タイトル通り、きんモザメインです。
きらファンの戦闘システムを部分的に取り入れてますが設定が雑なのでガチ攻略・考察には耐えられません。
また、きららともジョジョとも関係ないネタが混ざります。
忍「ライネさんが私達に用事があると聞いて来たんですが。」
ライネ「ありがとう、来てくれたのね。
実は、この子と一緒に宝探しに行って欲しいの。」
るで子「るで子です。よろしくお願いします。」
忍「金髪!金髪少女!」
綾「シノ、初対面でそれはないわ。」
るで子「私なら大丈夫です。むしろ安心します。」
穂乃花「るで子ちゃんが金髪だから私達に依頼を?」
ライネ「それもあるけど、カレンちゃんのファンだそうだから。」
カレン「私のデスカ?」
穂乃花「さすがカレンちゃん!
違う世界にまでファンがいる
そこにシビれる!あこがれる!」
陽子「でも、どうやって知ったんだ?」
きんいろモザイクを読んで「あわて るで子」はハリウッドのスター女優にあこがれるよりも…
九条カレンにあこがれるようになったのだ!
綾「あまり追及しない方が良さそうね。」
アリス「それで、宝探しって言うのは・・・?」
ライネ「それは、この場所なんだけど、るで子ちゃんにしか
開けられない部屋があるらしいから、そこまで一緒に
行って欲しいの。」
カレン「本格的な冒険みたいでワクワクしてキマシタ。」
忍「私は金髪の仲間が増えて嬉しいです。」
アリス「むぅ〜」
穂乃花「まずは計画を立てよう。」
陽子「そうするか。」
ダークアリス
「るで子ちゃんだっけ?立ってるのも何だから座りなよ。
お茶でも飲んで…話でもしようよ……」
綾「そのお茶はダメよ。」
陽子「嫉妬でダーク化した!?」
忍「そのお茶は私が貰いますね。」
アリス「シノ!?それは…」
忍「アリスのものなら、何だって受け入れられます。」
アリス「シノ〜」
綾「浄化されたようね。」
カレン「やれやれデス。」
穂乃花「まずは船に乗るんだね。」
るで子「船の上は逃げ場がないので狙われたら危険ですね。」
カレン「私達6人にかかればどんな敵だって怖くアリマセン。」
綾「そういう言葉は危険よ。用心して行きましょう。」
るで子「エトワリアの海も私の世界と変わりないですね。」
綾「生態系は違うけどね。」
アリス「もう鮫には会いたくないよ。」
陽子「あれは悪夢だったな。」
???「私がもっと凄い悪夢を見せてあげる。
ズッケェロ仮面がお宝の情報を頂きに来たよ!」
忍「シュガーちゃんも一緒に来てくれるんですか?」
シュガー「シュガーじゃないよ!
ズッケェロ仮面って名乗ったでしょ!」
綾「イタリア語にしただけよね。」
るで子「エトワリアにイタリア語があったのが驚きですが。」
カレン「必殺技に使えそうデスネ。
『ティロ・フィナーレ』なんてドウデショウ。」
るで子「それは宮…いえ、何でもありません。」
シュガー「勝手に盛り上がってないで、財宝は私が頂くから、
素直に…えーと、なんだっけ、そう、地図とるで子
おねーちゃんを渡せば手荒な真似はしないよ。」
忍「事情は分かりませんが、請け負った仕事を放棄する
わけにはいきません。」
シュガー「仕方ないなぁ。力ずくで奪っちゃうよ。」
アリス「今更戦いたくはないけど、行くよ。」
綾「まずは私からね。」
穂乃花「次は私、えい!」
シュガー「痛ッ!これは…防御が下がってる!?
長引くと危険か、こっちから行くよ!」
綾「くっ」
シュガー「ちょっと、フラスコで攻撃して盾で受けるって
ズルくない!?」
綾「船の上なんだから水着になったっていいじゃない。
でも、何で水着の方が防御力が高いのかしら?」
陽子「今は気にするな。」
カレン「さて、準備できマシタ。」
綾「行くわよ。」
カレン「アヤヤ、ヨーコ、シュガーに
ジェットストリームアタックをかけるデス。」
陽子「お、おう?」
綾「一番は私、さらに防御を下げるわ。」
シュガー「あばっ」
陽子「私は攻撃力を上げながら攻撃。」
シュガー「あばばっ」
カレン「仕上げデース。
ツキヨノオニコーチザムライ・・・
そぉい!」
シュガー「あばばばばばばば」
穂乃花「こういうのをオーバーキルっていうんだね。」
アリス「いともたやすく行われるえげつない行為だよ。」
シュガー「酷い目にあったよ。」
カレン「このカレン容赦せんデス!」
アリス「どうして私達を狙ってきたの?」
シュガー「それは、お宝が欲しくて…」
忍「シュガーがそんなことをする子じゃないことは
分かっています。」
シュガー「う…」
綾「誰かの指示よね。」
穂乃花「七賢者に指示を出せるのってアルシーヴ
ぐらいだよね。」
陽子「でも、何のためにそんなことするんだろう?」
カレン「考えても仕方ないデス。
冒険を続ければ自ずと分かるはずデス。」
るで子「巻き込んでしまってすいません。」
忍「そんなことはありません。これも思い出になりますし、
るで子ちゃんの金髪も愛でられますから。」
陽子「髪はシノだけと思うけど、巻き込まれたなんて
思ってないからな。」
るで子「ありがとうございます。
みなさん、イメージ通りで安心します。」
穂乃花「岸に着くまで時間あるし、お茶にしようか。」
陽子「いつの間に持ち込んだんだ。」
忍「イギリス流の砲火後ティータイムです。」
アリス「イギリスが誤解されてるよ。」
綾「軽音部と区別がつかないわね。」
カレン「いっそ、リツ達とアフタヌーンティーを
してみたいデス。」
るで子「それは楽しそうですね。」
−きんモザ×けいおん!クロスシナリオは−
描かれることはなかった…。
メインキャラだけで11人いると他作品が入る余地がないが、
2作品だけではエトワリアのイベントとしては難しいのだ。
そして 自分で書きたいと思ってもアイデアがないので
−そのうち作者は 考えるのをやめた
忍「シュガーちゃんも一緒に食べましょう。」
シュガー「いいの!?」
穂乃花「もちろん、みんなで食べた方が楽しいからね。」
シュガー「スコーンってあんまり甘くないんだね。」
忍「そういうときは、ジャムをたくさんつけるといいです。」
シュガー「ほんとだ、シノお姉ちゃんありがとう。」
忍「ココアちゃんに教えてもらったんです。」
綾「シノっていつの間にか仲良くなってるわよね。」
忍「ココアちゃんは妹みたいで可愛いです。」
アリス「私はお姉ちゃんだからね。」
陽子「アリスが姉?」
忍「アリスは特別なので、あまり考えたことありませんでした。」
アリス「シノ ///」
アリス「やっと岸に着いたよ。」
穂乃花「多分、ソルトが攻めてくるよね。」
忍「争わないように説得できないでしょうか。」
シュガー「それは無理ね。
私達は、一度請け負ったら相手が誰でも退かないから。」
カレン「やっぱりそうなるデスネ。」
るで子「七賢者全員と戦うことは覚悟しないといけないのでしょうか。」
陽子「そのつもりでいた方が良さそうだな。」
綾「手の内はある程度分かってるから、作戦を考えておきましょう。」
忍(今、金髪が見えました。追いかけましょう。)
忍(確か、こっちに…)
???「本当に誘い出されるんですね。」
忍「ソルト!?じゃあ、さっきの金髪少女は…?」
ソルト「私はサーレー仮面、いやソルトでいいです。
そう、私が化けた姿です。」
忍「いっそ、いつも金髪の姿でもいいんですが。」
ソルト「6人相手では不利なので分散してもらいました。」
忍「戦うしかないのですね。」
ソルト「覚悟の準備をしてください。」
忍「分身ってズルくないですか?」
ソルト「僧侶と戦士を使い分ける方がズルいと思いますが。」
忍「ソルトも僧侶になればいいのではないですか?」
ソルト「…」
忍「そりゃッ!」
ソルト「くっ、何故本体が分かったのですか?」
忍「それが本体だったんですか?
全部倒すつもりだったので最初が本体でラッキーでした。」
ソルト「考えないで動くことも必要ということですね。見事です。」
アリス「シノがいないよ!?」
陽子「トイレかな?」
綾「探すにしても、下手に動いて迷子になってもいけないわね。」
るで子「戻って来ました。ソルトも一緒です。」
アリス「じゃあ、ひとりでソルトに勝ったんだ。
凄いよ、シノ!」
綾「結果的に勝てたから良かったけど、単独行動は危険よ。」
忍「すいません、金髪を見てつい…。」
陽子「アリスに監視してもらうか。」
アリス「任せて。」
忍「アリスになら監視されても問題ないです。」
穂乃花「シュガーちゃんとソルトちゃんのこと、どうしよう。」
カレン「一緒に来てくれればいいのデスガ。」
ソルト「さすがにそこまで馴れ合うわけにはいきません。」
忍「では、輪切りにして神殿に送れば襲撃をやめてくれるでしょうか。」
一同「・・・」
忍「ジョークですので笑ってください。」
陽子「本気じゃなくて良かったよ。」
穂乃花「2人とは一度お別れだね。」
ソルト「失敗した以上、再戦するつもりはありません。」
シュガー「今度はフツーに遊ぼうね。」
カレン「いつでも里に来てくだサイ。」
るで子「神殿の方とはいつもこんな感じなんですか?」
陽子「運動会とかで競うことはあっても仲間だからな。」
るで子「そうですよね、戦いたくはないですね。」
カルダモン「そうでもないよ。」
陽子「刺客来るの速くない?」
カルダモン「神殿の仕事って面倒なものも多くてね、
気分転換というか、強者と本気で手合わせ
できる機会って貴重なんだよね。」
セサミ「そういうわけで、任務と試合を兼ねて行かせて
もらいます。」
カルダモン「まずは私から。」
カレン「うっ、体が動かないデース。」
カルダモン「攻撃の要に如何に火力を出させないか考えるだろう?
誰だって そーする、私もそーする。」
綾「私達の手の内も知られてるというわけね。
でも、攻撃できるのはカレンだけじゃないのよ。
防御Down。」
カルダモン「隙あり。」
綾「きゃあっ。」
カルダモン「攻撃後の隙を突いて、盾に持ち替える前に
攻撃すればアルケミストとしてダメージを
受けるよね。」
セサミ「そこで、私が追撃します。」
綾「みんな…ごめんなさい。」
陽子「綾ァァァァッ!」
カルダモン「彼女のデバフも厄介だからね。」
穂乃花「それだけじゃない、セサミの全体攻撃でみんな
ピンチだよ。」
アリス「でも、バフを掛けたりしたから、とっておきが
使えるよ。」
忍「私が最初に回復します。陽子ちゃんと穂乃花ちゃんが
続けてカルダモンを狙ってください。」
陽子「わ、分かった。」
穂乃花「行くよ。」
カルダモン「ぐっ。」
るで子「カルダモンは素早い代わりにやや耐久が低いから
バフデバフが最大でなくても倒せる、悪くとも
スタンが取れるから追撃で行ける、ということ
ですか。」
カルダモン「咄嗟の判断でそれができるのだから、
大したものだよ。」
陽子「綾がデバフをかけてくれたおかげだな。」
カルダモン「でも、カレンの麻痺は…解除しない。」
カレン「スキルの効果…おかしくないデスカ?」
セサミ「その『覚悟』、私が引き継ぎます。」
穂乃花「単純な魔法攻撃だけなのに、ダメージが厳しいよ。」
陽子「これでも、魔法攻撃下がってるんだよな。」
アリス「下げたよ、だから。
今度は攻撃していくよ。」
セサミ「サンタ姿では迫力に欠けますね。」
アリス「そんな格好の人に言われたくないよ!」
セサミ「これは正装と言っているでしょう。」
忍「属性相性が…私はもうダメです。」
アリス「シノが倒れたら回復ができなくなっちゃう!」
忍「すみません…アリス、穂乃花ちゃん、これを…」
アリス「イギリスで拾った石?」
穂乃花「これは、金髪…?そうか!」
セサミ「これ以上は、粘れなさそうですね。」
穂乃花「カレンちゃん、借りるね。」
カレン「ホノカ、ナニヲ?」
セサミ「カレンさんの専用武器でバフをかけて次の
一撃で仕留める、なるほど完璧な作戦ですね。
不可能だという点に目をつぶればですが。」
穂乃花「金髪に不可能はないッ!
エターナル波動剣ッ!」
セサミ「まさか、他人の専用武器を使うなんて!?」
穂乃花「他人じゃないよ……
今の私にはカレンちゃんの魂が宿っているッ!
行くよッ!」
陽子「3連、私からだなッ!」
アリス「イギリスの石、ツインドライブッ!」
穂乃花「金・髪・同・盟!!」
セサミ「もはや…これまで。」
カルダモン「参ったね。これほどまでとは。」
セサミ「興味深かったです。」
アリス「危なかったよ。」
カルダモン「詫びってわけじゃないけど、
私の作ったパンをあげるよ。」
忍「カルダモンってぱんつくれるんですね。」
カルダモン「新しくできたパン屋で体験させてもらったんだ。」
綾「ありがとう、いただくわ。」
穂乃花「今度は平和的に会えるといいね。」
カルダモン「機会があったらね。」
to be continued
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
続きは明日投稿する予定です。
戦闘設定は深く考えてないですが謎能力で早着替えしてるとでもしておいてください。上手い説明があったら後付設定するので教えてください。
>>33
コメントありがとうございます。
説明になってましたか。良かったです。
続きを投稿していきます。
るで子「あれから襲撃がありませんね。」
綾「でも、七賢者が全員来るならあと3人はいるわ。
油断はしないで。」
忍「こんなところに鏡があります。」
陽子「確かに不自然だな。」
忍「鏡の中に誰かいます。」
カレン「私達しか映っていないデスヨ?」
忍「来ます!気を付けて!」
忍「アリス?カレン?みんなどこです?」
ハッカ「誰も来ない。この世界は私とあなただけ。」
忍「ここは、ハッカが作った世界ですか?」
ハッカ「理解が速くて助かる。
ついでに、宝の地図を渡して欲しい。」
忍「それはできません。一人でも戦います。」
ハッカ「仕方ない、力づくで奪う。」
アリス「シノが消えた!?」
陽子「まさか、鏡の中に連れ去られたのか?」
綾「鏡に『中の世界』なんてないわよ…
ファンタジーやメルヘンじゃないんだから。」
るで子「エトワリアは結構ファンタジーだと思いますが。」
アリス「そういえば、本の中の世界なんてのもあったよ。」
穂乃花「世界を作る能力の持ち主ならいたよね。」
カレン「きっとそれデース。」
陽子「く、シノ…」
アリス「きっと大丈夫だよ。今はシノを信じて、
私達にできることで備えようよ。」
るで子「ええ、忍さんが簡単にやられるはずはないですね。」
忍「回復持ち同士では決着がつきません。」
ハッカ「同意、しかし戦闘に勝つのが目的ではない。
さっき、落とした地図を拾ったのでこれで
目的の半分は達成。」
忍「いつの間に!?」
ハッカ「後は、鍵となるるで子を引き込むだけ。」
忍「そんな、私がうっかりしたばかりに…」
ハッカ「るで子の引き込み完了。離脱する。」
るで子?「そうはいかないデース。」
ハッカ「!?」
忍「カレン!」
カレン「るで子が狙われると予想して、見た目が似てる
私が服を交換していたのデース。」
ハッカ「失敗。今度こそるで子を確保する。」
カレン「させないデース。
シノが時間を稼いでくれたおかげで、着替えだけでなく
バフを特盛りにする時間もありまシタ。」
ハッカ「一端、退却。立て直す。」
忍「待ってください。」
カレン「大丈夫デース。」
綾「出てきたわね。」
陽子「バフを盛ってたのはカレンだけじゃないぞ。」
アリス「いろいろな武器を持って来たのが役に立ったね。」
穂乃花「地図と2人は返してもらうよ。」
ハッカ「…降参。返却。」
忍「ここは…、戻ってきたみたいですね。」
カレン「アリスの作戦、成功デース。」
綾「大変、るで子が倒れてるわ。」
陽子「何かされたのか?」
るで子「カレンさんのぬくもりに包まれて…
もう悔いはありません。」
アリス「魂抜けかけてるよ。戻って来て!」
穂乃花「イイナァ…」
るで子「ハッ。
すいません、抜け駆けするつもりはなかったんです。」
穂乃花「るで子ちゃんは悪くないよ。
タダウラヤマシイナァッテ」
るで子「カレンさん、服は戻しましょう。」
カレン「了解デース。」
陽子「あとはジンジャーとフェンネルか。」
忍「戦わずに済めばその方がいいんですが。」
綾「任務に忠実だから、まずそんなことはないでしょうね。」
ジンジャー「そういうことだ。理解してくれて嬉しいぜ。」
穂乃花「来たね。みんな行くよ。」
ジンジャー「提案だが、一人ずつ戦わないか?」
アリス「連携できないと私達不利だよね。」
ジンジャー「そうなっちまうが、単純に正面からやりあって
みたかったんだ。」
カレン「受けて立つデース。」
ジンジャー「やはりそう来たか。」
カレン「七賢者最大のパワー、全力でぶつけるがいいデス。」
ジンジャー「見せて貰おうか、エターナルそぉいの威力とやらを。」
カレン「そぉい!」
ジンジャー「どっせい!」
ばつぐん!
ばつぐん!
綾「相打ちね。」
ジンジャー「ああ、だがお前達の勝ちだ。」
アリス「どういうこと?」
ジンジャー「そっちは後5人戦えるだろう?」
陽子「微妙に納得いかない気もするな。」
ジンジャー「最初に言われた通り、連携してこそのクリエメイトだ。
それが1対1で相打ちなんだからな。」
忍「やっぱり、カレンは凄いですね。」
ジンジャー「そういうことになるかな。
また、いつでも私の街に来てくれよ。
金髪同盟として歓迎するからな。」
穂乃花「この宝探しが終わったらきっと行くよ。
勝負して、まだ弱いってバカにされるのもけっこういいかもね。
特製のパフェも食べたいな。
実家で出してたような大きなパフェが。
マカロンものせてもらおう。」
ジンジャー「お、おう、待ってるぜ。」
フェンネル「さて、次は私の番ですね。」
陽子「連戦扱いなのか?Wave2か?」
フェンネル「そんなところです。
今回は特別な攻撃で行きます。」
るで子「あれ、スタンドというものでしょうか。」
アリス「ちょっと違う気がするよ。」
フェンネル「行け!ファンネルッ!」
穂乃花「やっぱり。」
綾「そんなシャレのためにオールレンジ攻撃されるなんて。」
陽子「踏み込みが足りん!」
フェンネル「日本刀で全て切り払った!?なんて無茶な。」
綾「この場合の踏み込みって何かしら。」
陽子「これで変な攻撃は使えないな。」
フェンネル「これ以上は無理そうね。撤退するわ。」
アリス「諦めるの速っ」
フェンネル「アルシーヴ様以外から叩かれても気持ち良くないもの。」
綾(アルシーヴからなら良いのね…)
忍「これで七賢者全員と戦ったので、後はこの場所に行くだけですね。」
ソフィー「悪いが、安堵するのは早いようだな。」
灯「お人形さんみたいで可愛い子がいるね。お持ち帰りしたいなぁ。」
綾「まだ刺客がいたのね。初めて見る人ね。」
忍「分かりますか?そちらの方の銀髪も素敵ですよ。」
灯「うんうん、いいよね。」
忍「でも、アリスは渡しません。」
灯「ソフィーちゃんも渡せないよ。」
ソフィー「灯が2人になったみたいだな。」
忍「そうだ、お互いの髪の毛を交換しませんか?
それでこの場は収めましょう。」
灯「それでいいかなぁ。」
ソフィー「人を勝手に取引材料にするな。
それに、依頼はどうするんだ。
…吸血鬼が女神の依頼を受けていいものか疑問だが。」
忍「交渉決裂してしまいました。」
陽子「そりゃそうだろ。」
穂乃花「やるしかないんだね。」
カレン「そうと決まればセオリー通り、攻撃力の高そうな方から
確実に倒していくデス。」
綾「行くわよ。」
陽子「とうっ!」
カレン「そぉい!」
灯「ソフィーちゃんには手出しさせない!」
ソフィー「お、おい。」
陽子「かばった!?」
カレン「あっぱれデス。」
ソフィー「なっ!何をするだァーッ!ゆるさんッ!」
灯「ソフィーちゃんが無事で…良かったよ…。」
ソフィー「もう…"任務"が動機ではない…。灯…私は君のために戦う…。」
綾「もしかして、一方を倒すと残った方がパワーアップする
タイプだったんじゃ…。」
アリス「もう遅いよ。」
忍「来ます…!」
ソフィー「ロードローラーだッ!」
穂乃花「カレンちゃん、危ない!」
るで子「カレンさんッ!」
陽子「くっ、3人が下敷きに…。」
忍「きっと、2人がカレンを守ってくれます。」
アリス「そうだよ、今は目の前の相手をっ。」
ソフィー「しまった、日除けのフードが燃えたか。
灯の手当ても必要だ、退却しよう。」
アリス「逃げるの!?」
綾「追う必要はないわ。それよりカレン達を。」
陽子「よし、まずは
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!」
アリス「これがジャパニーズソード。」
綾「私の知ってる日本刀は重機をバラバラにはしないわ。」
陽子「ポルカの鍛冶は世界一イイイイイイ」
忍「これでどかしやすくなりました。早く助けましょう。」
アリス「いたよ。ほぼ無傷みたい。」
忍「信じてはいましたが、安心しました。」
綾「なんだか、金属のはずなのにカレンの周りだけ
ぶよぶよしてわね。」
るで子「私の能力です。戦う力はありませんが、
役に立って良かったです。」
カレン「るで子とカレンが守ってくれまシタ。」
るで子「守られるだけのヒロインではいたく
ありませんから。」
カレン「穂乃花、るで子、ありがとうデス。」
穂乃花「そんな、当然のことだよ。」
るで子「ファンですから。」
カレン「ファンでいてくれることも含めて、感謝デス。」
綾「そろそろ目的地ね。」
エリー「よく来たわね。私が相手よ。」
陽子「空からかよ。」
忍「金髪!金髪!」
エリー「なんか調子狂うわね。
まあいいわ、人間はこれが苦手なのよね。」
ごきチャ「私達、ここにいていいんでしょうか?」
ちゃば「いいも何も、どこに行ったって嫌われるんだから
気にするな。」
ごきチャ「そうじゃなくて、きらら警察っていう人が来て
『同人誌版が原作だからきららアニメじゃない』って
怒られるらしいです。」
ちゃば「アニメから来たなんて一言も言ってねーし。」
ごきチャ「そうでした。」
ちゃば「だいたい、あたしらを連れてきた人間はきららに
かすってもないからな。」
ごきチャ「人間じゃないですけどね。」
綾「きゃあぁぁぁぁ」
穂乃花「虫が降ってきた!?」
忍「可愛い顔してかつてない非道です…。」
アリス「シノ、しっかり、うわぁぁぁ。」
カレン「こっち来るなデース。」
るで子「い、いや…。」
陽子「なんてことを…。」
ひなた「うわぁ、エリーはえげつないことするなぁ。
近づきたくないから遠くから魔法で攻撃しよう。」
カレン「うっ、何か飛んできたデス。」
エリー「慌ててるわね。
この隙にるで子を連れていくわ。」
アリス「させないよ!」
エリー「あら、あなたも飛べるのね。
飛んで逃げてきたのかしら?」
アリス「逃げたんじゃないよ。
シノや皆に酷いことをして、許さないんだからッ!」
カレン「精神攻撃と魔法攻撃でワタジノミモコゴロモボドボドデース。」
ひなた「ちょっと心が痛むけど、灯の敵…とらせてもらうぞ。」
穂乃花「さっきから!カレンちゃんは悪くないよッ!」
穂乃花「人を『襲撃』するって事は逆に『返り討ち』に合う
かもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』
ってわけだよね…
カレンちゃんを恨むのはただの逆恨みだよッ!」
ひなた「守ろうとする意志が虫への恐怖を上回ったのかッ?
こいつには守ると言ったら守る……『スゴ味』があるッ!」
穂乃花「これ以上カレンちゃんを傷つけさせないッ!」
ひなた「向かってくるのならッ!」
エリー「人間が吸血鬼に勝てると思うの?」
アリス「今の私には、クリエメイトの力と、シノから貰った力があるッ!」
エリー「そんな石っころで何ができるというのよ。」
アリス「ただの石じゃないよ…。」
エリー「ちょっと、何で巨大化するのよ。」
アリス「空を飛ぶ相手には、岩が効くって誰かが言ってたよ。」
こうかは ばつぐんだッ!
エリー「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」
陽子「岩で押しつぶすって結構エグイよな。」
アリス「つい…。」
エリー「やれやれ、散々ね。服も汚れちゃったし。」
陽子「割と平気なんだな。」
エリー「ひなた、帰るわよ、って何やられてるのよ。」
ひなた「すまん、エリー。相打ちには持ち込んだんだが。」
エリー「仕方ないわね。」
ひなた「ちょ、エリー、何するんだ?」
エリー「めんどうだから飛んで行くわよ。
落ちないように気を付けなさい。」
ひなた「エリーにお姫様抱っこされるとは思わなかったな…。」
陽子「さっきの石で虫も逃げていったし、何とかなったな。」
アリス「シノ、しっかりして、シノ!
そうだ、金髪を被せれば…」
忍「ハッ」
陽子「おい、綾、しっかりしろ!」
カレン「そんなときは王子様のキスデース。」
陽子「カレン、無事だったか。」
カレン「穂乃花のおかげデス。」
陽子「ところで、王子様って何だ?」
カレン「陽子に決まってるデス。」
穂乃花「陽子ちゃん、綾ちゃんを目覚めさせよう。」
陽子「すまん、綾。」
綾「!!!???!!!?!!」
綾「ななななな何してるのよ!?」
陽子「え、ほら、そう、起きないから人工呼吸を…」
綾「よ、陽子のヘタクソ!」
陽子「へた?」
綾「何で人工呼吸でく、唇が重なるのよ。
口で口を覆うようにするものでしょ。
気道の確保もしてないし、やり直しよ!」
カレン「なんで救急救命講座になってるデス?」
陽子「やり直しって人工呼吸をか?」
綾「そ、そうじゃなくて、もう、もっとちゃんとした
形でっていうか…。」
穂乃花「でも、カレンちゃんが言ったように、眠れる
お姫様を王子様のキスで目覚めさせる、これ
以上ないくらいの場面だったよ。」
綾「////////////」
ソラ「これは、予想以上のものが見れたわ。」
アルシーヴ「ソラ様、探しましたよ。」
ソラ「アルシーヴ?」
アルシーヴ「務めの放棄、七賢者への勝手な指示、
クリエメイトへの被害、自重してください。」
ソラ「でも、仲間と試練を乗り越えてこそ得られる絆、
それにより多くのクリエが・・・」
アルシーヴ「尤もらしい理由を後付していないで彼女達に
謝りに行きますよ。」
アルシーヴ「・・・というわけで、大変すまなかった。」
ソラ「ごめんなさい…。」
アリス「七賢者に指示していたのはアルシーヴじゃなくて
ソラ様だったんだ。」
アルシーヴ「神殿として何か詫びをしたい。」
忍「では、ソラ様の髪をください。」
アルシーヴ「そんなもので良ければ、いくらでも持って行ってくれ。」
ソラ「お安い御用だけど、そんなものって…。」
忍「金髪♪金髪♪」
アルシーヴ「他の者も要望があったら言ってくれ。」
るで子「では、10回召喚に☆5確定枠を付けてください。」
アルシーヴ「すまないが、それは召喚士の領分だ。
我々にはどうしようもない。」
るで子「そんな気はしていました。」
アルシーヴ「今すぐでなくてもいい。思い付いたらいつでも言ってくれ。
借りは返したいのでな。」
カレン「考えておきマース。」
綾「いろいろあったけど、ここが目的地ね。」
穂乃花「扉に鍵がかかってる、まあそうだよね。」
忍「内側のスイッチを押すと開くらしいです。」
陽子「どうやって押すんだよ。」
るで子「扉を柔らかくして押し込めば、外側から押せます。」
アリス「るで子が必要って言うのはこのことだったのかな?」
カレン「倉庫みたいデス。宝物庫って言うんデショウカ?」
綾「石でできたお面とか変な矢とか、価値のあるものなのかしら。」
忍「可愛い洋服もあります。アリスに着せたくなります。」
アリス「もう、シノってば。」
穂乃花「カレンちゃんにも似合いそう。」
忍「宝というのは洋服のワンピースだったんですね。」ドン
るで子「多分、違うと思います。」
陽子「奥にまた扉があるぞ。」
アリス「合言葉?」
忍「古典的な鍵ですね。」
るで子「これですね。
MAX!キャラット!ミラク!フォワード!マギカ!」
陽子「開いた!?」
穂乃花「どこかで聞いた呪文だね。」
カレン「やすなのなんちゃって呪文に似てるデース。」
綾「あれ、デタラメじゃなかったんだ。」
アリス「やすなの場合はデタラメだと思うけど。」
カレン「何があるデショウ?」
穂乃花「凄い、星彩石がこんなにたくさん。」
忍「本当です、どうしてこんなにあるんでしょうか。」
るで子「実は、私の世界にも、聖典とは違う形でここでいう
クリエメイトの方の物語があるんです。」
アリス「るで子はそれでカレンや私達のことを知ったんだね。」
るで子「はい。それで、やはり同じように物語や登場人物を
愛する想いがあり、それが運営への課金となって
この世界を支えて…違いました。」
綾「聞いてはいけないことを聞いてしまった気がするわ。」
るで子「えーと、つまり、想いが世界を越えて、星彩石という
形でここに集まってきているらしいんです。」
陽子「なんか凄いな。でも、里の中に出て来ればいいのに。」
るで子「場所は決められないようです。」
忍「仕方ないですね。持って帰れるだけ持って帰りましょう。」
ライネ「お疲れ様。凄い収穫ね。」
アリス「大変だったけど、行った甲斐があったよ。
冒険と思えば楽しかったし。」
綾「そうね…。 ///」
カレン「この星彩石には私達以外のクリエメイトに対する
愛も含まれているのデショウ。
里の共有財産にしまセンカ?」
陽子「それがいいな。」
ライネ「あなた達から言ってくれると助かるわ。でも、取りに
行ってくれた報酬が必要よね。
そうね、1人、狙いが出るまで召喚するっていうのは
どうかしら。」
忍「だったら、誰を狙うかるで子ちゃんに決めてもらいましょう。」
るで子「いいんですか?」
穂乃花「もちろんだよ。」
るで子「だったら、カレンさんの新しい衣装が欲しいです。」
綾「そう言うと思ったわ。」
穂乃花「早速、きららちゃんを誘って召喚の館に行こう。」
忍「善は急げですね。」
カレン「やるデース!」
- 完 -
再び、読んでくださった方ありがとうございます。
タイトルになってるのにるで子さんの印象が薄かったように思います。誰かもっとちゃんと主人公してるssをお願いします。(丸投げ)
ソフィー達は元から住人かもしれないし別の召喚士がいるのかもしれないし何故かいる程度の存在です。
まさかのキャラクターたちでした()
るで子さんのカレン狂い感がよかったです
そしてもはや呪文としても残っていないカリノ…
>>75
ありがとうございます。
となりの吸血鬼さんは絡めて語られることが多い相性の良さから出演してもらいました。一瞬出てきた2人(?)は話の流れに乗せられそうだったので。
るで子さんは穂乃花と被らないように抑えてたはずなのですが…?
カリノが入ってないのはひとえに見識不足です。申し訳ナス。
- WEB PATIO -