注意
この作品は、きららが誰からも認識されなくなる呪いをかけられて、奮闘するお話です(一応そういう話ですが、結構ヤバイです)
第17作目です。誕生日記念と言っていますが、あくまで偶然で、考案自体は2か月前です(冒頭で放置していたが、投稿4日前に強烈なインスピレーションが炸裂し、1日で9割を完成させて、投稿した次第です)
ひどいくらい下ネタが多いです。当初はシリアスの予定だったんですが、結構下品極まりないです(閲覧注意です)
過去作です(pixiv版もあるのでそろそろ貼るのを止めるべきか検討しております)
第1作:【きらファンSS】偶然にも学園生活部の中の人キャラだけで揃ったら
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=938&ukey=0&log=past
第2作:【きらファンSS】やすながゴムゴムの実を食ったら。(エトワリア)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=956&ukey=0&log=past
第3作:【きらファンSS】きらら:「あの天使なクレアがドSになった」
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=983&ukey=0&log=past
第4作:【きらファンSS】シュガーとソルトのすき焼き論争
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1336&ukey=0
第5作:【きらファンSS】コルク:「私と一緒に素材集めを手伝ってくれないか」(第1作外伝)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1341&ukey=0
第6作:【きらファンSS】アルシーヴ・痔・END
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1402&ukey=0
第7作:【きらファンSS】エトワリアアルコール消失事件、カンナの奮闘と黒ずくめの女の野望
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1464&ukey=0
第8作:【きらファンSS】きらら・ハッピーバースデー(7月7日誕生日記念作品)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1497&ukey=0
第9作:【きらファンSS】里娘たちで無人島パロやってみた(きらファン×銀魂)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1588&ukey=0
第10作:【きらファンSS】スニーキング・ザ・フェンネル
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1660&ukey=0
第11作:【きらファンSS】きらら:「さあポルカ、最後の勝負だよ」(トランプゲーム第1弾)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1769&ukey=0
第12作:【きらファンSS】エトワリア宴会狂騒曲、イーグルジャンプ謝罪行脚の巻(第1作外伝)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1827&ukey=0
第13作:【きらファンSS】???:「あっオナラ出そう」(マジ閲覧注意)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1862&ukey=0
第14作:【きらファンSS】夜の里娘たちの部屋・ライネのお仕置き回避大作戦(某テレビ番組パロ)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=1999&ukey=0
第15作:【きらファンSS】Sugar・Life・Crisis〜シュガーは甘い物を一週間断てるか?
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=2140&ukey=0
第16作:【きらファンSS】Conspiracy of Laine〜クレアが太った!(クレア誕生日記念作品)
http://kirarabbs.com/index.cgi?read=2281&ukey=0
ある日の朝、今日もきららの一日は始まる
きららは召喚のために、召喚の館へ
きらら:「おはようクレア」
クレア:「おはようございます。今日も頑張りましょう」
きららとクレアは召喚準備
きらら:「石は準備いいよ。あんまり石がないから今回は頼むね」(切実な顔)
クレア:「それでは、始めましょう」
召喚開始
クレア:「開きますよ〜」(ゲートを開ける)
きらら:「皆さん、私に力を貸してください。コール!」(杖をかざす)
結果は・・・酷かった(お察し)
クレア:「今日はダメみたいですね・・・」
きらら:「そうだね・・・(クレアもう少ししっかりしてよ〜)」
クレア:「次回も頑張ります。また来てくださいね」
きらら:「さようなら(もう・・・そうやって石ばかり持っていく)」(不機嫌な顔)
ポルカの店
きらら:「おはよう、ポルカ」
ポルカ:「よう、きらら」(ハンマーを動かしながら、振り返る)
きらら:「忙しそうだね」(忙しそうなポルカを見て)
ポルカ:「あ〜納期が迫っている仕事が多くてさ〜」
きらら:「じゃあ、邪魔したら悪いから、頑張ってね」
ポルカ:「おう、じゃあな」
クリエメイト達と交流して・・・ランプと遭遇
ランプ:「あっ!きららさ〜ん」
きらら:「ランプ、また今日も脱走したの?」
ランプ:「え〜今日も上手くやっております〜」
きらら:「その顔だと、かなり充実したの?(あれ?誰かいるような)」(アルシーヴの気配に気づく)
ランプ:「え〜もう、ラビットハウスからスティーレまであちこち、今日も充実しました〜」
アルシーヴ:「そうか、今日も充実していたのか?」
ランプ:「げっ!アルシーヴ先生」(振り返ってビックリ)
アルシーヴ:「今日も補習はたくさんあるぞ〜。さあ私とみっちり充実してもらおうか」
ランプ:「あ〜きららさ〜ん」(きららを見ながら、アルシーヴに連れていかれる)
アルシーヴにランプが強制送還された(転移魔法で)
きらら:「あはは・・・アルシーヴさん大変ですね」
夜のライネの食堂
きらら:「今日も美味しいです。ライネさん」
マッチ:「今日は、ランプがいないから、きららの奢りで頼むよ」
きらら:「もう〜調子がいいんだからマッチ」
ライネ:「今日も満足して貰えてよかったわ〜」
コウとりんと共に飲んでいるカンナが
カンナ:「おーいライネ、酒」
ライネ:「はいはい、あまり飲み過ぎちゃダメよ」
カンナ:「アイツ、ランプの面倒で今日来れないからな〜」
コウ:「そういう面倒見の良さがいいことじゃん。おかげでランプは脱走してる」
りん:「そうね、面倒見のいい人がいるから、自由に動けるともいえるわね。私たちと同じね」
カンナ:「あたしとライネの関係と同じだな」
ライネ:「あら、カンナ褒めてるの〜」(酒持ってくる)
カンナ:「さあな。まだまだ飲むぞ」
色んな惚気話があり夜遅くなったが、帰る前にコルクの店へ行く
コルク:「こんばんは、ご所望は?」
きらら:「これとこれを貰うね」(日用品)
きららは代金を払って
コルク:「交渉成立」
きらら:「じゃあねコルク」
コルク:「また来い」
こうしてきららの里における何気ない一日が明日も明後日も来る・・・はずだった
夜の帰り道、きららは一人で歩いていた
きらら:「コルクの店で買い物したら遅くなっちゃった」
???:「貴様が伝説の召喚士か?」
きらら:「貴方は誰でしょうか?」
???:「今までの恨みだ!覚悟しろ」
きらら:「きゃあ!」
きららは攻撃を受けてしまう
きらら:「あれ?なんともない・・・」
敵はどこかへ消えた
きらら:「見失った・・・とにかく早く帰ろう」
きららはそのまま家路につき就寝
翌日
きららは召喚のために召喚の館へ行く
きらら:「クレアおはよう」
クレア:「誰か来たのですか?」
きらら:「クレア、今日も召喚頑張るよ」
クレア:「きららさん、来ないですね」
きらら:「え?私ここにいるよ」(クレアの目の前でアピール)
クレア:「今日は召喚なしですか。お花のお世話でもしましょう」
きらら:「クレア?無視なの。普段の召喚の結果に文句言いたいの?そっちがその気ならさようなら」
コルクの店
きらら:「コルク来たよ」
コルク:「いらっしゃいランプ」(後から入ったランプに向かって)
きらら:「え?」(振り返ってランプを見た)
ランプ:「今日のおすすめは何ですか?特にマッチに対して仕返しできる奴あります?」
きらら:「コルク?聞こえてる?無視してるの?ランプも同じようにしてるの!」(コルクの横で喋っている)
コルク:「だったらこの激辛タバスコがおすすめ。ちょっとでヤバイ」
きらら:「もういいよ!帰るね」(無視されたと思って帰った)
ランプ:「マッチ、覚悟しててね」(タバスコ片手に悪そうな顔)
コルク:「あれ?ドアが開いたような・・・気のせい?」
ポルカの店で3人集まる
カンナ:「出来たぞ。クリエメイトの話で作ってみたんだ」
ポルカ:「これが自転車か〜」
カンナ:「バイク作るにも結構時間がかかるからな〜。これなら割と量産可能だ」
きらら:「へ〜凄いですねカンナさん」(近くにいるのだが聞こえていないので、言っても無駄)
ライネ:「私も乗りたい♪」
カンナ:「ライネには厳しいかな」
ライネ:「なんでなの!」(ちょっと怒った)
ポルカ:「体重が重いから」
ライネに関節技を決められる
ライネ:「ポルカちゃん、次は頭と胴体とお別れする事になるわよ〜♪」
ポルカ:「ごめんなさ〜い。止めて〜死ぬー」
きらら:「完全に私のこと見ていない・・・」(ポルカがライネにお仕置きされているのを背にして去った)
一日中トオルにもてあそばれたマッチがクタクタの顔で飛んでいた
マッチ:「やれやれ・・・トオルの炭酸2号の役は疲れるよ」
きらら:「皆、私のこと無視しているのかな」
マッチ:「お〜い!きらら」
きらら:「マッチの声が聞こえたけど、どうせからかってるんだろうね」(不貞腐れている)
マッチ:「どうしたんだろ?元気がない」
きららは里の外で、モンスターを狩り、その後帰宅(食堂へ行っても見えなければ注文も出来ないので、モンスターを調理して空腹を凌いだ)
翌朝、きららは自分の家で考え事
きらら:「どうすれば気づいてくれるかな?皆して私のことを無視して!」
きららはやすなから貰った悪戯道具を見る
きらら:「悪戯したら気づくかな。怒らせてでも気づかせたい!」
きららは里娘に悪戯を仕掛けて、気づいてもらおうとする作戦に出た。(自分を無視した仕返しの可能性もあるが・・・)
クレア:「♪〜♪(花唄を歌う)」
きらら:「クレアがお花のお世話している」
クレア:「きららさん、どこへ行ったんでしょう?」
きらら:「また私が見えないフリして、クレア、覚悟」(ケツに力を入れる)
きららがオナラした(色々すいません)
きらら:「ちょっと恥ずかしかったかな///」
クレア:「あれ?大きな虫さんでしょうか?」(音が聞こえたので反応)
きらら:「クレア気づいてよ」
クレア:「それにしてもこのお花の匂いは〜(鼻で深呼吸)ん!!(なんて強烈な臭い!ポルカよりクサイ)」(屁の臭いをモロに嗅いでしまい、喘ぐ)
きらら:「昨日モンスター食べたからね。ちょっと仕返し成功♪」(召喚の結果が不調故に仕返し)
クレア:「おっきなカメムシさんがいたんですね♪」
きらら:「まだ気づいてないの・・・次コルクの店行こう」
コルクの店
コルク:「よいしょっと」
きらら:「コルク、今日は棚卸作業してる」
コルク:「昨日も順調な売れ行き♪(鼻歌混じりながら作業)」(ウロ先生曰く「見えないところでは明るい」)
きらら:「何か悪戯は・・・椅子があるから、これだよ」(椅子にブーブークッションを仕込んだ)
コルク:「ちょっと休憩しよう」
座った拍子にブーブークッションが炸裂
コルク:「何?///」(照れた顔で周りを見渡す)
きらら:「やすなさん特製のブーブークッション、効いたかな」
コルク:「さっきはこんなのなかったのに・・・」
きらら:「気づいたかな?(コルクの照れ顔結構可愛い)」
コルク:「またやすなの悪戯?」
きらら:「やすなさん・・・ポルカの所へ行こう」
ポルカの店へ行く。停めてあった自転車を見て
きらら:「何か悪戯は〜このサドル抜いておこう」
ポルカ:「さて、昨日のカンナさんお手製自転車で荷物運べば楽勝だぜ」
きらら:「ポルカ、流石に気づくと思うけど」
ポルカ:「よっこいしょっと」
ポルカのケツに接合部が刺さる(思いっきり全力で跨ったのでww)
ポルカ:「アッー!」(凄い顔)
きらら:「何の躊躇なく乗ったwww」(腹を抱えて笑っている)
ポルカ:「いってー痔に来る!誰だ俺の自転車のサドル抜いた野郎!」(ケツを押さえながら滅茶苦茶怒っている)
きらら:「気づいてくれるかな?」
ポルカ:「あ!そこに落ちてた。俺のつけ忘れかな〜うっかりさんだな〜」
きらら:「・・・ランプ探しに行こう」
歩いているランプがいた
ランプ:「今日はラビットハウスへ行きましょう」
きらら:「ランプ、昨日のお返ししてあげるね」(ちょっと隠れながら後ろを追う)
マッチ:「やあランプ、ここにいたのかい?」
ランプ:「マッチ、連れ戻しに来たの?」
マッチ:「まさか、行くのなら一緒に行こうかい」
ラビットハウスへ行き
ランプ:「美味しいですね。ココア様のパンは」
マッチ:「なぜか僕の形したパンもあるのが唯一の文句だけどね」
ココア:「え〜喜んでくれると思ったんだけど〜」
ランプ:「今日も、マッチの目の前で、パクッ」(煽る顔でマッチの形をしたパンを食う)
マッチ:「煽っているのかい?」
きらら:「よ〜し」
きららはこっそり横取りした(机の下に隠れてひっそり取った)
ランプ:「あれ?一個減りましたよ。マッチ食べた?」
マッチ:「僕じゃないよ」
きらら:「気づいてくれるかな」
ランプ:「マッチの食いしん坊!」
マッチ:「だから僕じゃないよ!」
きらら:「マッチのバカ・・・」(腹の底で怒って外に出た)
マッチ:「ん?きららそこにいるのかい?」
ランプ:「何言ってるのマッチ。そこに誰もいないよ」
マッチ:「待って皆!きららが外へ出たんだって」
ランプ:「変なマッチ」
ココア:「きららちゃんも来てたの?気付かなかったよ〜」
カンナの店
カンナ:「ふ〜今日も設計の仕事が多いな」
きらら:「カンナさんには、これが一番効きそう」
きららは無断でカンナのトイレでビッグベンを鳴らす(作者最低だな・・・)
きらら:「うっ!我ながらなかなかの傑作です」(きららちゃんが変態に・・・)
カンナ:「さて、用足しに行くか」
きらら:「どう反応するかな?」(トイレの前の扉で待つ)
カンナがドアを開けると、便器の中に偉大なブツが・・・
カンナ:「おい!誰だ、○○○流してない奴は!くっせえ」(鼻をつまむ)
きらら:「気づいてくれるかな(ちょっと恥ずかしい///)」
カンナ:「ちょっと待てよ・・・たまにあたしのトイレ借りて流し忘れるポルカいねえし、ライネは店にいる。誰がしたんだ・・・あたしか?」(生活にだらしない故に、気にしない)
きらら:「えっ?」
カンナ:「まあ・・・いいか」(面倒くさくなり、考えるのを止めた)
きらら:「え〜普通気にしないですか?(私の○○○見られただけだった///でもカンナさん知らないからノーカンだよこれは)」
夜ライネの住居スペースに入り、風呂から出てきたライネを待ち
ライネ:「ふ〜いい湯だったわ」
きらら:「ライネさんには、これがいいってカンナさんに聞いたことがある」
ライネ:「体重計ちゃん。今日の私は痩せたかしら〜♪」
きらら:「よ〜し、えい」
体重計はあらぬ結果を示す(ライネの後ろできららが足を乗っけた故)
ライネ:「え?嘘!増えてる!」
きらら:「ライネさん、あんなに驚く顔初めて見たww」
ライネ:「今夜はダイエットね!」
きらら:「気づいてくれない・・・(でも気づかれたら何されるかと思うと、ちょっと危ない事した〜)」
マッチ以外の誰にも気づかれず夜は更け(下半身ネタばっかり・・・すいません)
翌日全員集まって
ランプ:「きららさん、見なかったですか?マッチは見たと言ったんですが、嘘クサイので」
クレア:「一昨日から見かけないですね」
コルク:「ランプより毎日見かけるはずなのに」
ポルカ:「どこか旅に出たんじゃないか」
コルク:「見かけなくなる前の日は、普通の買い物をしていた。それはない」
ライネ:「心配だわ〜」
昨日の話をする
クレア:「そういえば、昨日はクサイオナラをするカメムシさんがいたんです」
コルク:「昨日、私の椅子にブーブークッションがあった。やすなに聞いたら違うと言われた」
ポルカ:「俺はなぜか、サドルを付け忘れて、接合部がケツに刺さった」
コルク:「それはただのうっかり(ポルカ大丈夫なの?)」(笑いと心配が喧嘩したような顔)
カンナ:「うっかりといえば、あたし自分がした○○流すのを忘れて放置してた」
ポルカ:「え〜もうカンナさんの便所借りるの止めよう」(ドン引き)
ライネ:「私なんか昨日は」
カンナ:「昨日太ったのか?」
ライネ:「もう!カンナったら///」(照れながら怒った)
ポルカ:「図星w」
ポルカに拳骨
ポルカ:「いってー」(頭抱えて蹲る)
ライネ:「ポルカちゃ〜ん」
カンナ:「バカだなお前wwwそういうことは言うなって」
ライネ:「明日は飯抜きにしようかしら♪」
カンナ:「悪かったって、飯抜き勘弁」
そんな話の前に里を出て、神殿へ行くきらら、バイクに乗れるようになったのか、それですぐに到着(カンナに密かに作って貰ったのを出した。ちなみに改良によりクリエの力で動かせるようになった模様)
きらら:「もう!皆して私を無視して!」
神殿の門の前に来て(もちろん警備には見えていない)
きらら:「こうなればアルシーヴさんしか・・・」
神殿内に入ってしばらくして、シュガー達が歩いてきた
きらら:「あ!シュガーとソルトだ」
シュガー:「アルシーヴ様に喜んでもらえたよ〜」
ソルト:「シュガーは何もしていませんね」
シュガー:「シュガーとソルト二人で一つなんだからね♪」
ソルト:「全く・・・都合がいいですね」
きらら:「あの二人、気づいてないのかな?」
迂闊にぶつかる
シュガー:「いったーい!誰だーこんなところに何か置いたのはー?」
ソルト:「シュガーが前を見ていないからです。あれ?何もないです?」
きらら:「二人共、気づいてないの?もしかして本当は見えていないの?」(ここで無視されていたのではないと思い始める)
シュガーの声を聞いたアルシーヴがやってきて
アルシーヴ:「何かあったのか?」
ソルト:「シュガーが何かにぶつかったのです」
きらら:「アルシーヴさんが来た・・・どうしよう」
アルシーヴ:「きらら!大丈夫か?」
シュガー:「え?召喚士のお姉ちゃんがいるの?」
きらら:「アルシーヴさん!私のことが見えるんですか?」
アルシーヴ:「もちろんだ。どうしてここに?」
きらら:「アルシーヴさ〜ん!」(ガチの号泣)
アルシーヴ:「どっどうしたそんな泣きじゃくって?何があった?」(戸惑い気味)
シュガー:「よく分からないし聞こえないけど、アルシーヴ様がお姉ちゃん泣かした〜」
ソルト:「シュガー、空気を読んでください」
アルシーヴ:「何かトラブルに巻き込まれたようだな」
ソルト:「とりあえず話を聞いた方がよろしいかと」
アルシーヴはきららに事情を聴く(シュガーとソルトも同席)
シュガー:「本当に召喚士のお姉ちゃんがいるの?」
アルシーヴ:「ああ。確かにそこにいる」
ソルト:「本当に認識不可能です」
きらら:「二人共本当に私が見えないの?私今まで、里の人達が無視していると思っていたんです」
アルシーヴ:「まあ確かに、無視されたと思うも無理はない。二人は嘘をつかない」
シュガー:「シュガーだったら、皆から見えなくなっちゃうのは耐えられないよ〜」
ソルト:「シュガーの性格だと、自暴自棄になると思われます」
アルシーヴ:「消えた日の前の出来事で心当たりは?」
きらら:「前日に何者かの攻撃を受けたんです。何もなかったんですが、ひょっとしたら」
アルシーヴ:「そうか、その黒幕の攻撃が原因だな。お前には呪いがかけられているのが分かる」
きらら:「その黒幕が解決の鍵ですね」
アルシーヴ:「とりあえず七賢者を全員招集する。お前をこんな目に遭わせた黒幕を探す」
アルシーヴは七賢者を招集、ついでにソラも来た
ジンジャー:「皆珍しく集まってるな」
カルダモン:「あたしも招集されたよ」
フェンネル:「二人共、アルシーヴ様がお話される前なのよ。姿勢をしっかりしなさい」
アルシーヴ:「皆聞いて欲しい。きららが私以外の人間に認識されない呪いをかけられている」
ソラ:「え?ここにきららちゃんがいるの?全く分からないわ」
アルシーヴ:「はい、今私の隣にいます」
フェンネル:「え?私より近くにいるのですか?アルシーヴ様の隣は私のものですわ」
ジンジャー:「そこじゃねえよバカ。きららが私たちに見えなくなったってことだ」
セサミ:「アルシーヴ様が、そうおっしゃるなら、本当のようですね」
カルダモン:「ちょっと横で触っていいかな?」
カルダモンが触る
きらら:「ちょっと。カルダモンどこ触ってるの?」
カルダモン:「声は聞こえないけど、感触は間違いないね」
シュガー:「今度は、シュガーが試しに舐めてみるね♪」
きらら:「きゃあ!やめて〜」
シュガー:「召喚士のお姉ちゃんの味がする」
アルシーヴ:「シュガーその辺にしてやれ。きららが困っている」
ソラ:「私も触りた〜い♪」
アルシーヴ:「ソラ様・・・御戯れを、きらら、スマンな」
きらら:「いえ大丈夫です」(ソラに頭をナデナデされて)
色々あって本題に入る
ソラ:「そうなると、その黒幕を探さないとね」
カルダモン:「アルシーヴ様、これはあたしの作戦だけど、黒幕はきららを狙っている」
ジンジャー:「そりゃそうだろ。一体どんな怨みを買ったのかは知らねえけど」
カルダモン:「きららが、エサになって、黒幕を引き寄せる他はないよ」
フェンネル:「ねえカルダモン?なぜ黒幕はきららを今まで襲わなかったの?」
カルダモン:「無視されたと思って自暴自棄になる時期を伺っていると思う。いきなりやるのは簡単だろうけど、精神的に限界まで追い詰めてやったほうが復讐を果たしたと思うよ」
セサミ:「なるほど、相当強い怨みですね」
シュガー:「カルダモン、召喚士のお姉ちゃんがどこにいるか分からないと、シュガー達いざという時にアルシーヴ様以外戦えないよ」
ソルト:「そうですね。シュガーにしては頭がいいですね。それにソルト達が護衛に廻ると黒幕は出てこれないです」
アルシーヴ:「それならこれを使うといい」
きらら:「これは何ですか?」
アルシーヴ:「カンナに作って貰った防犯ブザー的な物だ、場所が特定できれば、七賢者全員対応可能だ」
フェンネル:「流石はアルシーヴ様、なんて素晴らしい作戦」
アルシーヴ:「七賢者は全員私と共に神殿に残り、いざという時は、私の転移魔法で黒幕に奇襲を仕掛ける」
きらら:「私はなるべく普通を装った方がいいですね。ここを出るときに」
アルシーヴ:「そのほうがよい。悟られてはならんからな」
きらら:「皆さん、私のために協力してくれてありがとうございます。必ず生きて里に帰ります」(泣きながら感謝する)
アルシーヴ:「うむ!作戦成功を祈っている」
ソラ:「姿や声は見えないけど、きららちゃん頑張って♪」
黒幕を探す
きらら:「(アルシーヴさんがついているんだ。大丈夫)」
神殿から少し離れたところを歩いていると黒幕が現る
???:「召喚士よ。繋がりを失った気分はどうだったかな?」
きらら:「貴方があの時の黒幕ですね!」
???:「その通りだ、今日ここで貴様を消してやる」
きらら:「そうはさせません」
???:「コールを使ってもお前の姿は見えないだろう」
きららが防犯ブザー的な奴を使い、アルシーヴと七賢者が転移魔法でやってくる
アルシーヴ:「貴様が黒幕だな」
???:「何!筆頭神官と七賢者がなぜ?召喚士の姿は見えないはず」
アルシーヴ:「迂闊だったな黒幕よ。私にはきららが見えている」
全員臨戦態勢に入った
アルシーヴ:「もう言い逃れは出来んぞ。覚悟しろ!」(カリスマ全快)
シュガー:「シュガーの本気見せてあげる♪」
セサミ:「お仕置きが必要ですね」(メガネに手を当てて)
カルダモン:「君は、あたしを楽しませてくれるのかな?」(得物のナイフを舌なめずりしながら)
ソルト:「シュガーと二人で力を合わせた実力を見せます」
ジンジャー:「久々に本気でやってやるぜ」(バットを構える)
フェンネル:「アルシーヴ様を怒らせた罪は重いですわ。覚悟はよろしくて」(流浪のフェンネル時代の闘気を見せる)
ハッカ:「面白展開、胸熱」
アルシーヴ達に黒幕はフルボッコにされた(完全にオーバーキルですがww)
アルシーヴ:「さあ、きららを元に戻せ」
???:「ふっ・・・私以外ではこの呪いは解除できないぞ。『うん』と言わないからな」
アルシーヴ:「そうか、カルダモン頼む」
カルダモン:「了解、さて覚悟はいいかな」
???:「え?」
カルダモン:「耳栓して」
黒板を擦る音を聞かせる
???:「ああああああああ!」
カルダモン:「抵抗するならこれ以上のお仕置きを用意しているけど、大人しく従った方が賢明だよ」
???:「分かった分かった。今します」
黒幕がきららの呪いを解除してきららは元に戻る
シュガー:「召喚士のお姉ちゃんだ♪」
セサミ:「きららさん、本当にいたんですね」
カルダモン:「おかえり、きらら」
ソルト:「おかえりなさい」
きらら:「本当に見えるんですか?」(やっと認識してもらったことに涙を流す)
アルシーヴ:「皆がそう言ったのだ。お前もよく頑張った」
ジンジャー:「あ〜ここまでよく頑張ったぜ。きらら」
フェンネル:「きらら、アルシーヴ様に感謝することね。アルシーヴ様の作戦成功に役立てたことを誇りに思いなさい」
ハッカ:「感動場面」
アルシーヴ:「きらら、今日は疲れただろうから神殿に泊まるとよい。明日は里で元気な姿を皆に見せてこい」
きらら:「本当にありがとうございます。皆さん」
???:「じゃあもう私はここで」
アルシーヴ:「カルダモン、こいつを里に連れていけ」
カルダモン:「了解、君にはもう少しお灸を据える必要があるからね。大人しくしてね」
???:「あ〜お仕置き怖い」
翌日、バイクに乗って里に帰ってきたきららを里娘たちが出迎える(カルダモンから事情を聴いた)
ランプ:「きららさ〜ん!おかえりなさ〜い」(抱き着く)
きらら:「ランプ、ただいま」
ランプ:「本当にごめんなさい。きららさんにこんな思いをさせてしまい」(号泣しながら)
きらら:「全部黒幕の仕業だったんだから、ランプは悪くないよ」
マッチ:「きらら、ランプは本当に心配していたんだよ。僕は実はきららが見えていたんだけど、不貞腐れていたきららは聞く耳を持たなかったから」
きらら:「あの時私のこと見えていたの!ゴメンね無視して」
マッチ:「結果オーライだね」
クレア:「きららさんがいなかったあの日もずっといたなんて気づきませんでした」
きらら:「クレア、無視したと疑ってゴメンね」
クレア:「いえいえ気にしないでください」
コルク:「きらら、本当に無事でよかった。もしきららがこの世からいなくなったら私の責任だと思ってた」
きらら:「コルク、夜道を注意もせずに歩いたのは私だから、気にしないで」
ポルカ:「お前も大変だったな〜。最後はアルシーヴさんと七賢者全員がきららのために揃うなんて、メリー達が聞いたら興奮するだろうな〜」
きらら:「あの時は涙が止まらなかったよ」
カンナ:「アルシーヴにやったあたしの道具が役に立つとはな〜きらら感謝しろよ」
きらら:「アレがなかったら、作戦は成功していませんでした。本当に感謝しています」
ライネ:「みんな〜黒幕は訓練所の真ん中で縛っておいてあるわ。ついてきて」
きらら:「カルダモンが昨日里に連れてきたから・・・丸一日ですか」
縛られた黒幕を里娘が囲む(カルダモンが里に持ってきて、一日中縛られた)
カンナ:「こいつがきららに呪いをかけた黒幕か」
???:「あの・・・反省しています」
ライネ:「返答次第では、私からもお仕置き追加してあげるわよ〜♪」
???:「ひ〜」
クレア:「あのオナラの匂いは、カメムシさんじゃなくって、きららさんを見えなくした貴方の仕業だったんですね」
コルク:「私の椅子にブーブークッションを仕掛けたのも」
ポルカ:「俺の自転車のサドル外したのも」
ランプ:「私のパンを横取りしたのも」
カンナ:「あたしの便所で○○して放置したのも」
ライネ:「私の体重が増えたのも」
ポルカ:「それは関係ないと」
ライネ:「何か言ったかしら?」(目で殺気)
ポルカ:「うん・・・分かってるぜ・・・」
きらら:「全部この人の仕業です!」
???:「え?私は何も」
きらら:「もう少しお仕置きが必要ですね」
???:「はい私です(チキショー、濡れ衣着せやがった!この小娘)」
コルク:「きらら、顔が変だけど?」
ランプ:「まあ兎にも角にも、めでたしめでたしです」
マッチ:「(ランプのパンを食べたのはきららの仕業だけど、言わないでおこう)」
こうしてきららは、繋がりの大切さを改めて知ったのであった。これからも召喚士としての目的を果たすために、今日も里を歩く
終わり
最後までお読みいただき感謝申し上げます。
これ本当はシリアスな作品になるのが最初の考案だったのですが、悪戯を仕掛けるプロットが大きく出てしまい、これが結果的に、きららちゃんを変態キャラにしてしまいました。本当に申し訳ございません。(前半の超絶ギャグを後半の胸熱展開が押し切った感じもありますが)
黒幕の姿については、男でも女でもどっちの解釈でも構いません(一応初期案では、女の予定だった)絵は描けないので、想像にお任せします
次回作も期待しない程度に(はよ並行執筆中を完成させよう)
面白かったです!
黒幕がきららを襲った明確な理由はわかりにくいけど「そこは引っかかる所ではない」でしょうね
次回作も期待します!
>>36
面白かったと言っていただき光栄です
黒幕がきららを狙った理由は、黒幕の一方的な逆怨みみたいなもので、きららに責任はないです(ぶっちゃけ特に大きな理由なし)
強いて言うならば、きららのパスによって繋がりを手に入れていることに対する嫉妬と推察しています(早い話がアレ)
次回作も期待しない程度に
マッチが鍵になるのかと思いきやまさかの約立たず!(マッチらしい)
きらら、全部黒幕さんになすりつけるとは…!
>>38
いつも読んでいただき感謝申し上げます。
最初はマッチもアルシーヴと共に鍵になる予定だったんですが、時間の流れ的に面倒くさくなり、結局里に残る形にしました。
まあ黒幕がきららにしたことを考えたら、擦り付けるのは、不合理でもないと思います(アルシーヴに気づかれなかったら、きららの命の危機もあった)
次回作も期待しない程度に
この作品を投稿して、今日手に入れた確定チケットを回したら、きららちゃんが当たりました。
やっぱり愛は大事ですね
>>41
読んでいただき感謝申し上げます。(久しぶりに感想ありがとうございます)
濡れ衣だけど、黒幕はきららを消そうとした罪がある以上、それぐらいの報いを受けてもバランスは取れていると判断しております(さすがにカンナの家で○○○したことバレたら恥ずかしいときららは思うのでww)
次回作も期待しない程度にお願いします(また並行増やしております)
pixiv版でカルダモンが黒幕を連れてくるくだりを追加しました
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