こんにちは、初投稿のものです。
きららBBS初心者、創作にいたっては初めてですので、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
タイトルの通りおちこぼれフルーツタルトと、アニマエール!でクロスSSを書いてみました。つたない点もたくさんあると思いますがよろしくお願いします!
Side 落ちこぼれフルーツタルト
イノ(ナレーション)『異世界に飛ばされた私たちでしたが、ここでも私たちはアイドルです。互いが互いを高めあう、よきライバルとしてここ、ネズミ荘において再び一からスタートを切るのでした。』
ロコ『あ゛ー異世界ふかふかを探す旅にでたーい』ふかふか
イノ『スタートを切るんですよね!?』
ニナ『イノちゃん急にどうしたの?いきなりナレーション風の発言をして、カメラまで持って・・・あと、ロコちゃんしれっと他の人にまで浮気するつもり?』
イノ『いやそれが・・・ランプさんからフルーツタルト全員を集めてカメラを押しつけられ
て、良い感じの導入をやっておいてと無茶振りされまして・・・』
ランプ『ふっふっふ、そうなんですよ〜みなさーん!またこのランプPが皆さんに新しい企画を考えてきましたよ〜!ロコ様もニナ様のふかふかに顔を埋めてないで起きて起きて!』
はゆ『ランプP?・・・今回はいったいどこの坂を走るの・・・』ザワッ・・・
ランプ『違います!というか初めのほう以降は走って貰ってないじゃないですか。今回はな
んと!コラボ回になります!!』
へも『コラボ?前みたいに由井浜学園のよさこい部の人たちとコラボするんですか?私その時いなかったんですけど…』
ランプ『ふっふっふ、違います、今回は私のつながりを使ってまた違ったグループと交流して貰います、題して』
カンペ『おちこぼれフルーツタルト 特別コラボ回 みんなを“応援”できる“健全”アイドルをめざそう』
Side 神ノ木高校チアリーディング部
ひづめ『、というわけでおちこぼれフルーツタルトの皆様とコラボすることに決まりましたね。』
花和『おちこぼれフルーツタルトねぇ、最近こっちにきた人たちでたしか深夜番組もこっちのテレビでやってたグループよね?』
こはね『あ、知ってる知ってる!宇希が気になっててカワイイカワイイッてよくタルトのダ
ンスとブロッコリーのダンスの真似してるのみたよ!』
宇希『こはね!?それは絶対に内緒にしてっていったじゃん!///』
こはね『宇希はカワイイんだからそういうところもっともっとだしてもいいとおもうよ!』
宇希『うう・・・でも』
フルーツタルト『今回はよろしくお願いします!』ペコっ
神ノ木高校チアリーディング部『よろしくお願いします!』
ロコ『今回はランプPからチア部の人たちから応援の仕方とかステージでの立ち振る舞い
を学んでこいっていわれたんだけど』ふかふか
ひづめ『3日後にきらぼしの里で行われるイベントでコラボステージを披露するんでしたね』
虎徹『ランプちゃんもひどい無茶ぶりだね・・・、いきなり練習現場に踏み込んできて土下座でオチフルとコラボしてくださいだなんて、どんな依頼かとおもったよ・・・あ、じゃあ私たちはフルーツタルトの楽曲と振り付けを覚えて歌って、タルトのみんなにはチアをやって
もらうのはどう?』
へも『あ、いいですね私たちの歌でチアをやってみるっていうのは新鮮で面白いですよね』
へも『まあ私はチアをすることによってイノ先輩といっぱいおさわりできればそれでいいんですけどね』ぼそっ
イノ『へもちゃん?』
へも『い、いえ、なんでもないです!』
こはね『最近のアイドルっていろんな人がいるんだね!!ロコちゃんと、になちゃんは親子
でアイドルやってるんだ!』
ロコ『いや、私たち同い年だけど』ふかふか
虎徹『え?え?でもその身長…ここに来てからずっとロコさん二ナさんに引っ付いてるし…』
二ナ『私とロコちゃんは高校二年生だよ!』
こはね『え?あれれ?』
宇希『チア部みんな円陣で集合!』
チア部『ぼそぼそ…え?反抗期?いや、それよりもアイドルだから…ぼそぼそ、あーなるほどね…』
虎徹『…うんそうだね!アイドルだからそういう“設定”もあるよね!』
ロコ『そっちは設定じゃない!』ふかふか
二ナ『そろそろロコちゃん私から離れようか…やっぱり恥ずかしい…』
イノ『とにかく練習期間は2日間、非常に短いですので気合を入れていきましょう!』
みんな『おー!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
練習初日
Sideおちこぼれフルーツタルト−貫井はゆ+有馬ひづめ
ひづめ『今回は2日間と時間が短いので「タルトな気持ち」の間奏の部分にチアをしてもらいます』
イノ『チアっていってもいったいどういうことをすればいいんですか?踊るのはアイドルでもよくやりますけど』
ひづめ『ただ踊るだけじゃなくてチアならかけ声をかけたりチア独特のスタンツとよばれる組体操もあります。踊り自体も独特なものが多いんです。』
ひづめ『そうですね・・・今回の目玉としてスタンツはショルダーストラドルをしてみましょうか。肩車というと分かりやすいですかね。とりあえずこの中なら上に登るのははロコさんだとして・・・』
ロコ『うう・・・そうだよな・・・この中だと私が一番ちっこくて軽いもんな・・・』ツーン
ひづめ『いえ、チアのトップにとってちいさくて軽いということはとても良いことなんですよ。軽ければその分支えるの人の負担が減りますし、重心が下がるのでスタンツが安定するんです。』
にな『そうだよ!小さいことはとってもいいことなんだよ!』
イノ『そうです!私は小さいロコ先輩が大好きですよ!』
ロコ『いや、なんだかニナとイノが言うと別の意味にも聞こえてくるな・・・』
ひづめ『肩車の下になる人はこの中ならになさんかイノさん、この場合イノさんが最適ですかね。私にその太ももについたがっしりとした筋肉は隠せませんよ』きりっ
イノ『がっしり!?それって太いってことですよね・・・』ずーん
へも『あ、あの!私はそのイノ先輩のふとももは至高だと思いますよ!このふともものカチカチの筋肉とか二の腕とか・・・いや、匂いや細胞一つ一つまですべてが完成されたものなんです!』ジュルッ、抱きつき!
イノ『へもちゃんはたまに難しいことをいいますね』えへへ・・・ナデナデ
ロコ『いや、お前も大概そういう発言あるから気をつけろよ・・・』
ひづめ『あの、チア・・・』
イノ『あ、すいません!つい話がそれてしまいました・・・』
ひずめ『とりあえずマットが用意されているのでその上で練習しましょう、イノさんはしゃがんでロコさんをゆっくり肩車、ロコさんはバランスをしっかりとるために膝を閉じて上体を固定してください。私とへもさん、になさんの三人で支えますから』
イノ『こうして・・・』ロコ『こうか?うわっ、高い!ニナよりも身長高くなってる!』
ひづめ『ロコさんそこで前を向いて膝を閉じて!』
ロコ『わ、分かった』ぎゅっ
イノ『ありがとうございます!』
ロコ『お礼いうな!気持ち悪い!』頭ぺちぺち
二ナ(ロコちゃん肩車されてると本当に小さな女児みたいだなぁ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Side神ノ木高校チアリーディング部−有馬ひづめ+貫井はゆ
はゆ『じゃあこっちは歌の練習だね〜というわけで「タルトな気持ち」の作曲担当のはゆがみんなに歌うところのポイントを教えるよ〜』
はゆ『まずはここ!、ここははゆがロックの粋を結集したところだから目一杯かっこよく歌ってね!それとここ!ここにはダークエネルギーがはゆに降りてきて』
こてつ:ぼそっ『はゆちゃんってちょっと痛い子なのかな・・・』
うき『うーんそれは突っ込んじゃったらだめなんじゃないかな・・・やさしくみまもった方が良い系の・・・』
こはね『はいはいはーい、はゆ先生の歌のお手本が聞いてみたいです!』
はゆ『う゛っ、は、はゆは…その、歌はうまくないから…』
花和『自分の歌を作曲してるのに!?』
こてつ『でも歌っていいよね…いつものチアに加えて歌も歌ったらさらに消費カロリーあがるかも…私、音楽やってたし』
こはね『じゃあ、今度からチアの時に歌も一緒に歌っちゃおうよ!マイクももって!』
宇希『それはもう、チアじゃなくてアイドルだな…』
はゆ『うーん・・・聞いてみたけどこはねっちは元気過ぎてみんなとあってないし、宇希ちゃんはもうすこしリズムを意識してほしいかな・・・こてっちはリズムは完璧だけどもう少し大きな声で歌ってほしい、あと花和ちゃんは力が入りすぎかな?リラックスリラックス!』
虎徹『こ、こてっち?そんな呼ばれかたは初めてだなぁ・・・いいけれど・・・。歌声で大きな声をだすのはチアで声を出すよりも恥ずかしいな・・・』
はゆ『うーん、じゃあみんなのすきなものを思い浮かべながら歌ってみたらどうかな』
こはね『あ、それいいかも!すきなものを思い浮かべてるとハッピーになってチアパワーも上がるもんね!』
宇希『チアパワーはともかく…まあそうだよね、好きなことを思い浮かべるとテンション上がってリラックス出来るかもだし』
はゆ『じゃあもう一回好きなことを思いうかべてやってみよう!』
こはね・宇希・虎徹・花和『私のすきなもの…好きなものは(みんなの笑顔!、こはね!、あまいお菓子!、ひづめのこと!)』キッッ
じゃじゃーん
はゆ『えーっと…どうしてこんなにヌメヌメじゅるじゅるしてるのかな…』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2日目
こはね『今日から全体練習だね!』
ひづめ『あまり時間もないので一度合わせてやってみましょう』
ひづめ『今回は皆さんにチアのすばらしさを知ってもらうため、チア服とポンポンも用意しました。これを機にどんどんチアの輪を広げていければ・・・エトワリアチア連合も十分可能なはず・・・』
宇希(さすがひづめ、ほかの団体にも要所要所でどんどんチアを売り込んでいってる…)
二ナ『ええ!?いつの間に作ったの?採寸とかもしてないのに…』
こはね『それは…魔法でこーんな感じで…できる!』ぽわぽわぽわん!
ロコ『おお…さすが魔法の世界、なんでもありだな』
イノ『サイズもぴったりで、普段よりも装飾が少ない分動きやすいです!』
ばたたっ
イノ『ばたた?』
二ナ『大変!へもちゃんが鼻血をだして倒れてる!』
へも、はゆ『へっへへへ…眼福♡…』プシュー
ロコ『えっはゆも!?いつの間に倒れてたんだ…』
宇希(この人たちちょっと危ない人たちなのかな…二人も倒れてる…)
宇希『…まてよ?そうなると私たちもフルーツタルトさんの服を魔法で出せるんだよな?』
花和『魔法使いならたぶん出せるんじゃない?』
虎徹『じゃあ、私たちもフルーツタルトさんの衣装着てみない?』
ひづめ『そうですね…チアの中に魔法での衣装変更を入れてみましょうか』
こはね『じゃあ早速試しにやってみようっと!』
虎徹『まってこはねちゃん!今やったら宇希ちゃんと花和ちゃんが!』
宇希『ありがとう、虎徹助かったよ・・・』どくどくどく
花和『・・・///』チーン
ひづめ『!?天に向かってお祈りを捧げないでください!』
虎徹『あ、もうこの時点でだめなんだね…』
へも(この人たちもあんまり健全じゃなさそうですね…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
途中休憩
虎徹『やっぱりと言えばやっぱりですけど、ニナさんが踊ると迫力が違いますね身長もですけど・・・』
ニナ『うう・・・あんまりじろじろ見ないで・・・』
虎徹『あ、ごめんなさい、でもニナさんも恥ずかしがりやなんですね?』
ニナ『うん、いまでもアイドルで前に出るのはちょっと恥ずかしい・・・』
虎徹『わかります!いまでもチアでみんなの前に立つのはちょっと恥ずかしいんですよね。でも身長も胸も大きいのは羨ましい、最初は子離れできてない25歳くらいのヤンママさんがアイドルやってるみたいだなって思ってたんだけど私もそれくらいあったらチアでも日常でもばいーんと存在感出せたんじゃないかなって思う・・・』
ニナ『発言は凄く失礼だね・・・』
こはね『虎徹ちゃん!大きくなるには何も縦だけおおきくならなくてもいいんだよ!横にも大きくなっていけば虎徹ちゃんも圧倒的存在感に!』
虎徹『絶っっっ対に太らないよ!』くわっ!
こはね『あうっ、上から押さえないで・・・縮んじゃうからぁ〜!』
宇希『こはね、頼むから少しどうなるか結果も考えてから喋ろうな』
イノ『そういえば宇希さんってこはねさんのお母さんみたいですよね、ママ味・・・』
宇希『まあ、私とこはねは昔からの幼なじみだからな、こはねの面倒は私が見ることがもう習慣になってるんだよ・・・あともうお母さん呼びも慣れたよ・・・』
花和『宇希はこはねが好きなのよね』
宇希『えっ、すすっす好きだけど・・・その・・・うん・・・///』こくん
イノ『純真無垢、いたいけな少女とその子に恋心をもつ幼なじみボーイッシュ系乙女少女シチュ・・・ああ・・・王道でおいしそうです・・・薄い本が厚くなっちゃいます・・・』
宇希『私の話で想像して、おいしそうとかいわないでくれ・・・』
練習後
虎徹『とりあえず今日はこれまでだね・・・もう汗だくだくで匂いもきついし・・・』
ニナ:はっ『私がその匂いのついた洗濯物を責任もって洗っ』モガッ
ロコ『無垢な女子高生に変態をさらすのはやめような?』ギュッ
花和『なによ!せんぱ…ひづめのチア服は私が洗うんだから!』ぐぎぎ
こはね『ぴよ?』
虎徹『こはねちゃんはせめてそのまま純真でいてね・・・』
ひづめ『フルーツタルトさんはいつもこんな感じなんですか?』
はゆ『うーん…否定したいけどいつも誰かしらこんな感じ…』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
練習後
虎徹『とりあえず今日はこれまでだね・・・もう汗だくだくで匂いもきついし・・・』
ニナ:はっ『私がその匂いのついた洗濯物を責任もって洗っ』モガッ
ロコ『無垢な女子高生に変態をさらすのはやめような?』ギュッ
花和『なによ!せんぱ…ひづめのチア服は私が洗うんだから!』ぐぎぎ
こはね『ぴよ?』
虎徹『こはねちゃんはせめてそのまま純真でいてね・・・』
ひづめ『フルーツタルトさんはいつもこんな感じなんですか?』
はゆ『うーん…否定したいけどいつも誰かしらこんな感じ…』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当日 きらぼしホール
里の人『ざわ…ざわ…ざわ…ざわ』
運営スタッフ1『満員御礼でーす!チケットもう完売しました!』
運営スタッフ2『順番にならんでくださーい!!』
里の人『チア…チアの力を…』
ろこ『多い多い多い!どんだけ人いるんだ!?』
はゆ『ホール二階席含めてパンパンじゃん!、はゆここまで人数が集まるとは聞いてなかったよ!?』
ランプ『当然です!ここは以前、こはね様たちがチアをした港の近くです、チアをしてもらった後、魚が多く取れるようになったと話題になっていたんです!いっぱい宣伝もうちましたし!』
こはね『ひい、ふう、みい…あわわ、これだけたくさんだと体が震えてきちゃう』
こてつ『こ…こんな中で失敗なんかしたら明日からお外いけなくなっちゃう!』
へも『私たちのチア2日間じゃ、やっぱり付け焼刃だったんじゃ…』
ニナ『今からこの舞台キャンセルってできないのかな、出来ないよね・・・』
はゆ、ひづめ『あ、あの!』
ひづめ『あ、どうぞお先に…』おたおた
はゆ『いや、はゆこそそんな大したこというつもりじゃなかったし…』おたおた
ひづめ『いえ、先にどうぞ』わたわた
はゆ『あ、うん、じゃあ…えーおほん、いい?チア部のみんな、みんなが歌の練習と振付の練習を2日間一生懸命やっていきたことははゆがちゃんと見てきた!だから歌うことにちゃんと自信をもって!』
ひづめ『…私も同じことを言おうと思っていたんです。フルーツタルトの皆さんがチアの練習をまじめにやってきたことは私が保証します。さらにあなたたちはアイドルとして、たくさん舞台に立ってきたじゃないですか。失敗しても大丈夫、お客さんはそれをわらったりしませんよ、「女子中高生が歌って踊る、それ以上に尊いものはあるだろうか、いや決してない。」「女子高生が歌って踊る、それが生で見れるならなんでもする」兄の言葉であり、口癖です。』
ロコ『いや、そのお兄さんどういう人なの』
はゆ『そのお兄さん、いのっちにそっくりだね!』
イノ『なんですか!私は歌って踊らない女の子でも愛していけます!』
ロコ『いや、その発言もちょっと…』
ひづめ『私の兄も女子高生がいるだけで尊いとは常々言ってますがイノさんもそうなのですね・・・』
宇希『お兄さんのそういうところ、気にしていこう!』
チア部、フルーツタルト『ぷっ、ふふっ、あははは!』
虎徹『はぁー、私たちはお兄さんのことはわかってるはずなのに笑っちゃった』
イノ『でもそうですよね…失敗したって大丈夫だし、チアでやってきたこともアイドルとしてやってきたこともどちらも人に勇気を与えること、心を動かすことです!私たちがガチガチじゃお客さんも不安になっちゃいますよね』
こはね『よし、チアパワー、オブフィナーレ!発動だよ!』
運営スタッフ『ついに本日のメインイベント!「落ちこぼれフルーツタルト、神之木高校チアリーディング部」によるコラボステージです!』
ひづめ『さっ、全員で円陣を組んでからいきましょう!』
ロコ『よしいくぞ!せーのっ!』
フルーツタルト『落ちこぼれフルーツタルト!』
チアリーディング部『神之木高校チアリーディング部!』
ひづめ『いくぞー!』
全員『おー!!!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
虎徹『私、ちゃんと歌えてたよね!』
へも『私たちもチアもできてました!』
はゆ『う゛、う゛え゛え゛ーーーん!うまくできてよかったよぉー!』
ロコ『うう・・・わたしもこんなにお客さんが盛り上がったのはブロ子時代以来だ・・・』
ニナ『よーしよし、二人もよく頑張ってたね〜』ナデナデ
花和、宇希(二人の子供のお母さんみたいだ・・・)
ひづめ『花和さんもありがとうございます。私の居ない間練習を引っ張ってもらって』ぽん
花和『あわわ・・・いえ、ひづめも頑張っていましたから!』ぼんっ
ランプ『お客さんも大満足だったそうです!』
宇希『あれ?こはねとイノさんは?』
へも『こはねちゃんは有り余るチアパワーがおさえ切れないよーっていってどこかに飛び出しちゃいましたけど・・・』
宇希『こはね〜!!』
ロコ『追いかけて行っちゃった…イノはどうせお約束で漏らしたんだろ』はぁ…
イノ(in トイレ)『っつ、いつもお約束で漏らしているんじゃありませんから!!』
後日譚
Sideおちこぼれフルーツタルト
はゆ『いやー昨日は大変だったね、筋肉痛で全身ガタガタだったよ』
へも『そうですね、私たちってアイドルとしてダンスしてはいますけどあまり体力とかないですし』
はゆ『そういわれるといのっちはすごかったよね、昨日も筋肉痛とかなさそうで普通に里に買い物とか行ってたし』
へも『そうですね、さすがイノ先輩です!』
はゆ『ん?リビングから音?こんな時間から誰がいるんだろう・・・』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
???『じゃ、じゃあロコ先輩いきますよ』ジュルっ
ロコ『う、うう、イノ、やさしくな』
イノ『じゃ、じゃあ失礼して……』
ロコ『あっ、そこっ、いやぁっ』びくびくっ
イノ『ロコ先輩ここがいいんですか?いいんですね!?』
ろこ『やっ、やぁ…///』
はゆ:がちゃっ『ちょっと待った!イノっち何してるの!ついに一線超えちゃったの!!??』
へも『…………………』バチバチっバチバチっ
ロコ『わー!!へも!それを無言でこっちにむけるな!!誤解だ!!』
いの『これはマッサージです!ロコ先輩が今日になって筋肉痛で動けなくなっているのをみて私がやりたいって志願したんです!』
ろこ『イノにマッサージさせるのは貞操の危険があるから嫌だったんだが・・・まさか2日後に筋肉痛になるとは私も歳だな・・・湿布だれかとってきてくれ』
へも『なーんだ、そうだったんですね、てっきりイノ先輩をロコ先輩が色仕掛けで籠絡しちゃったのかと』
イノ『さすがに襲いませんよ、ロコ先輩がそうしてほしいならもちろん喜んでそうしますけど・・・ところでへもちゃんのもってるそのバチバチ言ってた機械ってなんですか??電気マッサージ器ですか?』
へも『いえ、これを人に当てるのは・・・これは、スタン…じゃない、悪い虫を追い払うための物で・・・そ、そう!殺虫ラケットです!!これ!』
イノ『へぇ〜、これが殺虫ラケットってものなんですか!田舎ではあんまり見たことなかったんですけど、都会ではこんな感じなんですね、いや、エトワリアならではの形なんですかね?』
ろこ(私はもうなにもいわないぞ・・・)
はゆ『あれ、ところでになちゃんは?』
ロコ『になはもっとひどい、ベッドからすでに動けないってさ』
はゆ『あーおっぱいおっきいもんね』
イノ『それはあんまり関係ない気が・・・』
ロコ『まあ、ニナはもともとあんまり運動得意じゃないからな、まあ仕方ない。とにかく、今回のコラボ回で得るものとかあったか?私は不健全を逆に流出させてしまった気がしてならないんだが・・・』
はゆ『だ、大丈夫だと思う・・・。私たちは貴重な体験させて貰ったじゃん!あんな人がぎっしりなライブ現場にみんなと一緒に参加出来たのはとてもうれしかったよ!』
イノ『これが現実の世界でも出来るように頑張っていきましょうね!!』
ロコ『そうだな、今度は私たちの力であそこまでのライブが出来ると良いな』
みしっ
ロコ『あたたた・・・体中が』
へも『体力ももっとつけないとですね・・・』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
同じ頃 チアアップハイスクール
こはね『いやーフルーツタルトさん、面白かったね!』
花和『そうね、向こうも向こうでこう・・・ハチャメチャだったわね・・・』
虎徹『何というかこう、生々しかったね』
宇希『まあでも楽しかったよな』
ひずめ『新しいチアの材料も見つけましたし、フルーツタルトさんの楽曲もいただけましたね』
こはね『これからはチアも出来ちゃうしアイドルだって出来るようになったんだよ!!新スタンツ、ねずれんじゃー!』
宇希『こはねのアイドル!?いいいくら貢げばいいんですか!?』
虎徹『宇希ちゃん、落ち着いて…』
ひづめ『アイドル部…また一人になるんですか…』
花和『わー!わー!わー!先輩落ち着いて!だれもアイドル部設立するとはいってないですから!』
ひづめ『う、うう、いえ、大丈夫です。ごめんなさい、取り乱しました。私は私でフルーツタルトさんから学ばせてもらいましたから…こはねさんとはまた違ったタイプのポジティブな人たちをみて、そこから少し学べたんですよ。』
花和『そ、それならよかったです』
ひづめ『・・・ぐふっ』
花和『あー!やっぱり気にしてるじゃないですか!先輩の顔が漫画みたいに作画崩壊してます!無理しないでください!帰ってきて帰ってきて!』
以上です。お読みいただきありがとうございました。
感想や、こうしたほうがいいといったものをどんどん書いていってください。作者が喜びます。一応もう少しだけ書きたいところがあるのでそれも書いていきたいと思っています。
思ったよりも長くなってしまいました…ここまで読んでいただき、改めてもう一度、ありがとうございました。
見事におちフルに染まっていて、アニマ要素が薄まっていたような…面白かったので良し。後タイトルのセンスが良くて好きです
二つの作品の雰囲気やネタを取り入れつつ、別作品同士のキャラの絡みがあってすごく面白かったです。
特におちフル好きな感じが伝わってきました。
次回作もお待ちしております。
>>19
コメントありがとうございます!
どっちかがどっちかの引き立て役になる展開は避けたいなと思っていたのですがやっぱり難しいですね…
>>20
石岡さん!?『ひづめ「鏡の世界ですか?」』読んでました!!
キャラクターの心情とか設定とかがよく考えられてて、世界観ががらっと変わるのにすっごく読みやすかったです!(読んだ勢いでアンケートまで記入した人)
>>21
滝川さん、リレーSSはきらら界隈の広い知識理解と即興性がいると思います(私にはできないので尊敬です…)これからもがんばってください!
>>22
返信ありがとうございます。鏡アニマとは別のシリーズで、そちらの作品をベースにさせて頂きます
- WEB PATIO -