初投稿です。
中町ぬあちゃんがスティーレに行くssです。
世界観が共有されています。多少キャラが崩壊しているかもしれません…
読みづらいと思いますがよろしくお願いします。
ぬあ「(仕事が終わって、間違えてるあ達と別の電車に乗っちゃって、どうしよ…ここ秋葉原だよね?)」
ぬあ「(あんまり来た事無いから道分かんないし、だとしても秋葉原にはぬあのファンも多い筈だから無闇に道とか聞けないし…変装はしてるけど…)」
ぬあ「(それにしても、お腹すいた……今日朝ご飯抜いちゃったし…お昼もまだだし……)」
ぬあ「(でも、お店に入ってファンの人に気づかれちゃったら大騒ぎだよね。というか、ご飯抜きって言うのもちょっと興ふ…)」
ぬあ「(いやいや、るあに指示されてるわけでも無いんだからご飯はしっかり食べないと。何処か空いてる店……ん?)」
ぬあ「(属性喫茶、スティーレ…?なんだろ、メイド喫茶みたいな感じ?)」
ぬあ「(色んな属性の店員が接客してくれます…ツンデレ、妹、ドS……ドS!?)」
ぬあ「…気になる。」
ぬあ「(お客さんもそこまで多くなさそうだし、ドS接客、気になるからここで食べよ!)」
シャララン
苺香「…いらっしゃいませ、何で来たんですか?」ギロッ
ぬあ「あっ…うお…」
苺香「…はっ!」
ぬあ「(いきなり罵倒!?それにこの目線…なかなか…っ)」ゾクッ…
苺香「(こんな小さな子にいつも通りの接客をしてしまいました…!な、なんと声をかければ…)」
ぬあ「えっと、店の中には入っても…」
苺香「はっ!勿論です!こ、こっちにどうぞ!美味しいお菓子もいっぱいありますよ〜!」
ぬあ「えっ…は、はい。」
苺香「(やっぱり怖がらせてしまったでしょうか…!あわわ、どうしましょう…!)」
ぬあ「(急に普通の扱いに…さっきの目結構ゾクゾクしたんだけど…)」
麻冬「それで…あの子にドS接客しちゃったって訳ね…」
苺香「絶対に怖がらせてしまいました…!私はなんてことを…!」
麻冬「落ち着きなさい。とりあえずあの子の接客は私がするわ。小さい子の扱いは慣れてるの。それに、私の方が背だけなら小さいわ。」
苺香「ま、麻冬さん…!すみません…ありがとうございます!」
麻冬「(苺香は真面目ね…それにしてもこんな店に小さい子一人なんて…)」
ぬあ「(スタッフのメッセージ付きクッキーがあるんだ…何でキッチンの人も…?…ドSパフェ!?滅茶苦茶気になるけど…今は普通のご飯が食べたいし、いっぱい食べるお金も今持ってないし…)」
麻冬「ねえねえお姉ちゃん!なに食べる?」
ぬあ「わっ!?えっと…店員さん?」
麻冬「そうだよ〜!まふゆって言うんだ!お姉ちゃんに美味しいもの食べてもらいたいんだ!」
ぬあ「なら、オムライスを…あっ、オムライスをお願いできるかな?」
麻冬「オムライス?良いよ!まふゆが頑張って作って来るから、待っててね〜!」
ぬあ「う、うん!」
麻冬「(普通に学生じゃないかしら…?それにあの顔確か…)」
ぬあ「(あんな小さい子も店員なんだ…妹属性ってのがまふゆちゃんなのかな。)」
麻冬「どう?まふゆのオムライス美味しかった?」
ぬあ「うん!すごく美味しかったよ!ごちそうさま!」ナデナデ
麻冬「えへへー!お姉ちゃんに褒めてもらえて嬉しいなぁ〜!」
ぬあ「(美味しかったし、ドSパフェ気になるし…今度また来ようかな。)」
麻冬「ありがとー!また来てねー!」
ぬあ「またね、ありがとう!」シャララン
麻冬「(…うん、あの子ね。)」
ぬあ「…ってそう言えば帰れないんだった!どうしよ…取り敢えず今何時…って、携帯あるんだった!電源切ってたし…通知160件!?やば、るあに謝らないと…!!」
苺香「本当に助かりました…!ありがとうございます!」
ディーノ「小さい子にドSキャラは確かに難しいデスよね…」
麻冬「その事だけど、別に大丈夫だと思うわ。」
苺香「え?ど、どう言う事ですか?」
麻冬「あの子、普通に高校生よ。それに結構有名ね。」
苺香「高校生の方でしたか…って有名な方なんですか!?それなら私はなんて失礼な…!」
麻冬「それも大丈夫。むしろドS接客を喜んでると思うわ。」
苺香「えっ?」
麻冬「あの子はM……店長と似たシュミ持ってるのよ。」
苺香「な、なるほど…?」
ディーノ「麻冬サン!?今Mって良いマシタよね!?」
ディーノ「それにしても、何故そこまでの情報を?」
麻冬「あの子は中町ぬあって言って結構な有名アイドルよ。」
苺香「アイドルの方なんですか!…確かに、お休みの時のひでりちゃんみたいな格好してましたね!」
麻冬「でもあれじゃバレバレよね…大丈夫なのかしら。」
ディーノ「麻冬サンアイドル好きデシたっけ?」
麻冬「彼女自身の事はそこまで知らないのだけれど、彼女のグループのリーダーの子がニチアサのヒロインやってるの。」
ディーノ「なるほど…」
麻冬「苺香、もしかしたらあの子また来るかもしれないから、その時はとびきりのドSで良いわよ。」
苺香「わかりました…って本当にドSで良いんですか!?」
麻冬「大丈夫よ。多分。」
ぬあ「(また来ちゃった…スティーレ。)」
ぬあ「(あの時はるあに思い切りお仕置きされちゃったけど……もう一回やられたいな、じゃなくて、今回はちゃんと出かけるって言ったし、お金も持ってきたし…変装もバッチリ。)」
ぬあ「(いざ!ドSパフェ!)」
シャララン
ひでり「いらっしゃーい!あっ!初めての子かな?」
ぬあ「わっ!?」
ひでり「(ってクリームあんみつのぬあさんじゃないですか。変装のつもりでしょうけどバレバレですよ。それにしても大人気アイドルがお忍びでこんな所に…多分性癖的に苺香さんがお目当てでしょうね。なら仕方ないです。)」
ひでり「でもすみません!今日は僕、お仕事で忙しいから、苺香さーん!お願いしまぁ〜す!じゃ、またね!」
ぬあ「は、はあ…」
ぬあ「(アイドル属性の子?何かテンション高かったな…)」
ぬあ「(それに、苺香さんって確か…!)」ゴクッ
苺香「…はっ、また来たんですか?それも私目当てで?……気持ち悪いですね(笑)」
ぬあ「(ドSの人だ…っ!あ、相変わらずゴミを見るような目線…!)」ゾクゾクッ
苺香「(確かに麻冬さんの言う通り、反応が店長さんに似てますね。うう…でもやっぱり罪悪感が…)」
ぬあ「え、えっと…入って良いですか…?」
苺香「他のお客様の邪魔にならない様、隅のほうのの席にでも行けばどうですか?そのくらい自分で考えてください。」
ぬあ「は、はいぃ!」ゾクゾクッ
ぬあ「(これはかなり…快…感…!)」
苺香「それで?注文早く言ってくださいよ。貴方の声耳障りなので手短に済ませてくださいね。」
ぬあ「(アイドルの命の声を否定された…!)」ゾク…
ぬあ「ならドSパフェ一つ…」
苺香「ドSパフェですか、存在が邪魔なので存在感消して待っててください。」
ぬあ「は、はいぃ…!(存在すら否定された…!!すごい罵倒…!!言葉責め…キモチイイ…)」ゾクゾク…
苺香「(凄いにやけてます…私本当にこれで良かったのですか…!?)」
苺香「お待たせしました。とっとと食べて速やかにお帰りください。」
ぬあ「はい…!」
ぬあ「(ドSパフェ、見た目は普通だけど、何かすごい匂いが…まずは一口…)」
ぬあ「はうあっ!?」
ぬあ「(何これ…!?辛い…苦い…くさい…痛い…っ!)」
ひでり「苺香さん、アイドル相手でもえげつい接客しますね…それが苺香さんの良い所ですけど。」
苺香「やっぱりそうですよね!今すぐ謝りに行った方が…!」
ひでり「いや、それは良いと思いますよ。見てくださいあの顔。」
苺香「え?」
ぬあ「おえ…っ…ん…最高ぉ…っ」ゾクゾクゾク…ッ
ひでり「アイドルがしちゃダメな顔してますけど、喜んでますよ。」
苺香「は、はい。」
苺香「ありがとうございました、二度と来ないでくださいね。」
ぬあ「はいぃ…」トローン
苺香「…ごめんなさいごめんなさい!」
麻冬「あら、あの子また来てたのね。」
ひでり「麻冬さんも知ってたんですか。いやぁ、ドMというのは凄いですね〜。」
麻冬「ドM属性は…無いわね。」
ひでり「どう接客するんですか。」
苺香「うーん…やっぱり凄い罪悪感が…」
麻冬「それでやっぱり苺香は良い子ね…」
ひでり「と言うか、ぬあさんとるあさん、プライベートでもSMでラブラブって聞いたことありますけどぬあさんこんな所に来て大丈夫なんですかね。実質浮気じゃ無いすか。」
麻冬「知らないわよ…」
ぬあ「ただいまー…」
るあ「おかえり、ぬあ。それで、一人でどこ行ってたの?」
ぬあ「うん、喫茶店に。」
るあ「ぬあが喫茶店って、なんかウケるw」
ぬあ「どう言う事!」
るあ「…そうだ!ちょっとレシート見せて!」ピラッ
ぬあ「え?…え?」
るあ「…喫茶店スティーレ、あー、有名な属性喫茶だよね。ドSの人に接客してもらったんだー。パフェまで頼んで。」
ぬあ「えっ!?あ、ま、まぁ…」
るあ「どうだった?スティーレの人のドS。」
ぬあ「え?ま、まぁよ、良かった…?」
るあ「…ねぇ、ぬあをいじめて良いのは私だけだよ?それなのに自分からそんな所に行って…」ドサリ
ぬあ「わっ…る、るあ…!?」
るあ「浮気だよね?…ぬあは浮気する様な悪い子だったんだー。」
ぬあ「る、るあぁ…」
るあ「ふふ、とびきりのお仕置きしてあげるから、覚悟しててねおん」
ぬあ「………るあぁ……」ゾクゾクゾクゾクッ
その後るあによるとてつもなくハードなSMプレイが繰り広げられましたとさ。
おわり
>>14
アアッ…最後の最後にミスってました…
×「ふふ、とびきりのお仕置きしてあげるから、覚悟しててねおん」
○「ふふ、とびきりのお仕置きしてあげるから、覚悟しててね♪」
遅レス申し訳ないです・・・
とても面白く拝見させていただきました!
素晴らしいオチでした!
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