初投稿です
ルールや設定、文章力ガバガバなのはご容赦を
主要作品は
けいおん!、ごちうさ、あっちこっち、GA
になります。
〜放課後ティータイム部室〜
唯「せっかくエトワリアに来たから他のみんなと一緒に遊びたいよね〜」
律「気の合う友達が出来たのにあんまり関わりが少ないのはな〜」
紬「私も色んな人たちの仲を見ていたいわぁ〜」
律「ムギが仲良くしなくてどうするんだよ(ちょっぷ)」
澪「うう……、課外交流は慣れない……」
梓「私も皆さんに会うまではソロでやってましたし得意ではないかもですが、せっかくなので交流を深めたいです!」
〜ラビットハウス〜
ココア「エトワリアに来たからもっと妹を増やしたいよ!」
チノ「妹だったら誰でも良いんですか」
ココア「勿論チノちゃんが一番だよ〜!」
チノ「暑いので離れて下さい」
千夜「でも、ココアちゃんの言うとおり、もっと色んな人たちと仲良くなりたいわ」
リゼ「私は第一印象が悪いから、正直あまり関わりたくない……」
シャロ「大丈夫ですリゼ先輩!いざという時は一緒に逃げましょう!」
ココア「愛の逃避行!?」
千夜「駄目よシャロちゃん、そんな面白く無い事は許されないわ」
チノ(最近、フユさんと仲良くなれました。エトワリアに来た機会に人付き合いが上手になれれば良いのですが……)
〜美術室〜
キョージュ「………………」
ノダミキ「始まったね」
友兼「ああ」
如月「どうしました?」
ナミコ「雅(キョージュ)がトランスモードに入った」
ノダミキ「今度はどうなるんだろ?」
キョージュ「……おかしいと思わないか?」
友兼「な、何がだ?」
キョージュ「……如月殿と野田殿と友兼殿が先にエトワリアに来て、ナミコ殿と私は後からエトワリアに来た」
キョージュ「……3人はクロ殿と一緒に冒険をしたというのに我々は数ヶ月後に召喚されて以来、特にこれといった出来事は無い」
キョージュ「……おかしいと思わないか?」
如月・友兼・ノダ「うっ……」
ナミコ(雅も嫉妬するんだなー……)
キョージュ「……個人的な思いはさておき、エトワリアに来た以上は感性の錬磨として他校の生徒の交流はしておかないと損だろう」
如月「な、ナミコさんはどう思います?」
ナミコ「ノダと友兼の面倒見れる友達出来たら良いけど見たところ他にも手を焼くメンバーいそうだし半々かなぁ……」
〜情報処理部〜
ゆず子「えぇっくしょい!」
〜はちぽち〜
伊御「あ、★5出た」
真宵「何じゃとう!?」
榊「……お前、これで何枚目だ?」
伊御「★5フル覚醒がこれで50人、★5だけなら121人くらいかな」
姫「無課金でそれは凄すぎですぅ!」
伊御「つみき、頭痛いからかじらないで」
つみき「がうぅ……」
真宵「伊御さんが★5の女の子を出すたびにちゅみきさんがジェバフォッッ!!」
姫「真宵さーん!!」
榊「相変わらず御庭(つみき)の打撃は凄いな……って、真宵?」
姫「壁にめり込んだ真宵さんが時空の渦に吸い込まれて行きました!?」
榊「御庭お前、そんな事も出来るようになったのか……」
つみき「(フルフル)」
伊御「それより、真宵をどうにかしないと。おーい、真宵ー……、っ、吸い込まれる!?」
つみき「伊御、行っちゃ駄目っ……!」
榊「伊御!御庭!」
姫「榊さん!」
努力空しく、全員吸い込まれてしまった。
ソラ様の召集の下、きららとランプとマッチが引率を担当し、放課後ティータイム、ラビットハウスと尼卯庵、彩井高校2年GAのメンバーがきんいろ大使館に集まった。
唯「おー、広いね〜」
ノダミキ「唯ちゃんタッチ」
友兼「色オニの開始だァ!」
唯「えぇっ!?じゃあ赤!待て〜!」
如月「きんいろ大使館は私も初めて入ります。ふふっ、留学生のマリーちゃんを思い出しますね」
シノ「新たな金髪の方ですかッ!?」
ココア「ヴェアァッ!?シノちゃん、いつの間に!?」
チノ「何でしょう、この複雑な気分は」
千夜「あら、ヤキモチかしら?」
チノ「違います」
キョージュ「大勢で賑わうのも、良いものだな」
リゼ「ナミコさんから聞いたぞ、キョージュさんは今日を待ち望んでいたとか」
ナミコ「雅は高校に入ってから1人で下校した事がなくなって以来、人と関わる事を好むようになっていったんだ」
澪「ほぉー?中学までソロだった梓と似てるな?」
梓「み、澪先輩〜、からかわないで下さいよ〜」
紬「(沢山の女の子を眺めながら)幸せ〜」
シノ「(金髪の紬と金髪のシャロを眺めながら)幸せ〜」
シャロ「ムギちゃんとシノちゃんって変な所で似てるわね……」
律「ムギはおっとりしていて暴走癖があるんだよな〜。澪が初対面の人と馴染めてるのが意外だけど」
賑わう中、ランプはスピーカーを持って話し始めた。
因みに噂を聞いたアリスがダーク化。ダークアリスは勇にけしかけ、勢いに負けた勇がシノを連れて帰り、シノを取り戻したアリスは無事にホーリーアリスに戻った。その後穂乃香には自分だけ金髪を眺めるなんてズルい!私も連れて行って!と言われたとか何とか。
ランプ「皆様!本日はきんいろ大使館に集まって頂き、誠にありがとうございます!」
ナミコ「おいノダと友兼と平沢さん!色オニはその辺にしておけよー」
唯「じゃあこのオニをランプちゃんに捧げます(結局終始オニのままだった)」
ランプ「はぅう!唯様からオニの資格を!誠にありがとうございます!生涯大切にさせて頂きます!」
きらら「それ、負けって事なんだよ……?ところでランプ、3チーム集まっているけど後1チームは?」
ランプ「はい!今回は私が時空を歪ませてクリエメイトを召喚します!」
きらら「えっ、まさか禁断のオーダーじゃないよね?」
ランプ「違いますよきららさん!単に時空を歪ませるだけです!最近楠木ともり様も時空を歪ませる事に成功した上にノダ様もハサミで時空を切り裂いた事もあるくらいなんです!クリエメイト様に会えるならこれくらい、私にだって出来ます♪」
如月「何でしょう、あの時以上に一線を越えてる気がします……」
千夜「大丈夫よ。もし危ない魔法だったら既にソラ様やアルシーヴ先生が駆けつけているはずよ」
梓「……絶対そういう問題じゃないですよね?」
ランプ「あっ、そろそろ来るはずですよ!」
空間に切れ目が現れて、はちぽちにいたメンバーが着地した。
つみき「ここは?」
伊御「つみき、とみんなもいるか。ひとまず良かった」
ランプ「では皆様!策略ゲームを始めますよ!」
真宵「待つんじゃよ!私らはいきなり連れて来られたんじゃから元の世界に返して欲しいんじゃよ!」
つみき「そうね。ランプが呼んだのならば今すぐ戻して欲しいわ」
ランプは神速の速さでつみきに接近した。
ランプ「今から皆様でやるゲームにつみき様が勝利したら、伊御様を好きに出来る権利を与えますよ♪」
つみき
_人人人人人人人人人_
>!!!!!!!!!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
榊「おーい、誰が連れて来たか知らないが俺達を元の世界に戻してく
つみき「ゲームをやってから帰るわよ」
姫「つみきさん!?目がコワイ!!」
真宵「一旦何を吹き込まれたんじゃ?」
榊「……いや、大体察しはつくか」
姫「ら、ランプさん。終わったら私たちを元の世界に戻してくれますよね?」
ランプ「はい!それは勿論!」
真宵「ならまぁ、良いんじゃよ」
伊御「ランプ、つみきに何を吹き込んだんだ?」
ランプ「さて、準備も整ったのでルール説明と行きましょう!勝利したチームは豪華魔法商品がありますよ!」
伊御「聞いてくれよ……」
マッチ「ごめんね伊御君。ルールはこんな感じだからね」
<基本ルール>
・トランプ1組だけを使用し、各チーム6枚配られる
・手持ちのカードの数字を足した数がチームの得点に与えられる
・合計得点が1番大きいチームが優勝
・手持ちの3枚を非公表、残り全て公表する
・余ったカードは、ゲームマスターの手持ちカードとする
・ゲームマスターはゲームに参加しないが1つのチーム扱いであり、プレイヤーはゲームマスターの指示に遵守する事
・各チーム、2つルールを追加で設定可能
律「なる程?ルールを設定出来るのか……?」
マッチ「はい!ルールをどう決めるかがこのゲームの大きな大きな鍵になります!」
<追加ルールの設定のルール>
・2つのルールを各チームが設定し、ゲームマスターに提出
・ゲームマスターがルールを矛盾なく処理可能か判断し、可能ならゲームスタート。ゲームマスターは全てのルールを把握している
・予め配られる紙に数字を振り分けられ、書かれた数字の順番にルールの効果の処理を行う
・ゲームマスターは集まったルールの紙をシャッフルし、各チームに配り直す
・ある条件を満たすとゲームオーバーになる、新たにルールを追加という設定は禁止
・基本ルールを覆すルールの設定は禁止
・他の追加ルールを封殺する設定は禁止
・チーム名指しの設定は禁止
・無限の表現、明確で無い表現(例:条件を満たした効果が、物真似をして可愛かったら得点の処理)を用いたルールの設定は禁止
チノ「つまり自分たちの設定したルールが知られる可能性があり、逆にどこかのチームが設定したルールを知る事が出来て、どのチームも完全にルールを把握する事が不可能と……」
きらら「そうだね。もし自分たちの設定したルールが戻って来ても配り直さないからね」
キョージュ「あるカードを持っていたら加点、倍にする、という具合だろうか」
マッチ「そうそう、そんな感じ」
ランプ「ではお次はゲーム進行のルール説明ですよ〜」
<ゲーム進行のルール>
1:順番が来たチームは他のチームに何か交渉を仕掛けても良い。交渉しない場合は順番をパス出来る。
―交渉例―
・カードの交換、譲渡
・追加ルールの見せ合い
きらら「但し、ゲームに関係ない情報の譲渡を用いてゲームに関する情報を得るのは禁止です。ゲームに関する情報同士で交渉しあって下さい」
真宵「そんな事しなくてもちゅみきさんの好きな人はバレバぶォッッッ!?」
つみき「…………」
きらら「ぼ、暴力を用いた交渉も禁止ですからね」
つみき「つーん」
きらら(ツンツーン、……なんちゃって)
2:交渉を仕掛けられたチームは応じるか、断るか、妥協案を出す。
・交渉成立した場合、次のチームに順番が移る
・交渉失敗した場合、ゲームマスターから1枚カードを貰い、次のチームに順番が移る。
・妥協案を出されたら応じるか、断るか、更なる妥協案を出す。基本的に妥協案は何回でも出し合えるものとする。
・順番のチームが出した妥協案が断られたら、ゲームマスターからカードを1枚貰えるが、順番のチームに出された妥協案を断ったらカードは貰えずに次のチームに順番が移る。
ランプ「順番のチームが交渉で得たカードにはおはじきを3つ乗せて、順番が回ったらそれぞれ1つ除外します。おはじきが乗ってるカードは交渉の対象外となります!」
澪「交渉で得たカードはしばらくは守られるって事だな」
3:これを繰り返し、ゲームマスターの手持ちカードが無くなるか、4連続でパスになったら交渉フェイズ終了!
マッチ「4連続のパスは即ち、全チームがパスで1周した時だからね」
千夜「全チームに交渉の意志が無いものね」
4:交渉フェイズが終了したら追加ルールの開示と全チームの手札をオープンさせて得点の計算をする。
きらら「ルールは以上となります、それでは追加ルールの設定をお願いします!」
――こうして、追加ルールが決定された。
きらら「はい、追加ルールが決定されたのですが、何とある条件を満たしてしまうとゲームオーバーにせざるを得なくなってしまいました」
一同がどよめいた。
シャロ「追加ルールの設定でゲームオーバーにしちゃ駄目なんじゃ無かったのかしら!?」
きらら「ゲームオーバーにせざるを得なくなってしまったんです」
キョージュ「ゲームオーバーにせざるを得ない……?」
きらら「ですので基本ルールにコレを追加させて頂きます」
キリが良いので今日はここまで。
続きます。
〜放課後ティータイム〜
唯「追加ルールどうしようかな?右上は5と10って書かれてるね」
律「なーに簡単だぜ!スペードのAを持っているチームにデッカい得点を与える!そして何としてでもスペードのAをゲットする!」
唯「スペードのAだと強そうに思われるから三つ葉の5みたいなカードにすれば良いんじゃないかな?」
律「それだーー!良しムギ!デッカい数を出してくれ!」
紬「私が知ってる範囲だと不可説不可説転が最高の単位だけど、ちょっと問題があるのよね」
梓「無量大数が最高じゃなかったんですか!?」
紬「無量大数は10の68乗だけど不可説不可説転は10の約37澗乗よ」
唯「37カンジョウ……?」
澪「桁違いも良いところだ……」
紬「例えばもし私たちが5000不可説不可説転点以上獲得している時に点数が2倍のルールを満たしたら、どうなるかしら?」
唯「ごせんふかせつふかせつてんてん……フフッ……」
梓「笑う所じゃないですよ……フフッ……」
律「お前ら……。でも得点が増えるならラッキーじゃないのか?」
澪「いや、どうやってその数字を呼ぶんだ?」
律「あー……、不可説不可説転の次が無いな……」
紬「この領域まで来ると1不可説不可説転点が無限に近い巨大な数よ。一応明確に表せているけど算用数字で表せ……られるのかしら?この次の単位が分からない以上、限界を突破したら無限大の表現になるわ」
梓「無限大の表現になったらどうなるんですか?」
唯「うーん、多分ゲームオーバーじゃない?私がゲームマスターならそうなったチームの扱いに困るからゲームオーバーにしちゃう」
梓「いい加減なゲームマスターじゃないですか!」
律「じゃあ梓だったらどうするんだ?」
梓「そ、それは……!」
澪「私もゲームマスターならそうする。限界まで大きい数を扱うのは危険だ」
律「じゃあその1個下の単位は?」
澪「大きい数にも弱点はあるんだ。もし条件満たして得点をマイナス1倍されたらどうする?」
律「マイナスか……!そんな設定もありか!」
紬「マイナスは二乗すれば消えるけど不可説不可説の二乗が不可説不可説転だから下手に100乗されてもドボンよ」
梓「あのー、頭から煙が出た唯先輩がオーバーヒートしてきました……」
〜頑張れあたし達〜
キョージュ「巨大な数を得るより、如何にして相手の得点を削ぐかが鍵になる。例えば逆数を取るのはかなり有効だ」
ナミコ「逆数か!確かに0以外ならどんな数も1以下になる」
キョージュ「0の場合は例外としてそのままの設定でも問題なく通るだろう」
如月「条件はどうしましょう?追加ルールは2つしか無いですよ?」
キョージュ「赤のカードの枚数だけ得点の逆数を取る。もう1つは黒のカードの枚数だけ得点の逆数を取る」
ナミコ「えぇっ!?じゃあ全部のカードが対象になるのか?」
キョージュ「だから、必ず手札を偶数にする。手札が奇数になったら必ず誰かからカードを受け取り、ゲームを終わらせてはならないし、ゲームマスターの手札が少ない時に奇数にする行為は厳禁だ」
如月「逆数のルールだけで良かったのでしょうか……?」
キョージュ「追加ルールの紙の数字は7と8だ。対戦チームが4つという事は我々の追加ルールが最後に処理されるという事だ。逆数を取ってから追加点は与えられない」
ナミコ「なる程、この勝負はカードの枚数の勝負だな。いけるんじゃないか?」
キョージュ(ジョーカーの扱いがどうなるかが懸念事項か)
友兼・ノダ「zzz」
〜はちぽち〜
真宵「紙は3と9、微妙なんじゃよ」
つみき「それでも必勝法、あるわよ」
姫「本当ですかッ!?」
つみき「問題はどう設定してドボンさせるかだけど」
伊御「ゲームオーバーにする設定は禁止じゃ無かったか?」
つみき「ゲームオーバーにするんじゃなくて、ゲームオーバーにせざるを得なくすれば良いのよ」
榊「強制ドボンなんて出来るのか?」
つみき「一か八かだけどね」
〜ラビ兎〜
ココア「うーん、ポーカーの役になったら高得点とかどうかな?」
千夜「面白いわね〜」
リゼ「ポーカーの役で特殊な効果が発動なんてのも、良いかもしれないな」
ココア「特殊な効果?」
リゼ「例えば、追加ルールを1つ知れるとか!」
シャロ「相手チームの非公開カードを知れるとか!」
ココア「チノちゃんをもふもふ出来るとか!」
チノ「何でそうなるんですか」
千夜「他のチームが条件を満たせば他のチームの人もチノちゃんをもふもふ出来るのね」
チノ「絶対駄目です。そもそもゲームに関係ないじゃないですか」
シャロ「……ココアになら大丈夫なんだ?」
チノ「ダ、ダメに決まってるじゃないですか」
ココア「(ぷくーっ)」
リゼ「(わ、私を先生って呼んでもらうのもありなのか……!?)」
シャロ「リゼ先輩?」
リゼ「なっ!何でもないっ!」
千夜「(あれは自分を『先生』って呼んでもらう事を考えたわね?)」←千夜大正解
チノ「後は、防御よりのルールも作りましょう」
リゼ「防御よりのルール?」
シャロ「例えば得点を二乗してマイナスを消しつつ、得点を増やしていく感じ。絶対値が1以下ならアドバンテージはほぼ無いけどね」
ココア「だったら二乗よりもっと良い方法があるよ!」
きらら「基本ルールに以下を追加します」
・全てのチームの得点が実数で無かった場合、それぞれ共役な複素数を掛けた数値を得点とする
澪「複素数!?ありなのか!?」
紬「盲点だったわ……」
キョージュ「数の範囲を複素数に広げただと……!?逆数では対応出来ない……」
ナミコ「って事は得点が実数で無いと数の大小比較出来なくてドボンにならざるを得ないって事か……」
ココア「やっぱり!」
チノ「ちょっと待って下さい、複素数って何ですか?」
リゼ「そうだ、チノはまだ中学生だから複素数は知らない筈だ!このルールの追加に異議あり!」
ナミコ「私も異議あり!」
梓「そうです!納得行きません!」
ランプ「皆様の意見はごもっともなのですが……」
唯・律・ノダ・友兼・姫・真宵「複素数って何(でしょう)?」
ランプ「こんな感じで各チームに分からない方々がいますので今回は大きなハンデにならないので、追加ルールの作戦勝ちとさせていただきます!」
皆「「えぇ――――!?」」
ランプ「ちなみに、複素数を予見した対策の作戦もありました!」
不満の叫びはどよめきに変わった。
キョージュ「……興味深いな。我々が想像しなかったアイデアの対策まで練っているとは」
チノ「ココアさん、もしかしてこれってココアさんの追加ルールの事ですよね?」
つみき「数学と物理が得意なのは伊達じゃ無いって事ね」
澪「あれ……、逆に勝ち筋が見えてきたんじゃないか?」
きらら「じゃあ順番を発表するね。GA→はちぽち→ラビ兎→HTT→GAの順番になります」
ランプ「それでは、追加ルールをシャッフルして各チームにお配り致します!」
マッチ「ではトランプを6枚配るよ。3枚は公表してね」
ランプ「皆様の公表カードが決まったら、いよいよゲーム開始です!勝利したチームには簡単な願いが叶う水晶玉が与えられます!今はもう絶版ですよ〜!」
つみき(勝って伊御とデート……!)
ココア(チノちゃんをもふもふしたい!)
キョージュ(この面白い時間を味わい尽くす……!)
唯(終わったらムギちゃんのケーキ……!)
ゲーム内で使われる複素数解説
一:2乗すると-1になる数を定義(文字iが使われる)
二:つまりi^2=-1(このiが一つの単位扱い)
三:iは0より大きいか小さいかを調べるとどっちでもない
四:つまり「3+2i」のように普通の数字(実数)にiの単位(虚数単位)が混じると数の大小判定が不可能
五:要するに「5km+7kg」と「3km+9kg」の大小判定は不可能みたいな感じ
六:因みにiの単位は「3i」と「2i」の大小比較も不可能
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