なんか無性に書きたいという衝動に駆られて書いてしまった短編SSです。
ちなみにまさかのこのSSと繋がりがあります。
【きらファンSS】ハーツ「ハイプリスという痴れ者を倒す」
https://kirarabbs.com/index.cgi?read=3609&ukey=1
また、このSSには以下の要素が含まれています。
きららファンタジア
勝手な設定
キャラ崩壊
でも戦闘能力はそのまま
南しずくちゃん可愛い
黒衣の風戦士の正体判明
今回特に出来がひどい
それでも問題ないという方はこのまま閲覧を続けても大丈夫だと思いますが、それ以外の方にはおすすめできませんのでご了承ください。
ホワイトデーコロシアムの時からあたしは思ったことがある。…正確に言うと風戦士☆5を経験してからなのかもしれないけど…。
…しずくを見ていて思ったんだけど…
しずく「これで倒れてよッ!!」
ルーボン=ビンゴ「楽しいビンgワタシハトリヨー」
花和「やっぱり人間業じゃないわね…」
しずく「…タリナイ…」
花和「(足りない?)しずく、お疲れ様。」
しずく「…あっ 花和さん、お疲れ様です」
花和「あんた相変わらずすごいわね。あれほどの敵を簡単に倒しちゃうなんて」
しずく「ま、まぁ…。 …足りない…」
花和「…しずく?大丈夫?」
しずく「はっ!? す、すみません!大丈夫です!」
花和「そう…それならいいんだけど、たまには休むことも大事だと思うわ」
しずく「それもそうですね…今日は依頼も全部終わったのでまっすぐ帰ります…」
花和「しずく…」
最近のしずくがおかしい気がする。
翌日
そんなわけでしずくが何をしているか少し観察してみることにしたわ!もしかしたら、同じ風戦士として何か学べることがあるかもしれないし、何より、ひづめを守るヒントを得られるかもしれない。
…なんか、尾行してる気がするけどいいわよね…?
…にしてもしずくって普段から色々と魔物を倒しているのね…それも戦士には大変なのに複数…。
しずく「…ふぅ…今日の依頼はこれで全部かな…」
花和「(…結構な依頼の量があったのにもう全部終わらせるなんて…やっぱりすごいわね…)」
しずく「…強い土属性の敵…どこにいるの…?」
花和「(えっ、あれだけあっさり倒してまだ足りないの…?)」
しずく「…」
花和「(!? 一瞬で姿を消した…!? …こうなると追いかけようとしても分かるわけもないし…今日のところは帰りましょうか…)」
それから数日後
最近黒衣を纏った風戦士が数多の土属性の敵を滅ぼして回っているという噂を聞いた。
…思いつくのはしずくだけど、謎ってわけでもないし…どういうこと…?
さて、買い物もこのくらいで… …あら?あの男性は確か最近エトワリアに来たっていう…
???「やぁ、久しぶりだね。君と出会うのはホワイトデー以来だったかな?」
花和「ハーツじゃない。久しぶりね。ホワイトデーの時はほんとに大変だったわよね…」
???→ハーツ「俺の元の世界でもああはいかなかったからな…」
花和「ハーツの住んでた世界って物騒だと思ってたから意外ね」
ハーツ「ははは、そう言われると困るな。…ところで、君も風戦士なんだな」
花和「ええ、あたしは自身の強化に加えて魔法アタッカーも強化する両刀タイプ、といったところかしらね」
ハーツ「なるほど、風戦士も多彩といったところか」
花和「ところで、風戦士といえば…最近土属性の敵をいともたやすく滅ぼして回る黒衣を纏った謎の戦士がいるって噂が流れてるんだけど、ハーツは何か知ってたりする?」
ハーツ「さ、さぁな…」
花和「ハーツでも分からない、か…。ごめんなさいね、呼び止めちゃって」
ハーツ「気にすることでもないさ。」
花和「じゃあ、あたしはそろそろ行くわね」
ハーツ「ああ、気を付けてな」
ハーツ「(…花和…あの黒衣の正体に気づいていないのか…)」
更に数日後
しずくと同時に噂の風戦士が気になってしまったのでまた様子を見に行くことにした。
…しずくと謎の風戦士…何か繋がりがあるのかな…?って、あれは…?
黒衣の風戦士「…」
魔物「グオオオオオオオオオオ!!!」
黒衣を纏った人が強力な魔物に襲われてる!?…いえ、あれが、噂の風戦士…?
でも違ったら危険ね、助けに行かなくty
魔物「グ…ガ…」
黒衣の風戦士「…足りない…」
い、一瞬で片付けた!?噂の風戦士って、あの人…!
…?それに、今何かつぶやいてたような…。 …とりあえず、慎重に追いかけてみましょう…
それにしてもあの謎の戦士はどこまで行くのかしら…?さっきから次々と敵を倒してうろついてるみたいだけど…
おかげであたしが魔物に襲われる心配がないんだけど…
しっかし足場が悪いわね…って、こ、これは…!!
スーパーカカシくん「…」
葬り去られたチャレンジクエストのカカシの山…!?まさか、これ全部、あの戦士が…!?
タイタン「グオオオオオオオオ!!!」
って、あれはタイタン!?結構な火力を持つ強敵…!流石に噂の戦士でもこれは厳s
タイタン「ギャアアアアアアアアアアア!!!」
あ、一瞬だった。
黒衣の風戦士「…はぁ…まだ足りない…」
…!!こ、この声ってまさか…!!
黒衣の風戦士「最近手強い土属性の敵に全然会えなくて困るなぁ…。」
「あなたもそう思いませんか?花和さん」
…!!き、気づかれてる…!
花和「あ、あんた…まさか…!」
黒衣の風戦士「あ、気づきましたか…?私です…。」
花和「…しずく…!?」
黒衣の風戦士→しずく「はい、ホワイトデーではお世話になりました」
花和「まさか、謎の風戦士の正体があんただったとはね…。…いえ、非常に高い実力を持つ風戦士と考えれば違和感はないんでしょうけど…」
しずく「最近エトワリアで怯えられていたみたいなので正体を隠してみたんですけど…意外と気づかれるものですね。
…そうだ、花和さん。」
花和「!!?」
しずく「せっかく私の元に来てくれたんですから…」
「私の秘密… 教えてあげますよ」
「ひッ…!や、やめて…!」
「きゃあああああああああああああっ!!!」
それから何があったのか、なぜかあたしはよく覚えていない…
…けど、最後に見えた光景…しずくの持っていた傘が妖しく光っていたような…?
…………
…あれ…?あたし…確か、しずくの様子を見に行って…それから…
…もしかして、夢…?
花和「…ん…?」
ひづめ「どうかしましたか?はなわさん」
花和「いや、なんでもないのよ!ひづめは心配しないで!」
ひづめ「それならいいのですが…」
そっか、あれはただの悪夢だったんだ…よかった…。って、当然よね。あのしずくが凶暴化するわけないものね。
さて、今日はあたしにも魔物討伐の依頼が来てるからきちんとやらなきゃね。
ちょびっとだけホラー?系短編SSをどうしても作りたくて作ってしまったSSでございました。あとしずくと仲がいい花和を出したかったのもありました。
制作していて楽しかったといえば楽しかったですが、腕を上げる必要はあるなぁと痛感しました。
ここまでの閲覧ありがとうございました。
拝読いたしました。しずくさんは一体どこに向かおうとしているのだろうか...?
タイトルから、濃厚なしず花和的展開からのヤンデレひづめ様降臨とか想像していました。全然違うじゃないか!! (褒め言葉)
名前欄の演出、実は結構好きです。それとも、まさか本当に花和さんが書いt
あと、当たり前のようにエトワリア住人と化しているハーツさんたち御一行様の強キャラ感すごいすね
>>12
コメントありがとうございます!まさかここまでお褒めいただけるとは思いもしませんでした。
『濃厚な しず花和』それいいですね(ただし技術と知識全然足りない)
ハーツ「(花和も傘で気づけよ)」
後日…
花和「…」
ハーツ「花和か…(しかし少し様子がおかしいような…?)思い詰めた表情をしているみたいだが、何かあったのかな?」
花和「あっ、ハーツ… …なんか、最近いい狩場はないかなーって思ってて…」
ハーツ「(エトワリアの風戦士はだいたいそうなのか?)狩場か…。悪いが、思い当たるところはないな…。」
花和「そっか…変なこと聞いて悪かったわね」
ハーツ「別に気にしなくてもいい」
花和「それじゃ、あたしはそろそろこの辺で…」
『足りない…土属性の敵…あたしが求めるのはもっと強い土属性…』
「足りない」。 花和の心を読んだ際に最後に出てきた言葉だ…。やはりしずくと同じようだな…。
あの後もしかすると何かあったのだろうか?少し俺の方でも調べてみるとするかな…。
次回作
『ハーツ「花和がおかしい気がする」』
ただいま制作中…
謎の男「ウソデース!!この短編SSはエイプリルフール用の見せかけなんです!」
ハーツ「いや、誰なんだ君は…」
謎の男「嘘っ!?俺は超天才の最高すぎるとてつもなくすごいイケメンのt」
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