がっこうぐらし!の現時点での単行本を全部読みました・・・。
ラスト12巻が気になります。
胡桃とクロのクロスssです。拙作ながら付き合っていただけると嬉しいです。
最初の話はシリアスな内容ではないので大丈夫です。
しかも、胡桃の☆5を入手できていないから、胡桃のメモクエもできていない・・・
本当にすみません。
キャラに関しては原作に基づいてればいいんじゃないかと思います。(私は違和感はないです)
しかし、りーさんの日本の紹介が海外の間違った日本のイメージみたいなことに…男性はサムライ、女性はゲイシャですね…
感情とか思想とかが絡むことか、もしくはギャグ時空でも描かない限りは、そこまで違和感って出ないと思います、多分……
それに関しても、このBBSではあんまり目くじらたてられてないような。
りーさんの説明だけだと、うららの世界でも全部当てはまりますね。
……『かつては犯罪も少なくとっても平和な国だった』てとこ以外は。
>>113
感想ありがとうございました。
そのように言ってもらえるとうれしいです。
ニジュク「ねーりーさ!おすしにぎって!ニホンのひとたちみんなおすしにぎれるんだよね?」
りーさん「・・・・・・(そんなもの職人以外作れないって・・・)」
クロ「こらニジュク、あんまり困らせちゃいけないよ」
みたいなことになったりしてw
>>114
感想ありがとうございました。
みなさま優しくて感謝です!
結構うらら迷路帖もクロとがこぐら同様割と闇深いとこがあったりしますね。
今更ながら、このssのガイドラインを明記したいと思います。
・「棺担ぎのクロ。」と「がっこうぐらし!」のクロスssです。
・どちらもシリアスな作品であることと、クロと胡桃、2人とも角が生えていることや同じような境遇になっていることから着想を得ました。
・エトワリアで交流しているという設定です。
・基本一話完結です。
・時々シリアスな内容になるかも・・・。
・両作品のネタバレが入る可能性があります。
・基本毎週土曜日更新(土曜日の何時に投稿するかは不明です)
・他のきらら作品のキャラもたまに登場することがあるかも
・両作品の原作とアニメは見ていて、両作品のきらファンでの関連シナリオやイベントは基本やっていますがワンダーランド及びがこぐら登場人物のメモクエは未プレイです。(去年の4月からやったもので・・・)
今日、夢の中でモーが出てきた。どうやら彼女はこのエトワリアにも現れるらしい。
「全く、いつまであの胡桃とかいう子とずっと一緒にいる気?」
「・・・そんなのわからないよ」
「人と積極的に関わろうとしなかった臆病なアンタが、なぜあの『がくえんせいかつぶ』とかいう子たちに自分から協力を申し出たのかとても不思議に思ったわ。でも、それもようやくわかった」
「へえ、それはなんだい?」
「あんた、一人でも大丈夫みたいな顔をして本当は自分といてくれる仲間が欲しいんでしょ?」
「・・・・・・」
「あのコウモリにしろ、あの双子にしろ、きららとかランプという子にしろ、がくえんせいかつぶの子達にしろ、あなたを助けようとしている彼女たちは黒く浸食してくる呪いにかかっていない」
「・・・・・・」
「だから心の奥底で疎外感を感じている。しかもほとんどのクリエメイトとかいう子達が、みんな普通の日常を送れているんならなおさらね」
「・・・確かにね・・・」
クリエメイトという言葉を聞いて、私はGAの生徒の一人、山口如月を思い浮かべた。
「あんたが子供の頃、しょっちゅう発作を起こしたときによく思っていたわね?もしモーと一緒に旅が出来たのならどれだけ寂しくなかったのだろうかって・・・」
「・・・あの時、モーが『終わらなければ』確かに君自信を連れて行っただろう。そして君は私の生涯の友になっていただろう」
「もしかして、あの胡桃って子は私の代わりみたいな子なの?あの子は別に魔女の呪いにかけられているわけじゃないのよ?大分黒い呪いみたいなのには罹っているけど」
「そんなことはわかっている。胡桃とモーは違うよ」
「でも重ね合わせずにはいられないでしょう?私を助けられなかったからって、一緒にいれなかったからって、やり直そうって所?」
モーは随分私に揺さぶりをかけてくる。もしかしたら私の心の奥底にある気持ちを代弁しているのかもしれない。彼女の言葉に私は否定しきれなかった。
「後、アンタはあの双子を黒くしてしまうのを恐れているように、もう一つ怖がっていることがあるわね?」
「それは私が胡桃を3人から連れて行ってしまうかもしれないことかい?」
「よく自分のことをわかっているじゃない」
確かにその通りである。あの4人は誰一人欠けてはいけないことは明白だ。そこに私のよう根無し草がやってきて、胡桃を3人から奪ってしまうのではないかと自分が恐ろしくなってしまう。
これでは本当に、自分は死神ではないか。
「ま、あの娘にどうしても関わりたいのなら、もう私が口出すことではないけど」
そういってモーは霧のように消えた。
私は目を覚まして胡桃のことを考えた。果たして彼女は私と関わってよかったのであろうか?
ここはルーム。エトワリアにやって来たクリエメイトが共有している部屋である。
今胡桃とクロの二人がいた。他のみんなはトレーニングや買い物やらに行っている。
2人は何を話しているのだろう?
「ニジュクとサンジュは元の世界元気にやっているだろうか。風邪を引いたり、怪我をしたり、変な人についていっていないか心配だ」
「きっと大丈夫だろ。子供は案外しっかりしてるものだぜ」
「元の世界に私がいると言っても心配なものは心配だ。私はちゃんと面倒みれているのか?」
「少しは自信を持てよ。お前は十分すぎる程2人のためのことをしているじゃねえか」
「ニジュクとサンジュは本当に危なっかしいことばかりするから・・・」
「はしゃぎ盛りなんだろうな」
「君達にもあいさつをさせないとな」
「ああ、楽しみにしてるぜ」
「魔物から2人を守るために私自身ももっと強くならねば・・・」
「あんまり無茶すんな。過労でぶっ倒れるぞ」
クロは胡桃に双子のことをずっと話していた。もう二時間以上も双子のことを案じている。
「すごく心配しているな・・・。アタシもここまで双子の話に付き合わされるとは思わなかったぜ。まるで妹大好きなココアだな」
「そういう胡桃こそ一体いつまでシャベルを磨いている?もう三時間じゃないか。腕疲れないのか?」
胡桃はクロの話を聞きながらもシャベルを肌身離さず持っていた。
「いや、疲れているんだけど何だかやめられなくて・・・」
「もう十分じゃないか?」
シャベルは磨かれすぎてピカピカに光っていた。
「う〜ん、何だか磨くこと自体が趣味になっていると言うか・・・。せっかくの休みなのにな・・・」
お互い好きなものに集中する質なのである。
クロはエトワリアに来て、少し似たような境遇の人がいて…ある意味依存のような状態になっているのかも…?
クロも胡桃も集中するとどっぷりな部分ありますからね……
>>127
感想ありがとうございました!
クロは幼い頃、同じ呪いにかけられたセンに結構甘えていましたので・・・。そういう面もあるかなって・・・。
2人に限らず、エトワリアに来てからクリエメイトのみんなはより自分の好きなことに打ち込んでいるっぽいので・・・。
「なあクロ、ニジュクとサンジュって幽霊をみることができるのか?」
ラビットハウスから買った、自分のお気に入りのブラックコーヒーを飲んでいた(ココアの姉が召喚されてクロは驚いた)クロは胡桃にそのような質問をされた。
「ああ、その通りだ。前とある屋敷を訪れた時、女性の亡霊を確かに視ていた」
「幼い子供ってそういうのが見えるって聞くけど本当なんだな・・・」
「いや、ニジュクとサンジュはそういう不思議な子達だから・・・」
「・・・じゃあさ、2人ってめぐねぇを見ることが出来るのかな・・・」
そういうと胡桃は右腕を抑えた。
そう、佐倉慈は元の世界で既に亡くなっている。しかし由紀にとっては佐倉先生はまだ生きているのだ。
クロとセンも悠里たちからお願いされて、そんな由紀に合わせているのだ。ただしセンは「なんかそこにいる気がする」と言っているが。
クロもセンも誰もいない空間を指して「めぐねぇ」を紹介してきた由紀に動揺したものだ。
「・・・もし、佐倉先生が見えないだけでここにいるとしたら確実にそうだろう」
「そっか・・・めぐねぇとは以前とある世界で再会したことがある。けど、この学園生活部に、エトワリアに来てもなお見守ってくれているって思うと・・・うれしい」
胡桃はワンダーランドの出来事のことを思い出していた。
「・・・もしニジュクとサンジュが佐倉先生が見えるんなら、失礼のないように言わないとな」
「いやいや、めぐねぇだって双子にあったら喜ぶと思うぜ。お前やランプの話から、ニジュクとサンジュはとってもいい子達だってよくわかるからさ」
「私も、佐倉先生はとても素晴らしい先生だと思う。私も是非あって見たかった。うちの飲んだくれで女好きのセンセイも見習って欲しいものだ」
クレアは召喚の館で、あることを考えていた。
(以前クリエメイトを召喚をしたと思ったのに、誰もでてこなかったことがあったな・・・あれは一体なんだったんだろう・・・。多分私の気のせいだよね!)
以下は佐倉慈がエトワリアで書き記した独白である。
去年、クロさんがエトワリアに召喚されてあの人の棺に惹きつけられたらまさか恵飛須沢さんと同じようなことになっている子だったなんて思わなかった・・・。
その後、私が由紀ちゃんと恵飛須沢さんが山の中へとクエストに行っている時にたまたまあの山でクロさんが倒れていたのを、私は由紀ちゃんに教えたのだ。
私がクロさんと学園生活部を出会わせたのは、私が恵飛須沢さんにしたことへのせめてもの罪滅ぼしなのかもしれない。
いや、それ以前にあの黒い呪いに苦しめられている彼女をどうしても放っておけなかった・・・。
今回は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
それにしても自分の書いたものを公開するってって勇気がいる・・・
>>136
感想ありがとうございました!
あくまでも自分の解釈ですが、多分きらら同様クレアも見えないかなって・・・
エトワリアでめぐねぇのことを知っているのはランプだけかな・・・
ライネの訓練所で、夢魔であるメリー・ナイトメアとエンギ・スリーピースが模擬戦をしていて、クロと胡桃は2人の戦いを見学していた。(ちなみに勇魚がメリーを、ユタカがエンギを応援していた。)
クロと胡桃は彼女たち夢魔の噂話をしていた。
「夢魔というものはすごいものだな・・・2人とも恐ろしい身体能力だ」
「全くだ。しかし・・・メリーと出会った時、まさかアタシら以外にも世界に危機が訪れている奴らがいるとは思わなかったぜ」
メリーは自分が夢魔であることや、悪の夢魔と戦っていることを特に隠すことなく他のクリエメイトに話している。
「私は彼女と初めて話した時、私の耳とメリーの耳が同じことをすごく追及された・・・」
クロは自分の耳を触った。
「はは、それはそれは・・・。みきが勇魚から聞いた話だと、メリーが自分のことを話しているのは、他クリエメイトやエトワリアの人達が夢魔の器にされないか気をつけているためらしいぞ」
「そうだろうね。元の世界では夢路という少年が夢魔に取り憑かれた人を見分ける能力を持っていたらしいが、彼はこのエトワリアに来ていないからね。全ての人間の夢を守り、全ての夢魔を返すと発言して実際に行動に移しているんだね」
「全ての人間を守る・・・か。もしメリー達がアタシらのことを知ったらどうするんだろうな」
「絶対に『何かアタシに出来ることはないの?』といって私達を助けようとするだろう」
「でもメリーに限らず、他の皆にはアタシ達の世界のことを言わないつもりだぜ。変に気を使われるのって苦手だしさ・・・。今はこの異世界で出会った友達って関係でいたいよ」
「・・・そうだね。私達も、君達学園生活部ときららとランプだけにしておこうか」
「なに?アタシがどうしたっての?」
メリーが模擬戦を終えて帰ってきた。
「いや、メリーは強くてかっこいいなって話をクロとしていたぜ」
「そう?そういわれると嬉しいわ!」
胡桃はそのように言って誤魔化した。
読んでいただき、ありがとうございました。
勇魚とみーくんってどっちもホラー映画好きなんですよね・・・。
>>143
感想ありがとうございました!
そうですね、意外にもきらら作品ってそういうキャラが多いかなって・・・。
ジンジャーやフェンネルも「守るものがある奴は強い」って言ってましたね。
クロはエトワリアで買ったノートに何かを書き記していた。
「あれ?クロさん何をしているんですか?」
その様子を、たまたま通りかかった美紀が見た。
「ああ、美紀か。他のクリエメイトの皆から聞いた童謡を記録しているんだよ」
クロのノートには「かぐや姫」や「泣いた赤鬼」、「ツルの恩返し」などの日本の民話が書かれていた。クロが描いたイラストがあってわかりやすい。
「もしかして、ニジュクちゃんとサンジュちゃんに読み聞かせするんですか?」
双子のことを考えると、美紀は少し笑ってしまった。クロは双子のことを聞かれるとすこし照れ臭かった。他のクリエメイトからも「クロさんはいっつも双子ちゃんのことを話している」と言われている。
「ああ、そうだ。ニジュクとサンジュも昔話は好きだし、こういうのを聞くときっと喜ぶだろう。それに私もみんなから聞く話が好きだよ。ニホンの童謡はとても素晴らしいものがたくさんあるね」
「・・・そのノート、私にも読ませてもいいですか?」
「構わないよ、そんなに上手くまとめられているわけじゃないけど・・・」
美紀はクロが書いた童話ノートを読んでみた。幼い頃からずっと知っているおとぎ話なのに、こんなに面白くて素晴らしいものであったというのを知った気がした。
「なあに、クロちゃん相談って?」
クロは由紀にとある悩み事を話そうとしていた。センからは「お前が他人に悩みを打ち明けるなんて恐ろしく珍しいな」と言われたが。
「・・・ニジュクとサンジュのことだ。今回、この世界の女神様が君たちのための学校を作ったよね」
「うん!不思議なこともあってとっても楽しかった!」
「・・・君たちがとても楽しそうに学校に行っているのを見ると、ニジュクとサンジュも私と旅するよりは学校に行った方が2人のためになるんじゃないかと思ってしまうんだ」
以前クロは元の世界で魔女の手がかりを探すために学校に入ったことがある。
正直、その時は学校のよさがクロには理解できなかったが、GAや学園生活部など、他のクリエメイトの学校生活が楽しそうなのを聞いて、ニジュクとサンジュも学校に行かせた方が幸せではないかと考えたのだ。
「・・・クロちゃんって本当に双子ちゃんのことが好きだねー。まるで本当のお母さんみたい」
そういわれるとクロは恥ずかしい気がする。
「だから私はあの2人の保護者のつもりはないってば・・・」
「またまたー。ニジュクちゃんとサンジュちゃんを学校に行かせるかどうかの話に戻すけど、クロちゃんは2人に教えたいことってたくさんあるでしょ?」
「・・・まあね」
「ニジュクちゃんとサンジュちゃんはまだ小さいし、とにかく今はいろんなことをクロ先生が教えていくべきじゃないかな?」
「クロ・・・先生?」
その珍妙な言葉にクロはかなり動揺した。
「そ!クロ先生!!旅路が校舎ってことにすればいいかも!!」
「旅が校舎・・・?ちょっとよくわからない」
「上手くいえないけど・・・、学びの方法は一つじゃないと思うの!だからクロ先生との旅がニジュクちゃんサンジュちゃんにとっての授業にしてもいいんじゃないかな?」
「・・・君がいうように、そういうのも2人にとっての学びの選択の一つかもしれないね。旅をしながらいろいろ教えていくか、一つの場所で学んでいくか、どっちがいいのか焦らずじっくり考えるとしよう。ありがとう由紀、私の相談につきあってくれて」
「どういたしまして!クロちゃんルートクリアかな?」
「は?」
クロちゃんルートという言葉は意味がよくわからなかったが、クロは由紀に感謝した。
『クロせんせい?』
クロと胡桃、二人の共通点や対となる点を書きだしていこうと思います。
完全な私見なので、チラシの裏レベルのものだと思ってください。
・黒い呪いと感染
・エトワリアに来てから角が生えた。
・名前を数字直すと96が入る。(クロ→96、胡桃→963)
・目が赤色
・クロは旅、胡桃は陸上と足に関係した特技を持っている。
・守りたい存在がいる。(クロはニジュクとサンジュ、胡桃は学園生活部のメンバー)
・憧れている男性がいる。(クロはフカシギ、胡桃は陸上部の先輩だった)
・知恵がある長い付き合いのある人物(セン、悠里)に心配され、元気で明るい存在(ニジュサンと由紀)に励まされている。
・対比
・クールな性格のクロと活発な性格の胡桃。
・同年代の少女とあまり付き合わないクロと同年代の友人がいる胡桃。
・棺は土に埋められるものであるが、シャベルは土を埋めるものである。
・クロは子供の頃に呪いをかけられたが、胡桃は感染されたばかり。
・クロは体中に包帯を巻いているが、胡桃は腕のみである。
・手が温かいと言われたクロと体が冷たい胡桃。
「あ!胡桃様!クロ様!!」
胡桃とクロの2人が里を歩いていると、ランプとマッチに出会った。
「ランプじゃねえか」
「今日は休日かい?女神になるための勉強は?」
「はい!たった今先生の補修が終わったばっかりで!!」
胡桃とクロはランプの言葉に呆れてしまった。
「全く、ランプも最初から補修なんて受けなければいいんだけど・・・」
「マッチは黙っていて!今日はお二人方に合わせたい子がいるのです!」
「え?誰だ」
「私達に?」
「ニロク、出てきてください!」
「は・・・初めまして・・・」
ランプの後ろから小柄で髪の長い優しそうな子が出てきた。
「なに?さっきからランプの後ろに隠れていたのか?」
「全然気が付かなかった・・・」
胡桃とクロはまずそのことに驚いた。
「ニロクは私と同じ女神候補生で私の友達なんです!」
「ランプと違って真面目で勉強ができるんだけどね」
ニロクはクロと胡桃を見てもじもじしていた。
「わ、私はニロクといいます・・・」
「さっき名前聞いたけど」
クロはこの子は恥ずかしがり屋だと思った。
「ニロクはクロ様と胡桃様の大ファンなんです」
「そうなのか?」
胡桃は自分のファンがいると聞いて照れ臭かった。
「私なんかが・・・クロさんと胡桃さんに会いに行ってよかったわかりませんけど・・・ランプが無理やり連れてきて・・・」
「いや、そんなことはないよ」
「ああ、アタシらのファンってなんだかうれしいな」
ランプとニロクと別れた後、胡桃とクロはニロクの話をしていた。
「いやあ、握手までしてもらったなクロ。考えりゃアタシらが好きなのはランプだけとは限らねえな」
「そうだね。このエトワリアには私達クリエメイトが好きな人がたくさんいるのだろう。私達はそういった人達のことをありがたく思わねばならない」
「ってことはさ・・・アタシらの事情を知っている人たちもこの世界でたくさんいるってことだよな・・・。当然あのニロクって子も・・・」
「・・・そうだね」
「アタシの感染を知ってどう思っているのかな?やっぱりアタシを怖いと思っている人が多いのかな・・・?」
「・・・怖いと思っている人もいるかもしれないが、それ以前に君や私を心配してくれる人も多いだろう」
ふとクロは、自分がこの世界に召喚された時、自分のために泣いてくれたランプや自分と向き合ってくれるといったきららのことを思い出した。
「・・・そうだな!アタシも胡桃ファンクラブのメンバーのニロクちゃんために頑張るか!!」
「ファンクラブって・・・」
クロは胡桃の発言に呆れつつ笑った。
今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。
オリキャラを出すのはなかなか勇気があった・・・。
人は自分が持ってないものに憧れるので大切な人のために戦い続けるような強い意志を持つ2人のファンとしてニロクの性格を恥ずかしがりにする所が良いですね。
あと今気づいたけど棺とシャベルが相対するアイテムとして扱われて草
>>159
感想ありがとうございます!
あの二人のファンとなるとノノみたいな人見知りが合うかなって・・・。
棺とシャベルは埋めるものと埋められるものですからね。
胡桃「ようクロ、元気か?」
キョージュ「・・・・・・私はキョージュだ、胡桃殿」
クロ「いい加減私と彼女の区別をつけたらどうだ?胡桃。正直わざとやっているようにしか見えないぞ」
胡桃「あ・・・そっちか・・・。だってお前とキョージュ、どっちも真っ黒だからな・・・」
クロ「全く・・・。注意深く見ればそれぐらいの違いわかるはずだろう?」
リゼ「・・・・・・だから私は胡桃ではないぞ。クロ、お前まで間違えるのか?」
胡桃「お前も全く人のこと言えねえじゃねえか。そりゃ髪のが同じでどっちも武器を持っているという点では同じだけどさ」
セン「しかし世の中にはそっくりな奴が3人いると聞くけどな」
クロ「私もニジュクとサンジュの耳と尻尾と髪型以外で見分けがつけられたらいいんだけど」
胡桃「お〇松くんか、あそこまでそっくりな双子の見分けなんてつけられるわけがねえだろ」
クロ「でもランプは違いがわかるらしい」
胡桃「なんだって!?さすがとでも言うべきか・・・。あいつのクリエメイト好きは半端じゃねえからな」
セン「全く、保護者の面目丸つぶれだな、クロ」
クロ「だから私は保護者になったつもりはないと言っているだろう?」
このssにおけるクロは、学園生活部のメンバーにとって本編の自堕落のメンバーや椎子さんみたいなポジだと言えるかも・・・?
「ニジュクとサンジュが全然この世界にやって来る気配がしない・・・」
「・・・・・・」
そう言いながら、クロは胡桃の髪をいじっていた。
「それがなぜアタシの髪を結ぶことにつながるんだ?」
「いや、サンジュは三つ編みをしているんだ。元の世界ではよくサンジュの髪を直したいてね・・・。最近これをやらないからなんだか手が寂しくて・・・」
「・・・まあいいけどさ・・・」
胡桃はクロが双子がいなくて寂しがっているということをとてもよく感じ取った。クロは胡桃の髪をサンジュのような髪にした。
「サンジュってこういう頭なんだな。かわいいな」
「ん?そうかい?」
「しばらくはこれで過ごすとするか!」
胡桃はこの髪を他のメンバーに見せに行くことにした。
「よう美紀!」
「・・・あの、どちら様ですか?」
美紀は冗談で言っているようではなかった。
「・・・髪型変えたぐらいでそんなに印象変わるのか?」
ふと胡桃はあることを思いつき、近くにあったシャベルを恐る恐る持ってみた。
「え?もしかして胡桃先輩ですか!?」
「お前にとってアタシはシャベルが本体なのか?」
以上です。読んでもらいまして、ありがとうございます。
さて、今回でそろそろこのssも終了させていただきたいと思います。
特にストーリーらしいストーリーもありませんでしたが、これまでお付き合いいただいた方々へご感謝いたします。
別のssでクロと胡桃の絡みを書くかもしれませんが。
今までありがとうございました!
お疲れ様でした。
きららでは異色の経歴の2人だけに、「ストーリーらしいストーリー」がないことが幸せなんでしょうね。
お疲れ様でした!
最後をギャグで締めるのが日常っぽいからか、戦い続ける2人にとって理想的なオチだと思います。
>>168
感想ありがとうございました!
最後はどうしようか考えずに書いてきましたが、そう言われると嬉しいです!
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