えんどろ〜!中の人!
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1 名前:脱出かおすの人です[age] 投稿日:2019/08/18 17:53:26 ID:c7eJKrcBWh
もし、えんどろ〜!の勇者パーティが中の人が同じきららキャラだったらSSです。セイラちゃんは一致してる子がいなかったのでそのままです。

かおす「あば?ここはどこでしょうか?」

目が覚めたら見られない部屋にいました。

かおす「寮じゃないですし…まさか、久し振りに脱出するのでしょうか!?そしてまたあのネズミと…!もう嫌です!!」


セイラ「何騒いでるの?」

かおす「あばばばば!ここはいったいどこですか!?」

セイラ「何言ってるのよ。寮よ。冒険者学校の。今日で3人目だわ、こんなこと言う人」

かおす「冒険者学校?3人目?」

セイラ「とにかく、学校へ行くわよ!」

かおす「わ、わかりました。えっと、あなたは?」

セイラ「私はエレノワール・セイラン。セイラと呼んでね。」

???「待ってください!!」

かおす「あばばばば!今度はだれですか!?」

セイラ「まって、この部屋は1人部屋よ!どこから声が…」

???「2人とも、声がする方へ近づいてください。」

かおす「は、はい」
セイラ「は、はい」

???「ここですよ〜、声が聞こえるでしょ声が!もっと声に近づいて下さい」

かおす「近づきました」

セイラ「どこにいるの?」

???「だいぶ近づいて来ましたね。はい、
見下〜げてごら〜ん♪」

かおす「あば!」
セイラ「わぁ!」

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258 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:53:25 ID:YamRjGBVEF
珠紀「……」
ユニコーン「……」

2人が睨み合う中かおすたちはラプトルを駆除していく

ロドニー「そいっ!」
かおす「あばばばば!」

智絵里「チノ、私に合わせて!」
チノ「はい!」

若葉「『拘束(バインド)』、シェフィさん!」
シェフィ「thanks、ぶちかますぜ!」

リリィ「ニャァーーー!!」
ミカ「リリィ危ない!」

ラプトル達『ギャォァァ!』

チノ「これじゃキリがありません…」

ロドニー「こいつらどっから来てるの?」

智絵里「四天王の能力でこういうカルタードとかがラプトルになってるのはわかるけど、彼はユニコーンが相手してるからラプトルを生み出すのは難しいはず。倒しても倒しても増えるのは何故だろう?」

若葉「念じるだけで物をラプトルに変えるというのは?でもそれだと今持ってる武器やカードも恐竜になります」

セイラ「まさか、ラプトルが同じような方法でラプトルを増やしたりして…」

かおす「そんなゾンビじみた能力でしたら私たちもラプトルになってしまいます。」

※かおす先生と智絵里は某奇妙な冒険やその他異能バトルを読んだ影響で『この手の能力の発動条件は「対象に触れること」だから彼も何か物に触れてそれを恐竜化させてる』と思いその前提で話を進めてます

ボスレー「あの…ちょっと気になることが…」

シェフィ「どうした?」

ボスレー「四天王の右手の甲、なんか…」
ユニコーン「うわぁぁぁ!!」

一同「!?」

259 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:54:02 ID:YamRjGBVEF
ロドニー「だ、大丈夫か!?」

かおす「なんかギャグ漫画みたいなぶっ飛び方でしたよ!?」

ナタリー「ありのまま、今起こったことを話すよ…奴が放った矢が急にあそこにいる大型馬車並みのデカい三本角の巨獣になって私達を突き飛ばした…もう私自身何言ってるかわからない…」

ロドニー「あそこって?」

ユニコーン「あれ…」

ユニコーンの指差す方向には、一頭の草食恐竜がいた


https://kirarabbs.com/upl/1578236042-1.png


260 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:54:58 ID:YamRjGBVEF
智絵里「トリケラトプス…だったっけ?」

かおす「多分そうだと思います」

珠紀の能力は『触れた物質を恐竜に変える』。
発射した矢をトリケラトプスにしたのだ。
トリケラトプスは全長約9メートル、体重約6 - 12トン。この巨体を秒速34m(Wikipediaに載ってた矢の速度)で射出することになるから破壊力も凄まじいだろう

セイラ「これだと私と戦ったときみたいに矢を弾くことはできないのね」

ユニコーン「しかも…いたた…エンジェルズは矢に魔力を付与したり振り回すことはできても『軌道』は変えることはできない…いや待てよ、この方法なら!」

そう呟いてユニコーンは珠紀の前へ進む

そこへラプトル達が襲い掛かる

フタバ「ユニコーンさんの援護を!」

珠紀「下がれラプトル、私がやる。何度やっても結果は同じだ!」

珠紀が再び矢を放つ。
矢は再びトリケラトプスになるが…

ユニコーン「矢が恐竜化しても、暫くは宙に浮いている。そこを狙えば!『絶対零度』!!」

珠紀「こいつ、床を凍らせただと!?」

ユニコーン「セイラさんとの戦いから教わった滑り込みだ!」

ユニコーンは凍らせた床を利用してトリケラトプスの下をくぐり…

ユニコーン「とったぞ。必殺弓術『風神雷神三連装砲(ストームライダー)』」

261 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:55:32 ID:YamRjGBVEF
若葉「素晴らしい、攻撃と回避を両立する。見事な立ち回りですわ!」

ロドニー「『風神雷神三連装砲(ストームライダー)』をこの距離でまともに食らったらひとたまりもないだろう」

誰もが「勝った」と思っていた。
『風神雷神三連装砲(ストームライダー)』が直撃する音も聞こえた。

しかし…

珠紀「…くっ……ッッ!」

ディラン「う…嘘だろおい!」

ナタリー「こいつ…止めやがったぞ…」

ディラン「自分の右手を矢に突き刺して止めやがった!!」

珠紀「カエルの小便よりも………下衆な!
下衆な弓術なぞをよくも!よくもこのおれに!」グシャァァ!

かおす「あばばばば!なんだ!?奴の右腕から何か出てきました!」


https://kirarabbs.com/upl/1578236132-1.jpg


262 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:56:01 ID:YamRjGBVEF
セイラ「き…気持ち悪い!」
ユア「うわぁ…」
忍「…」チーン(気絶)

珠紀「いい気になるなよ!てめえら全員恐竜どものエサだッ!青ちょびた面をエサとしてやるぜッ!」

ミカ「わ、わからない…四天王の能力は物を恐竜化するはず。でもこんな歪な芸当はできない…仮に怪我をした時に出た血を恐竜に変えたとしてもどうやってそれで傷口を塞ぐの?」

かおす「あばばばば、自分の血だからでしょうか?」

チノ「どういうことですか?」

智絵里「こういうことかな?今の怪我の出血や死んだ細胞を素材にラプトルを生み出しているのでしょ?ラプトルも私たちと同じ生物だからその身体は細胞によって構成されている。」

チノ「ほう」

智絵里「転生前に学校で習ったんだ、『ある個体Aに別個体Bの皮膚を移植しても拒絶反応が起こりその皮膚は剥がれ落ちるが、個体Aから一度採取した皮膚を培養させて元に戻したら拒絶反応は起こらずその培養した皮膚はひっつく』と。」

若葉「そ、それで…?」

智絵里「奴の手から生えているラプトルが四天王の細胞で作られてるなら彼の細胞の性質も受け継いでいるはず。」

かおす「あばばばば、そうです。形は違っても実質自分の細胞を培養して移植させてると思います」

智絵里「そして彼の細胞で出来てるなら彼の能力も受け継がれているはず」

かおす「これでユニコーンが相手してる間も恐竜が増え続ける謎も解けました。」

263 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:56:46 ID:YamRjGBVEF
セイラ「ちょっと待って!まさかあのラプトルの中のうち少なくとも一体は彼の血で出来てるってこと?」

チノ「それだけじゃありません、彼を攻撃をして怪我させても死なない限りさっきの気持ち悪いので修復します」

フタバ「下手したらそれが全身に回ってくるの!?何それ見たくない!お姉ちゃんとしてチノちゃんに見せたくない!!」

リリィ「同じく」

ユア「じゃあ一撃で仕留めないといけないのかな?」

シェフィ「その必要はない」

ロドニー「そうか、シェフィの『アサギ』は相手を内側から破壊するから出血させずに奴を倒せるのか」

シェフィ「その通り」

シェフィがアサギを分泌する

リリィ「何あれ!?」

かおす「あれがシェフィさんの固有魔法です。このネバネバした液体はアサギと言いまして、魔力を弾く性質があります。これを操り戦います」

珠紀「ラプトル達、やつを喰らえ!」

ラプトルがシェフィを襲う

ユニコーン「危ない!」
シェフィ「動くな!」

264 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:57:29 ID:YamRjGBVEF
ラプトル『クァ!?』

シェフィ「アサギを糸状に伸ばしてそれを何本も張り巡らせて、ラプトルを一体ずつ絡めておいた。この中のうち一体がこの拘束から逃れられる。」

フタバ「どうして一体だけなの?」
シェフィ「それはだな…」

ラプトル『キェァァ!』

アサギに絡まったラプトルのうち一体が2体に増えてシェフィに襲い掛かる

シェフィ「ラプトルを増やすラプトルが俺のアサギをラプトル化させるからだ!」

チノ『カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ』

チノが2体のラプトルに魔法弾を撃つ

チノ「ダメです、片方は倒せてももう片方はアサギが素材ですので魔法が通じません」

シェフィ「だからもう一度私が絡めとればいい」

シェフィはもう片方のラプトルの動きを封じた

シェフィ「念のため絡めたラプトルは天井に貼り付けておこう。さあ観念しろ、四天王!」

珠紀「くっ…このっ!!」

珠紀が右腕から血を吹き出しシェフィの目を遮る

珠紀「どうだこの目潰しは!修復する時この傷を残しておいたのだ!」

そう叫びながら珠紀はシェフィに飛び掛かるが…

珠紀「な、なんだ!?」

珠紀の周りから火炎弾が飛んで来る

若葉「『法皇結界』、『メラゾーマ』を重ね掛けです」

265 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:57:57 ID:YamRjGBVEF
シェフィ「助かった。今度こそ終わりだ!」

アサギを発射する

かおす「このように常温に晒して固まった餅の様にアサギの表面を乾燥させ撃ち出し、相手に当たった瞬間へばり付くように潰れその衝撃が若葉の服から皮膚、皮膚から体内へと伝わり骨を砕きその骨の破片で内臓を傷つけるのです。」

若葉「あれすごく痛いですよ」

ミカ「ひぇ…」

珠紀(これでもうおしまいか。なんだか、寂しいな。みんな、ありがとう)

シェフィが撃ち出したアサギは全部珠紀の胴体に直撃

珠紀「ぐわぁぁぁぁぁ!」

珠紀は地面に倒れ伏せ、そのまま動かなくなった。

266 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/05 23:58:24 ID:YamRjGBVEF

忍「…し、死んだのですか?」

シェフィ「心臓は外したから多分辛うじてまだ生きている。だが彼はもう私たちに攻撃を加えるどころか立って歩くことすら無理だろう。」

珠紀「……」

シェフィ「事が済んだら彼を病院にでも連れて行こう。死は彼らにとっての勇者と魔王の運命からの解放にはならないと思うから」

かおす「あばばばば、ありがとうございます。正直同じ転生者…いや、人を殺すのは正直嫌でした」

チノ「私もです。この人たちも望んで戦ってるわけではないとおもいました。」

若葉「なんだか、少しほっとしました」

忍「残りの3人も、あとメイゴさんも同じように…いや、出来れば話し合いで解決できたらいいのですが…」

セイラ「それが出来たら苦労しないよ。とにかく、次の部屋に行こう」

かおす「そ、そうですね。私たちの目標は先生を助けることですから!」

つづく

???「珠紀がやられたか…だが奴は我ら四天王の中でも最弱…でも腕が鳴るぜ。俺の武術『天空大怪獣(ラドン)』を思う存分奴らに叩き込んでやる…」

267 名前:人見知り◆tAB7QcnOfQk[age] 投稿日:2020/01/06 22:44:07 ID:LI/36OFnUg
四天王最弱の将はたまちゃんじゃなくてはなちゃんです(意味不明)。
能力バトルの発想はいつも感心させられます。

268 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/07 09:27:58 ID:2B3qhajCzt
>>267
ありがとうございます。
ここだけの話、早く能力バトルを書きたかったからカルタード祭り回と雪山回を飛ばしました。

269 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2020/01/07 10:01:36 ID:b67LZOuSqK
ラプトルがラプトルでラプトルでしたね!(増殖)
殺さないあたりがこの勇者パーティ達だなと感じました

270 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/07 10:39:49 ID:2B3qhajCzt
>>269
そうそうそう、ラプトルがラプトルでそしてラプトルだった話です。書いてる自分が気ぃ狂いそうだったのでもう増殖系の能力は書きたくないと思いました。どれだけ命かかって状況でもこの子達は殺したくはないと思ってるし、書いてる側も手を汚させないようにしたいですね。

死人が出ないとは言ってませんが

271 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:09:21 ID:FCUs32A14V
注意某海外忍者作品のネタが大量に使われてます。

チノ「この扉の先が四天王2人目の部屋ですね」

若葉「やっぱり緊張してきました…」

ミカ「開けた途端急に襲い掛かったりして…」

リリィ「怖いこと言わないで!」

智絵里「勇者パーティといえどまだまだ子供、ここはまず私が…」

シェフィ「いやいやいや、ここは俺が」

ユニコーン「いや私が行く。開けた瞬間にエンジェルズ放って捜索させるから」

ロドニー「ここは俺が行く。」

智絵里「どーぞどーぞ」
シェフィ「どーぞどーぞ」
ユニコーン「どーぞどーぞ」

ロドニー「…わかってたんだよ!!開けるぞ!」

チノ(智絵里さん3人に何吹き込んでるのですか…)

272 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:09:51 ID:FCUs32A14V
ロドニー「三二一で開けるぞ。3!2!1!」
バタン!

ロドニー「…流石に明けた途端殺しにかかってくる事はないか。」

ドアを開けた先にはまた広いドージョーが広がっており、その真ん中に1人の男がスゴイ強そうなアトモスフィアを醸し出しながら立っていた。

ユニコーン「彼が四天王2人目かな?」

シェフィ「多分。あとこの城、サイズと部屋の広さのバランスが明らかにおかしいぞ。」

かおす「あばばばば、この人鳥のような翼が生えてますね」

セイラ「あれは有翼人よ。本には絶滅したと書いてたけど」

???「ドーモ、初めまして、勇者パーティ=ノ皆サン。マイク・D・ハーディです。」

智絵里「ドーモ初めまして、マイク・D・ハーディ=サン。千代田智絵里デス」
かおす「ドーモ初めまして、マイク・D・ハーディ=サン。かおすデス」

チノ「な、なんですかそれは?」

シェフィ「古書に書いてる通りだ、有翼人は戦いの際、挨拶を絶対の礼儀として重んじる行為とたとえ相手が憎悪の対象であってもだそうだ」

智絵里「へー」
かおす「へー」

セイラ「知らなくてやってたの!?」

かおす「あばばばば、マイクさんも転生者かと」

マイク「いや、私は生まれも育ちもナラル島だ。」

273 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:10:27 ID:FCUs32A14V
マイク・D・ハーディ 
種族:有翼人 
数ヶ月前、崩壊した街を彷徨ってた所珠紀と会って、そのあと残りのメンバーと会ってなんらかんら(後に後述するかも)あって四天王になった。

マイク「私は高みを目指し、戦う者。イヤーッれ

掛け声と共にマイクが地面を蹴ってかおす達に一直線に飛び掛かる

ロドニー「させるか、『星屑襲撃(スターダスト・ストライカーズ)』!!」

蛇腹剣を限界までに伸ばして新体操のリボンのように高速にそして細かく回す

ロドニー「いくら四天王といえど、この飛び交う刃の結界を潜り抜けることなぞ…」

マイク「イヤーッ!」パァン!!

ロドニー「なにっ!?」

ウカツ!マイクが翼を打ち合わせ、その瞬間に衝撃波が発生、ロドニーの星屑襲撃が振り払われた!

これがマイクが編み出した特殊カラテ武術『天空大怪獣(ラドン)』である。これは、マイクが「殴る・蹴る・擦る」のいずれかを行った時その部分から衝撃波を発生させる、実際シンプルかつ強力な攻撃である。

274 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:11:02 ID:FCUs32A14V
ロドニー「どう言うことだ!?俺の星屑襲撃が使えないのか」

智絵里「ならこれでどうかな?『スターボウブレイク』!!」

今度は智絵里が弾幕を貼る作戦に出るが…

マイク「イヤッイヤーッ!!」

ワザマエ!有翼人特有の飛行スキルと指パッチンによる衝撃波の発生で絶妙な軌道をとり弾幕を避ける

智絵里「なんたる、飛行ジツ、彼を撃ち落とす方法はないのか!?」

セイラ「いえ、弾幕を止めないでください!」

智絵里「え?」

セイラ「ボスレー、貴方の付与する魔力だと、あの弾幕は回潜れるよね?」

ボスレー「難しいけど….いや、やるしかない。」

セイラ「よし、行け!」

セイラがボスレーを乗せた矢を放つ

かおす「あばばばば、あの中に矢を放っても弾幕にあたります!」

セイラ「大丈夫、彼ならいける」

ボスレーが乗る矢が弾幕を避けていく

若葉「こ、これは」

セイラ「ボスレーが付与する魔力の属は『風』。この能力なら!」

ゴウランガ!ボスレーは風を矢の後ろに向けて吹き出し、それを舵として弾幕を回潜っていく。

275 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:11:29 ID:FCUs32A14V
ボスレー「やつの背中に回り込んだ!これで勝つる!」

マイク「なんたる馬鹿げた油断!その油断が実際命取り」

ロドニー「なんだ!?やつの翼が燃え始めたぞ!!」

マイク「イヤーッ!!」
ワザマエ!マイクは横回転しながら両翼でボスレーを叩き落とし、智絵里の弾幕を弾く。

ボスレー「グワーッ!!」

セイラ「ボスレー!!」

ボスレー「大丈夫だ、問題ない。当たる瞬間になんとか離れることができた。だがこいつはやばい、矢に当たった瞬間凄い勢いで光り、気づけば無くなっていたレベルの勢いで灰になっていた。一体、どれほどの火力で焼けばこんな芸当ができんだ?みんな気をつけてやつの翼には絶対に触れては行けない!」

かおす「あばばばば、どうして翼が燃えてもマイク=サン平気なんですか!?」

ミカ「まさか、翼は燃えてはいないのでは…?」

ユア「いやいやいや、実際翼から火吹いてるよ?」

フタバ「でも可能性はありえるよ?炎に見える何かそう言うエネルギーかも知れないよ?」

リリィ「待って、あれ見て!」

276 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:12:08 ID:FCUs32A14V
マイク「どうだ!これが俺の特殊カトンジツだ!!」

リリィは気づいた。マイクのカトンジツ(=火遁術。火を使った技)は翼の羽と羽の間に炎属性のカルタードを仕込ませ、それを噴射させるのだ。そして『天空大怪獣(ラドン)』の衝撃波による摩擦と大量のカルタードが合わさることで発生する超自然発火現象で焼き殺す極めて残忍なワザである。

リリィ「羽の中にある大量の炎カルタードから炎魔法を噴出させているのよ!」

若葉「なるほど、今度真似してみます」

またカトンジツによる高熱により生まれる上昇気流でより優れた飛翔能力を発揮することができる。

マイク「全員薙ぎ払ってやる!イヤーッ!!」

かおす「あばーッ!!」

この飛行の勢いによる空気との摩擦で発生する天空大怪獣(ラドン)の強大な衝撃波が強烈な爆風を引き起こし、かおす達を吹き飛ばす

ロドニー「壁にぶつかる!全員衝撃に備えろ!」

智絵里「それ軍艦系作品で大体船沈んで死ぬ前のやつ(偏見)じゃないですか!?」

シェフィ「『アサギ』!!」

277 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:12:51 ID:FCUs32A14V
間一髪!!シェフィがアサギを壁に発射することにより、それがクッションとなった。

かおす「あばばばば…助かりました。ありがとうございますぅ…」

セイラ「分かってはいたけれど、1人目とは訳が違うわ。」

チノ「撃ち落とせないし、近づくこともできない。一体どうすれば?」

若葉「待って、行けるかもしれないよ!?」

ロドニー「若葉、何か思いついたのか?」

若葉「あの炎が魔法なら、シェフィさんのアサギで防げますよね?」

シェフィ「確かにそうだが、あの翼にアサギを塗りたくる距離にどうやって近付けば?」

若葉「私と飛ぶのです。シェフィさん」

シェフィ「!?」

若葉「私の職業は『ギャル嬢』、体内に大量の魔力もありますし、ローナさんからもらった伝説級の炎系カルタードもあります。マイクさんの真似事が出来てもおかしくありません。」

シェフィ「えっと…つまり?」

若葉「私、貴方の翼になります!」

かおす「あばばばば、かっこいい台詞です!」

若葉「シェフィさんが私をおんぶして、私はカルタードから魔力を噴射し、その勢いでシェフィさんを飛ばします。これでマイクさんに追いつき彼の翼をアサギで封じ込めるのです」

ロドニー「なるほど、これならやつ近づけるな」

若葉「はい!」

278 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:15:46 ID:FCUs32A14V
若葉「この4枚の伝説級炎系カルタードと2枚の魔力増幅カルタードを使います。」

セイラ「待って、仮に2人を飛ばす程の魔力を噴射できても、方向を制御する翼はどうするの?」

シェフィ「大丈夫私の背中にアサギを塗り込んだ。これなら腕で掴まらずに私に乗ることが出来る。若葉は両腕を広げたら多分大丈夫」

若葉「成る程、これならなんとか舵取りが出来ますね」

チノ(なんか凄い勢いでことが進んでますが…)

セイラ(あえてツッコまないでおこう)

かおす(それしか手段はありませんし…)

若葉「よいしょっと」

シェフィ(やべっ胸当たってる)

チノ「かなり…不格好ですね…」

↓青:シェフィ ピンク:若葉


https://kirarabbs.com/upl/1578924946-1.jpg


279 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:16:07 ID:FCUs32A14V
リリィ「これ飛べるかな?」

若葉「行きます!」

シェフィ「飛んだ…飛んだぞ!」

ユニコーン「これでやつに近づける!」

チノ「私達は2人の援護をします」

マイク「ほう、この私に空中戦を挑むのか。見様見真似のお遊び浮遊ジツで!!」

シェフィ「ドーモ、マイク・D・ハーディ=サン。シェフィールドデス」
若葉「ドーモ、マイク・D・ハーディ=サン。小橋若葉デス」

マイク「面白い。ドーモ、シェフィールド=サン、小橋若葉=サン。マイク・D・ハーディデス」

草木も眠るウシミツ・アワー、広大なドージョーは、壮絶なドッグファイトの会場と化す!

つづく

280 名前:阿東[age] 投稿日:2020/01/13 23:21:55 ID:ambbJEV1ee
>>271

ダチョウクラブ・・・。

281 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/13 23:44:22 ID:FCUs32A14V
>>280
押すなよ!絶対に押すなよ!…押すなよ!

282 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/01/14 06:29:33 ID:g.gFle5NIl
海外忍者作品…一体何スレイヤー何だ…

283 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/14 12:03:02 ID:a2NjQcVY5X
>>282
アイエエエエエ!!

284 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:25:59 ID:ZnglWXYq3S
マイク「イヤーッ」

先に仕掛けたのはマイクの方だった。

シェフィ「速い、流石四天王だ。しかし!」

シェフィはアサギを連射し、マイクを封じ込めようとするが…

マイク「イヤッ、イヤーッ!」

天空大怪獣(ラドン)の衝撃波でいとも簡単に弾かれてしまった。

マイク「これが、貴様の飛び道具の正体だ…」

マイク「俺の『天空大怪獣(ラドン)』とカトンジツの合わせ技と貴様の玩具…どちらが戦う者の道具か決めようじゃないか!」

シェフィ「成る程…若葉、最大速度で奴に突っ込んで」

若葉「わかりました。では…行きます!」

突撃するマイクを正面から見据え、シェフィも一直線に飛ぶ

お互いの距離が約15センチの至近距離に達した時、2人の拳が飛び出す

マイク「イヤーッ!」
シェフィ「無駄ァ!」

マイク「グワーッ!」

この時、シェフィの拳は表面を乾燥し、その内側は元のスライム状のアサギにコーティングされていた。殴った瞬間、表の乾燥したところが破れる。こうすることで、殴った際、対象物の内部に衝撃波が投射され、圧縮波となって内部へ伝わる。

マイク「ぜ…全言撤回。お前のそれは玩具じゃないな」
シェフィ「無駄ァ!」←聞いてない

すかさずシェフィは拳回りにアサギを生成して殴り込む。

マイク「2回もやられないぞ!」

なんと!シェフィの拳にマイクはそのまま拳を突き出した!

この時シェフィはこう思ってた。

こいつはアホか?さっきの一発でこの一撃が骨を砕く威力があると分かったはずだ。それをなぜ自ら己の拳を当てにいく?このままだと指が複雑骨折して戦闘どころじゃなくなるぞ…と。

マイク「イヤーッ」
シェフィ「無駄ァ」

2人の拳がぶつかる…

シェフィ「!?」

シェフィ(折った感覚が…無い!?おかしい…確かに奴の拳に当てたはずなのに)

285 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:26:22 ID:ZnglWXYq3S
ワザマエ!シェフィの打撃は対象の内部に衝撃波を与えるのだが、マイクの衝撃波がそれを中和させたのだ。

シェフィ「無駄ァ!」

すかさずシェフィはマイクの腹を狙うが、またマイクに止められる。止められた瞬間またシェフィとマイクは片方の手で殴りにかかり…

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayayaイヤーッ!」

やがてラッシュの速さ比べとなる。

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

286 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:26:46 ID:ZnglWXYq3S
シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」

シェフィ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
マイク「Ayayayayayayayayayayayayaya
ayayayayayayayayayayayayayayayayayayayayaya yayayayayayayayayayayaya」


マイク「イヤーッ!」

シェフィ「グワーッ!」

マイクの方が1つ速かったようだ。

287 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:27:21 ID:ZnglWXYq3S
マイク「トドメだ、イヤーッ!」

シェフィ「まずい!」

シェフィはアサギを生成して衝撃を弱めようとする

マイク「かかったなアホが!」

迂闊!マイクの拳から発する衝撃波がシェフィのアサギを薄い膜のように拡張させた。

シェフィ「うぉっと!?」

その拡張したアサギが網のようにシェフィに襲いかかる。

シェフィ「うわ凄ぇ…」

しかし!

若葉「危ない!」

咄嗟の判断で若葉は急上昇。ゴウランガ!拡張したアサギは重力の影響で下に被さるように落下する。焦って降下したら飲み込まれていただろう!

マイク「ワザマエ!」

チノ「私達も援護しないと…」

智絵里「チノ、私がホーミング弾を撃つからチノは弾幕を張って!」

チノ「はい!」

智絵里「『嶺上開花(リンシャンカイホウ)』!!」

チノ「『カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ』!!」

かおす「あれ?今の智絵里さんの呪文、麻雀でありましたよね?」←漫画の知識

ロドニー「転生者は基本職業が2つあるだろ?(1話参照)智絵里のもう一つの職業、雀士は『対戦相手付きの全自動卓を召喚し、実際に麻雀打って役(牌の配置)や順位で物事を占う』そうだ。」

ユニコーン「時間はかかるがその分正確に占うことができるらしい」

セイラ「そういえば、チノも智絵里さんと同じ魔法使いで占いができる『カフェドマンサー』だったよね?」

フタバ「魔法使いと占い師は何か関係があるのかな?」

288 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:27:55 ID:ZnglWXYq3S
マイク「弾幕か…なんたる狂人の馬鹿げたことを。真似事の翼で弾幕を掻い潜ることなぞ不可能に違いない」

シェフィ「若葉、あのホーミング弾の動きに合わせて!」

若葉「はい!」

マイク「成る程、私に向かう追尾弾に合わせれば弾幕に当たることなく私に近づけるのか。」

なんとかホーミング弾に動きを合わせ弾幕を避ける若葉。

シェフィ「上手いぞ若葉、あと少しで奴に届く!」

マイク「しかし!」

マイクが翼から大量の火の粉を周りに撒き散らす。その時だった

シェフィ「何っ!?」

智絵里のホーミング弾の動きがおかしくなった!!

智絵里「チノ!弾幕を止めて!!」

チノ「!?…何故ですか?」

だが時既に遅し。智絵里のホーミングはマイクが撒き散らした火花に向かって飛んで行き爆発した。

シェフィ「どういうことだ!うわっ!」

頼りにしてたホーミングを失った2人は弾幕に当たってしまった!

若葉「きゃあ!おちる!」

バランスを崩した若葉はそのまま落下

289 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:28:12 ID:ZnglWXYq3S
マイク「これで最後!!」
それをマイクは見逃さなかった。空気を蹴り衝撃波を生み出し若葉とシェフィに一直線に突撃、同時に空気抵抗を減らすため翼を折りたたみ、カトンジツの火力を最大限にする。
その姿はさながら紅い彗星じみたものだった

マイク「この燃え上がる翼で小うるさい蚊を叩き潰すように、貴様らを消炭にしてやる!!」

ユア「若葉ちゃぁぁん!!」

マイク「終わりだ!イヤーッ」

その時だった

ロドニー「Wasshoi!」

290 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:28:32 ID:ZnglWXYq3S
ガッシャーン!!

マイク「何っ!」

マイクの身体にはロドニーの双葉鈴木龍が蛇腹剣となって巻きついていた!

ロドニー「原理学の話をしよう、金属を高温で熱するとどうなる?」

ゴウランガ!巻き付いた蛇腹剣はマイクのカトンジツで溶解し、マイクの翼を染み込むように固定した!

智絵里「軟化魔法、『平和(ピンフ)』!!」

同じタイミングで智絵里は軟化魔法で床を柔らかくし、シェフィ達を着地の衝撃から守った。

シェフィ「ありがとう、助かった。」
若葉「ありがとうございます」

291 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:29:29 ID:ZnglWXYq3S
マイク「う、動けん…バカな!?貴様、自分の剣を屑鉄にしてまd…」
ロドニー「他人の剣より、自分の身を心配しろ。イヤーッ!」←感染った

ロドニーはマイクをハンマーの様に振り回し、何度も地面に叩きつる

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

292 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:29:49 ID:ZnglWXYq3S
ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

293 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:30:23 ID:ZnglWXYq3S
ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

294 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:30:41 ID:ZnglWXYq3S
マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ!」

マイク「グワーッ!」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「イヤーッ」

マイク「グワーッ!」

ロドニー「最後にかおす!すきなようにやれ!」

かおす「あばばばば、わかりました。イヤーッ」

マイク「アバーッ!サヨナラ!!」

しめやかに爆発四散

295 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:31:21 ID:ZnglWXYq3S
かおす「……殺したくないから峰打ちにするつもりでしたが…」

セイラ「本に書いていた通りね…有翼人は身体の状態関係なく死を悟ったら体内のエネルギーが暴走して爆発する」

ミカ「この種族そんな壮絶な運命背負ってるの!?」

かおす「…ナムアミダブツ」
智絵里「…ナムアミダブツ」
忍「ナンマンダブナンマンダブ…」

チノ「ロドニーさん、その剣、若干溶けてますよね…どうするつもりですか?」

ロドニー「心配することはない。替の刃がある。」

チノ「そうですか」

セイラ「しかし、どうしてホーミング弾の軌道が狂ったのかな?」

智絵里「あの火の粉はフレアといって一種の回避技なの。ホーミング弾は視野内の全エネルギーの重心を追尾するの。このため、対象の近くに高温な物が出現すると、それが高温であればあるほど(すなわちエネルギーの放出が激しければ激しいほど)、エネルギー重心は対象から離れて、フレアのほうにずれることになる。そしてフレアが対象から離れて落下するに従って、その重心も対象から引き離されていき、対象が視野から外れた時点で、ホーミング弾はフレアだけを追尾するというわけ」

チノ「成る程…次の戦いでホーミングが出てきたら試してみます」

若葉「あら?カルタードが大量に落ちてますね。」

フタバ「多分マイクが翼の中に入れてたものじゃない?せっかくだから貰っちゃったら?」

若葉「そうですね。では、一緒に飛んだ者として敬意を込めて頂戴いたしますわ」

シェフィ「流石お嬢様、敵にも最後まで礼儀正しい振る舞い」

若葉「お褒めいただき光栄ですわ。さぁ、次の部屋へ行きましょう」

296 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 12:33:40 ID:ZnglWXYq3S
〜四天王待機部屋〜
????「マイクもやられたのか…」

???「やっぱり行くのですか?ブラウンさん…」

ブラウン「エスター、これも四天王の運命だ。仕方ない」

エスター「嫌です。こんなの、絶対におかしいよ…!」

ブラウン「受け入れろ。もう決まったことだ」

エスター「もう決まったことなのですか?」

ブラウン「もう決まったことだ」

エスター「仕方ありません、私も行きます。2人なら、勇者パーティを倒せるかも知れません!こんな運命、乗り越えてやるんだから!」

ブラウン「そうだな。よし、行くか。死ぬ時も一緒だ」

エスター「何でそんなこと言うの!?少しくらい希望を持ちましょうよ!」

ブラウン「だって俺たちの固有魔法、強力だけど合わせ技とかの相性そんな良くないだろ?」

エスター「あ…」


〜魔王部屋〜

マオ「遅いな…今回の四天王なんか先代より強くないか?」

ローナ「まぁ、ここはかおすちゃん達を信じて待ちましょう」

つづく

297 名前:阿東[age] 投稿日:2020/01/25 13:34:06 ID:vcOPTM309w
「グワー!」
「イヤー!」

笑えますw

298 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 13:47:17 ID:ZnglWXYq3S
>>297
ありがとうございます!元ネタはアルバトロス戦の回で、ニンジャスレイヤーサンがアルバトロスサンを振り回すシーンです。
あまりにも単調なシーンだったのか「イヤーッ」と「グワーッ」をずらさないと重複投稿判定喰らいました。

299 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2020/01/25 15:11:12 ID:1sIaNZPw0K
マオちゃんとローナ姫のところが一番平和とは…
しれっと貰っていく若葉ちゃん()

300 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/01/25 15:14:20 ID:PYkdNr6ZQo
ページ開く→スクロール→アイエエエ!モジバケ!?バグ!?ナンデ!?
と思ったら正常でした。

マイクサンはフラグを立て過ぎましたね。

301 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/01/25 15:55:00 ID:g5.mg4zVmS
ありがとうございます!
>>299
丁寧なこと言ってるが、やってることは遺品泥棒
>>300
奴は四天王の中でも一級フラグ建築士…(そもそも元ネタの忍殺はカトンジツ使いそのものが死亡フラグ)

後で読み返したら確かにバグみたいな画面でしたね

302 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:51:02 ID:8.auRM9rJg
智絵里「休憩がてら麻雀していい?」

※智絵里は麻雀で大体のことを占うことができる

ロドニー「確かに、次の相手がどんな固有魔法や能力持ってるか分からずに突撃するのは危険だからな」

智絵里「ねえ、せっかくだし勇者パーティの中で麻雀できる人いる?」

若葉「ごめんなさい、できませんわ」

チノ「同じく、全くわかりません」

かおす「あばばばば、少しだけですが…」

智絵里「OK、じゃあ出すわよ。『雀卓召喚』!!」

雀卓が姿を現した


https://kirarabbs.com/upl/1580536262-1.jpg


303 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:52:21 ID:8.auRM9rJg
チノ「これが…雀卓」

智絵里「じゃあ起動するから手離して」

セイラ「え、これ変形するの!?」

フタバ「第二形態とかあるのかな?」

智絵里「行くよ」


https://kirarabbs.com/upl/1580536341-1.gif


304 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:53:09 ID:8.auRM9rJg
かおす「あばばばば!!生で見るのは初めてですぅ」

ユア「凄い…」

そのまま牌が自動的に配られる。

かおす「天鳳(オンラインゲーム)で見た光景です」

智絵里「かおすはどれぐらい出来るの?麻雀」

かおす「私はゲームで少しだけです。後は漫画とVtuberで少し…」

智絵里「成る程ね。」

上がかおす、下が智絵里の配牌です


https://kirarabbs.com/upl/1580536389-1.jpg

https://kirarabbs.com/upl/1580536389-2.jpg


305 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:53:41 ID:8.auRM9rJg
ではここで麻雀の大まかなルールを説明しよう
麻雀は『役』という或る一定の牌の並び(よく聞く国士無双がそれの一種)があり、1ターン毎に山札から牌を一つ取り、手札の牌を一つ捨てる。これを繰り返しながら『役』を作って先に上がった者が勝ちでたる。
また、『チー』や『ポン』など相手が捨てた牌を奪う[鳴き]という物もある。

智絵里「では、スタート!まずは私からよ」

尚、残り2人は魔力稼働のCPUが打ちます。

〜魔王部屋〜

マオ「遅い!何をしてるのじゃ!!」

メイゴ「そんなにお気になさるのならこの水晶で様子を見ればいかがでしょうか」

マオ「そうじゃの。水晶よ、勇者共を写すのじゃ『監視(モニタリング)』!!」

メイゴ「おや?これは…」

マオ「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!?」

水晶には麻雀打ってる智絵里とかおす、そしてそれを見物するパーティが写っていた。

マオ「なんか勇者パーティ増えておらんか!?しかもこの声……姫の親衛隊ではないか!?」

ローナ「みなさんまで私を助けに!?」

メイゴ「これは一大事ですね…魔王様、ボコボコにやられますよ」

マオ「ええい仕方のないことじゃ。それよりも、あのボードゲームはなんじゃ?」

ローナ「あれは智絵里さんの職業『雀士』によって召喚された雀卓です。智絵里さんはこのボードゲームで正確な占いが出来ますのよ」

マオ「成る程、次の四天王がどんなやつかを占う様じゃな」

306 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:54:14 ID:8.auRM9rJg
ローナ「おや、かおすさん鳴きますね…」

メイゴ「明らかに聴牌狙ってますね」

マオ「待って、我このゲームのルール知らんのじゃが…」

メイゴ「私が説明いたしましょう。麻雀というのは…(以下略」

マオ「ちょっと待て!我だけがこのゲーム知らんのか!?」

ローナ「かおすさん、ソウズの1を捨てました」

メイゴ「とりあえず1と9を捨てたら楽というアレですね。実際そうではありませんが…」

〜数分後〜
メイゴ「最初にツモったのは勇者ですね。裏ドラこそありませんが、まずは勇者が好スタートといっていいでしょう」

ローナ「これはちょっと智絵里さんとしては悔しいんじゃないでしょうか」

メイゴ「でもカンですから、追っかけリーチがかかったら負けることのほうが多いと」

ローナ「でも同じ待ちで負けたらちょっと悔しいんじゃないでしょうか?私もだったのにって気持ちになりません?」

メイゴ「いや相手はです。同じ待ちではないですね」

ローナ「そっそんなに冷静になれますのでしょうかww」

メイゴ「それを気にしていたらしょうがないんじゃないですかね」

ローナ「た、確かにそうですね」

ローナ「東一局は智絵里さんが1000−2000のツモアガリ。さらに東二局でもかおすさんから2000点をアガリ、初トップに向かって走ります。」

マオ「なんか何を言ってるのかわからなくなってきた…」

307 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:55:10 ID:8.auRM9rJg
〜その頃かおす達は〜

かおす「私には聞こえる、捨て牌三種の声・・・倍プッシュだ・・・!」←なんか言いたいだけ

智絵里「点差に胡座をかいてのうのうとしている君に、目に物を見せてあげよう」←手加減してたけど一局目で振り込んだからガチになってる

かおす「あばばばば、お手柔らかに…」

〜魔王部屋〜

メイゴ「智絵里さんが本格的に反撃を開始しましたね。」

ローナ「智絵里さんの捨て牌が少し変なんですね。これは他の人から見ると分かりづらい捨て牌になっていますね。最初の3巡くらいは国士かと思っていたら違う感じになってきて…」

メイゴ「アレアレアレと?これは捨て牌がうまく効かせたリーチとなったかもしれませんね。これは三者から放銃があってもおかしくありません。勇者も悩んでます…」

マオ「…あーわからん。はよ終わってー…」

メイゴ「ご安心ください。現在最終局戦です」

ローナ「あら?智絵里さんの表情…」

メイゴ「何やら不敵な笑みですね」

ローナ「まさか!?」

智絵里「ツモ。役満の国士無双13待ち」

メイゴ「何と」

ローナ「久しぶりです!」

マオ「なんじゃなんじゃ!我にもわかりやすく説明してくれ」

メイゴ「簡単に申し上げますと、天和を除くと恐らく最強の役が完成しました」
https://m.youtube.com/watch?v=pYNz6IlzNfI

ローナ「智絵里さんの勝利です」

因みに「天和」は配られたその段階で既に役が揃ってる状態。ババ抜きで例えると配られた手札が同じ数字の様な状態ですね(多分)
https://m.youtube.com/watch?v=G3Lvwp-2duE

さあ電子機器の前のみなさんもlet's麻雀

308 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:55:50 ID:8.auRM9rJg
〜かおす達〜
智絵里「お疲れ様です」

かおす「あばばばば、お疲れ様です」

ロドニー「終わったか」

チノ「結局よくわかりませんでしたが、帰ったr…nンガググ」

フタバ「チノちゃん、それは死亡フラグだよ!私は妹を失いたくない!」

ユニコーン「それで、相手の能力は…」

智絵里「最悪…」

ロドニー「え?」

智絵里「役が示すワードを時計回り順に言うと、『光の破壊者』、『性癖バレ』、『崩れ落ちる身体』、『隠された刃』だそうです」

かおす「あばばばば、恐ろしいですぅ…」

忍「身体が崩れ落ちるのは怖いですね」

かおす「それもそうですけど、やはり『性癖バレ』が…」

忍「せいへきってなんですか?」
シェフィ「次の部屋行こう」

忍「……あれ?」

さて、次の四天王を倒すべくドアを開けた先には…


https://kirarabbs.com/upl/1580536550-1.jpg


309 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:56:33 ID:8.auRM9rJg
ユニコーン「幼児だ」
智絵里「幼女!!」
かおす「ロリです!」
フタバ「可愛い!妹にしたい!」

ロドニー「この子が四天王なのか?この子と性癖バレって、まさか…」

智絵里「……////」

かおす「あばばばば、まさか…」

智絵里「私、幼女が好きなんです…」

その瞬間、この部屋が凍りついた。
だが沈黙が破られるまではそう時間を要しなかった

かおす「べつにそう大したことじゃありませわよね?」

忍「私だって金髪少女か好きですし…」

ロドニー「ごめん、急にだまって」

シェフィ「俺達付き合い長いけどこれ知るの初めてだから」

ユニコーン「性癖バレってこれの事か…」

フタバ「ねぇ、君が四天王の1人かな?名前は?」

エスター「私はエスター、貴女たちが勇者パーティかな?」

かおす「あばばばば、そうですが…」

エスター「わかりました。かかってきなさい」

エスターはゆっくりとかおす達に歩み寄る。

セイラ「気味が悪いわ。この子」

310 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:57:02 ID:8.auRM9rJg
ユニコーン「配置につけ、エンジェルズ。」
セイラ「ボスレーも準備して」

シェフィ「アサギで身を包もう…」

若葉「えっと、このカルタードかな…?」

かおす達はそれぞれすぐに戦える姿勢を取った。しかしエスターの歩みは止めず何かを観察する様にかおす達を見る。

そして…

エスター「今だ」

突如エスターの足元周辺の床に正方形の亀裂が入り床が大量の光るブロック状の何かに分解されかおす達に襲い掛かった。

いや違った。狙ってたのは1人だけだった。

シェフィ「う、動かん!」

光るブロックはシェフィールドを拘束した。

シェフィ「くそっ…!防御のために包んだアサギが逆に…!!」

エスター「これが『電子錬金(ピクセル)』…です。珠紀やマイクとの戦いから聞こえる声から推測するに、どうやら貴方がこのパーティで重要な戦力になっていると思う。貴方のそのネバネバしたものが何かはわからないけど、私の『電子錬金(ピクセル)の前では無力の様ね」

311 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:57:30 ID:8.auRM9rJg
若葉「シェフィ!!」

エスターは光るブロックを操りシェフィを自身の前へ引き摺り下ろす。

エスター「せっかくですから」

そう言ってエスターはシェフィの額に触れる。

シェフィ「こ、これは…!?」

なんと!シェフィの身体が額からブロック状に崩れ落ちていく!

智絵里「やめてぇぇぇ!!」

シェフィの身体はバラバラのブロックとなり、先ほどシェフィに襲いかかっていたブロックは元の床に戻った

ロドニー「なんてことだ…」

ミカ「みんなアレ!」

ミカが指さした先にはシェフィだったブロックの光が強くなっていった。

ロドニー「こいつの能力…なにか、ヤバイ!逃げるぞ!!」

みんなが逃げた途端、シェフィだったブロックがレーザーになり、かおす達を襲う

かおす「あばばばば!これ先生の所まで辿り着けるのかな…?」

つづく

312 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 14:58:19 ID:8.auRM9rJg
おまけ
今回初の味方サイドの死者を生み出したエスターちゃんのガチ恋距離。カスキャすげえな


https://kirarabbs.com/upl/1580536699-1.png

https://kirarabbs.com/upl/1580536699-2.png


313 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/01 15:16:42 ID:IoJ1fyENtM
宣伝の「暇か?」は「相棒」の角田課長からのネタですか?

314 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 15:24:51 ID:2PwwsP5HbP
>>313
ありがとうございます。
そうですね、宣伝書く時なんか足りないなと思ったらたまたま急に課長が頭から出てきて…。
相棒のキャラで最推しは伊丹警部だけど。

315 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/01 16:35:59 ID:uN5le2aFGj
特殊性癖、幼女=童顔=ベイビィ・フェイス、ブロック状にする攻撃…琴音さんが書くとどこぞの変態暗殺者を思い出させますね

316 名前:琴音[age] 投稿日:2020/02/01 16:47:29 ID:2PwwsP5HbP
>>315
ありがとうございます。
ロリからそこまで飛躍されるとは…ブロック攻撃は少し彼も意識してますが、どちらかというとこっち↓が元ネタです。
https://m.youtube.com/watch?v=BOAcEPrxzqs

317 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/01 17:03:42 ID:2PwwsP5HbP
>>316
苗字抜けとったわ

318 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/02 14:57:48 ID:/aLMTB76WX
>>316
この映画PG−12だったのね・・・

319 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/02 18:32:10 ID:23M9K8KGCq
>>318
マジか…

320 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:38:29 ID:2KzOr52dVq
若葉「シェフィさん…」

ユニコーン「畜生!近づけば触られてブロックにされる…でも離れたらビームを喰らう…どうすりゃいいんだ!?」

セイラ「そもそもなんなの今のアレは?人や床を魔法にするなんて出来るの!?」

かおす(聞いたことがあります。『ブライト-ホイーラー過程』という現象があり、光が相互作用して物質化する。)

かおす「光を物質にする相互作用を操り、光と物質の変換を自在に操作して攻撃してるのです!」

???「その通り!!」

フタバ「!?」

チノ「ロドニーさん!後ろ!!」

ロドニー「!!」

ロドニーが後ろを向くがそこには誰もいなかった。おかしい、さっきまで確実にいた。襲い掛かる瞬間もチノはしっかり見ていたし、ロドニーも「その通り!!」という叫び声が聞こえていた。

チノ「さっきまでいたはずなのに…みなさん見ましたよね?」

忍「見えましたよ!確かに四天王らしい方がロドニーさんの背後に…」

ユニコーン「それってこいつだよね?」

ユニコーンが指さした先にはエスターとその隣に1人の男がいた。細身…というよりは細マッチョな体型で両手にナイフを持っている。彼こそ、もう1人の四天王、「ブラウン」だ。

ブラウン「四天王の定めか癖か…取り敢えず一旦パーティに姿を見せてしまう」

ロドニー「おそらく彼は瞬間移動の類が出来る様だな。」

智絵里「瞬間移動でもさっきのレーザーを掻い潜ってエスターちゃんのサポート出来るかどうかは怪しいよ。」

かおす「あばばばば、今まで読んできた漫画の経験の推測ですがひょっとしたら…」

智絵里「あの能力のこと?確かにそれならあり得ると思う。某…吸血鬼のアレだよね?」

かおす「あばばばば!それですそれです。」

チノ「2人とも、何かわかるのですか!?」

かおす「これはあくまで勘ですが…ひょっとしたら彼は『時を止める』能力だと思います。」

一同「?」

ユニコーン「あれか?姫が護身用に持ってる自分以外に気付かせずに周りの動きを止めるカルタードか?」

智絵里「そう。」

321 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:39:17 ID:2KzOr52dVq
かおす(えっ、姫様そんな凄いの持ってるの?)
セイラ(一時期私達をストーカーしてたのってそのカードを…)

ブラウン(…ちょっと違うけどバレるのは時間の問題。ヤバっこの勇者)

忍「とにかく今度は四天王が2人ということですね」

若葉「大変ですね…1人相手するだけでここまで苦戦してきました。それが2人も…!」

チノ「もはやこれまででしょうか…」

かおす「あばばばば!まだ策はあります!ロドニーさん、貴方の蛇腹剣の出番です!!」

ロドニー「俺か?」

かおす「あの子は『光』で攻撃をします。つまり…」

ロドニー「あ!成る程!!わかった。ユニコーン、セイラ、精霊を付与せずエスターに矢を放て!早く!」

ユニコーン「了解!」
セイラ「わかつたわ。」

放たれた矢がエスターによって分解、レーザー光線となってかおす達を襲う。

ユア「だめ!彼女に物理攻撃は一切効かない!」

かおす「いいえ、ここからです!」

ロドニー「双葉鈴木龍・星屑強襲(スターダストストライカーズ)!!」

蛇腹剣『双葉鈴木龍』を限界までに伸ばして新体操のリボンのように高速にそして細かく回しながら相手を斬り付ける技『星屑強襲』。
この技の最大の特徴は振り回される分離した刃が周囲の光を反射して光り輝いてるように見えるところ。

ロドニー「星屑強襲の更なる応用編だ」

エスターから放たれた大量の光が刃から刃へ乱反射、一直線の光となって射出する。

322 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:39:56 ID:2KzOr52dVq
よし、ロドニーならエスターに対抗できる。
いや、いくら四天王でもまだ幼女のエスターが突然の反射攻撃に対応しきれるはずがない。
誰もがそう思ってた。

ブラウン「しかし!『未来逆行(バックトゥザ・フューチャー』既に!!」

突然、ブラウン以外の周りの動きが巻き戻される様にゆっくりと逆方向に動く。

ブラウン「見える…そして動ける…これが『未来逆行』だ。最も、エスター含めて今こうして時が巻戻ることを動くどころか見ることも感じることもできない。」

ブラウンの能力は時を数十秒間ゆっくり巻き戻しその巻戻る時間を移動するのだ。

ブラウン「それにしても、『かおす』と『智絵里』といったな…あの2人なら私の能力にいち早く気づきそうだ。今まで私の能力に気づけたの人はいると言っちゃ居るがみんな私に殺される直前だった。このまま背後に回り込んで正体を掴まれる前に2人を殺しておきたいがそうするとエスターがやられる。」

ブラウンがエスターを抱える姿勢を取った時後ろから声が聞こえた。

「その必要はありません」

ブラウン「誰だ!?この巻き戻る時間の中を動けるのはこの私だけのはず!!」

「単体でしたらそうかも知れませんね」

ブラウン「この声は…『かおす』でも『智絵里』でもない…!」

チノ「香風チノです。」

ブラウン「何故だ…!何故私の能力について来られる!?」

チノ「これです。」

ブラウン「これはっ!?」

チノが出したのは一枚のカルタード。
そのカルタードはだいぶ前に若葉とボドゲやってた時に使い、自身の勝利に導いた代物。

そう

チノ「対峙した能力をコピーする特殊カルタード『再現素描(ドーブルスケッチ)』。」


https://kirarabbs.com/upl/1581665996-1.png


323 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:42:36 ID:2KzOr52dVq

〜チノの回想〜

ロドニー「星屑襲撃のさらなる応用!」

ロドニーさんが反射させた光はエスターさんの方向に飛んだ時、ブラウンさん、貴方は時を巻き戻しエスターの救出に「一度」成功していたのです。

智絵里「速い!光はあらゆる物、エネルギーより移動が速いはず、それを避けるなんて!」

フタバ「本当に気をつけなければいけない相手はブロック攻撃の妹じゃなかったのね…」

ロドニー「物を光に変える彼女単体なら私が攻撃を弾いてその隙に皆んなが仕掛けることができる。しかしもう1人の正体不明の瞬間移動…出来ればやつの動きを止める、せめて2人を離さないといけない。よし、俺が行こう。誰か2人援護してくれ!」

かおす「あばばばば、わたしが行きます!」
フタバ「私も行くよ」

ロドニー「よし、『星屑襲撃』!2人とも一定の距離を取って、送れたら刃に巻き込まれるぞ!」

かおす「はい!」
フタバ「はい!」

3人はは指示通り一定の距離を保ちながら四天王2人に突撃したのですが…

ロドニー「!?」
かおす「あば?」
チノ「何故…」

何故か、貴方が突然離れたのです。

ユニコーン「ど、どういうつもりだ!?」

かおす「あばばばば、エスターさんの周り、何か光ってます!エスターがまたレーザーを撃とうとしているのでしょうか?」

フタバ「でもシェフィさんの時とは違って何もブロック状になってないよ」

エスター「消えなさい。『電子錬金・極小破壊原子』」

324 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:43:02 ID:2KzOr52dVq
エスターの周りに浮いてた光がロドニーの刃に当たる。

ロドニー「反射しない…ってことはこれは光線じゃない!」

フタバ「ロドニーさん!剣が…崩れ落ちてます!」

かおす「あばばばば、いくら魔法弾でもこんな簡単に崩れ落ちることなんて…!」

エスター「発射」

なんだかよくわかりませんでしたが、エスターの周りに浮かんでた光が集まり光線と化し、ロドニー達を襲い危うく3人とも死んでしまうかもしれませんでした。

ロドニー「うわああああ!!」
かおす「うわああああ!!」
フタバ「うわああああ!!」

〜回想終了〜

チノ「ということがありまして…」

ブラウン「待て、それとこれはどういう関係だ?何故ここから『先』の出来事がわかるのだ!?」

チノ「もう少し話は続きます」

〜回想〜

ロドニーさん達がエスターさんに突撃した時、私はふと、自分の持ってるカルタード、『再現素描』の事を思い出しました。

チノ「若葉さん、『法皇結界』を張ってください。重ね掛けするカードは何でもいいです。」

若葉「わかりましたわ」

チノ「あと、セイラさん、ユニコーンさん、あの男に矢を放って下さい。彼の能力の正体を暴けるかもしれません」

チノ「残りの皆さんは彼に好きな魔法を放ってください」

私は賭けました。
貴方があらゆる方向から攻撃され、逃げ場を失えば何か能力を発動させるであろう瞬間にカルタードを翳す事で貴方の能力をコピーする事に

〜回想終了〜

チノ「後1秒…いや、それよりもさらに短く送れたら、あなた方の勝ちでした。かおすさん達はエスターさんの攻撃で粉々にされ、私たちも貴方の能力でおそらく後ろを取られてそのナイフで斬り刻まれてたでしょう。」

325 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 16:44:34 ID:2KzOr52dVq
ブラウン「成る程…敵ながらあっぱれだ。だが!」

ブラウンがナイフを前に突き出す

チノ「成る程、この巻戻る時の中で一対一の決着をつけるのですね」

ブラウン「この時空を制するのはこの俺だけだ!」

チノ「臨むところです」

続く

326 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/14 18:55:51 ID:xEZ4bfswTQ
>>320

かおす先生ジョ〇読んでいるんですね。

327 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/14 19:08:05 ID:2KzOr52dVq
>>326
絶対読んでると思う。読んでなくても基本知識は揃ってるはず。
関係ないけどけいおん!のりっちゃんもジョジョ読んでる疑惑あるらしいです

328 名前:名無しさん[age] 投稿日:2020/02/27 20:36:21 ID:Ow1C6LY6ez
先手を打ったのはブラウンだった
地面を蹴り上げ、まっすぐチノに向かう
チノは対抗して杖から弾幕を出す

チノ(制限時間は十数秒。とにかく彼を止めれば終わる。流石四天王、今こうして智絵里さんから教わった弾幕を張ってもいとも簡単に避けてしまう。)

ブラウン(実質的能力が通用しない敵は初めてだ…我が能力に干渉、ついてこられるやつがいることがいまだに信じることができない。しかし!)

チノ「え!?」

ブラウンはチノから見て斜め右上くらいに回転効かしながら跳躍する。明らかに標的から逸れた軌道だ

チノ「逃げるつもりですか!?そうでしたら…」

チノが弾幕を止めて上半身を反り、ブラウンに狙いを定める

チノ「トドメです、『カフェラテ・カフェモカ,カプch…」
ブラウン「そ"い"つ"だァ"!!!」

329 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:36:58 ID:Ow1C6LY6ez
グサッ

チノ「……え?」

………
….

突然襲い掛かる激痛
遠のく意識の中自分の身体を見ると、何やら持ち手のようなものが生えていように見える

チノ「あっ…アッ…ア……」

腹部に刺さったナイフに押されるようにチノは仰向けに倒れた。

流石四天王、次の攻撃の前の詠唱時という無防備な一瞬に気付いて正確にナイフを投げた。
本当は、遠回りしながら近づく予定だったが、滞空中にチノが弾幕から普通の魔法弾に切り替えたため投げることを選択したのだ。

ブラウン「息はしていない。心臓の動きは…待って、ここでお胸触ったらマズい気がするから脈を測ろう。」

ブラウン「ふむ、どんどん遅くなってるが動いている。念のために喉を掻っ切って確実にとどめを刺すとしよう。」

もう一本のナイフを振り翳す

ブラウン「可哀想だが魔法少女よ、君もこの勇者と魔王の運命の一部、もしくはそれに乗り越えようとする私達の道の一つとなるんだ。許してくれ」

と、諦めかけたその時

チノ「フ…フフ…」

ブラウン「何!?」

チノ「危ない所でした。」

330 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:37:19 ID:Ow1C6LY6ez
ブラウン「まさか&#8265;」

ブラウンがチノの腹を触った時、全てが分かった

ブラウン「ナイフに刺さってたのはカルタードだったのか!!」

チノ「10枚以上のカードが壊れてしまったのは少し残念ですね」

ブラウン「それじゃ…おめぇ死んだフリを…」

チノ「いいえ、本当に刺さったと思って気絶してました。実際そこそこ食い込んでました…痛っ」

ブラウン「き、貴様ァ!俺の能力の正体がバレる前に今ここで貴様を殺す、当然能力をコピーするカルタードも破壊する!魔王を倒すどころか、辿り着くことすらできなかったことを悔やみながらここで死ぬのだぁぁぁああああ!!!」

チノ(今度こそ斬られる。彼を止めなきゃ!)

チノ「待ってください!話をしましょう」

ブラウン「何!?」

331 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:37:51 ID:Ow1C6LY6ez
チノ「さっき聞きました。勇者と魔王の運命の一部、もしくはそれに乗り越えようとする私達がどうたらこーたらと…」

ブラウン「だからなんだ!?」

チノ「貴方もこの勇者と魔王の運命に抗おうしてるのですね?」

ブラウン「当たり前だ。顔も名前も知らない2人の因縁のために死ぬのは御免だ。珠紀もマイクも死んじまったが…ん?『貴方も』?」

チノ「はい、私達もこの運命を乗り越えようとしています。願わくば2人を殺したくありませんし、実際珠紀さんも生かしてます。そこで一つ私に考えが…」

ブラウン「ほう、それは…」


かおす「あの子は『光』で攻撃をします。つまり…」

ロドニー「あ!成る程!!わかった。ユニコーン、セイラ、精霊を付与せずエスターに矢を放て!早く!」

ユニコーン「了解!」
セイラ「わかつたわ。」

ブラウン「時が再び刻み始めた!待ってくれ!」
チノ「待って下さい!」

一同「え?」

チノ「実はこの2人はかくかくしかじか…」

332 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:38:20 ID:Ow1C6LY6ez
ロドニー「なるほど、やはり四天王もこの勇者と魔王の因縁に納得いってなかったわけだな」

ユニコーン「全く争う必要がないな…」

若葉「これ…マイクさんの火遁術に使ってたカルタードです。せめて、形見に…」

エスター「グスッ…ごめんなさい!あなた方の仲間を1人殺してしまって……(泣)」

ブラウン「泣かないで良いよ。これとばかりは仕方がなかったし…」

エスター「でも聞いたでしょ?この方々は珠紀さんを生かしてくれたのですよ!?」

かおす「あばばばば、私マイクさんを…」

忍「ここで泣いても仕方ありません!何か次の部屋に進む方法を…」

チノ「方法はあります。出来レースです。私達が2人を倒すよう演技すれば多分次の、おそらくメイゴさんの部屋に行けると思います」

セイラ「なるほど…いやいいのそれで!?」 


かおす「くらえー」

エスター「やられたー」
ブラウン「やられたー」

智絵里「よし、次行こう!」

〜魔王部屋〜
マオ達は魔法の水晶を通して勇者達を見守っている

マオ「いや、そんなことしなくても行こうと思ったらいけるのじゃが…」

メイゴ「『次の部屋に行くにはまずその部屋の前の門番を倒す』という概念に囚われてますね。そろそろ私も出撃しますので、それでは」

マオ「待て、お主は…」

メイゴ「?」

マオ「お主はどうなんじゃ?我と勇者のこの宿命を…」

メイゴ「私は四天王方と違って、受け入れてます。勇者達を殲滅できるのも良し、倒されるのも良し…ですね。」

333 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:38:45 ID:Ow1C6LY6ez
〜メイゴの部屋〜

忍「マオ先生まであと少しですね」

かおす「あばばばば、出来ればメイゴさんも話し合いで通してもらえないでしょうか?」

メイゴ「残念ながら、それは出来ませんね」

一同「!?」

メイゴ「私はこの運命を受け入れ、全力で勇者パーティを迎え撃ちましょう。『Murder on the Orient express(死への超特急)』!!」

その瞬間、メイゴの部屋の空気は一瞬に凍りついた。床は凍り、壁は霜に覆われ、天井には氷柱もぶら下がる。さらにダイヤモンドダスト(細かい氷が宙に漂う現象)が発生しまるで戦いの場とは思えないくらい幻想的な世界が広がった。

ロドニー「冷凍系魔法…だが周りの温度を、さっきまでは快適な温度が、この瞬間に呼吸すら痛みを伴うくらいまで下げるとは!?」

智絵里「感じる…やつの冷気とともに溢れる覇気が…まるでこの舞台は完全に自分のモノだと言わんばかりの!ただモノじゃない…四天王すら可愛く感じるよ。エスターちゃんは元々可愛いけど」

かおす「あばばばば、ダイヤモンドダストが発生することは、少なくともこの部屋はマイナス10度以下に冷やされてます…」

メイゴ「紳士淑女の皆々様、今宵貴女方をお迎えしますことは最高の誇り最高の喜びです。歴代魔王様の教育係としての経験のフルコース、どうぞお楽しみ下さい…どこからでもかかってきなさい!」

フタバ「なんだかよくわからないけど、やるしかないよね!」

334 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:39:28 ID:Ow1C6LY6ez
メイゴ「アミューズ『氷剣豪遊』」

突如天井の氷柱が次々に落下、メイゴはそれらを拾いかおす達に向かって豪快に投げつける。

若葉「危ない!」

かおす「あばばばば、避けたくても床が凍ってるのでうまく動けません…」

ユニコーン「ナタリー、炎で氷を溶かせ!」
セイラ「ボスレー、ナタリーの炎を広げて!」

ナタリー「了解!!」
ボスレー「了解!!」

ナタリーが付与した炎がボスレーの風を熱風にし、床の氷を溶かし蒸発させた。

メイゴ「氷柱で攻撃をする私を止める前に足場の確保する…賢明な判断ですね。」

メイゴ「オードブル『零刺気』」

ロドニー「ええいまどろっこしい、メインが来る前に叩き斬ってやる!」

しかし

ロドニー「痛っ!?なんだこれは…」

剣を振り翳した瞬間、ロドニーの手、腕に大量の傷が!

セイラ「どういうこと!?…痛い!」

焦ったセイラは弓矢を向けてみたが、その際また負傷

チノ「下手に動いたら怪我をします…どうして…」

335 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 20:39:47 ID:Ow1C6LY6ez
これは、空気中に漂う極小の氷を対象の動きに合わせて集合させ、無数の小さな刃物に変えている。相手の動きを最小限に抑えるだけでなく、この様な応用方もある。

メイゴ「ポワソン『疾走雷神』」

ロドニー「奴が走り出した!」

フタバ「あれ?メイゴさんの周り…帯電してる!?」

智絵里「雷を起こす気よ!雷は、雲の中の小さな氷の粒がぶつかり合うことで起こる静電気が増幅して起こるのよ!みんな気をつけて!!」

セイラ「もはや私達は雷雲の中で戦ってると言っても過言ではないね…」

忍「動けば動くほど体に傷がつきます…」

かおす「あばばばば、もはやこれまででしょうか…」

だが勇者達は知らなかった。『Murder on the Orient express(死への超特急)』の真の恐ろしさを…

続く!

336 名前:阿東[age] 投稿日:2020/02/27 21:06:15 ID:7WGSgyfwnV
>>329

>>待って、ここでお胸触ったらマズい気がするから脈を測ろう。

なかなかのレディファーストですね、ブラウンさん。

337 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/02/27 21:19:52 ID:Ow1C6LY6ez
>>336
ありがとうございます!
エスターと出撃したり、慰めたりするなど、先に散った2人より女性に対する扱いが丁寧な設定にしています。
ただ単に触る勇気がなかっただけかも知れませんが…

338 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:02:49 ID:5.DFJASRAV
〜魔王部屋〜

ローナ「かおすさん…みなさん……」

マオ「うむ…メイゴは四天王とは比べられないほど強いからじゃのぉ…最悪の場合ここで全滅の可能性も…」

ローナ「そんなっ…」

マオ「こやつは歴代魔王の教師役をやっておる。999の魔王を育て上げ999の勇者パーティを相手してきた。そこから得られた『経験』、経験から生み出される『技術』…実際やつを倒したものの1人除いて全滅させられた勇者パーティもしょっちゅうじゃ」

マオ「戦いにおいてこやつは『人形(ゴーレム)』じゃない。『兵器(ウェポン)』じゃ!
生命のエネルギーを奪う『冷気』は正に彼女に相応しい能力じゃ…あれ?」

マオ(姫のやつ、無視しよった。無理もないが)

〜メイゴの部屋〜

周囲に雷を纏いながら疾走するメイゴ
彼女が向かってる先には

かおす「あばばばば!ロドニーさん!」

ロドニー「まずい!」

鳴り響く金属音

ロドニー「なるほど…氷で剣を作って私に挑む様だな…さあ来い!」

メイゴとロドニーが剣を振りかざす。
鳴り響く金属音、お互いが動きを読み合い身を安全な場所へそらしつつチャンスを伺う

セイラ「どうして…メイゴさんの氷の剣はロドニーさんの鉄製の剣に耐えているよ!?」

チノ「よく見ると、結構氷が飛び散ってますね」

メイゴの剣が刃こぼれしない理由が分かっているのは至近距離で戦っているロドニーだけだった

ロドニー「強力な魔力で固定をしてるわけではなく、攻撃と攻撃の間に修復し、最大限の衝撃を与える様微妙に変形させているのか。やつの冷気を操る能力なら、不可能ではない。」

ロドニー「しかも私の双葉鈴木龍が当たった瞬間少し食い込ませる事でこちらの刃こぼれを狙っている。凄い…細部まで行き届いた戦術だ。だが、いくら氷の剣でもこんな芸当はできないだろう『双葉鈴木龍・星屑襲撃』!!」

ユニコーン「これなら蛇腹剣として刃を分離する事で、奴の氷の剣が修復する前に連続して刃を当てることができる&#8252;」

忍「この攻撃を避けることは流石にメイゴさんでも出来ませんよね?」

メイゴ「ほう…蛇腹剣か。第495代勇者も使ってました。」

ロドニー「これで勝つる…あれ?」

キィィィン…シィィン…

若葉「この音は…なんでしょう…?」

339 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:03:16 ID:5.DFJASRAV
チノ「なんだか嫌な予感がします」

ロドニーは違和感を感じた

ロドニー(妙な感覚だ…持ち手が軽く感じる。それに、刃物の動きが手の動きとまるで一致していない…まさか!?)

恐る恐る手を止めてみる

全てを察した…いや理解した。

ロドニー「なんてこった…こいつ…蛇腹剣を繋げる糸を切断したぞ!?」

チノ「!?あの糸が何でできているかわかりませんが、少なくとも氷で切断できる代物では…」

かおす「あばばばば!みなさん、さっきから鳴ってる音はロドニーさんの剣が空気中に出現させた氷を滑ってる音です!」

だが時既に遅し、メイゴが切断した刃は全てロドニーの方向へ飛び、見事全弾…いや、全刃命中

ロドニー「ぐはっ…ぁあ!!」

智絵里「ロドニー!!」

かおす「あばばばば、雷のせいで近づけません…」

メイゴ「トドメです」

メイド服の兵器が情け容赦なくがロドニーを貫く。
同時に体内に冷気を流し込んでいるのか、血が少ししか出ない。多分身体を構成する水分は完全に凍っているだろう。
生涯共にしてきた剣に斬られ、身体を内側から凍らされる凄まじい(と思う)苦しみに歪んだ顔は時を止めたように静止していた…

若葉「いやぁぁぁぁ!!!!」

340 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:04:06 ID:5.DFJASRAV
ではここで、どうしてメイゴはロドニーの剣を切断出来たか説明しよう!かおす達は冷気を操る能力で空気中に鋭利な氷を出現させ、蛇腹剣を繋ぐ糸を切ったと思っているがそれは違う。

引っ掛けたのだ。蛇腹剣の関節になる刃と刃の間に丸い棒状の氷を一瞬だけ出現させることで蛇腹剣の糸を引っ掛けたことで、振り子の糸を指で止めたとき、「おもり」の動く向きが変わるように刃の軌道を変えたのだ。そして軌道の変わった刃の先はその蛇腹剣の糸がありこれを切断した。

つまり、ロドニーは知らず知らずに自分の剣を自分で砕いていたのだ!

続いて、切断した蛇腹剣がどうしてロドニーの方向へ飛んだのか?
これは空気中に漂う極小の氷を集合させ、ジェットコースターのレールのようなものを生成したのだ。床あたりをゆるくU字型にカーブさせ出るので刃を上に滑らせることができる。

メイゴ「粉々にして差し上げましょう」

フタバ「ロドニー!」

ミカ「やめてええええ!!!!」

メイゴ「それっ」ガシャーン!

砕け散る身体と双葉鈴木龍

341 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:04:42 ID:5.DFJASRAV
メイゴ「ソルベ『シン・呼吸』」

ユニコーン「なんだこいつ…ロドニーの粉を吸い寄せていくぞ!?」

チノ「しかも少し光ってます!雷とはまた違う感じです…」

かおす「なんのひかりだ?」

メイゴ「アントレ『超重破壊砲』」ピィーッッ!

突如耳を覆いたくなる高音と共に正体不明のビーム状の何かを発射

かおす「あばばばば!なんですかこのビームは!?壁に当たっただけで爆発してます!」

フタバ「SFで見たことがある…荷電(物体に電気を帯びさせる)した粒子に電圧をかけて加速させることで超絶な破壊力を生み出す。これは荷電粒子砲です!!」

かおす「荷電粒子砲では電気を帯びさせる物の比重が重くないといけないはずです!氷では比重が軽すぎてビーム状に収束しません!!」

智絵里「あるよ…比重が重いのは。さっき粉砕したロドニーと彼の剣よ。詳しく言えばロドニーの、体に含まれる鉄分と剣よ。」

ユニコーン「なんてやつだ…エンジェルズ!やつを止めろ!」

矢を放った瞬間謎の光線がユニコーンに直撃

ユニコーン死亡

智絵里「ユニコぉぉぉん!!」

セイラ「ボスレー、風でユニコーンの精霊3人を誘導して!」

ボスレー「わかった。ユニコーンの敵を取ってやる!!」

ボスレーは風を操作してナタリー、アレックス、ディランをメイゴの背後に回すが…

メイゴ「逃がさない」

謎の光線はボスレー達を全て撃墜

フタバ「もう…私達は無理なの…?」

リリィ、ミカ、ユア 荷電粒子砲直撃により消滅

フタバ「心配しないで、かおす先生が生み出した私達は貴女が死なない限り何度でも復活できるから。それでは」

フタバ直撃 消滅

若葉「このままじゃ…『全札総重砲』!!」
チノ「早く止めないと!『カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ・スペシャル』!!」
智絵里「『天和国士無双』!!」
かおす「あばばばば!!」←ただの突撃
忍「ふ、フレー!」←ただの応援

ドシャァァァン!!

入り乱れる必殺技により部屋が崩壊

342 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:05:29 ID:5.DFJASRAV
〜魔王部屋〜

ローナ「・・・」
マオ「・・・」

ローナ「みなさぁぁぁん!!」
マオ「うちの城を破壊する気かぁー!!」

〜メイゴ部屋〜
壁や天井が崩れ落ちた部屋
そこに立っていたのはメイゴとかおすの2人だけだった

メイゴ「……」

かおす「みんな…逝ってしまったのですか?」

地面に膝をつき静かに涙するかおす

それを嘲笑うことなく無言で見つめるメイゴ

かおす「私が…私がもっと強かったら…私がもう少し勇気を出せば…どうして…私はいつも……」

自責に心を蝕まれたかおすは慟哭した

しかし、数分後勇者は立ち上がった

「もうオドオド出来ないですね」

かおす「もう私しかいないんですね…ローナさんも…先生も…私しか救えないのですね。わかりましたよ、みなさん。」

メイゴ「立ち上がるのですね。勇者殿」

かおす「勇者とか漫画家とかは関係ない。私は萌田薫子、去ってしまった親しい人のために、助けたい人のために今ここで貴女を倒します!」

メイゴ「みなさんは私を倒せない…でもかおすさん、貴女なら出来ますよ。魔王と戦うべき存在ですから」

メイゴは再び氷で剣を作る。だが今度は光っていた

かおす「荷電粒子を周りに付与してる…ビームサーベルですね」

メイゴ「アントルメ『磨修羅生』。ここで一騎討ちですね」

かおす「メイゴさん…貴女は何のために戦ってるのですか?何をここまで思って、人を殺せた!?」

343 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:06:10 ID:5.DFJASRAV
再び交わる二つの剣

メイゴ「先程の剣士と違って細かい動きはありませんが、一切の休みと迷いがありません」

メイゴ「自信とはまた違う何か…何だ?この勇者を突き動かすものは」

かおす(今の私には、みんなが背中を押してくれてる気がします。どれだけ傷付いても勇気が湧いてくる…)

かおす(ものすごく前にロドニーさんが言ってました。全ての動きには「隙」があると。例えあらゆる物を切断できても、どんなに強いエネルギーを持っても、隙のない攻撃は不可能だと)

メイゴのビームサーベルが勇者の剣を少し弾いた瞬間、彼女の胴体がかおすの目の前にさらけ出した。

かおすは弾かれた時の勢いを利用してメイゴに斬りかかる

かおす「あばばばば、そこです!」

しかし、剣は当たらず後ろに吹っ飛ばされた
当たる直前、メイゴが腹部を足蹴りしたのだ。

かおす「あばーっ…」

メイゴ「フフフフ…1000代目の勇者は魔王様のところへ辿り着くことなく死を迎えるのですね。ひょっとしたら、消滅するのは魔王様ではなくある勇者…貴女ではないでしょうか?」

振り上がる巨大な氷の塊

メイゴ「安心してください、すぐに終わりますから…」

かおす「ヒッ…ヒィィ…あばばばばばばばばぁぁァーッ!!!!」

そのときだった!

ボンッ

かおす「!?」

突然どこからかともなく巨大な火炎放射がメイゴの氷を溶かし、メイゴ本人を遠くに飛ばした

ドンッ…ドンッ……

地響きと共に溶けた氷水が揺れる

『ガァァァァ!!!!』

かおす「映画で聞いた轟音…まさか!?」

かおすの後ろにいたのは巨大な恐竜が…!


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344 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:06:36 ID:5.DFJASRAV
エスター「ちょっと!勇者が何やられてるのですか!?」

ブラウン「ギリギリ間に合った…かな?」

かおす「エスターさん、ブラウンさん!!それにこの恐竜は…」

メイゴ「四天王め…裏切ったのですか!?」

珠紀「裏切ってるんじゃない!最初から勇者と戦う気なんて無かったんだよ!」

メイゴ「しかし、どうして最初の四天王がこんなに元気なんですか!?」

エスター「若葉さんがカルタードを返してくれた時、同時に治癒魔法のカルタードもくれたのです。そしてこのティラノサウルスは、今は亡き大切な友達の1人、マイクが愛用してた炎カルタードよ!」

メイゴ「…そうですか。ですが、相手がどうなろうと構いません、『超重破壊砲』で再び殲滅してくれましょう」

再び放たれる荷電粒子砲、しかし!

エスター「そうはさせないわ!『電子錬金・極小破壊原子』」

エスターから放たれた光線がこれを遮る!

エスター「私の能力は『光を物質にする相互作用を操り、光と物質の変換を自在に操作する』。そしてこの攻撃は周りを光線に変えられ、小さくなった原子が物質の隙間に入り込んで破壊するのよ!」

メイゴ「くっ…」

ブラウン「よし、トドメだ!」

ティラノサウルスは再びメイゴに向かって火炎放射、メイゴを包む炎が発した光をエスターが物質に変え完全に拘束

珠紀「暫くここで我慢しとけ」

メイゴ「はい…(もう、諦めましょう)」

345 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 15:06:59 ID:5.DFJASRAV
かおす「あ、ありがとうございます!」

エスター「いえ、とんでもありません。貴女はこの柵から私たちを解放してくださったのです。沢山のお仲間を失ってさぞ心が…」
ティラノサウルス『クンクン…』

珠紀「おや?ティラノが何か瓦礫に向かって匂い嗅いでるぞ…まさか。そこの瓦礫、全部退けてくれ!」

ティラノサウルスは優れた嗅覚を持ち、また噛む力はイリエワニの4倍に相当する。

ティラノサウルスが瓦礫を退けると…
セイラ「…あれ?」
チノ「ハッ!」
若葉「あら?生きてます…」
忍「!これは一体…」
智絵里「んんっ…なっ!?」

かおす「みなさん!」

セイラ「これは…一体…」

かおす「四天王さんが助けてくれたのです」

ブラウン「いや、私達がしたのはほんの少し。勇者は倒れた仲間たちのために戦い続け、俺たちに珠紀の治療とティラノの発現などの時間をくれた」

エスター「ありがとうございます」

珠紀「みなさんもご無事で何よりです」

かおす「あばばばば、そんな…でもこれで終わりじゃありません。まだ私達は先生を助けてません」

チノ「そ、そうでした。かおすさん、もう怪我は大丈夫ですか?」

若葉「究極治癒魔法『医龍』。これで大丈夫でしょう」

かおす「あばばばば、ありがとうございます。それよりみなさんは?ずっと瓦礫の下敷きになってたじゃないですか」

智絵里「ずっと戦ってたかおすさんと比べたら、私達なんて寝てたも同然よ!」

エスター「あの、私達もついっていって良いですか?」

かおす「あばばばば、勿論です!」

智絵里「エスターちゃんは全力で守り、姫様は必ず救い出して見せます!!」

いざ、決戦へ!

続く

346 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/05 19:35:27 ID:pLjKI2uXkJ
医龍ってドラマにもなったあの漫画のことですか?

347 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/05 20:02:16 ID:5.DFJASRAV
>>346
ありがとうございます!
そうです。ドラマでしか見たことありませんが医療ドラマ史上最も患者が救われる作品です

348 名前:ルナ・ソレイユ◆yodjdoerBO2[age] 投稿日:2020/03/08 11:04:38 ID:D3wNYaPg4j
あばばばばっ!死んでなかった!
いままでの部屋も無視しようと思えばできたのですね…()

349 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/08 17:02:08 ID:I/D.1jpnJR
>>348
ありがとうございます!
「二回無駄な戦いをした」と悔やむか、「途中で気付けて良かった」と幸運に思うか。
小説家が読者に問いかける奴を私なりにやってみたかったです。

350 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 11:59:53 ID:1LLspTp8y1
〜魔王部屋〜

マオ「だー!なんで四天王が勇者パーティの味方になるのじゃ!?」

バターン!

かおす「先生!」

マオ「おぉ、ついに来たか!勇者よ…」

かおす「先生、どうしても私達と戦うつもりなんですか!?」

マオ「当たり前じゃ!これが運命だからじゃのぉ!」

チノ「でしたら、もう容赦無くて良いですよね?」

マオ「おぅ…え?」

ではここで、魔王救出作戦の内容をおさらいしよう!まず、歴代魔王は自分の意思とは関係なく復活する。そこでかおす達はマオ先生を瀕死の状態まで追い込む。瀕死のマオ先生の前で戦う意志を放棄すれば、再び勇者と魔王を戦せようと何かが働く。それが形ある物、或は第三者だったらこれを倒す

マオ「なんだかよくわからんのじゃが、この戦いで我は消滅するのじゃ。全力でかかってこい!『我が生徒達よ』」

その言葉とともに魔王っぽい姿に変異する。

智絵里「そうだな…そうこなくちゃ!魔王は魔王らしく!」

かおす「あばばばば、どこかで聞いたセリフです」

マオ「おりゃあ!」

魔王が杖を床に打ち付ける

チノ「な、なんですかこれは!?」

セリフ「床から壁へ…魔力がヒビ割りながら波打っている…」

珠紀「なにをするつもりだ!?」

マオ「それぇ!」

突然揺れる床、若干崩れる壁や天井

智絵里「地震だ!みんな床の下に隠れて頭を守って!」

かおす「幼い、走らない、喋らない…ですね!」

若葉「最近は、戻らないもあるわ」

マオ「お前らふざけるな!」

351 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 12:00:16 ID:1LLspTp8y1
エスター「成る程、大量の魔力を床に干渉させてその場で地殻変動を起こしてるのね…って、いつのまにか地割れも起こってるよ!」

ブラウン「俺の手に捕まれ!」

エスター「は…はい!」

智絵里(ええなぁ…)

マオ「喰らえ!地符『大戦斧』」

破れた床が盛り上がり削れて魔力を帯びた巨大な「斧」となり勇者達に振り下ろされる

チノ「危ない!」

智絵里「だめだ、間に合わない!ここで抑えるよ!『海底撈月』!!」
若葉「このサイズと魔力じゃ、私でも太刀打ちできるかどうか…力を合わせて止めるわよ!『全札総重砲』!!」
セイラ「私だって、ここで潰されたくない!」
チノ『カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ・スペシャル!!』

4人の詠唱が大戦斧にぶつかる

マオ「ほう…ならこれでどうだ!!」

突如戦斧が光出す

ブラウン「コイツ…エンチャントしやがった」
かおす「あばばばば、魔力付与ですぅ…」

智絵里「だめだ…持ち堪えられない…」

チノ「このままだと…私達、潰れます。」

若葉「そ…そんなの嫌ですわ…」

マオ「どうした?これで終わりか?我はまだ変身を二回残してあるぞ」

かおす「あばばばば!地形そのもの操る上に変身を二回残しているとは…流石魔王ですぅ…」

エスター「地形を操る…か。成る程…似てます」

かおす「?」

352 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 12:01:45 ID:1LLspTp8y1
エスター「似てます。私と魔王…『周りにある物に干渉する』という点で…とても似ています。」

忍「そうでした!エスターの能力は…なんでしたっけ?」

かおす「あばばばば、『光を物質にする相互作用を利用し、光と物質の変換を自在操作する』です」

エスター「『電子錬金(ピクセル)』!私しか出来ないこと…この能力で、みんなを…!!」

マオ「何っ!?」

床と壁の一部と光るブロック状態に変え、これで大戦斧を拘束

エスター「やった!」

チノ「助かりました…」

かおす「あばばばば、今の間に私が行きます!」

珠紀「『恐竜楽園(ジュラシックパーク)!!ラプトル達よ、勇者を援護しろ!」

マオ「撃符『双龍砲』」

今度は地面から巨大な龍の顔と首の様なもの(これも魔力で床を干渉させることで形成したもな)を出現させ、その龍の顔から魔力光線を発射

それを避けながら突き進む勇者と彼女と共に疾るラプトル達

マオ「勇者よ、成長したな…あの頃はビビってばっかりだったが…今となってはこうやって自ら突き進む。よかろう、全力で迎え撃つ」

マオ「獄剣『レヴァンティン』」

杖から巨大な火柱を出し、それが収束され巨大な刀となる。

かおす「あばばばば!流石魔王…豪快且つ素早い剣捌きですね…しかし!」

ラプトル『キィェア』

かおすの隣を走ってたラプトルが身を屈める」

かおす「あばばばば、乗せてくれるのですか?」←超速理解

かおすを乗せたラプトルはその身体能力で魔王の目の前まで地面を駆け上がる

かおす「みなさん、私が先生を斬り込んだ直後に魔力を撃ち込んで下さい!!」
 
マオ「変身ッ!」

かおす「あばっ!?」


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353 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 12:02:19 ID:1LLspTp8y1
珠紀「トゥーフェイス・ゾーマ?」

マオ「ここで貴様らを葬ってやる。『レヴァンティン・フォー・オブ・アカインド』!!本来のスピードをお見せしよう」

チノ「!?先生が4人に増えましたよ!?」

かおす「あばばばば、速過ぎて4人に見えてるのです!」

セイラ「さっきとはまるで比べ物にならない速さよ!」

マオはそのスピードでさっき珠紀が生み出したラプトル達を全て薙ぎ払い、そのままかおす達を襲う。

圧倒的なスピードとより精密な剣捌きで次々にパーティを蹴散らす

かおす「あばばばば!速過ぎて追いつけません…」

そして標的をエスターに変更する

智絵里「危ない!」

ブラウン「このスピード…この瞬間こそ、まさに俺の出番だ!『未来逆行(バックトゥザフューチャー)』!!」

未来逆行発動!ブラウン以外の時間がゆっくりと巻き戻る…

ブラウン「相手が高速で動くなら自分のペースに強制的に合わせればいい」

ブラウンは再び時が刻む時のマオの起動に合わせてナイフを構える。この時ブラウンは覚悟していた。時が再び刻む時、ヤツは再び光の速さで自分の方向に飛んでくる。確実にダメージは与えられるが絶対に右腕が吹き飛ぶと。

ブラウン「時は…再び前を向く」

マオ「グワーッ!!」

354 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 12:02:54 ID:1LLspTp8y1
エスター「ブラウン!!」

ブラウン「エスター…良かった…」

エスター「でも…!ブラウン…腕がっ!!」

かおす「あばばばば、私達のために…」

ブラウン「ケッ…勘違いするな…お前達のためじゃない。エスターのためだ」

智絵里(えっ?この2人デキてるの?)
かおす(てぇてぇ)

マオ「おのれ…ここまで追い詰めよって…変身!」


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355 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 12:03:41 ID:1LLspTp8y1
かおす「あばばばば、今度はドラゴン型ですね!!竜王と同じタイプです」

智絵里「最後の変身、ここで無力化するよ!」



珠紀「ブラウン、吹き飛んだ肩貸して。」

ブラウン「お、おう…」

珠紀「吹っ飛んだ君の腕をテリジノサウルスの腕にした。これから移植する。」

死んでしまった腕の細胞で生きた恐竜の腕を作ることで拒絶反応を起こすことなく移植する。

珠紀「ソイッ」

ブラウン「おい待て、ふざけてるのか!?明らか手としておかしいやろその恐竜…」

問答無用でテリジノサウルスの腕をねじ込む(移植する)

ブラウン「痛いっ…痛い…やめろぉぉ!!」

珠紀「変な声出すな」

つづく

移植した腕↓


https://kirarabbs.com/upl/1584846221-1.jpg


356 名前:阿東[age] 投稿日:2020/03/22 13:20:05 ID:bwUD/xnsch
>>355

ブラウンさんが悲惨なことに・・・。

357 名前:雨月琴音[age] 投稿日:2020/03/22 14:34:29 ID:1LLspTp8y1
>>356
ありがとうございます!
今作最大の鬱シーンです…

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名前 age
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