6
「あ、後日本は海に囲まれた島国ですね」

「何?じゃあ海を渡んなきゃいけねえから、クロ船酔いに耐えなきゃいけねーじゃねえか」

(そっか、まだクロさんの時代に飛行機はないのね・・・)

110 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/29 10:57:10 ID:G0WsG2r4W6
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

クロって飛行機の方は大丈夫かな・・・。

111 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/01 19:35:29 ID:7YDbCewCJ3
大変重要なことをいい忘れていました・・・。

自分がきらファンを本格的に始めたのは4月からです。

なので、ワンダーランドイベントをプレイできていません。

もし、キャラに違和感があったらすみません。

112 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/01 19:38:32 ID:7YDbCewCJ3
しかも、胡桃の☆5を入手できていないから、胡桃のメモクエもできていない・・・

本当にすみません。

113 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/03/01 21:34:23 ID:DyF1qwJ6XO
キャラに関しては原作に基づいてればいいんじゃないかと思います。(私は違和感はないです)

しかし、りーさんの日本の紹介が海外の間違った日本のイメージみたいなことに…男性はサムライ、女性はゲイシャですね…

114 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/03/01 21:51:54 ID:Wwwe6WYRUs
感情とか思想とかが絡むことか、もしくはギャグ時空でも描かない限りは、そこまで違和感って出ないと思います、多分……
それに関しても、このBBSではあんまり目くじらたてられてないような。

りーさんの説明だけだと、うららの世界でも全部当てはまりますね。
……『かつては犯罪も少なくとっても平和な国だった』てとこ以外は。

115 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/01 22:28:11 ID:7YDbCewCJ3
>>113
感想ありがとうございました。

そのように言ってもらえるとうれしいです。

ニジュク「ねーりーさ!おすしにぎって!ニホンのひとたちみんなおすしにぎれるんだよね?」

りーさん「・・・・・・(そんなもの職人以外作れないって・・・)」

クロ「こらニジュク、あんまり困らせちゃいけないよ」

みたいなことになったりしてw

>>114
感想ありがとうございました。

みなさま優しくて感謝です!

結構うらら迷路帖もクロとがこぐら同様割と闇深いとこがあったりしますね。

116 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:12:01 ID:IJDfrKFDwj
今日も投稿してみます。付き合ってもらえるとうれしいです!

117 名前:がいどらいん![age] 投稿日:2020/03/07 11:12:37 ID:IJDfrKFDwj
今更ながら、このssのガイドラインを明記したいと思います。

・「棺担ぎのクロ。」と「がっこうぐらし!」のクロスssです。

・どちらもシリアスな作品であることと、クロと胡桃、2人とも角が生えていることや同じような境遇になっていることから着想を得ました。

・エトワリアで交流しているという設定です。

・基本一話完結です。

・時々シリアスな内容になるかも・・・。

・両作品のネタバレが入る可能性があります。

・基本毎週土曜日更新(土曜日の何時に投稿するかは不明です)

・他のきらら作品のキャラもたまに登場することがあるかも

・両作品の原作とアニメは見ていて、両作品のきらファンでの関連シナリオやイベントは基本やっていますがワンダーランド及びがこぐら登場人物のメモクエは未プレイです。(去年の4月からやったもので・・・)

118 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:14:00 ID:IJDfrKFDwj
それでは投稿します。

今回はクロ側のキャラ、「モー」が登場します。

119 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:14:07 ID:IJDfrKFDwj
今日、夢の中でモーが出てきた。どうやら彼女はこのエトワリアにも現れるらしい。

「全く、いつまであの胡桃とかいう子とずっと一緒にいる気?」

「・・・そんなのわからないよ」

「人と積極的に関わろうとしなかった臆病なアンタが、なぜあの『がくえんせいかつぶ』とかいう子たちに自分から協力を申し出たのかとても不思議に思ったわ。でも、それもようやくわかった」

「へえ、それはなんだい?」

「あんた、一人でも大丈夫みたいな顔をして本当は自分といてくれる仲間が欲しいんでしょ?」

「・・・・・・」

「あのコウモリにしろ、あの双子にしろ、きららとかランプという子にしろ、がくえんせいかつぶの子達にしろ、あなたを助けようとしている彼女たちは黒く浸食してくる呪いにかかっていない」

「・・・・・・」

「だから心の奥底で疎外感を感じている。しかもほとんどのクリエメイトとかいう子達が、みんな普通の日常を送れているんならなおさらね」

「・・・確かにね・・・」

クリエメイトという言葉を聞いて、私はGAの生徒の一人、山口如月を思い浮かべた。

「あんたが子供の頃、しょっちゅう発作を起こしたときによく思っていたわね?もしモーと一緒に旅が出来たのならどれだけ寂しくなかったのだろうかって・・・」

「・・・あの時、モーが『終わらなければ』確かに君自信を連れて行っただろう。そして君は私の生涯の友になっていただろう」

120 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:14:31 ID:IJDfrKFDwj
「もしかして、あの胡桃って子は私の代わりみたいな子なの?あの子は別に魔女の呪いにかけられているわけじゃないのよ?大分黒い呪いみたいなのには罹っているけど」

「そんなことはわかっている。胡桃とモーは違うよ」

「でも重ね合わせずにはいられないでしょう?私を助けられなかったからって、一緒にいれなかったからって、やり直そうって所?」

モーは随分私に揺さぶりをかけてくる。もしかしたら私の心の奥底にある気持ちを代弁しているのかもしれない。彼女の言葉に私は否定しきれなかった。

「後、アンタはあの双子を黒くしてしまうのを恐れているように、もう一つ怖がっていることがあるわね?」

「それは私が胡桃を3人から連れて行ってしまうかもしれないことかい?」

「よく自分のことをわかっているじゃない」

確かにその通りである。あの4人は誰一人欠けてはいけないことは明白だ。そこに私のよう根無し草がやってきて、胡桃を3人から奪ってしまうのではないかと自分が恐ろしくなってしまう。

これでは本当に、自分は死神ではないか。

「ま、あの娘にどうしても関わりたいのなら、もう私が口出すことではないけど」

そういってモーは霧のように消えた。

私は目を覚まして胡桃のことを考えた。果たして彼女は私と関わってよかったのであろうか?

121 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:15:52 ID:IJDfrKFDwj
「963と0.001。」

122 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:16:24 ID:IJDfrKFDwj
今回はもう一話投稿します。

123 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:17:01 ID:IJDfrKFDwj
ここはルーム。エトワリアにやって来たクリエメイトが共有している部屋である。

今胡桃とクロの二人がいた。他のみんなはトレーニングや買い物やらに行っている。

2人は何を話しているのだろう?

「ニジュクとサンジュは元の世界元気にやっているだろうか。風邪を引いたり、怪我をしたり、変な人についていっていないか心配だ」

「きっと大丈夫だろ。子供は案外しっかりしてるものだぜ」

「元の世界に私がいると言っても心配なものは心配だ。私はちゃんと面倒みれているのか?」

「少しは自信を持てよ。お前は十分すぎる程2人のためのことをしているじゃねえか」

「ニジュクとサンジュは本当に危なっかしいことばかりするから・・・」

「はしゃぎ盛りなんだろうな」

「君達にもあいさつをさせないとな」

「ああ、楽しみにしてるぜ」

「魔物から2人を守るために私自身ももっと強くならねば・・・」

「あんまり無茶すんな。過労でぶっ倒れるぞ」

124 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:17:11 ID:IJDfrKFDwj
クロは胡桃に双子のことをずっと話していた。もう二時間以上も双子のことを案じている。

「すごく心配しているな・・・。アタシもここまで双子の話に付き合わされるとは思わなかったぜ。まるで妹大好きなココアだな」

「そういう胡桃こそ一体いつまでシャベルを磨いている?もう三時間じゃないか。腕疲れないのか?」

胡桃はクロの話を聞きながらもシャベルを肌身離さず持っていた。

「いや、疲れているんだけど何だかやめられなくて・・・」

「もう十分じゃないか?」

シャベルは磨かれすぎてピカピカに光っていた。

「う〜ん、何だか磨くこと自体が趣味になっていると言うか・・・。せっかくの休みなのにな・・・」

お互い好きなものに集中する質なのである。

125 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:17:55 ID:IJDfrKFDwj
『しゃべると双子!』

126 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/07 11:18:24 ID:IJDfrKFDwj
今回は以上です。お付き合いいただき、ありがとうございました。

127 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2020/03/08 10:54:08 ID:D3wNYaPg4j
クロはエトワリアに来て、少し似たような境遇の人がいて…ある意味依存のような状態になっているのかも…?
クロも胡桃も集中するとどっぷりな部分ありますからね……

128 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/08 11:29:46 ID:LVlaTYEoIB
>>127

感想ありがとうございました!

クロは幼い頃、同じ呪いにかけられたセンに結構甘えていましたので・・・。そういう面もあるかなって・・・。

2人に限らず、エトワリアに来てからクリエメイトのみんなはより自分の好きなことに打ち込んでいるっぽいので・・・。

129 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:57:13 ID:z1/FpHwI.L
今回は、めぐねぇの話です。

拙作ながらつきあってもらえるとうれしいです。

130 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:57:27 ID:z1/FpHwI.L
「なあクロ、ニジュクとサンジュって幽霊をみることができるのか?」

ラビットハウスから買った、自分のお気に入りのブラックコーヒーを飲んでいた(ココアの姉が召喚されてクロは驚いた)クロは胡桃にそのような質問をされた。

「ああ、その通りだ。前とある屋敷を訪れた時、女性の亡霊を確かに視ていた」

「幼い子供ってそういうのが見えるって聞くけど本当なんだな・・・」

「いや、ニジュクとサンジュはそういう不思議な子達だから・・・」

「・・・じゃあさ、2人ってめぐねぇを見ることが出来るのかな・・・」

そういうと胡桃は右腕を抑えた。

131 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:57:44 ID:z1/FpHwI.L
そう、佐倉慈は元の世界で既に亡くなっている。しかし由紀にとっては佐倉先生はまだ生きているのだ。

クロとセンも悠里たちからお願いされて、そんな由紀に合わせているのだ。ただしセンは「なんかそこにいる気がする」と言っているが。

クロもセンも誰もいない空間を指して「めぐねぇ」を紹介してきた由紀に動揺したものだ。

「・・・もし、佐倉先生が見えないだけでここにいるとしたら確実にそうだろう」

「そっか・・・めぐねぇとは以前とある世界で再会したことがある。けど、この学園生活部に、エトワリアに来てもなお見守ってくれているって思うと・・・うれしい」

胡桃はワンダーランドの出来事のことを思い出していた。

「・・・もしニジュクとサンジュが佐倉先生が見えるんなら、失礼のないように言わないとな」

「いやいや、めぐねぇだって双子にあったら喜ぶと思うぜ。お前やランプの話から、ニジュクとサンジュはとってもいい子達だってよくわかるからさ」

「私も、佐倉先生はとても素晴らしい先生だと思う。私も是非あって見たかった。うちの飲んだくれで女好きのセンセイも見習って欲しいものだ」

132 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:57:55 ID:z1/FpHwI.L
『めぐねぇ。』

133 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:58:20 ID:z1/FpHwI.L
クレアは召喚の館で、あることを考えていた。

(以前クリエメイトを召喚をしたと思ったのに、誰もでてこなかったことがあったな・・・あれは一体なんだったんだろう・・・。多分私の気のせいだよね!)

134 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:58:32 ID:z1/FpHwI.L
以下は佐倉慈がエトワリアで書き記した独白である。

 去年、クロさんがエトワリアに召喚されてあの人の棺に惹きつけられたらまさか恵飛須沢さんと同じようなことになっている子だったなんて思わなかった・・・。

 その後、私が由紀ちゃんと恵飛須沢さんが山の中へとクエストに行っている時にたまたまあの山でクロさんが倒れていたのを、私は由紀ちゃんに教えたのだ。

 私がクロさんと学園生活部を出会わせたのは、私が恵飛須沢さんにしたことへのせめてもの罪滅ぼしなのかもしれない。

 いや、それ以前にあの黒い呪いに苦しめられている彼女をどうしても放っておけなかった・・・。 

135 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 09:59:12 ID:z1/FpHwI.L
今回は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。

それにしても自分の書いたものを公開するってって勇気がいる・・・

136 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/14 17:53:31 ID:K0xOUwWDS4
そっか、クレアちゃんもめぐねぇが見えないのか…

137 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 18:47:07 ID:z1/FpHwI.L
>>136

感想ありがとうございました!

あくまでも自分の解釈ですが、多分きらら同様クレアも見えないかなって・・・

エトワリアでめぐねぇのことを知っているのはランプだけかな・・・

138 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/14 18:54:22 ID:z1/FpHwI.L
めぐねぇ×

めぐねえでした。失礼しました。

139 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/21 08:59:57 ID:L9qSCNnuec
今日も投稿してみます。

本日はメリー・ナイトメアが登場します。

140 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/21 09:00:13 ID:vQCD3d8kaP
ライネの訓練所で、夢魔であるメリー・ナイトメアとエンギ・スリーピースが模擬戦をしていて、クロと胡桃は2人の戦いを見学していた。(ちなみに勇魚がメリーを、ユタカがエンギを応援していた。)

クロと胡桃は彼女たち夢魔の噂話をしていた。

「夢魔というものはすごいものだな・・・2人とも恐ろしい身体能力だ」

「全くだ。しかし・・・メリーと出会った時、まさかアタシら以外にも世界に危機が訪れている奴らがいるとは思わなかったぜ」

メリーは自分が夢魔であることや、悪の夢魔と戦っていることを特に隠すことなく他のクリエメイトに話している。

「私は彼女と初めて話した時、私の耳とメリーの耳が同じことをすごく追及された・・・」

クロは自分の耳を触った。

「はは、それはそれは・・・。みきが勇魚から聞いた話だと、メリーが自分のことを話しているのは、他クリエメイトやエトワリアの人達が夢魔の器にされないか気をつけているためらしいぞ」

「そうだろうね。元の世界では夢路という少年が夢魔に取り憑かれた人を見分ける能力を持っていたらしいが、彼はこのエトワリアに来ていないからね。全ての人間の夢を守り、全ての夢魔を返すと発言して実際に行動に移しているんだね」

「全ての人間を守る・・・か。もしメリー達がアタシらのことを知ったらどうするんだろうな」

「絶対に『何かアタシに出来ることはないの?』といって私達を助けようとするだろう」

「でもメリーに限らず、他の皆にはアタシ達の世界のことを言わないつもりだぜ。変に気を使われるのって苦手だしさ・・・。今はこの異世界で出会った友達って関係でいたいよ」

「・・・そうだね。私達も、君達学園生活部ときららとランプだけにしておこうか」

「なに?アタシがどうしたっての?」

メリーが模擬戦を終えて帰ってきた。

「いや、メリーは強くてかっこいいなって話をクロとしていたぜ」

「そう?そういわれると嬉しいわ!」

胡桃はそのように言って誤魔化した。

141 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/21 09:00:59 ID:vQCD3d8kaP
『ゆめと世界。』

142 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/21 09:05:06 ID:vQCD3d8kaP
読んでいただき、ありがとうございました。

勇魚とみーくんってどっちもホラー映画好きなんですよね・・・。

143 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/21 10:08:03 ID:JSGO9RWOT0
こうしてみると、守るために戦う人が多いですね…。

144 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/21 10:15:05 ID:vQCD3d8kaP
>>143

感想ありがとうございました!

そうですね、意外にもきらら作品ってそういうキャラが多いかなって・・・。

ジンジャーやフェンネルも「守るものがある奴は強い」って言ってましたね。

145 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/28 11:28:37 ID:rjZs3b7RrT
今日も投稿します。

エトワリア学園・・・楽しみですね。

146 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/28 11:28:44 ID:rjZs3b7RrT
クロはエトワリアで買ったノートに何かを書き記していた。

「あれ?クロさん何をしているんですか?」

その様子を、たまたま通りかかった美紀が見た。

「ああ、美紀か。他のクリエメイトの皆から聞いた童謡を記録しているんだよ」

クロのノートには「かぐや姫」や「泣いた赤鬼」、「ツルの恩返し」などの日本の民話が書かれていた。クロが描いたイラストがあってわかりやすい。

「もしかして、ニジュクちゃんとサンジュちゃんに読み聞かせするんですか?」

双子のことを考えると、美紀は少し笑ってしまった。クロは双子のことを聞かれるとすこし照れ臭かった。他のクリエメイトからも「クロさんはいっつも双子ちゃんのことを話している」と言われている。

「ああ、そうだ。ニジュクとサンジュも昔話は好きだし、こういうのを聞くときっと喜ぶだろう。それに私もみんなから聞く話が好きだよ。ニホンの童謡はとても素晴らしいものがたくさんあるね」

「・・・そのノート、私にも読ませてもいいですか?」

「構わないよ、そんなに上手くまとめられているわけじゃないけど・・・」

美紀はクロが書いた童話ノートを読んでみた。幼い頃からずっと知っているおとぎ話なのに、こんなに面白くて素晴らしいものであったというのを知った気がした。

147 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/28 11:29:07 ID:rjZs3b7RrT
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

148 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/04 10:29:59 ID:b8BoRp6cTW
更新します。

今回の学園イベントを参考に書いてみました。

149 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/04 10:30:24 ID:b8BoRp6cTW
「なあに、クロちゃん相談って?」

クロは由紀にとある悩み事を話そうとしていた。センからは「お前が他人に悩みを打ち明けるなんて恐ろしく珍しいな」と言われたが。

「・・・ニジュクとサンジュのことだ。今回、この世界の女神様が君たちのための学校を作ったよね」

「うん!不思議なこともあってとっても楽しかった!」

「・・・君たちがとても楽しそうに学校に行っているのを見ると、ニジュクとサンジュも私と旅するよりは学校に行った方が2人のためになるんじゃないかと思ってしまうんだ」

以前クロは元の世界で魔女の手がかりを探すために学校に入ったことがある。

正直、その時は学校のよさがクロには理解できなかったが、GAや学園生活部など、他のクリエメイトの学校生活が楽しそうなのを聞いて、ニジュクとサンジュも学校に行かせた方が幸せではないかと考えたのだ。

「・・・クロちゃんって本当に双子ちゃんのことが好きだねー。まるで本当のお母さんみたい」

そういわれるとクロは恥ずかしい気がする。

「だから私はあの2人の保護者のつもりはないってば・・・」

150 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/04 10:30:42 ID:b8BoRp6cTW
「またまたー。ニジュクちゃんとサンジュちゃんを学校に行かせるかどうかの話に戻すけど、クロちゃんは2人に教えたいことってたくさんあるでしょ?」

「・・・まあね」

「ニジュクちゃんとサンジュちゃんはまだ小さいし、とにかく今はいろんなことをクロ先生が教えていくべきじゃないかな?」

「クロ・・・先生?」

その珍妙な言葉にクロはかなり動揺した。

「そ!クロ先生!!旅路が校舎ってことにすればいいかも!!」

「旅が校舎・・・?ちょっとよくわからない」

「上手くいえないけど・・・、学びの方法は一つじゃないと思うの!だからクロ先生との旅がニジュクちゃんサンジュちゃんにとっての授業にしてもいいんじゃないかな?」

「・・・君がいうように、そういうのも2人にとっての学びの選択の一つかもしれないね。旅をしながらいろいろ教えていくか、一つの場所で学んでいくか、どっちがいいのか焦らずじっくり考えるとしよう。ありがとう由紀、私の相談につきあってくれて」

「どういたしまして!クロちゃんルートクリアかな?」

「は?」

クロちゃんルートという言葉は意味がよくわからなかったが、クロは由紀に感謝した。

『クロせんせい?』

151 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/04 10:31:18 ID:b8BoRp6cTW
お付き合いいただき、ありがとうございました。

由紀は意外と相談役に向いている?

152 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/05 21:21:30 ID:Xp9zHEq3CI
クロと胡桃、二人の共通点や対となる点を書きだしていこうと思います。

完全な私見なので、チラシの裏レベルのものだと思ってください。

153 名前:共通点[age] 投稿日:2020/04/05 21:21:59 ID:Xp9zHEq3CI
 ・黒い呪いと感染

 ・エトワリアに来てから角が生えた。

 ・名前を数字直すと96が入る。(クロ→96、胡桃→963)

 ・目が赤色

 ・クロは旅、胡桃は陸上と足に関係した特技を持っている。

 ・守りたい存在がいる。(クロはニジュクとサンジュ、胡桃は学園生活部のメンバー)

 ・憧れている男性がいる。(クロはフカシギ、胡桃は陸上部の先輩だった)

 ・知恵がある長い付き合いのある人物(セン、悠里)に心配され、元気で明るい存在(ニジュサンと由紀)に励まされている。

154 名前:対比[age] 投稿日:2020/04/05 21:22:30 ID:Xp9zHEq3CI
・対比

 ・クールな性格のクロと活発な性格の胡桃。

 ・同年代の少女とあまり付き合わないクロと同年代の友人がいる胡桃。

 ・棺は土に埋められるものであるが、シャベルは土を埋めるものである。

 ・クロは子供の頃に呪いをかけられたが、胡桃は感染されたばかり。

 ・クロは体中に包帯を巻いているが、胡桃は腕のみである。

 ・手が温かいと言われたクロと体が冷たい胡桃。

155 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/11 11:54:17 ID:iijx.lTpeA
「あ!胡桃様!クロ様!!」

 胡桃とクロの2人が里を歩いていると、ランプとマッチに出会った。

「ランプじゃねえか」

「今日は休日かい?女神になるための勉強は?」

「はい!たった今先生の補修が終わったばっかりで!!」

 胡桃とクロはランプの言葉に呆れてしまった。

「全く、ランプも最初から補修なんて受けなければいいんだけど・・・」

「マッチは黙っていて!今日はお二人方に合わせたい子がいるのです!」

「え?誰だ」

「私達に?」

「ニロク、出てきてください!」

「は・・・初めまして・・・」

 ランプの後ろから小柄で髪の長い優しそうな子が出てきた。

「なに?さっきからランプの後ろに隠れていたのか?」

「全然気が付かなかった・・・」

 胡桃とクロはまずそのことに驚いた。

156 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/11 11:54:34 ID:iijx.lTpeA
「ニロクは私と同じ女神候補生で私の友達なんです!」

「ランプと違って真面目で勉強ができるんだけどね」

 ニロクはクロと胡桃を見てもじもじしていた。

「わ、私はニロクといいます・・・」

「さっき名前聞いたけど」

 クロはこの子は恥ずかしがり屋だと思った。

「ニロクはクロ様と胡桃様の大ファンなんです」

「そうなのか?」

 胡桃は自分のファンがいると聞いて照れ臭かった。

「私なんかが・・・クロさんと胡桃さんに会いに行ってよかったわかりませんけど・・・ランプが無理やり連れてきて・・・」

「いや、そんなことはないよ」

「ああ、アタシらのファンってなんだかうれしいな」

157 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/11 11:55:46 ID:iijx.lTpeA
 ランプとニロクと別れた後、胡桃とクロはニロクの話をしていた。

「いやあ、握手までしてもらったなクロ。考えりゃアタシらが好きなのはランプだけとは限らねえな」

「そうだね。このエトワリアには私達クリエメイトが好きな人がたくさんいるのだろう。私達はそういった人達のことをありがたく思わねばならない」

「ってことはさ・・・アタシらの事情を知っている人たちもこの世界でたくさんいるってことだよな・・・。当然あのニロクって子も・・・」

「・・・そうだね」

「アタシの感染を知ってどう思っているのかな?やっぱりアタシを怖いと思っている人が多いのかな・・・?」

「・・・怖いと思っている人もいるかもしれないが、それ以前に君や私を心配してくれる人も多いだろう」

 ふとクロは、自分がこの世界に召喚された時、自分のために泣いてくれたランプや自分と向き合ってくれるといったきららのことを思い出した。

「・・・そうだな!アタシも胡桃ファンクラブのメンバーのニロクちゃんために頑張るか!!」

「ファンクラブって・・・」

 クロは胡桃の発言に呆れつつ笑った。

158 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/11 11:56:22 ID:iijx.lTpeA
今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。

オリキャラを出すのはなかなか勇気があった・・・。

159 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/04/17 22:27:52 ID:z/HXNxQzFd
人は自分が持ってないものに憧れるので大切な人のために戦い続けるような強い意志を持つ2人のファンとしてニロクの性格を恥ずかしがりにする所が良いですね。

あと今気づいたけど棺とシャベルが相対するアイテムとして扱われて草

160 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/17 22:50:21 ID:EX.m4tJPhJ
>>159

感想ありがとうございます!

あの二人のファンとなるとノノみたいな人見知りが合うかなって・・・。

棺とシャベルは埋めるものと埋められるものですからね。

161 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/18 09:02:08 ID:WzQye2DvMC
胡桃「ようクロ、元気か?」

キョージュ「・・・・・・私はキョージュだ、胡桃殿」

クロ「いい加減私と彼女の区別をつけたらどうだ?胡桃。正直わざとやっているようにしか見えないぞ」

胡桃「あ・・・そっちか・・・。だってお前とキョージュ、どっちも真っ黒だからな・・・」

クロ「全く・・・。注意深く見ればそれぐらいの違いわかるはずだろう?」

リゼ「・・・・・・だから私は胡桃ではないぞ。クロ、お前まで間違えるのか?」

胡桃「お前も全く人のこと言えねえじゃねえか。そりゃ髪のが同じでどっちも武器を持っているという点では同じだけどさ」

セン「しかし世の中にはそっくりな奴が3人いると聞くけどな」

クロ「私もニジュクとサンジュの耳と尻尾と髪型以外で見分けがつけられたらいいんだけど」

胡桃「お〇松くんか、あそこまでそっくりな双子の見分けなんてつけられるわけがねえだろ」

クロ「でもランプは違いがわかるらしい」

胡桃「なんだって!?さすがとでも言うべきか・・・。あいつのクリエメイト好きは半端じゃねえからな」

セン「全く、保護者の面目丸つぶれだな、クロ」

クロ「だから私は保護者になったつもりはないと言っているだろう?」

162 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/18 09:02:41 ID:WzQye2DvMC
本日は以上です。読んでもらいまして、ありがとうございます。

ネタ切れしそう・・・。

163 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/18 18:33:34 ID:WzQye2DvMC
このssにおけるクロは、学園生活部のメンバーにとって本編の自堕落のメンバーや椎子さんみたいなポジだと言えるかも・・・?

164 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/25 10:16:02 ID:z.BVwrVGYV
「ニジュクとサンジュが全然この世界にやって来る気配がしない・・・」

「・・・・・・」

そう言いながら、クロは胡桃の髪をいじっていた。

「それがなぜアタシの髪を結ぶことにつながるんだ?」

「いや、サンジュは三つ編みをしているんだ。元の世界ではよくサンジュの髪を直したいてね・・・。最近これをやらないからなんだか手が寂しくて・・・」

「・・・まあいいけどさ・・・」

胡桃はクロが双子がいなくて寂しがっているということをとてもよく感じ取った。クロは胡桃の髪をサンジュのような髪にした。

「サンジュってこういう頭なんだな。かわいいな」

「ん?そうかい?」

「しばらくはこれで過ごすとするか!」

胡桃はこの髪を他のメンバーに見せに行くことにした。

「よう美紀!」

「・・・あの、どちら様ですか?」

美紀は冗談で言っているようではなかった。

「・・・髪型変えたぐらいでそんなに印象変わるのか?」

ふと胡桃はあることを思いつき、近くにあったシャベルを恐る恐る持ってみた。

「え?もしかして胡桃先輩ですか!?」

「お前にとってアタシはシャベルが本体なのか?」

165 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/25 10:18:20 ID:z.BVwrVGYV
以上です。読んでもらいまして、ありがとうございます。


さて、今回でそろそろこのssも終了させていただきたいと思います。

特にストーリーらしいストーリーもありませんでしたが、これまでお付き合いいただいた方々へご感謝いたします。

別のssでクロと胡桃の絡みを書くかもしれませんが。

今までありがとうございました!

166 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/04/25 13:08:15 ID:4ekHAKA.n0
お疲れ様でした。
きららでは異色の経歴の2人だけに、「ストーリーらしいストーリー」がないことが幸せなんでしょうね。

167 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/25 13:28:58 ID:z.BVwrVGYV
>>166

感想ありがとうございました!

確かにそう言えるんでしょうね・・・。

168 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/04/25 20:48:49 ID:7qRUeLThdO
お疲れ様でした!
最後をギャグで締めるのが日常っぽいからか、戦い続ける2人にとって理想的なオチだと思います。

169 名前:阿東[age] 投稿日:2020/04/25 20:57:28 ID:z.BVwrVGYV
>>168

感想ありがとうございました!

最後はどうしようか考えずに書いてきましたが、そう言われると嬉しいです!

< 12
▲▲▲全部▼▼▼戻る
名前 age
コメント
画像ファイル


やるデース! > きららBBS > SS

- WEB PATIO -