注意
この作品は、きらら達がババ抜きをするお話です。第11作です。(タイトルはセリフの一節を入れました)
なおシリーズ化できそうなので、今回はトランプゲーム第1弾としています。(今回はババ抜きで、やる気次第では新しいゲームで続編も検討中です)
思いついたきっかけが、キャラを分析している内に、きららの演技が物凄く下手だということに気づき、ポーカーフェイスが下手すぎて賭け事に弱いのではと思い至った訳であります
過去作です(そろそろ分割すべきか悩んでおります)
第1作:【きらファンSS】偶然にも学園生活部の中の人キャラだけで揃ったら
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=938&ukey=0&log=past
第2作:【きらファンSS】やすながゴムゴムの実を食ったら。(エトワリア)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=956&ukey=0&log=past
第3作:【きらファンSS】きらら:「あの天使なクレアがドSになった」
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=983&ukey=0&log=past
第4作:【きらファンSS】シュガーとソルトのすき焼き論争
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1336&ukey=0
第5作:【きらファンSS】コルク:「私と一緒に素材集めを手伝ってくれないか」(第1作外伝)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1341&ukey=0
第6作:【きらファンSS】アルシーヴ・痔・END
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1402&ukey=0
第7作:【きらファンSS】エトワリアアルコール消失事件、カンナの奮闘と黒ずくめの女の野望
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1464&ukey=0
第8作:【きらファンSS】きらら・ハッピーバースデー(7月7日誕生日記念作品)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1497&ukey=0
第9作:【きらファンSS】里娘たちで無人島パロやってみた(きらファン×銀魂)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1588&ukey=0
第10作:【きらファンSS】スニーキング・ザ・フェンネル
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1660&ukey=0
ある日の夜、ライネの食堂で食事を終えたいつものきららとランプとマッチ
きらら:「ごちそうさまでした」
ランプ:「ライネさんの料理は今日も美味しかったですね」
マッチ:「ふ〜満足満足」
ライネ:「喜んでもらえてよかったわ〜♪」
きらら:「コルク達、何かしているね?」
ランプ:「コルクさん、今日は里に居たんですね」
マッチ:「いつもは行商の旅で、里にはいないからね」
ライネ:「コルクちゃん達は今トランプゲームしているわよ〜」
コルク達がババ抜きしている
コルク:「次ポルカの番」
ポルカ:「う〜ん。どれだ(くっそ〜コルクの奴、表情一つも変えねえな)」
コルク:「悩んでいないで早く」
ポルカ:「これだ」
ポルカがババを引いた
ポルカ:「あーやっちった」(結構デカイ声)
クレア:「ポルカ〜声に出したらバレるよ」
ライネ:「ポルカちゃん静かにね」
ポルカ:「次クレアの番な」
クレア:「え〜と(ポルカの顔が喜んでいる)」
ポルカ:「(よしそれ引けww)」
コルク:「(顔に出すぎww)」(完全に読んでいる)
クレア:「(意外とババじゃないかも)えい」
クレアがババを引く
ポルカ:「おっしゃー」
クレア:「う〜ん(ババ引いちゃった)」
ライネ:「ポルカちゃん、人の話聞いてた?」
クレア:「ポルカうるさいよ」
ポルカ:「ライネさんゴメン」
クレア:「次コルクちゃんの番だよ」
コルク:「うん」
クレア:「(こっちを引いたらダメ〜)」(ヤバそうな顔)
コルク:「(それがババじゃないとするとこれか?)」
クレア:「(ババが行ってくれる)」(満面の笑み)
コルク:「(顔が分かりやすいなクレア♪)」
クレア:「コルクちゃん、わざと迷ってない?」
コルク:「これ」
コルクがわざとババを引く(完全にからかっている)
クレア:「コルクちゃん、わざとババ引いたね」(ちょっと頬っぺた膨らませる)
コルク:「そんなことないよ(ちょっと怒っているクレア可愛い♪)」
ポルカ:「すげえ表情に変化がないぜ(クレアの顔の変化が凄かったけどな)」
コルク:「じゃあポルカ」
ポルカ:「おう、これだ!くっそ〜また」
コルク:「(ポルカは弱すぎ)」
コルクが一抜けし、やがて合計が3枚になってクレアとポルカで一騎打ち
ポルカ:「さ〜てクレアどれだと思う?」(両手に一枚ずつ持ちながらクレアに見せる)
クレア:「え〜と、ポルカは右と左、どっちにババ入れる?」
ポルカ:「う〜ん左」
クレア:「えい。やった〜」(歓喜)
ポルカ:「しまった〜正直に答えちまった」(負けてショック)
コルク:「ポルカは嘘がつけないから〜。そこは敢えてどっちにも取れないように惑わせないとダメ」
ポルカが負けた後、きららがやってきて
きらら:「3人揃って何やっているの?」
ポルカ:「ババ抜きだ。ライネさん抜きじゃないぞ〜」
ポルカにライネからの強烈な拳骨が炸裂する
ポルカ:「お〜いってえ〜」(床でのたうち回る)
ランプ:「うわあ痛そう・・・(あんな怪力を持つ人に殴られたら・・・)」
ライネ:「ポルカちゃん。口の利き方次第では、次はどうなるか分かっているわね〜」(両手で腕を鳴らす)
マッチ:「相変わらずおっかないね・・・」
ランプ:「きららさん、ババ抜きというのはですね。クリエメイトの皆様がトランプでよくおやりになるゲームなんですよ」
ポルカ:「同じ数字の組み合わせがあったら、真ん中に捨てるんだ」(殴られた後なのにすぐ立ち上がる)
クレア:「最終的にババが残った人が負けというルールです」
コルク:「要するに勝ち抜け」
きらら:「へえ〜面白そう♪」
コルク:「きらら達も一緒にやらない?」
ポルカ:「5人くらいなら面白くなりそうだしな」
クレア:「とっても楽しいですよ♪」
きらら:「もちろん♪」
ポルカがある提案をする
ポルカ:「なあなあコルク、罰ゲームがあると面白くないか?」
クレア:「ポルカ、そういうのはやめようよ〜」
コルク:「じゃあ、私がライネさんにあげた物凄くマズイお茶を飲むというのは?」
ランプ:「いやですね〜そんなマズ〜イお茶は」
クレア:「コルクちゃん、ライネさんは、なんでそんな物を?」
コルク:「そのお茶には整腸作用があるから、つまり」
ポルカ:「便秘か!」(かなりのデカイ声)
ライネがポルカの背後に一瞬で廻り関節技を決める
ポルカ:「痛い痛い痛い。勘弁して〜死ぬって!」
ライネ:「フフフ♪相変わらずお喋りが過ぎるわよ〜」
コルク:「ポルカもちょっとは反省という言葉を知るべきだと思う」
マッチ:「ここまで来ると、わざとに見えるね」
きらら達も加え5人でやることに
コルク:「きらら、ババはこれだ」(カードを見せる)
きらら:「ジョーカーって書いてあるね」
ポルカ:「なんでババって言うんだろな」
コルク:「アリスの話では、自国語で『行き遅れの女』というゲームらしい。多分そこから、あるいはクソの別の言い方でそういう言い方をする」
マッチ:「要は結婚できず独身で生涯を終える奴を決めるゲームってことだね」
ポルカ:「へ〜そうなのか」(ライネをチラ見)
ライネ:「何か言いたそうね?」(笑顔でナイフ片手に殺気送る)
ポルカ:「何でもないぜ・・・(まだ何も言ってないぜ。ライネさん相変わらずおっかねえな〜)」
コルク:「話はさておきカードを配る」
きらら:「早く始めよ♪」
カードが配られて、全員の反応は?
ポルカ:「(うわあ俺かよ)」(完全にバレバレの顔)
コルク:「(相変わらず分かりやすいなポルカ)」(完全に察した顔)
きらら:「(誰がババを持っているんだろ?)」(天然過ぎて鈍い)
クレア:「きららさんがすごくキョロキョロしていますね」
マッチ:「(これはコルクの独擅場だね)」
ゲーム開始(引く順番はポルカの手札からきらら→コルク→ランプ→クレア→ポルカで一周、マッチは黙って観戦)
コルク:「最初はきららからポルカの手札を引いて」
きらら:「うん分かった」
ポルカ:「(こうなったらきらら、ババ引け)」(ガチの顔)
きらら:「どれだろう?」
ポルカ:「(おっ、きららがババのほうに)」(ニヤリと笑み)
きらら:「これだ」
ポルカ:「おっしゃー」(ガチ喜び)
きらら:「あっ(ババ引いちゃった)」(ちょっとショック)
コルク:「(ババがどこにあるかバレバレ・・・)」(無表情だが呆れている)
ランプ:「(二人共分かりやすいですね)」(流石に察した)
マッチ:「(ポルカはリアクションが大袈裟だね)」
きらら:「次はコルクだよ」
コルク:「うん(きららはどんな反応するのだろう?)」
きらら:「(あ〜それはダメ)」(マズそうな顔)
コルク:「ふっ(これじゃないとすると・・・これかな?)」(軽く笑みを浮かべる)
きらら:「(ババ引いてお願い、あっ、コルクの手がババに)」(ちょっと喜ぶ顔)
コルク:「(ポーカーフェイスが下手、きららは)これ」
きらら:「は〜(ババ引いてくれなかった)」(ちょっとへこみ顔)
マッチ:「(完全にコルクに弄ばれていたね)」
ランプ:「(これババがきららさんの所に、流石コルクさん強い)次私ですね」
コルク:「早く引いて」
ランプ:「これです。当たりです」(揃った手札を真ん中へ)
クレア:「次私です。よいしょ」(揃ってないから、ポルカに向ける)
ポルカ:「次は俺だな。えい」(そのままきららへ向ける)
きらら:「次は私だね、それ」(ババが残っている状況)
きららの所にババがずっとある状態だと、リアクションがつまらないのでコルクは敢えてババを引こうと考えた
コルク:「(ここは敢えてババ引いてどんな反応するか見てみよう)」
きらら:「(それババだよ)」(お願いする顔)
コルク:「(相変わらず分かりやすいな)これ」
きらら:「よし(やっとババ行ってくれた)」(マジの笑み)
マッチ:「(ん?コルクがババを?あの顔は分かっているね。何か企んでいるのかい?)」
コルク:「さて次はランプ」
ランプ:「よ〜し(コルクさんの手札に若干浮いているのがババに見えて・・・)」
コルク:「さっさと引いて(ババ抜きは心理戦だから、ランプはどう見る?)」
ランプ:「(敢えてその隣!)これだ。あー」(ババを引いた)
コルク:「(引っ掛かったww)」(顔には出ていないが腹の底で笑っている)
マッチ:「(ランプも勘が悪いね)」
クレア:「次は私ですよ」
ランプ:「(ここは、上手く引かせないと)」
クレア:「これです。あ〜」(ババを引く)
コルク:「(あれ?このままだと)」(察した模様)
ポルカ:「よし俺の番だな」
クレア:「ポルカ、どれだと思う?(ババ引いて〜)」
ポルカ:「どれかな・・・」
クレア:「(迷っているねポルカ)」
ポルカ:「これだ、くっそ〜」(ババを引く)
きらら:「じゃあ次いくよ」
ポルカ:「よし来い」
きらら:「う〜んとね〜(手札の中に異様に下がっているのが怪しい)」
ポルカ:「さてどれだと思う?」
コルク:「(きらら、顔見て)」(言ってやりたいが、言えない)
マッチ:「(きららって、人の腹を探るのが苦手なのかい?)」
きらら:「(取られたくないカードだとすれば)これだ」
ポルカ:「ニヒヒ上手くいったぜ」(ガッツポーズ)
きらら:「く〜」(悔しそう)
コルク:「え〜(結局一周してきららに戻った)」(流石に呆れて顔に出た)
マッチ:「(流石のコルクもドン引きしたね)」
最終的にきららとポルカが残った
きらら:「ポルカ、さあ引いて」(カードを手に一枚ずつ持ちながら見せる)
ポルカ:「どれだ〜?(確率は2分の1だ・・・俺の運を信じろ)これだ」(ババを引いた)
きらら:「よし」(ババを引かせたので喜んでいる)
ポルカ:「くっそ〜。ちょっと待て」
ポルカは後ろを向いてシャッフルする(2枚しかないけど)
ポルカ:「よし引け」(さっきのきらら同様に)
きらら:「え〜と、これだ。あ〜」(結局ババを引いた)
コルク:「ポーカーフェイスが下手な二人が残った」
ランプ:「お互い鈍いんですね。ババ以外に手を出そうとしたら、ヤバイ顔しているのに気づかないんでしょうか?」
クレア:「二人共嘘が下手だから」
マッチ:「僕はある意味こうなるんじゃないか読めていたけどね」
ポルカ:「次でケリを付けてやるぜ」
きらら:「さあポルカ、最後の勝負だよ」(また同様に持つ)
ポルカ:「どれだ〜?(きらら、すげえ汗かいているなww)」
きらら:「(お願いババ引いて)」(緊張している)
ポルカ:「なあきらら、分かれ道の先に落とし穴を仕掛けるとしたら、左右のどっちに仕掛ける?」
きらら:「え〜と右かな」(バカ正直に答える)
ポルカ:「じゃあこれだ、おいきらら何してんだ?」(引こうとしているが、なぜか引けない)
きらら:「いや何でも・・・(ババじゃないから、引かないで〜)」(ヤバイ顔で力ずくで抵抗している)
ポルカ:「往生際が悪いぞ〜観念しろ」
コルク:「きらら、ゲームなんだから、そこまで意地を張らなくても(ポルカが悪そうな顔をしている)」
ランプ:「きららさんって、真面目な性格ですから、ガチになりやすいんです」
クレア:「ランプもそれぐらいの真面目さがあればいいのにね」
マッチ:「全く同感だね」
ランプ:「なぜか私が責められたような」
きらら:「もうダメ・・・」(根負けして、ポルカが引く)
きららが負けた
ポルカ:「よっしゃー!」(歓喜)
きらら:「負けた〜」(悔しそうな顔)
コルク:「結局正直者がバカ正直になっただけの勝負だった」
ライネ:「は〜い、コルクちゃんが言っていた物よ〜♪」(凄いマズそうなお茶)
ランプ:「うわあ・・・マズそうです」
クレア:「ライネさん、こんなのよく飲めますね」
ポルカ:「さあきらら、飲むんだ(きららの反応が楽しみだぜ)」
きらら:「分かったよ〜」
きららは飲んだが、ポルカの期待とは裏腹に、リアクションが薄かった
きらら:「思ったよりもマズくなかったね」
ランプ:「そういえばきららさん田舎育ちでしたからね」
ポルカ:「思ったよりきららのリアクションがつまらなかった所で、もうお開きに」
ライネ:「ポルカちゃんの分も持ってきたわよ〜」
ポルカ:「え?いや俺頼んでないし、負けてないんだけど・・・」
ライネ:「ポルカちゃんも便秘だって聞いたわよ〜」(凄く笑顔で悪そうな顔)
ポルカ:「いやさっきの仕返しだよな・・・遠慮するぜ。腹の調子悪くねえし」
ライネ:「遠慮しないで〜ほら〜♪」(無理矢理飲ませようとする)
ポルカに無理矢理飲ませた結果
ポルカ:「オエーマッズ〜」(顔が青くなっている)
ランプ:「アハハwwwポルカさん面白い顔ww」(腹を抱えて笑っている)
クレア:「自業自得だよ」
ポルカ:「今度やって負けた時にお前らに飲ましてやるからな!」(ちょっと怒った)
マッチ:「今日も平和だね〜」
そんなこともあって、夜は更け、また会ったらゲームをする約束をした。
終わり
最後までお読みいただいた方に感謝いたします。
参考にした元ネタは、ニセコイの修学旅行のババ抜きのシーンが印象に残ったので、そこを参考にしております(あの顔は本当に面白かった)
結局また寄り道して並行執筆中の作品をほったらかしにすることになりましたが、一応書いておりますので、次回作も期待しない程度に
ポルカはライネさんに殴られたい願望でもあるんですかw
駆け引き(物理)に耐えたトランプもがんばったと思います
きららさんの味覚は常人と異なりますからね
>>27
読んでいただいて有難うございます
きららとポルカが、嘘をつくのが下手だということに着目して書いた作品です。(イベントでも演技が物凄く下手だったという点)
最終的には、きららが負ける展開にしました。(ポルカよりきららのほうが嘘をつくのが下手ではないかと推察したので)
次回作も期待しない程度に
クレアちゃんは純粋に運がいいですね!
コルクはババ抜きの申し子みたいな子ですね…つよい…
>>28
読んでいただいて有難うございます
ポルカがお仕置きを喰らうシーンは、公式でははっきり書かれていませんが、本人曰く「命の危機を覚える」というくらいです。(ポルカのキャラシナリオに)
当人は、懲りないのか、マゾなのか不明ですが、幼少期からライネに悪戯をしていたらしいので、一種の愛情表現とも言えます
トランプが真っ二つになるのではという指摘は予想できなかったですww
きららの味覚は、私の中ではサバイバル向きの味覚だと思っています(未だに雑草を食べているイメージ)
次回作も期待しない程度に
>>30
読んでいただいて有難うございます
公式でもコルクは、誰であろうと接客ではビビらないため、ポーカーフェイスが上手いと考えました(商売人故に弱さを見せないので)
クレアちゃんは、結構運がいいと思います。(そういう考え方もありだと思います)
次回作も期待しない程度に
コルクがポーカーフェイスの裏で感情豊かなのが面白かったです。
ほのぼのした雰囲気で楽しく読めました。
>>33
読んでいただいて有難うございます
コルクは、クールに見えて意外と感情的なキャラです(ポルカが関わると、感情が結構出るときがあるんです。あれが結構いい)
次回作も期待しない程度に、
>>35
楽しんでいただけてよかったです。
ライネの強さはどれぐらいかは、はっきりしていませんが、セサミの話では、かつて無敵と謳われるくらいだそうです。(絵本になるくらい)
私の作品は、きららファンタジアのオリジナルキャラの出番が多く、クリエメイトがあまり出ないのが多いです(オリジナルキャラは書きやすいので)
次回作も期待しない程度に
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